【刃牙】純・ゲバル(J・ゲバル)の強さは?オリバ戦の結果やモデルとなった人物は?

刃牙シリーズの純・ゲバル(J・ゲバル)の強さは、ファンからも気にされているキャラクターとなっています。オリバ戦の結果やチェ・ゲバラがモデルになっていることなども注目されています。チェ・ゲバラがモデルになっているという事で、革命家としての一面を持っています。この記事では、純・ゲバル(J・ゲバル)の基本的な情報や強さ、モデル、活躍、名言、ネット上の感想などを紹介してきましょう。

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目次

  1. ゲバルとは?
  2. ゲバルの強さやオリバ戦の結果
  3. ゲバルのモデルや性格
  4. ゲバルの活躍をネタバレ
  5. ゲバルの名言
  6. ゲバルの声優
  7. ゲバルに関する感想や評価
  8. ゲバルまとめ

ゲバルとは?

純・ゲバル(J・ゲバル)は、『刃牙シリーズ』の第3弾『範馬刃牙』に登場する個性溢れる強者の1人で、アメリカ合衆国のアリゾナ刑務所に収容されている囚人となっています。刃牙のアメリカでの修行の標的の一人で、その強さはもちろん、コミカルなキャラクター性が絶賛されました。ここではまず、刃牙シリーズと純・ゲバル(J・ゲバル)の基本的な情報を紹介していきましょう。

刃牙(バキ)の作品情報

『グラップラー刃牙』から始まる刃牙シリーズは、日本を代表する格闘漫画です。『週刊少年チャンピオン』で連載されていて、数々の続編が制作されています。『バキ』や『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』、『刃牙らへん』という続編が存在します。メディアミックスを成功させていて、特にネットフリックスのアニメ作品は高い評価を獲得しています。ここでは刃牙シリーズについての基本情報を見ていきます。

刃牙(バキ)の概要

刃牙(バキ)シリーズは、地下闘技場の最年少チャンピオン範馬刃牙を主人公にした作品です。格闘漫画として数多くの作品に影響を与えました。格闘家にもファンが多く、本格的な格闘描写は漫画ファンに絶賛されています。シリーズ累計発行部数は8500万部を突破し、『週刊少年チャンピオン』の看板漫画として長年連載されています。第1シリーズはテレビアニメとして制作されました。

第2シリーズである『バキ』は、2018年にネットフリックスでアニメが制作されました。これを皮切りにして、第3シリーズである『範馬刃牙』もネットフリックスでアニメが配信されています。いずれのシリーズも範馬刃牙を主人公にしており、彼が範馬勇次郎に挑んでいくという事がストーリーの主軸となっています。作中では、近代格闘技と数々の異種格闘技、死刑囚、古代相撲、剣術などの戦いが描かれています。

刃牙(バキ)のあらすじ

範馬刃牙は地下闘技場のチャンピオンとして君臨しています。彼の標的は地上最強の生物・範馬勇次郎であり、彼らはいびつな親子関係を形成していました。刃牙は様々な戦いを経て、やがて世界最強の戦士の一人になっていきます。そんな刃牙にとっては世界中の強者が修行相手であり、様々な戦いを経験することで裏社会では知らない人がいない人物へと成長していくのでした。

純・ゲバル(J・ゲバル)のプロフィール

純・ゲバル(J・ゲバル)のプロフィールを見ていきましょう。純・ゲバル(J・ゲバル)とは、アリゾナ州立刑務所「ブラックペンタゴン」に収監されている囚人となっています。他の囚人と違うのは、南米の島国で大統領を務めたほどの男という事です。革命思想を持っており、その知力とカリスマ性でブラックペンタゴンを掌握してしまっています。外見上のモデルはチェ・ゲバラと考えられています。

彼はアメリカに危険視されていて、常に監視されています。ゲバルは若い頃に祖父に教わった武術を修得しており、高い戦闘力を有しています。ビスケット・オリバもそのことを認めていて、ブラックペンタゴンのナンバー2として「ミスター2(セカン)」と呼ばれていました。ビスケット・オリバのことを標的としていて、刑務所を掌握することでオリバの地位を脅かそうとしています。

