【キングダム】軍師キャラまとめ！河了貂・昌平君など各国の知将たちを一覧で紹介

本記事では、キングダムの軍師の登場人物を一覧で紹介していきます。キングダムは屈強な登場人物の肉弾戦が目立っている作品ですが、優れた頭脳を持つ軍師もかっこいいという意見が挙がっています。女性軍師のプロフィールや、最強の武将のランキングも紹介していきます。

軍師の登場人物のプロフィールと特徴を知る前に、まずは「キングダム」の基本情報を紹介していきます。キングダムは2006年から連載されている漫画で、2023年9月時点で69巻が刊行されています。「第17回手塚治虫文化賞」の大賞を受賞しており、累計発行部数は9900万部を突破しました。作者の原泰久は、一般企業でシステムエンジニアをしていましたが、会社を退職後に商業デビューしています。

キングダムでは、中華統一を目指して戦うキャラクターたちの物語が描かれています。主人公の信は下僕の少年で、クーデターで国外で逃げていた嬴政に協力し、功績を上げたことで親しい間柄になりました。また、親友の漂と「天下の大将軍」を目指していましたが、漂はクーデターに巻き込まれて命を落としたため、漂の意思も継いで戦っていきます。

キングダムの軍師とは、軍中で司令官の戦略指揮を助けるキャラクターのことです。優れた頭脳を持つキャラクターが多く、基本的には後方で指示を出していますが、キングダムには武力を持つ軍師のキャラクターも登場しています。時代によっては司令官よりも上の立場で、諸葛亮や司馬懿、呂尚が有名です。

ここからは、キングダムの軍師の登場人物を一覧で紹介していきます。軍師の登場人物は優れた頭脳を持つため、兵士を動かす知略戦が面白いと言われています。登場人物のプロフィールと特徴を一覧でまとめていきます。

キングダムの昌平君とは、秦国に属している軍師です。呂不韋陣営の1人で登場しましたが、大王の中華統一の夢が実現可能と考え、加冠の儀で呂不韋に離反を宣言しています。元々は楚の公子でしたが、秦に人質として送られており、幼い頃に出会った蒙武と親友の関係になっています。過去に六大将軍の胡傷から軍略を教わっており、作中最強クラスの頭脳を持つ軍師として活躍しています。

昌平君は優れた頭脳を持つ登場人物ですが、前線で戦う武力も持っています。部下が「誇張して言うなら武力は蒙武級」「誇張なしに頭脳は李牧級」と発言しており、頭脳と武力の両方を持つ李牧とはライバルのような関係です。キングダムのアニメでは、声優の諏訪部順一が昌平君の声を演じています。

キングダムの李牧とは、趙国に属している軍師です。穏やかで飄々とした性格をしていますが、中華一と称される頭脳を持っており、趙国最強の称号である「三大天」を与えられています。馬陽の戦いで初登場しており、旧六大将軍の最後の1人である王騎を討ち取る功績を上げました。また、前線で戦える武力も持っていますが、敵味方問わず無意味な死を嫌っています。

秦国は中華統一を目指しているため、李牧は秦国を止めるために他国と「合従軍」と作りました。そのため、秦国の最後の城である蕞まで攻め入りましたが、楊端和が救援に現れたことで敗北しています。短編の「李牧」では主人公として描かれており、作者の思い入れが強い登場人物であることが分かりました。キングダムのアニメでは、声優の森川智之が李牧の声を演じています。

キングダムの蒙毅とは、秦国に属している軍師です。昌平君の軍師養成学校で学んでおり、卒業後に昌平君の側近になりました。女性軍師の河了貂を学校に勧誘しているため、作中では仲が良い様子が描かれています。兄の蒙恬から飛信隊の軍師を推薦されていましたが、都合が着かなかったことで河了貂が軍師になりました。キングダムのアニメでは、声優の市川太一が蒙毅の声を演じています。

キングダムの胡傷とは、秦国に属していた軍師です。旧六大将軍の1人で、秦国一の智将として名を轟かせていましたが、何らかの理由で命を落としています。昌平君に戦略を教えており、王翦を高く評価していたことが分かりました。また、「六大将軍は自由に戦っていたように見えて、実は胡傷が戦いの枠組みを作っていた」と言われているため、頭脳は六大将軍で最強であることが分かります。

