【るろうに剣心】雪代縁は最強の敵！強さの秘密は？実写版キャストは新田真剣祐？

漫画『るろうに剣心』の雪代縁（ゆきしろえにし）とは、本作の主人公・緋村剣心（ひむらけんしん）の亡妻・雪代巴（ゆきしろともえ）の実弟です。原作では「人誅編」、テレビアニメ版では「追憶編」と「星霜編」に登場します。幼い頃、母親を亡くしたことで姉の巴を母親のように慕っている縁は、人斬り抜刀斎である剣心に婚約者を殺害された巴が復習を果たすために京都へ旅立ち、彼もまた後を追いかけます。

京都で姉の居場所を探し出した縁は無事に再会を果たすも、この時彼女は既に心変わりをして剣心を愛するようになっていました。そんな姉に失望した縁はその場を立ち去りますが、暗殺集団・闇乃武に騙されて囚われた巴を救うべく、剣心は闇乃武と戦います。剣心を守るため、身を挺した巴は闇乃武に向けた剣心の刃の犠牲となってしまいます。その光景を目の当たりにした縁は、剣心を姉の敵として憎み、圧倒的な強さを持って現れます。

漫画『るろうに剣心』とは、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられていた伝説の剣客で本作の主人公・緋村剣心が、自身が犯した贖罪から明治維新後に「不殺（ころさず）」の誓いをたて、一人の流浪人として激動の時代を生き抜き、答えを見出そうとする生き様を描いた作品です。本作の正式タイトルは「るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』。「週刊少年ジャンプ」に1994年19号～1999年43号まで連載された大人気剣客時代劇漫画です。

全255話からなり、ジャンプコミックスも新書版が全28巻、完全版が全22巻、文庫版が全14巻が刊行。新書版には未収録作品であった「弥彦の逆刃刀（さかばとう）」と番外編「春に桜」が完全版に収録されています。また、作品によるセルフリメイク作品として『るろうに剣心－キネマ版－』が「ジャンプSQ.」に2012年6月号～2013年7月までの全10話が連載され、ジャンプコミックスSQ.から全2巻（上・下巻）が発売されています。

本編開始前に剣心が横浜を訪れた際の活躍と神谷道場に滞在するきっかけを描いた『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－第零幕』が、「週刊少年ジャンプ」2012年38号に掲載され、「るろうに剣心－特筆版－上巻」に収録されています。また、京都編での大敵・志々雄真実と愛人・駒形由美の出会いを中心に描いた『るろうに剣心 裏幕－炎を統べる－』全2話（前・後編）が「ジャンプSQ.」2014年8月号・10月号に連載されています。

本作の京都編から5年後、現在連載中の『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚・北海道編－』の序幕となる作品が「ジャンプSQ.」2016年12月号と2017年1月号に前・後編として掲載。コミックス1巻に序幕「明日郎前科アリ」のタイトルで収録されています。

「るろ剣」の略称で知られる『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』は、漫画家・和月伸宏先生が手掛けた作品の中で圧倒的な人気を誇った漫画です。物語の舞台は明治時代初期の日本という設定で、登場人物の名前には作者の出身地である新潟県長岡市に関係のある地名などが多く使われ、作中には実在の人物も登場しています。ストーリー展開として、「東京編」→「京都編」→「人誅編」の順番で構成されています。

テレビアニメ『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』は、1996年1月10日～1998年9月8日までの全94話が放送されました。1997年12月20日には、劇場版『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－維新志士への鎮魂歌』が上映。全4話からなるOVA『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－追憶編』が1994年2月20日に発売。OVA『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－星霜編』上巻が2001年12月19日に、下巻が2002年3月20日に発売されています。

それらを皮切りに暫くは新作アニメが制作されませんでしたが、OVA『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－新京都編』前編が2012年3月21日、後編が2012年6月23日に発売されました。こちらは、京都の御庭番・巻町操（まきまちみさお）の視点から描かれた京都編をリメイクしたもので、新しいキャラデザインが加わり、全体的にシリアスな設定となっています。

