【るろうに剣心】雪代縁と志々雄真実はどっちが強い？剣術やスピードを比較考察

『るろうに剣心』に登場する雪代縁（ゆきしろえにし）と志々雄真実（ししおまこと）は、物語における重要なキャラクターです。それぞれ異なる背景と個性を持ち、剣心との因縁深い関係が重要なポイントとなっています。共にボスキャラクターなので、多くのファンを獲得していました。ここでは、るろうに剣心の基本的な情報をまとめていきましょう。

るろうに剣心の魅力は、アニメや実写映画だけでなく、原作漫画も含めて、さまざまなメディアで楽しめることです。壮大なストーリーと緻密に描かれたキャラクターたちが魅力的で、個性的なキャラクターたちでファンを魅了し続けていました。ここでは、本作の概要などをまとめていきます。

るろうに剣心は、幕末の最強の人斬り「人斬り抜刀斎」が明治時代になって「逆刃刀」を持ち、弱い者を助けるために旅をする姿を描いています。週刊少年ジャンプで連載されて、1996年にアニメの放送が開始されました。97年には、劇場版が公開されるなど圧倒的な人気を獲得しています。国内外で愛される作品で、2023年には再びアニメ化されたことで注目されています。

幕末の最強剣士「人斬り抜刀斎」は新時代である明治の到来に大きな役目を果たしました。彼は剣を捨て、人を斬ることができない「逆刃刀」を持ち、弱い人たちを助けていました。10年の月日が流れ、東京の下町で神谷薫と出会ったことで、贖罪の旅は新たな局面を迎えています。そして、明神弥彦や相楽左之助という仲間と出会い、明治の世の中で人を助けるために奮闘します。

雪代縁のプロフィールを紹介していきましょう。雪代縁は剣心への「人誅」を計画していた張本人です。緋村剣心の妻・雪代巴の実弟となっています。身長は175センチ、体重は68キロ、出身地は東京府、生年月は安政2年5月と明かされています。倭刀術（わとうじゅつ）の使い手で、異常な神経『狂経脈』を使用することができます。狂経脈は生まれつきの体質で、狂経脈を使いこなすことで、かなりの強さを手に入れていました。

志々雄真実のプロフィールを見ていきましょう。志々雄真実は明治政府打倒と日本征服をもくろむ一大兵団「志々雄一派」の指導者です。幕末期には人斬りをしており、新政府樹立の際に、維新志士側に粛清されています。その際のやけどにより、発汗機能は死滅し、包帯を全身に巻いたミイラのような姿をしていました。身長は170センチ、体重は59キロ、1848年（嘉永元年）8月生まれと明かされています。

ここでは、雪代縁と志々雄はどっちが強いのか、弱いのかを見ていきましょう。雪代縁と志々雄は剣心を苦しめたボスキャラクターであり、ファンの間では強さを比較する声も多いことで知られています。不殺を貫いたままの剣心では、勝つことが難しい相手で、その強さが人間離れしていたことも二人の特徴です。弱いのは雪代縁という声も多く、後遺症を抱える志々雄とどっちが弱いのかで意見が分かれることもしばしばあります。

雪代縁の強さは、その狂気にあります。痛みというモノを凌駕するほどの憎しみを抱えていて、大陸でその狂気を強さへと昇華させました。日本の剣術をもとに大陸で独自に発達した剣術である『倭刀術』と狂経脈を使用します。恵まれた体格とバネで、日本人離れした腕力を利用して戦います。飛天御剣流のほとんどの技に対応できるほどの剣術で、飛天御剣流と相性のいい剣術でした。

特に、雪代縁の最強の技である『虎伏絶刀勢（コフクゼットウセイ）』は、驚きの強さでした。飛天御剣流奥義『天翔龍閃』との相性が抜群で、この技が作り出す真空が虎伏絶刀勢の威力をさらに上げていました。そして、彼の最大の武器は『狂経脈』です。狂経脈は縁の特異体質によって神経が異常に発達し、人間離れした身体能力を手にします。しかし、結果的には、この狂経脈が敗因となってしまいました。