「刃牙」30周年プロジェクト公式ポータルサイト

ゲバルの強さやオリバ戦の結果

ここでは、ゲバルの強さやオリバ戦の結果を見ていきましょう。ゲバルはアメリカ政府が最重要人物と位置付ける危険な存在であり、ゲバルの強さは勇次郎やオリバと共に恐れられています。刃牙との戦いが期待されていましたが、実際にはビスケット・オリバとの戦いが、彼にとっての最後の戦いになりました。オリバにも実力が認められていたので、かなりの強さがあることは確実です。

ゲバルの強さや能力

ゲバルが作中で見せた戦いは、純・ゲバルに喧嘩を売ってきた相撲レスラーの囚人との戦いが最初です。その後、マウス三兄弟との一対多人数での戦闘も経験しています。そして、最後の戦いがオリバとの決闘になりました。オリバとの戦いでは、完敗してしまったものの、レスラーの囚人やマウス三兄弟との戦いでは、驚きの強さを見せたことでも知られています。

元力士との戦いで見せたのは、体幹の強さです。相撲取りの得意とする体勢からでも持ち上げることができませんでした。ゲバルの腰を持ち上げようとしても、地面の支えを利用するゲバルはびくともしませんでした。この大地を味方にしているという事が、ゲバルの強さの理由ともいわれています。さらに、相手の内耳を容赦なく破壊するという残虐性も持っていました。

元海賊であるゲバルは、風を戦闘に利用します。風を感じることで、戦闘本能を最大限に引き出すことができました。本来の力を発揮すると、その表情すらも凶悪なものに変化します。スピードや攻撃力も跳ね上がり、強さが倍増します。地面を支えにしており、その支えから繰り出されるパンチは強力な必殺技になると考えられています。しかし、このパンチはオリバとの戦いでは、不発に終わりました。

ゲバルのオリバ戦の結果

ゲバルのオリバ戦の結果は、ファンに衝撃を与えるモノでした。ある日、ゲバルはオリバの独房を訪れます。そして、オリバを挑発し、オリバが大事にしていた恋人からの贈り物に唾を吐きかけました。予想外の行動をしたゲバルに対して、オリバは動揺を見せて、逃げてしまいます。そして、数日後には、オリバはゲバルを真っ向から叩き潰すことを決めるのでした。

こうした経緯から、オリバとゲバルの決闘が決定します。オリバはマリアのことを愚弄したゲバルを許しませんでした。しかし、ゲバルはさらに一枚上手でした。オリバの動揺を誘うために、決闘場にマリアを呼んでいました。そうした挑発で、オリバはゲバルに対する敵愾心を強くしました。異様な雰囲気の中で、二人のバトルが始まります。

ゲバルが提案したのは、「ルーザールーズ」という戦い方です。互いに一枚のハンカチの端を持ち、離したほうが負けというチキンレースのような戦いが始まります。相手がハンカチを離すように攻撃を繰り出し、それに対応するという展開が続きました。しかし、ゲバルが攻撃を仕掛けて、均衡が破れました。刃牙はこの戦いに乱入し、「ルーザールーズ」ではなく、真剣に戦えと伝えます。

そして、オリバは「ルーザールーズ」から降りて、真剣な戦いにシフトします。オリバは持ち味である圧倒的なパワーを炸裂させます。一方のゲバルは、自然を味方につけたような戦闘法で闘争本能を爆発させました。二人の戦いは互いの一撃が交錯することになります。その戦いはオリバのパワーの勝利であり、ゲバルは奥の手を見せる前に失神してしまいました。

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ゲバルのモデルや性格

ここでは、ゲバルのモデルであるチェ・ゲバラや性格などを考察していきましょう。ゲバルは独自のキャラクター性を持っていることでも知られていて、革命家のチェ・ゲバラがモデルになっていることは明らかです。チェ・ゲバラの革命思想を持っていながら、チェ・ゲバラとは違い、海賊をしていたという異色のキャラクターとなっています。ここからは、ゲバルのモデルであるチェ・ゲバラと性格をまとめます。

ゲバルのモデルはチェ・ゲバラ

J・ゲバル(純・ゲバル)のモデルは、革命家チェ・ゲバラです。チェ・ゲバラは、キューバ革命を成し遂げた人物として知られ、世界中で革命の灯火をかかげた男となっています。チェ・ゲバラの思想をしっかりと表現しており、ゲバルのモデルになっていることは確実です。チェ・ゲバラの革命思想を刑務所で実践していて、外見上でもチェ・ゲバラにそっくりであることも有名なエピソードです。