幕末の時代、「人斬り抜刀斎」として恐れられていた伝説の剣客・緋村抜刀斎こと緋村剣心は、激動の時代を生き、多くの命を手にかけてきたことへの贖罪と自らの生き方について答えを見つけ出すため、「不殺」を誓い、流浪人として全国を旅していました。そんな中で知り合った神谷活心流道場で師範代の神谷薫や明神弥彦、相良左之助との出会いを通じて、剣心が流浪人として強敵と死闘を繰り広げていくという内容になっています。

『るろうに剣心』に登場する雪代縁のプロフィールについてご紹介いたします。剣心が伝説の人斬り「緋村抜刀斎」だった頃の妻・雪代巴の弟が雪代縁です。身長175ｃｍ・体重68ｋｇ・安政2年（1855年）5月生まれのA型。東京都出身。特技は「中国語会話」。趣味は「死んだ姉との会話」です。

原作では「人誅編」、テレビアニメ版では「追憶編」と「星霜編」に登場する雪代縁は、主人公・緋村剣心の義弟。本作では剣心にとって、「最強の敵」と評される雪代縁の強さについて徹底的に解明していきますので、是非ご覧ください！

縁の強さには、扱う刀も大きく関係しています。刀身が長く、日本刀をベースとした形の刃は、室町前期まで主流としていた太刀だと思われます。侍が主流としていた打刀よりも刃長が長く、反りが強いため、馬上での戦いを想定して考案されたものであり、攻撃性も高いことが特徴の武器です。刃長が概ね2尺（約60ｃｍ）以上あり、打刀を携帯していた武士との戦いにおいては、刃長が長い分だけ有利であると考えられます。

「倭刀術」という日本の剣術をもとにした大陸で独自に発達した剣術を融合して、様々な技を繰り出し、破壊的な強さを生み出しています。速さのある日本剣術と破壊力のある体術が合わさった幾多の技を使う縁ですが、倭刀術は独学で得た技術であるため、そのほとんどが我流の技となっています。しかし、その強さは本物です。

狂経脈とは、剣心の姉殺害に対する強烈な憎しみにより、長い間に覚醒状態を保ったままの脳が活動を続けてきたことで、各神経分野が異常に発達した神経のことを言います。狂経脈は縁の意志によって発動することができ、発動時は顔面を中心に太い神経が皮膚上に浮かび上がります。それにより、常人以上の強さを誇る驚異的なスピード・パワーを発揮することができ、この状態の縁はほぼ無敵状態の強さを誇ります。

さて、ここからは実写映画『るろうに剣心』に登場する雪代縁の実写キャストについて、色々と考察していきたいと思います。2020年夏に公開が決定している実写映画『るろうに剣心』は、幕末と明治を描いた最終章が2作品連続で公開されます。2012年8月に実写映画の第1作目が上映されると、2014年8月に「京都大火編」、9月に「伝説の最期編」が続けざまに公開されました。今作は雪代縁との戦いを描いた「人誅編」とのことです。

来年公開の実写映画最新作については、映画『るろうに剣心』の最終章とあるだけで、まだ正式なタイトルが発表されていませんが、剣心の十字傷の秘密が描かれるとあって、『るろうに剣心』シリーズの最も重要なエピソードであると主演で緋村剣心役を演じる佐藤健さんが語っています。ネット上では、撮影現場と思われる周辺での目撃情報から様々な憶測が飛び交っています。それらを元に実写キャストについて考察していきましょう！

実写映画『るろうに剣心』の雪代縁役を務めるのではないかと、ネット上で大変騒がれている俳優・新田真剣佑（あらたまっけんゆう）さん。真剣佑さんは、数々のドラマや映画に出演し、その役作りに大変定評がある実力派俳優です。俳優・千葉真一さんを父に持ち、俳優でモデルの眞栄田郷敦（まえだごうどん）さんが弟、異母姉に女優・真瀬樹里（まなせじゅり）さん、叔父は俳優・矢吹二郎さんと豪華なご家族のご出身です。

新田真剣佑さんと言えば、2017年に公開された映画『ちはやふる-上の句-／-下の句-』で演じた綿谷新役から名前をもじり、芸名を変更したことで知られています。その作品で「第40回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞しました。真剣佑さんは『ちはやふる』や『ジョジョの奇妙な冒険』などの実写映画に出演し、演技派俳優として今や実力ともに知られる存在で、雪代縁の実写キャストに最も近い候補とされています。