志々雄真実は人斬り抜刀斎の後継者です。その強さは人斬り抜刀斎と同等クラスで、人を殺すことに躊躇がありません。不殺の状態の剣心では、志々雄真実に遠く及びません。無限刃という特殊な日本刀を使い、炎を刀にまとうことで攻撃力を底上げしています。容赦のない攻撃と手段を択ばない戦闘方法が持ち味で、火薬や噛みつきなど剣士という枠組みの囚われない強さを持っていました。

京都最終決戦では、手に仕込んだ火薬を爆裂させる紅蓮腕によって、剣心を失神に追い込みました。戦闘センスは凄まじく、一度見た技は通用しないと豪語するほどです。実際に、牙突零式を初見で避けたり、天翔龍閃をわずかな情報で見切ったりと驚きのセンスを見せていました。剣心に事実上勝利しており、その執念は剣心や斎藤一という幕末の猛者たちが感服するほどです。

雪代縁と志々雄の強さは、比較されることも多くなっています。どちらも剣心を追い詰めたために、二人が戦ったらどっちが強いのか、弱いのはどっちなのかは気にされていました。多くのファンの間では、志々雄真実こそが作中でも最強という声が多くなっています。それは、剣心が本気で倒そうとして倒せなかったことが関わっています。縁に関しては、剣心は戦わずして止めたいという思いがありました。

雪代縁は剣心にとっては義理の弟であり、剣心は本気で戦うことができなかったと言われています。志々雄真実との戦いでは、負傷しながらも本気で倒す気で臨み、一度は失神させられています。こうした違いから、志々雄真実の方が実力が上と考えるファンも少なくありません。志々雄真実の勝利への執念は凄まじく、縁のほうが弱いということを作中では左之助や斎藤一も示唆する発言をしています。

剣術では、志々雄真実に分があります。幕末の動乱を暗殺者として生き抜いた経験は、幕末期に子供であった縁よりもはるかに上と考えられています。人間を殺し続けた無限刀での攻撃は、剣心でもかなりの苦戦を強いられていました。戦闘センスによって、あらゆる技を攻略して見せました。剣術の成熟度では、剣士としての経験が長い志々雄真実の方が上回っているという意見が圧倒的です。

スピードは縁の方が上です。狂経脈の状態では剣心でも目で追うことができないほどのスピードを見せました。限界を超えた身体能力を使用できるので、大柄な体格でも驚きのスピードを見せています。志々雄真実は、やけどの後遺症もあって動くことができる時間にも制限があります。全力で動くことができる時間が限られているため、最小限の動きのみで戦闘をしていました。狂経脈の化け物じみた動きには、敵わないと言われています。

ここでは、雪代縁と比古清十郎はどっちが強いのかを見ていきましょう。比古清十郎は作中で最強のキャラであり、剣心の師匠として知られています。その圧倒的な強さは漫画史に残るとも言われていて、狂経脈と大陸の剣術を会得した雪代縁との比較なども注目されていました。

十三代目比古清十郎（ひこ せいじゅうろう）は剣心の育ての親であり、剣術の師匠です。普段は新津覚之進（にいつ かくのしん）という名で、陶芸家をしています。十三代目飛天御剣流継承者で、最強の名にふさわしい力を持っています。比古清十郎の強さは驚異的で、すべての面において剣心を上回っています。同じ飛天御剣流の技でも、剣心と比古清十郎の技同士がぶつかり合うと体格の差で比古清十郎が勝利します。

比古清十郎という名は飛天御剣流の継承者が受け継いできた名ですが、その名前が表舞台に出ることはありません。あまりにも強すぎて、歴史が思わぬ方向へと歪んでしまうことを避けるためと比古清十郎は明かしています。それほどの強さがあり、彼よりも数段弱かった人斬り抜刀斎ですら、明治政府樹立の立役者となったほどです。剣心は奥義を会得した後も、比古清十郎よりは弱いままでした。

雪代縁と比古清十郎はどっちが強いのかは、ファンの間では結論が出ています。確実に、比古清十郎が上です。比古清十郎は才能、実力、体格、経験など、あらゆる点において剣心をはるかに凌ぎます。雪代縁は確かに強いですが、作中でも最強の比古清十郎より弱いことは確実です。狂経脈でも剣心以上のスピードと体格には敵わないと言われています。

