【るろうに剣心】雪代縁の必殺技一覧！作中で使用した倭刀術や狂経脈を考察

雪代縁（ゆきしろえにし）は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターです。『人誅編』ではラスボスであり、主人公の緋村剣心に執念を燃やすキャラクターとして知られています。剣心とは、姉である緋村巴(ひむらともえ)を巡る因縁がありました。ここでは必殺技一覧などを見ていく前に、るろうに剣心の基本的な情報を紹介していきましょう。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-（るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん）』は、和月伸宏の歴史漫画です。90年代の『週刊少年ジャンプ』をけん引した漫画の一つで、多くのメディアミックスを成功させています。「るろ剣」の愛称で愛され、2020年代でも実写映画、新作アニメ、続編漫画の制作が相次ぐなど、絶賛の声が集まっていました。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、原作の大ヒットを受けてアニメ化がされています。同作はテレビアニメ2作・アニメ映画1作・OVA3作が制作され、圧倒的な人気を獲得していました。2023年7月には、新作アニメの放送が開始していて、大きな話題になっています。キャラクターデザインやシナリオなどに、和月伸宏が携わるなど、原作ファンでも楽しめるアニメとして制作されていました。

劇場版作品は特に絶賛されていて、全5作品の合計で200億円に迫るメガヒットを記録しています。すべてのシリーズで、主演を佐藤健が務め、大友啓史が監督を担当していました。アニメや劇場版の大ヒットによって知名度が高い漫画となっています。続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の連載もスタートし、多くの漫画ファンからも注目されていました。

「人斬り抜刀斎」とは、幕末の京都で恐れられた剣客でした。人斬りとして圧倒的な力を持っていて、その殺人剣は明治の世でも語り継がれています。人斬り抜刀斎は明治の世で「不殺」を誓い、流浪人として人助けの旅をしていました。そんな剣心は東京で様々な人と出会い、その贖罪の旅は新たな局面を迎えました。そして、剣心は幕末からの噂を聞きつけた猛者たちと闘うことになるのでした。

雪代縁のプロフィールを見ていきましょう。雪代縁は、年齢は23歳、身長は175センチ、体重は68キロ、生年月日は1855年5月、血液型はA型となっています。姉の巴に育てられたことで、彼女のことを母親のように慕っていました。姉の死で精神的に追い詰められて、幼いながらも白髪になっています。純粋な日本人ですが、上海に幼いころに渡った影響で日本語に海外訛りがありました。

姉だけを盲信し、周りの人が死のうが傷つこうが無関心を貫いています。痛みという感覚が欠如していて、復讐のためだけに生きている状態となっています。仲間という感覚はなく、部下たちが死んでもなんとも思わないという冷酷な性格でした。「人を殺した罪は死罰を持って償うしかない」という考えを信条としており、剣心を殺すことに執念を燃やしています。

『るろうに剣心』の雪代縁には、モデルの人物がいるのかも気にされています。実は、雪代縁には特定のモデルがいないことがよく知られています。原作者の和月伸宏の完全オリジナルキャラクターとなっていて、実在の人物はモデルになっていません。1870年代後半の明治時代の物語なので、当時は海外から日本に入ってくる商人も少なくありませんでした。雪代縁はそうした人物たちがモデルになっていると考えられています。

雪代縁の見た目のモチーフは存在します。上條淳士が描く作品に登場するおしゃれな青年をモチーフにしていると作者が語っていました。さらに、性格のモチーフは「復讐鬼」と明かしていました。傷ついても平然と立ってくる様子はターミネイターと話していて、複数の作品からインスピレーションを受けていることも公式ファンブックなどで明かしています。

ここでは、雪代縁の必殺技一覧を見ていきましょう。雪代縁は原作ではラスボスとして登場し、倭刀術や狂経脈などの技を駆使し剣心を追い込みます。雪代縁は大陸に渡り、圧倒的な力を持って帰国しています。肉体も恵まれた体格をし、人間を容易に吹き飛ばせるほどの腕力を持っていました。雪代縁の必殺技には、恵まれた体格と天性のバネを使って攻撃する技が多くなっています。