チェ・ゲバラは革命家であり、外見上のモデルとなっています。チェ・ゲバラはアメリカ政府に直接喧嘩を売ることはありませんでしたが、アメリカが警戒していた人物の一人となっています。こうしたこともモデルとなっていて、チェ・ゲバラのかっこいい生き様がゲバルに反映されていました。刃牙シリーズは実在の人物がモデルになっていることも多いので、チェ・ゲバラがモデルになっていることは確実です。

ゲバルの性格

ゲバルは弱者救済を信条にもっている心優しきキャラクターです。アメリカからの独立を目指す強いリーダーであり、小国の大統領になるほどのリーダーシップと行動力を持っています。その一方で、子供のころからケンカに負けたくないという思いが強く、欠点になっていました。アメリカという大国に喧嘩を売ってしまう子供っぽい一面が、現在の地位を作っています。

自由を害する人間には容赦が無いことでも知られ、その時は残虐性を見せます。アメリカ人にも強い敵対心を持っており、小国の大統領としてアメリカに一矢報いることを考えています。戦士(ウォリアー)としての強いプライドを持っていて、死ぬとき以外は床に寝ることを嫌うなど、戦士として常に戦場にいることを意識しています。ゲバルは複雑な人間性があり、そのことがオリバとの戦いでも露見していきます。

ゲバルと関係するキャラ

ここでは、ゲバルと関係するキャラを紹介していきましょう。ゲバルは様々なキャラクターと関わりながら、その強さを見せつけたキャラクターです。特に、オリバとの関係性は注目されていて、その強さやキャラクター性はキャラクターとの関わり合いの中で明かされていきました。ここからは、ゲバルと関係するキャラを5人に絞ってまとめていきます。

キャラ①範馬刃牙

ゲバルと関係するキャラの1人目は、範馬刃牙です。刃牙は本作の主人公であり、地下闘技場の無敗のチャンピオです。彼はアメリカで無敵と言われるアンチェインことビスケット・オリバと「ミスター2」ことゲバルと戦いに来ました。アメリカの刑務所に潜入し、ゲバルと接触して、戦いについての考えを対話することになりました。

ゲバルとの関わりで言えば、刃牙はオリバとゲバルが互いに戦いたがっていることに嫉妬していました。強い者と戦いたいという衝動が強い刃牙は、どちらとも戦いたいと思ってアメリカに来ました。結果的には、二人の退屈な戦いに乱入したり、オリバの戦い方にケチをつけたりして、オリバとゲバルの戦いに口だけで介入することになります。

キャラ②アイアン・マイケル

ゲバルと関係するキャラの2人目は、アイアン・マイケルです。アイアン・マイケルは元ボクシングヘビー級王者であり、地下闘技場最大トーナメントに出場経験があります。地下闘技場の戦士としてはそれほど強くはありませんが、格闘技の世界では最強の世界チャンピオンとなっています。ゲバルとはいい関係を築くことで、刑務所を無事に出所しようとしていました。

ゲバルとはいい関係を築いていましたが、看守たちはその存在を疎ましく思っていました。マイノリティー(少数派)出身でありながら世界チャンピオンになったことで、ゲバルにとっては敬意を示すにふさわしい存在と見なしています。マウスという3人組がマイケルを再起不能にしようとした時には、ゲバルが介入してマイケルを助けていました。

キャラ③ビスケット・オリバ

ゲバルと関係するキャラの3人目は、ビスケット・オリバです。筋肉だけが自慢の受刑者であり、世界でも屈指の実力を持っています。犯罪者を捕獲する優秀なハンターとして政府にも認められていて、受刑者でありながらも刑務所内でVIP扱いを受ける異色の人物です。「ミスターアンチェイン(繋ぎ止められぬ男)」と呼ばれ、範馬勇次郎の友人としてたびたび一緒にいるシーンが描かれています。

オリバはゲバルの最終的な目的であり、囚人の間ではゲバルの方が人気の高い存在でした。ゲバルとの対決では、様々な策略を巡らせたものの、オリバの勝利で終わっています。しかし、戦う前も後もゲバルの強さをオリバは認めていて、結果で見せたほどの実力の差はなかったともいわれています。ゲバルが帰国したあとにも、自分の国にオリバを誘っているため、いまだにつながりがある可能性があります。

