【ザ・ファブル】アザミがかっこいい！面白いシーンやかわいい泣き姿を紹介

南勝久による「ザ・ファブル」は週刊ヤングマガジンで連載された漫画です。「ザ・ファブル」は2014年から2019年まで第1部が連載され、2021年から2023年32号まで第2部「ザ・ファブルThe second contact」が連載されました。コミックは第1部が全22巻、第2部が8巻まで発売中で、2023年11月に9巻が発売予定となっています。また、2023年7月に「ザ・ファブル」のテレビアニメ化が発表されました。

実写映画化された「ザ・ファブル」は、2019年に第1作「ザ・ファブル」、2021年に第2作「ザ・ファブル殺さない殺し屋」が公開されました。主演は岡田准一、監督は江口カンです。第1作は原作漫画の7巻までの内容で、第2作の内容は原作漫画の7巻から13巻まで描かれた「宇津帆編」です。

「ザ・ファブル」は、誰も殺さず一般人として暮らせという指令を受けた凄腕の殺し屋が、周りで起こる様々な問題に取り組む物語です。この作品は2023年7月にシリーズ累計2200万部を超える発行部数を記録しています。また、2017年の「講談社漫画賞一般部門」受賞作です。2018年には講談社の漫画、コミック配信サイト「コミックDAYS」にてスピンオフ作品「ざ・ふぁぶる」（全11話）が発表され、コミック全1巻が発売中です。

「ザ・ファブル」の主人公の青年は、依頼されたターゲットを痕跡を残さず確実に仕留める殺し屋ファブルとして、裏社会で伝説となっていました。ある時、殺し屋組織のボスがその青年に「一年間、誰も殺さず一般人として暮らせ」と命じ、佐藤明（アキラ）という偽名を与えました。アキラは妹分のヨウコと共に大阪府大平市に移住し、ボスと親しい真黒組の庇護を受けながら普通に暮らし始めた矢先、ある事件が持ち上がります。

「ザ・ファブル」のアザミは、殺し屋組織（ファブル）に所属する殺し屋で、山岡編では主要キャラクターとして登場します。アザミは組織の幹部である山岡に殺し屋として育ててもらい、アザミと名付けたのも山岡です。大きな体に坊主頭、伊達メガネが外見の特徴です。演技で泣くことができるということです。殺し屋としての技量は高く、山岡と同等の実力があります。仕事上のパートナーはユーカリです。

「ザ・ファブル」のアザミは屈強な殺し屋という雰囲気ですが、面白いシーンにも登場します。また、アザミは義理堅いところがあり、その性格がよくわかるシーンがかっこいいと言われています。ここでは「ザ・ファブル」のアザミの面白いシーンとかっこいいシーンをネタバレで紹介します。

アザミの面白いシーンの中で特に面白いと言われているのが、第2部「ザ・ファブルThe second contact」の14話「いわし缶の男たち…。」、15話「満塁の男たち…。」です。アザミ、ユーカリ、クロ（黒塩）は、倉庫で共同生活をしています。そこに、ある事情によって真黒組と敵対する紅白組の川萩を、アザミたちが預かることになりました。また、ヨウコも倉庫の2階で暮らしています。

ある時、倉庫の冷蔵庫を開けたヨウコは、開封されたまま放置され、痛んでしまっているイワシの缶詰を見つけます。アザミたちは預かっていた川萩が出て行くことになり、倉庫で送別会を開くことになりました。ヨウコも誘われますが、断ります。アザミたちが酒を酌み交わしながら雑談をしていると、川萩がひどい腹痛に襲われます。続いてクロもトイレに走ると、イワシが痛んでいることにユーカリが気づきます。

アザミは「鍛え方が違う」と言い、何でもない顔をしますが、次の瞬間、やはり腹痛が彼を襲います。アザミもトイレに駆けつけますが、すでに川萩が使用中です。クロも順番を待っており、耐えるしかないアザミは体を震わせながら家具に寄りかかります。その姿はまるで体幹を鍛えるための訓練をしているようです。