雪代縁の必殺技一覧の1つ目は、倭刀術(わとうじゅつ)です。雪代縁は倭刀術（わとうじゅつ）の使い手として知られていて、大陸由来の剣術を使用しています。倭刀術は元々大陸にある剣術ですが、雪代縁の使用する倭刀術は、自分の体格に合うようにアレンジされた独自の倭刀術でした。大陸の大刀ではなく、日本刀の速さと斬れ味を融合させた剣術となっています。

大陸特有のしなやかな動きと力技を混ぜて、体術と剣術を駆使して戦う戦闘法です。雪代縁は上海に渡って、偶然、倭刀術が描かれていた書物に出会いました。独学で学んだので我流の点もあり、現時点では雪代縁のみが使える剣術と言われています。倭刀術は、剣心の使用する飛天御剣流の技と対応している技も多く、相性が極めていい剣術として知られています。

雪代縁の必殺技一覧の2つ目は、蹴撃刀勢(しゅうげきとうせい)です。蹴撃刀勢（しゅうげきとうせい）は、振った刀を自分の足で蹴り上げることによって威力を挙げています。蹴りの勢いを斬り上げに加えていて、剣心程度の体格であると体が浮いてしまうほどでした。剣撃に加え、蹴りの威力が上乗せさせて、相手の体勢を大きく崩すことができました。攻撃の間合いも蹴りを入れることで伸ばしています。

雪代縁の必殺技一覧の3つ目は、回刺刀勢(かいしとうせい)です。回刺刀勢（かいしとうせい）は、柄で相手の攻撃を受けてから始まるカウンター技となっています。飛天御剣流の「龍巻閃」に酷似していますが、勢いを乗せて刺突するカウンター技なので威力は段違いに高い技となっています。剣心の反射神経がなければ、容易に貫かれてしまう危険な技でした。

雪代縁の必殺技一覧の4つ目は、朝天刀勢(ちょうてんとうせい)です。朝天刀勢（ちょうてんとうせい）は、地面に刺した刀を台にして飛び上がる技です。縁の大刀は、日本刀よりも拵えがしっかりしているので、縁のような体格の者でも支えることができます。空中に勢いよく飛び出すことができるので、飛天御剣流の「龍槌閃」を破ることに成功していました。

雪代縁の必殺技一覧の5つ目は、掌破刀勢(しょうはとうせい)です。掌破刀勢（しょうはとうせい）は、振り下ろした刀の峯に掌底を当てること加速させて威力を上げる技です。斬り下ろしに掌撃の勢いを加えるという繊細なコントロールが必要となる技となっています。蹴撃刀勢の上段技とされていて、思いもよらない攻撃の軌道になる攻撃技として使用されていました。

雪代縁の必殺技一覧の6つ目は、轟墜刀勢(げきついとうせい)です。轟墜刀勢（ごうついとうせい）は、串刺しにした相手に対して、追い打ちをかける技となっています。相手を串刺しにした後に、鍛え上げられた腕力を使って持ち上げます。そして、刺したままで地面に叩き付ける力技となっていました。剣心のような小柄な相手には、かなりの威力を見せています。

雪代縁の必殺技一覧の7つ目は、疾空刀勢(しっくうとうせい)です。疾空刀勢（しっくうとうせい）は、全身のバネを使って2段階の跳躍を見せる技となっています。空中で落下と跳躍の力が釣り合う点を見極めて、もう一度飛ぶことができる特殊な技でした。ボディバランスと天性のバネがないとできないと青紫は語っていました。

雪代縁の必殺技一覧の8つ目は、戰嵐刀勢(せんらんとうせい)です。戰嵐刀勢（せんらんとうせい）は、縁が使用する技の中でも威力がかなり高い技です。本気を出したときに使用しており、スピード、パワーともに危険な技となっていました。屈伸の勢いを利用しており、体軸を交互に入れ替え移動しながら回転して、相手に剣撃を叩きつける連続技として使用しています。

