【トモダチゲーム】心木ゆとりがバケモノと言われる理由は?正体は裏切り者で怖い?

かわいい心木ゆとりが”バケモノ”と言われるのはなぜでしょうか?この記事で解明します!心木ゆとりが登場する『トモダチゲーム』は、別冊少年マガジンにて連載中の漫画作品で、書籍の発行部数が520万部を突破したほか、2度の実写ドラマ化、映画2部作、さらにはテレビアニメが相次いで制作されるなど快進撃を続けています。これから、心木ゆとりが「バケモノで怖い」と言われる理由や、”黒幕”あるいは“裏切り者”とされる正体について考察していきます。

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目次

  1. 心木ゆとりとは?
  2. 心木ゆとりはバケモノで怖い?うざいと言われる理由は?
  3. 心木ゆとりの過去
  4. 心木ゆとりの目的や裏切り者の伏線
  5. 心木ゆとりの声優
  6. 心木ゆとりに関する感想や評価
  7. 心木ゆとりがバケモノと言われる理由まとめ

心木ゆとりとは?

トモダチゲームの作品情報

『トモダチゲーム』に登場する心木ゆとりは、優しくて引っ込み思案、男子なら守ってあげたくなるようなかわいい女の子です。ところが、彼女には”怖い”とか”バケモノ”といった評価が付いて回ります。なぜ心木ゆとりはそのようなことを言われてしまうのでしょうか?

この記事では、『トモダチゲーム』の心木ゆとりに焦点を当て、彼女の正体やバケモノ・裏切り者で怖いと言われる理由を探っていきますが、その前にまずは『トモダチゲーム』の作品情報をお届けしましょう。最初に『トモダチゲーム』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

トモダチゲームの概要

概要のイメージ

「トモダチゲーム」は、山口ミコトの原作、佐藤友生の作画による、日本の漫画作品です。この作品は、2014年1月から講談社の別冊少年マガジンで連載されており、2023年9月時点で、単行本の発行部数が520万部を超えるなど、一大旋風を巻き起こします。

さらに、2度の実写ドラマ化、劇場版2部作(「トモダチゲーム劇場版」と「トモダチゲーム劇場版FINAL」)の公開、そしてテレビアニメ化もされるなど、数多くのメディア展開が行われています。

トモダチゲームのあらすじ

あらすじのイメージ

「金より友達が大事」という亡き母の教えを守り続けてきた主人公、片切友一も今や高校生です。学年トップの秀才、美笠天智や、政治家の息子である四部誠、クラスの副委員長を務める沢良宜志法、そしてアニメオタクの心木ゆとりとは厚い友情で結ばれています。ある日、クラスで修学旅行費用が盗まれる事件が発生します。友一たち5人は何者かに拉致され、「トモダチゲーム」という謎のゲームに参加させられることになりました。

心木ゆとりのプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『トモダチゲーム』の心木ゆとりの話題に移ります。心木ゆとりは、主人公・片切友一の友人であり、小柄で可愛らしい女の子です。おとなしい性格をしており、アニメが好きで自分でも漫画を描くインドア派です。1年の時にいじめを受けていましたが、2年の時に沢良宜志法と仲良くなるといじめられなくなりました。

「トモダチゲーム」の第2ゲームにおいて、心木ゆとりの秘密が明るみに出ます。いじめっ子たちにお金を渡すために、援助交際をしていたというのです。この情報は当初、沢良宜にだけ話していたのですが、かつて彼を黒幕・裏切り者と疑った美笠天智が脅して聞き出したのです。

ゆかりは、クロキの暴走族チームに捕まってゲームに参加させられたり、大人版トモダチゲームでは神代才嘉によって心を操られたりと、過酷な経験をします。しかし、こうした出来事よりもさらに読者を驚かせたのは、第2ゲームの後半戦で判明したことでした。ゆとりが真の裏切り者であり、黒幕であることが明らかになったのです。

心木ゆとりの性格

プロフィール欄で、心木ゆとりの性格を”おとなしい”と表現しましたが、それ以外にも彼女の性格には”優柔不断で人任せ”という評価があります。

性格のイメージ

物語の中で、心木ゆとりが誘拐されたことで、友一は「弱者のゲーム」と呼ばれる過酷な試練に巻き込まれます。このゲームでは友一とゆとりが、さまざまな苦痛を受けることになります。ゲームの最後の試練として、「ゆとりが裸で踊るか、友一の手をナイフで3回切るか」という選択肢が提示されます。

話し合いでどちらが試練を受けるかを決めるのですが、ゆとりは「友一が決めていいよ」と言い、結局、全ての苦痛を友一に押し付けてしまいました。

オシドラサタデー『トモダチゲームR4』|テレビ朝日

心木ゆとりはバケモノで怖い?うざいと言われる理由は?

