【るろうに剣心】神谷薫はかわいい人気ヒロイン！剣心との関係や実写版キャストは？

るろうに剣心のヒロインは、強くてかわいい神谷薫です。本記事では、神谷薫のプロフィールをはじめ、剣心と結婚したかどうかや、作中での活躍を詳しく解説しています。また、実写映画で神谷薫を演じた、武井咲さんのプロフィールなども紹介します。神谷薫について詳しく知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。まずは、るろうに剣心の作品情報と、神谷薫のプロフィールから見ていきましょう。

るろうに剣心の正式名称は、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』です。作者は和月伸宏さんで、1994年から1999年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。2017年からは、るろうに剣心の続編となる「北海道編」がジャンプスクエアで連載されています。るろうに剣心はアニメや実写映画など、さまざまな形でメディアミックスが行われています。2023年7月からは、旧作をリメイクした新たなアニメの放送も始まりました。

新しい世を作るため、緋村剣心は「人斬り抜刀斎」として幕末に多くの命を奪ってきました。剣心はこれまでの自分の罪を贖うため、新時代では「不殺（ころさず）」の誓いを立てて弱者のために戦うことにします。それでも過去の遺恨から戦いを避けられない剣心でしたが、神谷薫や仲間に支えられながら不殺の誓いを守り通すのでした。

神谷薫について詳しく見ていく前に、まずは神谷薫のプロフィールから見ていきましょう。神谷薫はるろうに剣心のヒロインであるため、誕生日などの細かいプロフィールが設定されています。神谷薫は1861年（文久2年）の生まれで、旧公式本では誕生日は6月になっていました。しかし、2023年に新作アニメが放送されるとともに、誕生日が10月10日に変更されました。

ちなみに、緋村剣心のプロフィールだけは何の変更もありませんが、薫以外のキャラもプロフィールの誕生日が変わっています。薫の初登場時の年齢は17歳で、血液型はO型です。身長は155cm、体重は41kgです。薫は神谷活心流という活人剣の使い手で、神谷道場の師範代を務めています。漫画の最終回では師範となり、明神弥彦が師範代に昇格しています。

薫は長い黒髪を持った美少女で、巷では「剣術小町」と評判です。普段は髪の毛をポニーテールにして、大きなリボンをつけています。稽古や戦闘時にはリボンを外し、道着と袴を着用した勇ましい姿に変わります。薫は明るく正義感の強い性格ですが、短気で怒りっぽいという短所もあります。

るろうに剣心の神谷薫は、緋村剣心や明神弥彦を養い、相楽左之助の食事の用意までしてあげるしっかり者の女性です。しかし、料理が苦手で、薫が作った食事は多くの登場人物から不評を買っています。焼くだけで完成する焼き魚でさえ、まずいと言われていました。特に左之助は薫の料理に対して容赦がなく、寝ているときに無理やり味噌汁を飲まされたときは、毒を盛られたと勘違いしていました。

剣心は薫の料理に対して「食べるごとに味が増す」とフォローをいれていましたが、実は苦手なものが薫の料理であったことが後に発覚します。意外にも弥彦だけは文句を言わずに薫の料理を食べていますが、特に美味しいと思っているわけではないようです。

るろうに剣心の神谷薫のプロフィールに続き、剣心やその他のキャラとの関係について見ていきましょう。薫は剣心と一緒に暮らすようになってから、さまざまな人物と関わりを深めていきます。ここでは、特に薫と関りが深い4人のキャラをピックアップし、薫との関係性について解説します。

緋村剣心は、るろうに剣心の主人公です。ひょんなことから薫と出会った剣心は、それが縁となって神谷道場に居候させてもらうことになります。薫はかなり初期から剣心のことを意識しており、流浪人の剣心がまたどこかへ行ってしまわないかと不安に思っていました。その後、薫の剣心への気持ちはすぐに完全な恋心となり、剣心に近づく女性には異常なまでにヤキモチをやくようになります。

