2023年11月10日公開
2023年11月10日更新
ブルージャイアントの映画がひどい?不評の理由や感想・評価をまとめて紹介
「ブルージャイアント(BLUE GIANT)」の映画がひどいといわれる理由を、紹介します。ブルージャイアントは、ジャズミュージシャンを目指す若者たちを描いた同名の漫画を原作にしたアニメ映画で、原作ファンをはじめとして話題と注目を集めていました。ブルージャイアントの映画がなぜひどいと評価されたのか、CGのクオリティなどを中心に紹介しながら、映画を観た方の感想も取り上げていきます。
目次
ブルージャイアントとは?
先日飲みに行った👦の友達パパさん。
— とぅけ先生@小学校教員📝学級通信 (@tttuuuke) January 4, 2023
いろんな話をした後に
とぅけさんなら絶対ハマる!熱いマンガと紹介してもらったブルージャイアント。
これは面白い。
映画化もされるそうな😍
最高ーー! pic.twitter.com/29iKgmtH0w
「ブルージャイアント(BLUE GIANT)」は、同名の音楽漫画をアニメ映画化した作品です。大きな話題と反響を呼んだものの、「ストーリー展開がひどい」や「CGがひどい」という感想や評価を招きました。この記事では、ブルージャイアントの映画版がひどいといわれる理由をメインに考察しながら、ブルージャイアントとはどのような作品なのかその概要とあらすじ、面白い魅力も紹介するため、同作品を観る参考にしてください。
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の概要
「JAZZ KISSA」制作スタッフが選ぶ
— ジャズ喫茶のジャズ【公式】 (@shinseido_jazz) August 13, 2023
【私が泣いたブルージャイアント】
vol.23
========
BLUE GIANT
10巻75話
“SOMETHIN’ SPECIAL”
「この子達の方が信じていたのかしら…」
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ジャズってますね。。。
※ブルージャイアント勝手に応援中#ブルージャイアント #BLUEGIANT pic.twitter.com/2pGQWt80bb
- BLUE GIANT:ビッグコミック2013年-2016年 連載 コミックス全10巻
- BLUE GIANT SUPREME:ビッグコミック2016年-2020年連載 コミックス全11巻
- BLUE GIANT EXPLORER:ビッグコミック2020年-2023年 コミックス既刊8巻(2023年11月現在)
- BLUE GIANT MOMENTUM:ビッグコミック2023年-連載中 コミックス未発売(2023年11月現在)
- 映画 BLUE GIANT:2023年2月17日全国公開 ブルーレイ、DVDあり
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の原作漫画のシリーズとメディアミックスを、上記しました。ブルージャイアントの原作者は、石塚真一です。石塚真一は、サラリーマン時代を経て、31歳で漫画家デビューしました。代表作に、実写映画化された「岳-ガク-」があります。
ブルージャイアント(BLUE GIANT)のあらすじ
ブルージャイアント、原作1話だけ読んでから映画に臨んだから「いつドイツ行くんかな?☺️」って思ってたらあの終わり方されてえ😭😭😭😭💦💦💦💦💦💦なた いやいい終わり方だけど切ないよ〜ン😭 pic.twitter.com/fZWtYlskxS
— うさや (@usausa3989) May 13, 2023
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の主人公である宮本大は、地元の宮城県仙台市の高校生だった時に、何気なく聴いたジャズの曲に惹かれました。大は、これといった目的や目標もなく暮らしていましたが、ライブハウスで観たジャズバンドのライブに感動して、サックスプレイヤーを目指すこととなるのです。サックスを買うべくアルバイトをするも、なかなかお金が貯まらない大に、兄の雅之が手を差し伸べました。
ブルージャイアントの映画がひどい?不評の理由を考察
石塚真一原作の同名漫画を映画アニメ化したブルージャイアントは、原作ファンを中心に話題を集めましたが、実際に映画を観た人たちの間で「ひどい」と酷評されました。特に、ストーリー展開とCGがひどいといわれているとのことです。ブルージャイアントの映画は、果たして何がひどいのでしょうか?この章では、ブルージャイアントの映画版が「ひどい」と評される理由について、4項目に分けてネタバレを含めながら紹介します。
ひどいと言われる理由①残酷なストーリー