キャラ④マリア

ゲバルと関係するキャラの4人目は、マリアです。マリアはビスケット・オリバの恋人であり、ベッドから起き上がることができないほどの巨体です。肥満体型の女性ですが、オリバは彼女を溺愛しています。ゲバルとオリバとの戦いでは、オリバの動揺を誘うために、ベッドごと連れてこられていました。ゲバルとの関係性は詳しくは明かされていませんが、顔見知りであることは確かです。

キャラ⑤範馬勇次郎

ゲバルと関係するキャラの5人目は、範馬勇次郎です。地上最強の生物である範馬勇次郎は、世界中の強者に知られている存在です。範馬勇次郎、ビスケット・オリバ、J・ゲバルの3人は常にアメリカから監視されていて、世界にとっての脅威になると言われています。ゲバルと同様に危険な人物に挙げられていますが、その実力は範馬勇次郎とビスケット・オリバの方がはるかに上です。

勇次郎はゲバルとは会うことがありませんでしたが、その存在は知っていると考えられています。実際に、オリバとゲバル、刃牙が三つ巴の戦いを展開していた頃には、『俺だけ仲間外れかよ』とすねている様子が描かれています。結果的には、すねているだけで行動を起こすことはなく、ゲバルと対面するシーンが最後まで描かれることはありません。

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ゲバルの活躍をネタバレ

ここでは、純・ゲバル(J・ゲバル)の活躍をネタバレ紹介していきましょう。ゲバルの活躍は、刃牙のアメリカ編で描かれています。アニメでは第3作『範馬刃牙』で描かれ、「超絶!!監獄バトル編」というエピソードとなっています。刃牙はアメリカで『アンチェイン』と『ミスター2』を倒すために、監獄で様々な戦いを経験していきました。

活躍①ゲバル軍団の結成

純・ゲバル(J・ゲバル)の活躍の1つ目は、ゲバル軍団の結成です。純・ゲバルは、17歳の頃に島の独立を志しました。そして、組織をつくることを決めます。ゲバルが考え出したのは、武器なしでの戦闘術を極めることでした。そのベースになっているのが、幼少時から祖父に仕込まれた素手による戦闘術です。その戦闘術を仲間たちにも教え、最強の格闘集団を生み出しました。

結果として、組織は訓練によって、すさまじい戦闘集団として独立運動に向かっていきます。この集団は、『武器持たぬゲバル軍団』と呼ばれ、武器なしでハイジャックや原子力発電所の奪取を可能にするほどの戦闘力を一人一人が持っています。素手の戦闘術を極めることで、厳重な警備にもノーマークで入ることができるということを考えていました。

ゲバル軍団は、構成員をアメリカ各州に2名ずつ配置するという作戦を取りました。さらに、ゲバル自身はアメリカ合衆国のボッシュ大統領自宅を襲撃しました。シークレットサービスを全員叩きのめし、いつでも殺せるということを示しました。そして、大統領個人への脅迫を成功させ、島の独立を米国から無血で勝ちとるという偉業を達成しました。それと引き換えに、アメリカ政府から常に監視される存在になります。

活躍②元大相撲の総合格闘家との対決

純・ゲバル(J・ゲバル)の活躍の2つ目は、元大相撲の総合格闘家との対決です。刑務所内の体育館での戦いでは、ゲバルは相撲対決で元力士を圧倒しました。腰に手をまわし持ち上げようとしてもゲバルはびくともしませんでした。体格でも重量でも勝っているにも関わらず、髪の毛一本で鼓膜を破られてしまいました。圧倒的な力を見せ、不気味な強さをファンにも見せつけました。

活躍③マウスとの対決

純・ゲバル(J・ゲバル)の活躍の3つ目は、マウスとの対決です。ある日、刑務所をIBA国際ボクシング協会会長ボブ・マーフィーが訪れました。彼はアイアン・マイケルが再びボクシング界に戻ることを快く思っていませんでした。そこで、刑務所内で再起不能になるように依頼をしに来たのでした。白羽の矢が立ったのが、マウスと呼ばれる三人の看守でした。

彼らは息の合った連携プレイを得意する看守でした。食事をする際に唇(リップ)・歯(トゥース)・舌(タング)が、無意識のうちに最高のコンビネーションを取ることからとられた名前でした。アイアン・マイケルは最大トーナメントに出場するほどの強さを持っていますが、マウスのコンビネーションの前に、再起不能にされる寸前になってしまいました。