ただ、剣心のほうは薫に惹かれながらも、どこか一歩引いて接していました。剣心は過去に妻の巴を殺してしまったことがトラウマとなっており、薫と正面から向き合うことができなかったのです。志々雄真との対決で京都へ行くときは、剣心は薫に別れを告げています。薫は剣心に「さようなら」と言われたことでしばらくふさぎ込みますが、剣心に会いたいという一心で剣心を追いかけることを決めます。

このあたりから、薫の剣心に対する不安が薄れ、気丈に剣心を支える姿が目立つようになりました。剣心のほうも薫にしっかりと向き合うようになり、ずっと隠していた妻の巴の話をします。薫はショックを受けながらも、剣心の過去を受け入れてそばで戦い続けることを決めます。こうして薫と剣心は徐々に絆を深め、お互いになくてはならない存在となったのです。

るろうに剣心の漫画の最終回では、神谷薫と緋村剣心が結婚して夫婦になった姿を見ることができます。結婚した2人の間には子供も生まれており、薫は赤ちゃんを抱いた状態で登場しています。薫と剣心の子供は「剣路」という名前の男の子で、1880年生まれです。最終回は1882年の話であるため、初登場時は2歳だったことになります。

るろうに剣心の明治剣客浪漫譚では最終回でしか2人の結婚生活は描かれていませんが、薫と剣心の結婚後の生活は北海道編で見ることができます。北海道編の薫と剣心は、結婚したからといって何かが大きく変わった様子はありませんでした。しかし、結婚したことにより薫がどっしりと構えるようになり、精神的にさらに強くなった様子が伺えます。もし剣心に何かあっても、1人で剣路を育て上げるという覚悟を決めているようです。

るろうに剣心の明神弥彦と神谷薫が初めて出会ったのは、弥彦が緋村剣心の財布を奪おうとしたときでした。薫は弥彦がスリを行なったことにすぐ気づき、弥彦を捕まえます。しかし、剣心は気にすることもなく、薫が取り返した財布を弥彦に渡してあげました。施しを受けたことに怒りを覚えた弥彦は、財布を突き返して去っていきます。その後、ヤクザにリンチを受けていたところを剣心に助けられ、そのまま神谷道場に住むことになります。

弥彦は剣心の飛天御剣流に憧れており、剣心から剣術を教わりたいと思ってい。しかし、剣心は薫に弥彦を預け、薫が弥彦の師匠となります。弥彦は始め薫に剣を習うことを不服に思っていましたが、薫の剣の腕前を見て考えを改めます。弥彦は神谷道場の門下生となり、真面目に稽古を受けるようになりました。ただ、薫に負けず劣らず気が強い性格であるため、薫とは頻繁に喧嘩をしています。

るろうに剣心の相楽左之助は、「喧嘩屋・斬左」の異名を持つ青年です。喧嘩屋として生活していた左之助は、あるとき「抜刀斎を倒してほしい」という依頼を受けます。左之助は斬馬刀という得意の武器で戦いますが、剣心には通用しませんでした。剣心からの連撃でさすがに倒れた左之助でしたが、赤報隊の相良隊長が斬首された過去を思い出し、その恨みを原動力にして立ち上がります。

しかし、剣心は斬馬刀を折った上で拳で左之助を殴り、喧嘩の相手を間違えていると一喝したのでした。それから左之助は剣心たちの仲間となり、たびたび神谷道場に顔を出すようになりました。左之助は薫のことを「嬢ちゃん」と呼び、遠慮なく接しています。普段は軽口ばかり叩いている左之助ですが、薫が感情的になったときは冷静に諭すなど、兄のような一面を見せることもあります。

るろうに剣心の高荷恵は、アヘン製造に携わっていたミステリアスな美女です。恵は悪徳商人の武田観柳に追われているところを緋村剣心たちに助けられ、神谷道場で匿われることになります。恵は観柳との一件で剣心に好意を抱くようになり、剣心のことを「剣さん」と呼んでアプローチを始めます。

当然薫は恵の態度を面白く思わず、2人は剣心を巡ってよく口喧嘩をするようになります。恵は薫をからかって遊んでいる節があり、わざと薫を怒らせるような言動を取ることもありました。しかし、最終的には剣心の気持ちが薫にあることを認め、自ら身を引いています。

