【るろうに剣心】新撰組のメンバー一覧！実写版映画のキャストやアニメの声優は？

「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」は、1994年から1999年まで週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画です。作者は和月伸宏、新書版全28巻、完全版全22巻、文庫版14巻が発売されています。「るろうに剣心」は2012年に実写映画第1作が公開され、その際、2012年～2013年にかけてキネマ版（全2巻）、2014年には「るろうに剣心 裏幕-炎に統べる-」（全1巻）が、ジャンプスクエアに掲載されました。

2017年から「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」がジャンプスクエアにて連載中で、コミックは第8巻まで発売されています。1996年から1998年まで放送されたテレビアニメ版は、声優キャストを一新した2023年版として、7月7日から放送中です。また、「追憶編」「星霜編」「新京都編」というOVA3作品が発売中です。1997年には劇場版アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌」が公開されました。

「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」は、明治維新後に伝説の刺客が「不殺」を誓って人々を救っていく物語です。フィクションの中に、実在した赤報隊、新選組、さらに大久保利通暗殺事件などの史実が織り交ぜられています。また「るろうに剣心」の本編は東京編、京都編、人誅編という構成になっています。人誅編の中で主人公の緋村剣心が過去のエピソードを語るシーンは、追憶編としてOVA化されています。

さらに、実写映画は佐藤健主演で第1作から第5作まで制作されています。2012年に第1作目「るろうに剣心」が公開され、2014年に第2作目「京都大火編」と第3作目「伝説の最期編」が公開されています。2020年に第4作目「最終章 The Final」と第5作目「最終章 The Beginning」が公開されました。

るろうに剣心の主人公、緋村剣心は幕末の動乱期に「人斬り抜刀斎」と呼ばれる凄腕の刺客でした。伝説の刺客として恐れられた剣心は、明治維新後に人斬り抜刀斎の名を捨て、殺さずを意味する「不殺」の誓いを立てます。物語は、ヒロイン神谷薫と剣心が出会った東京編から始まります。そして、明治政府転覆を謀る一派との戦いが描かれる京都編、剣心に恨みを持つ雪代縁（剣心の妻の弟）と剣心との私闘を描いた人誅編という構成です。

実在した新撰組（新選組）は江戸時代末期に、京都の治安維持のために集められた浪士による組織です。当時、京都守護職だった会津藩主松平容保の下、新選組の局長近藤勇、副長土方歳三をはじめとする隊士たちが、尊王攘夷派、討幕派の志士たちの取り締まりを担っていました。しかし、大政奉還後に勃発した戊辰戦争で幕府軍が敗北し、新撰組も消滅することになりました。

「るろうに剣心」の新撰組は、本編では故人となっている人物が多く、斎藤一や永倉新八など、明治維新後も生き残った一部の隊士を除いて回想シーンのみに登場します。主人公の緋村剣心は討幕派だったため、新撰組は剣心と敵対関係です。ただし、両者の間には、剣を交えながらも幕末の激しい争乱を、共に過ごしている絆のようなものがあったということです。

新撰組メンバー一覧①人目、斎藤一（さいとうはじめ）は新撰組三番隊組長で、明治維新後は藤田五郎と名乗っています。警官（警部補）として働きながら、密偵としての活動も行っています。プロフィールは、東京府出身、身長183㎝、体重71㎏、好きな食べ物は蕎麦です。「できた女」と評価する時尾（ときお）という妻がいます。斎藤一は実在の人物です。

新撰組時代からの信条である、悪人を即座に斬る「悪・即・斬」を、警官となってからも貫いています。幕末からの宿命のライバルである緋村剣心を、自分と同じ信条を持つ者だと評価していました。しかし、維新後、剣心が「不殺」の誓いを立てながらも、「人斬り抜刀斎」だった過去との間で葛藤する様子を不満に思い、非難します。

斎藤は新撰組の中でもトップレベルの剣術使いで、幕末の争乱から戊辰戦争、そして、西南戦争をその腕で生き抜いてきました。命懸けの戦いをくぐり抜けた斎藤の風貌は、強い眼光と冷ややかな表情、態度で「瘦せた狼のよう」と言われています。剣士としての斎藤の戦闘能力をみていくと、必殺技は「牙突（がとつ）」という突進術です。斎藤はこの必殺技と、数々の激戦で得た洞察力で戦います。

