【カイジ】地下チンチロリンは大槻班長のイカサマ?ルールや勝負の結果をネタバレ

『カイジ』の地下チンチロリンをネタバレします!地下チンチロリンが登場する『賭博破戒録カイジ』は、福本伸行による漫画『カイジ』シリーズの第2作で、講談社の「週刊ヤングマガジン」にて2000年から2004年まで連載されました。この記事では、『賭博破戒録カイジ』前半の主人公カイジと大槻班長との地下チンチロリンの勝負に焦点を当て、ゲームのルールや勝負の結果、そして班長のイカサマについてネタバレで解説していきます。

【カイジ】地下チンチロリンは大槻班長のイカサマ?ルールや勝負の結果をネタバレのイメージ

目次

  1. カイジとは?
  2. カイジの地下チンチロリンは大槻班長のイカサマ?
  3. カイジの地下チンチロリンのルール
  4. カイジの地下チンチロリンの勝負の結果
  5. カイジの地下チンチロリンを提案した大槻班長を紹介
  6. カイジの地下チンチロリンに関する感想や評価
  7. カイジの地下チンチロリンまとめ

カイジとは?

この記事で特集する「地下チンチロリン」は漫画『賭博破戒録カイジ』の作中に登場するギャンブルの名称です。これから、地下チンチロリンのルールや勝負の結果をネタバレ解説するとともに、ゲームの考案者である大槻班長のイカサマの手口にも迫っていきますが、その前にまずは『賭博破戒録カイジ』の作品情報をお届けします。

最初に『賭博破戒録カイジ』を含む『カイジ』の作品概要、そして『賭博破戒録カイジ』の簡単なあらすじ解説へと進みます。

賭博破戒録カイジの概要

「賭博破戒録カイジ」の説明に入る前に、『カイジ』シリーズ全体の概要について解説します。『カイジ』は、福本伸行による一連の漫画作品の総称で、最初の作品『賭博黙示録カイジ』は、1996年から約3年間にわたり講談社の「週刊ヤングマガジン」にて連載されました。その後、続編が次々に創作されるのですが、第2作として登場したのがこの記事で取り上げる「賭博破戒録カイジ」です。

『賭博破戒録カイジ』は、主人公カイジが命を賭けギャンブルに挑むを描いた漫画作品で、「週刊ヤングマガジン」にて2000年から2004年まで連載されました。さらにその続編として「賭博堕天録カイジ 和也編」と「賭博堕天録カイジワン・ポーカー編」が同誌にて掲載されました。このカイジシリーズの展開は、2017年からは「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」にバトンタッチされ、2023年9月現在も連載が続けられています。

概要のイメージ

当初『カイジ』は短編読み切り作品として計画されていましたが、後に作者の福本伸行とヤングマガジン編集部とのやり取りの中で連載化が決まります。現在では、作者・福本の最大のヒット作品となっており、2019年6月現在でのシリーズ総発行部数は実に2100万部を突破しています。この作品の成功により、福本はそれまでの「麻雀漫画家」というイメージを脱し、一般の漫画ファンにも広く知られる存在となりました。

メディア展開としては、テレビアニメ『逆境無頼カイジ』が制作され、第1シーズンは2007年10月に、そして第2シーズンは2011年4月から放送されました。また、2009年10月には実写映画化も行われ、日本テレビ製作・東宝配給のもと、『カイジ 人生逆転ゲーム』というタイトルで公開されました。

その後、2011年11月にはシリーズ2作目として『カイジ2 人生奪回ゲーム』が上映されています。そして、2020年1月には、映画オリジナルストーリーで、シリーズ完結編となる『カイジ ファイナルゲーム』が公開されました。

また、カイジ以外の登場人物を主人公にしたスピンオフ作品も続々と登場しています。原作はいずれも萩原天晴で、以下の4つの作品があります。まず、利根川幸雄が主人公の「中間管理録トネガワ」、次に地下労働施設E班の大槻班長が主人公の「1日外出録ハンチョウ」、また、大槻班長の側近である沼川が主人公の読み切り作品「1日個室録ヌマカワ」、そして一条聖也が主人公の「上京生活録イチジョウ」が創作されています。

賭博破戒録カイジのあらすじ

あらすじのイメージ

スターサイドホテルで帝愛グループの兵藤会長に敗北したことで、結果としてカイジは新たに1000万円の借金を抱え、逃亡の日々を送っていました。そこへ金融業者の遠藤が現れ、再びギャンブルの世界に誘おうとします。カイジが難色を示すと、彼を拉致し地下施設送りにしていしまいました。やがて、地下での重労働に耐えられなくなったカイジは、地上に戻るために一か八かの大勝負に挑む覚悟を決めるのでした。

『カイジ(1)』(福本 伸行)|講談社コミックプラス

カイジの地下チンチロリンは大槻班長のイカサマ?

