【チェンソーマン】悪魔との契約のルールまとめ！悪魔一覧や魔人との違いも紹介

本記事では、チェンソーマンで描かれた「悪魔との契約のルール」を紹介していきます。また、世界中で悪魔の存在が認知されている理由や、作中に登場した悪魔の強さと能力を一覧でまとめていきます。人間が悪魔と契約する際には代価が必要になるため、チェンソーマンは「命が軽い作品」と言われているようです。

悪魔と魔人の違いや契約のルールを知る前に、まずは「チェンソーマン」の基本情報を紹介していきます。チェンソーマンは2018年から連載されている漫画で、2022年からはアニメの放送もスタートしています。累計発行部数は1800万部を突破しており、アニメの制作は、「呪術廻戦」「ドロヘドロ」「うしおととら」などの作品を手掛けている「MAPPA」が担当しています。

チェンソーマンの主人公はデンジです。デンジはフリーのデビルハンターをしていましたが、ゾンビの悪魔に支配された雇い主に殺されてしまいます。そのため、デンジはゴミ箱に捨てられていましたが、相棒のポチタと融合したことでチェンソーの悪魔として復活を果たします。また、マキマと出会ったデンジは公安のデビルハンターになり、先輩の早川アキの自宅に居候することになりました。

チェンソーマンの悪魔は、「動植物や概念から名前を持って生まれる存在」で、人間が名前を恐れるほどに強さが増すと言われています。ほとんどの悪魔は人間を嫌っていますが、人間と似た容姿を持つ悪魔は比較的穏やかな性格をしているようです。また、人間の死体を乗っ取ることで魔人になれますが、魔人は悪魔が弱体化した存在のため、あまり魔人になるメリットは無いと予想されています。

ここからは、チェンソーマンで描かれた「悪魔との契約のルール」を紹介していきます。チェンソーマンの悪魔は、人間を超越した能力を持っていますが、人間は契約を結ばないと悪魔の能力を使えないことが分かっています。

チェンソーマンの悪魔との契約には、3つのルールがあることが分かっています。契約は悪魔と人間の間で交わされるため、悪魔と魔人は契約を結べないというルールになっているようです。魔人は「悪魔が人間の死体に憑依した存在」のため、悪魔同士では契約を結べないのかもしれません。また、1人の人間が複数体の悪魔と契約することは可能のようです。

悪魔と人間の契約には強い強制力があるため、「両者は必ず契約内容を守らないといけない」というルールがあります。悪魔が何の見返りもなく能力を貸すことは無いため、人間は「血肉や寿命、記憶を渡す」という契約を結んでいます。そのため、悪魔の能力は無限に使用できる訳ではないようです。

チェンソーマンの悪魔と人間の契約には、「契約を破った方が死ぬ」というルールがあります。基本的に悪魔は人間を嫌っていますが、契約を破ると死んでしまうため、それが契約した人間に素直に能力を貸している理由のようです。また、「人形の悪魔」は能力を強くするために人間の記憶を求めているため、契約そのものが自身を強くする悪魔も存在しています。

永遠の悪魔との戦いでは、公安のデビルハンターがホテルに閉じ込められています。この時に永遠の悪魔が、「デンジの心臓を渡したら助ける」と約束しているため、口約束だけで悪魔との契約は結べることが分かりました。また、狐の悪魔のように、複数人が同じ悪魔と契約を結ぶことも可能のようです。

サムライソードとの戦いでは、公安のデビルハンターの姫野が「自分の全て」を幽霊の悪魔に与えています。幽霊の悪魔はサムライソードとの戦いを拒んでいましたが、姫野の「全てをあげる」という言葉に笑みを見せています。そのため、短期間で人間の血肉や寿命を手に入れることが、悪魔にとっては都合が良いことなのかもしれません。

悪魔は契約を結んでいない状態でも人間を喰うことができますが、何故か人間と契約して能力を貸し与えているようです。そのため、普通の人間と契約を結んだ人間には何らかの違いがあると予想されています。また、契約内容は後から変更できることが分かっています。

悪魔が人間と契約を結ぶ理由や契約のルールを知った後は、チェンソーマンに登場した悪魔を一覧で紹介していきます。悪魔は面白い能力を使用しているため、チェンソーマンは派手なバトルが面白いと言われているようです。悪魔の能力や契約者の情報を一覧でまとめていきます。

