【シュタインズ・ゲート】岡部倫太郎はかっこいい中二病主人公？ゼロではまるで別人？

シュタインズ・ゲートに登場する岡部倫太郎（おかべりんたろう）とは、中二病な言動をする自称マッドサイエンティストの大学生です。この記事では、シュタインズ・ゲート（通称：シュタゲ）の主人公である岡部倫太郎のかっこいい魅力を紹介します。また、続編にあたるシュタインズ・ゲート ゼロで別人のようになっている岡部倫太郎について紹介します。他にも、岡部倫太郎のかっこいい名言や、アニメで演じた声優を紹介します。

岡部倫太郎のかっこいい魅力やシュタインズ・ゲート ゼロでの姿などを紹介する前に、シュタインズ・ゲート（シュタゲ）の作品について紹介します。シュタインズ・ゲートとは、同名のゲーム「シュタインズ・ゲート」を原作に制作されたテレビアニメです。タイムリープという題材を活かした巧みなシナリオや予期せぬ展開が、高く評価されました。2023年の現在に至っても名作と名高い人気作品です。

「STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）」の作品概要を紹介します。シュタインズ・ゲートとは、通称「シュタゲ」とも呼ばれる、2011年に放送されたテレビアニメです。制作は「Re:ゼロから始める異世界生活」などで知られるWHITE FOX、監督は佐藤卓哉さん、浜崎博嗣さん、小林智樹さん（25話のみ）が務めました。全24話が放送されています。

シュタゲの原作ゲームは、主人公の取る選択によって結末が変わるマルチエンディングタイプとなっています。テレビアニメは、ゲーム版のトゥルーエンドに則ったシナリオで制作されました。また、2013年にはテレビアニメのその後を描いた劇場版映画 「STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」が公開され、興行収入は5.6億円を記録しています。

マッドサイエンティストを自称する中二病の大学生・岡部倫太郎は、夏休みにタイムマシンに関する会見に参加します。そこで天才少女・牧瀬紅莉栖が殺害された現場を見て、友人にメールをします。しかし、その瞬間にその日起きたことのほとんどが無かった・または違う出来事に変わるという異変が起きます。さらに、友人と偶然タイムリープマシンを完成させたことをきっかけに、岡部は想像もしなかった絶望に巻き込まれていきます。

岡部倫太郎（おかべりんたろう）とは、東京電機大学に通う大学一年生です。マッドサイエンティストを自称する、極度の中二病です。岡部倫太郎の身長は177cm、外見は無精髭を生やしていて常に白衣を纏っています。自分で付けた「鳳凰院凶真（ほうおういんきょうま）」という名前で呼ばれたがっていますが、友人からは「オカリン」の愛称で親しまれています。

岡部倫太郎は、幼馴染の椎名まゆりや友人の橋田至と共に、「未来ガジェット研究所」と呼ぶビルの一室で、日々「未来ガジェット」の研究に勤しんでいます。それでは、シュタゲの作品や岡部倫太郎の簡単なプロフィールを紹介したところで、次に岡部倫太郎のかっこいい魅力を紹介します。

シュタインズ・ゲート（シュタゲ）の主人公である、岡部倫太郎のかっこいい魅力を紹介します。岡部倫太郎は、アニメを初めてみる視聴者からは、中二病な言動でギョッとされがちな強烈なキャラクターです。しかし、シュタインズ・ゲートのアニメを最後まで見ると、そのかっこいい魅力がわかるようになると言われています。ここでは、そのような岡部倫太郎のかっこいい魅力を6つ紹介しますので、興味のある方はぜひご覧ください。

岡部倫太郎のかっこいい魅力の1つ目は、中二病であることです。岡部倫太郎は自分を「鳳凰院凶真」と呼び、世界を混沌に陥れる発明をするマッドサイエンティストであると自称しています。その設定に則り、常に白衣を着て演技がかった大げさな喋り方をします。「機関」から狙われているという設定で、通じていない携帯電話先に1人で話しかけたり、突然高笑いをしたりします。

幼馴染の椎名まゆりや友人の橋田至は、岡部倫太郎の中二病な言動に軽く付き合いながらあしらっています。このように極度の中二病を拗らせている岡部倫太郎ですが、本当に設定を信じているわけではありません。身についたロールプレイのようなもので、実際は常識的な価値観の持ち主です。しかし、ただ楽しんでいただけの中二病設定は後に現実に迫っていき、岡部倫太郎は過酷な運命に巻き込まれていきます。

