【ヒロアカ】スピナーが覚醒して巨大化?AFOから貰った個性と強さは

ヒロアカは週刊少年ジャンプで、人気連載中の『僕のヒーローアカデミア』という作品です。ヒーロー社会の中で、ヒーローの在り方に異議を唱えるヴィランたちと、ヒーローを目指す学生たちの戦いが描かれています。今回はヒロアカに登場する伊口秀一ことヴィラン名スピナーについて紹介します。ヒロアカの最終決戦編では、覚醒とみられるスピナーが登場します。スピナーの持つヤモリの個性やAFOから与えられた個性の強さや覚醒能力なども合わせて見ていきます。

【ヒロアカ】スピナーが覚醒して巨大化?AFOから貰った個性と強さはのイメージ

目次

  1. ヒロアカのスピナーとは?
  2. ヒロアカのスピナーが覚醒して巨大化?強さを考察
  3. ヒロアカのスピナーの名言
  4. ヒロアカのスピナーの声優
  5. ヒロアカのスピナーに関する感想や評価
  6. ヒロアカのスピナーの覚醒まとめ

ヒロアカのスピナーとは?

ヒロアカの作品情報

ヒロアカは、週刊少年ジャンプで長期連載中の人気作品で、映画やアニメ化もされています。アメコミ調な描写もあり、コミカルなシーンからシリアスな展開まで振り幅が広く、読者を引きつけています。まずは、ヒロアカの基本的な情報を紹介します。

ヒロアカの概要

ヒロアカは、堀越耕平が手がけており2014年の32号から連載が開始しました。コミックスは、2023年6月時点で36巻まで発売されており、海外でも人気のある作品となっています。各種動画配信サイトなどでもチェックできます。アニメは、第7期の制作も決定し今後の展開もまだまだ目が離せない作品です。

ヒロアカのあらすじ

ヒロアカの舞台となっている世界は、世界人口の約8割がなんらかの「個性」を持ち、特殊能力が使える超人社会となっています。個性を手にした人々の中には、その個性を使って悪事を働く、通称「ヴィラン」と呼ばれる存在があります。警察とは異なり、ヒーローがヴィランを捕らえる事で、秩序を保っています。

主人公・緑屋出久(通称:デク)は、この超人社会の中『無個性』で産まれた人間でした。しかし、伝説のヒーロー『オールマイト』に憧れ、無個性ながらに夢を諦めないデクが、オールマイトとの出会いをきっかけにヒーロー排出の名門校である『雄英高校』に入学し、本物のヒーローを目指すストーリーとなっています。

スピナー(伊口秀一)のプロフィール

  • ヴィラン名:スピナー
  • 本名:伊口秀一(いぐち しゅういち)
  • 個性:ヤモリ
  • 誕生日:8月8日
  • 身長:174cm
  • 趣味:ゲーム

そんなヒーローが秩序を守る社会の中で、今回紹介する伊口秀一ことスピナーは『ヴィラン』としてヒロアカの中で登場します。ヴィラン連合と呼ばれる、ヒーロー社会に異議を唱えるグループに所属しており、雄英高校の林間合宿襲撃編から登場します。

スピナーがヒロアカで初登場したのは74話です。そこからヴィラン連合が登場する際には、ヴィラン連合の中心メンバーとして度々登場します。スピナーが大きく活躍するシーンは少ないですが、影でヴィラン連合を支えており、ヴィラン連合と解放軍が対峙した際には、死柄木の負担を減らすためにと奮闘しました。

その後ヴィラン連合と解放軍は、死柄木を最高指導者にし異能解放軍改め、リ・デストロとスピナーが『超常解放戦線』と名付け始動しました。戦闘力が低いスピナーですが、開闢行動支援連隊『BROWN』の行動隊長として任命され、戦線に立つこととなります。

スピナーの性格

伊口秀一ことスピナーは、ステインの思想に感銘を受けており「自己犠牲こそヒーローの本質」という考えです。ヴィラン連合の中でも一番ステインの思想を理解している人物です。しかし思想が強いが故に、確固たる自分がなくノリと勢いで進むところもありミーハーな一面があります。

スピナーの過去

伊口秀一ことスピナーは差別・偏見が根強い田舎で生まれ育ちました。個性は『ヤモリ』ですが、容姿が緑色の鱗がありトカゲのような姿のため「トカゲ野郎」と呼ばれ、イジメを受けていました。その為引きこもりでゲームばかりしており、そこで得た知識により、無免許ですがフラつきながらも運転をすることが出来ます。「トカゲ」と言われることが大嫌いで「トカゲ野郎」と言われると激怒します。