キングダムの仁凹とは、楚国に属している軍師です。合従軍編で初登場しており、汗明傘下の将軍として命令を出していましたが、汗明は蒙武との一騎打ちに敗れて死亡しました。また、本陣も壊滅しているため、仁凹の生死は不明になっています。

キングダムの介億とは、秦国に属している軍師です。昌平君の側近の1人で、軍師学校では教官を務めています。合従軍戦編では、昌平君の命令を受けて蕞攻防戦に参戦しており、四方の壁の戦力のバランスを取る活躍を見せました。また、昌平君が呂不韋陣営から離反しているため、介億も大王陣営の味方になっています。キングダムのアニメでは、声優の松田健一郎が介億の声を演じています。

キングダムの摩論とは、秦国に属している軍師です。桓騎軍五千人将で初登場しており、物語途中に傘下将軍になりました。丁寧言葉が特徴的で、紳士を自称しているキャラクターですが、相手を見下す態度が描かれています。また、桓騎が優れた頭脳を持つ武将のため、摩論は桓騎のサポート的な役割を担っています。秦国に対する忠誠心は低く、「自分の命が最優先」という弱点があります。

物語途中に桓騎は死亡しています。桓騎は「生き残ったやつらにクソみたいな生き方をさせるな」という遺言を遺しているため、摩論が残党を率いて傭兵団を始めると話していました。キングダムのアニメでは、声優の佐久間元輝が摩論の声を演じています。

キングダムの霊凰とは、魏国に属している軍師です。魏火龍七師の1人で知られていましたが、紫伯に味方したことで地下牢に幽閉され、本編で14年ぶりに解放されました。魏国の大将軍である呉鳳明の師匠で、「戦争は武将の殺し合い」という考えを抱いています。また、旧六大将軍や旧三大天と同年代ですが、年齢を感じさせない若々しい見た目をしています。

霊凰は優れた頭脳を持つキャラクターですが、弟子の呉鳳明は「14年前で実力が止まっている」と発言しています。また、信の襲撃を受けており、呉鳳明に身代わりにされたことで命を落としました。キングダムのアニメでは、声優の田丸篤志が霊凰の声を演じています。

キングダムの荀早とは、魏国に属している軍師です。魏火龍七師である凱孟の傘下将軍で、ギザ歯と白目が特徴的なキャラクターです。投げやりな態度を見せていますが、軍師としては優れた能力を持つため、凱孟から厚い信頼を寄せられています。キングダムのアニメでは、声優の新垣樽助が荀早の声を演じています。

キングダムの寿胡王とは、楚国に属している軍師です。元々は楚国に吸収された国の王族でしたが、優れた能力を持つことで戦場に出ています。満羽軍の軍師を務めており、10分の1ほどしか手の内を見せないことで「賢者」と呼ばれています。戦いに敗れて騰軍に捕縛されており、騰に斬首を望みましたが、拒絶されたことで秦国に連行されました。

キングダムの玄峰とは、趙国に属していた軍師です。廉頗四天王の1人で登場しており、軍略の面では廉頗の師匠です。策を巡らせて一方的に相手を殺す戦いを好んでおり、ある程度成果を挙げると撤退する特徴があります。奇策で秦国に打撃を与えていますが、自身の頭脳を超える桓騎に追い詰められて死亡しました。キングダムのアニメでは、声優の後藤哲夫が玄峰の声を演じています。

キングダムの趙荘とは、趙国に属している軍師です。馬陽編で蒙武軍を壊滅に追い込んでおり、王騎軍と戦っていましたが、救援に現れた騰との戦いで死亡しました。軍を指揮できない龐煖の代わりに大将を務めていたため、任務を全うできたことに満足そうな表情を見せています。キングダムのアニメでは、声優の津田健次郎が趙荘の声を演じています。