一方、送別会を断ったヨウコは倉庫の2階で一人、ワインを飲んでいます。イワシ缶が痛んでいることに気づいていたヨウコは、下で行われている男たちの騒動を楽しみながら酒を飲むのでした。このように「ザ・ファブル」第2部の14話から15話にかけて描かれた騒動は、ファンの間でギャグ回と言われています。

アザミのかっこいいシーンは「ザ・ファブル」の山岡編に登場します。組織（ファブル）の幹部で元殺し屋の山岡は、アザミにとって師匠のような存在で、恩義のある人物です。恐怖を感じない特異体質の山岡は、自身も含めて人の死に様について強い関心を持っています。山岡はボスから最強の殺し屋と評価されるアキラに興味を抱き、同じ組織の人間であるにもかかわらず、彼と戦うことを切望するようになります。

山岡はアキラと戦うために組織（ファブル）のボスと親交のある真黒組の砂川たちを殺害したため、ボスは山岡捕獲の命令を下します。アザミは悩みますが、ボスに背くことになっても恩義がある山岡を守る決意をします。山岡を秘かに救おうと動くアザミでしたが失敗します。その後、ボスは山岡殺害をアキラに命じました。最後は山岡、アザミ、ユーカリの3人でアキラに挑むことになり、アザミはアキラと銃撃戦になります。

アキラの完璧な技術に勝てる気がしないアザミは、素手でアキラに立ち向かいますが、アザミが太刀打ちできる相手ではありません。完敗したアザミは、アキラが山岡に銃口を向けたのを見て、アキラに山岡の命乞いをします。このように、アザミはボスの命令であっても恩義のある山岡側についたこと、殺し屋として最高傑作と言われるアキラに対して、捨て身で挑んだシーンがかっこいいと言われています。

「ザ・ファブル」のアザミの面白いシーンとかっこいいシーンを紹介してきました。屈強な体にいかつい顔立ちのアザミですが、実は泣く姿がかわいいと言われており、ファンから好きという声が寄せられています。ここでは、アザミがかわいいと言われている、泣くシーンを紹介します。

アザミが泣くシーンは「ザ・ファブル」の山岡編に登場します。山岡は真黒組の砂川による反乱を利用し、自らの欲望を満たすために殺人を始めました。山岡を慕うアザミですが、暴走を続ける山岡を警戒します。そこで、アキラが勤める「オクトパス」の田高田（たこうだ）社長に害が及ばないよう、護衛のためにオクトパスに入社しようとします。

殺し屋であることは当然、隠さなければならず、ヨウコやユーカリの協力のもと偽の履歴書を作り、浅見進という偽名を名乗って面接に挑みます。住み込みを希望したところ、田高田に無理だと言われ、アザミは泣き始めます。アキラからアザミの入社について頼まれている田高田ですが、住み込みは困るということです。そこで、アキラがアザミの身の上について、天涯孤独で行くあてもないことを語り、情に厚い田高田の心情に訴えます。

アザミは事前にヨウコから「都合が悪くなったら泣いてごまかせ」と言われていたようで、そのおかげでアザミはオクトパスに入社することに成功します。アザミは入社後も田高田から過去のことを尋ねられると、その度に泣くことでごまかしています。このように、大柄で屈強な殺し屋であるアザミが泣く姿は、かわいいと好評だということです。

アザミは、過去のことを聞かれるなどの都合が悪い話になると、泣くことでその場をしのいでいます。田高田社長としては、自分がアザミを泣かしてしまったと思い、飲みに誘うなどしてアザミを励まそうとします。その後も何度もこのような事が繰り返され、その度に田高田社長はアザミのことを心配するようになります。

ここまで「ザ・ファブル」のアザミの泣く姿がかわいいということで、そのかわいいシーンや面白いシーン、かっこいいシーンを紹介してきました。ここからは、アザミとヨウコ、ユーカリとの関係についてネタバレでみていきます。