チェンソーマンには「銃の悪魔」が登場しています。物語が始まる13年前には、「悪魔対策の銃の販売」「銃を使った内戦」が増えており、銃に対する恐れが増幅したことで、銃の悪魔が強大な力を手にしたと言われています。世界各地で100万人近くを殺しており、早川アキも幼い頃に家族を殺されているため、それが銃の悪魔に復讐心を抱いている理由のようです。

物語序盤では、「銃の悪魔を倒すこと」が公安の目的になっていましたが、物語途中に「すでに銃の悪魔は拘束されていること」が判明しました。また、「銃の悪魔が世界中に銃をばら撒いた」と言われていましたが、本当は各国が裏で銃をばら撒いていたことも判明しています。アメリカ合衆国の大統領は、マキマを倒すために銃の悪魔と契約を結びましたが、マキマは銃の悪魔を支配して早川アキを銃の魔人に変貌させています。

チェンソーマンには「支配の悪魔」が登場しています。マキマは公安対魔特異4課のリーダーで登場したキャラクターですが、物語途中に正体は支配の悪魔であることが判明しています。マキマは内閣総理大臣と契約を結んでおり、「自身のダメージを日本国民に変換する」という能力を持っています。物語途中には電車で銃撃を受けていますが、そのダメージを日本国民に変換して復活していました。

マキマは人間と変わらない容姿、性格をしているため、悪魔と知った上でマキマを公安に置いていた可能性があります。ですが、マキマは銃の悪魔よりも恐ろしい存在のため、アメリカ大統領はマキマを殺すために銃の悪魔と契約を結んでいます。また、マキマは「恐怖が無い世界」を作ろうとしていましたが、戦いに敗れたことでデンジに喰われ、「ナユタ」という少女に生まれ変わりました。

チェンソーマンには「チェンソーの悪魔」が登場しています。デンジの相棒のポチタがチェンソーの悪魔でしたが、物語序盤に2人が融合したことで、デンジがチェンソーの悪魔になりました。普段のデンジは普通の人間の見た目をしていますが、胸のスターターを引くことで悪魔に変身できます。また、体を真っ二つにされても血を飲むことで復活できるため、チェンソーの悪魔は「ほぼ不死身の存在」のようです。

チェンソーマンは「地獄のヒーロー」と呼ばれており、「地獄で助けを求める者の前に現れ、害をなす者と助けを求めた者をバラバラにする」と言われています。そのため、チェンソーマンを嫌っている悪魔は多いですが、ビームのように崇拝している悪魔も少なくないと言われています。過去には、「第二次世界大戦」「ナチス」に関係する悪魔が存在していましたが、チェンソーマンが悪魔を喰ったことで概念が消えたようです。

チェンソーマンには「狐の悪魔」が登場しています。狐の悪魔は名前の通りに狐のような見た目をしている悪魔で、早川アキや荒井ヒロカズなどの複数人のデビルハンターと契約を結んでいます。体長10メートル近くの巨大な体を持っており、悪魔の中では人間と友好な関係を築いているようです。また、人間の好き嫌いがあるようで、イケメンにしか頭部は使わせないことが分かっています。

狐の悪魔はイケメン好きで女性のような喋り方をしているため、性別は女性と予想されています。また、サムライソードとの戦いでは、早川アキが狐の悪魔を呼び出していますが、口の中に異物を入れられたことに怒って契約を破棄しています。物理攻撃以外の特殊な能力は持っていない可能性があるため、悪魔の中ではあまり強い部類ではないのかもしれません。

チェンソーマンには「幽霊の悪魔」が登場しています。公安の姫野と契約している悪魔で、姫野からは「ゴースト」と呼ばれています。口と眼を糸で縫っている不気味な姿をしており、視認できない透明の腕で攻撃する能力を持っています。姫野は右眼と引き換えに幽霊の悪魔の腕を使っていましたが、サムライソードとの戦いで全てを与えて消滅してしまいます。

本編の姫野は眼帯を着けていますが、早川アキと出会った3年前には包帯を巻いていたため、約3年前に幽霊の悪魔と契約を結んだと予想されています。また、姫野の全てを奪った幽霊の悪魔はサムライソードを圧倒していましたが、最終的には沢渡アカネの「ヘビの悪魔」に喰われて死亡しています。