実写映画『るろうに剣心』最終章の撮影は、2018年11月から行われていたようで、ロケバスを見たり、撮影が行われている様子などが多数目撃されていました。前作の映画では、日本の様々な場所で撮影が行われており、今回の新作映画の撮影とされる熊本県人吉市にて撮影に臨む白髪姿の新田真剣佑さんの目撃情報がネット上に挙げられ、俳優の佐藤健さんと江口洋介さんと一緒にいる姿が目撃されたことも決め手となったようです。

佐藤健さんは緋村剣心役を演じていますし、江口洋介さんと言えば元新選組三番隊隊長・斎藤一役を演じていましたから、そこに新田真剣佑さんがいたとあれば、それは間違いなく「今作に初登場する人物＝雪代縁」となるのは至極当然の意見だと思われます。白髪姿の新田真剣佑さんが目撃されたとされる情報源が今はなくなっているようなので確認できませんが、誰かが撮った雪代縁を演じる真剣佑さんの写真があったとされています。

幼少時から空手・器械体操・水泳・ピアノの稽古に明け暮れていた真剣佑さんは、特技が何とスポーツ全般・乗馬・殺陣・空手・レスリング・体操・スキー・ピアノ・フルート・アルトサックスだそうで、運動神経は抜群です！2018年に出演した映画『OVER DRIVE』では、鍛え上げられた肉体美を披露していますので、まさに雪代縁の筋肉質の体躯により近い理想的な身体を持ち合わせ、縁の強さを表現するのに相応しいと言えます。

実写映画が得意？とされている新田真剣佑さんの出演した実写映画についてご紹介していきます！真剣佑さんの実写映画と言えば、『仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』に登場した仮面ライダーダークドライブ役を思い出す方も多いのではないでしょうか？ここでは、真剣佑さんが出演された実写映画の中でも、選りすぐりな作品をご紹介いたします。俳優・新田真剣佑の更なる魅力が分かりますので、是非お見逃しなく！

映画『ちはやふる』は、俳優・新田真剣佑を大ブレイクに導いたと言っても過言ではない作品であり、彼が演じる誠実な役柄が真剣佑さんのイケメン度を更に際立たせたと言えるのでないでしょうか。本作は俳優・新田真剣佑が、名前を改名するきっかけとなった思い入れ深い作品でもあります。真剣佑さん自らオーディションに応募した『ちはやふる』ですが、1次審査では落選してしまいます。

綿谷新役を獲りたいという一心で、監督に食い下がった負けず嫌いの真剣佑さんは、演技面で磨きをかけ、2次審査で見事に役を勝ち取ったのです。綿谷新役をやれるのは自分以外にいないと言う思いの強さと信念を持つ真剣佑さんだからこそ、演じられた役だったのではないでしょうか。

映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章』に登場する虹村億泰役を演じた新田真剣佑さんは、何とも斬新なキャラで話題を集めました。虹村億泰というキャラを演じるにあたって、「こいつは獣だ！」と思い、とても戸惑ったと言う真剣佑さん。また、虹村億泰のあの独創的な髪型の再現に至っては、本人の地毛を使用しており、深く剃りこみを入れてブリーチをしているので頭皮がとても痛かったそうです。

約1ヶ月半もの間、あの独特な髪型でいたのでかなり愛着もあったと語る真剣佑さんは、撮影現場では役に入り込みすぎるあまり、普段の真剣佑さんからは想像も付かないようなハイテンションぶりを披露していたというから驚きです。それだけ役作りに相当な意気込みで臨んでいるのでしょう。『ちはやふる』の綿谷新役とは全く異なる異質なキャラだけに、幅広い役作りを熟すことができる俳優として、この先も期待度MAXです！

映画『東京喰種』で主人公・金木研（かねきけん）役を演じた俳優・窪田正孝さんは、映画での怪演ぶりや細身だが実は筋肉質な身体であると話題になっています。凄まじいほどの演技は観る者を魅了してしまう程で、実力派俳優としては申し分ない俳優さんですが、既に『るろうに剣心』で清里明良役として出演していることから、同作でまた違う役で出演するとは考えずらいので、雪代縁の実写キャスト候補では無いと見ていいでしょう。