岡部倫太郎のかっこいい魅力の2つ目は、仲間への独特なネーミングセンスです。岡部倫太郎にはラボメンと呼ぶ仲間がいます。ラボメンとは、「未来ガジェット研究所」のメンバーに勝手に加えられている友人たちのことです。その仲間たちに、岡部倫太郎は独特なあだ名をつけています。例えばコンピューターが得意な友人の橋田至には「スーパーハカー」や「ダル」、天才科学者の牧瀬紅莉栖には「クリスティーナ」といった具合です。

ブラウン管工房でバイトをしている阿万音鈴羽には「バイト戦士」などです。これらのあだ名は命名した岡部倫太郎しか呼んでいないことが多く、本人に嫌がられていることも多々あります。例えば「クリスティーナ」と呼ばれている牧瀬紅莉栖からは、「ティーナってつけるな」と怒られています。しかし、岡部倫太郎は怒られても懲りずにあだ名で呼び続けており、様式美のようになっています。

岡部倫太郎のかっこいい魅力の3つ目は、良い仲間に恵まれていることです。岡部倫太郎には、上で紹介したラボメンと呼ぶ仲間や、そのほかの知人・友人が多くいます。幼馴染の椎名まゆり（まゆしぃ）はラボの空気を和ませるムードメーカーのような存在で、岡部の心の支えになっています。橋田至（ダル）はコンピューターに精通しており、タイムリープマシン「電子レンジ（仮）」の完成やハッキングなどに必要不可欠な存在です。

牧瀬紅莉栖（クリスティーナ）は、18歳にしてすでに科学誌に論文を発表している天才科学者の少女です。牧瀬紅莉栖のラボメンへの加入により、「電子レンジ（仮）」の大幅な改良が可能になりました。慇懃無礼な態度を取る岡部倫太郎とは、初め衝突していました。しかし、後にタイムリープを繰り返し精神的に疲弊し続ける岡部の良き理解者、そして大切な存在になっていきます。

岡部倫太郎のかっこいい魅力の4つ目は、リーディングシュタイナーと呼ばれる能力です。これは世界線が変動した時に、それを認識できるという能力です。シュタインズ・ゲート（シュタゲ）の世界では、世界は様々な可能性として重なり合っていますが、実在するのは観測されるただ1つだけです。例えばある出来事Zが起きるはずの世界でそれが起きなかった場合、元々のZが起きる世界線Aは、Zが起きない世界線Bに変動します。

普通の人間は、世界線Aから世界線Bへの変動が起こると、記憶が再構成されます。世界線が変動したことに気付きすらしません。しかし、岡部倫太郎は世界線の変動を観測することができ、変動する前の記憶を保持することができます。これが、岡部が名付けた「リーディングシュタイナー」の能力です。このリーディングシュタイナーの能力を手に入れたことで、岡部は大切な人を救うために何度もタイムリープして苦しむことになります。

岡部倫太郎のかっこいい魅力の5つ目は、心が弱くて人間らしいところです。岡部倫太郎はいつも上から目線で中二病を暴走させるような、我の強いキャラクターです。しかし、シュタインズ・ゲート（シュタゲ）の物語は、中盤から岡部倫太郎にとって非常に過酷なものとなります。その過酷な運命の中で、鳳凰院凶真として虚勢を張るのも難しくなり、年相応の青年並みに怯えたり、弱音を吐いたりする姿が描かれます。

それでも、岡部倫太郎は大切な人を助けるために残酷な運命に立ち向かっていきます。人並外れた強さや強靭なメンタルがあるわけでもない、そのような岡部倫太郎の人間味に、かっこいいと惹かれるファンの方も多いようです。

岡部倫太郎のかっこいい魅力の6つ目は、仲間思いで優しいことです。岡部倫太郎がシュタインズ・ゲートの能力を手に入れたことで、大切な人が残酷な運命に突き落とされることになります。その運命を変えるため、精神が崩壊しそうになりながら何度もタイムリープを繰り返します。命懸けで仲間のために奮闘する、岡部倫太郎の仲間思いな優しさがかっこいいと言われています。

また、岡部倫太郎のアイデンティティとも言える中二病な言動は、実はある出来事がきっかけで始めたことが明らかになっています。そのエピソードにも、岡部倫太郎の優しさやかっこいい一面が表れています。それでは、かっこいい魅力を紹介したところで、次にシュタインズ・ゲート ゼロでの岡部倫太郎について紹介します。

