【ザ・ファブル】ペ・ダイヨチャの意味は？ヨウコと河合のテキーラシーンは何巻？

韓国人俳優の名前のように聞こえるペ・ダイヨチャ。ヨウコと河合のテキーラシーンで登場した迷言であり、どのような意味があるでしょうか。また、「ペ・ダイヨチャ」が登場したのは何巻何話か気になるでしょう。以下では、「ザ・ファブル」から、ペ・ダイヨチャの意味や何巻に登場したのかネタバレ紹介します。その他、ペ・ダイヨチャが登場したヨウコと河合ユウキのテキーラシーンもまとめました。

南勝久の漫画「ザ・ファブル」は、2014年～2019年にかけて「週刊ヤングマガジン」で連載された作品です。2021年～2023年には第2部「ザ・ファブル The second contact」が連載されました。また、2019年と2021年には実写映画が公開された他、2023年にはテレビアニメが放送されました。

裏社会にて、ファブルの名で恐れられていた敏腕殺し屋の青年は、ある日、育ての親であるボスに呼び出されます。働きすぎをボスに心配され、1年間大阪で暮らすことを命じられました。佐藤明の偽名を与えられ、一般人として平和な生活を送ることになった青年ことアキラ。仕事のパートナーであった佐藤洋子と共に大阪府太平市に移り住み、新たな生活を開始します。

「ザ・ファブル」においてインパクトを放ったペ・ダイヨチャのセリフ。酒豪のヨウコにテキーラを飲まされ、酔い潰れた河合ユウキのセリフから誕生しました。本来はきちんとしたセリフでしたが、ヨウコにはペ・ダイヨチャと聞こえ、河合のあだ名となりました。以下では、「ザ・ファブル」の迷言となったペ・ダイヨチャの意味や、このセリフが登場した経緯についてネタバレ紹介します。

韓国俳優の名前のようにも聞こえる「ペ・ダイヨチャ」は、ヨウコに酔い潰された河合ユウキのセリフです。意味は、「大丈夫、洋子ちゃん」です。しかし、かなり酔っていたせいか、会話もあやふやであり、ヨウコには「ペ・ダイヨチャ」と聞こえたでしょう。ちなみに、「ぺ」は唾を吐き出す音から来たと推測されます。

ヨウコから「ペ・ダイヨチャ」のあだ名をつけられた河合。ヨウコに一目ぼれし、彼女の前でかっこいい姿を見せようと奮闘します。しかし、河合の努力は、テキーラ勝負をきかっけに崩れ落ちました。酒豪であるヨウコは、テキーラ20杯を飲んでもあまり酔わない体質でした。一方、河合にとってはかなりきつい量でした。20杯目ですでに限界に達し、トイレに駆け込みます。

激しい吐き気に襲われる中、河合を心配するふりを見せるヨウコ。一方、河合はみっともない姿を見せないようにと、「ぺッ。大丈夫洋子ちゃん」と言いました。しかし、酔いや吐き気のためにろれつが回りません。ヨウコには「ペ・ダイヨチャ」と聞こえ、河合のあだ名として定着しました。

ペ・ダイヨチャは、河合がヨウコに向けたセリフでした。しかし、ヨウコは上手く聞き取れず、河合のあだ名にされてしまいます。また、ペ・ダイヨチャといえば、河合とヨウコのテキーラシーンも有名であり、何巻に登場したでしょうか。以下では、ペ・ダイヨチャがあだ名の河合とヨウコのテキーラシーンは何巻なのかを紹介します。その他、河合の登場回や再登場回でテキーラに寄ったのは何巻かまとめました。

河合ユウキの初登場回は「ザ・ファブル」の4巻37話で、友人と共にバーに来ていた客人でした。女性にフラれて落ち込む友人を前に、自身のモテ男談を語って聞かせる河合。その後、トイレに入った河合は、ヨウコとぶつかります。ヨウコに一目ぼれした河合は、1杯おごるともちかけます。一方、暇を持て余していたヨウコは誘いに乗りました。

お酒がかなり強いヨウコは、言い寄ってきた男を酔い潰すことを楽しんでいました。そこで、次のターゲットに女遊びが派手な河合に狙いを定めます。河合が好きそうなかわいい女性を演じて、河合の気を引こうとするヨウコ。その日は、かわいらしさを見せつけるため、カクアミルクを注文しました。帰り際に連絡先を交換し、2人の交流が始まりました。

