【スラムダンク】豊玉高校の監督・金平はかわいそう?岸本を殴った理由は?

「スラムダンク」の豊玉高校の監督・金平は、北野監督の後任としてやってきた若手指導者です。監督としてはまだ未熟な面が目立つものの、前監督を慕うあまり自分の指示を聞いてくれない選手たちに悩む苦労人でもあります。以下では、「スラムダンク」から豊玉高校の金平監督がかわいそうと言われる理由や、岸本を殴った理由について考察しました。その他、南たち選手との関係もまとめました。

【スラムダンク】豊玉高校の監督・金平はかわいそう?岸本を殴った理由は?のイメージ

目次

  1. スラムダンクの豊玉高校とは?
  2. スラムダンクの豊玉高校の監督・金平はかわいそう?
  3. スラムダンクの豊玉高校の金平監督の名言
  4. スラムダンクの豊玉高校の金平監督と関係するキャラ
  5. スラムダンクの豊玉高校の金平監督に関する感想や評価
  6. スラムダンクの豊玉高校の金平監督まとめ

スラムダンクの豊玉高校とは?

「スラムダンク」の豊玉高校の監督の紹介・イメージ画像

「スラムダンク」の監督の中で、もっとも評価が分かれやすい豊玉高校の金平監督。年齢は30代前半と、指導者としてもかなり若いでしょう。作中では、北野前監督を慕う南・岸本たちの反発を受け、学校からも結果を出すように圧力をかけらている金平監督。あまりにも不遇な環境からかわいそうと評されています。以下では、「スラムダンク」の金平監督がかわいそうと言われる理由や、岸本を殴った経緯などを紹介します。

スラムダンクの作品情報

劇場版「THE FIRST SLAM DUNK」の上映を受けて人気が再燃した「スラムダンク」。井上雄彦先生による高校男子バスケットボールを題材にした作品です。原作漫画は、単行本・全31巻、完全版・全24巻。新装再編版・全20巻が刊行されています。

スラムダンクの概要

インターハイ優勝を目指す高校バスケ部の熱い戦いと、選手同士の人間関係を丁寧に描いた「スラムダンク」の漫画。国内だけでなく、韓国や中国をはじめ国外でも高い人気を得ています。また、1993年~1996年には、テレビアニメも放送されました。

スラムダンクのあらすじ

湘北高校に進学した不良生徒・桜木花道は、廊下で声をかけてきた晴子のすすめでバスケ部に入部します。バスケは全くの素人だった桜木でしたが、基礎練習や練習試合を通じて、バスケの面白さに目覚めます。そして、バスケの素質を認められ、1年生ながらスタメンメンバーに選出された桜木。神奈川予選大会を経て、湘北高初となるインターハイでの優勝を目指します。

豊玉高校とは?

大阪府にあるインターハイの常連校で、全国ベスト8を記録したバスケ部の強豪校です。北野監督が考案した「ラン&ガン」スタイルを戦術とし、攻撃に重きを置いたプレーが特徴です。しかし、守備が弱いことから、インターハイはベスト8から脱却できずにいました。学校側はさらなる実績作りのため、北野監督を退任させ、若手で実力派の金平監督を招集しました。

「スラムダンク」では、インターハイ初戦に挑む湘北高の対戦チームとして登場しています。バスケの名門校であるものの、選手を含めガラの悪い生徒が多いことが特徴です。バスケ部も、ある目的から勝利に固執するあまりラフプレーが目立っています。

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スラムダンクの豊玉高校の監督・金平はかわいそう?