雪代縁の必殺技一覧の9つ目は、虎伏絶刀勢(こふくぜっとうせい)です。虎伏絶刀勢（こふくぜっとうせい）は、倭刀術の奥義のような技となっています。刀を逆手に背後に構えることで、技が発動できるようになります。相手の攻撃を地に伏せることで、回避してカウンターをぶつける技です。縁最大の必殺技であり、飛天御剣流の奥義「天翔流閃」と最高の相性を持つ技となっていました。

飛天御剣流の奥義「天翔流閃」は、一撃目を刀で受けても無駄であることでも知られています。刀をはじいても、両者の間にある空気が急速に戻り、相手の体を剣心の刀の方向へ吸い寄せてしまう効果がありました。志々雄もこの二撃目をまともに食らって大ダメージを受けています。しかし、虎伏絶刀勢はこの引き寄せる効果を最大限利用して、威力を上げるという天翔流閃と最高の相性を見せています。

雪代縁の必殺技一覧の10つ目は、狂経脈(きょうけいみゃく)です。狂経脈は、倭刀術の技ではありません。剣心への恨みを募らせた雪代縁の体に起こった異常感覚となっています。精神が肉体を凌駕したときに発動し、狂経脈の状態では肉体的なダメージを精神が越えているために痛みを感じることがありません。狂経脈は強いストレスのせいで、脳が異常なほど長い時間覚醒状態でいたことが原因とされています。

狂経脈が発動すると、神経が太く肥大化して皮膚の上からでも確認できるようになります。狂経脈は神経が異常に発達しているので、全ての身体能力が向上している状態になることが最大の特徴です。狂経脈は、異常に発達した感覚が長所でもあり、最大の弱点にもなっています。剣心はこの狂経脈の弱点を見抜いて、超神速の納刀術「龍鳴閃」で狂経脈で強化された縁の聴覚を完全に破壊しました。

ここでは、雪代縁の強さなどを考察していきましょう。京都編の志々雄と比較するファンも多くいます。剣心を最も苦しめたキャラクターとして、志々雄真実はいまでも語り継がれているキャラクターです。作中最強の敵だったという呼び声も高い志々雄ですが、雪代縁も剣心をかなり追い詰めたことでも知られています。雪代縁の強さは、対剣心という点ではかなりの強さを誇っていました。

雪代縁は、身長175センチ、体重68キロとかなりの体格の良さを持っています。これが縁の最大の武器であり、倭刀術を最大限に生かすことができる体格でした。この剣術は扱うことが難しい剣術でしたが、肉体の強さと天性のバネを使用して、強力な剣術となっていました。体術もかなりの腕前で、剣術に加えて体術を使うので予想もできない動きを見せています。

また、剣術だけではなく、闇社会での影響力も縁の強さと言えます。上海の闇組織のトップに君臨していて、武器商人としての素顔もありました。志々雄真実一派に甲鉄艦を売るほどのコネクションがあり、一つの組織としてアジアで大きな影響を持っていました。こうしたことも縁の強さの一端であり、政府が危険視するほどの存在になりつつありました。

その強さは、縁が集めた六人の同志では相手にならないほどです。たった一人でも剣心を殺すことを決めていて、剣術の才能はあると斎藤一も認めるほどです。天性のバネや身体能力は、青紫も称賛していて、高い戦闘センスを持っていることが分かっています。公式ファンブック・剣心皆伝のパラメーターでは戦闘力5・知識知恵3・精神力1・カリスマ4・個別能力は復讐心無限大と示されています。

狂経脈の状態では、特に高い戦闘力を見せます。狂経脈の状態で剣心と戦った時には、『貴様の剣の威力は拙者を上回っている』と剣心は言っていました。狂経脈をしようすると先読みすら通じない速さを持ち、パワーもけた違いに上昇しました。狂経脈は倭刀術との相性も良く、体術を駆使する剣術のために、狂経脈による身体能力の向上は、直接的に技に力を増大させていました。