アザミとヨウコは同じ殺し屋組織ファブルのメンバーです。二人のエピソードについては、アザミの面白いシーンのところで紹介しました。そのシーンは「ザ・ファブル」第2部の14話で、痛んだイワシ缶に気づいたヨウコがそのまま放置し、それをアザミたちが食べてしまうというものです。ヨウコは突然の腹痛に襲われるアザミたちを、2階から嬉しそうに眺めていました。

また、アザミやユーカリが暮らす倉庫で、アザミたちがミット打ちをしているのを見たヨウコが、蹴りの練習をすると言い出しました。ヨウコがアザミを蹴りの相手に選ぶと、アザミは笑いながら余裕の表情でヨウコの求めに応じます。山岡によると、殺し屋としての能力はヨウコよりもアザミの方が少し上だということです。

アザミはヨウコよりも実力は上ですが、アザミがオクトパスに入社するために履歴書を書く際、ヨウコは様々なアドバイスをしています。ヨウコの方が年下に見えますが、その様子はまるで姉のように見え、アザミにとってヨウコは手強い相手だと言われています。

ユーカリはアザミと同じ殺し屋組織ファブルのメンバーで、「ザ・ファブル」第2部ではアザミやクロ（黒塩）と一緒に倉庫で暮らしています。ユーカリもアザミと同様に山岡に鍛えられ、殺し屋として育ててもらいました。アザミと共に厳しい訓練時代を過ごしたということで、行動を共にすることが多く、アザミが実行、ユーカリは運転手という役割になっています。

山岡の命令でアザミとユーカリは中国で殺し屋として活動していたこともあります。山岡編では、組織のボスから追われることになった山岡を、アザミと同じように自分の命をかえりみず守ろうとします。山岡の手下は死亡する者が多いということですが、そのように過酷な中で生き残ってきたアザミとユーカリは、強い信頼関係で結ばれているということです。

「ザ・ファブル」の原作漫画の中で、アザミが大好きという感想です。また、実写映画で、大好きなアザミ役のキャストがどなたになるのかが楽しみだったということです。

「ザ・ファブル」の山岡編では、アザミがオクトパスに入社するために面接を受けることになります。履歴書を作成する中で、ヨウコは都合の悪いことを聞かれたら泣いてごまかすようアドバイスをしました。その際、アザミにプロとして必ず採用してもらうよう気合を入れています。こちらの方は、アザミがヨウコの言うとおりに泣くところが面白い、笑ってしまうという感想です。

「ザ・ファブル」の中で、アザミが1番好きという感想です。その理由として、アザミは笑っている時、とても楽しそうだからということです。

「ザ・ファブル」は、どのキャラクターも良いですが、中でもアザミが好きという感想です。その理由として、大柄な体格、アザミという可愛らしい名前、実力はアキラほどではなくても「本職感」が良いということです。

「ザ・ファブル」のアザミは、見た目は普通のおじさんですが、殺し屋としての実力は幹部の山岡に匹敵するほどで、性格は義理堅く真面目です。このようなアザミが大好きという感想です。また、ファンの間でかわいいと言われているアザミが泣くシーンについて、こちらの方もアザミが泣くシーンは全部良いということです。

「ザ・ファブル」のアザミが好きという感想です。アザミが掛けているのは伊達メガネということですが、このメガネ姿が特に好きということです。

「ザ・ファブル」のアザミは師匠とも仰ぐ山岡を救うために、ボスの命令に背き、さらに捨て身の覚悟で最強の殺し屋であるアキラに挑むという人物でした。このようなアザミがかっこいいと言われていました。また、アザミは泣く姿がかわいいと言われており、その理由は、田高田社長に都合の悪いことを聞かれた際、ごまかすためでした。

アザミの面白いシーンは、第2部でギャグ回と言われている14話、15話に登場します。このように、様々な表情を見せてくれるアザミは、ファンから好きという声が多く寄せられていました。ここまで「ザ・ファブル」のアザミのかっこいい、面白いシーンと、泣く姿がかわいいということで、そのかわいいシーンを紹介してきました。