優れた洞察力を持つ斎藤は、相手の力量を見極めた上で、弱点を徹底的に攻め立てます。斎藤の性格は一匹狼、素っ気ない、無愛想などが挙げられます。口癖は「阿呆が」で、敵味方関係なく暴言を吐くことがありますが、力を尽くして戦った者を讃えることもあります。東京編では、不殺を誓う剣心の力を見極めるために戦いますが、剣心は過去の人斬り抜刀斎が目覚める寸前で、正気を取り戻します。

京都編、人誅編では共に戦いながらも剣心が過去に戻らないと確信します。本編から5年後を描いた北海道編での斎藤は、函館で逆賊の劍客兵器と戦って負傷し、その後、新撰組の元同僚だった永倉新八と、劍客兵器討伐のための部隊を結成しました。再会した剣心には、狼のような殺気が消えつつあると見抜かれます。実写映画のキャストは江口洋介、2023年版アニメの声優キャストは日野聡です。

新撰組メンバー一覧②人目、永倉新八（ながくらしんぱち）は新撰組二番隊組長で、明治維新後は杉村義衛（すぎむらよしえ）に改名し、樺戸集治監で剣の師範になります。剣術は斎藤一や沖田総司と同等の剣豪で、剣心も高く評価しています。新撰組の隊士だったころはがむしゃらな性格でした。そのため、相楽左乃助から「がむしゃらな新八」という意味で「ガムシン」と名付けられ、他の隊士たちもそう呼ぶようになります。

斎藤と同じように、激動の幕末で多くの新撰組隊士が死亡した中で生き抜いた永倉は、自分自身のことを自嘲的に「死に損なった」と言います。また、狼と呼ばれる斎藤とは違って自分はただの狗（犬）だと言っています。永倉新八の得意技は「受ける」「崩す」「叩き斬る」の三つの動きを連続で行うというものです。

性格は斎藤や剣心がうんざりするような馴れ馴れしさがあり、剣心の逆刃刀を見たいとせがんで嫌がられたことがあります。また、自身の回顧録を作成するにあたり、池田屋事件に参加していなかった剣心を、その現場にいたことにしようとして剣心に拒まれ、謝罪したというエピソードがあります。北海道編では、逆賊の劍客兵器による樺戸襲撃の前夜に函館に行き、斎藤や剣心らと共闘します。

劍客兵器の凍座を尋問したとき、彼らの目的が明治政府の富国強兵政策とほぼ一致することから、軍の一機関になることを提案するなど、人として器の大きいところを見せます。剣心や斎藤とは幕末の激動を生き抜いた同志のような絆を感じており、共に酒を飲みながら昔を懐かしむ関係でもあります。

新撰組メンバー一覧③人目、近藤勇（こんどういさみ）は新撰組局長です。本編「るろうに剣心」7巻で描かれた剣心の回想シーンや、18巻から21巻（完全版15巻から16巻）で描かれた「追憶編」に登場します。また、土方歳三と共にOVA追憶編にも登場しています。池田屋事件を終えて凱旋する姿が主な登場シーンです。

作者の和月伸宏がキャラクターデザイン担当で参加したゲーム「新選組群狼伝」（PlayStation 2）にも登場します。実写映画のキャストは藤本隆宏、OVA追憶編の声優キャストは高橋広司です。

新撰組メンバー一覧④人目、土方歳三（ひじかたとしぞう）は新撰組副長です。剣心と何度か対戦したことがあり、剣心はそのときの印象を、剣の技術はそれほどでもないが非常に戦巧者で、最も相手にしたくないタイプの剣士だったと言っています。史実でも新撰組副長として幕末に活躍した土方歳三は、剣の技術よりも戦いの機微を捉える才能に恵まれており、最強の剣士だったと言われています。