雪代縁は志々雄より強いのかは気にされています。神谷道場での戦いでは、雪代縁は剣心の奥義である「天翔龍閃」を破って剣心に重傷を負わせています。飛天御剣流の奥義は破ることができないと言われていたので、雪代縁の活躍には多くの驚きの声が上がりました。雪代縁はかなりの強さを持っていて、大陸由来の剣術は飛天御剣流にも対応しうるものとして注目されています。

志々雄真実は、人斬り抜刀斎の後継者と呼ばれる存在です。圧倒的な強さを持ち、剣心に匹敵する殺人剣の使い手です。不殺を誓った剣心のことを失神に追い込んでいて、一度は完全に勝利したほどです。最後は、奥義・天翔龍閃によって敗戦しています。しかし、その剣術の腕前や幕末を生き抜いた経験、危険な思想などは多くのファンから『最強の敵』と絶賛されていました。

剣心に対して、一時的にでも勝利に近い状態になったのは志々雄真実と雪代縁の二人です。しかし、単純な戦闘能力では、志々雄真実の方が上であると言われています。剣心はおろか、斎藤一や左之助、青紫なども、敗北していました。手負いの四人でしたが、この四人を倒した実力は驚異的です。勝利への執念もすさまじく、どんな手段を使ってでも勝とうとする意思の強さは、雪代縁よりも上です。

雪代縁が志々雄真実に勝てるとすれば、対剣心での強さです。縁は剣心への復讐に燃えていて、剣心を相手にすると圧倒的な力を見せます。さらに、倭刀術と飛天御剣流の相性もかなりいいと言われています。飛天御剣流の技のすべてに対応できる技を持っていて、偶然ながらも剣心に対抗できる倭刀術を手に入れていました。ファンにも、剣心との戦いにおいては縁のほうが上ではないかと言われています。

ここでは、雪代縁の活躍をネタバレ紹介していきましょう。雪代縁が登場したのは、京都編の後の物語からです。物語のキーマンであり、剣心の過去に深い関りを持つキャラクターとなっていました。剣心に対して復讐の念を燃やしているのは、その壮絶な過去が関わっています。姉である巴が目の前で死んだことは、縁の人生に大きな影響を与えてしまいました。

雪代縁は幼少期には幸せな家庭で育っています。江戸のとある武家の生まれて、母親を早く亡くしたために、父と姉との三人家族でした。彼の人生が大きく変わったのは、姉の巴の婚約者が京都で惨殺されたことです。巴の婚約者は、幕府側の武士・清里明良であり、京都で人斬り抜刀斎に暗殺されてしまいます。そして、巴と縁に闇乃武と呼ばれる暗殺集団が接触してきます。

姉は人斬り抜刀斎を殺すために、彼の下へと送り込まれました。そして、剣心と巴は初対面し、共に生活するほどの仲になっていきます。巴は剣心がまだ幼い子供であると感じ、その罪を許していきました。しかし、闇乃武は抜刀斎を狙い続けていました。田舎で潜伏生活を送っていた巴と剣心ですが、二人の下に闇乃武が送り込んだのが、縁でした。

巴は縁からメッセージを受け取り、闇乃武が任務を継続していたことに気が付きます。そして、闇乃武は巴を人質にして、剣心をおびき寄せるのでした。その戦いの中で、闇乃武は壊滅状態になり、巴も死んでしまいました。そのことを知った縁は、剣心が巴を殺したと思い込みます。実際には、剣心を守るために自ら剣の中に飛び込みましたが、縁はその事実を受け入れることはなく、精神的に大きなダメージを受けてしまいました。

縁は明治を迎えるころになると、上海に渡りました。そこで養子として裕福な家庭にもらわれました。しかし、そんな家庭にも嫌悪感を覚え、一家を惨殺して姿をくらまします。その中で縁は「倭刀術」という剣術を知り、研鑽を積みました。時は流れ、明治11年。縁は25歳になり、日本に帰国しました。そして、人斬り抜刀斎に復讐するために、江戸で暗躍を始めます。