スピナーとステインの関係

ヒロアカに登場するステインは、ヴィランとは少し異なり「ダークヒーロー」的な立ち位置とも言われています。「ヒーローとは見返りを求めてはならない!」「自己犠牲の果てに得うる称号でなければならない!」というステインの思想があります。その為、見返りを求め利益を考えるヒーローを襲撃していました。

『ステインを継ぐ者』として集まったヴィラン連合の中でも、一番ステインの思想を理解しているのが、伊口秀一ことスピナーです。装備は、無数の刃物をベルトや鎖で束ねたような大剣を持っていたり、ステインの格好を真似たりなどもしており、ステイン狂信者の1人です。

CHARACTER|TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』

ヒロアカのスピナーが覚醒して巨大化?強さを考察

ヒロアカに登場するス伊口秀一ことスピナーは、ヴィラン連合に所属するキャラクターです。ヒロアカのストーリの中で、スピナーが個性の覚醒をしたと思われるシーンがあります。スピナーの強さや覚醒についての考察などを紹介していきます。

スピナーの元々の個性は「ヤモリ」

ヒロアカには世界人口の約8割が、なんらかの個性を持った『特異体質』で生まれてきます。伊口秀一ことヴィラン名スピナーは、『ヤモリ』の個性を持ったキャラクターです。井口家の家系は『爬虫類系の個性』が受け継がれていますが、その中でもスピナーの持つ『ヤモリ』の個性は、戦闘向けの強さはありません。

能力としては、ヤモリのように壁に貼り付けるぐらいで、ヴィラン連合に所属はしていますが、戦闘能力は低く戦いには向いていません。その為、林間合宿襲撃編の際も個性を使用したと思われるシーンが無く、基本的には所持しているサバイバルナイフで戦闘を行います。強さも人並みと考えられます。

スピナーの個性が最初に発覚したのは、ヒロアカ223話が最初となります。特に戦闘シーンも少ないスピナーは見た目からドラゴン系や爬虫類系の何かか?と考察されていましたが、実際は『ヤモリ』という結果でした。

スピナーがAFOから貰った個性

ヒロアカに登場する伊口秀一ことスピナーは、ヤモリの個性を持っていますが戦闘に特化した能力ではないため、最終決戦前に、AFO(オールフォーワン)の『個性を奪い与える個性』の能力で、合計3つの個性を発動させます。

剛躯の個性

AFOから与えられた個性『剛躯』の能力が覚醒し、強靭な筋力と巨大な体を得られる個性を手に入れました。能力発動後は体が萎んでしまうことから、発動型の個性ではないか?と考察されています。この個性の覚醒により、スピナーは強さを手に入れました。

スケイルメイルの個性

AFOから与えられた個性『スケイルメイル』の能力は、体に強靭な鱗の鎧を生成する個性です。個性覚醒後には、防御力をあげることが出来る能力となっており、個性を与えられた直後は身体的変化がなかったため、この個性も発動型の能力と考えられています。

スピナーが覚醒して巨大化?

ヒロアカの最終決戦編では、AFO(オールフォーワン)から与えられた個性により、本来の『ヤモリの個性』に加え2つの個性を与えられ複数個性所持者となりました。剛躯の個性の能力により覚醒後は、体が巨大化していました。しかし複数個性の強さと引き換えに、著しく知力が低下。スピナーは、強靭な強さは手に入れましたが、怪物じみた雰囲気となり果ててしまいました。

スピナーの覚醒後の強さや能力

伊口秀一ことスピナーは、ヤモリの個性を持っていますが特に能力としては「壁に貼り付ける」というだけで、特に強さのない個性です。そもそもヤモリにどのような能力があるのか想像がしづらい個性です。

ヒロアカ370話の最終決戦で登場する伊口秀一ことスピナーは、能力覚醒後ヴィラン連合の元メンバーに加え異能解放軍の市民や『異形型個性』で蔑まれてきた市民たち1万5000人を従え、死柄木のために先頭に立ちました。

ビルを一振りで壊せるほどの強さを手に入れた一方で、知力の低下により暴力的な面が全面に出ており、言葉もあやふやな状況となっています。覚醒前は、飾りとなっていた大剣『スーパーナイフナイフソード』を巨大化した際には、実際に振り回し戦闘しています。

スピナーの目的は死柄木を助ける事?