「ザ・ファブル」といえば、ヨウコがテキーラで潰した河合が印象的であり、そのシーンは何巻で登場したのでしょうか。河合がテキーラで酔うシーンは8巻84話で描かれ、ヨウコから河合をバーに誘いました。出会って日が浅く、お互いに探り合っている河合とヨウコ。今日こそ、河合を潰そうとそのきかっけを掴もうと模索します。そんな中、2人の話題はアウトドアからバーべキューに突入します。

焼肉にはレモンが合うという言葉を聞き、ヨウコもレモンが好きといいます。そこで、河合は気を利かせてヨウコのためにレモンに合うお酒をオーダーします。一方、ヨウコはマスターに目配せして、テキーラを注文しました。テキーラにレモンはつきものであり、お酒に強いヨウコはテキーラを一気に飲み干し、レモンにかじりつきます。

テキーラを美味しそうに飲むヨウコに負けじと、テキーラを飲み始める河合。しかし、度数の高いお酒なのでヨウコと同じように飲むことは厳しかったでしょう。20杯目に突入し、ヨウコはようやくほろ酔い状態になります。一方、河合は限界を迎えており、トイレに駆け込んでしまいます。激しい吐き気に襲われ、悶絶する河合。そんな彼の様子を楽しみながら、ヨウコもトイレに向かいます。

ヨウコの前でみっともない姿をみせなくない河合。気合を入れて「大丈夫、洋子ちゃん」と言いました。しかし、酔いのためにろれつが回らず、言葉もあやふやでした。ヨウコには「ペ・ダイヨチャ」にしか聞こえず、河合のあだ名になってしまいます。実は、暇を持て余し、男を強い酒で酔い潰すことを楽しんでいたヨウコ。河合に近づいたのも、テキーラバトルで彼を潰してその姿を楽しむためでした。

この時点で河合はかなり酔っていたものの、ヨウコのお遊びは止まりません。ふらつきながらも、何とかカウンター席に戻ってきた河合。ヨウコからお水を渡されるも、飲んだ直後、口から泡が噴き出します。河合が呑んだのは水ではなくテキーラであり、河合はすでにピークを迎えていました。マスターが救急車を呼ぶ中、ヨウコは河合の脈拍と呼吸を確認し、バーを後にしました。

ヨウコを口説こうとしたことから、彼女に遊ばれ散々な結末を招いた河合ユウキ。「ザ・ファブル」では、再びテキーラを飲まされ、酔い潰れています。そのシーンは漫画16巻で描かれ、その時はヨウコの兄であるアキラがバーにおり、ヨウコは自宅にいました。スマホ越しに顔をみせ、テキーラを飲ませようと誘導するヨウコ。前回の失敗を覚えている河合は、マスターに水を出すようにジェスチャーします。

しかし、出されたのは水に見立てたテキーラでした。その事に気が付かない河合は、またもやテキーラも飲まされてしまいます。そして、20杯目を超えたあたりで再び吐き気を覚え、トイレに駆け込みました。酔い潰れた状態で、どうやって席に戻ってくるのかを楽しみにするヨウコ。しかし、河合は席に戻る途中で倒れてしまい、みっともない姿をアキラ達に晒しました。

酒豪のヨウコに言い寄ったばかりに、テキーラで酔い潰されてしまった河合ユウキ。再登場時には、前回の失敗を繰り返すまいと意気込みました。しかし、マスターの策略によって再びテキーラを飲まれ、倒されました。ヨウコに2度も酔い潰された河合ユウキとは何者だったのでしょうか。以下では、「ザ・ファブル」から、ペ・ダイヨチャのあだ名になった河合ユウキのプロフィールや趣味などをネタバレ解説しました。

バー・バッファローの常連客であり、年齢は25歳くらいと見られます。大の女好きであり、かつ女の扱いにも長けている河合。狙った女は必ず落とすことから、マスターから「モハメド河合」等のあだ名をつけられています。ヨウコと知り合ってからも、彼女を落とそうと躍起になり、テキーラ勝負に挑みました。しかし、ヨウコが暇つぶしで自分に言い寄ってきた男を潰してきたことを知る由もありません。