チェンソーマンには「永遠の悪魔」が登場しています。永遠の悪魔は建物に憑りついていた悪魔で、「空間を捻じ曲げて時間を止める能力」を持っています。公安の面々を脱出不可能なホテルに監禁しており、「デンジの心臓を渡したら助ける」と約束したため、恐怖で錯乱した東山コベニがデンジを殺そうとしています。チェンソーマンに対する恨みを語っていたため、過去にチェンソーマンと戦った経験があるようです。

永遠の悪魔は脱出不可能なホテルで公安の面々を飢え死にさせる予定でした。ですが、デンジが後先考えずに永遠の悪魔に攻撃を始め、死にそうになったら血を飲むという「永久機関」を完成させます。その後、痛みに耐えられなくなった永遠の悪魔は、自ら心臓を差し出して死ぬことになりました。

チェンソーマンには「未来の悪魔」が登場しています。未来の悪魔は公安の地下に収容されていた悪魔で、狐の悪魔と呪いの悪魔の能力が使えなくなった早川アキが契約を結んでいます。名前の通りに「未来予知の能力」を持っており、契約者の残された未来を視て契約内容を決めているようです。また、陽気な性格をしていますが、他の悪魔と同様に「人間の不幸」を好物にしています。

未来の悪魔と契約した人間は、「少し先の未来」を視ることができます。ですが、身体能力や戦闘能力が向上する訳ではないため、強さは契約者本人に依存してしまうようです。そのため、戦闘ではなくビジネスやギャンブルで活躍できる悪魔なのかもしれません。

チェンソーマンには「石の悪魔」が登場しています。宮城公安の日下部と契約している悪魔で、息で相手を石にする能力を持っています。公安の面々が地獄に引きずり込まれた時に登場していますが、闇の悪魔に圧倒されて死亡しています。気まぐれな性格をしているため、命令を無視して近くの人間を石にすることがあるようです。

針の悪魔は岸辺が契約している悪魔で、第1部で姿は描かれていません。単純に考えると、高い殺傷能力を持つ針を使える能力なのかもしれません。また、岸辺は「ナイフの悪魔」「爪の悪魔」とも契約を結んでいます。

チェンソーマンには「蛸の悪魔」が登場しています。民間のデビルハンターの吉田ヒロフミと契約している悪魔で、契約の代償は不明です。一部の触手だけで人間を包むほどの大きさだったため、体全体は狐の悪魔並みに巨大と予想されています。

チェンソーマンには「呪いの悪魔」が登場しています。早川アキと契約している悪魔で、早川アキからは「カース」と呼ばれています。本体は骨を組み合わせた容姿をしており、「複数回で釘で刺した相手を呪い殺す」という能力を持っています。

チェンソーマンには「ヘビの悪魔」が登場しています。サムライソードの仲間の沢渡アカネと契約している悪魔で、鱗のない大蛇のような姿が描かれています。姫野の全てを奪った幽霊の悪魔はサムライソードを圧倒していましたが、最終的にはヘビの悪魔が幽霊の悪魔を飲み込んでいます。呼び出す度に沢渡アカネの体が傷ついているため、肉体の契約を結んでいる可能性が高いです。

チェンソーマンには「天使の悪魔」が登場しています。物語途中には姫野が殉職しており、後任の天使の悪魔が早川アキのバディになりました。名前の通りに天使の翼を持つ悪魔で、「触れた相手の寿命を奪う能力」「奪った寿命で武器を生成する能力」を持っています。

チェンソーマンには「蜘蛛の悪魔」が登場しています。長い黒髪と複数の足が特徴的な悪魔で、上司のマキマに従順な様子が描かれています。顔のジッパーを開いて他者をワープさせる能力を持っており、物語途中にチェンソーマンの眷属であることが判明しました。

チェンソーマンには「闇の悪魔」が登場しています。闇の悪魔は地獄に存在する悪魔で、公安の面々が地獄に引きずり込まれた時に登場しています。名前の通りに闇の中で力が増幅する能力を持っており、「並みの悪魔は敵意を向けられただけで死ぬ」とされています。