そこに現れたのが、ゲバルでした。ゲバルはアイアン・マイケルを逃がし、マウスを相手に単独で勝負を挑みます。序盤はマウスの優勢に思えましたが、ゲバルが本気を出すとあっという間に形勢が逆転します。アッパーカット1発で、一人をノックアウトしてマウスを追い詰めました。唇(リップ)は小便を漏らしながら全力で逃げてしまい、残された一人も戦意を喪失してゲバルの圧勝に終わります。

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ゲバルの名言

ここでは、J・ゲバル(純・ゲバル)の名言を紹介していきます。J・ゲバル(純・ゲバル)は特殊な人生を歩んでいて、名言を数多く残しています。刃牙シリーズは名言が多い作品ですが、アメリカでの武者修行編は戦いよりも対話の方が多い異色のエピソードです。特に、J・ゲバル(純・ゲバル)の名言は、戦士としての考え方が分かる名言となっています。

ゲバルの名言①「横になりたきゃ…」

横になりたきゃ...死んでから存分に楽しんだらいい

刃牙は刑務所で一夜を過ごした翌朝に、ゲバルと出会います。そのときにゲバルは掃除用具箱に入っていて、『ナゼ清掃箱に』と刃牙は疑問に思いました。そして、『戦士(ウォリアー)だからね』とゲバルは返しました。横になるのは死んでからでいいという考えを見せ、戦士(ウォリアー)としての自覚や矜持が分かる名言となっています。独特のキャラクター性が分かる名言として好評を博しています。

ゲバルの名言②「今日は死ぬには…」

今日は 死ぬにはいい日だ

このセリフは、ゲバルの代表的なセリフとなっています。この言葉は、ベトナム戦争で戦闘に赴く米兵士達が好んで口にしたとされている言葉です。ゲバルが戦闘状態に入った時に言うセリフで、刃牙と出会った時にも言っています。「死ぬにはいい日だ」はビスケット・オリバにも発していて、戦士としての考えが分かる名言です。死を常に意識していて、死ぬことも厭わない覚悟が分かる言葉となっています。

ゲバルの名言③「風立ちぬ…」

風立ちぬ...いざ生きめやも

このセリフは、堀辰雄の小説『風たちぬ』の冒頭の言葉です。有名な台詞であり、ゲバルがオリバとの対決の最後に残したセリフです。オリバはゲバルの『死ぬにはいい日』の考えを真っ向から否定しました。『死ぬにはいい日など、死ぬまでない』と言い切り、それに対してゲバルはこの詩の一節で返します。二人の考え方の違いが如実に分かる名言として注目されています。

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ゲバルの声優

ここでは、アニメ『範馬刃牙』の純・ゲバル(J・ゲバル)の声優を見ていきましょう。純・ゲバルは数多くの出演シーンがあり、柔らかい語り口調と海賊としての本性を見せたときのギャップが注目されていました。ギャップが激しいキャラクターなので、高い演技力が必要となっています。ゲバルの声優に起用されたのは、ベテラン声優である野島健児です。ここからは野島健児のプロフィールと出演作品をまとめていきます。

野島健児のプロフィール

野島健児(のじまけんじ)は、1976年3月16日生まれの男性声優であり、アーティストやナレーターとしても活躍しています。東京都杉並区出身で、青二プロダクションに所属しています。声優一家の出身で、父の野島昭生、兄の野島裕史も声優をしているという異色の経歴を持っています。妻も声優で、弟は作家の野島智司であることでも知られていました。実子の野島透也は俳優をしており、芸能一家となっています。

趣味はドラム、三線、料理と公表しており、多趣味なことでも知られています。2000年に『スーパーロボット大戦α』で人気アニメ『超時空要塞マクロス』の主人公である一条輝役を演じたことが転機となっています。これは急逝した長谷有洋から引き継いだキャラです。これ以降は多くのファンを獲得し、声優としての地位を確立しました。現在では数多くの出演作を誇るベテラン声優として知られています。

