【カイジ】遠藤は実写映画版では女（遠藤凛子）？変わった理由や演じたキャストは？

こちらの記事では、週刊ヤングマガジンで連載されていた漫画『カイジ』の実写版映画に登場した、遠藤凛子の情報を紹介していきます。詳しくは『カイジの遠藤は実写映画版では女（遠藤凛子）？』の項目では、遠藤凛子のプロフィールや、カイジの登場人物・遠藤勇次が、なぜ実写映画で女性として登場したのかを紹介しています。

遠藤凛子がどのような人物なのか気になっている人や、なぜ実写映画で遠藤の性別が個性になったのか気になっている人は目を通してみてください。なぜ遠藤が実写映画で女性として登場したのかという理由の他にも、遠藤凛子とカイジの関係や、カイジの実写版映画で遠藤凛子を演じたキャストについても紹介しています。

まずは、下記の項目で遠藤凛子が登場するカイジの実写映画の作品概要と、物語のあらすじを紹介しています。実写映画版カイジを見たことがない人や、作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

なぜ遠藤都の性別が男性から女性に変更されたのかを紹介する前に、まずは天海祐希さんがキャストとして演じた遠藤凛子が登場する実写映画について紹介します。カイジの実写映画は、福本伸行先生が週刊ヤングマガジンにて連載されていたギャンブル漫画・カイジを原作としており、2023年9月時点までに第3作まで制作されています。

遠藤凛子が登場したカイジの実写映画第1作目『カイジ 人生逆転ゲーム』は、2009年10月10日に公開されました。カイジ 人生逆転ゲームでは、『賭博黙示録カイジ』と『賭博破戒録カイジ』のストーリーや設定を基に制作されており、カイジの原作漫画とは変更されている部分もあります。

その1つに、主人公のカイジがギャンブルの世界に足を踏み入れるきっかけとなった人物・遠藤勇次が、遠藤凛子という女性に変更され、ヒロインポジションとなっているという点があります。2011年には実写映画第2作目の『カイジ2 人生奪回ゲーム』が公開され、2020年には第3作目となる『カイジ ファイナルゲーム』が公開されました。

堕落した生活を送っていた青年・カイジは、蹴りをいれてしまった車の修理代と知り合いの連帯保証の金を払うため、ギャンブルクルーズに参加することになります。船に搭乗したカイジは、じゃんけんの絵が描かれたカードを使ったギャンブルをすることになります。勝負には勝ったものの、ゲームに負けて地下帝国の強制労働施設に連れていかれてしまった知り合いが気がかりだったカイジは、一緒に地下に向かいます。

カイジの実写映画には、天海祐希さんがキャストを務める、遠藤凛子という女性が登場します。この遠藤凛子という人物は、カイジの原作漫画に登場する遠藤勇次を女性に変更したキャラクターで、役所なども遠藤勇次と同様です。カイジの実写映画を見た人の感想では「なぜ遠藤の役を女性に変えたの？」という疑問が見られています。

こちらの項目では、そのような「なぜ？」という鑑賞者の疑問を解決するため、なぜ遠藤の役が女性に変更されたのかを調査しました。カイジの実写映画で、遠藤の性別がなぜ男性から女性に変更されたのか気になっている人は、こちらの項目を参考にしてみてください。

カイジの実写映画で、女優の天海祐希さんがキャストを務めた遠藤凛子は、原作漫画では遠藤勇次という人物として登場します。カイジの実写映画では、性別が女性に変更されていたことから「なぜ？」と話題となりました。天海祐希さんがキャストを務めた遠藤凛子は、カイジの原作漫画同様に、帝愛グループの幹部として登場します。

原作漫画のカイジで、遠藤勇次はグループの中では常識人という設定となっており、遠藤凛子も他のキャラクターたちよりは良心のある人物として描かれています。カイジの作中で登場する鉄骨渡りのゲームで、他の帝愛グループの面々は喜んでゲームを見ています。しかし、遠藤凛子は彼らのそのような下賤な姿を見て、嫌気がさしたような態度を見せています。

