【チェンソーマン】1話の表紙は伏線？すでにラスボス＝マキマが判明していた？

1話表紙のすごい伏線とラスボスを知る前に、まずは「チェンソーマン」の基本情報を紹介していきます。チェンソーマンは2018年から2020年に第1部が連載されており、2022年に第2部の連載がスタートしました。過激な演出と衝撃的な展開が人気で、累計発行部数は2600万部を突破しています。作者の藤本タツキは秋田県出身の漫画家で、幼少期は週刊少年チャンピオンの漫画を読んでいたと話しています。

チェンソーマンの世界には悪魔が存在しており、デビルハンターが悪魔と戦っています。また、人間に味方をする悪魔も存在しているため、デビルハンターは対価を払って悪魔の力を借りています。デンジは相棒のポチタとデビルハンターをしていましたが、雇い主に裏切られた時に命を落とし、ポチタと融合してチェンソーマンになりました。藤本タツキはスプラッター映画「悪魔のいけにえ」から影響を受けたと話しています。

ここからは、チェンソーマンの1話表紙で描かれたすごい伏線を紹介していきます。チェンソーマンはキャラクターの奇行が目立っている作品ですが、伏線がすごいという意見も挙がっています。1話表紙とラスボスの関係をネタバレしながら解説していきます。

チェンソーマンは週刊少年ジャンプの2019年1号から始まった作品です。1話表紙では、チェンソーを持つデンジの姿が描かれており、「チェンソーにマキマの姿」が映っていました。1話時点では表紙の意味が不明でしたが、後にマキマは物語の重要なキャラクターであることが判明しています。また、1話表紙の時点で伏線が張られていたことがすごいと言われています。

チェンソーマンの第1部のラスボスはマキマです。デンジは雇い主に裏切られて命を落とし、相棒のポチタと融合したことでチェンソーマンになりました。また、悪魔化した雇い主を倒しており、マキマと出会ったことで公安のデビルハンターになっています。そのため、「マキマはデンジの恩人」という印象が強くなっていますが、第1部の終盤でラスボスはマキマであることが判明しました。

第1部の終盤では、デンジとマキマの戦いが描かれています。デンジはマキマに圧倒されていましたが、チェンソーマンと分離してマキマの隙を突き、体をバラバラにして勝利しました。この時に「チェンソーに映るマキマ」が描写されているため、1話表紙は「マキマがラスボス」を意味する伏線だったことが分かります。

チェンソーマンは破天荒なストーリーとキャラクターが目立っていますが、伏線が多いという特徴もあります。第1部の終盤では、様々な伏線が回収されているため、1話表紙も「マキマがラスボス」を意味する伏線だったことが分かります。ごく一部の読者しか気付いていない伏線だったため、「チェンソーマンの伏線はすごい」という意見が挙がっています。

1話表紙のすごい伏線を知った後は、チェンソーマンの第2部のラスボスを考察していきます。チェンソーマンは2022年から第2部がスタートしており、先の読めない展開が話題になっています。第2部のキャラクターの情報や、デンジと戦争の悪魔の関係をまとめていきます。

チェンソーマンの第2部の主人公は「三鷹アサ」です。三鷹アサは悪魔に両親を殺されており、人々に持て囃されているチェンソーマンを嫌っています。また、クラスの委員長が契約した正義の悪魔に殺されていますが、戦争の悪魔に体を乗っ取られる形で復活しました。戦争の悪魔は「チェンソーマンを倒す」という目的を抱いているため、第2部のラスボスは戦争の悪魔と予想されています。

三鷹アサは戦争の悪魔と体を共有しており、戦争の悪魔が主導権を握る時には顔に大きな傷跡が浮かび上がります。同じ学園には、デンジと吉田ヒロフミが在籍しているため、最終的にはデンジと戦争の悪魔の戦いになると予想されています。また、吉田ヒロフミの目的や真意が不明のため、敵になった吉田ヒロフミをデンジと戦争の悪魔が倒す展開が描かれるかもしれません。

戦争の悪魔は「チェンソーマンを倒す」という目的を持つため、単純に考えると戦争の悪魔とデンジが戦う可能性があります。ですが、チェンソーマンは伏線や謎が多い作品のため、淡々とストーリーが展開することはチェンソーマンらしくありません。また、デンジは女性にモテようとしているため、デンジと三鷹アサの関係が進展する可能性があります。

