【黙示録の四騎士】キツネのシンの正体はランスロット?バンとの関係は親子? 

『黙示録の四騎士』のシンの正体に迫っていきます!人気漫画『黙示録の四騎士』に序盤から登場する主要キャラクターで、キツネの姿をしたシンを特集します。SNSでは七つの大罪の一人で強欲の罪を負うバン、あるいは彼の息子であるランスロットでは?と噂されていますが、一体誰なのでしょうか?これから、シンの正体やキツネの姿に変身した意外な理由、そして彼の師匠や恋人の話題まで情報満載でお届けします。

【黙示録の四騎士】キツネのシンの正体はランスロット?バンとの関係は親子? のイメージ

目次

  1. 黙示録の四騎士のシンとは?
  2. 黙示録の四騎士のシンの正体はランスロット?目的を考察
  3. 黙示録の四騎士のシンことランスロットと他キャラの関係
  4. 黙示録の四騎士のシンの声優
  5. 黙示録の四騎士のシンに関する感想や評価
  6. 黙示録の四騎士のシンまとめ

黙示録の四騎士のシンとは?

黙示録の四騎士の作品情報

この記事では、漫画『黙示録の四騎士』の序盤から登場する主要キャラクターで、キツネの姿をしたシンを特集します。前作『七つの大罪』のキャラクター、ランスロットなのでは?とも囁かれるシンの正体や、バンとの関係について考察していきますが、まずはその前に『黙示録の四騎士』の作品情報をお届けしましょう。最初に『黙示録の四騎士』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

黙示録の四騎士の概要

概要のイメージ

『黙示録の四騎士』は、鈴木央による日本の冒険ファンタジー漫画です。この作品は、講談社の「週刊少年マガジン」で2021年9号から連載されています。作品の内容は同じ作者の漫画『七つの大罪』の後日談となっており、聖戦終結から16年後の世界が舞台となっています。さらに、この作品はテレビアニメ化され、2023年10月8日から毎週日曜日にTBS系列全国28局で放送されています。

黙示録の四騎士のあらすじ

あらすじのイメージ

辺境の地・神の指に住むパーシバルは、刺激に満ちた冒険に憧れつつも祖父バルギスと平和な日々を送っていました。しかし、突如現れた王に仕えるイロンシッドとの戦いで、祖父は瀕死状態になり、パーシバルも重傷を負ってしまいます。血まみれの祖父はイロンシッドがパーシバルの父であることを告げ、地上へ旅立つよう言い残すと息を引き取ります。パーシバルは父や自らにまつわる真実を求めて旅に出る決意をします。

シンのプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『黙示録の四騎士』のシンの話題に移ります。『黙示録の四騎士』のシンは、物語序盤から登場するキツネのようなキャラクターで、人間の会話を理解し口も利きます。性格はのんびりしていますが、他人にはキツイことを言います。物語の初めから正体がバレるまでの間、主人公パーシバルたちの旅に同行していました。

TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』公式サイト

黙示録の四騎士のシンの正体はランスロット?目的を考察

シンの正体はランスロット?

次に、この記事のテーマの一つである『黙示録の四騎士』のシンの正体に移ります。結論から言いますと、シンの正体は、半妖半人の少年・ランスロットでした。シンは物語の冒頭から正体を頑なに隠してきましたが、第48話で正体が明らかとなりました。闇のタリスマンとの激闘で、シンの正体であるランスロットが姿を現したのです。闇のタリスマンはアーサーが送り込んだ刺客集団で、パーシバルたちを狙っていました。

シンは司令塔としてパーシバルたちに指示を与え、刺客集団を追い詰めました。しかし、タリスマンはシンがパーシバルたちの中核であることに気づき、始末しようと包囲します。パーフェクトキューブを使ってパーシバルたちの攻撃を遮断しつつ、シンを捕まえようとしたのです。

やがてタリスマンは、シンがリオネス王国の使い魔だと悟ります。そして、パーシバルたちの首と情報を渡すよう求めますが、シンはそれを拒否しました。タリスマンはシンの回答を無視し襲い掛かりますが、シンはタリスマンの戦闘員を一瞬で制圧してしまいます。その戦いでシンは人間の姿となり、その時に「ランスロット」と名乗ったのです。

ランスロットの父親は七つの大罪のバン?

ランスロットは、『七つの大罪』外伝に登場する赤い瞳と金色の髪を持つ少年です。英雄的型の魔力で4つ以上の能力を使いこなし、その強さは父親譲りと見られています。『黙示録の四騎士』には『七つの大罪』の子供たちが登場するため、ランスロット以外の子供たちが登場する可能性があります。

そこで気になるランスロットの父親ですが、リオネス王国の七つの大罪の一人で、強欲の罪を負うバンだと考えられています。バンは「狐の紋章」を持ち、銀髪と赤い瞳、そして「不死身」の異名どおり不老不死の肉体を持ち、どんなに損傷を被ってもすぐに再生します。彼は、物語の終わりで妖精族のエレインと結ばれました。

ランスロットの母親はエレイン?

