【鬼滅の刃】岩の呼吸の全型一覧！悲鳴嶼行冥の必殺技や武器・日輪刀を一挙に紹介

『鬼滅の刃』の全集中の呼吸は、鬼殺隊隊士が使う極意の技です。超越生物である鬼と生身で渡り合えるほどに身体能力が強化され、そこから各型に沿った剣術を繰り出します。そして、基本となる呼吸の流派が炎・水・風・岩・雷の五系統です。では、ここから岩の呼吸について、全型や必殺技一覧、使い手とその武器・日輪刀、特徴、斬られ心地などを交えて紹介していきます。それではまず、鬼滅の刃の作品情報から見ていきましょう。

• 漫画タイトル：鬼滅の刃（きめつのやいば）
• ジャンル：、少年漫画、バトル、ダーク・ファンタジー、鬼退治、冒険
• 作者：吾峠呼世晴（ごとうげこよはる）
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ
• 発表号：2016年11号 - 2020年24号
• 巻数：全23巻
• 話数：全205話
• アニメ情報：外崎春雄（監督）、ufotable（シリーズ構成・脚本・アニメーション制作）、梶浦由記、椎名豪（音楽）、松島晃（キャラクターデザイン）

『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴先生によるバトル漫画です。週刊少年ジャンプにて2016年2月15日から2020年5月18日まで連載され、単行本は23巻まで刊行されています。単行本の累計発行部数は、2021年2月時点で1億5000万部を突破しており、その人気を受けてテレビアニメ化や舞台化、ゲーム化などさまざまなメディアミックスが展開されました。

ここでは鬼滅の刃のあらすじを紹介します。時は大正。炭焼きをして家族を支えていた主人公・竈門炭治郎は、禰豆子、葵枝、竹雄、花子、茂、六太とともに慎ましい生活を送りながら幸せに暮らしていました。しかし、炭を売りに街へ出かけたある日、家族が鬼に殺されてしまいます。唯一生き残った妹・禰豆子も鬼と化してしまいました。そこで、炭次郎は禰豆子を人間に戻す方法を求め、鬼を追うため鬼殺隊に入隊することに…

鬼滅の刃の岩の呼吸は、鬼殺隊士が用いる5つの呼吸の一つです。呼吸には岩を含め炎、風、雷、水などがあります。そして、5つの呼吸それぞれに特性があり、岩の呼吸はもっともパワーに優れた呼吸です。ただ、岩の呼吸を十全に扱うためには正しい呼吸や筋力の向上、反復運動による爆発的な力によってすべての感覚を開く必要があります。

炎、風、雷、水の呼吸の流派からは多くの呼吸が派生していますが、唯一岩の呼吸のみ紹介されていません。岩の呼吸は前提として圧倒的な筋力が求められるため、他の呼吸が派生しにくいと考えられます。では、岩の呼吸にはどのような型があるのでしょうか？ここからは岩の呼吸の全型や必殺技を一覧で詳しく紹介していきます。

岩の呼吸の全型や必殺技一覧、1つ目は壱ノ型 蛇紋岩・双極（じゅもんがん・そうきょく）です。壱ノ型 蛇紋岩・双極は手斧と鉄球の両方を回転させながら同時に敵へと放つ技です。上弦の鬼・黒死牟との戦いで披露されています。この時、実弥の「天狗風」と連携して放ちました。柱稽古によって互いの技を理解し合っているのかかなり攻撃力が高く、黒死牟の着物をピリピリに破き、黒死牟の刀を変化させて本気にさせています。

岩の呼吸の全型や必殺技一覧、2つ目は弐ノ型 天面砕き（てんめんくだき）です。弐ノ型 天面砕きは鉄球を敵の頭上へ投げてから鎖を踏んで一気に振り下ろす技です。鍛え抜かれた筋力が必要な技であり、上弦の鬼・黒死牟との戦いで最初に見せた型となっています。あらかじめ斧を投げつけて敵の体勢を崩すことで避けづらくさせていました。

岩の呼吸の全型や必殺技一覧、3つ目は参ノ型 岩軀の膚（がんくのはだえ）です。参ノ型 岩軀の膚は手斧と鉄球が両端についた鎖を自身の回りで回転させ、敵の攻撃を防ぐ全方位防御技です。産屋敷にて鬼舞辻無惨と対峙した際に使用しています。無惨の血鬼術「黒血枳棘」を薙ぎ払うほどの防御力を見せていました。