心木ゆとりがバケモノで怖いと言われる理由

沢良宜志法が心木ゆとりの家を訪ねた時に、偶然ゆとりと母親の会話を聞いてしまいます。「ババァなに酒飲んでんだ!?そんな金どこにあんだよ!?」といった、ゆとりの怒鳴り声が聞こえてきました。今まで見てきたゆとりとは別人のような振る舞いで、二重人格を思わせるほどの変わりようでした。心木ゆとりは、実はとんでもなく恐ろしい女で、母親にも罵声を浴びせるような人物だったのです。

また、心木ゆとりの演技力はバケモノ級で、まるでプロの役者のようでした。彼女のおとなしく守ってあげたくなるような所作は、実は演技だったのです。ちなみに、聡音は心木ゆとりの裏切りや黒幕ぶりに気付き、彼女を怖いバケモノと呼んでいました。

心木ゆとりがうざい・嫌いだと言われる理由

嫌いのイメージ

心木ゆとりがうざい・嫌いだと言われる理由は、彼女のキャラ、すなわち守ってあげたくなるような弱々しさが関係していると考えられます。ゆとりが友一に判断を全て任せっきりにした結果、友一を傷つけたことや、他の仲間の足を引っ張ったことから、可愛くても「イライラする」、「うざい」という評価が生まれたのでしょう。

心木ゆとりのサービス回はある?

このような怖い心木ゆとりにも、男性の喜ぶサービス回は存在します。その1つは、クロキとの「指切りじゃんけん」の場面です。この回では、ゆとりの服が一部切り裂かれ肌が露出しました。

また、第四ゲームの友罪裁判では、修学旅行費用を集めなければならなくなった友一が、ゆとりの映像を巧みに利用して担任教師をおびき寄せました。そして、裸のゆとりに教師がセクハラを加えるように演出し、その場面を写真に収めて教師を脅し振り込め詐欺に協力させました。

さらに、大人のトモダチゲームのギャンブルでの、ゆとりが相手チームの所有物として扱われているシーンも、サービス回の1つと言えるでしょう。

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心木ゆとりの過去

過去①援助交際をしていた?

第2ゲームの陰口スゴロクで、心木ゆとりの過去の恥部が暴露されます。中学生の時に援助交際をしていたというのです。その頃、心木ゆとりは酷いいじめに遭っていました。次第にいじめはエスカレートしていき、いじめが嫌ならお金を用意しろと脅されるようになりました。お小遣いや貯金が底をつくと、困ったゆとりは年配の男性に目を付けます。デートの後でコスプレをさせられたり、写真を撮られることもありました。

過去②マナブくんの絵を描いていた?

心木ゆとりは、ずっと前からマナブくんをモデルにした絵を制作していたようです。マナブくんに深い愛情を抱いていたことから絵を描いていたと理解することもできますが、あるいはマナブくんというキャラクターそのものを生み出したのが、実は心木ゆとりかもしれないのです。

過去③母親をスタンガンで虐待?

『トモダチゲーム』16巻73話では、沢良宜志法が心木ゆとりの自宅を訪れ、驚くべき怖い光景を目撃します。ゆとりは酔った母親に対して「おかえりじゃねぇだろ!このクソババァ!!」など過激な言葉を投げかけた上に、スタンガンで虐待していたのです。

過去④美笠の父親殺害に関係?

16巻77話の「トモダチ殺し合いゲーム」でのことです。心木ゆとりの仲間の須原岳が、沢良宜志法の指令に従い美笠天智の父・優高を殺害したと証言します。しかしながら、実際には黒幕としてゆとりが策略を巡らせて、自身がやったことを沢良宜が指示したと須原に言わせていたのです。

つまり、美笠優高は心木ゆとりの指示に従った須原岳によって殺されたことになり、ゆとりが美笠優高殺しに関与しているという怖い可能性も出てきました。

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心木ゆとりの目的や裏切り者の伏線

心木ゆとりの正体が裏切り者・黒幕である伏線

黒幕のイメージ

ここからは、心木ゆとりの正体が裏切り者、黒幕であることの伏線について考察していきます。第2ゲーム後半戦の「トモダチ殺し合いゲーム」では、遂にゆとりの正体が裏切り者で、彼女こそが黒幕であることの伏線が張られていました。

伏線①マナブくんに詳しすぎた

心木ゆとりの正体を示唆する要素が、マナブくんの関係に見られます。初めてマナブくんが登場するのは、1巻1話の「コックリさんゲーム」のシーンです。その際、ゆとりはマナブくんについての詳細にわたる知識を披露しました。更に、沢良宜志法がゆとりの部屋を訪れた際、はるか以前に描かれたと思われるマナブくんの絵を見つけました。

マナブくんというキャラクターは心木ゆとりが創り出した可能性があります。さらに、ゆとりの正体が怖い裏切り者の黒幕であり、かねてからトモダチゲームに関与していた可能性もあるでしょう。

伏線②修学旅行費を現金で集金したらと言った

他のクラスが修学旅行費を銀行振り込みで徴収する一方、沢良宜志法たちのクラスだけが現金でお金を集めていました。現金で集めることになったのは、心木ゆとりが志法に対して「友一が銀行口座を持っておらず、振り込み手数料ももったいない」と小声でつぶやいたことに由来しています。