ダントツ1位で泣かされまくったブルージャイアント。その映画でも冒頭から「俺はなる」というセリフで泣かされる。そして演奏シーンのCGのチープさで別の意味で泣く。だけど、だけど!映画自体はマジで最高だった。さすがのプロ、特に上原ひろみの演奏を劇場のフルボリュームで聴ける幸せを感じよ! pic.twitter.com/8Z73pUl8k4
— ShishidoRyuji (@ShishidoRyuji) February 26, 2023
ブルージャイアントは、原作漫画もアニメ映画版もヘヴィなストーリー展開をすることで知られています。ネタバレをしますと、宮本大と沢辺雪祈、そして玉田俊二の3人で組んだバンドが目指していた日本最高のステージ「SO BLUE」での演奏をできなくなってしまうという展開があり、大河ドラマとしての面白さはあるものの、「残酷な展開がひどい」や「ストーリーが重くてひどい」という感想や評価につながっているとのことです。
ひどいと言われる理由②CGの質が悪い
悪名高い玉田のドラムモーションキャプチャーだが、SO BLUEのドラムソロ場面は全部狂気のフル手描き作画。ここの臨場感がやばい。つまりやろうと思えば全部手描き作画(それも神作画)で演奏シーンが描けたということ。
— サノバレコード(SABBAT OF ★ RECORD) (@RecordSabbat) February 24, 2023
CGは実力不足でなく妥協点だったということだ。#ブルージャイアント #BLUEGIANT pic.twitter.com/9yblAqR6Pl
ブルージャイアントの映画の中で、最もひどいと評されているのはCGです。大たちジャズバンドの演奏シーンにCGが用いられたのですが、モーションキャプチャーで作られたミュージシャンCGの出来が、「一昔前のゲームのポリゴンのようでひどい」や「スラムダンクの映画版のCGが良かったので、比較するとひどい」という意見が、SNS上を中心に展開されました。また、「いうほどひどいわけではない」という評価もあります。
ひどいと言われる理由③原作と違う部分がある
約一年前映画化が発表されたあたりに当選。
— yamori (@working96750662) March 15, 2023
あの時はこんなに映画ヒットすると思ってなかった…
演奏シーンのCGが苦手なだったとしても最高の映画でした。#ブルージャイアント pic.twitter.com/0kKBEcdzj4
ブルージャイアントの映画版の上映時間は、120分です。一方、原作はコミックス全10巻で、全80話のドラマが展開されました。当然のことながら、一作のアニメ映画に原作漫画の全てのエピソードを収めるのは不可能です。オミットされたエピソードもあり、「取捨選択が見事だった」という高評価もあるのですが、「好きなエピソードやシーンが見られなくてひどい」や、「ストーリーのつながりがなくなってひどい」と評されています。
ひどいと言われる理由④演奏部分のアニメーション
観た
— Phase - Next (@the_last_trust) June 15, 2023
CGの使い方、レベルには閉口した
音楽に予算を使いすぎたせいか
つまり上原ひろみさんである
音を聞いて残念だった
漫画の方が興奮した
映画には現実のJazzの限界があった
無念だ🥺#Jazz #ブルージャイアント #映画『BLUE GIANT』予告編 https://t.co/LB8R6JorKM pic.twitter.com/kfn0KvrXhy
ブルージャイアントは、ジャズミュージシャンを目指す若者たちを描いた音楽アニメ映画です。そのため多くのファンは、実際にアニメで動くJASS(大、雪祈、俊二のトリオ)に多大な期待を寄せていました。しかしながら先述したひどいCGや、サックスやドラムから火花のようなものが放たれるシーン、そして何かが溶けたようなサイケを思わせるシークエンスに興醒めしてしまった人がいるとのことで、ひどい評価につながりました。
ブルージャイアントの映画の面白い魅力
2023年に公開されたアニメ映画ブルージャイアントは、ひどいという評価が多いといわれています。他方で、「面白い」という意見も多く寄せられており、同作品の賛否両論ぶりが窺えました。それでは、ブルージャイアントの映画には、どのような面白さや見どころがあるのでしょうか?この章では、ブルージャイアントのアニメ映画版の面白い魅力について、ネタバレを交えながら、3項目に分けて取り上げていきます。
面白い魅力①見やすい構成
BLUE GIANTのBlu-ray来たァァァ
— トマ (@tosamami49) October 17, 2023
めっちゃCOOL(๑•̀ㅂ•́)و✧
CGが映画とどう変わってるか楽しみ👍
とりあえず早く子供らを寝かせねヴァ!
