【ワンピース】光月おでんの死亡シーンは何巻何話？処刑の理由や壮絶な最期を解説

『ワンピース』・ワノ国編に登場する故人の光月おでんというキャラクターが今話題となっています。今読者の間で話題になっている光月おでんとは一体どのようなキャラクターなのでしょうか？まずは、『ワンピース』の作品情報と、光月おでんのプロフィールについてチェックしてみましょう。

『ワンピース』は、週刊少年ジャンプにて1997年34号より現在も連載中の漫画です。作者は尾田栄一郎です。そんな『ワンピース』は2023年11月現在の単行本既刊は107巻で、2015年6月には『最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ』としてギネス世界記録に認定されています。

長年にわたって連載されている『ワンピース』は、掲載されている週刊少年ジャンプの歴代作品の中では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』（1976年〜2016年）に次ぐ長期連載作品となっています。テレビアニメ版はフジテレビ系列で1999年から今現在も放送されており、東映アニメーション製作のアニメ作品としては最長のロングラン作品になっています。

かつてこの世の全てを手に入れた男と呼ばれた海賊王、ゴールド・ロジャー。そんなゴールド・ロジャーが遺した『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を手に入れるため、海賊王を夢見るモンキー・D・ルフィが一人で航海に出ます。モンキー・D・ルフィは、その旅路で多くの仲間たちと出会い、冒険しながら『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を目指します。

光月おでん（こうづきおでん）は、ワノ国九里先代大名であり、モモの助と日和の父親です。また、先代将軍スキヤキの息子でもあります。そんな光月おでんは元白ひげ海賊団2番隊隊長で元ロジャー海賊団船員でした。幼少期から数々の事件を起こし、父である将軍スキヤキを困らせていた光月おでんですが、18歳の時に、花の都に現れた巨大白猪『山の神』を切り伏せ都の危機を救いました。

しかし、ついに父・スキヤキから絶縁を言い渡され、都から追放されてしまいました。その後、当時無法地帯であった九里の荒くれ者達を丸一日かけて一人で打ち倒し、彼等を束ねて九里の治安を安定させた功績が認められて20歳の時に父・スキヤキから絶縁を解かれ、「九里大名」の地位を与えられました。そんな光月おでんは大刀二刀流の剣術を使う剣豪で、自身の技を「おでん二刀流」と称しています。

『ワンピース』のワノ国編にて重要なキャラクターとなるのが、光月おでんです。そんな光月おでんは39歳という若さですでにこの世を去ってしまった故人ですが、光月おでんの死亡シーンや処刑された最後が壮絶すぎると話題になっているようです。

光月おでんの死亡シーンは何巻何話で描かれたエピソードなのでしょうか？また、光月おでんが処刑された壮絶な最後は一体どのようなものだったのでしょうか？お次は、『ワンピース』・光月おでんの死亡シーンは何話に収録されているのかについてや、壮絶な処刑や最後について解説ネタバレしていきます。

39歳という若さで、この世を去ってしまった故人である『ワンピース』の光月おでんですが、そんな光月おでんの死亡シーンが描かれているのは何巻何話でのことなのでしょうか。こちらについて調査してみたところ、光月おでんの死亡シーンが描かれていたのは、『ワンピース』の単行本96巻に収録されている972話『煮えてなんぼのおでんに候』でのシーンであることがわかりました。

『ワンピース』・光月おでんの死亡シーンは何話？最後を解説ネタバレ1つめは、『釜茹での刑の前に提示した条件』です。光月おでんはワノ国がオロチとカイドウに乗っ取られていることを知り、1人でオロチ城に乗り込みオロチに斬りかかりました。

その際、オロチには黒炭せみ丸の能力で防がれてしまい、さらには誘拐した民衆達を人質に取られてしまいました。詳しくはのちに解説しますが、その後も人質を解放するため奮闘していた光月おでんは我慢の限界に達し、家臣たちと共にカイドウを倒すために討ち入りを決行しました。
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その際カイドウの身体に大傷を負わせたものの、敗北してしまい、家臣共々投獄され、釜茹での刑に処されることになりました。光月おでんは釜茹での刑に処される前、『もし釜の中で指定の時間生きて耐えることができた者がいれば、その者を解放して助けてほしい』という条件を提示しました。

