【ドクターストーン】大木大樹は裏切り者？死亡説や消えた理由・その後は？

「ドクターストーン」のメインキャラであり、裏切り者や消えた・死亡説が浮上した大木大樹。千空とは対照的な性格であるものの、縁の下の力持ちとして活躍しました。果たして、大木大樹の最後はどうなったのでしょうか。以下では、「ドクターストーン」の大木大樹は裏切り者なのかを考察しました。その他、ドクターストーンの大木大樹が消えた理由や死亡説、大樹の最後やその後についてネタバレ紹介しました。

「ドクターストーン」は、稲垣地理一郎原作・Boichi作画によるSFサバイバル漫画です。2017年～2022年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本は全26巻で構成されています。

文明が崩壊した地球を舞台に、持ち前の技術や知識で新世界を作り上げていく「ドクターストーン」。科学をモチーフした作風が人気に火をつけ、第64回小学館漫画賞・少年向け部門等の賞に選出されています。

謎の発光により、地球の全人類が石化する現象に見舞われました。それから3700年後、石化から復活した石神千空は、大木大樹と小川杠と共に文明の再建を目指します。千空は持ち前の科学の知識を生かし、文明再建に必要な道具を生み出します。一方で、地球上では複数のコミュニティが誕生し、それぞれ生活を営んでいました。千空は、他コミュニティにも協力を仰ぎ、新たな技術や物質を獲得していきます。

主人公・石神千空の親友であり、「ドクターストーン」の準主人公でもあります。頭を使うことは苦手である一方、体力には自信がある熱血漢です。圧倒的な身体能力の持ち主であり、作中では肉体労働やサバイバル活動に従事し、地道な作業も得意としています。また、争いを好まない性格であり、相手に反撃することも良しとしません。

「ドクターストーン」の石神千空の親友であり、彼に絶対的な信頼を寄せている大木大樹。頭はあまり良くないものの、純粋で明るい性格が好感を呼べるでしょう。一方、大樹の性格は裏切りキャラの特徴と重なり、一部で裏切り者になると予想されました。以下では、「ドクターストーン」から、大木大樹が裏切り者なのか否か、石神千空との関係をネタバレ考察しました。

「ドクターストーン」の石神千空の理解者であり、自身の強みである体力で文明再建を目指した大木大樹。明るく純粋な性格で、頭脳明晰な千空には絶対の信頼を置いています。一部では、大樹の裏切り説も浮上したものの、最後まで親友や仲間を裏切ることはありませんでした。

大樹と千空は幼馴染の親友であり、お互いに対して絶対的な信頼を持っています。また、大樹は自分にはない頭脳を持つ千空や化学王国への忠誠心もありました。科学文明の破棄を目論み、千空と対立する獅子王司。相手が格闘家でも千空は自分の信念を曲げることなく、司の手で一度殺されました。しかし、わずかな可能性を見いだした大樹と杠の奮闘により、千空は蘇生を果たします。

また、科学文明に否定的な司に対抗するべく、スパイ活動のために司帝国に侵入したこともあります。帝国内では千空の生存は極秘であり、大樹は最後までそれらを隠し通しました。

「ドクターストーン」にて、何度も石化させられるなど危機的状況に見舞われた大樹。最後には石化を解除されて助かったものの、作中では一度だけ死亡シーンが描かれたことがありました。果たして、大木大樹は最後死亡するのでしょうか。以下では、「ドクターストーン」の大木大樹の死亡シーンをネタバレ紹介します。その他、「ドクターストーン」の大樹が死亡したその後、石化で復活した経緯もまとめました。

「ドクターストーン」にて、何度か石化させられた大木大樹でしたが、千空たちに助けられて復活を果たしました。作中では、石化した後に海に沈められる危機的状況にも見舞われています。千空により海中で復活するも、その後も溺れることなく陸に上がっています。このように、強靭な肉体と生命力で死亡を回避してきた大樹。しかし、「ドクターストーン」の最終回までに、1度だけ死亡が確認されたシーンがありました。