野島健児の主な出演作品や演じたキャラ

野島健児の主な出演作品や演じたキャラを見ていきましょう。1996年の『家なき子レミ』で声優デビューを果たしています。1998年の『ロードス島戦記-英雄騎士伝-』のスパークで、初のレギュラーキャラを演じました。その後は『シスター・プリンセス』の海神航や『ちっちゃな雪使いシュガー』のターメリックなどでもレギュラーキャラを演じて、知名度を大きく上げます。

2000年代に担当した『スパイラル -推理の絆-』のカノン・ヒルベルトは、特に人気の高いキャラクターです。2010年代には『PSYCHO-PASS サイコパス』の宜野座伸元や『レディ ジュエルペット』のプリンス・カイエン、『弱虫ペダル』の黒田雪成で高い評価を獲得しました。2020年代には『文豪とアルケミスト 〜審判ノ歯車〜』の萩原朔太郎や『スケートリーディング☆スターズ』の石川二を演じています。

2021年には、ネットフリックス配信の『範馬刃牙』で純・ゲバル(J・ゲバル)の声優に起用されています。2023年の出演作品に『テクノロイド オーバーマインド』のアンドロイド・ノーベルや『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』の甘露寺の父などがあります。

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ゲバルに関する感想や評価

ここでは、ゲバルに関する感想や評価を見ていきましょう。ゲバルは刃牙のアメリカ編で登場したメインキャラクターです。チェ・ゲバラをモデルにした革命家として、独自の考え方を持っているキャラクターとなっていました。これまでにないキャラクターだったために、ゲバルは作中で強い印象を残しました。そのため、ゲバルに関する感想や評価は、ネット上にも数多く集まっています。

ゲバルが雑魚過ぎるというのは最も多い声となっています。刃牙ファンの間では、嚙ませ犬キャラとして知られています。前評判が高すぎたために、ゲバルが完敗したことについては多くのファンが失望しました。結局、刃牙と戦う事もなく、オリバに敗北してアメリカを去りました。こうしたことから、ザコキャラとして語られることが多くなっています。

ゲバルと勇次郎、オリバが同格のように扱われていることに疑問の声が集まっています。ゲバルが登場した時には、アメリカが恐れている男という異名で登場しています。同じように扱われているのは、地上最強の生物・範馬勇次郎とアンチェインことビスケット・オリバです。作中でも最強クラスの二人と同格扱いだったことは、ファンに注目されています。

オリバに完敗していますが、ゲバルもかなり強いという意見もあります。アメリカでの戦いでは、ゲバルは序盤に圧倒的な力を持っていました。しかし、オリバとの戦いでは完敗してしまったので、その実力が分かりにくくなってしまいました。ザコキャラと言われることも多く、強さについては様々な考察が挙げられています。ネット上でも、ゲバルの強さに関しては意見が分かれていました。

ゲバルの声優を担当した野島健児は、アニメファンに絶賛されました。独特なキャラクター性を持ってるゲバルだったので、野島健児の表現力はファンに注目されています。ゲバルは、その残虐性やコミカルな一面、自由を求める戦士であることなど、多くのキャラクター性が複合的に組み合わされたキャラクターです。ネット上には、ゲバルの声優を担当した野島健児の演技力には称賛の声が集まりました。

ゲバルという存在が謎過ぎるというファンも少なくありません。ゲバルはかなり強い戦士という設定で登場しましたが、意外とあっさりと退場しています。ゲバルは何のために登場したのか分からないというファンからの声が集まっていました。刃牙との戦闘もほとんど描かれなかったので、存在理由が謎と言われています。ネット上でも、ゲバルというキャラクターは何だったのかは気にされています。

ゲバルの再登場を求める声が数多く集まっています。ゲバルはかなり長い時間かけてキャラクター設定を紹介してきたので、再登場するのではないかと言われていました。しかし、アメリカ編で登場してから本編に登場することはありませんでした。ネット上でも、ゲバルの再登場を望む声が数多く見つかっており、ゲバルがどういった再登場をするのかも気にされています。

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ゲバルまとめ

この記事では、純・ゲバル(J・ゲバル)の基本的な情報や強さ、モデル、活躍、名言、ネット上の感想などを紹介してきました。純・ゲバル(J・ゲバル)は、チェ・ゲバラがモデルになっている重要なキャラクターです。オリバとの関係性も注目されているので、ファンに気にされているキャラクターとなっています。この記事で紹介した純・ゲバル(J・ゲバル)にも注目して、刃牙シリーズをお楽しみください。

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