2023年10月28日公開
2023年10月28日更新
【七つの魔剣が支配する】カティはなぜいじめられている?強さやオリバーとの関係は?
カティとは、『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するキャラクターの1人です。『七つの魔剣が支配する』に登場するカティは、「キンバリー魔法学校」の生徒であり、「カティ=アールト」が本名となっています。カティは亜人種の使役能力と強靭な精神力を兼ね備えており、オリバーやガイと良好な関係を築き上げています。しかし、カティは亜人種との関係が原因で、序盤に周囲からいじめを受けていました。本記事では、カティについて、いじめの原因や能力の強さ、オリバー及びガイとの関係などを紹介していきます。
目次
七つの魔剣が支配するのカティとは?
七つの魔剣が支配する(ななつま)の作品情報
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』には、カティ=アールトという名前の女性キャラクターが登場しています。『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティとは、「湖水国」出身のかわいい少女であり、「キンバリー魔法学校」でオリバーの「剣花団」に所属しています。かわいいカティは亜人種の使役能力と精神力の強さが作中トップクラスとなっており、オリバー率いる「剣花団」のメンバーに信頼されています。
しかし、カティは亜人種や魔獣を大切にする「人権派」の人間であり、「キンバリー魔法学校」の中で浮いてしまっています。これが原因で、カティは当初、学校内の「保守派」にいじめられていました。本記事では、『七つの魔剣が支配する』に登場するカティについて、いじめの原因や能力の強さ、オリバー及びガイとの関係などを紹介します。まずは、カティが登場する『七つの魔剣が支配する』の作品情報を簡単に見ていきましょう。
七つの魔剣が支配する(ななつま)の概要
『七つの魔剣が支配する』読みました!
— リュウ@ラノベ紹介ブログ (@RyuSubcul0216) December 27, 2021
途中までは「面白いな〜」程度でしたが、エピローグで一気に深みが増しましたね!
登場してない5本の魔剣が気になります...
とにかく早く2巻が読みたいです!#ライトノベル#ラノベ好きと繋がりたい pic.twitter.com/XVoUhAUGeV
カティが登場する『七つの魔剣が支配する』とは、ラノベ作家・宇野朴人のライトノベル作品であり、『ななつま』という略称で知られています。『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』は「児童文学じゃないハリー・ポッター」がテーマとなっており、主人公・オリバー=ホーンの復讐や日常が描かれています。元々、『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』は2018年の9月7日に「KADOKAWA」で書籍の刊行が始まりました。
『七つの魔剣が支配する』は2023年10月現在も続いており、これまで合計13巻(外伝小説含む)の書籍が発売されています。『七つの魔剣が支配する』はシリーズの累計発行部数が70万部を超える大人気ライトノベルであり、「ラノベ好き書店員大賞2019」や「このライトノベルがすごい!2020」で1位に選ばれています。この人気から、『七つの魔剣が支配する』はこれまで、テレビアニメ化や漫画化などのメディア展開が行われています。
七つの魔剣が支配する(ななつま)のあらすじ
主人公のオリバー=ホーンはある日、「キンバリー魔法学校」の教師の裏切りで母親を失ってしまいます。この時、オリバーは母親の復讐を決意し、人格と寿命を引き換えに第四魔剣の「奈落を渡る糸」をマスターしました。その後、オリバーは「キンバリー魔法学校」に入り、ナナオ・カティ・シェラ・ガイ・ピートの5人と出会います。そして、オリバーは「キンバリー魔法学校」の教師と対峙し、母親の死の真相を知ることになるのでした。
カティのプロフィール
ななつまのカティは大和田仁美さんだから楽しみ pic.twitter.com/FqNZ4EeUnz
— ちきちきチャンネル (@TKTKch_SUB) June 20, 2023
本記事で、いじめの原因や能力の強さ、オリバー及びガイとの関係などを紹介するカティ=アールトとは、『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するキャラクターの1人です。『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティは、「キンバリー魔法学校」の女子生徒であり、巻き毛と茶色の瞳が特徴となっています。巻き毛のカティは誕生日や身長が分かっておらず、趣味や好きな食べ物なども明かされていません。
しかし、カティは「湖水国(ファーンランド)」出身の留学生であることが判明しています。「湖水国」出身のカティは、非常に心優しい性格をしており、亜人種や魔獣の生命を誰よりも大切にしています。また、カティは精神力の強さが作中トップクラスであり、オリバーに高く評価されています。『七つの魔剣が支配する』の作中で、カティは「剣花団」に所属し、いつもオリバー・ナナオ・シェラ・ガイ・ピートの5人と行動しています。
七つの魔剣が支配するのカティはなぜいじめられている?
