【ワンピース】イム様の目に三本線がある？目の傷は伏線で正体はシャンクス？

ワンピースのイム様といえば、特徴的な目が印象的であり、漫画・1060話では目に三本線の傷があることが指摘されています。目の傷は電子版のみで確認でき、何かの伏線ではと考えられるでしょう。また、目の三本線の傷からシャンクスとのつながりを示す伏線とも言われています。以下では、「ワンピース」のイム様の目の三本線の傷の謎や伏線、シャンクスとの共通点などを考察しました。

2023年11月に最新刊・107巻が刊行された「ワンピース」。1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始された尾田栄一郎先生による海洋冒険ロマンです。1999年にはテレビアニメ化され、後に劇場版シリーズも公開されています。

少年漫画の王道であるバトルや仲間との友情、感動のエピソードを盛り込んだ作風が見どころの「ワンピース」。さらに、ストーリー全体にまたがる伏線や、ワンピース世界の隠された歴史の真実など、謎解き要素も人気に火をつけました。

海賊王ゴールド・ロジャーの処刑を機に幕を開けた大海賊時代。死の直前、海賊王が示唆した秘宝を求めて、世界中の海賊たちが偉大なる航路へ進出し、戦いに明け暮れていました。ルフィ率いる麦わら一味も、それぞれの夢を叶えるべく、グランドラインの制覇を目指します。ライバル海賊や海軍との戦いや仲間との出会い、大切な人との別れを経た一味の旅は、新世界の終盤へ差し掛かります。

聖地マリージョアの中心部・パンゲア城に住まうイム様。天竜人が座ることが許されていない虚の玉座に座れることから、世界の裏の支配者とも呼ばれています。一方、イム様の正体を知る者はほとんどおらず、存在を知ることがタブーとされています。また、その正体は800年前に実在した「ネロナ家のイム聖」と推測されるも、詳細は分かっていません。

ワンピースの電子版のみで確認されたイム様の目の三本線の傷。もし、何かの伏線だった場合、イム様の正体につながるてがかりと捉えられるでしょう。一方、目の三本線の傷といえば、シャンクスです。天竜人の血筋が判明したことから、三本線の傷はイム様とシャンクスのつながりを示す伏線とも考えられるでしょう。以下では、「ワンピース」のイム様の目の三本線の傷の謎や、伏線と考えられる理由などを考察しました。

イム様の登場シーンといえば、特徴的な目をアップさせた姿が印象的でしょう。円を何重にも描いた赤い目が特徴のイム様。漫画1060話の電子版にて、左目に三本線の傷があると大きな話題を呼びました。作中では目元に傷跡が残ったキャラこそ登場しているものの、目そのものの傷は初めてのケースでしょう。もし、イム様の目の三本線の傷が本物だった場合、誰かに傷つけられた、または何かの原因で傷が浮き出てきたと考察できます。

果たして、イム様に傷痕を残すような大胆な攻撃をできる者はいるのでしょうか。その人物こそ、太陽の神・ニカでしょう。ワノ国編でゴムゴムの実を覚醒させたルフィ。その時に出現したのがニカでした。このタイミングでの覚醒は、やはり何かしらの意味があると推測されます。ルフィの支配書を切り刻むなど、ルフィに対して何か思うところがあるイム様。過去にニカとの因縁があったとも考えられます。

一方、イム様の目の傷は眼球という非常にデリケートな部分であり、ピンポイントで傷つけることは難しいことです。そこで考えられる2つ目の説が、何かしらの能力を発動した際に浮き出たものです。他のコマでは、イム様の目に異変はなく、三本線の傷は1060話のあるコマだけです。コブラ王との対談で相手を攻撃する能力を発動したイム様。もしかしたら、相手に悟られないように何かしらの能力を発動しているでしょう。

このように、一見すると些細なコマであるものの、何か重要な意味が隠されていると感じてしまうイム様の目の傷。さらに三本線という点から、ある人物との接点が浮かび上がるでしょう。しかし、紙媒体では、印刷などの関係により、イム様の目の三本線の傷は確認できません。なぜ、電子版にだけそのような描写が見られたのでしょうか。