#ブルージャイアント
#BLUEGIANT pic.twitter.com/HtdDcdqOPV
ブルージャイアントの映画が面白いという人の多くは、同作品の構成を高く評価しています。ブルージャイアントは、やはり音楽作品であることから演奏シーンこそがクライマックスであり、そこへ向かって一直線にストーリーが展開していく構成が取られました。その結果、ヘヴィなストーリーをひどいとする意見もありながら、「ストーリーはとても面白い」や「原作漫画をよく理解している」との感想が多く寄せられることになります。
面白い魅力②終盤の展開
映画『ブルージャイアント』感想。圧倒的アニメーション描写とEX-ARMエクスアームレベルのCG作画の交互浴 - 社会の独房から https://t.co/vIC5x432p2 pic.twitter.com/hhMxAzPXZ3
— Chala男 (@Chala402692251) February 28, 2023
面白い魅力の①とリンクしますが、ブルージャイアントのアニメ映画は、終盤に怒涛の展開を見せています。まるでそれまでのストーリーが、終盤のために動いていたかのようであり、「観た人は一気にカタルシスを味わえる」と高評価されていました。また、原作漫画が2023年11月現在第4作目が連載中であることからもわかりますが、映画版も続編が制作できるような終わり方をしているとのことで、ファンの期待を集めているのです。
面白い魅力③音楽に圧倒される
高音響の映画館でブルージャイアント2回目観てきちゃった
— ながとし11 (@gurahamu5656) March 1, 2023
CGがイマイチっていう意見もあるけどそれがどうでも良くなるくらいストーリーと音楽が最高なんよなぁ pic.twitter.com/JK4a0m7Usx
ブルージャイアントのアニメ映画版の一番の見どころだといわれているのは、演奏シーンです。大たちのバンドJASSの演奏はサックスを馬場智章、ピアノを上原ひろみ、ドラムを石若駿が担当しました。いずれも名うてのジャズミュージシャンとして有名ですが、特に上原ひろみの演奏に注目が集まったとされています。「演奏シーンだけでも映画版を観る価値がある」とまで言い切るファンも多く、面白い魅力につながっているのです。
ブルージャイアントの映画に関する感想や評価
この章では、ブルージャイアント(BLUE GIANT)のアニメ映画版に関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ブルージャイアントの映画は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?
ブルージャイアント。本当に面白い映画でした……ここ10年くらいのアニメ映画ではダントツです……
— ふにゃり (@Fnyari_) March 3, 2023
こちらは、アニメファンだと思われる方のツイートです。アニメ映画を頻繁に観ているようで、ブルージャイアントの映画版について、ここ10年くらいのアニメ映画の中でダントツに面白いという感想をつぶやいていました。
漫画の方のブルージャイアントめたくそ面白いのに映画の方が酷評と共に忘れ去られてる
— あき (@aki777228) August 31, 2023
音楽系の漫画の映像化はだいたいそんなもんなのか🤔
ちなみに自分も待ってたはずなのに今まで忘れてましたし見てないっすオッス
原作はめっちゃ面白いんでよろしゃすおっす
こちらは、ブルージャイアントの大ファンだと思われる方のツイートです。原作漫画が大好きであり、アニメ映画版のひどい評価とともに原作までが忘れ去られてしまうのが嫌だとつぶやいています。
(´・ω・`)そんなわけでブルージャイアントの映画見てきたわけなんだけど……
— 山哲@地球人 (@YamatetsuBranch) February 20, 2023
非常に感想が難しいでござるな
お話は無印をうまくまとめて映画オリジナル展開いれていい感じになってるんだけど
至るとこで言われてるCGがひどい……
こちらは、ブルージャイアントのアニメ映画版を観た方のツイートです。映画版を観た感想として、ストーリーは無難にまとまっていてアニオリ展開もいい感じだけれども、CGが至る所で言われているようにひどいとつぶやいていました。
ブルージャイアントの映画がひどいといわれる理由まとめ
この記事では、ブルージャイアント(BLUE GIANT)のアニメ映画版について、ひどいといわれる理由を中心に考察紹介してきました。賛否両論を巻き起こしたブルージャイアントの映画版を、是非一度観てください。