史実での土方歳三は大政奉還後に勃発した戊辰戦争で戦い、最後は五稜郭で戦死しています。「るろうに剣心」北海道編に登場する土方歳三は故人となっており、洋装姿の写真で登場しています。作中で描かれた写真は現存しており、田中研造が1868年に撮影したものです。実写映画のキャストは和田聡宏、OVA追憶編の声優キャストは小山力也です。

新撰組メンバー一覧、沖田総司（おきたそうじ）は新撰組一番隊組長です。天才剣士として名を馳せた、新撰組で最高の腕を持つ剣士です。剣心との対戦も何度かあり、いずれも壮絶な戦いとなりました。史実でも沖田総司の剣の腕について永倉新八が、手合わせした隊士たちは子ども扱いされ、本気なら近藤勇も負けるだろうと語ったそうです。

剣心が過去を回想する際、沖田とはいつも死闘だったと言っています。ただし、沖田は肺結核を患っていました。本編で人斬り抜刀斎としての剣心と戦った際、病気を斎藤に見抜かれてしまい、自ら引き下がっています。病に苦しむ沖田の姿は本編では描かれませんでしたが、「PS2炎上!京都輪廻」の斎藤編では描かれています。また、OVA「追憶編」では沖田と剣心の対戦シーンや池田屋事件での沖田の戦う姿が描かれています。

沖田総司は本編の「るろうに剣心」での登場シーンは少ないですが、キャラクター人気投票では7位になっています。新撰組最強の剣士として活躍した沖田総司は、史実では肺の病気のために鳥羽・伏見の戦いで活躍することなく、1868年7月19日（慶応4年5月30日）に死亡しました。実写映画のキャストは村上虹郎、2023年版アニメの声優キャストは保志総一朗です。

新撰組メンバー一覧、原田左之助（はらださのすけ）は「るろうに剣心」に登場するオリジナルキャラクター、相楽左之助（さがらさのすけ）のモデルです。原田左之助は史実では、新撰組の前身である壬生浪士組を、近藤勇らと共に結成した人物です。新撰組では十番隊組長を務めていました。一時は坂本竜馬が殺害された近江屋事件の犯人として疑われたことがありますが、実際は関係なかったということです。

史実では、1868年に起きた上野戦争で負った傷が元で死亡しています。また、原田左之助の伝説として、実は大陸に渡って馬賊の頭になったという話が残されています。「るろうに剣心」のオリジナルキャラクターの相楽左之助のモデルとされている原田左之助は、北海道編で原田本人として登場しています。

「るろうに剣心」の相楽左之助は元赤報隊隊士で、維新後は喧嘩の代行をする裏の仕事をしており、「喧嘩屋斬左（けんかやざんざ）」と呼ばれていました。しかし、剣心との出会いで心情が変化した相楽は、喧嘩屋を閉め、剣心の仲間になります。相楽左之助の実写映画のキャストは青木崇高、2023年版アニメの声優キャストは八代拓です。

新撰組メンバー一覧、武田観柳（たけだかんりゅう）は、モデルが新撰組五番隊組長の武田観柳斎で、新撰組の集合図が登場する7巻に、観柳斎に容姿を似せて描かれています。「るろうに剣心」に登場する武田観柳は、悪徳実業家として描かれており、新型アヘン「蜘蛛の巣」の密売など裏社会に通じています。剣心らが武田の屋敷に乗り込んだとき、愛用のガトリング砲で迎え撃ちますが、結局、剣心に倒され、逮捕されました。

実写映画では武田の傲慢さや残虐性が増しているということです。北海道編では武田の過去が描かれ、貧しさから必死に金を稼いでのし上がったことなどが語られています。キネマ版では、実写映画で武田を演じた香川照之の容姿や演技に似せて描かれました。実写映画キャストは香川照之、1996年版、2012年版アニメの声優キャストは飛田展男です。

新撰組その他のメンバー一覧①人目、井上源三郎（いのうえげんざぶろう）は、本編「るろうに剣心」で個別に詳しく描かれていません。史実では、井上源三郎は六番隊組長で、1867年（慶応3年）に新撰組が参加した戊辰戦争の鳥羽・伏見の戦いで戦死しています。