るろうに剣心の実写映画は、全部で5作品上映されました。実写映画で神谷薫役を担当したのは、モデルや女優として活躍している武井咲さんです。薫のかわいさや凛とした様子を、武井咲さんが見事に再現してくれました。ここでは、薫役の武井咲さんのプロフィールと、過去の主な出演作品を紹介します。

まずは、武井咲さんのプロフィールについて見ていきましょう。武井咲さんの生年月日は1993年12月25日で、血液型はA型です。出身地は愛知県名古屋市港区、所属事務所はオスカープロモーションです。2006年に第11回全日本国民的美少女コンテストで、マルチメディア賞を受賞しました。

その後、雑誌「Seventeen」でモデルとしてデビューし、同誌の専属モデルとなります。女優デビューした作品は、2008年に上映された映画『櫻の園』です。女優デビューの翌年に上京し、日出高等学校に入学します。武井咲さんは2017年にEXILEのTAKAHIROさんと結婚し、現在では2児の母となっています。

武井咲さんのプロフィールに続き、これまでに出演した主な作品を紹介します。武井咲さんはテレビドラマの『東京全力少女』（佐伯麗 ）や『戦力外捜査官』（海月千波）、『すべてがFになる』（西之園萌絵）などに出演しています。

他にも『エイジハラスメント』（吉井英美里）、『貴族探偵』（高徳愛香）、『黒革の手帖』（原口元子）など、数々の人気ドラマに出演しています。るろうに剣心の実写映画以外の出演映画は、『今日、恋をはじめます』（日比野つばき）、『クローバー』（鈴木沙耶）、『テラフォーマーズ』（秋田奈々緒）などです。

るろうに剣心の神谷薫のプロフィールや他のキャラとの関係をチェックしたところで、次に薫の作中での活躍を見ていきましょう。ここでは、るろうに剣心の薫の活躍を、原作の東京編から人誅編まで分けて解説しています。薫のこれまでの活躍を振り返って、プロフィールだけではわからない薫の人物像を確認しましょう。

神谷薫が暮らす町では、あるとき辻斬りが現れて世間を騒がせていました。辻斬りは薫の道場の流派である「神谷活心流」を名乗り、夜な夜な人を斬っていました。薫が師範代を務める神谷道場は、この辻斬りのせいで門下生が皆辞めてしまったのです。神谷活心流の名誉を回復させるため、薫は1人で辻斬りに立ち向かおうとしていました。ある晩、薫は刀を帯びて歩く1人の男を発見します。

その男が辻斬りだと思った薫は、問答無用で攻撃を仕掛けます。しかし、男の剣が逆刃刀だと知った薫は、男が辻斬りではないと判断して本物を捕らえるために去っていきます。この男こそが、後に薫と結婚することになる緋村剣心でした。剣心は薫の事情を知り、辻斬りとその仲間を一網打尽にします。この一件から剣心は神谷道場の居候となり、薫と生活を共にすることになりました。

その後、薫は明神弥彦や相楽左之助という仲間たちと出会い、神谷道場は一気に賑やかになります。左之助を仲間に加えた後、剣心は鵜堂刃衛と戦うことになりました。刃衛は剣心を本来の人斬りの姿に戻すため、薫をさらって「心の一方」という術をかけました。この術により、薫は呼吸困難に陥ってしまいます。怒りから剣心は完全に人斬り抜刀斎に戻ってしまい、刃衛を殺そうとします。

しかし、薫の声を聞いたことで、流浪人としての剣心に戻りました。刃衛との対決後、薫と剣心は武田観柳から逃げていた高荷恵と出会います。剣心は恵を救うために観柳邸に向かい、戦いに勝ちました。剣心は自首しようとする恵を止め、医者になることを勧めました。玄斎先生の助手となった恵は、薫の恋敵でありながらも心強い味方として、今後も剣心たちの戦いをサポートしていくことになります。

その後薫は、道場破りをしている石動雷十太と、その弟子である塚山由太郎と出会います。竹刀の握り方すら知らなかった由太郎に、薫は剣術を習うことを勧めます。由太郎は神谷道場で稽古するようになりますが、師匠であるはずの雷十太に腕の神経を切られてしまいました。治療のためにドイツに渡ることになった由太郎に、薫は「門下生の席はあけておく」と言います。