ランスロットの母親は、前述のとおり七つの大罪のバンと結婚した妖精族の姫エレインです。エレインは妖精王キングの妹で、バンとキングの間の葛藤を解消し、和解に導いた特別な存在です。息子のランスロットが心を読む能力を持つのは、おそらく妖精族エレインから受け継いだ力によるものでしょう。

やがてエレインは、七つの大罪のバンと結ばれ、ランスロットが誕生しました。エレインは妖精族の王族として登場し、彼女の優しさと知恵が物語に大きな影響を与えました。特に、エレインの力が息子ランスロットに引き継がれたことは、彼の特別な能力の謎を解く鍵となりました。

シンがキツネの姿をしていた理由

ところで、『黙示録の四騎士』のシンがキツネの姿をして現れたのは、なぜなのでしょうか?キツネの姿への変身は、実はランスロット自身が「黙示録の四騎士」の一員だったことに関連しています。黙示録の四騎士は金色の魔力を持つ少年と、聖と魔を宿した瞳の少年、姿を定めない謎めいた少年、そしてまるで鳥の羽のように翠の髪を持つ少年の四人からなります。

四番目の少年がパーシバルであることは明白ですから、残りの三人のうちの誰かがランスロットとなります。ランスロットは多彩な変身能力を持っているので、「姿を定めない謎めいた少年」である可能性が高いです。ランスロット自身が黙示録の四騎士であることに気付いたのは16歳の時で、そこから仲間を探す旅に出ました。

理由のイメージ

旅に出たランスロットが最初に出会ったのが、主人公のパーシバルでした。その後、ランスロットはキツネの姿をしたシンになって、パーシバルたちのお供をします。黙示録の四騎士であることを隠していたのは、自身の身の安全確保とパーシバル一行の鍛錬のためだと考えられます。黙示録の四騎士であることがわかると襲われる危険があったため、キツネの姿に変身することは賢明な選択と言えるでしょう。

また、パーシバルたちを鍛えるためにも、本来の姿を隠しキツネになる必要があったのかもしれません。もしキツネではなく本来の姿で出会っていたら、戦闘が始まってもパーシバルがランスロットに頼りっきりになってしまう可能性があるからです。こうした理由から、シンというキツネの姿になることが理にかなっていたと考えられます。

シンの目的

目的のイメージ

シンの目的は、パーシバルをリオネス王国へ安全に誘導することでした。『黙示録の四騎士』では、人間以外の種族を滅ぼそうとするアーサーたちと、それを食い止めようとするメリオダスたちが争っています。アーサーたちを打ち破るのは黙示録の四騎士だと予言され、パーシバルがその一人とみなされていました。しかし、この時のパーシバルは戦闘経験があまりなく、そんな彼を守るためランスロットはシンの姿に変身したのです。

同時に、シンにはパーシバルが本当に黙示録の四騎士として戦えるかを確かめる必要がありました。あわせて、パーシバルと共に旅するドニーやナシエンス、アンが彼を守れるかどうかテストしたかったのでしょう。アーサーたちとメリオダスたちの戦いでは多くの犠牲者が出ており、いい加減な能力では役に立たないからです。

シンが正体を明かした理由

正体のイメージ

シンことランスロットは、正体を隠し、謎に包まれた存在でしたが、パーシバル救援のため遂に素顔を現しました。ランスロットは、黙示録の四騎士の一人と目されていたパーシバルを、闇のタリスマンから守ろうとしていました。これまでに偶然出会った悪党たちとは違い、闇のタリスマンは最初からパーシバルたちを抹殺しようと派遣された刺客でした。

ランスロットは自ら指揮を執って闇のタリスマンを撃退しようと試みます。しかし、それを見た闇のタリスマンは彼を司令塔と見抜き、排除しようとします。闇のタリスマンはパーシバルに情報を求めていましたが、仮に情報を渡したとしても、彼らがパーシバルたちを見逃すつもりはないとランスロットは判断しました。そこで、最後の手段として自らの正体を明かし、パーシバルたちを守ったのです。