大槻班長がチンチロリンを提案したのはなぜ?

『カイジ』の作中で、地下チンチロリンというギャンブルを考案したのは、主人公カイジが配属された地下施設E班の大槻班長です。班長はチンチロリンを考案した理由として、地下の過酷な生活を少しでも楽しい時間にするためと仲間に話していました。しかし、実際にはサイコロに手を加えて自分たちの勝率を高め、地下労働者からペリカをふんだくるために考え出したのです。

地下チンチロリンは大槻班長のイカサマだった?

地下チンチロリンは、大槻班長によって巧妙に仕組まれたイカサマ賭博であり、それを見抜いて一発逆転をはかるカイジとの丁々発止のやり取りが描かれています。サイコロに隠された巧妙なトリックや、大一番の勝負など、地下チンチロリンをめぐる展開は、カイジシリーズの中でも注目すべき名場面と評価を受けています。ここでは、地下チンチロリンの秘密や、カイジと班長の対決の結果について詳しく紹介します。

地下チンチロリンは、気軽に誰でも楽しめるギャンブルとして作ったと班長は話していましたが、実際には班長は四五六賽を使って自分たちの勝率を上げるイカサマを仕組んでいました。四五六賽とは出目が4、5、6しかないサイコロで、最低でも4が出る上にシゴロやピンゾロが出やすくなる仕掛けになっています。

なお、四五六賽を使っても勝率が100%にはなりませんが、結果として四五六賽のイカサマ性を隠すことになっていました。

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カイジの地下チンチロリンのルール

チンチロリンの基本ルール

『賭博破戒録カイジ』において、最も注目される話題は、カイジと班長との地下チンチロリンでの戦いです。このゲームは、シンプルなルールと準備が比較的簡単なため、実際にこのゲームで楽しんでいるという作品ファンも多く、気軽にできるギャンブルとしても人気です。ここでは、『カイジ』で描かれた地下チンチロリンのルールについて詳しく紹介します。

チンチロの基本ルールはとてもシンプルです。プレイヤーはお椀にサイコロを入れて振り、その出目の強弱によっが勝敗が決まります。お椀で振るサイコロは通常3つで、その中で2つのサイコロの出目が同じだった場合、残りの1つのサイコロの出目で勝負が行われます。たとえば、4のサイコロが2つと2が1つだった場合、1つのサイコロの出目「2」で勝負の結果が決まります。

また、ルールには特別な出目も設定されています。4・5・6(シゴロ)は倍率が2倍、2から6までのゾロ目は3倍、そして1ゾロ(ピンゾロ)は倍率が5倍となり、1・2・3(ヒフミ)は倍率が2倍になるといった具合です。

地下チンチロリンの変則ルール設定

変則ルール設定①掛け金の上限

チンチロが地域によって異なるルールを採用しているように、『カイジ』における地下チンチロリンでも、考案者である班長が独自の変則ルールを導入しています。物語内では、この変則ルールによって班長側に有利な状況が作られ、物語の展開にも影響しています。以下に、具体的な変則ルールを紹介していきます。

最初は掛け金の上限に関する変則ルールです。掛け金の上限は通常2万ペリカに設定されていますが、親の承諾があれば制限なく賭けることが可能です。ペリカは地下帝国でのみ通用する通貨で、為替レートでは10ペリカが1円に相当します。カイジたちが地下での労働で得る月収は約9万ペリカ(約9千円)と、非常に少ない収入です。そのため、青天井の掛け金ルールは非常に高いリスクを伴う選択肢となっています。

変則ルール設定②親はスルー可能

通常、チンチロは親と子の対決で行われ、順番に親になってサイコロを振るのが一般的です。しかし、地下チンチロリンでは親をスルーすることが認められています。これは、自分の手持ちが少ないか、良い出目が期待できない場合に、プレイヤーがゲームをスキップできる寛容なルールとされています。しかし、実際には班長側の回収担当である沼川が、勝負を回避するために使われていました。

変則ルール設定③親がどんな目でもサイコロを振れる

チンチロでは、親がピンゾロやシゴロ、6の目などを出した場合、子はサイコロを振る機会を得られず、即座に敗北となるのが普通です。しかし、地下チンチロリンでは、そうした場合でもサイコロを振るチャンスがあり、親が6の目を出した場合でも、ピンゾロや他の有利な出目を狙うことができるようになります。物語の中では、三好が実際にヒフミを振り出して奇跡の逆転勝利を収めるシーンが登場します。