作者・尾田栄一郎先生によるイム様の正体につながる伏線とも考えられます。一方、紙媒体では確認できない点から、伏線ではなく作画ミスの可能性も考えられます。今後の展開にて、イム様の目の三本線の傷が描かれるでしょうか。もし、描かれたならば、それらは何かしらの意味を持たせていると断定できるでしょう。

電子版において、イム様の目をアップしたことで判明した目の三本線の傷。一方、ワンピースにおいて、三本線の傷を持つキャラといえば、赤髪のシャンクスでしょう。彼は、目ではなく顔に傷痕が残っています。これは、過去に黒ひげにやられた傷痕だったことが判明しています。そのため、赤髪海賊団の海賊旗のデザインとなったドクロの三本線も、シャンクス自身の傷痕をモチーフにしていると考察されました。

しかし、映画「FILM RED」にて、シャンクスが傷を負う以前から、海賊旗に三本線があったことが判明しました。ここから、シャンクスと海賊旗の三本旗は無関係であり、両者の顔に三本傷があるのは偶然だったと言えるでしょう。一方、映画ではシャンクスが天竜人のフィガーランド家の血筋だったことが明かされています。もしかしたら、イム様の目の三本線とも関係があるでしょうか。

ワンピース・世界会議編にて、シャンクスと似た人物が五老星と対面するシーンがあり、シャンクスの正体は天竜人、双子説が浮上しました。さらに、映画「FILM RED」の公開を受け、シャンクスは天竜人の血筋であることが確定しています。もし、シャンクスが双子だった場合、もう1人のシャンクスはマリージョアにいる可能性が高いです。そして、その正体がイム様という説も浮上しました。

しかし、イワンコフのセリフから、イム様の正体は「ネロナ家のイム聖」である可能性が浮上しています。さらに、イム様といえば、女性的な雰囲気や精神的な幼さが目立ちます。そのような情報から、シャンクスとの同一人物説や双子説は否定的な見方が強いでしょう。

イム様の正体は、これまでのワンピースにおいて伏線が張られてきたものの、まだまだ断定できる情報は出てきていません。世界会議編で初登場し、五老星より地位の高い存在とみなされてきたイム様。その存在を知ること自体がタブーとされている風潮から、多くの謎を秘めています。以下では、「ワンピース」からイム様の正体について、これまで張られてきた伏線を元に考察しました。

アラバスタ王国の国王であるネフェルタリ・コブラ王。祖先は、800年前に世界政府を樹立した20人の王の1人でした。しかし、王家で唯一、マリージョアへの移住を拒み、地上に戻ったとされています。そのようないきさつから五老星からは良く思われておらず、裏切り者のような扱いをされています。一方、コブラ王も世界政府に不信感を持っており、世界の在り方に疑問を抱いているでしょう。

世界会議（レヴェリー）にて、娘・ビビと共に出席したものの、病気の影響で車椅子の使用を余儀なくされていたコブラ王。さらに、革命軍・サボに暗殺されたという衝撃のニュースが世界を駆け巡りました。果たして、コブラ王の暗殺は事実なのか、ファンの間でも意見が分かれる中、新たな説が浮上しました。それが、イム様の正体がコブラ王という説です。

その理由は、ネフェルタリ家は唯一、マリージョアに移住しなかった特別な一族です。この点からイム様との同一人物説が浮上しました。また、コブラ王の暗殺は、イム様が本来の姿に戻るためのフェイクニュースであり、実際は死んでいないとも考えられました。しかし、後にコブラ王とイム様の対談や暗殺までの経緯が判明したため、イム様＝コブラ王は否定されています。

さらに、イム様にとって、アラバスタ王国は800年が経過した今も忘れることができないリリィ女王の祖国であり、コブラ王の登場で女王のことを思い出します。イム様の意外な反応に驚くコブラ王。しかし、これを機に王家に遺された女王の手紙と彼女の知られざる正体を明かしました。コブラ王曰く、リリィ女王の本名は「ネフェルタリ・D・リリィ」、つまりアラバスタ王家もDの一族でした。