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黙示録の四騎士のシンことランスロットと他キャラの関係

ランスロットの師匠はジェリコ

ランスロットの師匠は、リオネス王国の聖騎士であるジェリコと判明します。ジェリコは、『七つの大罪の特別読切』に登場し、愛らしい容姿で絶大な人気を博したキャラクターです。聖戦の終結後、ジェリコは、バンやエレインと共に妖精の森へと同行することになります。その後、二人の間に誕生したランスロットの師として彼の指導に当たりました。そのためランスロットは、今でもジェリコを「師匠」と呼んでいます。

ランスロットの恋人

恋人のイメージ

ランスロットの恋人は、ブリタニアの小国カメリアードの姫、ギネヴィアです。ギネヴィアは、初対面でランスロットに突然キスをした黒髪の少女ですが、ランスロットはこの時、彼女の正体について何も知らなかったようです。しかしギネヴィアは、ランスロットのことを詳しく知っており、彼が誰にも打ち明けたことのない師匠のことまで知っていました。

実はギネヴィアは、未来を見通す力を持っていました。彼女が未来でランスロットと恋人同士になることは既定の事実らしいのです。ランスロットとギネヴィアの結びつきは物語に独特な魅力を与えています。ギネヴィアの未来視能力が二人の運命を後戻りができないようにしているのは、興味深い点と言えるでしょう。

ランスロットとキングの関係

最後に、ランスロットとキングの関係について解説します。怠惰の罪キングこと妖精王ハーレクインは、ランスロットにとっては伯父に当たります。キングの印は左足にある「熊」で、妖精界の神樹に選ばれた守護者でした。

ハーレクインは、その圧倒的な力で、周囲からはキングと呼ばれ恐れられています。キングは以前、バンを攻撃しましたが、エレインの魂によって死者の都で和解が成立しました。聖戦の後、彼は巨人族のディアンヌと結婚し、子供がいることを明かしていました。

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黙示録の四騎士のシンの声優

内山昂輝のプロフィール

ここで、アニメ『黙示録の四騎士』のシン役の声優、内山昂輝(うちやま・こうき)を紹介します。内山昂輝は、990年8月16日生まれ・埼玉県出身の男性声優で、現在、劇団ひまわりに所属し俳優としても活動しています。

内山昂輝は1993年に劇団ひまわりに入団し、主に子役としてテレビドラマや映画などに出演しました。2001年、アメリカ合衆国のSF映画『A.I.』で声優デビューし、役者としての活動と並行して声優としての足場を築いていきました。

特に2005年に『キングダム ハーツII』のロクサス役で注目を集め、それ以降、声優としての活動が増えていきました。2011年には第5回声優アワードで新人男優賞を受賞し、2015年には東京アニメアワード2015でアニメ オブ ザ イヤー声優賞も受賞しました。

内山昂輝の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『黙示録の四騎士』でシンを演じた声優・内山昂輝の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • 機動戦士ガンダムUC(バナージ・リンクス)
  • ハイキュー!!(月島蛍)
  • キングダムハーツ シリーズ(ロクサス、ヴェントゥス)
  • Charlotte(乙坂有宇)
  • ユーリ!!! on ICE(ユーリ・プリセツキー)
  • 僕のヒーローアカデミア(死柄木弔)
  • Free!(桐嶋郁弥)
  • ホリミヤ(宮村伊澄)
  • 呪術廻戦(狗巻棘)
  • 山田くんとLv999の恋をする(山田秋斗)

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黙示録の四騎士のシンに関する感想や評価

ここまで『黙示録の四騎士』のシン特集をお届けしてきましたが、最後にシンに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

『黙示録の四騎士』のシンは、かわいい見た目と口の悪さが特徴のキャラクターです。こちらの方は、そんな生意気なシンに魅力を感じたようでした。

続いて紹介するのは、シンの正体に関するツイートです。こちらの方のように、シンの正体をバンだと思ったアニメ視聴者が多かったようです。実際には、この記事で解説したように、シンの正体はバンの息子であるランスロットでした。

最後に紹介するのも、シンの正体に関するツイートです。こちらの投稿者の方は、「バン説」をあからさま過ぎて引っかけを疑うレベルとし、それに気づかない読者を不審がっていました。

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黙示録の四騎士のシンまとめ

まとめのイメージ

この記事では、「『黙示録の四騎士』のキツネのシンの正体はランスロット?」と題して、シンの正体やバンとの関係などについて考察してきました。

『黙示録の四騎士』に登場するシンの正体は、七つの大罪の一人であるバンの息子、ランスロットでした。ランスロットは、バンと妖精族の母エレインとの間に生まれた半妖半人の少年で、キツネの姿に変身し主人公パーシバルの旅に同行します。彼がキツネに化けていた理由は、身の安全を確保するため「黙示録の四騎士」であることを隠す必要があったこと、そしてパーシバルたちに甘えさせない、つまり彼らを鍛えるためでした。

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