新撰組その他のメンバー一覧②人目、山崎烝（やまざきすすむ）も、井上源三郎と同様に、本編「るろうに剣心」では個別に詳しく描かれていません。史実では、山崎烝は「諸士調役兼観察」という任務で、主に隊士の行動調査や討幕派の探索、情報収集などで優れた能力を発揮していたそうです。鳥羽・伏見の戦いで負った傷が元で、江戸へ向かう船の中で死亡したということです。

新撰組その他のメンバー一覧③人目、島田魁（しまだかい）も、本編「るろうに剣心」ではあまり描かれていません。史実では二番隊伍長を務め、山崎烝と同じ諸士調役兼観察として働いたこともあります。函館戦争では土方歳三の護衛隊「守衛新撰組」の隊長でした。戊辰戦争を生き抜いた島田魁は、1886年（明治19年）に西本願寺の夜間警備員として勤めることになり、1900年（明治33年）に死亡しました。

新撰組その他のメンバー一覧④人目、加納惣三郎（かのうそうざぶろう）は「明治英雄情史」「維新史蹟図説」によると、近藤勇の秘書だったそうです。しかし、芸妓におぼれ、金が無くなると辻斬り強盗をするようになり、土方歳三に殺されました。小説「新選組血風録」（司馬遼太郎）では主人公です。他にも宝塚歌劇団や新橋演舞場、松竹座などで上演された舞台版に登場します。画像は加納惣三郎の実写キャストの松岡充（右側）です。

新撰組その他のメンバー一覧⑤人目、池田小三郎（いけだこさぶろう）は、松竹座などで上演された舞台版に登場します。史実での池田小三郎は撃剣師範で伍長だったそうです。鳥羽・伏見の戦いで戦死したという説や、甲州勝沼の戦いで戦死したという説があります。

ここからは、実写映画「るろうに剣心」に登場する、斎藤一の実写映画キャストを紹介します。斎藤一の実写映画キャストは、俳優の江口洋介です。ここでは、斎藤一の実写映画キャストを務めた江口洋介のプロフィールや経歴と主な出演作品を紹介していきます。

実写映画「るろうに剣心」の斎藤一の実写版キャスト、江口洋介は1967年12月31日生まれ、身長185㎝、血液型O型、東京都出身、パパドゥに所属する俳優、歌手です。歌手の森高千里は妻です。1986年にドラマ「早春物語」でデビューし、1987年には映画「湘南暴走族」の主人公、江口洋助を演じました。そして、1993年と1997年に放送されたドラマ「ひとつ屋根の下」で主人公の柏木達也を演じました。

「ひとつ屋根の下」は福山雅治、酒井法子などの人気俳優が登場し、フジテレビ歴代のドラマで最高の視聴率37.8%を記録した大ヒット作品です。また「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」など、当時「月9」と呼ばれた人気ドラマに出演するなど、人気俳優としての地位を確立しました。2000年代以降は、映画「闇の子供たち」などの社会派、医療系の映画やドラマへの出演が多くなり、幅広い演技で活躍中です。

斎藤一の実写版キャストの江口洋介は、ドラマでは「新選組!」坂本龍馬、「救命病棟24時シリーズ」進藤一生、「愛という名のもとに」神野時男、「白い巨塔」里見脩二、「逃亡者 RUNAWAY」永井徹生、「しんがり 山一證券 最後の聖戦」梶井達彦、「軍師官兵衛」織田信長。映画では「戦国自衛隊1549」鹿島勇祐、「GOEMON」石川五右衛門 、「天空の蜂」湯原一彰、「コンフィデンスマンJPシリーズ」赤星栄介。

ここまで、実写映画「るろうに剣心」で、新撰組の斎藤一を演じた江口洋介について紹介してきました。ここからは「るろうに剣心」のアニメ版に登場する新撰組のメンバーの中から、斎藤一、近藤勇、土方歳三、沖田総司を担当する声優を一覧で紹介していきます。