まさか、世界政府を樹立した20の王家の中にDの一族が混じっていたことは、イム様にとっても予想外のことでした。同時に、リリィ女王の手紙には、世界政府の崩壊を予言した内容が描かれました。全てを暴露したコブラ王は危険人物とみなされ、イム様の手で粛清されます。世界政府にとってのタブーにふれてしまったことが、イム様を怒らせてしまったでしょう。

花の部屋にてビビの写真を大切そうに眺めていたイム様。さらに、世界会議の開催中にビビの失踪事件もおき、イム様の正体はビビとも考察されました。しかし、失踪したビビはモルガンズの元へ匿われていることが判明し、イム様＝ビビ説も否定されています。一方、イム様といえば、作中で「ビビが欲しい」と意味深な言葉を発しています。

かつてビビの祖先であるリリィ女王と何かしらの関係があったと推測されるイム様。表向きには、リリィ女王が犯した失態に怒りを露わにするも、内心では彼女に特別な感情を抱いていたでしょう。しかし、長い年月を経て、リリィ女王はこの世に存在しません。そこで目を付けたのが、女王の子孫であるビビです。瓜二つの容姿から、ビビを手元におきたいと思い立ったでしょう。

一見すると子供にも思える小柄な外見や、800年も生きていながら精神的な幼さを感じさせるイム様。このような要素から、イム様の正体は子供の可能性も浮上しています。悪魔の実には、不老手術や子供に変身できる能力も存在します。もしかしたら、イム様の幼い印象は、悪魔の実の能力によるものでしょうか。

パンゲア城の虚の玉座の周囲には、かつて世界政府を樹立した20人の貴族・王家の剣が刺されています。しかし、イム様の花の部屋に剣が1本刺されており、実際は19本しか刺されていないとの見方がされています。花の部屋に刺された剣は何を意味するのでしょうか。持ち主がイム様だった場合、その正体は20人の貴族の1人と考えられます。

さらに、イム様には不老不死の噂もあり、800年前に実在した「ネロナ家のイム聖」と同一人物との見方も強まっています。もし、イム様が20人の貴族の1人だった場合、年齢は800歳を超えています。しかし、悪魔の実の能力を使えば、800年以上も生きることが可能です。

ここまでイム様の正体について考察してきましたが、やはり、空白の100年に実在したネロナ家のイム聖の可能性が高いでしょう。また、イム様はシルエットしか描かれておらず、その姿はいまだ隠されています。そのような観点から、イム様は未登場のキャラクターとも呼べるでしょう。

コブラ王の暗殺事件において、突如、その存在が浮上したリリィ女王。イム様にとってリリィ女王は、世界政府を揺るがしかねない失態を犯した憎き人物とされています。一方、ビビへの執着からリリィ女王とは特別な関係にあったとも考えられるでしょう。果たして、2人はどのような関係であり、空白の100年で何が起きたのでしょうか。以下では、「ワンピース」からイム様とリリィ女王の関係について考察しました。

ワンピースの1084話にて、イム様とコブラ王との対面で登場したリリィ女王。その正体は、800年前、空白の100年の時代に実在したアラバスタ王国の女王でした。世界政府の樹立後、19の王家がマリージョアに移り住んだ中で唯一、地上に戻ったリリィ女王。しかし、実際は祖国に戻っていませんでした。さらに、マリージョアを去った女王のその後の足取りも全く分かっていません。

一方、女王が不在となったアラバスタ王国では、リリィ女王の弟が国を治め、現在に至ります。マリージョアを下りたリリィ女王はどこへ向かったのでしょうか。空白の100年以降の文献にも彼女の名前はなく、存在自体が抹消されているようでした。一方、ネフェルタリ家には女王の手紙が遺されていました。コブラ王がイム様と対談した目的は、リリィ女王の手紙の内容についてだったでしょう。