キングダムの玻璃とは、魏国に属している軍師です。穏やかな性格をしており、「ですよね〜」という言葉を頻繁に使用している姿が描かれています。また、呉鳳明は秦国との同盟を拒絶していましたが、破格の条件と玻璃の助言を受けて同盟を受けることを決めました。

キングダムの氷鬼とは、魏国に属している軍師です。魏軍師八指の1人に数えられており、軍師がいない飛信隊を翻弄する活躍を見せています。ですが、女性軍師の河了貂が飛信隊に加わったため、戦局が変化して生け捕りにされました。河了貂が女性と知って憤慨していますが、信に一括されて黙っています。

ここからは、キングダムに登場した女軍師を紹介していきます。キングダムは屈強な男の戦いが目立っていますが、女性の登場人物も様々な活躍を見せています。女軍師のプロフィールと特徴をまとめていきます。

河了貂はメインキャラクターの1人で、山民族の末裔です。幼い頃に両親を亡くして天涯孤独の身になっており、物語序盤に信と出会いました。登場当初は少年と思われていましたが、物語途中に性別は女性であることが判明しています。飛信隊は力に任せたゴリ押しで活躍していましたが、途中で戦法が通用しなくなり、河了貂が軍師として作戦を立てるようになりました。

河了貂は優秀な軍師ですが、理詰めで軍略を操る特徴があるため、本能型の武将とは相性が悪いです。また、料理の腕前は一級品のため、飛信隊の隊員は河了貂の料理を楽しみにしています。キングダムのアニメでは、声優の釘宮理恵が河了貂の声を演じています。

河了貂は物語序盤に信と出会っており、嬴政を大王に戻すために共闘しています。また、戦場に出た信が武功を上げて出世したため、「自分も信と肩を並べて戦いたい」と考えるようになり、敵である呂不韋陣営の昌平君に弟子入りしました。信と事故でキスをしていますが、信は羌瘣と結婚する可能性が高いです。

男性軍師と女性軍師の一覧を見た後は、キングダムに登場した武将の最強ランキングを紹介していきます。キングダムには、超人的な能力を持つキャラクターが登場しているため、キャラクターの激しい戦いが面白いという意見が挙がっています。武将のプロフィールと強さを一覧でまとめていきます。

キングダムの最強の武将ランキング10位には、桓騎がランクインしました。桓騎は蒙驁傘下の将軍で登場したキャラクターで、物語途中に六大将軍に任命されました。予測不可能な奇策を得意にしており、勝利のためなら手段を選ばない姿が描かれています。虎白を討ち取る活躍を見せていますが、李牧軍の攻撃を受けて命を落としました。

キングダムの最強の武将ランキング9位には、呉鳳明がランクインしました。呉鳳明は魏国の将軍で、新魏火龍の1人に数えられています。優れた頭脳を持ち、攻城兵器の開発を得意にしています。武力は高くありませんが、頭脳は李牧や昌平君に匹敵すると考えられています。

キングダムの最強の武将ランキング8位には、媧燐がランクインしました。媧燐は楚国の将軍で登場したキャラクターで、物語途中に大将軍に任命されています。汗明と同等の長身を持つ女性で、自身の長身にコンプレックスを抱いています。優れた頭脳を持つことで宰相も兼任しているため、キングダムでは異色の武将として描かれています。

キングダムの最強の武将ランキング7位には、満羽がランクインしました。満羽は什虎城の城主を務めているキャラクターで、媧燐から「戦馬鹿」と称されています。蒙武は汗明を倒していますが、満羽は蒙武を圧倒する強さを見せているため、武力だけなら作中最強クラスの強さを誇っています。

キングダムの最強の武将ランキング6位には、昌平君がランクインしました。昌平君は「李牧と同等の頭脳」「蒙武に匹敵する武力」を持つキャラクターのため、総合力はキングダムでトップクラスです。大王と共に中華統一を目指していますが、史実では秦国から楚国に寝返っているため、今後の動向が気になるという意見が挙がっています。

キングダムの最強の武将ランキング5位には、王翦がランクインしました。王翦は蒙驁傘下の将軍で登場したキャラクターで、物語途中に六大将軍に任命されました。「軍略の才能だけで六大将軍になれる」という評価を受けていますが、自分の国を求める危険人物としても知られています。廉頗からは「白起に匹敵する」と言われていました。