変則ルール設定④親は最高2回まで

通常のチンチロでは、親が1の目、目なし、ヒフミ、ションベンを出すか、親の権利を放棄するまで、何度でもサイコロを振り直すことが許されています。しかし、地下チンチロリンでは、最高でも2回までしかサイコロを振り直すことができません。

班長はこのルールを導入した理由として、親が勝ちやすくなることを避けるためと説明していました。しかし実際には、彼がイカサマサイコロを使用していることが他の参加者に気付かれないようにし、そして他のプレイヤーに勝たせないようにするための措置であったことが明らかになりました。

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カイジの地下チンチロリンの勝負の結果

ネタバレ①大槻班長はカイジを地下チンチロリンに誘う

カイジの物語における地下チンチロリンは、サイコロの出目だけでなく、班長の巧妙なイカサマとそれを見抜くカイジの逆転劇が焦点となっていました。このギャンブルシーンは、サイコロに仕掛けられたトリックや緊迫した大一番など、カイジシリーズの中でも特に印象的な見せ場となっています。ここでは、地下チンチロリンの秘密や班長との壮絶な対決の結果についてまとめてみます。

地下帝国における楽しみはごく限られており、せいぜいビールとつまみ程度でした。カイジは、50万ペリカの1日外出権を購入するために節約生活を始めました。しかし、班長の巧妙な話術に抗し切れず、結局カイジはビールとつまみを購入してしまいました。その後、班長はカイジがペリカを使い果たすタイミングを見計らって、地下チンチロリンに誘いました。

ネタバレ②カイジは大槻班長のイカサマを暴き勝利

地下チンチロリンでの負けが込んできたカイジは、班長の不自然に高い勝率に疑念を抱くようになります。そして、ついには四五六賽というイカサマに気付きました。

再度班長との対決に挑む際、カイジは班長たちがイカサマを行っていたことを暴露します。これにより結果として観衆を味方につけることに成功したのです。その上で、自分が用意したイカサマサイコロを使用できるようルール変更を求めました。その結果、観衆の支持を受けてルールは変更され、班長はこれまで稼いでいた1800万ペリカを一夜にして失ってしまったのです。

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カイジの地下チンチロリンを提案した大槻班長を紹介

大槻班長のプロフィール

大槻班長は、カイジシリーズにおける人気キャラクターの一人です。地下チンチロリン編に初登場するや否や、その才能をいかんなく発揮しカイジを言葉巧みに誘惑します。人心を巧みに操る術やイカサマがバレた後の独特の言動は、多くのファンに支持されてきました。ここでは、改めて、地下チンチロリンを提案した大槻班長について紹介していきます。

大槻班長は、フルネームを大槻太郎といい、地下王国送りとなったカイジが配属されたE班の班長を務める人物です。地上とのつながりを利用して、食品をはじめ酒やたばこなどの嗜好品を高額で販売しています。大槻の班には、側近として石和と沼川がおり、さらに他の班にも約20人ほどの仲間がいます。大槻は常に笑顔を絶やさず、新たに地下王国にやってきたカイジにアドバイスをするなど、一見して良い人のように見えます。

しかし、その実態は卑劣で狡猾な人物です。地下王国で特権的な立場を維持するために、違法なやり方で地下王国の通貨、ペリカを稼ぎます。カイジや45組の他の受刑者たちを甘言で誘惑し、浪費・堕落させて食い物にするなど人心を操る術に長け、笑顔の裏には凶悪な本性が隠されていました。

大槻班長は、その狡猾な人心掌握術を駆使して上層部と手を結び、博打が禁じられている地下で囚人たちのストレス解消という名目で、チンチロリン、通称「地下チンチロリン」を開催しています。

しかし、地下で行われているチンチロリンの実態は、456(シゴロ)と呼ばれる特別なサイコロを使ったイカサマ行為でした。それを隠すために班長権限でルールを改変し、囚人たちから多額のペリカを巻き上げていました。シゴロ賽を使った詐欺行為を実行する際には、石和を左隣に、沼川を右隣に座らせていました。

最終的には、高額な嗜好品の販売や、賃金を前借りした連中からのピンハネなどと合わせて2000万ペリカ以上を蓄積し、一日外出券を大量に購入して長期休暇などを楽しむ計画を練っていました。しかし、地下からの脱出を諦めたのか、あるいは地下での生活に満足していたのか、脱出を実行に移す兆候は見られませんでした。

シゴロ賽を用いた不正を察知したカイジとの心理戦の結果、過去の詐欺行為が明るみに出てしまいます。最終的には、カイジが導入した「仲間内で特別なサイコロを使う」ルールに基づくピンゾロ賽(1しか目がないサイコロ)の使用で、ほぼ全財産にあたる1825万2千ペリカを失ってしまいました。これは地下チンチロリン史上に残る大敗と言われています。

その後、大槻は、班長の地位を剥奪され、テレビでカイジが「沼」に挑戦している様子を知った際には、カイジの不正行為を非難し「失敗しろ」と呪っていました。

大槻班長の目的

目的のイメージ

班長の目的は地下帝国で有意義な生活をすることです。そのために班長は帝愛グループと結託して権力を持ち、地上で仕入れた嗜好品をぼったくり価格で販売したり、本来ギャンブルが禁止されている地下の労働者に地下チンチロリンを提供します。その上で、イカサマサイコロを使ってペリカを巻き上げていました。

「1日外出録ハンチョウ」とは?