金平監督がかわいそうと言われる理由を考察・イメージ画像

「スラムダンク」の金平監督といえば、指導者としては無能と評価される一方で、選手と学校の板挟みにあった苦労人とも言われています。選手たちの思いを理解し、チームを勝利に導こうとした金平監督。しかし、彼の思いは選手には通じず、人知れず苦悩しました。以下では、「スラムダンク」から、豊玉高校の金平監督がかわいそうと言われる理由や、岸本を殴った経緯などをネタバレ考察しました。

金平のプロフィール

北野監督の後任として、本編の2年前に豊玉高校バスケ部の監督に就任しました。年齢は30歳前半と強豪校の監督としては若いでしょう。しかし、その手腕を認められ豊玉バスケ部に呼ばれたことは確かです。学校側からは、北野監督のベスト8を超える結果を出すことを要求されていた金平監督。まずは、豊玉の弱点である守備を強化するべく、北野時代に確立した「ラン&ガン」スタイルからの脱却を試みます。

しかし、北野監督を慕う南や岸本からは、自分たちから「ラン&ガン」を奪おうとしていると思われてしまい、反発を受けます。同時に、北野監督の考えが正しいことを学校に証明するべく、「ラン&ガン」での全国制覇意を試みます。選手たちの指導もままならない中、学校側の期待と圧力もあり、板挟み状態となった金平監督。大会でも思うような結果が残せず、精神的に追い詰められていきました。

そして、自身の進退がかかったインターハイ初戦では、生意気な態度を取り続ける岸本を殴るなど、感情を露わにしています。しかし、選手たちが北野監督を慕う気持ちは理解しており、彼らの力になれないことに苦悩していました。また、反抗的な選手を憎いと思いつつも、最後まで彼らを見捨てなかった優しさも見せています。

金平の登場回は何話?

豊玉高校の金平監督の登場回は、スラムダンクの原作漫画23巻~24巻、完全版18巻~19巻、新装版15巻に収録された、豊玉対湘北戦にて登場しています。ちなみにアニメ版では、未登場です。

金平がかわいそうと言われる理由

豊玉高校バスケ部のさらなる実績のため、北野監督の後任としてやってきた金平監督。作中では、指導者らしからぬ言動が目立つものの、実はかなりの苦労人とも言われています。豊玉高校の全国制覇を目指すうえで、守備の大切さを説きながら、チームのさらなる向上を試みました。しかし、南や岸本からは、北野監督の考えを否定する人物とみなされ、選手たちから反抗的な態度を取られてしまいます。

選手と監督の間で対立が起きる・イメージ画像

このような状況では、監督としての指導もままならず、試合結果も悪くなるばかりです。一方、学校側からは結果を出すことを求められ、選手と学校の板挟みになってしまいました。また、監督就任から2年で結果を出さないとクビを宣告されており、相当なプレッシャーだったと推測されます。豊玉を全国優勝に導くべく、選手たちと向き合おうと努力する金平監督。

その思いは選手に通じるどころか、「ラン&ガン」スタイルへの固執を強めてしまいます。そんな中で迎えたインターハイ・初戦では、今までの不満を爆発させるように感情を露わにしました。指導者らしからぬ言動が批判されることもある金平監督。しかし、陰では人知れず相当な苦労を抱えており、かわいそうとも言われています。

金平が岸本を殴った理由

北野監督を連れ戻すために勝利を目指していた豊玉でしたが、当初の目的を見失い、ラフプレーや卑劣な手段が目立つようになりました。金平監督も選手たちのラフプレーを注意するも、指示に従う者は誰もいません。そして、インターハイ・湘北戦でも、南による相手選手への妨害が行われました。しかし、左目が膨れ上がっても、試合を続ける湘北の流川に戦意をそがれます。

その後、豊玉は思うようなプレーができず、劣勢を強いられる中で南と岸本の喧嘩が勃発します。金平監督も仲裁に入るも、岸本に「黙っていろ」と反抗的な態度を取られます。監督就任から選手の反発に耐え続けてきた金平監督。全国制覇を求める学校側のプレッシャーも加わり、精神が限界に達してしました。そして、勢い余って、岸本を殴ってしまいます。

豊玉高バスケ部のさらなる発展を目指して監督に就任したものの、肝心の生徒たちは反発し、指示に従おうとしませんでした。同時に、彼らの「ラン&ガン」への固執は、チームの自滅を招き、金平監督としても黙ってみていられなかったでしょう。しかし、選手たちが北野監督を慕い、彼のためにバスケに打ち込んでいることには理解を示しています。口では憎いと言いつつも、内心では彼らの力になれない自身を悔やんでいました。