映画『銀魂』に登場する志村新八役を演じた俳優・菅田将暉さんは、新田真剣佑さん同様に雪代縁役の候補に挙がっており、予想される中で一番有力ではないか？と言われています。また、テレビドラマ『3年A組－今から皆さんは、人質です－』の担任・柊一颯（ひいらぎいぶき）役が、気迫に満ちた狂気さえ感じてしまうほどの演技で大変話題を集めたこともあり、狂人・雪代縁に相応しいのではないか？とネット上などで囁かれています。

俳優・高橋一生さんも近年大変人気があり、実力のある俳優さんとして知られています。優しく物静かな役がピッタリなイメージを持つ高橋一生さんですが、何と彼は手から腕にかけて血管が浮き出ており、その様子が雪代縁の狂経脈のようだとネット上で騒がれています。しかし、雪代縁の実写キャスト候補として挙がったのはどうやらその理由だけが原因のようなので、それだけで候補としては考えにくいと言えます。

俳優・竹内涼真さんについてもネット上で実写キャスト候補として挙がっていました。しかし、竹内涼真さんについては、仮面ライダーからの印象で候補として挙がったようです。爽やかなイケメン俳優として大変人気があり、縁の整った顔立ちには相応しいのかもしれませんが、あまりに爽やか過ぎる竹内涼真さんは、縁の屈強な強さを表現するのには少々向いていないのかもしれません。以上から、実写キャスト候補では無いと思います。

俳優・松坂桃李さんも雪代縁の実写キャスト候補に名前が挙がっています。その理由として、アクションシーンもこなせる俳優として実績があり、悪役を演じた映画『図書館戦争』や『劇場版MOZU』での狂気的な演技が怖くて別人のようだったとの意見から候補となっているようです。確かに狂気的な演技ができる点は大きいですし、整った顔立ちにも当てはまるなど、松坂桃李さんもあながち有り得るかもしれません。

俳優・吉沢亮さんは、映画『斉木楠雄のΨ難』で海藤俊役、『銀魂』の沖田総司役を演じ、実写映画にも多数出演しています。おまけに海藤俊役の髪型が、雪代縁に酷似していてピッタリだと言われています。また、剣道有段者でもある吉沢亮さんは、『銀魂』での沖田総司役が大変様になっていました。そういった点から見ても、雪代縁の実写キャスト候補としては有力かもしれません。

雪代巴は、本作の主人公・緋村剣心がまだ「人斬り抜刀斎」だった頃に、唯一愛した女性で妻・緋村巴です。雪代縁は巴の弟で、剣心の義弟になります。巴は無口で無表情、笑うのが苦手な美人で、白梅香という髪油を愛用しています。弟の縁は、幼い頃に母親を亡くしており、姉の巴を母親のように慕っています。幼馴染で許嫁の清里明良を抜刀斎に殺害された巴は復習のために京都へ向かい、縁もまた姉を追って、京都へ旅立ちます。

復習のために抜刀斎に近づいた巴でしたが、一緒に暮らす内に愛情が芽生え始め、復習との狭間で揺れ動きます。しかし、抜刀斎とお互いの過去を打ち明けたことで2人は結ばれ、夫婦となります。その後、闇乃武の策で囚われてしまった巴は、剣心を守ろうと敵の攻撃の前に立ち塞がり、目と耳を負傷していた剣心に斬られてしまいます。その場に駆け付けた縁はその光景を目の当たりにし、抜刀斎を姉の敵として憎むようになります。

映画『るろうに剣心』の最終章に登場するであろう雪代巴の実写キャストについて、ネット上などで色々と物議が交わされており、候補者が何人か出ているようです。実際にその候補者が、実写キャストとして選ばれるのか？をここで考察してみたいと思います。予想にどれだけ信憑性があるか、気になる方は是非チェックして見てください！