最後に、大槻班長の行状が描かれた漫画『1日外出録ハンチョウ』について解説します。『1日外出録ハンチョウ』は、原作は萩原天晴、作画は上原求と新井和也が担当し、福本伸行の代表作である『賭博破戒録カイジ』に登場する大槻班長を主人公としたスピンオフ作品です。この作品は、2016年に「ヤングマガジンサード」3号で読み切りが掲載され、翌2017年に「週刊ヤングマガジン」4・5合併号から連載が開始されました。

この作品では、1日外出権を利用する大槻班長の地上での生活が詳細に描かれています。ギャンブル中心に展開されるカイジシリーズとは異なり、グルメ漫画という位置づけでファンからの熱い支持を受けています。描かれている料理シーンは食欲をそそるものばかりで、一部のファンの間では「飯テロ」と称されているくらいです。

また、本作は『賭博破戒録カイジ』の世界とはパラレルワールドの関係にあります。この作品にはカイジの主人公たちが一切登場しません。さらに、時代設定も本編の『カイジ』とは異なります。例えば、木村が地下に入ったのは1990年頃で、その後25年以上を経て釈放されるという設定や、プレステ2が「15年以上前のゲーム機」とされていることから、時代設定は2015年以降と考えられます。

さらに、作品内では、2016年に設立された店舗が登場したり、大槻が地下に拉致される前に、Mixiを利用していたことが言及されています。その上、スマホやSNSが物語に登場し、2019年から流行り始めた新型コロナウイルスによる外出制限令などの話題も使われていました。

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カイジの地下チンチロリンに関する感想や評価

ここまで『カイジ』の地下チンチロリン特集をお届けしてきましたが、最後に地下チンチロリンに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するツイートでは、地下チンチロリンや限定じゃんけんにおけるカイジの勝ち方を分析しています。賭けの勝利に偶然はなく、気持ちの高ぶりや不安を抑えて、冷静にルールの中に隠されている勝利の法則に気づけるかどうかがカギとなるそうです。

続いては、地下チンチロリンで登場する豪華飯が好きだという方のツイートからです。この記事でも紹介しましたが、ハンチョウの飯話は「飯テロ」と呼ばれており、本編よりも好きな読者が多いようです。

最後に紹介するのは、「賭博破戒録カイジ」の地下チンチロリン編のエピソードにより統計科学を理解したというツイートからです。大槻班長の異常に高い「456」が出る確率から、不自然さを定量化できればよいのだそうです。

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カイジの地下チンチロリンまとめ

この記事では、『カイジの地下チンチロリンは大槻班長のイカサマ?』と題して、チンチロリンのルールや勝負の結果をネタバレで解説してきました。  

地下チンチロリンのルールには、基本ルールと変則ルールがあります。基本ルールは至ってシンプルで、お椀にサイコロを3つ入れて振り出目の強弱で勝敗が決まります。ただし、2つのサイコロの出目が同じだった場合、残りの1つのサイコロの出目で勝負します。また、出目が456の場合には倍率が2倍、2から6までのゾロ目は3倍、そして1ゾロは倍率が5倍となり、123は倍率が2倍になるという特別な出目も設定されています。

まとめのイメージ

地下チンチロリンの変則ルールとしては、以下の設定があります。

  1. 通常掛け金の上限は2万ペリカですが、親の承諾があれば制限なく賭けることが可能
  2. 手持ちが少ないなど不利になるときには、親をスルーすることが可能
  3. 親がどんな目でもサイコロを振ることができる
  4. 親がサイコロを振り直すことができるのは、最高でも2回が限度

最後は大槻班長とカイジによる地下チンチロリンの勝負の結果ですが、大槻班長のイカサマを暴いたカイジの勝利に終わります。カイジは、異常に高い大槻班長の勝率に疑問を持ち、それが四五六賽を使ったイカサマだと気づくと観衆に暴露します。観衆を味方につけたカイジは、自作のイカサマサイコロを使えるようにルールを変更させます。その結果、大槻班長が稼いだ1800万ペリカを一夜にして総取りすることに成功しました。

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