そして、由太郎と別れた後、薫は神谷道場の門下生の場所に「塚本由太郎（予定）」と書いた札を掲げるのでした。由太郎との出会いの後は、薫は赤べこで働く三条燕と出会います。薫は燕と弥彦がいい関係であることを察して、2人の恋を応援するようになります。こうして薫は、剣心を始めとした数多くの心強い仲間を得たのでした。

るろうに剣心の京都大火編は、緋村剣心と志々雄真との戦いを描いたエピソードです。志々雄真は剣心のあとを継いだ2代目の人斬りで、京都に潜伏しながら明治政府の転覆を企てていました。その情報を手に入れた明治政府は、剣心に志々雄真の討伐を依頼します。神谷薫はこの話に断固として反対し、大久保利通にも怯まず啖呵を切っていました。しかし、大久保が暗殺されたことで、剣心は京都へ行く決意をします。

剣心は最後まで引き止める薫を抱きしめ、「さようなら」と別れを告げて旅立ちます。その後、薫はふさぎ込んでしまい、毎日を泣いて過ごしていました。誰に何を言われても立ち直れなかった薫に活を入れたのは、恋敵でもある高荷恵でした。これまで自分のことしか見えていなかった薫でしたが、恵も自分と同じくらい辛い思いをしていることを知ります。

そして、明神弥彦から「剣心に会いたくないのか」と言われ、ようやく自分の心に素直になることができました。立ち直った薫は弥彦とともに京都へ行き、妙の双子の妹が働く白べこで世話になりながら剣心を探します。薫は白べこに客としてやってきた巻町操から剣心の居場所を聞き、一緒に剣心のもとへと向かいました。剣心はその頃師匠である比古清十郎から、飛天御剣流の最強奥義である天翔龍閃を伝授してもらっているところでした。

比古から何をしに来たのかと問われた薫は、ためらうことなく「剣心に会いに」と答えました。薫は勝手に京都に来た自分を剣心が快く思っていないことを心配し、剣心に怒っていないかと恐る恐る尋ねました。剣心は「半分怒っている」と答えますが、続けて「半分はほっとした」と言って笑顔を見せました。こうして無事に再会できた剣心と薫は比古のもとを離れ、操が働いている葵屋へと向かいました。

その頃、志々雄はかねてからの計画を実行すべく、京都大火を実行します。しかし、この作戦は京都を焼き払うことが目的ではなく、志々雄が極秘に鉄甲艦・煉獄で出港するためのカモフラージュでした。剣心は相良左之助や斎藤一と煉獄に向かいますが、志々雄は剣心が留守の間を狙って葵屋に配下を送っていました。葵屋に残った面々は志々雄の配下と戦うことになり、薫は本条鎌足の相手をすることになります。

薫は操とタッグを組み、鎌足の武器である大鎌を折ることに成功しました。しかし、それと同時に、薫の木刀も折れてしまいます。薫は鎌足に「退いてくれないか」と交渉しますが、鎌足は退くことなく真剣な顔つきで薫と対峙しました。そして、大鎌が折れたときでも使える、弁天独楽（べんてんまわし）」という技で薫に攻撃を仕掛けます。

薫も神谷活心流の必殺技で対抗し、遂に鎌足を撃破したのでした。葵屋は駆けつけた比古によって窮地を救われ、志々雄も激闘の末剣心が討ち果たしました。こうして明治の世に再び平和が訪れ、薫は剣心とともに東京へ帰ったのでした。

るろうに剣心の人誅編は、緋村剣心と雪代縁による因縁の戦いを描いた話です。東京で平穏な日々を過ごしていた薫たちでしたが、事件はいきなり起きました。ある日、薫たちの行きつけの店である赤べこが、縁の仲間である鯨波兵庫によって砲撃されたのです。その後も、剣心に関わりのある人々が襲われ、剣心は自分の過去の過ちについて悩みます。そこへ縁が現れ、剣心に姉を殺された恨みをぶつけます。