斎藤一の声優、日野聡は1978年8月4日生まれ、アメリカ・サンフランシスコ出身、血液型AB型、アクセルワンに所属する声優です。2010年からは、立花慎之介とユニット「ELEKITER ROUND 0」を結成し、音楽活動も行っています。声優としては、2001年に海外ドラマ「ワンだー・エディ」の主人公エディ役の吹き替えを担当、アニメ「一騎当千」（2003年～2010年）の周瑜役が初レギュラー作品となりました。

日野聡の主な出演作は、「灼眼のシャナ」坂井悠二、「ゼロの使い魔」平賀才人、「NARUTO -ナルト- 疾風伝」サイ、「銀魂」神威、「とある魔術の禁書目録」浜面仕上、「弱虫ペダル」新開隼人、「ログ・ホライズン」アイザック、「オーバーロード」モモンガ（アインズ・ウール・ゴウン）、「鬼滅の刃」煉󠄁獄杏寿郎、「呪術廻戦」加茂憲紀、「東京リベンジャーズ」清水将貴（キヨマサ）、「ハイキュー!!」澤村大地。

近藤勇の声優、高橋広司（現・高橋ひろし）は1963年4月6日生まれ、埼玉県出身、劇団文学座に所属する声優、俳優です。大学卒業後に俳優を目指して劇団文学座の演劇研究所に入り、初舞台を踏みます。1991年に正規の座員となり、文学座を中心に俳優として活動しながら、声優としてもアニメや海外映画、ドラマの吹き替えを行っています。

高橋広司の主な出演作は、アニメでは「おじゃる丸」冷徹斎星月、ツッキーなど、「信長の忍び」細川藤孝、「DD北斗の拳」シュウ、「金田一少年の事件簿R」三橋健三、「夏目友人帳 伍」天崎、「赤ずきんチャチャ」リーヤの兄、ミケネコ博士など、「デジモンフロンティア」カラテンモン、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」（1996年版）佐渡島方治、榊東馬。

土方歳三の声優、小山力也は1963年12月18日生まれ、京都府出身、血液型O型、劇団俳優座に所属する声優、俳優です。俳優を志し、桐朋学園大学短期大学の演劇専攻を経て、俳優座に入団しました。「仮面ライダーBLACK RX」で俳優デビューし、海外ドラマ「ER」の吹き替えで声優としてデビューしました。

小山力也の主な出演作は「名探偵コナン」毛利小五郎（2代目）、「キングダム」王騎、「NARUTO -ナルト-」ヤマト（テンゾウ）、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」クゼ・ヒデオ、「食戟のソーマ」幸平城一郞、「うしおととら」とら、「血界戦線」クラウス・V・ラインヘルツ、「へうげもの」織田信長、「文豪ストレイドッグス」福沢諭吉、「フューチャーカード バディファイト」魔王竜バッツ、「バキ」烈海王。

沖田総司の声優、日比野朱里は1959年7月5日生まれ、静岡県出身、フリーで活動する声優です。旧芸名は小粥よう子（おがいようこ）です。1983年に「キャプテン翼」の主人公大空翼役を担当し、30歳で引退します。その後、復帰しますが「キャプテン翼」や「るろうに剣心」の沖田総司役を中心に活動しています。

「キャプテン翼」大空翼、「HUNTER×HUNTER（第1作）」メンチ、フェイタン、「未来少年コナンII タイガアドベンチャー」タイガ、OVA「きまぐれオレンジ☆ロード 少年ジャンプ・スペシャルアニメ」檜山ひかる、ゲーム「スーパーロボット大戦IMPACT」女帝ジャネラ。

斎藤一の技、牙突（がとつ）は、左手に持った刀を後ろに引き、その刀を地面と平行に保ち、右手を真っ直ぐ前に突き出します。この態勢で勢いよく相手に突進します。相手が避けてもすぐさま横からの攻撃を行うことができます。牙突は土方歳三が考えた平刺突（ひらづき）を、斎藤が究極の必殺技に進化させたものです。斎藤の必殺技といえば牙突とされており、他にこれといった技はありません。