また、河合自身もこれまでの女性関係で痛い目に遭ったことがなく、ヨウコのテキーラ勝負で散々な仕打ちを受けました。一方、プレイボーイの河合はここでめげず、ヨウコにリベンジします。しかし、マスターの策略に気づけず、思わぬ失態を見せました。

河合ユウキといえば、女性にモテることを意識したような行動が目立つでしょう。例えば、趣味はスノーボードやジェットスキーなど、かっこよさを重視したアウトドアとなっています。また、女性の目を意識して、時計や車にもそれなりにお金をかけているでしょう。一方、自らも努力することを怠らず、週3回はジムに通い身体を鍛えるも、ヨウコからは上っ面だけの薄っぺらい男と評されています。

ペ・ダイヨチャは「大丈夫、洋子ちゃん」という意味でした。しかし、河合は話すのもままならないほど酔っており、ヨウコにはペ・ダイヨチャにしか聞こえません。ペ・ダイヨチャというあだ名までつけられ、最後は救急車で運ばれるという散々な一夜となったでしょう。以下では、「ザ・ファブル」の迷言とも呼べる、ペ・ダイヨチャに関する感想や評価を紹介します。

シリアスな作風でありながら、ギャグ漫画のような展開が話題を集めたぺ・ダイヨチャ編。女遊びで有名な河合ユウキと酒豪のヨウコのテキーラバトルは、読者からの人気の高いエピソードとなっています。ヨウコにいかがわしい心を持って近づき、最後には彼女に成敗された河合。SNSでは伝説のシーンとも呼ばれ、河合とヨウコのテキーラシーンは「ザ・ファブル」の名場面にも数えられています。

河合とヨウコのテキーラ勝負から生まれたぺ・ダイヨチャ。「ザ・ファブル」の迷言であり、このエピソードの通称としても使用されています。ヨウコに侮れなまいとテキーラを飲む河合。しかし、相手はバーのマスターも認める酒豪であり、並みの人間では敵いません。また、河合は女性にとっては性格に難のあるキャラであり、ユウコに成敗されたような爽快感も人気を呼び、このエピソードが好きとの声も見られます。

ヨウコのお酒の強さや河合のみっともない姿が話題を呼んだテキーラバトル。バーのマスターの実況も加わり、コメディタッチに描かれています。まるでギャグ漫画を読んでいるような展開に、面白すぎるとの感想が多く寄せられています。一方、河合とヨウコのテキーラバトルは作中で2回行われ、どちらも河合が負けています。また、敗北のたびにみっともない姿を晒しており、河合には散々な出来事だったでしょう。

ヨウコとのテキーラバトルで一躍注目を集めた河合ユウキ。マスターの分析から、女性関係にだらしないことが判明しており、ヨウコにテキーラで潰された出来事は爽快さも感じられたでしょう。河合の登場回は少ないものの、「ザ・ファブル」では人気の高いキャラクターです。SNSでは、河合ユウキの出番を増やしてほしい、ずっと見ていないなどの声も寄せられ、人気の高さがうかがえるでしょう。

「ぺ・ダイヨチャ」が登場した河合とヨウコのシーンは何度見ても面白いシーンと評され、「ザ・ファブル」でも人気の高いエピソードとなっています。SNSでは、芸人のネタを見ているような面白さとも言われ、漫画とは思えない笑いとも評されています。無理してテキーラを飲んだためにダウンする河合と、彼の醜態を楽しむヨウコ、そんな2人の様子を実況するマスターの関係姓も面白さを引き立てているでしょう。

「ぺ・ダイヨチャ」という言葉が生まれた河合とヨウコのテキーラ対決・第2戦は、ヨウコがリモート参戦になりました。一方、河合も前回の失敗を教訓にこの試合に勝とうと意気込むも、マスターというもう1人の敵がいたことを忘れていました。テキーラを水と勘違いして煽ってしまい、2回戦も散々な結果となった河合。この戦いも腹を抱えて笑ったとの感想が寄せられており、名勝負にも数えられるでしょう。

「ザ・ファブル」のペ・ダイヨチャの意味や、河合とヨウコのテキーラシーンは何巻で登場したのかなどをネタバレ紹介しました。一見すると、人の名前のように聞こえるペ・ダイヨチャ。どんなに酔っても女性の前でみっともない姿を見せてはいけない、河合の必死さが伝わるセリフでしょう。しかし、ヨウコには河合の必死さは滑稽に思え、ペ・ダイヨチャというあだ名までつけられてしまいました。