また、物語の中でカイジがピンチに陥ると、なぜか彼に助力してくれます。そのような様子から、一見いい人にも見えますが、本質は原作漫画のカイジの遠藤勇次と変わらないのではないかと予想されます。なぜかというと、カイジの実写映画の作中で「貸した金の利子」と言って、カイジが手に入れた大金の大半を持っていってしまうからです。

また、カイジをギャンブルの世界に連れ込んだ張本人であり、帝愛グループの幹部にまで成り上がった人物でもあります。遠藤凛子が本当に善良な人物であれば、そのような行動はとらないでしょう。しかし、性別が女性ということや、実写キャストが天海祐希さんということもあり「狡猾な一面が逆にミステリアスでいい」と人気となっています。

原作漫画のカイジでは男性として登場した遠藤勇次ですが、実写映画では天海祐希さんがキャストを務める女性キャラクターに変更されていました。漫画が原作の作品を実写化する際には、作品の雰囲気などを壊さない配慮が必要です。しかし、カイジの実写映画ではあえて物語のキーキャラクターとなる遠藤勇次を、女性キャラクターにするという決断をしました。

物語の主軸になる人物の性別が変われば、作品の雰囲気もがらりと変わるでしょう。なぜ、カイジの実写映画の制作者たちが、遠藤勇次を遠藤凛子という女性キャラクターに変更したのか、その理由は明かされていません。そこで、カイジの実写映画を見た人の感想を調査しました。

映画を見た人の感想では「原作は男キャラばかりで華がないから」「キャストに人気女優を使うことで、ライト層を取り込もうとした」「原作とは別の作品として作るため、キャラの性別を変えた」などのコメントが見られています。漫画が原作の作品を実写映画化されると「原作のイメージと違う」という意見が必ず見られます。

そのため、実写化する際に原作の雰囲気を目指さず、オリジナルの世界観で売りだそうという作品もあります。メインキャラクターの性別を変更したことを踏まえると、カイジの実写映画も、原作通りの作品ではなく、オリジナルの世界観を目指して作られた作品なのではないかと予想されます。

SNSなどに投稿されている鑑賞者のコメントでは「天海祐希さんが演じた遠藤凛子がかっこよかった」「原作の遠藤より好き」といった感想が見られています。そのような結果からも、原作とは違った雰囲気の作品として作るため、遠藤勇次の性別を女性に変えたのではないかと予想されます。

カイジの実写映画で、遠藤凛子のキャストを務めたのは、女優の天海祐希さんです。天海祐希さんは、芸能事務所・研音に所属されている女優で、現在はテレビドラマや映画のキャストとして活動されています。1990年代には、宝塚歌劇団のトップスターとして人気を博していました。公開されているプロフィールでは、1967年8月8日生まれの東京都出身、身長171センチのO型であると公表されています。

宝塚歌劇団の舞台女優として活動されていたのは1995年までで、翌年の1996年からはテレビドラマと映画に出演されています。1997年に公開されたテレビドラマ『シングルス』では主人公の小野寺あさひを演じ、その後もいくつもの作品で主役を演じられています。キャリアウーマンやサバサバした女性の役を演じることが多く、作品を見た人から「かっこいい」という印象を持たれる女優として活躍されています。

• 遠藤凛子（カイジシリーズ）
• クリスマス黙示録（杉村葉子）
• 剛田マ子（最高の人生の見つけ方）
• 後藤篤子（老後の資金がありません！）
• バッテリー（原田真紀子）
• シングルス（小野寺あさひ）
• 利家とまつ〜加賀百万石物語〜（はる）
• 離婚弁護士シリーズ（間宮貴子）
• 女王の教室（阿久津真矢）
• BOSS（大澤絵里子）