上述で紹介した通り、『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティは、心優しい性格と強靭な精神力を兼ね備えたキャラクターです。また、カティは亜人種の使役能力も持っており、仲間のオリバーやガイに信頼されています。しかし、カティは入学当初、とある理由で周囲にいじめられていました。ここからは、『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティのいじめの原因について、紹介していきます。
理由①トロールに人語を教えた
えすのサカエ先生の「七つの魔剣が支配する」連載中!自分を襲ったトロールと心を通わせようと頑張るカティ。そんな彼女に偏見をいだくクラスメイトが増える中、彼らとオリバー達が対立してしまう!そしてアンドリューズを中心にオリバーとナナオに挑戦状を送りつけるのだが…!? pic.twitter.com/Kv2EQPuKOs
— 少年エース (@shonen_Ace) February 29, 2020
「キンバリー魔法学校」に入ったカティは、入学式パレードで暴走状態のトロールを目撃します。カティは「理想郷(ユートピア)主義」の両親を持っており、亜人種や魔法生物の命を異常なほど大切にしています。そのため、カティは自分を犠牲にし、暴走状態のトロールを助けようとしました。その後、暴走状態のトロールは捕まり、檻の中に閉じ込められます。「キンバリー魔法学校」は「保守派」が多く、亜人種や魔法生物を軽蔑しています。
また、「キンバリー魔法学校」は魔法使い至上主義を掲げており、暴走トロールの殺処分を決定しました。しかし、カティは亜人種や魔法生物の保護を支持する「人権派」であり、トロールに人間の言葉を教え始めます。また、カティは食事を与え、1人でトロールの世話をしました。さらに、カティは「キンバリー魔法学校」の教師・ダリウスに反抗します。これがきっかけで、カティは「保守派」の人間にいじめられるようになりました。
理由②「保守派」の標的になった
2023夏アニメ評価
— ヒロ@千隼P【KONAMI不買】 (@chocorun1030) August 8, 2023
七つの魔剣が支配する 5話
9点
キャラクターが個性豊かで良い。カティの剝れた表情は最高。
学園もので、ここまで統制がとれていないのも珍しい。 pic.twitter.com/9CtvXZbSFh
「キンバリー魔法学校」の多数派である「保守派」は、普通人や亜人種を心の底から見下しています。この考えから、「保守派」の人間はトロールと親しくするカティを理解することが出来ませんでした。そのため、「保守派」は下等生物のトロールに人間のマネをさせていると言い、カティをいじめ始めます。しかし、カティはいじめに負けず、トロールの世話を続けました。この信念を曲げない姿から、カティはオリバーに「天使」と評されています。
理由③ヴェラ=ミリガンの共同研究者になる
#七つの魔剣が支配する 10話
— 翠楼 (@suirou_anime) September 9, 2023
普通、強キャラは敗北すると弱体化するものだけど、切り落とされた自分の左手すら実験に活用する恐ろしさを視聴者に植え付けることで、依然として得体の知れない恐怖が拭えず、ヴェラ=ミリガンというキャラをより一層と際立たせる手法は圧巻の一言に尽きる。#ななつま pic.twitter.com/J30ki7bJEs
ある日、錬金術教師のダリウス=グレンヴィルは「人権派」のカティに激怒し、激痛呪文で彼女を指導します。すると、「人権派」のヴェラ=ミリガンが現れ、カティは九死に一生を得ました。その後、カティはヴェラ=ミリガンやオリバーと協力し、亜人種のトロールに人語を習得させます。これにカティは大喜びし、トロールを心の底から可愛がります。しかし、トロールは「人権派」のヴェラ=ミリガンに突然攫われてしまいます。
実は、ヴェラ=ミリガンはマッドサイエンティストの「人権派」であり、研究のためにトロールを解剖しようとしていました。この時、オリバーとナナオはヴェラ=ミリガンを倒し、攫われたトロールを救出します。当初、カティはヴェラ=ミリガンの裏切りにショックを受けていました。しかし、カティは立ち直り、ヴェラ=ミリガンの共同研究者になります。その後、カティはヴェラ=ミリガンの工房を入手し、「剣花団」を結成しました。
七つの魔剣が支配するのカティの強さやオリバーとの関係
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティは、オリバーやナナオと比べて出番が多くありません。また、カティは序盤が最大の見せ場であり、「剣花団」で特に目立っていないキャラとなっています。しかし、カティは特殊な能力を持っており、序盤からオリバーやガイと良好な関係を築き上げています。ここからは、『七つの魔剣が支配する』に登場するカティの能力の強さやオリバー及びガイとの関係を紹介します。
カティの強さや能力
『七つの魔剣が支配するⅢ』好評発売中!