縁は剣心の周囲の人を襲い始め、赤べこや警察署長などを襲撃し、剣心をじわじわと苦しめます。剣心は自分の過去を薫たちにも話し、縁たちを神谷道場で迎え撃ちました。剣心と縁の一騎打ちは縁の優勢で終わり、縁は薫を攫いました。神谷道場には薫の偽の死体を残し、剣心に「最愛の人を殺される」という復讐を成功させます。

薫の偽の死体は青紫に看破され、剣心たちは縁の隠れ家で最終決戦に臨みました。縁は狂経脈を全開して、剣心を殺そうとします。しかし、剣心は強化された神経を逆手に取り、「龍鳴閃」で聴覚を破壊します。縁は剣心と戦ううちに、自分の生き方と向き合い始めていました。そんな思いを払しょくするために、縁は絶技・虎伏絶刀勢を放ちます。しかし、剣心の奥義・天翔龍閃によって破られ、完全に敗北してしまいます。

剣心との死闘のあと、戦意喪失した縁は警察に連行されます。その際に、薫に巴の日記を渡されました。それに目を通した縁は、剣心と巴の本当の関係性を知ります。そして、縁は脱獄して姿をくらましました。縁がたどり着いたのは、貧民街であり、そこでオイボレという老人に出会います。そして、彼はそのオイボレが実の父親であることを直感しました。二人は短い会話を交わし、縁の物語は終わりを告げるのでした。

ここでは、雪代縁と関係するキャラを見ていきましょう。るろうに剣心では、最も人気の高いエピソードとして「京都編」があります。このエピソードはバトルシーンも多く、少年漫画の要素が満載のストーリーでした。一方で、雪代縁の登場する「追憶編」と「人誅編」はダークな雰囲気があり、業界内でも高評価を受けているストーリーであることでも知られています。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の主人公であり、幕末時代の恐れられた人斬り抜刀斎です。幕末最強と言われていましたが、明治の世では人助けをして生活しています。不殺（ころさず）を誓いを立てながらも、その腕前は健在であり、数々の強敵たちを倒してきました。雪代縁の敵であり、雪代縁の姉である巴の婚約者でもあったという過去があります。そのため、二人は義理の兄弟という見方もできます。

緋村剣心は縁の姉である巴の死に関わっていますが、その死の真相は縁が思っているようなものではありません。しかし、剣心が弁解するような機会は与えられず、縁は剣心への憎しみを強くさせていました。剣心は縁のことを傷つける事を拒否しており、二人は分かり合えないままに殺し合いに発展しています。剣心と巴の関係性を理解しないまま、縁は復讐の想いに囚われてしまいました。

雪代巴は、雪代縁の姉で、剣心の人斬り抜刀斎時代の妻でもあります。許婚である清里明良を剣心によって殺され、彼を篭絡するために送り込まれていきました。しかし、剣心と実際に接するうちに、彼に愛情を覚え始めま、愛と憎しみの間で葛藤しながらも、穏やかな生活を送り始めていました。しかし、闇乃武によって利用され、戦いの中で死亡してしまいます。

雪代巴の存在が、縁に最も強い影響を与えました。彼女が死んでしまったことで、縁は復讐に生きる復讐鬼になってしまいます。縁の心の中では巴が存在していて、彼に微笑みかけてくれていることを明かしています。しかし、剣心への復讐を始めると、縁の中の巴は笑わなくなってしまいました。

外印は、機巧芸術家（からくりあるてぃすと）と名乗る人形師の末裔です。剣心に対して恨みは全くなく、自分の機巧の技術を試す場を求めていただけでした。戦いの最前線で自分の機巧を使用したいという考えのためだけに戦いに参加するという危険な思想を持っています。美学を追求していますが、その美学は機巧人形（からくりにんぎょう）に対してだけで、他の人間は美学を追求するためだけの道具でしかありません。