岸辺は第1部で生存しており、吉田ヒロフミはデンジと同じ学園に通っています。第1部では、岸辺と吉田ヒロフミが旧知の仲のように話すシーンが描かれているため、2人が何らかの思惑を抱えている可能性があります。また、マキマという邪魔者がいなくなったため、他のキャラクターが悪事を働き、デンジと戦争の悪魔が敵と戦う可能性があります。

1話表紙のすごい伏線やラスボスについて知った後は、チェンソーマンで描かれた伏線を一覧で紹介していきます。チェンソーマンは伏線が多い作品のため、藤本タツキの構成力がすごいという意見が挙がっています。回収済みと未回収の伏線を一覧でまとめていきます。

チェンソーマンでは、マキマの「死体だけは回収して」というセリフの伏線が回収されています。プリンシは蜘蛛の悪魔で、マキマに強い忠誠心を抱いています。刺客編では、大勢の人間が死亡しており、マキマがプリンシに「できるだけ仲間の死体だけは回収して」と命令していました。そのため、部下を想う優しいシーンと思われていましたが、死体回収にはマキマの能力が関係していることが分かっています。

マキマの正体は支配の悪魔で、「支配した人間が生前に契約していた悪魔の能力を使用できる」という能力を持っています。そのため、死体回収はマキマの優しさではなく、能力を使用するための作業であることが分かりました。また、悪魔の能力使用には対価が必要ですが、マキマは対価無しで能力が使用できる強みがあります。

チェンソーマンでは、マキマの嗅覚の伏線が回収されています。デンジは冒頭で命を落とし、ポチタと融合してゾンビの悪魔を倒しました。この時にマキマが姿を見せ、「悪魔と人の両方の匂いがする」「私は特別に鼻が利くんだ」と言っています。悪魔は人間よりも嗅覚が優れているという特徴があるため、マキマのセリフは正体が悪魔であることの伏線だったことが分かります。

マキマは嗅覚が優れていますが、「人間の顔を覚えられない」という欠点があります。そのため、匂いで人間を判別しており、「デンジとビームは似ている」と発言していました。終盤にデンジはマキマと戦っており、死体の山に隠れて匂いを消し、マキマをバラバラにして勝利しています。

チェンソーマンには、「様々な小動物が描かれている」という特徴があります。ダークな作品のため、不気味さを表現する演出と思われていましたが、小動物もマキマに関する伏線であることが判明しました。マキマは生物を支配する能力を持つため、小動物の耳を借りて町中を盗聴しています。そのため、レゼと対峙した時にネズミの話をしており、「ネズミを使ってレゼを監視していたこと」が明らかになりました。

チェンソーマンの悪魔は、「人々が恐怖するほどに強くなる」という特徴があります。マキマは岸辺と話している時に、「4課が積極的に報道されれば今より動きやすくなって、より悪魔から人を救える」と言っており、話しを聞いていた岸辺は「噓つき」と返答しました。マキマは「デンジやパワーがヒーロー扱いを受けて弱体化すること」を望んでいたため、マキマの真意を知る岸辺が嘘であることを見抜いています。

チェンソーマンでは、マキマの好きなタイプの伏線が回収されています。デンジは冒頭でマキマと出会っており、マキマの思わせぶりな態度の虜になっています。また、マキマは「デンジみたいな人がタイプ」と話していますが、本当はチェンソーの悪魔であるポチタに興味を抱いていたため、言葉の一部は嘘だったことが分かりました。

デンジはマキマに好意を抱いており、マキマに言われるがままに仕事をしていました。ですが、マキマにとってデンジはどうでもいい存在で、終盤に「欲しいのはチェンソーマンであること」が判明しています。また、デンジとポチタは強い契約で繋がっていたため、早川アキとパワーをデンジの家族にした後に殺害しました。

チェンソーマンの序盤では、マキマがデンジの指を甘嚙みしながら、「目が見えなくなっても、噛む力で私だって分かるくらいに覚えて」と言うシーンが描かれています。マキマはナユタという少女に転生しており、デンジは初対面のナユタに指を噛まれています。この時に「ナユタはマキマと同じ支配の悪魔であること」に気付いたため、指を噛まれるシーンも伏線になっていました。