— 電撃文庫 (@bunko_dengeki) May 11, 2019
地下迷宮での魔法×剣術バトル以外にも見どころ満載!勉強したり青春したりの学園シーンも盛りだくさんです。カティと一緒に勉強している「手」はいったい……。 pic.twitter.com/q932AvdF6U
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティは、「魔剣」や強力な魔法を使うことが出来ません。しかし、カティは元敵のヴェラ=ミリガンと協力し、トロールやグリフォンの使役能力を手に入れました。この使役能力に加え、カティは魔法生物に関する豊富な知識を持っており、敵対生物の弱点や居場所を見抜くことが出来ます。さらに、カティは精神力の強さが作中トップクラスであり、「剣花団」の面々に信頼されています。
カティとオリバーの関係
「七つの魔剣が支配する」1話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 8, 2023
初回の見せ場が無茶な能力に依存するものではなく知識量の部分でキャラクターへの興味を引けたのは好感触。濃ゆいメンバーによるわちゃわちゃ感が心地良い一方、インパクトには欠けたよね。どう面白くなるのか期待したい。#七つの魔剣が支配する #ななつま #nanatsuma pic.twitter.com/YRHVF561Wh
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』の作中で、カティは錬金術教師のダリウス=グレンヴィルに逆らい、指導として激痛呪文を浴びせられます。この時、カティは自分の意見を曲げず、最後までトロールを守りました。その姿を見たオリバーは「天使のようだ」と言い、カティを称賛します。これがきっかけで、カティはオリバーに好意を抱くようになりました。しかし、オリバーは恋愛初心者であり、カティの想いに気付いていません。
カティとガイの関係
カティ 何故ガイがやらかしたことが前提なんだ!?#ななつま pic.twitter.com/sLMasFw90q
— darkness_fairy (@dark_fairy08) August 21, 2023
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するガイとは、「剣花団」のメンバーであり、赤色の短髪が特徴となっています。「剣花団」のガイは「魔剣」を使うことが出来ず、剣や魔法の強さもカティレベルです。しかし、ガイの強さは魔法植物の育成技術であり、作中で絶滅危惧種のランタンブルーを育て上げています。また、ガイは料理の技術も高く、「キンバリー魔法学校」の教師や生徒に高く評価されています。
魔法生物の育成と料理に長けたガイは当初、カティと喧嘩を繰り返していました。しかし、ガイは様々な困難を乗り越え、魔法使いとしての強さと包容力を手に入れます。その後、ガイはカティと親しくなり、喧嘩の回数が大幅に減りました。ちなみに、ガイは仲間のカティに特別な感情を抱いています。
七つの魔剣が支配するのカティの声優
2023年10月現在、『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』は非常に高い人気を博しており、70万部を超えるシリーズ累計発行部数を記録しています。また、『七つの魔剣が支配する』は評価も高く、ライトノベルの賞を多数獲得しています。そのため、本作のアニメには、日野聡や茅野愛衣などの人気声優が多数出演しています。ここからは、アニメ『七つの魔剣が支配する』でカティを演じた声優について、紹介していきます。
大和田仁美のプロフィール
#ウマ娘4th
— 大和田仁美 (@owada_hitomi) November 13, 2022
パンフレットのときの!👗
ファル子らしいまっピンクのドレスを着させていただきました〜!🙏🎀 pic.twitter.com/zlWoNZy0gG
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』のアニメで、カティを演じた声優は、日本の女性声優である大和田仁美です。カティを演じた大和田仁美とは、1990年の3月23日に神奈川県で生まれた女性声優であり、「ひーちゃん」や「ひとちゃん」といった愛称で知られています。2023年10月現在、大和田仁美は大手声優事務所の「青二プロダクション」に所属しており、テレビのナレーターやラジオパーソナリティとしても活動しています。