その理由について斎藤は「同じ相手と対戦することはほとんどないため、技を身切られる心配はないから」と言っています。さらに「身切られることを心配して多くの技を考えるより、一つの技を徹底的に磨き上げ、その場で確実に相手を倒すことが合理的」と言っています。牙突の威力について剣心は「最強の突き技」と言い、牙突を受けたことがある左之助は「九頭龍閃に匹敵する」と言っています。

凄まじい勢いで突進する技ということで、視野が狭くなることと、右側に回り込まれて間を開けて攻撃されると反撃できないという弱点があります。しかし、このような弱点も牙突を応用した技で補うことができます。次は、牙突を応用した技の種類を紹介し、それらの威力などを紹介していきます。

牙突・壱式（いっしき）は基本的な牙突です。飛天御剣流最速と言われる剣心の突進技「九頭龍閃（くずりゅうせん）」と同等の突進力と、鋼鉄の扉さえも一瞬で粉々にできる威力を備えています。左之助との対戦では、拳で行う無刀版で戦いました。

牙突・弐式（にしき）は「正真正銘の牙突」と呼ばれる技です。斜め上方から振り下ろす技で、壱式よりも深く長く、相手を突き通すことができます。アニメ版で志々雄真実と戦った際、高く跳び上がった状態から繰り出しています。

牙突・参式（さんしき）は「対空の牙突」と呼ばれる技で、上方にいる相手に対して、下方から勢いよく突き上げる技です。相手が上空にいる場合、この技で戦います。剣心と神谷道場で戦った際、使いました。また、アニメ版で志々雄真実と戦ったときも使っています。

牙突・零式（ゼロしき）は相手と密着した状態となり、間合いが無いときに上半身のバネだけを使って行う技です。その威力は、胴を真っ二つにできる凄まじいものです。魚沼宇水との戦いで繰り出し、上半身を吹き飛ばしましたが、志々雄真実との戦いでは、額の鉢徹に阻まれます。斎藤はこの零式を抜刀斎（剣心）と決着をつける時に使うつもりでしたが、この後はその機会がなく、使うことはありませんでした。

牙突・四式（ししき）は、瞬撃に特化させた技です。北海道編で使用されたこの技は、最初の動きを極力抑えた態勢から、高速で一撃を繰り出す技です。他の型と比較すると、一瞬で放つ一撃ということで威力は最小となります。

実写映画第5作「るろうに剣心 最終章 The Beginning」を鑑賞して、新撰組が登場したことにワクワクしたという感想です。そして、実写映画第1作から見直したいということです。実写映画第5作は、明治維新前の1864年の京都が舞台ということで、剣心が不殺の誓いを立てた理由や、倒幕派を阻もうとする新撰組との絡みなどが描かれています。

アニメ「るろうに剣心」の2023年版についての感想です。抜刀斎と新撰組のシーンが「激アツ」だったということと、作画が美しいという感想です。これから原作ファンを驚かせる、感激するアレンジを期待しているということです。

実写映画第5作「るろうに剣心 最終章 The Beginning」を鑑賞して、江口洋介が演じた新撰組の斎藤一が、とてもかっこよかったという感想です。

「るろうに剣心」に登場する新撰組の中で、明治維新後も生き残って活躍した斎藤一についての感想です。斎藤一の必殺技は牙突だけです。斎藤一は技をいくつも習得するよりも、一つの得意技を徹底的に磨き上げることのほうが合理的という考え方です。このような斎藤一の考え方は、現代の仕事でも通じるという感想です。

「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」に登場する新撰組の主なメンバーを一覧で紹介し、実写映画とアニメ版の声優キャストを紹介してきました。新撰組隊士たちの多くが戊辰戦争で死亡する中で、生き抜いた数少ない人物の一人が斎藤一でした。斎藤一はただ一つの必殺技「牙突」で、緋村剣心を相手に互角の戦いを繰り広げる剣士でした。また、実写映画版で斎藤一を演じたのは江口洋介でした。

新撰組に関する感想では、江口洋介がとてもかっこ良かったということと、実写映画第5作「るろうに剣心 最終章 The Beginning」に新撰組が登場していることにワクワクしたという感想もありました。ここまで「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」に登場する新撰組のメンバー一覧と、実写映画のキャストとアニメ版の声優キャストの紹介でした。