岩の呼吸の全型や必殺技一覧、4つ目は肆ノ型 流紋岩・速征（りゅうもんがん・そくせい）です。肆ノ型 流紋岩・速征は鉄球と手斧を前方と後方同時に投げ、全方向に攻撃を繰り出す技です。攻防一体の技となっており、隙のない頑丈で堅い岩を彷彿とさせます。上弦の鬼・黒死牟との戦いで披露されていますが、ダメージを与えるまでには至りませんでした。

岩の呼吸の全型や必殺技一覧、5つ目は伍ノ型 瓦輪刑部（がりんぎょうぶ）です。伍ノ型 瓦輪刑部は上空から手斧と鉄球で四ヶ所を攻撃する技です。上空から手斧と鉄球を振り下ろすことによって、武器・日輪刀の重さと重力方向に働く反動の力を攻撃力に上乗せしています。そのため一撃の攻撃力はかなり高いです。頸を斬られてもなお倒れようとしない黒死牟にこの技をぶつけ、とどめを刺しました。

先に岩の呼吸の全型や必殺技を一覧で詳しく紹介しましたが、そもそも岩の呼吸を極めるには、何事においても動じることのない強い精神力を持つことと同時に、確固たる信念によって万象に対応する性質を持った者に適性があります。では、岩の呼吸の使い手は誰なのか？ここからは岩の呼吸の使い手とその武器・日輪刀について見ていきましょう。

• 名前：悲鳴嶼行冥（ひめじまぎょうめい）
• 出身地：東京府 靑梅 日の出山
• 誕生日：8月23日
• 年齢：27歳
• 身長/体重：220㎝/130㎏
• 階級：岩柱
• 好きなもの：炊き込みご飯

岩の呼吸の使い手は悲鳴嶼行冥です。悲鳴嶼行冥は盲目というハンデを抱えながらも、鬼と戦うために結成された組織「鬼滅隊」の中でも、最強の9名の剣士を刺す「柱」の一人です。

また、病や飢えで両親と兄弟を全員亡くした天涯孤独の身であり、世話をしていた身寄りのない子供たちを鬼に殺されるという悲しい過去を持っています。その際に子供たちを殺した殺人犯として投獄され、鬼の犯行であることに気付いた産屋敷輝哉に助けられて鬼殺隊に入隊することとなりました。

鬼殺隊の日輪刀は日本刀がベースとなっています。しかし、悲鳴嶼行冥の日輪刀は独特な刀で、もはや刀とは言い難い刀身をしています。悲鳴嶼行冥が使用するのは手斧と棘鉄球が鎖でつながれている武器・日輪刀です。

岩の呼吸の全型や必殺技を見る限り、鬼を斬るのではなく潰すというのを目的とした日輪刀のようにも考えられます。手斧・棘鉄球・鎖は極めて純度が高い鉄でできています。上弦の鬼の中でも最強クラスの黒死牟でさえ鎖を斬ることができないほどの強度を誇ります。

岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥は、複数の鬼殺隊剣士から「最強」と評価されるほどの強さを誇ります。身長220㎝、体重130㎏と体格が大きく、また腕力も柱一です。また、心技体に優れ、総合的な戦闘力は突出して高いといえます。実際に透き通る世界で悲鳴嶼行冥の肉体を見た黒死牟は、これほどの剣士に出会うのは三百年ぶりだと絶賛しています。

そもそも鬼殺隊に入り、修行を重ねる前からすでに鬼を殴り殺すことができるほどの強さを持っていました。このように圧倒的な強さを持っている悲鳴嶼行冥ですが、彼は盲目というハンデを抱えています。では、どのようにして戦っているのかというと、鎖を振り鳴らす音の反響で空気や動きを正確に把握しているのです。さらに、上弦の鬼・黒死牟との戦いの中で痣を発現させ、透き通る世界に入ることに成功しています。

ここまで岩の呼吸の全型や必殺技を一覧で紹介しつつ、その使い手である悲鳴嶼行冥の強さや武器・日輪刀を解説してきました。悲鳴嶼行冥は歴代最強クラスが揃った現役柱の中でも最強と称された岩柱で、鬼滅隊加入後は生まれ持った強靭な肉体をさらに鍛え上げ、究極の肉体まで昇華させています。では、そのような悲鳴嶼行冥が使う岩の呼吸とはどのような呼吸法なのか？ここからは岩の呼吸の特徴や日輪刀での斬られ心地を紹介します。