チェンソーマンでは、デンジとマキマが流した涙の伏線が回収されています。デンジとマキマは映画デートをしており、同じシーンで涙を流す様子が描かれていました。デンジは幼い頃に両親を亡くしており、マキマは対等な存在を求めていたため、2人には「孤独」という共通点があります。また、映画には孤独を背負った人物が登場しているため、デンジとマキマは同じシーンで涙を流しました。

チェンソーマンでは、マキマの部屋の絵画の伏線が回収されています。マキマの部屋に飾られているのは「失楽園」で、失楽園には「サタン/ルシファーが神への反逆を成す物語」が描かれています。チェンソーマンの世界では、ルシファーとチェンソーマンが近しい存在で、マキマはチェンソーマンに心酔しているため、部屋に失楽園の絵画が飾られていたことが分かっています。

チェンソーマンでは、デンジの「ステーキを食べたい」というセリフの伏線が回収されています。デンジは貧困生活を送っていたため、当初は「パンにジャムを塗って食べるのが夢」と話していました。ですが、日常的にパンを食べられるようになり、途中で「毎朝、ステーキが食べたい」という夢に変わっています。終盤にバラバラにしたマキマを食べているため、ステーキの発言が伏線になっていたことが分かりました。

前述したように、「悪魔は人間が恐れるほどに強くなる」という特徴があります。岸辺は「頭のネジがぶっ飛んでいる奴が強い」と話しているため、悪魔に恐怖しないデビルハンターが強いことを表現していたことが分かります。デンジは頭がおかしいキャラクターのため、人形の悪魔はデンジの行動に恐怖していました。

姫野は早川アキのバディで、沢渡アカネとの戦いで命を落としました。また、沢渡アカネは姫野の幽霊の悪魔を奪っているため、早川アキが沢渡アカネとの戦いで動揺を見せています。この時に幽霊の悪魔が早川アキに煙草を渡し、煙草に「気楽に復讐を！」と書かれていたため、落ち着きを取り戻した早川アキは沢渡アカネに勝利しました。また、記憶が改ざんされていたため、早川アキは姫野の気持ちに答えていません。

デンジはレゼに好意を抱いていますが、レゼの正体は爆弾の悪魔であることが判明しました。デンジは募金した時に花を貰い、おどけながら花をレゼに渡しています。また、デンジが「一緒に逃げよう」と提案した時にレゼは断っていますが、逃げる途中で女性から花を貰いました。そのため、デンジと共に生きることを決めましたが、行動を監視していたマキマに追い詰められて死亡しています。

魔人は「悪魔が人間の死体に憑依した存在」です。序盤に登場したパワーとビーム、プリンシは変わった名前を持っており、後に「チェンソーマンの眷属であること」が分かりました。また、眷属の名前は「天使の階級」が由来になっているため、チェンソーマンのモデルはルシファーと予想されています。

チェンソーマンでは、何度もデンジの心の中の扉が描かれています。当初は扉の正体が不明でしたが、物語途中に「デンジが父親を殺したこと」が明らかになりました。そのため、扉は「デンジが封印した悪い記憶」に繋がっており、相棒のポチタが「扉を開けてはダメだ」と言っています。

チェンソーマンはマキマを倒していますが、2人の戦いを見ていた岸辺を見逃しています。岸辺は訓練を行っていた時に、「次の作戦が失敗したら俺とマジバトルだ」と言っており、デンジが「そんときゃ俺は先生を殺さないで見逃してやるよ」と返答していました。そのため、訓練時のセリフが伏線になっていたことが分かります。

チェンソーマンでは、4巻表紙の伏線が回収されています。4巻の表紙は早川アキで、早川アキの背後には「射撃の的」が描かれています。早川アキは銃の悪魔に家族を殺されているため、的は銃の悪魔を表現していると考えられていました。ですが、早川アキは銃の魔人に変貌しているため、4巻表紙は「早川アキが銃の魔人になること」を意味した伏線だったことが分かります。

チェンソーマンでは、早川アキの最悪な死に方の伏線が回収されています。早川アキは狐の悪魔と契約していましたが、サムライソード戦が終わった時から狐の悪魔は呼び出しに応じなくなりました。そのため、早川アキは未来の悪魔と契約しており、未来の悪魔が「お前は未来で最悪な死に方をする」と発言しています。その後、早川アキは銃の魔人に変貌し、「デンジに殺される」という最悪な結末を迎えました。