ヴィラン連合のリーダー死柄木弔は、AFO(オールフォーワン)が新たな自身の依り代として育てられたキャラクターです。ヒーロー社会に異議を唱える死柄木を慕っています。ヤモリの個性により蔑まれてきたスピナーは、同じような境遇を受けてきた死柄木とは、ゲームの趣味も合うため気の合う友達という存在になっていました。

AFOの個性を移植され、精神状態が不安定になった死柄木に寄り添い日々心配していました。ヴィラン連合とヒーローたちとの全面対決の際は、ギガントマキアの背中で移動し、無事死柄木と合流しました。ですが、その時すでに死柄木は、AFOに意識を乗っ取られておりスピナーに対して「伊口君」と声を掛けます。

AFOに意識を乗っ取られたことを知らなかったスピナーは、別人であることに気づき絶望しました。最終的に死柄木は、AFOからの洗脳を解き自我を取り戻し、最終決戦に向け始動。最終決戦では、AFOに「今の死柄木を助けられるのは君だけ」という言葉に後押しされ、知性を失うリスクを知りながらも、複数個性所持に踏み出しました。スピナーにとって死柄木は、大切な友人なのです。

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ヒロアカのスピナーの名言

周りに流されやすい伊口秀一ことスピナーではありますが、ステイン狂信者であることや死柄木や仲間を思う気持ちは強く、ヒロアカの作中では名言もあります。そんなスピナーの名言をいくつか紹介していきます。

スピナーの名言①「『トカゲ』は駄目だ…」

ヒロアカに登場時しっかりとした個性の情報がなかった伊口秀一ことスピナーは「トカゲ」と呼ばれるのが大嫌いなキャラクターです。自身の個性が『ヤモリ』ということもあり、トカゲのワードにはとても敏感です。

トカゲは駄目だ!スピナーだ!

スピナーの名言②「生殺与奪は…」

伊口秀一ことスピナーがヴィラン連合としての最初の任務は、雄英高校の林間合宿襲撃でした。プロヒーローと対峙した際には、戦闘になると思えたがスピナーによる「早まるな」の一声と「生殺与奪は・・・」と名言を残しました。ステイン狂信者である性格であることがはっきりとわかるシーンとなっています。

生殺与奪は全てステインの仰る主張に沿うか否か

スピナーの名言③「守るという行為に…」

ステインを慕い尊敬しているスピナーは、ヒーローの在り方に異議を唱えるヴィラン連合に所属しています。ステインの意思を大切にしており、市民を守り対価を得るというヒーロー社会を否定し、金銭のためだけに動くヒーロー社会に制裁を加えようとしています。

守るという行為に対価が発生した時点でヒーローはヒーローでなくなった。これがステインのご教示!

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ヒロアカのスピナーの声優

岩崎了のプロフィール

  • 出身 兵庫県
  • 誕生日 9月7日
  • 事務所 アーツビジョン
  • 活動期間 2000年代から

岩崎了は日本ナレーション演技研究所出身で、映画鑑賞や音響編集などを趣味で行っており、テレビアニメの声優としてだけでなく、様々な映画の吹き替えなども行っております。オーディオブックなどの朗読も担当しており、聞き馴染みある方も多い声の方です。

岩崎了の主な出演作品や演じたキャラ

  • イナズマイレブンGO 錦龍馬役
  • ハートキャッチプリキュア! 加賀やすひこ役
  • テイルズ オブ ベルセリア パーシバル・イル・ミッド・アスガード役

岩崎了の代表的な作品というと『イナズマイレブン』が挙げられます。メインどころのキャラクターだけでなくシリーズによって、複数のキャラクターを演じています。同じく『ハートキャッチプリキュア!』でも、学生から父親役まで、幅広い役柄を演じ分けています。2018年からは、ヒロアカでスピナーの役を演じ続けています。

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ヒロアカのスピナーに関する感想や評価

ヴィラン連合の中でも、ステインの狂信者であるスピナーは自身の意思が薄く周りに流されやすい性格をしています。そのため人が慕って付いてくるということが少なく、最終決戦編の際も、最初は『異形型個性』を持ち忌み嫌われてきた市民からの支持を得るものの、信念の弱さから人が離れてしまいました。

スピナー自身も、周囲に合わせて生きる人間であることを自覚しています。そんな真っ直ぐなスピナーに共感する読者も多く、実は憎めないヴィランキャラクターでもあります。

スピナーはヒロアカの中でも、大きな敵対勢力ヴィラン連合の一員ではありますが、メンバーに入ったきっかけや『ヤモリ』という個性から、脇役という印象があります。見た目はリザードンのような容姿で、少年心くすぐるようなデザインですが、他のヴィラン達の個性の強さと比べると、ストーリも含め印象が薄いイメージです。

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ヒロアカのスピナーの覚醒まとめ

ヒロアカに登場する、敵対勢力ヴィラン連合に所属する伊口秀一ことスピナーの、ヤモリの個性や覚醒の強さについて紹介しました。ヒロアカも佳境に入り、ヒーローをこれから目指す者たちとヒーロー社会の在り方に異議を唱える者たちの、それぞれの思想が溢れるストーリーとなっています。

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