キングダムの最強の武将ランキング4位には、楊端和がランクインしました。楊端和は山民族の女王で、物語途中に六大将軍に任命されました。圧倒的な武力とカリスマ性を持っており、合従軍編では秦国を滅亡の危機から救っています。史実では楊端和と王翦、羌瘣が趙国を平定したとされています。

ここからは、キングダムに登場した武将の最強ランキング3位から1位を紹介していきます。3位から1位には、天才的な頭脳を持つ登場人物や、伝説の武将の補佐をしていた登場人物がランクインしています。登場人物のプロフィールと特徴を一覧でまとめていきます。

キングダムの最強の武将ランキング3位には、李牧がランクインしました。李牧は天才的な頭脳を持つキャラクターで、武力にも優れていることが分かりました。伝説の将軍である王騎を討ち取り、物語途中に趙三大天に任命されています。また、情報封鎖能力と行軍能力が優れているキャラクターでもあります。

キングダムの最強の武将ランキング2位には、廉頗がランクインしました。廉頗は趙国の伝説的な大将軍で、作中では楚国に亡命しています。旧六大将軍と互角の戦いを繰り広げており、李牧は「正面から当たれば勝てる人間はいない」と話していました。魏国に亡命後は沈黙していましたが、魏国に侵攻する秦国との戦いで再び軍を率いています。

廉頗は人間離れした怪力を持つため、最前線で活躍する姿が描かれています。また、天才揃いだった旧六大将軍との戦いで生き残っているため、作中最強クラスの強さを持つことが分かります。キングダムのアニメでは、声優の楠見尚己が廉頗の声を演じています。

キングダムの最強の武将ランキング1位には、騰がランクインしました。騰は王騎傘下筆頭将軍で登場したキャラクターで、物語途中に六大将軍の1人に任命されています。普段は掴みどころのない性格をしていますが、伝説の将軍である王騎から「私に見劣りしない」と称されていました。剣を高速回転させて敵を斬る特徴があり、最強を自称する臨武君を瞬殺する強さを見せています。

秦国の武力最強は蒙武ですが、騰は武力と頭脳の両方を持つキャラクターです。また、王騎の元で長年戦ってきたため、他の六大将軍とは比較にならない経験があります。そのため、総合的に見れば騰が最強の武将という意見が挙がっています。キングダムのアニメでは、声優の加藤亮夫が騰の声を演じています。

武将の最強ランキングを見た後は、キングダムに登場した軍師に関する感想を一覧でまとめていきます。軍師の優秀さは戦局を左右するため、軍師に対して読者から様々な感想が挙がっているようです。女性軍師に関する感想も一覧でまとめていきます。

本記事で紹介したように、キングダムには様々な軍師のキャラクターが登場しています。軍師は全員が優秀な頭脳を持っていますが、それぞれに戦い方の特徴があるため、「軍師のキャラクターの戦いは面白い」という感想が挙がっています。

キングダムの昌平君は、整った容姿を持つイケメンキャラクターのため、「昌平君がかっこいい」という感想が挙がっています。また、作中最強クラスの頭脳を持ち、前線で戦える武力も描かれているため、「昌平君がハイスペック過ぎる」「昌平君と李牧の戦いを見たい」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、キングダムには女性軍師の河了貂が登場しています。成長した河了貂は整った容姿を持つ女性になっているため、「河了貂が可愛い」という感想が挙がっています。また、信と共に戦いたいと考え、努力で軍略能力を身に付けているため、「河了貂の努力が泣ける」という感想も挙がっています。

本記事では、キングダムの軍師の登場人物を一覧で紹介していきました。軍師は兵士の生き死にを決める重要な役割を担っているため、優秀な軍師が存在する国は強いです。また、女性軍師は河了貂だけのため、女性軍師を増やしてほしいという意見が挙がっています。軍師が活躍しているエピソードを見たことがない方も、本記事の登場人物一覧を参考にしながら見てみて下さい。