それは、南米のスタンリー部隊との戦いです。近代兵器を所有するスタンリー部隊が相手では、肉体自慢の大樹でも太刀打ちできません。その後、敵部隊の手榴弾が大樹に直撃し、死亡しました。

「ドクターストーン」にて何度も死の危険見舞われながらも、持ち前の生命力で乗り越えてきた大樹。一度は死亡が確認されたものの、地球規模で石化光線が放たれたことで、奇跡の復活を果たします。

「ドクターストーン」序盤では、もう1人の主人公のような立ち位置で描かれた大木大樹。しかし、司帝国のスパイとして潜入するため、千空と別れたことで出番が減りました。このようないきさつから、一部では大樹が消えたとも言われています。以下では、「ドクターストーン」の大木大樹が消えたと言われた理由について考察しました。その他、大木大樹の出番が増え始めたのは何巻何話なのかもまとめました。

「ドクターストーン」の2巻15話以降、杠と共に本編での出番が大幅に減った大木大樹。その理由は、敵対する司帝国にスパイとして潜入していたからでした。そのため、主人公の千空とは別行動になってしまい、作中での出番もおのずと減ってしまいます。千空が科学王国の建国を目指し、仲間を集めている間、大樹は司帝国で独自に活動していました。

司帝国にスパイとして潜入していた大木大樹でしたが、「ドクターストーン」8巻64話にて本編に復帰しています。再登場まで6巻近く出番がなく、そのような経緯から大樹が消えたとの憶測も浮上しました。しかし、完全に出番がなくなったわけでなく、一時的に本編から離れていただけでした。このような経緯が、大樹が消えたと言われる原因になったでしょう。

司帝国の偵察のために、一時的に千空と別行動となった大樹。そのために、一部で消えたとの噂もささやかれるも、後に千空と合流を果たしています。その後も千空の計画を支えるべく、自分の強みを生かして科学文明の再建を目指しました。以下では、「ドクターストーン」の大木大樹の活躍やその後をネタバレ紹介します。その他、大木大樹の最後についてもまとめました。

想いを寄せ続けていた小川杠に告白するべく、高校のクスノキの下に呼び出した大木大樹。しかし、告白を目前にて石化光線が放たれ、大樹は杠を庇うような形で石化しました。石化が解除されるまでの間、杠への思いを考え続け、3700年後の世界で復活します。大樹が復活できた理由は、石化した後も脳機能が保たれていたことでした。

意識を保つことは思考するエネルギーを消耗し、石をもろくする作用がありました。大樹より半年早く復活した千空も同じ理由です。

科学文明の放棄を掲げる獅子王司に敗北したと思われた千空。しかし、石化現象によって復活し、司への反撃を開始します。そこで、大樹と杠が司に協力するふりをして、司帝国に潜入しました。その目的は、司によって破壊された石像の復活でした。杠は一晩中、復活者用の服を作っているとみせかけて、ひそかに石像の破片を集めと修復に奔走します。

一方の大樹は、持ち前の体力を生かして杠の護衛を任されました。頭を使う作業よりも、体力勝負の方が性に合う大樹にうってつけの任務でしょう。この期間、大樹と杠は千空と別行動をとっており、ここから大樹が消えた説が浮上しました。

司の味方になり、帝国入りを果たした大樹と杠。千空の墓を作ることで、彼が死んだことを司に信じ込ませます。一方、墓の中には通信機を隠しており、墓参りにみせかけて千空と連絡を取り合っていました。杠の手で石像の復活が行われる中、千空は浅霧幻（ゲン）と共に新たな計画を立てます。百夜が残したレコードを使って花田仁姫（ニッキー）を味方に引き入れた一行。

そして、司帝国でスパイ活動を行う大樹、杠とニッキーによって司帝国のメンバーを科学王国へ寝返らせる作戦を決行します。大樹の奮闘もあり、科学王国は味方を増やすことに成功しました。

司帝国のメンバーを寝返らせることに成功し、停戦に持ち込んだ科学王国。次は、食糧問題を解決するべく、小麦の大量生産に取り掛かります。千空から教えてもらった知識を元に畑の土壌改良を試みる大樹。石灰を混ぜることで土壌が良くなり、質の高い小麦の生産にも成功しました。この功績から、大樹は「食糧王」と呼ばれるようになりました。