ここでは、雪代縁と志々雄の実写映画キャストを紹介していきましょう。るろうに剣心は、実写映画がメガヒットしていることでも知られています。特に、ボスキャラクターとして登場した雪代縁と志々雄の実写キャストには注目の声が集まっていました。ここからは、雪代縁と志々雄の実写映画キャストのプロフィールなどをまとめていきます。

新田真剣佑は1996年11月16日生まれの俳優です。アメリカ生まれのイケメン俳優として人気を博し、『ちはやふる』シリーズや『OVER DRIVE』、『十二人の死にたい子どもたち』で知名度を大きく上げました。ドラマ『僕たちがやりました』や『イチケイのカラス』などで存在感を見せ、いまでは国際的に活躍する俳優になっています。

藤原竜也（ふじわらたつや)は、1982年5月15日生まれの俳優です。埼玉県秩父市出身、ホリプロに所属しています。日本を代表する舞台俳優として知られ、『ハムレット』や『ロミオとジュリエット』などのシェイクスピア作品で若手俳優として絶大な人気を獲得します。その後、『バトル・ロワイアル』シリーズや『デスノート2部作』、『カイジ』シリーズなどの映画作品で主演を演じました。

ここからは、雪代縁にモデルはいるのかや、五条悟にそっくりという説を紹介していきましょう。雪代縁は、独特のキャラクター性が注目されているキャラクターです。狂気に満ちたキャラクターですが、イケメンであることで女性ファンも多い存在です。そのため、あるキャラクターとの類似点などもネット上では話題になっていました。

雪代縁にモデルがいるのかは気にされています。雪代縁にモデルはおらず、完全なるオリジナルキャラクターとされています。その一方で、雪代縁がモデルになったキャラクターが、同じ作者の作品『武装錬金』に早坂秋水という名で登場していました。

雪代縁と『呪術廻戦』の五条悟はそっくりと言われています。社会現象を巻き起こした『呪術廻戦』の人気キャラクター・五条悟の学生時代は、雪代縁と似ているとファンの間では囁かれています。『呪術廻戦』には志々雄真実にそっくりなメカ丸というキャラクターも出てきているので、五条悟の外見上のモデルの一部に雪代縁が採用されていてもおかしくはありません。

ここでは、雪代縁と志々雄に関する感想や評価などを見ていきましょう。雪代縁と志々雄は作中でも注目されている存在で、その強さが特に際立っているキャラクターです。どっちもボスキャラクターとなっているので、剣心を追い詰めた存在として絶賛されていました。そのため、雪代縁と志々雄に関する感想や評価は、ネット上でも数多く集まっています。

雪代縁と志々雄のどっちが強いのかは、多くのファンに注目されています。剣心にとっては、人斬り抜刀斎の過去が深く関わるキャラクターとしてファンにも好評を博していました。どっちが強いのかが議論になることも多く、ネット上でも強さを比較する声が数多く集まっています。

作中で最強の敵に挙げられることが多いのは、志々雄真実です。雪代縁はかなりの強さを持っていますが、志々雄真実の方が実力ははるかに上という声が多いことでも知られています。剣心は義理の弟を相手に、本気を出すことができなかったと考えられていました。そのため、ネット上では事実上勝利していた志々雄真実が最強と言われています。

実写映画での雪代縁と志々雄の強さも話題になっています。実写映画ではその強さがさらに際立っていて、原作よりもかなり強いキャラクターに改変されていました。特に志々雄真実は、剣心、左之助、斎藤、青紫を相手にして勝利するなど強すぎる敵として描かれています。ネット上でも、実写映画での雪代縁と志々雄が強すぎるという意見が数多く集まっていました。

この記事では、雪代縁と志々雄はどっちが強いのか、二人の基本情報、実写化キャスト、ネット上の感想などを紹介してきました。雪代縁と志々雄はどっちが強いのかは、本作のファンであれば一度は考えたことがあるテーマです。この記事で紹介した雪代縁と志々雄はどっちが強いのかにも注目して、るろうに剣心をお楽しみください。