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スラムダンクの豊玉高校の金平監督の名言

金平監督の名言を紹介・イメージ画像

監督に向かって反発し、指示を聞かない選手たちへの不満や怒りを抱えて込んでいた金平監督。インターハイ・湘北戦では、岸本に暴力を振るうなど感情を露わにしてしまいます。一方で、選手たちの期待に応えることが出来ない自身の力不足を痛感し、人知れず悩む一面も見せています。以下では、「スラムダンク」の豊玉高校の金平監督の名言を紹介しました。

金平の名言①「オレはお前らが憎くて…」

金平監督の進退がかかったインターハイ・一回戦でしたが、湘北高校の計り知れない強さに、豊玉高校は苦戦を強いられます。思うような結果が出ないことで選手同士の喧嘩が勃発し、金平監督も思わず岸本を殴ってしまいます。現状に不満を持っていたのは選手だけでなく、金平監督の同じでした。豊玉高に来てから計り知れないプレッシャーにさいなまれ、金平監督の精神は限界に達していたでしょう。

豊玉高校のさらなる発展を目指した金平監督・イメージ画像

バスケ部をもっと強くしたいとの思いから、守備にも力を入れたスタイルを提案する金平監督。しかし、選手側には北野監督の考えを否定するものとみなされ、まともな指導ができないまま来てしまいました。インターハイでの行動は、指導者としてはあり得ない行動です。しかし、金平監督の苦労を知ったうえで見ると、暴力と暴言に走ってしまうのも無理はないとも思えるでしょう。

また、金平監督の行動には、指導者としては若すぎるゆえの未熟さも感じられます。豊玉の前監督・北野に比べたら、金平監督はまだまだ若いと呼べる年齢です。「指導者として無能」や「監督もまだ未熟な人間」など、読み手によって様々な解釈ができる名言でしょう。

オレはお前らが憎くてしょうがないんだよ

金平の名言②「相手はオレの半分しか…」

選手を殴るなど、指導者としてあるまじき行動に出てしまった金平監督。もちろん、監督も何をやってしまったのかと、自身の行動を悔やんでいました。指示を聞いてくれない、反抗的な態度を取ってくる選手たちは、まだ16歳~18歳の子供です。大人であれば、もう少し余裕をもって接するべきでしたが、金平監督もまだまだ若い方です。

スラムダンクでは、様々な監督が登場するも、その中で金平監督は一番若い指導者と呼べるでしょう。作中では、指導者として未熟な面が目立った金平監督。しかし、彼も北野監督の半分しか生きていません。監督として、まだまだ成長が見込めるでしょう。

なぜあんなことを 相手はオレの半分しか生きてない子供じゃないか!!

金平の名言③「お前らが心底勝ちたがってる…」

豊玉バスケ部を憎いと言った金平監督でしたが、選手たちが北野監督のためにバスケを打ち込んでいることには、理解を示していました。全国ベスト8止まりを理由に、追い出されるようにバスケ部を去った北野監督。選手にとっては、学校側の判断は納得のいかないものでした。そのような経緯から、新監督・金平の指示を無視してまでも、北野監督の教え「ラン&ガン」スタイルに固執し、勝利を目指すようになりました。

北野監督ためにバスケに打ち込む選手たち・イメージ画像

金平監督としては、自分の指導に従ってほしいことが本音であり、指示を聞かない選手たちに不満を募らせていきます。しかし、選手が勝利を求める理由を知っているからこそ、彼らを見捨てることが出来ずにいました。選手から軽んじられて反発を受けても、彼らの期待に応えることが指導者の役目だと考えていたでしょう。