早川アキはデンジやパワーに嫌悪感を抱いていましたが、生活を共にしたことで本当の家族のような感情を持つようになりました。そのため、銃の悪魔の討伐を辞退しましたが、銃の魔人に変貌したことで人間を襲い、デンジは凶行を止めるために早川アキを殺害しています。そのため、早川アキだけでなく、デンジにとっても最悪な死に方をしています。

姫野は早川アキとバディを組んでいますが、物語が始まる前に複数人のバディを亡くしています。岸辺は姫野に「頭のネジがぶっ飛んでいる奴が強い」と言い、バディを亡くした姫野は「まともな奴はみんな死んだ」と話していました。岸辺は銃の悪魔討伐を辞退した早川アキに「お前もまともになっちまったな」と言っているため、岸辺のセリフは早川アキの死亡フラグになっていたことが分かります。

1話表紙と伏線一覧を見た後は、チェンソーマンに登場したメインキャラクターを一覧で紹介していきます。チェンソーマンはキャラクター人気が高い作品で、キャラクターの言動が面白いという意見が挙がっています。キャラクターのプロフィールと名前の由来を一覧でまとめていきます。

デンジは本作の主人公で、ポチタと融合してチェンソーマンになりました。素直で単純な性格をしており、女性に対して強い興味を抱いています。悪魔と対立する存在のため、「天使に濁点を付けた名前」がデンジの由来になっています。また、チェンソーマンは「ABARA」のオマージュのため、ABARAの主人公の「駆動電次」が元ネタと思われていました。

早川アキは公安4課の隊員で、デンジの3年先輩のキャラクターです。姫野とバディを組んでおり、家族を殺した銃の悪魔への復讐を考えています。物語途中に銃の魔人に変貌しているため、「AK-47」が早川アキの名前の由来と言われています。また、マキマに偽物の記憶を植え付けられているため、空っぽを意味する「空/アキ」も名前の由来になっています。

マキマは公安4課のリーダーで、チェリーピンクの三つ編みが特徴的なキャラクターです。正体は支配の悪魔で、内閣総理大臣と契約していたことが明らかになりました。デンジは母性を求めており、マキマから「木/キ」を切ると「ママ」になるため、デンジにとってマキマは母親のような存在だったことが分かります。

パワーは血を操る血の魔人で、デンジのバディです。ワガママで傲慢な性格をしており、老人語が混ざった言葉を使用しています。チェンソーマンの眷属の1人で、能天使は英語でパワーズと読むため、能天使がパワーの名前の由来であることが分かりました。

1話表紙と伏線一覧を見た後は、チェンソーマンに関する感想を一覧でまとめていきます。チェンソーマンは週刊少年ジャンプの作品とは思えない描写が話題になっているため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した1話表紙と伏線に関する感想を一覧でまとめていきます。

本記事で解説したように、1話表紙ではマキマに関する重要な伏線が張られていたため、「1話表紙がすごい」「藤本タツキの思考がすごい」という感想が挙がっています。また、チェンソーマンはバイオレンスな描写で敬遠されることが多いため、「とりあえず読んでほしい」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、チェンソーマンでは回収済みと未回収の伏線が多く描かれているため、「チェンソーマンは伏線が多い」「何気ない描写が伏線になっていることがすごい」という感想が挙がっています。また、「早川アキの死亡シーンが泣ける」という感想も挙がっています。

マキマはヒロインの立ち位置で、デンジと幸せな生活を送る未来も考えられたため、「マキマがラスボスになったことがすごい」「終盤のマキマが怖い」という感想が挙がっています。また、2022年からは第2部がスタートしているため、「第2部のラスボスが気になる」「物語の最後の敵が気になる」という感想も挙がっています。

本記事では、チェンソーマンの1話表紙のすごい伏線とラスボスを解説していきました。チェンソーマンは破天荒なストーリーが目立っていますが、緻密な伏線が多い特徴もあるため、藤本タツキは天才漫画家と言われています。また、第2部のラスボスが気になるという意見も挙がっています。チェンソーマンを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。