雪代巴の実写キャスト候補として挙がっている女優の木村文乃さん。ドラマやCMなどに多数出演し、様々な役を演じている木村文乃さんはクールビューティーとしてのイメージが高い女優さんです。『銭の戦争』や『ボク、運命の人です。』、『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』などではクールな役が目立ちました。そういう背景から候補に名前が挙がっています。物憂げな雰囲気は雪代巴と重なり、候補としてはあり得るかもしれません。

女優・綾瀬はるかさんもまたクールビューティーなイメージがあるようで、候補に名前が挙がっています。天然で明るいイメージの彼女ですが、映画『ICHI』やドラマ『僕の彼女はサイボーグ』などでクールな役を演じたことで、様々な役を演じられる女優として名前が浮上したようです。色白で綺麗な綾瀬はるかさんは、雪代巴の見た目のイメージそのもので、候補に挙がるのも納得できます。

女優・有村架純さんはCM・ドラマ・映画に引っ張りだこの今や押しも押されぬ人気女優です。そんな彼女は、ドラマ『中学聖日記』でクールな役を演じたことがきっかけで候補に挙がっているようです。年齢も雪代巴に近く、適役かもしれません。確かに人気抜群の女優さんですから、選考に選ばれるのも不思議ではありません。

女優・高橋愛さんもクールでミステリアスなイメージがあるようで、候補に名前が挙がっています。NHK連続ドラマ『あまちゃん』の足立ユイ役の印象が強く、クールなイメージが付いているのかもしれません。実際にネット上に見られる高橋愛さんの写真は、クールで知的な印象のものが多く見受けられます。そんな彼女の雰囲気が無口でクールな雪代巴のイメージと重なり、候補に挙がった理由として頷けます。

六人の同志とは、剣心によって倒された闇乃武の関係者が多く、「抜刀斎に対する恨みを持つ者」で構成されています。この「六人の同志」の呼び名の他に、戌亥の案による「戌亥とその下僕共」、八ツ目の案による「天井裏から愛をこめて」、外印の案による「外印と愉快な仲間達」などがあります。集められたメンバーの中で抜刀斎に本当に恨みを抱いている者は、雪代縁・鯨波兵庫・八ツ目無名異だけです。

身長164ｃｍ・体重52ｋｇ。文政3年（1820年）10月生まれのO型。東京都出身。趣味は美の追求。特技はあやとり。使用する武器は、斬鋼線（ざんこうせん）と言う金剛石の粉末をまぶした鋼線を使用します。使う技は、外法操糸術 幾何八包囲陣（げほうくりいとのじゅつ きかはちほういのじん）、夷腕坊、壱號機、弐號機、大型炸裂弾、参號機、穿腕撃（せんわんげき）、穿指穿腕撃（せんしせんわんげき）、屍人形。

人間の死体から人形を作る外法の術を持つ中世より代々続く人形師の末裔である外印は、剣心に対して個人的な恨みはなく、ただ4自身の技術と美学の追求のためだけに志々雄真琴や雪代縁側に付いていただけの存在です。

身長178ｃｍ・体重75ｋｇ。嘉永6年（1853年）4月生まれのB形。大阪府出身。「ハッハー」と笑う癖がある。使用する武具は、無敵鉄甲（むてきてっこう）、新・無敵鉄甲を使用します。使う技は、総合格闘武術・術式無敵流（じゅつしきむてきりゅう）の轟斧爆（ごうふばく）、雷神車、阿修羅砕（あしゅらさい）。

自身のプライドが高い格闘技バカで、相良左之助からもバカ呼ばわりされている六人の同志の内の1人。剣心のこと恨んでもいなければ、六人の同志の中で唯一、剣心と対戦しなかった相手です。

身長183ｃｍ・体重68ｋｇ。天保14年（1843年）生まれのAB型。京都府出身。趣味は弱いものイジメ。特技は手品。使用する武器は、全身に仕込んでいる13種類の暗器で、梅花袖箭（ばいかちゅうぜん）・過水毒煙（かすいぶすえん）・毘沙門剣・毘沙門粉・六道͡蠱（りくどうこ）。