遠藤凛子は、カイジがギャンブルゲームに足を踏み入れるきっかけを作った人物です。あくどい商売を展開する帝愛グループの幹部の1人ですが、なぜかカイジには優しさを見せることもあります。カイジの実写映画第1作目となるカイジ 人生逆転ゲームでは、帝愛グループの最高幹部の1人・利根川と戦うカイジに多額の金を貸し、カイジをサポートしました。

同じ帝愛グループの幹部ではなく、ただのゲーム参加者の肩を持つのは、遠藤凛子にとってリスクの高い選択です。そのようなリスクを背負ってまでカイジに味方したのは、カイジにギャンブルの才能を感じていたからかもしれません。この遠藤凛子の判断は正解で、その後、貸した金に法外な利子を付けた額をカイジから返済してもらっています。

カイジの実写映画の第3作目であるカイジ ファイナルゲームでも、はカイジにヒントを与え助けています。人間秤のゲームで所持金をほとんど失ってしまったカイジは、金を増やすことにします。しかし、カイジが参加できるゲームはバンジーゲームしか残っていませんでした。バンジーゲームには隠された秘密があり、それを知らずに挑めば確実に死亡します。

バンジーゲームのからくりを知らないカイジは危機に瀕しますが、それを遠藤凛子が助けます。バンジーゲームの秘密を遠藤凛子から教えてもらったカイジは、無事にゲームから生還し、所持金を増やすことができました。これまで、運良くゲームをクリアしてきたカイジですが、このゲームにおいては、遠藤凛子の助けがなければ死亡していたかもしれません。

これまで、事あるごとにカイジに助け船を出してきた遠藤凛子ですが、遠藤凛子も帝愛グループの一員です。カイジが多額の金を手に入れたと知ると、遠藤凛子はカイジからそれを取り立てます。実写映画の1作目では、金がないカイジに5000万円を貸したものの、最後は法外な利子をつけて彼から5億近い金額のほとんどを奪っていきました。

また3作目でも同様に、カイジが命がけで手に入れた数億という金を持ち帰ります。鉄骨渡りの時に、ゲーム参加者を見て喜んでいた観賞者を呆れた様子で見ていた遠藤凛子ですが、利己的で貪欲な部分は彼らと同様のようです。しかし、カイジの実写映画を見た人からは「抜け目なくて好き」「さすが策士」といった好感の声が見られています。

カイジの原作漫画愛読者のなかには、実写映画で遠藤勇次の性別が女性に変更されると知って、不満を持った人も少なくなかったようです。しかし、実写キャストが天海祐希さんだと知り「天海祐希さんが演じる女性版遠藤を見てみたい」と心変わりした人も多かったようです。

こちらの方の感想では「遠藤凛子は、地下帝国に送られても生き延びられそう」というコメントが見られています。地下帝国では生きるか死ぬかの極限の生活が強いられますが、狡猾さと美貌を備えた遠藤凛子は、その武器を活かして簡単に脱出できるのではないでしょうか？

原作漫画のカイジでの遠藤勇次は、カイジとギャンブルゲームを繋ぐきっかけを作ったことから、読者に顔と名前を覚えられています。しかし、実写映画ではキャストの天海祐希さんの演技力もあり、さらに印象深いキャラクターとなりました。鑑賞者のなかには「天海祐希さんがキャストだったから遠藤が好きになった」という人も少なくないようです。

以上、カイジの実写映画に登場する遠藤凛子について紹介してきました。遠藤凛子は、カイジの原作漫画に登場する遠藤勇次と同一人物で、実写映画化するにあたって性別を女性に変更されました。キャスト女優は天海祐希さんで、鑑賞者からは「かっこいい」「原作の遠藤よりも好き」と人気となっています。

なぜ実写映画で性別が女性に変更されたのかは明かされていませんが、幅広い層の注目を集めるため、人気女優の天海祐希さんを起用したのではないかと予想されます。また、漫画の実写化は酷評されることが多いことから、原作の雰囲気をがらりと変え、別の作品として作る試みだった可能性もあるでしょう。カイジの実写映画は、2023年9月時点までに3作まで制作されているので、気になった人は手に取ってみてはいかがでしょうか？