中二病でかっこいいと人気の岡部倫太郎ですが、続編として制作された「シュタインズ・ゲート ゼロ」では別人のような姿になっていることが話題となりました。ここでは、シュタインズ・ゲート ゼロの作品情報についてや、ゼロでの別人のような岡部倫太郎について紹介します。岡部倫太郎が好きな方はぜひチェックしてみてください。

シュタインズ・ゲート ゼロとは、2018年に放送されたテレビアニメです。ゼロは、岡部倫太郎が牧瀬紅莉栖を救えなかったβ世界線のストーリーとなっています。制作はシュタインズ・ゲート（シュタゲ）と同じWHITE FOXが担当しました。原作は2015年に発売されたゲーム「STEINS;GATE 0（シュタインズ・ゲート ゼロ）」です。それでは、岡部倫太郎がシュタインズ・ゲート ゼロでどのようになっているか紹介します。

牧瀬紅莉栖を救えなかったβ世界線のその後を描くシュタインズ・ゲート ゼロでは、岡部倫太郎は中二病ではない普通の大学生になっています。シュタゲでは、牧瀬紅莉栖か、椎名まゆりのどちらかしか救えないという選択を突きつけられました。それ以外の可能性を探して精神が崩壊するほど何度もタイムリープを繰り返します。しかし、心が折れ、牧瀬紅莉栖を救う道を諦めたのが、ゼロで描かれるβ世界線での岡部倫太郎です。

ゼロでの岡部倫太郎は、黒いシャツに黒いパンツスタイルという普通の格好をしています。中二病ではなく暗い話し方で、自分のことを「鳳凰院凶真」と呼ぶのもやめています。牧瀬紅莉栖を救えなかった後悔と自責の念から精神的に病んでおり、精神薬を飲んでいます。ただ、中二病をやめたことで交友関係は広くなり、時々合コンなどにも参加することがあります。それでは、次に岡部倫太郎の名言を紹介します。

シュタインズ・ゲート（シュタゲ）に登場する、岡部倫太郎のかっこいい名言を紹介します。シュタインズ・ゲートの結末の重大なネタバレを含んでいますのでご注意ください。岡部倫太郎は上で紹介したように、中二病でありながら仲間思いのかっこいい魅力を持つキャラクターです。ここでは、そのような岡部倫太郎のかっこいい魅力が表れている名言を4つ紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

岡部倫太郎のかっこいい名言として紹介する1つ目は、何度タイムリープしても死んでしまう牧瀬紅莉栖を救うためのヒントになった名言です。岡部倫太郎は何度もタイムリープを繰り返し、阿万音鈴羽とタイムマシンに乗って過去にも行きます。しかし、結局牧瀬紅莉栖を死の運命から救うことはできませんでした。

絶望する岡部倫太郎の元に、未来の岡部からメッセージが届きます。牧瀬紅莉栖を救えなかった未来の岡部は、現在の岡部に牧瀬紅莉栖を救う唯一の方法を伝えます。それが、上の名言でした。このメッセージを理解した岡部は、再び立ち上がる勇気を取り戻します。未来の岡部倫太郎は、タイムマシンを発明するほど牧瀬紅莉栖を救えなかったことをずっと後悔し続けていました。そのような未来の岡部倫太郎のかっこいい名言となりました。

岡部倫太郎のかっこいい名言として紹介する2つ目は、岡部倫太郎の頼もしさが現れている名言です。中二病な言動で普段は隠れていますが、岡部は面倒見がよくリーダーシップのあるキャラクターです。無神経なことを言うこともありますが、ラボメンが困っていれば必ず手を差し伸べます。そのような岡部倫太郎のかっこいい一面が表れている名言となりました。

岡部倫太郎のかっこいい名言として紹介する3つ目は、2013年に公開された映画「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」での岡部倫太郎の名言です。シュタゲの本編で何度もタイムリープを繰り返した岡部倫太郎は、その後遺症で自分がいるβ世界線を、現実のものとして認識できなくなっていました。その結果、岡部倫太郎の存在自体がβ世界線から消え失せてしまいます。

岡部倫太郎の存在が消えることに耐えられない牧瀬紅莉栖は、ダルとともに再びタイムリープマシンを作ります。そして、存在が消える前の岡部倫太郎に会いに行きました。再会した過去の岡部倫太郎に、牧瀬紅莉栖が言われたのが上の名言です。過去改変を繰り返しても苦しいだけで、望む現実になることは決してないということを示しています。何度もタイムリープを繰り返した岡部だからこそ言える、重みのある名言となりました。