不老手術を受けたという憶測から、空白の100年から生き続けていると考えられるイム様。もちろん、リリィ女王との関係が深いはずです。コブラ王が訪れた際、ふとリリィ女王のことを思い出したでしょう。

イム様にとってリリィ女王は空白の100年を共に戦った仲間であり、同時に、彼女のせいで世界秩序がゆらぐ原因になったと考えています。コブラ王との対面でリリィ女王が犯した失態について語るイム様。実は、世界各地で発見された歴史の本文・ポーネグリフは女王によって解放されたものでした。イム様にとって、空白の100年に起きた出来事は、是が非でも隠し通しておきたいものです。

しかし、リリィ女王のミスによってポーネグリフが散らばり、結果、それらの解読を試みる者が現れてしまいます。さらに、それらにはひとつなぎの大秘宝にまつわる内容も刻まれ、海賊の動きの活発となりました。そして、イム様がもっとも危惧しているのが、Dの一族の台頭です。空白の100年にて敗北し、世界政府によって存在そのものが抹消されたDの一族。

近年に入ってからは、ルフィや黒ひげのようにミドルネームにDがつく海賊が勢力を拡大しています。Dの一族の末裔が再び力を取り戻しつつある中、ここでコブラ王からリリィ女王にまつわる真実が明かされます。それは、女王の本名が「ネフェルタリ・D・リリィ」、つまり女王もDの一族でした。アラバスタ王家ではそれとなく知っていたものの、あえて隠し続けていました。

もちろん、この事実はイム様や五老星も初耳であり、リリィ女王に特別な思いを抱くイム様の衝撃は大きかったでしょう。リリィ女王がDの一族という事実は、ポーネグリフの解放も、彼女の計画の内だった可能性が高いです。さらに、アラバスタ王家に伝わる女王の手紙からは、これからの世界を予言する内容が記されていました。

肝心な部分は五老星の罵声で消されてしまったものの、明らかに今後起きるであろう世界の変化を示唆した伏線と捉えられます。意を決して、リリィ女王にまつわる真実を明かしたコブラ王。最後はイム様によって暗殺されたものの、この出来事がその後の展開に大きく影響していくでしょう。

コブラ王との対面から、Dの一族に対して並みならぬ憎悪を抱えていると思われるイム様。一方で、ルフィやしらほしの写真をバラバラに切るなど、意味深な行動も指摘されます。ルフィや黒ひげの手配書は切り刻み、しらほしの写真には剣を突き立てたイム様。それらにはどのような意味や伏線が張られているでしょうか。以下では、「ワンピース」のイム様とルフィやしらほしの関係について考察しました。

花の部屋にて、ルフィと黒ひげの手配書を切っていたイム様。その理由は、2人がDの一族であり、新世界に突入して急速に力を増していった海賊だからでしょう。ルフィの姓はモンキーで、ミドルネームにDが付きます。一方、黒ひげの本名はマーシャル・D・ティーチで、やはりDが入っています。

ある土地では神の天敵として恐れられるDの一族。さらに、天竜人の間では「再び嵐」を起こす存在と警戒されています。イム様が2人の手配書を切っていた理由は、ルフィと黒ひげが自分たちの脅威になると予感していたでしょう。同時に、今の状況では2人の勢力を抑え込むことが出来ない、イム様のもどかしさを表現しているとも読み取れます。

イム様が写真を突き立てたしらほしは、魚人島の人魚姫であり、古代兵器ポセイドンの正体です。古代兵器とは、はるか昔に実在した、世界を滅ぼすほどの威力を持つ兵器です。その存在はポーネグリフにも記録され、プルトン、ポセイドン、ウラヌスと判明しています。そのうち、プルトンとポセイドンの正体は判明したものの、ウラヌスに関しては、いまだ正体が分かっていません。

古代兵器のうち、その正体や能力など詳細な情報が判明しているポセイドン。いわゆる兵器ではなく、海王類を動かす力を持った人魚姫でした。過去に、ポセイドンの力を覚醒させ、海王類を動かしたことのあったしらほし。麦わらの一味が魚人島に滞在した際にも、その能力を発揮しています。