神谷道場で復讐戦を行うと言われた剣心は、薫たちに自分の過去について話す決意を固めます。そして、剣心は過去に巴という妻がいて、その妻を自らの手で殺したことを告白しました。巴は剣心と正式に結婚したわけではありませんでしたが、一時期は夫婦として暮らしていた女性です。剣心は敵対勢力との戦いの中で、誤って巴を殺してしまったのです。こうした剣心の過去を知った薫は、激しくショックを受けます。

しかし、京都大火編のときのように落ち込むことはなく、剣心の過去を受け入れながら強く前に進みました。剣心と仲間たちは神谷道場の襲撃に備え、各々特訓に励みます。そして、決戦前夜、薫は剣心と2人きりで話す機会を得ました。そこで薫は「剣心とずっと一緒にいたい」と、素直な本音を口にするのでした。次の日、縁は同志とともに気球に乗って現れ、戦いが始まりました。

激しい戦いの末、縁以外の同志は剣心たちに倒されます。残るは縁1人となったとき、周囲は煙幕に包まれ何も見えなくなりました。煙幕が晴れたときに一同が見たものは、無惨に殺された薫の姿でした。薫が死んだことにより剣心の精神は壊れ、剣心は剣を封印して落人群でただ無為に時間を過ごしていました。しかし、薫の死に疑問を持った四乃森蒼紫により、薫の死体が精巧な人形であったことが明かされます。

死んだかと思われた薫は、縁にさらわれて第2のアジトに軟禁されていたのです。薫はしばらく縁と過ごすうちに、縁が自分を殺せないことに気づきます。縁は姉の巴の死がトラウマとなり、若い女性を殺せなくなっていたのです。薫は何とか縁のアジトから脱出しようと、縁に食事などを用意するようになりました。

剣心は三条燕の助けを求める声で目を覚まし、相楽左之助や明神弥彦とともに薫の奪還に向かいます。剣心と縁が死闘を繰り広げる中、縁の仲間の1人が薫を拳銃で撃とうとします。縁は思わず薫をかばい、剣心は薫を守ってくれた縁にお礼を言います。泣き崩れる縁に、薫は生前の巴がつけていた日記を手渡すのでした。

るろうに剣心の北海道編では、結婚した神谷薫と緋村剣心の活躍を見ることができます。剣心と結婚した薫は息子の剣路を授かり、親子で幸せに暮らしていました。薫はあるとき函館で撮影されたという写真を手に入れ、そこに父親である越路郎の姿を見つけて驚きます。薫と結婚した剣心は婿として挨拶したいと考え、家族で函館に向かうことを決めます。

しかし、北海道では劍客兵器という武装集団が暗躍しており、剣心は政府から劍客兵器壊滅の協力を要請されます。薫は以前よりも衰えている剣心に不安を抱きつつも、剣心を送り出します。薫は剣心と結婚する上で、剣心が戦いの中で命を落とすかもしれないことを覚悟していたのです。剣心はかつての仲間や十本刀の生き残りたちの協力を得ながら、再び戦いに身を投じることになります。

るろうに剣心の神谷薫は、一般の人たちからすれば強い部類に入ります。操と2人がかりとはいえ、志々雄真配下の十本刀の1人を倒したことでも、かなりの剣の腕前であることがわかるでしょう。ただ、緋村剣心を始めとした周りのキャラが強すぎるため、薫の強さはあまり目立たなくなっています。

薫の強さに関しては、作者の和月伸宏さんが「竹刀剣術では全国レベル」と語っています。また、るろうに剣心のアニメの薫は、剣術に加え合気道や柔術などもたしなんでいました。

るろうに剣心の神谷薫の必殺技ひとつ目は、「柄の下段・膝挫」です。この技は、薫が本条鎌足との戦いで見せた技です。短くなった木刀の柄を両手で相手の膝へ叩き込み、そのまま両手で強くおさえて相手の関節を折るという荒業です。木刀を折られた薫はこの必殺技により、鎌足を戦闘不能に陥らせました。

