【キングダム】羌象（きょうしょう）は羌瘣の姉のような存在？強さや壮絶な過去とは？

漫画キングダムの作中で主人公の信が率いる｢飛信隊｣に所属する羌瘣。漫画キングダムに登場する羌瘣とはヒロインの1人にあたるキャラクターであり、2022年9月現在の本編で五千人将を務めています。五千人将の羌瘣は元々｢羌族｣で｢蚩尤｣候補の1人に選ばれており、並の将軍では一切敵わないほどの強さを持ってます。そんな羌瘣は｢羌族｣で暮らしていた時に羌象（きょうしょう）という幼馴染がおり、まるで姉のように慕っていました。

羌瘣の幼馴染である羌象（きょうしょう）は｢羌族｣出身の｢蚩尤族｣であり、過去に｢蚩尤｣候補の1人に選ばれていた人物です。｢蚩尤｣候補の羌象（きょうしょう）は圧倒的な強さと冷静さを兼ね備えており、羌瘣以上の存在でした。しかし過去の｢祭｣で羌象（きょうしょう）は謀殺され、羌瘣が復讐の鬼と化してしまいました。本記事ではそんな羌象（きょうしょう）について強さや壮絶な過去、羌瘣との関係などをまとめてご紹介します。

では羌象（きょうしょう）の強さや壮絶な過去、羌瘣との関係などをご紹介する前に、羌象（きょうしょう）が登場する漫画キングダムとはどんな内容の作品なのか物語のあらすじと併せてご紹介していきます。羌象（きょうしょう）が登場するキングダムとは2022年9月現在累計発行部数が9000万部を超える大人気歴史漫画です。漫画キングダムは2006年から｢週刊ヤングジャンプ｣で連載されており、漫画家の原泰久が描いています。

漫画キングダムのコミックスは65巻あり、2022年の9月16日には66巻の発売が決定しています。コミックス以外に漫画キングダムは合計4シーズンのテレビアニメや2作品の実写映画なども制作されており、数ある歴史漫画の中で特にメディア展開が多い作品となっています。そんな大人気漫画キングダムは連載誌が｢週刊ヤングジャンプ｣であることから話数が非常に多いものの、物語が面白いため、老若男女問わず楽しむことが出来ます。

時は紀元前3世紀の春秋戦国時代後期。中華は｢戦国七雄｣と呼ばれる秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓の7国が割拠し、500年もの間戦争を繰り返していました。そんな世界で｢天下の大将軍｣を目指す戦争孤児の信は後の始皇帝・嬴政と出会い、秦国に仕えます。当初信はがむしゃらに戦うだけで、｢天下の大将軍｣になるなど夢のまた夢でした。しかし信は数多くの英傑と邂逅し、秦国の大将軍｢李信｣へと成長していくことになるのでした。

本記事で強さや壮絶な過去、羌瘣との関係などをご紹介する羌象（きょうしょう）とは漫画キングダムに登場するキャラクターの1人です。漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）は｢羌族｣という｢蚩尤族｣の一氏族出身の女性キャラクターであり、オールバックのロングヘアーとキリッとした目元が特徴となっています。漫画キングダムのメインキャラの羌瘣は羌象（きょうしょう）と姉妹同然に育てられた幼馴染の関係にあります。

羌瘣は姉妹同然に育てられた羌象（きょうしょう）を強く慕っており、元々ずっと一緒に行動していました。羌瘣から慕われている羌象（きょうしょう）は｢羌族｣トップクラスの強さの持ち主であり、羌瘣でさえも敵うか分かりません。しかし羌象（きょうしょう）は過去に謀殺されたため、漫画キングダムで回想シーンしか登場していません。ちなみに誕生日や年齢は不明であるものの、夢は外界を見ることであることが分かっています。

ではここからは漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）の羌瘣との関係や壮絶な過去についてご紹介していきます。漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）は｢蚩尤族｣の一氏族｢羌族｣で生まれ育ったキャラクターです。一方漫画キングダムのヒロインの1人である羌瘣も｢羌族｣出身のキャラクターとなっています。同じ｢羌族｣出身の羌象（きょうしょう）と羌瘣は幼馴染同士にあたり、幼い頃からずっと一緒にいました。

そのため姉妹同然の関係にあり、羌象（きょうしょう）が姉で羌瘣は妹のような立場にあります。羌瘣は羌象（きょうしょう）のことを｢象姉｣と呼び、非常に慕っていました。羌象（きょうしょう）も羌瘣をまるで本当の妹のように可愛がっていました。しかし羌象（きょうしょう）と羌瘣は｢蚩尤｣の候補に選ばれ、人生が大きく変わってしまいます。この出来事によって羌瘣は心が闇に堕ち、復讐の鬼と化してしまうことになりました。