先に簡単に触れたように、本来鬼殺隊は日本刀を使うのが一般的です。しかし、悲鳴嶼行冥は日本刀を使っていません。

日輪刀から推察するに、彼は筋力の向上と正しい呼吸、さらに反復動作が必須な流派である岩の呼吸をもとに独自のスタイルを確立させたのでしょう。また、黒死牟の回想シーンには悲鳴嶼行冥との共通点の多さから岩の呼吸の使い手ではないかと推察される鬼狩りが登場しているのですが、その鬼狩りもまた数珠を付けており、多節棍のような日輪刀を持っていました。そのことから岩の呼吸自体が日本刀を使わない可能性も考えられます。

公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」には、隠の後藤さんが鬼に対して「各呼吸の斬られた心地は？」とインタビューしている様子を描いたページが掲載されています。

その中で黒死牟は「に王像を彷彿とさせる…」、そのほかの鬼たちは「漏らした怖すぎて」「あんな武器見たことないし…ゴウンゴウンしてた」「泣きたいのはこっちなのに向こうが泣いてるから混乱した」と回答。鬼にとっても最強の柱・悲鳴嶼行冥とその呼吸・日輪刀はインパクトが大きく、また貫禄と迫力のある斬られ心地だったようです。

鬼滅の刃は2019年にテレビアニメ化されています。2023年11月現在は『竈門炭治郎 立志編』『無限列車編』『遊郭編』『刀鍛冶の里編』が放送されており、それぞれ竈門炭治郎 立志編が2019年4月6日から9月28日まで、無限列車編が2021年10月10日から11月28日まで、遊郭編が2021年12月5日から2022年2月13日まで、刀鍛冶の里編が2023年4月9日から6月18日まで放送されました。

監督は外崎春雄氏、シリーズ構成・脚本・アニメーション制作はufotable、キャラクターデザインは松島晃氏がそれぞれ担当しています。では、ここから岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥の声を務めたアニメ声優について、プロフィールや主な出演作品などを交えながら紹介していきます。

• 名前：杉田智和（すぎたともかず）
• 出身地：埼玉県比企郡嵐山町
• 生年月日：1980年10月11日
• 年齢：43歳
• 職業：声優、作家
• 所属事務所：AGRS
• 活動期間（声優）：1998年～
• ジャンル（声優）：アニメ、ゲーム、ナレーション
• デビュー作：魔装機神サイバスター（シンジ・キリハラ）
• 趣味：漫画を読むこと、アニメ鑑賞、ゲーム
• 好きな色：黒と銀色

岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥の声優は杉田智和さんです。杉田智和さんは株式会社AGRS代表取締役で、そのほかにも声優や作家として活動しています。声優としては1998年に『魔装機神サイバスター（シンジ・キリハラ）』でデビューしており、2023年11月現在はアニメやゲーム、ナレーションなどを中心に活動中です。

デビュー後は2006年に『銀魂』の主人公・坂田銀時や『涼宮ハルヒ』の主人公・キョンなどを演じて、知名度を大幅に上げました。憂鬱受賞歴には第3回声優アワード「助演男優賞」、Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2013「男性声優賞」などがあります。また、『翠星のガルガンティア』で演じたチェインバーもマスコットキャラクター賞を受賞しています。

• 2006年～：銀魂（坂田銀時、赤い人、ちんざむ、笛吹和義、どざえもん、アルチュウ役）
• 2011年～：SKET DANCE（笛吹和義〈スイッチ）、坂田銀時、ナレーション役）
• 2012年～：ジョジョの奇妙な冒険（ジョセフ・ジョースター役）
• 2015年～：バトルスピリッツ 烈火魂（宝緑院兼続役）
• 2016年～：D.Gray-man HALLOW（リーバー・ウェンハム役）
• 2016年～：ねこねこ日本史（斎藤一、後白河法皇、高橋至時、長尾晴景、平国香、小林一茶、松平定信、龍造寺剛忠役）
• 2017年～：イケメン戦国◆時をかけるが恋は始まらない（織田信長役）
• 2018年～：ゴールデンカムイ（二階堂浩平役）
• 2018年～：七つの大罪 シリーズ（エスカノール役）
• 2018年～：PERSONA5 the Animation（喜多川祐介役）