るろうに剣心の神谷薫の必殺技ふたつ目は、「刃止め・刃渡り」です。薫が作中でこの技を使ったのは、戦いの最中ではありません。弥彦に「奥義を教えてくれ」と言われ、弥彦相手にこの技を使ってみせたのです。「刃止め・刃渡り」は、木刀を持ちながら相手の刀身を手の甲で受け止めるという難易度の高い技です。攻撃を手の甲で受け止めたら、そのまま刀身を滑らせるようにして敵の懐に入り込みます。

そして、木刀の柄尻で相手のみぞおちを打ち、相手にダメージを負わせます。「刃止め・刃渡り」は難易度が高いだけでなく、真剣を手の甲で受け止めるという危険な技でもあります。そのため、薫はこの技を「実践では困難」と言っていました。しかし、弥彦は物語終盤の実戦で「刃止め・刃渡り」を使い、見事に強敵を倒しました。

こちらの名セリフは、るろうに剣心の1話で神谷薫が言った名言です。るろうに剣心の1話では、薫のそばに比留間喜兵衛という男がついていました。この男の素性を気にする剣心に対し、薫はこのセリフを口にするのです。この言葉通り、薫は剣心の過去も詮索しませんでした。このセリフには、辛い過去を持つ剣心も救われたことでしょう。

るろうに剣心の京都大火編では、薫は京都へ向かう剣心にお別れを言われてしまいます。すっかり落ち込んでしまった薫に対し、恋敵の恵は辛辣な言葉を次々とかけました。そのとき薫が恵に向かって言ったのが、こちらの名言です。

薫は剣心に「さようなら」と言われたことが大きな傷となっていましたが、逆に恵はお別れも言われなかったことを辛く感じていました。剣心が直接お別れをしたのは自分だけだと改めて気付かされた薫は、弥彦とともに剣心を追いかけることを決意しました。

まるでプロポーズのようなこちらのセリフは、人誅編で薫が剣心に言った名言です。このセリフの後、薫はあわてて「今のなし！」と訂正しますが、剣心には薫の真っ直ぐな気持ちが伝わりました。剣心も薫との生活が自分にとって心穏やかなものであることを伝え、2人はお互いの気持ちを確かめ合うのでした。

るろうに剣心の神谷薫には、「かわいい」という感想が多く寄せられていました。特に新作アニメの薫はかわいいと評判で、原作や旧作アニメよりも好きだというコメントもありました。新作アニメの薫の声がかわいいという感想も多く、新しい薫の声はかなり高評価を得ていました、

るろうに剣心の神谷薫に関しては、「ポニーテールと大きなリボンが好き」という感想も多く見られました。「ポニーテール」と聞けば、るろうに剣心の薫を思い浮かべるという人もいました。実写版の薫はそれほど高い位置で髪の毛を結んでいなかったため、ポニーテールの再現度が低いことを嘆く声も上がっています。

るろうに剣心はアニメの新作が制作されるにあたり、神谷薫などのプロフィールの一部が変更されました。このプロフィール変更には納得できない人もいるようで、「変更理由を説明してほいい」というコメントがありました。また、薫の誕生日を変更してほしくなかったという声も見られました。

緋村剣心と結婚した神谷薫には、「うらやましい」という声が上がっていました。ただ、剣心と薫の結婚には賛否両論あり、「結婚してほしくなかった」という感想を抱くファンも一定数いるようです。また、アニメでは剣心と薫の結婚までは描かれなかったため、剣心と薫が結婚した事実に驚いている人も大勢いました。

るろうに剣心の神谷薫に関しては、「実写版の武井咲さんが好き」という声が多く上がっていました。るろうに剣心の実写版で武井咲さんが薫を演じると聞き、実写映画を観ようと決めた人もいるようです。ただ、中には「イメージじゃない」という感想もあり、人によって実写映画の薫の感じ方は大きく異なっていました。

るろうに剣心の神谷薫のプロフィールや活躍、実写映画のキャストなどをまとめました。るろうに剣心の薫はかわいいだけでなく、剣心を支え続けた気丈なヒロインです。最終回では剣心と結婚し、息子も生まれました。薫の結婚後の活躍は連載中の北海道編でも見られるため、新たな活躍をぜひ自分の目で確かめてみてください。