過去に｢羌族｣で姉妹同然のように生まれ育った羌象（きょうしょう）と羌瘣。しかし羌象（きょうしょう）と羌瘣の関係はある出来事で崩れ去ってしまいます。その出来事とは｢蚩尤族｣の｢祭｣です。｢祭｣とは新たな｢蚩尤｣を決める｢蚩尤族｣の儀式であり、2人ずつ候補者を出した｢蚩尤族｣の19の氏族が殺し合うことが義務付けられています。｢蚩尤｣に選ばれた者は最高の実力者として認められ、全ての｢蚩尤族｣の頂点に立つことが出来ます。

そのため19の氏族は｢蚩尤｣の人間が亡くなる度に｢蚩尤｣の候補者を必死に選出しています。そんな｢蚩尤｣の候補者に羌象（きょうしょう）と羌瘣は選ばれてしまいます。もし｢蚩尤｣を決める｢祭｣に参加すれば、羌象（きょうしょう）と羌瘣はお互い殺し合う必要があります。それを知る羌瘣は自分が殺されることで羌象（きょうしょう）を｢蚩尤｣にしようとしていました。しかし羌象（きょうしょう）と羌瘣は姉妹同然の関係にあります。

なので羌象（きょうしょう）は羌瘣を絶対に殺したくありませんでした。そこで羌象（きょうしょう）は｢祭｣の当日、眠り薬入りの香で羌瘣を眠らせることにします。そして羌象（きょうしょう）は1人で｢蚩尤｣を決める｢祭｣に参加しました。しかし羌象（きょうしょう）は｢幽族｣の罠に嵌まり、無惨にも斬首されてしまいます。その後目を覚ました羌瘣は｢祭｣の場所で羌象（きょうしょう）の亡骸を発見し、彼女の首を持って慟哭しました。

過去の｢祭｣で｢幽族｣に謀殺され、首を刎ねられてしまった羌象（きょうしょう）。当時の羌瘣は羌象（きょうしょう）を誰よりも慕っており、かけがえのない存在でした。そのため羌瘣は羌象（きょうしょう）の死体を発見した際、首を抱えて我を忘れながら泣き叫んでしまいます。本来羌象（きょうしょう）は｢蚩尤｣になれる強さを持っていました。しかし羌象（きょうしょう）は｢幽族｣の卑怯な一斉攻撃を受け、死んでしまいました。

それが分かった羌瘣は怒りを露わにし、羌象（きょうしょう）の復讐を誓います。復讐を誓った羌瘣は嬴政暗殺の任務を与えられ、秦国と魏国の戦に参戦します。この時羌瘣は主人公の信と出会い、自らの心を開ける相手を見つけました。その後羌瘣は飛信隊の軍師となり、数々の戦いで信をサポートします。そして山陽編の後に羌瘣は飛信隊を出奔し、趙の老山で幽連を殺害します。これにより羌瘣は愛する姉の無念を晴らしました。

ではここからは漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）の強さや性格についてご紹介していきます。残念ながら羌瘣は過去の｢祭｣で殺されてしまったため、どれほどの強さを持つか詳しく分かっていません。しかし羌象（きょうしょう）は｢羌族｣で｢蚩尤｣の候補者の1人に選ばれたキャラクターです。｢羌族｣は幼い頃から暗殺技術を学んでいる｢蚩尤族｣の一氏族であり、その中で強さがずば抜けている者しか候補者になりません。

実際羌象（きょうしょう）と同じく｢蚩尤｣の候補者に選ばれた羌瘣は化け物じみた強さを持っています。なので羌象（きょうしょう）は詳しいことが分かっていないものの、圧倒的な強さを持っていたと見ていいでしょう。化け物じみた強さを持つ羌瘣は羌象（きょうしょう）を姉のように慕い、｢象姉｣と呼んでいました。羌瘣が慕っていたことを考えると、もしかすると羌象（きょうしょう）は羌瘣を超える化け物なのかもしれません。

漫画キングダムに登場する｢蚩尤族｣の氏族はそれぞれ、非常に残酷な一面を持っています。例えば羌象（きょうしょう）を殺害した｢幽族｣の幽連は強い残虐性を持った性格をしており、自らの力のために実の妹を殺しました。またメインキャラクターの羌瘣も怒りを露わにすると、まるで化け物のような姿を見せます。では羌瘣が姉のように慕っていた羌象（きょうしょう）はどのような性格をしたキャラクターだったのでしょうか。

漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）は自身を慕う羌瘣を本当の妹のように可愛がっていました。また羌象（きょうしょう）は｢蚩尤｣を決める｢祭｣で眠り薬入りの香を使い、羌瘣の命を助けようとしました。このことから羌象（きょうしょう）は心優しい性格を持った｢蚩尤族｣で珍しい常識人だったと考えられます。もしそうでなければ、羌象（きょうしょう）は｢蚩尤｣を決める｢祭｣で羌瘣を容赦なく殺していたことでしょう。

ではここからは漫画キングダムのアニメで羌象（きょうしょう）を演じた声優についてご紹介していきます。漫画キングダムのアニメで羌象（きょうしょう）を演じた声優は日本の女性声優である吉田小百合（よしださゆり）です。アニメキングダムで羌象（きょうしょう）を演じた吉田小百合とは3月25日に東京都で生まれた年齢非公開の女性声優であり、2022年9月現在ディーカラーという声優事務所に所属しながら活動しています。

元々吉田小百合は1990年代に｢アップルパイ｣というコーラスグループで活動していました。その後吉田小百合は声優業に転身し、1997年のドラマCD｢マクロス・ジェネレーション｣でデビューしました。1997年に声優デビューを飾った吉田小百合は1999年のアニメ｢ゴクドーくん漫遊記｣でルーベットを演じ、一躍名前が知られるようになりました。そんな声優の吉田小百合は2022年9月現在もアニメ界の第一線で活躍し続けています。

• 1998年のアニメ｢Only・Youビバ！キャバクラ｣：沙里奈役
• 1998年のアニメ｢名探偵コナンシリーズ｣：関口弓子役、武田紗栄役
• 1999年のアニメ｢ゴクドーくん漫遊記｣：ルーベット・ラ・レェテ役
• 1999年のアニメ｢サイボーグクロちゃん｣：ニャンニャンアーミーの4号役と9号役
• 2001年のアニメ｢新白雪姫伝説プリーティア｣：淡雪姫乃役
• 2001年のアニメ｢星のカービィシリーズ｣：フーム役、スカーフィ役、ワドルディ役

• 2002年のアニメ｢フルメタル・パニック！シリーズ｣：稲葉瑞樹役
• 2003年のアニメ｢F-ZEROファルコン伝説｣：ミス・キラー役
• 2006年のアニメ｢きらりん☆レボリューション｣：南あかね役
• 2008年のアニメ｢忍たま乱太郎｣：下坂部平太役（2代目）、しおり役（5代目）
• 2009年のアニメ｢極上！！めちゃモテ委員長｣：ダミアン役
• 2012年のアニメ｢エリアの騎士｣：マイアミエース役

漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）に関する感想では羌象（きょうしょう）が好きといった感想が多く寄せられていました。羌象（きょうしょう）は故人であるため、漫画キングダムで登場回数が多くありません。しかし羌象（きょうしょう）は自らの命と引き換えに、羌瘣を助けようとした心優しいキャラクターです。この性格から羌象（きょうしょう）は漫画キングダムで高い人気を博しています。

漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）に関する感想では実写版の羌象（きょうしょう）が好きといった感想も多く寄せられていました。羌象（きょうしょう）を漫画キングダムの実写で演じたのは山本千尋です。山本千尋とは2013年にデビューした女優であり、元武術太極拳の選手として知られています。そんな山本千尋は羌象（きょうしょう）のキャスティングに非常にマッチしており、原作ファンから高く評価されています。

漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）に関する感想では羌象（きょうしょう）と羌瘣の関係が好きといった感想も見受けられました。羌象（きょうしょう）は羌瘣を妹のように可愛がり、いつも大切にしていました。一方羌瘣は羌象（きょうしょう）を｢象姉｣と呼び、強く慕っていました。そんな2人の関係は純粋無垢で尊く、漫画キングダムファンを夢中にさせています。

本記事では漫画キングダムに登場する羌象（きょうしょう）について強さや壮絶な過去、羌瘣との関係などをご紹介しました。確かに羌象（きょうしょう）は本編で既に死亡しているキャラクターです。しかし羌象（きょうしょう）がいなければ羌瘣は信と出会っておらず、彼女のお陰で一度死んだ信を助けることが出来ました。なので羌象（きょうしょう）は漫画キングダムで必要不可欠なキャラクターといっていいでしょう。