女性のような長髪に細身で化粧をした姿から、相良左之助に「オカマモドキ」と呼ばれています。幕末に通り魔的な殺しを行う快楽殺人者であった乙和瓢湖は、親友を抜刀斎に殺されたことを口実に六人の同志に加わりますが、殺戮を楽しむことだけが真の目的。戦法も暗器を使うだけで、剣術に至っては全くの素人。神谷薫からは、六人の同志の中で実力が一番下と評価されています。

身長210ｃｍ・体重85ｋｇ。弘化4年（1847年）3月生まれのA型。新潟県出身。特技は土掘り。落ち着く場所は、天井裏。八ツ目の人体精製という金堀り衆に代々伝わる技術を使って人体精製された肉体を持つ。使用する武器は、鉄の爪・万弾地雷砲（ばんだんじらいほう）。使用する技は、土砂の防壁。

越後の佐渡金山の金堀り衆の一族の男である八ツ目無名異は、金山が廃坑後、人体精製された人体を戦闘にも活かせることを証明すべく闇乃武に加わるも剣心に敗れます。一族以外で人体精製された姿を見たものとして、ずっと剣心を殺すことを誓っていたことで六人の同志に加わります。

身長200ｃｍ・体重128ｋｇ。天保11年（1840年）3月生まれのA型。千葉県出身。好きな言葉は、武士道。使用する武器は、アームストロング砲・連射型改造擲弾射出装置（れんしゃがたカスタムグレネードランチャー）。

戊辰戦争で幕府方の武士として抜刀斎と戦うも敗れ、この時に右腕を失います。武士として死を望むも抜刀斎に拒否され、以来ずっと死に場所すら奪われたと思い、抜刀斎を恨んで生きてきたが、根は善人です。

ここまで雪代縁に関する情報を色々と考察し、彼がどんな人物であるのかが分かったと思いますが、ここからはその雪代縁に対する感想や評価を主にTwitterから集めてみました。実際にどのようなものがネット上で挙がっているのかを見てみましょう。

こちらは雪代縁の実写キャストについて、誰がやるのか？という意見が書かれています。新田真剣佑さんと菅田将暉さんのどちらか？とまで書かれているところを見ると、こちらの方もネット上で物議を醸しだしている話題を参考にされている様子が伺え、この二人の内のどちらかではないか？と考察している感じです。

こちらの意見も実写映画の配役についての感想です。雪代縁と雪代巴の実写キャストについての話題で、大変気になっている様子が伺えます。新作実写映画の公開も楽しみという感想から、映画に人気ぶりも伺えます。

やはりこちらも『るろうに剣心』の実写映画に関する意見で、雪代縁の実写キャストに対する条件が書かれています。主演を務める佐藤健さんよりも年齢が下であり、身長が高いのが雪代縁の配役に相応しいとしています。また、「闇を抱えて生きるのが似合う俳優」で若手俳優と明記されているところから、雪代縁の実写キャストに求める条件が、きちんと明確化されている様子が伺えます。

以上のようにネット上には、ほどんどと言って良いくらい実写映画に対する意見しか見られませんでした。特に雪代縁や雪代巴の実写キャスト候補に対する感想が多く、それほど『るろうに剣心』ファンにとって重要で気になる問題であることが分かります。

『るろうに剣心』に登場する雪代縁について、最後にまとめてみたいと思います。雪代縁は主人公・緋村剣心の妻だった雪代巴の実弟で、大の姉っ子です。巴の復讐の手助けを自ら進んでしますが、裏切らないと思っていた巴の心変わりした姿にショックを受け、その上、巴が斬り殺されるところを目撃してしまいます。心から慕っていた姉を殺した剣心を強く憎み、その復習心から想像以上の強さを持った復習鬼となって現れます。

異国の地で独学で身に付けた剣術を操り、驚異的な強さの雪代縁は、剣心にとって愛した妻・緋村巴の弟ではなく、最強の敵でした。しかし、剣心をも凌駕する強さを誇る縁ですが、その内面は誰よりも姉を理解し、愛していた縁にとって、姉が心変わりしたことが未だに信じられず、納得できない哀れな駄々っ子なのです。肉体的な強さとは裏腹に、心に弱さ秘めている雪代縁を実際に観て、そのギャップを体感されることをお勧めします！