オロチの家臣が誤って足を滑らせて釜に落ちた際には、即死してしまったというほど壮絶な処刑です。そんな1時間もの釜茹での刑ですから、オロチとカイドウは生き残るものはいないだろうと思い、光月おでんの提案を飲み込みました。

『ワンピース』・光月おでんの死亡シーンは何話？最後を解説ネタバレ2つめは、『光月おでんが家臣たちを板ごと持ち上げる』です。光月おでんの提案を飲み込み、釜茹での処刑が行われました。光月おでんに続き、家臣たちも釜に飛び込もうとしましたが、ここで光月おでんが9人の家臣たちを板ごと持ち上げました。

つまり、光月おでんが1人で窯の中に入り、9人の家臣たちを守ろうとしたようです。板の上とはいえ、全員が窯の中に入っているので、処刑の約束を破ったことにはなりません。光月おでんが一時間もの釜茹での処刑に耐えられれば、家臣たちは無傷で生き延びられると思われました。

『ワンピース』・光月おでんの死亡シーンは何話？最後を解説ネタバレ3つめは、『光月おでんが裸踊りをしていた理由』です。ワノ国がオロチとカイドウに乗っ取られていることを知った光月おでんは、過去に1人でオロチ城に乗り込みましたが、失敗しています。その際、誘拐した民衆達を人質に取られてしまっています。

その際、「週定刻に黒炭家への謝罪の裸踊りを5年間続ければ、踊り1回につき誘拐した民100人を解放する」との取り引きを強いられたことが理由で、光月おでんは裸踊りを続けていました。何も知らない民衆からは「バカ殿」呼ばわりされるようになり、次第に支持を失ってしまう光月おでんでしたが、実は人質のために恥をしのんで裸踊りをしていたのが理由でした。

『ワンピース』・光月おでんの死亡シーンは何話？最後を解説ネタバレ4つめは、『光月おでんの意志を引き継いだ家臣たち』です。これまで光月おでんが裸踊りをしていた理由を知った見物客たちも、最初は冷めた目で処刑を見ていましたが、次第に応援するようになります。光月おでんは1時間にも及ぶ壮絶な処刑に耐え抜きました。

しかし、オロチは釜茹での刑終了間際に、処刑方法を変更しました。当然、見物客たちは反対しましたが、光月おでんは最初から自分が助からないことを理解していました。そこで、9人の家臣たちに、20年後、ワノ国を開国するようにという意思を伝えました。9人の家臣たちはそんな光月おでんの意志を引き継ぎ、処刑場から逃げました。

9人の家臣たちは、20年後にワノ国を開国するという光月おでんの意志を引き継ぎ、処刑場を去ったため、光月おでんが1人処刑場に残されました。釜茹での処刑に1時間耐え抜いたにも関わらず、オロチの勝手な変更により、光月おでんは銃殺され、この世を去ってしまいました。

『ワンピース』・光月おでんは約20年前に公開処刑されたことで、死亡してしまいました。そもそもなぜ、光月おでんは公開処刑されることになったのでしょうか？お次は、『ワンピース』・光月おでんが公開処刑された理由について考察してみましょう。

『ワンピース』・光月おでんが公開処刑された理由の考察1つめは、『九里を平和の土地に変えた』です。幼少期から数々の事件を起こしていた光月おでんは、18歳の時に、父・スキヤキに追放されてしまいました。しかしその後、当時無法地帯であった九里の荒くれ者達を丸1日かけて、光月おでんは1人で打ち倒し、荒くれ者達を束ねて九里の治安を安定させ、平和の土地へと変えました。

『ワンピース』・光月おでんが公開処刑された理由の考察2つめは、『ワノ国からの密航』です。ワノ国は鎖国国家ですが、光月おでんは外の世界を知りたがり、何十回も密航を試みていました。最終的には追放されてしまったこともあり、光月おでんは白ひげ海賊団に属し、のちに2番隊隊長になるのですが、鎖国国家であるワノ国から航海に出たため、光月おでんはワノ国からの密航者となってしまいました。

『ワンピース』・光月おでんが公開処刑された理由の考察3つめは、『オロチは寺子屋でおでんは悪者であると教育』です。確かに光月おでんはワノ国からの密航者となったため、罪人となりました。しかし、処刑を受けなければいけないほどの罪人だったかというと疑問を抱く読者も多いのではないでしょうか。