最後まで和解する様子が描かれなかった金平監督と選手たち。しかし、北野監督が会場に来ていたことや南との再会が、両者の関係を良い方向へ変えたかもしれないでしょう。

お前らが心底勝ちたがってることは知ってるからだ

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スラムダンクの豊玉高校の金平監督と関係するキャラ

金平監督と関係するキャラの紹介・イメージ画像

作中では、バスケの指導方針から、南・岸本たちと対立していた金平監督でしたが、内心では選手たちを大切に思っていました。しかし、北野監督の考えに固執する南たちは、金平監督の考えを受け入れようとしません。金平監督と南たちの不協和音は試合にも響き、対湘北戦では苦戦を強いられました。以下では、「スラムダンク」から、豊玉高校の金平監督と他キャラとの関係をネタバレ考察しました。

関係するキャラ①南烈

豊玉高バスケ部の主将で、インターハイ大阪府予選で得点王に輝いた実力者です。北野監督を敬愛しており、それゆえに金平監督には反抗的な態度を取っています。豊玉では北野監督の「ラン&ガン」でのベスト4を目指し、狂気的に勝利を求めるようになりました。試合では、ラフプレーを積極的に仕掛け、相手選手に怪我追わせることも厭いません。そのような傾向から、対戦チームから「エースキラー」と呼ばれています。

南が自身に反対する勢力の中心人物であることは知っていたものの、彼の実力を認めてレギュラーにせざるを得なかった金平監督。しかし、北野監督との再会を機に初心に戻った南たちの変化を察し、涙を流しながら南を応援しました。

関係するキャラ②北野

豊玉高バスケ部の前監督であり、豊玉を全国ベスト8に導き、インターハイの常連校に育て上げた名将です。バスケは楽しむことを学ぶことを信条とし、攻撃に特化した「ラン&ガン」スタイルを考案しました。しかし、このスタイルは守備が劣る欠点があり、豊玉が全国制覇できない原因にもなっていました。そのため、さらなる実績を求める学校側の都合で、監督退任を余儀なくされています。

豊玉高校を去った後は小学校のミニバスのコーチに就任し、変わらず「ラン&ガン」スタイルを教えています。一方で、豊玉の教え子たちを気にかけており、対湘北戦にも小学生の教え子と共に会場に駆けつけました。勝利に執念を燃やす豊玉のバスケを心配するも、豊玉が本来のバスケを取り戻るきかっけをもたらしています。金平監督からは、その手腕と実績から一定の敬意を持たれるも、守備を疎かにしていると言われています。

また、選手たちが勝利を求めていたのは、北野監督のためという事実に理解を示し、チームを正しく導くことが出来なかったことに、頭を下げていました。選手は憎いと思いつつも、北野監督から受け継いだチームとして大切に思っていたでしょう。

関係するキャラ③岸本実理

豊玉高バスケ部3年生で、南とは幼馴染で共にチームのエースとして活躍しています。小学校時代に北野監督と出会い、彼の教えに感化されて豊玉高校に進学しました。しかし、学校側の都合で北野監督が退任されたことを受け、南と共に「ラン&ガン」スタイルによるベスト4を目指します。性格は短気で喧嘩っ早く、言葉遣いの悪さや威張り屋な一面もあり、対戦相手を挑発することもありました。

対湘北戦でも喧嘩の仲裁に入った金平監督に暴言を吐き、殴られています。監督からの暴行にも懲りず、変わらず生意気な発言を繰り出しました。しかし、北野監督が試合会場に来ていることを聞くと心を入れ替え、残りの試合を全力で走りぬきました。

関係するキャラ④板倉大二朗

豊玉高校バスケ部2年でただ1人のスタメン選手であり、南・岸本と共に「ラン&ガン」スタイルの中核をなしています。金平監督から直接指導を受ける機会が少なかったこともあり、監督に対して悪い感情はあまりないでしょう。そのため、何かと反発する南・岸本とは対照的に、納得できる内容であれば金平監督の指示に従う姿勢もみせています。

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スラムダンクの豊玉高校の金平監督に関する感想や評価

豊玉高校の金平監督に関する感想や評価・イメージ画像

「スラムダンク」では無能の監督と言われる金平監督ですが、南たちの態度が良ければ豊玉高を全国制覇に導くことも出来たでしょう。選手たちの北野監督への気持ちを理解し、目的達成のための指導に当たろうとした金平監督。彼ほどの苦労人は他にいないでしょう。以下では、「スラムダンク」の豊玉高校の金平監督に関する感想や評価を紹介します。