元々、大和田仁美は「日本大学」の芸術学部音楽学科を卒業し、「総合学園ヒューマンアカデミー」に入りました。その後、大和田仁美は「青二プロダクション」に加入し、2013年に声優デビューを飾りました。そして、大和田仁美は2017年にアニメ『アリスと蔵六』で主人公の紗名を演じ、一躍名前が知られるようになりました。
大和田仁美の主な出演作品や演じたキャラ
- 2014年のアニメ『SHIROBAKO』:今井みどり役
- 2015年のアニメ『城下町のダンデライオン』:一条瞳役
- 2016年のアニメ『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』:秋山奈々子役
- 2017年のアニメ『アリスと蔵六』:紗名役
- 2017年のアニメ『女川中バスケ部5人の夏』:ナナミ役
- 2018年のアニメ『はねバド!』:羽咲綾乃役
- 2018年のアニメ『プラネット・ウィズ』:因幡美羽役
- 2019年のアニメ『私に天使が舞い降りた!』:種村小依役
- 2019年のアニメ『まちカドまぞく』:吉田良子役
- 2020年のアニメ『トニカクカワイイ』:シャーロット役
- 2021年のアニメ『パズドラ』:花井カレン役
- 2022年のアニメ『勇者、辞めます』:リリ役
- 2019年のゲーム『ライザのアトリエシリーズ』:クラウディア・バレンツ役
- 2021年のゲーム『ウマ娘シリーズ』:スマートファルコン役
七つの魔剣が支配するのカティに関する感想や評価
ななつまオモロいね。カティが1番かわいい
— MON (@MON10345) September 17, 2023
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティには、カティがかわいいといった感想が多く寄せられていました。『七つの魔剣が支配する』に登場するカティは、戦闘力がオリバーやナナオと比べて高くありません。しかし、カティは容姿や仕草が非常に可愛く、『七つの魔剣が支配する』で高い人気を博しています。
ななつま、カティも大好きです。
— そろそろ (@road20lead) July 30, 2023
魔獣や亜人種との共生を求める理想家で、現状とのギャップに苦しみつつも、理解のある仲間や先輩と関わって実現に近づける道を模索していて。粘り強い性格が素敵なのだぜ。
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティには、カティの性格が好きといった感想も多く寄せられていました。「キンバリー魔法学校」は「保守派」が多数を占めており、普通の人間や亜人種を見下しています。しかし、カティは「キンバリー魔法学校」の環境に流されず、亜人種や魔獣との共存を追い求めています。この性格は非常にかっこよく、カティが人気を博す理由の1つとなっています。
ななつま、カティあたりが魔に呑まれそうで怖いぜ
— hiikun (@hiikun_elements) September 30, 2023
『ななつま』こと『七つの魔剣が支配する』に登場するカティには、魔に呑まれることを心配する感想も多く寄せられていました。『七つの魔剣が支配する』のカティは非常に心優しく、亜人種や魔獣の命を大切にしています。しかし、カティの優しさは常軌を逸しており、亜人種や魔獣のためなら命を平気で捨てることが出来ます。そのため、カティは魔に呑まれる可能性が高く、多数のファンに心配されています。
七つの魔剣が支配するのカティまとめ
七つの魔剣が支配する
— タガミ バサシ (@basabasa_tagami) July 28, 2023
4話
不快展開→ざまぁ展開→バトって仲良し
引っ張りがなく1話内で収まっていたので
今までのモッタリ感がウソのよう。
バトルも無双キャラがいないので
連携が見られるし、良きかな。#七つの魔剣が支配する#ななつま pic.twitter.com/srlenWBt2k
本記事では、『ななつま』のカティについて、いじめの原因や能力の強さ、オリバー及びガイとの関係などを紹介しました。カティは特殊な能力を持っておらず、活躍シーンも多くありません。しかし、カティは魔法生物の知識量が凄まじく、「剣花団」の活躍に大きく貢献しています。また、カティは「キンバリー魔法学校」の「人権派」を代表するキャラとなっています。そのため、カティは本作に必要不可欠なキャラだといえるでしょう。