岡部倫太郎のかっこいい名言として紹介する4つ目は、やるべきことを全て終えた岡部倫太郎が、牧瀬紅莉栖に再会した時の名言です。岡部はある選択をし、牧瀬紅莉栖が生存する未来を掴むことに成功します。その世界では、岡部と牧瀬紅莉栖が一緒に過ごした三週間は存在しなかったことになっていました。それでも、牧瀬紅莉栖が無事ならそれでいいと安堵している岡部の前に、牧瀬紅莉栖が現れます。

ほとんど初対面なはずなのに、牧瀬紅莉栖は岡部倫太郎をなぜか知っているような気がして混乱します。そのような牧瀬紅莉栖に、岡部倫太郎は上の名言を放ちます。数々の世界線を乗り越え、過去ではなく未来を選択することの重要性を思い知った岡部倫太郎だからこそ言える、重みのある名言です。

アニメのシュタインズ・ゲートで、岡部倫太郎を演じた声優を紹介します。アニメシュタインズ・ゲートで岡部倫太郎を演じたのは、声優の宮野真守さんです。ここでは、岡部倫太郎を演じた声優である、宮野真守さんのプロフィールを紹介します。他にも、声優として宮野真守さんが出演した主な作品や演じたキャラなども紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

声優の宮野真守さんは、1983年に埼玉県で生まれました。小学校の頃に劇団で俳優として活動を始め、学生時代には「3年B組金八先生」などのテレビドラマに出演しています。大学進学が近づいた高校3年生の時に海外ドラマ「私はケイトリン」の吹き替えを担当し、声優としての道を歩き始めます。宮野真守さんは声優の他に歌手としても活躍しており、単独ライブを開催するなど人気を集めています。

• テレビアニメ「DEATH NOTE」夜神月役（声優）
• テレビアニメ「デュラララ!!」紀田正臣役（声優）
  
• テレビアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」一ノ瀬トキヤ役（声優）
  
• テレビアニメ「ちはやふる」真島太一役（声優）
  
• テレビアニメ「Free!」松岡凛役（声優）
  
• テレビアニメ「東京喰種トーキョーグール」月山習役（声優）
  
• テレビアニメ「文豪ストレイドッグス」太宰治役（声優）
  
• テレビアニメ「亜人」永井圭役（声優）
  
• テレビアニメ「弱虫ペダル シリーズ」葦木場拓斗役（声優）
  
• テレビアニメ「炎炎ノ消防隊」新門紅丸役（声優）
  

これは、岡部倫太郎の中二病が、シュタゲを見る前と後では印象が変わるという感想のツイートです。岡部倫太郎は突然高笑いをし始めたり、1人で電話に向かって話したりする独特の世界観を持っているキャラクターです。そのため、最初は強烈すぎて苦手という感想を持つ方が多いようです。しかし、シュタゲを最後まで見るとそのような中二病の岡部倫太郎が好きになるという感想が多くみられました。

これは、岡部倫太郎のかっこよさを指摘している感想のツイートです。岡部倫太郎は中二病な言動がどうしても目立ちますが、実は性格が優しく頼もしいと評判です。仲間を助けるために自分の精神がおかしくなりそうになりながらもタイムリープを繰り返す姿は、かっこいいと言われています。また、岡部倫太郎の幼なじみである椎名まゆりは、中学生の頃の岡部がモテていたと語っています。

これは、岡部倫太郎の優しさに言及している感想のツイートです。岡部倫太郎は中二病な言動をするため、出会ったばかりの牧瀬紅莉栖などには偉そうだと思われていました。しかし、実際の岡部は優しい性格をしています。例えばまゆりがガチャガチャのウーパーを欲しがっているとき、「お金は貸さない」と言いながら自分でガチャを回し、でたメタルウーパーをまゆりにあげたりしています。

シュタインズ・ゲート（シュタゲ）に登場する岡部倫太郎は、中二病な言動で敬遠されがちですが、仲間思いでかっこいいと人気のあるキャラクターです。続編に当たるシュタインズ・ゲート ゼロでは精神を病んで中二病ではなくなり、別人のようになった姿が話題を集めました。このまとめで岡部倫太郎に興味を持った方は、シュタゲのゲームやアニメを見てみてはいかがでしょうか？