百夜が残したプラチナを見つけるべく、大樹たちは宝島に到達します。しかし、島の実権を握るイバラとの戦いが勃発しました。帆船ペルセウスの船員たちが石化され、海底に沈められてしまいます。力自慢の大樹も石化され、一行は危機的状況に陥ります。その時、龍水が酸素ボンベを使って千空の救助に成功しました。その後、力自慢の大樹も海中で復活し、仲間の救助に奔走します。

イバラを倒すには、カセキの技術が必須であり、まずは海底に沈められた石化したカセキを掘り起こします。そして、カセキを復活させてイバラの撃退に成功しました。

ドクターストーンのアメリカ編では、新世界の独裁者を目指すドクターゼノとの戦いに挑みます。千空を殺そうとするゼノの誘拐を計画する千空たち。そこで、ゼノの誘拐を目論むクロムと協力し、基地に繋がるトンネルを掘ることにします。トンネル作りには肉体労働にうってつけの大樹が参加し、大きなドリルを片手にトンネルを掘っていきます。

しかし、クロムの手でゼノが誘拐された直後、トンネル内で落盤が発生して両方の出入り口をふさがれました。一方、出口で待っていた大樹は、地道に掘り続けて出口を作り始めます。大樹の奮闘によりゼノの確保に成功し、アメリカとの停戦に持ち込みました。

「ドクターストーン」の第1話で、杠に告白しようとしていた大樹。告白を目前にして石化光線に見舞われ、大樹のアタックは事実上の失敗となったでしょう。しかし、石化された後も杠への思いは冷めることなく、彼女のことも支え続けました。そして、最終回では大樹の恋が成就し、杠と結婚したことが明かされます。また、杠と共にファッション会社を立ち上げ、大樹は力仕事担当社員として働き始めました。

何度も石化と復活を繰り返し、近代兵器によって命を奪われるなど、大樹の半生はサバイバルそのものでしょう。最後には科学文明を再建させることに成功したものの、実現には大樹の奮闘もありました。自慢である体力を生かし、肉体労働にも積極的に取り掛かった大樹。彼がいなければ、千空の夢は実現できなかったでしょう。以下では、「ドクターストーン」の大木大樹に関する感想や評価を紹介します。

「ドクターストーン」では、頭があまりよくないキャラとして描かれた大木大樹。しかし、頭脳面を補うように圧倒的な体力と仲間を思いやる優しさが備わっています。化け物級の怪力を発揮するなど、縁の下の力持ちとして陰ながら奮闘し続けた大樹。「ドクターストーン」において、大木大樹は欠かせない存在であり、体力仕事に向いており、またコミュニケーションにも長け、頼りになりすぎる男とも評されています。

大木大樹といえば、ドクターストーンの主人公・石神千空との信頼関係も見どころです。特に、大樹の千空への忠誠心は高く、彼のためならきつい仕事も率先してやってのけています。また、千空も大樹を信じており、「ドクターストーン」でもそれらを感じさせるセリフがいくつも登場しています。SNSでは、あの千空に「お前がいないとダメだ」と言わせた大木大樹が凄いとの声も見られ、千空からの信頼の厚さも感じられるでしょう。

千空や杠と異なり、突出した特技がなかった大木大樹でしたが、「ドクターストーン」では小麦の栽培に成功し、収穫王と呼ばれました。文明の発達のためにも農耕は欠かせない要素であり、大樹はその分野での適性があったと読み取れます。また、SNSでは、大樹が農耕に適した人材という設定が好きとの声が見られ、「ドクターストーン」でのその後の活躍にも注目が集まりました。

「ドクターストーン」の大木大樹の裏切りの真相や消えた理由、大樹のその後や最後などをネタバレ紹介しました。本作品の準主人公であり、千空とは対照的なキャラクターである大樹。頭の悪さを体力勝負で補い、味方の窮地を何度も救ってきました。最後には、想いを寄せていた小川杠と結婚した大樹。ドクターストーンの最終回では、ファッション会社の力仕事担当社員として働き、縁の下の力持ちして活躍しています。