外印の作った機巧には夷腕坊（いわんぼう）があり、志々雄真実の部下として戦っています。戦闘用の機巧を数多く所有していました。また、神谷道場襲撃のために用意された薫の死体に見せかけた屍人形外印の作品の一つです。夷腕坊（いわんぼう）はかなりの自信作で、縁とは利害が一致したから行動を共にしていたにすぎないことも明かしていました。

ここでは、雪代縁の名言を見ていきましょう。雪代縁は復讐に囚われた敵キャラクターとして登場したので、執念に燃えた名言が多いことでも知られています。雪代縁は人斬り抜刀斎に復讐する鬼と化してしまい、周囲のことはまるで見えていない敵キャラクターでした。そのため、復讐に関する名言が多く、闇に囚われた者の名セリフを多く残しました。

六人の同志のほとんどは剣心を殺すことを目的としていました。しかし、復讐の張本人である縁は殺すことを目的としていませんでした。彼は剣心を苦しめること目的としていて、「剣心が最も愛する者を殺す」ということを狙っていました。『生き地獄』というものを味あわせるために、外印に薫の偽人形を作らせる念の入れようでした。この名言は、憎しみの深さを表す名セリフとなっています。

雪代縁が日本に帰国した時に、剣心と再会を果たしたときにはその憎しみを露わにしました。「巴は復讐は望んでも殺戮は決して望まないはずだ」と剣心は縁に対して、考えを改めるように説得します。しかし、「貴様が姉さんを語るな」と、縁は聞く耳を持ちませんでした。姉の復讐に固執して、剣心に対して復讐心を燃やしていることが分かる名シーンとなっています。

雪代縁のアジトでの戦闘の際のセリフで残した名言です。剣心の龍鳴閃によって、三半規管が麻痺してしまい、完全に勝機がなくなった縁ですが、戦いをやめようとしませんでした。剣心はあきらめるように言いましたが、縁は自分には失うものはないと一歩も引きませんでした。そして、姉への思いを吐露します。剣心に対しての憎しみが痛みをも凌駕していることが分かる名言となっています。

ここまでは必殺技一覧や強さなどを紹介してきました。ここでは、雪代縁に関する感想や評価を紹介していきましょう。雪代縁は復讐に取り憑かれた敵であり、剣心にとっては過去の傷と向き合うことになる敵キャラクターです。ネット上でも高い人気を獲得しており、雪代縁の強さは大きな話題になっています。そのため、雪代縁に関する感想や評価は、ネット上でも数多く集まっています。

雪代縁はかなりの強さを持っていて、特に剣心を相手にした時の強さは多くのファンに注目されています。一部のファンからは、剣心を相手にした時の強さは志々雄真実をも凌駕するともいわれています。復讐をすることに執念を燃やしていて、思ったよりも強いと称賛の声が集まっていました。ネット上でも、雪代縁はかなり強いと絶賛されています。

雪代縁の倭刀術は、多くのファンに絶賛されています。恵まれた肉体を使って、剣心の飛天御剣流の技を上回って見せました。肉体の強さを使った技の数々を多くのファンが絶賛しており、倭刀術のファンは多く存在しています。ネット上にも、雪代縁の倭刀術に関する声は数多く見つかりました。

志々雄間真実と雪代縁を比べる声も少なくありません。二人とも剣心を追い詰めた敵キャラクターですが、ファンからは志々雄真実の方が強いという意見が圧倒的に多いことでも知られています。ネット上でも、志々雄真実の方が強いという意見が圧倒的な数集まっていました。

この記事では、雪代縁の必殺技について基本的な情報や必殺技一覧、ネット上の感想などを紹介してきました。雪代縁の必殺技はかっこいい技が多いことでも知られ、剣心の飛天御剣流の技を次々と打破していきました。剣心の原作最後の戦いとなっていて、その存在感はファンにも注目されています。この記事で紹介した雪代縁の必殺技一覧にも注目して、るろうに剣心をお楽しみください。