しかしながら、志法が200万円をロッカーにしまったわずかな時間の間に、お金は盗まれてしまったのです。ゆとりが実際に盗んだわけではありませんが、ゆとりの一言がなければ現金での集金は行われなかったでしょう。この出来事から、友一たちをトモダチゲームに巻き込んだ裏切り者・黒幕として、心木ゆとりの正体が浮上してきました。

伏線③第2ゲーム終了時点の収支を偽る

第2ゲームが終了し、Cチームの借金総額がマナブくんから発表されました。その額は1080万円でしたが、友一と美笠天智が再計算したところ、実際の借金額は1880万円でした。運営側の発表との差は+800万円にも上ります。

天智は志法が借金額を偽っていると疑っていましたが、志法は実際の偽装を行っていたのは心木ゆとりだと指摘します。志法の計算によれば、ゆとりは400万円少なく報告していたのです。そうだとすれば、マナブくんが発表した金額と一致し、つじつまが合います。これもゆとりの正体が真の裏切り者・黒幕であることの伏線と考えられます。

心木ゆとりの目的

目的のイメージ

『トモダチゲーム』の16巻73話で、心木ゆとりと共に行動する斯波真次は、次のようにゆとりに述べています。「僕は心木さんの望むことを手伝うだけだよ。(中略)これはあなたが開始したゲームなんだからね」と。また、16巻76話では、ゆとりは仲間の須原岳に対して「戦略を見直さないと、私がみんなをトモダチゲームに誘い込んだ目的を達成できなくなる」と語りました。

ゆとりは、何らかの目的を持ってトモダチゲームを始めたようですが、現時点でゆとりの目的は明らかになっていません。『トモダチゲーム』今後の展開に注目しましょう。

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心木ゆとりの声優

天野聡美のプロフィール

ここでは、アニメ『トモダチゲーム』で心木ゆとりの声を演じた声優・天野聡美(あまの・さとみ)について紹介します。天野聡美は、神奈川県出身の女性声優で、現在VIMS(ヴィムス)に所属し活動しています。

天野聡美は、中学生時代にアニメの声優に興味を持ち、当時の担任教師に励まされて声優の道に進むことを決意しました。声優を目指したきっかけの1つは、『UN-GO』というアニメ作品でした。この作品に出演していた声優の山本希望が所属している事務所ヴィムスに入ることを夢見たそうです。

声優デビューは2018年のアニメ『MEMproject』でしたが、当時はアニメのキャストが非公表であったため、2019年の『アイドルマスターシンデレラガールズ』への出演が彼女の名前を広く世に知らしめる最初のステップとなりました。

天野聡美の主な出演作品や演じたキャラ

次に、『トモダチゲーム』で心木ゆとりを演じた声優・天野聡美の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • 球詠(山崎珠姫)
  • アイドルマスター シンデレラガールズ(白菊ほたる)
  • 劇場版 ハイスクール・フリート(河野燕)
  • 終末のハーレム(北山玲奈)
  • くまクマ熊ベアー(ミサーナ・ファーレングラム)
  • 怪人開発部の黒井津さん(ウルフ・ベート)
  • 異世界召喚は二度目です(花柱夕陽)
  • 8 beat Story♪(水瀬鈴音)
  • マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(笠音アオ)

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心木ゆとりに関する感想や評価

ここまで『トモダチゲーム』の心木ゆとり特集をお届けしてきましたが、最後に心木ゆとりに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、心木ゆとりのネガな点をひたすら並べているツイートからです。ただし、それがすべてバケモノ級の演技だとしたら、話は違ってくるのかも知れません。

続いて紹介するのは、メディアによって心木ゆとりの印象・評価が異なると主張するツイートからです。アニメやドラマでは”かわいい”で、原作漫画では”嫌い”と感じる人が多いそうです。両者を実際に比較してみるのも面白いかもしれません。

最後は、心木ゆとりの名言を紹介しているツイートからです。「困難なことはすべて人に決めてもらう」理由を語る心木ゆとりに同意を示しています。”我が意を得たり”ということでしょうか?

心木ゆとりがバケモノと言われる理由まとめ

この記事では『トモダチゲーム』に登場する心木ゆとりにスポットを当て、彼女の正体やバケモノで怖いと言われる理由などについて考察してきました。

まとめのイメージ

心木ゆとりがバケモノで怖いと言われる理由は、まず、彼女が二重人格を思わせるほど裏表のある人物だからです。偶然ゆとりと母親の会話を聞いてしまった沢良宜志法は、普段のおとなしいゆとりからは想像できない乱暴な物言いに驚いてしまいます。また、ゆとりの演技力はバケモノ級で、弱々しく守ってあげたくなるような所作はすべて演技だったのです。

心木ゆとりの正体は、いわゆる"黒幕"で、物語の中でいくつかの伏線が示されています。たとえば、彼女はマナブくんについて非常に詳しい情報を持っており、以前からトモダチゲームに関与していた可能性が示されています。また、修学旅行の費用を現金で集める提案や、第2ゲームの終了時に収支を偽る行動など、彼女の正体が裏切り者であることを強く示唆していました。

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