罰の悪魔は京都公安の黒瀬ユウタロウ、天童ミチコと契約している悪魔です。能力は明言されていませんが、マキマはサムライソードの仲間をすり潰した時に罰の悪魔の能力を使ったと予想されています。

悪魔の能力や契約のルールを知った後は、チェンソーマンに登場した悪魔と魔人の違いをネタバレしながらまとめていきます。チェンソーマンには悪魔と魔人、武器人間が登場していますが、それぞれには明確な違いがあるようです。

チェンソーマンの魔人は、「悪魔が人間の死体に憑依した存在」です。ヒロインのパワーは、「比較的理性が残っていたから公安に入れた」と言われているため、ほとんどの魔人は理性が残っていないことが分かります。また、魔人になると悪魔は弱体化するため、悪魔が望んで魔人になることは少ないようです。

魔人は人間の死体が媒体になっているため、魔人化した時点で容姿が変化する特徴があります。また、「地獄の悪魔は別格」と言われており、人間世界で死んだ悪魔が地獄で再び殺されるのは目に見えているため、悪魔は死を逃れるために魔人化すると予想されています。武器人間も魔人と似た存在ですが、武器人間には「自分の意思で変身できる」という違いがあるようです。

悪魔の能力や契約のルールを知った後は、チェンソーマンで描かれたその他の悪魔の特徴を一覧でまとめていきます。悪魔は「ほぼ不死身の存在」ですが、とある方法で悪魔の存在を消すことも可能のようです。また、世界中の人々が悪魔を認知している理由をまとめていきます。

チェンソーマンの世界では、義務教育で悪魔について習っているため、それが悪魔の存在が民間人に認知されている理由のようです。また、悪魔の死体は高額で取引されており、民間人が倒した悪魔をデビルハンターが横取りしたら罰則を受けてしまいます。

悪魔は人間を超越した力を使用していますが、「急所を破壊されたら死ぬ」という特徴があります。そのため、弱い悪魔は戦闘訓練を受けていない民間人でも倒すことが可能のようです。ですが、悪魔は輪廻転生を繰り返しているため、殺すことはその場しのぎに過ぎないのかもしれません。

チェンソーマンの悪魔は、血を飲むことで体が治癒します。作中ではデンジの体が切断されていますが、「血を飲んだらくっついた」と言っていました。また、魔人も血を飲むことで体が治癒しますが、悪魔ほどの回復能力は無いようです。

チェンソーマンの悪魔は、「死んだら人間世界と地獄で輪廻転生を繰り返す」と言われています。また、地獄の悪魔は別格の強さを持つため、そのような悪魔が地獄を支配している状況なのかもしれません。魔人は人間の死体を媒体にしているため、死亡した時には悪魔として輪廻転生するようです。

悪魔の能力や契約のルールを知った後は、チェンソーマンに関する感想を一覧でまとめていきます。チェンソーマンは累計発行部数1800万部を突破している大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した悪魔の契約や能力に関する感想を一覧でまとめていきます。

本記事で紹介したように、マキマの正体は内閣総理大臣と契約している支配の悪魔であることが判明しています。マキマが内閣総理大臣と契約した経緯は明かされていないため、「契約の経緯が知りたい」という感想が挙がっているようです。また、「マキマがいつから人間界に存在していたのかも気になる」という感想が挙がっているようです。

チェンソーマンは「地獄のヒーロー」と呼ばれる存在ですが、第1部では詳しい正体が明らかになりませんでした。また、過去に戦った悪魔も不明のため、「チェンソーマンの正体や過去が気になる」という感想が挙がっているようです。デンジと出会った時のポチタには銃創があったため、ポチタは銃の悪魔と戦っていたと予想されているようです。

東山コベニは何らかの悪魔と契約していますが、公安の飲み会で「契約悪魔は秘密です」と言っていました。その後、東山コベニは詳しい能力が分からないまま公安を辞めているため、「東山コベニの契約悪魔や能力が気になる」という感想が挙がっているようです。また、東山コベニは人気キャラクターのため、第2部での再登場を望んでいる読者が多いようです。

本記事では、チェンソーマンで描かれた悪魔との契約のルールを紹介していきました。悪魔は人間に力を貸し与えていますが、力と引き換えに人間の血肉や寿命を求めているため、明確な人間の味方という訳ではないようです。個性豊かな悪魔が登場しているチェンソーマンを読んだことが無い方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。