能力者の意思によっては、世界を破壊する恐ろしい武器にもなりうるポセイドン。それは、世界政府の存在を揺るがしかねない事態を招く恐れも想定されるでしょう。そのような意味から、イム様にとってもポセイドンの覚醒は、望ましいことではありません。しかし、しらほしがその能力を自覚してしまった以上、イム様も危険視せざるを得ないでしょう。

イワンコフのセリフから「ネロナ家のイム聖」が正体ではと考えられるイム様。しかし、ネロナ・イム聖との同一人物説を裏付ける証拠はなく、憶測にすぎません。一方では、不老不死の噂もささやかれ、考えれば考えるほど謎が深まるキャラクターでしょう。以下では、「ワンピース」のイム様に関するその他の謎を考察しました。

世界政府を樹立する際、20人の王たちはこの世界が平等であり続けることを目指し、たった1人の支配者をつくらないという目的で「虚の玉座」を作りました。そこには、誰も座ることが許されず、誰も座らないことで人々は平等であることを表現しました。現在は、世界会議において、各国の王族・貴族たちが、世界の平等を誓う間として通されています。

20人の王の武器に守られるように鎮座した虚の玉座。世界政府のトップである五老星ですら、玉座に座ることは許されず、王たちの平等の誓いが守られていると思われていました。しかし、たった1人の人物だけが虚の玉座に座ることが許されており、その人物こそイム様でした。五老星など一部の人間しか知らず、その存在を知ること自体がタブーとされているイム様。

五老星がひれ伏す姿から、イム様こそ世界の支配者と呼べる存在でしょう。イム様の正体は、空白の100年に存在した「ネロナ家のイム聖」と同一人物と推測されています。さらに不老手術を受けたことで、永遠の命を手に入れたとも言われています。このような経緯から、五老星よりも立場が上である理由も納得でしょう。しかし、イム様は800年前に平等の誓いを立てた王の1人のはずです。

誰も座らないと誓った虚の玉座に座ることは、かつての仲間との誓いを破ることを意味します。なぜ、イム様は誓いを破り、虚の玉座に座ったのでしょうか。もしかしら、永遠の命を得たことで権力欲にかられたかもしれません。

パンゲア城内にある花の部屋は、イム様のプライベートルームであり、内部には草木や花が植えられ、蝶も飛んでいました。一方、この部屋の存在も、イム様と同様、限られた人物しか把握していません。しかし、衛兵など城内で働く者の中には、偶然、花の部屋の見つけてしまった者も存在します。衛兵の間では幻の部屋とさ噂され、その存在を知った者は消される運命が待っていました。

その目的は、イム様の存在を外部に漏らさないための口封じと考えられます。一方、花の部屋の正体やそこに住まう人物のことは、噂として衛兵の間で話されています。しかし、詳しい情報は把握しておらず、衛兵の間では謎の部屋となっているでしょう。

イム様の初登場シーンにて、イム様が見つめていた巨大な麦わら帽子。パンゲア城内で厳重に保管されている様子から、イム様にとっても重要なアイテムと読み取れるでしょう。人間のものとしてはかなり大きく、巨人族サイズとも呼べる麦わら帽子。持ち主はジョイボーイと推測されています。さらに、イム様との関係が深いことからマリージョアの国宝の正体とも言われています。

マリージョアの国宝は、元天竜人であるドフラミンゴのセリフで言及され、存在自体が世界を揺るがすと言われています。さらに、ドフラミンゴは国宝を使って世界を実権を握るべく、オペオペの実による不老手術を目論んでいました。しかし、不老不死の計画は失敗に終わり、現在はトラファルガー・ローの能力となっています。

果たして、ドフラミンゴが見たマリージョアの国宝とは、パンゲア城の麦わら帽子だったのでしょうか。また、イム様が麦わら帽子を大事に保管する理由も気になるでしょう。

これまで、イム様の正体を示唆した伏線こそ張られたものの、決定的な証拠に繋がっていません。今回取り上げたイム様の目の傷も、紙媒体で確認できないことから作画ミスの可能性も否定できないでしょう。しかし、目の傷は何かの伏線とも考えられ、イム様の正体につながる伏線とも捉えられます。以下では、「ワンピース」のイム様に関する感想や評価を紹介します。