• 2018年～：ゴブリンスレイヤー（蜥蜴僧侶役）
• 2019年～：スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH（青山樹役）
• 2020年～：八男って、それはないでしょう!（クルト役）
• 2021年～：無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜（前世の男役）
• 2022年～：悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました（アーモンド役）
• 2022年～：ある朝ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生（俺クン役）
• 2023年～：るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-（鵜堂刃衛役）
• 2023年～：東京リベンジャーズ（柴大寿役）
• 2023年～：ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん（バルドゥール・リーフェンシュタール役）
• 2024年～：婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む（アレン・クロフォード役）

ここまで鬼滅の刃に登場する岩の呼吸について、柱・使い手やに武器・日輪刀、特徴、斬られ心地などの解説を交えながら、全型や必殺技を一覧で詳しく紹介してきました。では、最後に岩の呼吸に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上では岩の呼吸の壱ノ型 蛇紋岩・双極や日本刀を使わない理由、特徴などに関する声がいくつかあがっていました。

岩の呼吸の壱ノ型 蛇紋岩・双極に関する声があがっています。こちらでは岩の呼吸の壱ノ型 蛇紋岩・双極に対して、強い印象を持たれているようです。黒死牟との戦いでは悲鳴嶼行冥と不死川実弥が連携して戦う姿を見ることができます。そこでは岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥のさまざまな型が披露されており、とても見ごたえがあります。これを機に悲鳴嶼行冥たちの戦闘シーンに注目してみるとよいでしょう。

岩の呼吸の特徴に関する声があがっています。どうやらこの方は、岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥が日本刀を使わない理由に注目されているようです。確かに岩の呼吸の全型を見る限り、日本刀は不向きであると考えられます。

ほかの感想では悲鳴嶼行冥が日本刀を使わない理由として、鎖を振った時の音の反響で空間把握をする必要があるからだと言われています。岩の呼吸の型には向いていないから日本刀を使わないのか、それとも悲鳴嶼行冥が盲目という弱点を克服する必要があるからこそ日本刀を使わないのか？やはり悲鳴嶼行冥以外の岩の呼吸の使い手も気になるところです。

岩の呼吸の特徴に関する声があがっています。どうやらこの方は、岩の呼吸がどのような呼吸法なのか気になっているようです。岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥は物語終盤に登場しているため、あまり戦闘シーンが描かれていません。

そのため鬼滅の刃の漫画が完結した時点で岩の呼吸についての謎が多く残ったままでした。また、悲鳴嶼行冥が日本刀を使わないことや、基本となる呼吸の流派、炎・水・風・岩・雷の中で岩の呼吸のみ派生していないことなど、岩の呼吸とその使い手である悲鳴嶼行冥はかなり特殊です。そのことも岩の呼吸の謎を深める理由となっているのでしょう。

本記事では鬼滅の刃の岩の呼吸の全型を一覧で詳しく解説しつつ、岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥の必殺技や武器・日輪刀を一挙に紹介してきました。岩の呼吸はパワーに特化した呼吸法であるため、前提として圧倒的な筋力が求められます。そして、何事においても動じることがない強い精神力と同時に強固な信念を持って物事に対応できる者が岩の呼吸の使い手にふさわしいです。

それを踏まえると、岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥は一緒に暮らしてきた子供たちに裏切られたと誤解しながらも鬼殺隊士として長く柱を務めたことから、揺るぎない信念を持っていることがうかがえ、岩の呼吸の使い手としてふさわしい人物だといえるでしょう。

鬼滅の刃の漫画やアニメを見る際はぜひ、岩の呼吸の使い手である悲鳴嶼行冥岩の活躍に注目してみてください。なお、以下にて岩の呼吸の全型や必殺技を一覧でまとめています。鬼滅の刃の漫画やアニメを見る際に参考になされてください。

• 岩の呼吸の型：壱ノ型 蛇紋岩・双極（じゅもんがん・そうきょく）
• 岩の呼吸の型：弐ノ型 天面砕き（てんめんくだき）
• 岩の呼吸の型：参ノ型 岩軀の膚（がんくのはだえ）
• 岩の呼吸の型：肆ノ型 流紋岩・速征（りゅうもんがん・そくせい）
• 岩の呼吸の型：伍ノ型 瓦輪刑部（りゅうもんがん・そくせい）