光月おでんが悪者だと認識されていたのは、オロチによる策略でした。オロチは寺子屋で、光月おでんは悪者であると教育しており、開国自体を悪だとも教育していました。その結果、光月おでんは悪者として教え込まれ、公開処刑されるようになりました。

『ワンピース』・光月おでんが公開処刑された理由についての考察や、死亡シーンについてこれまで解説してきましたが、『ワンピース』の一部読者の間では光月おでんはトキトキの実で生きてるのではないかと考える方もいるようです。実際に光月おでんがトキトキの実で生きてる可能性はあるのでしょうか？お次は、『ワンピース』・光月おでんがトキトキの実で生きてる可能性について考察してみましょう。

『ワンピース』・光月おでんがトキトキの実で生きてる可能性の考察1つめは、『誰にも気付かれず助けるのは不可能』です。結論からお話しすると、光月おでんがトキトキの実で生きてる可能性は低いと思われます。光月おでんは1時間もの釜茹での刑に耐えた後、頭を銃で撃たれたことで死亡しています。光月おでんが殺害されるシーンを見ていたものも多く、誰にも気付かれず助けり、生きてるのは不可能だと考えられます。

『ワンピース』・光月おでんがトキトキの実で生きてる可能性の考察1つめは、『オロチが光月おでんの死亡を確信』です。932話にて、オロチは「光月おでんが死んで20年目」と発言しています。このことから、オロチは光月おでんの死亡を確信していることが読み取れ、光月おでんが生きてる可能性はやはり低いと考えられます。

『ワンピース』・光月おでんがトキトキの実で生きてる可能性の考察3つめは、『ルフィたちの鬼ヶ島への討ち入りに来ない』です。仮に光月おでんがトキトキの実で生きてるとすれば、カイドウを倒すための鬼ヶ島への討ち入りに来るはずですが、ルフィたちの鬼ヶ島の決戦に光月おでんが現れなかったことも理由だと考えられます。

『ワンピース』・光月おでんがトキトキの実で生きてる可能性の考察4つめは、『死を覚悟していた光月おでん』です。銃で撃たれる直前、光月おでんはトキとモモの助と日和に対し「行って参る」と、心の中で別れの言葉を告げています。このことから、光月おでんは自身の死を覚悟していたことが読み取れ、トキトキの実で生きてる可能性は低いのではないかと考えられます。

『ワンピース』・ワノ国編の重要キャラクターとなる存在といえば、光月おでんです。そんな光月おでんに対し、世間の人々は一体どのように感じているのでしょうか？お次は、『ワンピース』・光月おでんに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

『ワンピース』・光月おでんは、釜茹での処刑に1時間耐え抜いた後、オロチの勝手な変更で銃殺されてしまいました。人質を解放してもらうために裸踊りを繰り返し、家臣たちのために1人で釜茹でに耐え、最後の最後までかっこよかった光月おでんですから、散り際がかっこ良すぎたと、読者にも大反響でした。

『ワンピース』に登場するキャラクターたちの死はとても丁寧に描かれているため、キャラクターの死にショックを受ける読者は多いものですが、中でも光月おでんの死は悲しさに加えて、死に様が最高にかっこいいと評判を集めていました。そんな光月おでんのエピソードや死亡シーンを見て、他人にどうこう思われることより、自分がどう生きたのかが大切だと改めて実感する読者もいました。

『ワンピース』・光月おでんは長年、オロチたちに裸踊りを披露していたことで「バカ殿」呼ばわりされ、支持を失ってしまっていましたが、実は人質を解放させるためにはを食いしばっていたことが明らかになり、最後も家臣のために身体を張って守り、自身は死亡してしまいました。そんな光月おでんは『ワンピース』作中でも史上最強にかっこいいと読者たちに支持されているようでした。

『ワンピース』・光月おでんの死亡シーンについてのまとめを今回はご紹介しました。『ワンピース』・光月おでんは9人の家臣たちを守るため、1人で処刑に耐え、最後はオロチに頭を撃ち抜かれて死亡してしまいました。そんな光月おでんは『ワンピース』の中でも生き様がかっこよすぎると評判のキャラクターですから、気になる方は光月おでんの活躍が見れるワノ国編をチェックしてみてください。