世界会議編にて、黒ひげの手配書をバラバラに切り裂いていたイム様。おそらくルフィと黒ひげに対する憎悪の激しさを表現しているでしょう。一方で、ルフィのゴムゴムの実の覚醒から、黒ひげにも何か大きな変化が訪れる伏線とも考察できます。また、イム様の目の三本線の傷も、シャンクスの目の傷から黒ひげとの関係を表したものと考えられ、イム様と黒ひげの関係も気になるでしょう。

赤髪海賊団の海賊旗は、シャンクスが目に傷を負う以前から三本傷が施されており、どのような経緯でそのようなデザインになったのか気になるでしょう。一方、イム様の目の傷が浮上したことから、海賊旗の目の傷はイム様の目を表しているとの考察が見られます。イム様の目の三本線の傷は電子版のみで確認できるものですが、三本線という描写からやはりシャンクスと関連が匂わされているでしょう。

「ワンピース」でのイム様の登場シーンといえば、目をアップさせた作画があげられるでしょう。また、カラー版では赤い目で表現されており、より不気味さを引き立てています。その正体はいまだ分からないことから、存在自体がミステリアスであるイム様。子供っぽいしぐさがかわいいとの声も見られる一方、目が不気味で好きとの感想も見られます。

現時点では全身シルエットで表現され、性別すらも見分けることが難しいイム様。セリフやしぐさから、女性説が有力視されるも、ネロナ・イム聖という本名から男性ではと推測されています。ワンピースのキャラの中でもひときわ特異なキャラデザであり、なぞめいた雰囲気がファンの興味をひきつけるイム様。一方で、目だけを強調させた描き方から、イム様の目が怖いとの意見も寄せられています。

電子版のみで確認できた目の三本線からシャンクスとの共通点が指摘されたイム様。一方、SNSではズニーシャやミホーク等の目と似ているとも言われ、彼らとのつながりにも注目が集まっています。特にズニーシャとは共に長い年月を生きている存在であり、何かしらの関係があると予想されます。一方で、イム様の目のデザインに何か意味があるとも考えられるでしょう。

ワンピース世界の裏の支配者であり、不老不死の噂など様々な考察が飛び交っているイム様。五老星をひざまつかせられる立ち位置から、独裁者のようなイメージが強かったでしょう。しかし、世界のトップらしからぬ、幼さすら感じさせる口調やギャップが良いとの声も寄せられています。SNSでは、イム様がかわいいとの感想も多く見られ、現在はシルエットで隠されたイム様の素顔も気になるでしょう。

表向きでは、ワンピースの世界は20人の王によって新体制が樹立し、たった1人の支配者をつくらないという誓いとして虚の玉座が作られました。そして、19人の王の子孫が現在の天竜人であり、イム様ことネロナ・イム聖も天竜人の1人に数えられるでしょう。しかし、実際はイム様だけが虚の玉座に座ることが許されており、イム様の正体は事実上の創造主とも捉えられています。

コブラ王との対面において、リリィ女王の知られざる秘密を知ったイム様。その後、謎の能力でコブラ王を暗殺し、世間には革命軍のサボによる犯行に仕立て上げました。コブラ王を攻撃した矢印のようなものはイム様の能力だったのか、そもそもイム様は悪魔の実の能力者なのでしょうか。多くの読者が注目したイム様の謎の能力。その正体は何なのか、イム様自身の能力なのか、謎が深まるばかりでしょう。

「ワンピース」のイム様の目の三本線の傷や伏線の可能性、シャンクスとの関係などを考察しました。電子版で発見され、大きな話題を呼んだイム様の目。シャンクスと同じ傷から、両者には何かしらの繋がりがあると考えられています。しかし、イム様の目の傷は紙媒体では確認できません。果たして、イム様の目の傷は作画ミスだったのか、それとも伏線なのか、真相は謎となっています。