感想1:人間味のあるキャラ

「スラムダンク」ではかわいそうというイメージが強い金平監督ですが、SNSでは人間味のあるキャラクターとも評されています。作中では監督らしからぬ言動こそあるものの、指導者としてはまだ若手ということもあり、仕方がない面もあるでしょう。また、金平監督が置かれた状況も考えると、監督の心理状態に同情せざるを得ず、人の弱い面をさらけ出したキャラとしても支持されています。

感想2:大人になって分かる金平監督の苦しみ

学生時代の頃は、同世代である選手たちに感情移入しやすく、金平監督のことを悪役のように感じていた読者も多いでしょう。しかし、大人になってから読み返すと金平監督に対する見方も変わり、監督の苦しみが分かったとの感想も多く寄せられています。また、「スラムダンク」もっとも哀しい・かわいそうなキャラとしても挙げられ、SNSでは、金平監督の苦労に同情する声も見られます。

感想3:感情移入できるキャラ

「スラムダンク」では、読者の年齢によって評価が分かれやすい金平監督。大人になって読み返すと、金平監督の苦労が手に取るように分かり、かわいそうとも思えてしまうでしょう。また、金平監督が置かれた環境は、現実社会とも重なる部分があります。ファンの中は、一番感情移入できるキャラに金平監督をあげており、若い監督ゆえの人間味あふれる言動が読者をひきつけています。

感想4:金平監督の良さが分かるようになった

学生時代と大人になって読み返すことで作品に対する印象が大きく変わる「スラムダンク」。その中でも、豊玉高校の金平監督への見方は、大人になってから大きく変わった読者もいるでしょう。選手を憎いと思いつつも、彼らの力になろうと奮闘した金平監督。大人になったことで金平監督の良さが見えてきたとの感想も見られ、コアなファンから人気を集めています。

感想5:金平監督の年齢に驚き

金平監督の年齢は、監督就任時の年齢が31歳と判明しているため、本編での年齢は32~33歳と推測されます。現代では30代前半といえばまだまだ若い印象がありますが、金平監督の場合は実年齢より年上に描かれており、40代ではとの声も見られます。同時に、金平監督の年齢が30代前半と知って驚いたとの感想も寄せられ、豊玉高での苦労が金平監督を老化を促進してしまったとも考えられています。

感想6:かわいそうだが愛着のわくキャラクター

「スラムダンク」の金平監督いえば、豊玉高校で置かれた状況や生徒との関係からかわいそうという印象が強いでしょう。しかし、金平監督は読者が共感できるポイントも多く、他キャラにはない人間味が彼の魅力となっています。SNSでは、「かわいそう」との声が多いですが、金平監督に愛着がわくとの感想もみられ、読者からは好感を持たれているでしょう。

感想7:金平監督の名言に涙

金平監督の名言は、表面的には指導者らしからぬ内容に聞こえるも、内面では選手のことを大切に思っていることが読み取れるでしょう。北野監督を思うあまり、選手たちから蔑ろにされても、彼らの夢を応援する金平監督。「どんなに憎くても嫌いになれない」というセリフは、金平監督の選手に対する本当の気持ちとも捉えられ、監督の名言に涙が出たとの感想も見られます。

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スラムダンクの豊玉高校の金平監督まとめ

スラムダンクの豊玉高校の金平監督まとめ・イメージ画像

「スラムダンク」の豊玉高校の金平監督がかわいそうと言われる理由や、岸本を殴った理由などを紹介しました。指導者としては年齢的に若く、未熟な面も目立つ金平監督。一方で、選手の気持ちを理解し、勝利に導こうとした姿勢が評価されています。作中では、苦労人として描かれ、かわいそうとも評される金平監督。しかし、選手との関係が良好であれば、名監督として名を馳せたでしょう。

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