【ヒロアカ】ミスターコンプレスは最後死亡？超常解放戦線編での戦いを解説

この記事では、漫画ヒロアカの個性あふれるキャラの中から、素顔がイケメンでかっこいいと話題のミスターコンプレス（Mr.コンプレス）を特集します。

超常解放戦線編での戦いで最後死亡してしまうのか、またそのシーンが何話のことなのかなど気になる話題を取り上げていきますが、その話題に入る前にヒロアカの作品情報をお届けしましょう。最初にヒロアカの作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

「ヒロアカ」は、日本の漫画家・堀越耕平による漫画作品で、正式タイトルを「僕のヒーローアカデミア」といいます。集英社の週刊少年ジャンプにて2014年32号より連載が開始されました。作者の堀越にとって「逢魔ヶ刻動物園」や「戦星のバルジ」に続く連載作品第3弾となります。また、この作品は、赤マルジャンプ2008WINTER号に掲載された読切漫画「僕のヒーロー」を元にしています。

現在、「ヒロアカ」のコミックスは38巻まで出版されており、2023年2月時点で世界全体では8500万部を突破する発行部数を誇っています。

「ヒロアカ」のメディアミックス展開は、2015年に集英社でVOMICの配信が始まり、翌2016年にアニメ化され、2019年には舞台化もされるなどさまざまな形で展開されてきました。テレビアニメは既に6期まで放送されています。舞台作品は新型コロナ感染症の拡大による延期を除いて毎年のように上演されてきました。さらに、2018年には実写映画の制作が発表されました。

物語は世界の80%の人々が特異能力を持つ超人社会を舞台に展開されます。ヴィランの急増で社会が混乱する中、それに立ち向かうヒーローが現れます。主人公のデクはヒーローになることに強い憧れを抱く少年です。しかし、彼は特殊能力を持たない20%に属する落ちこぼれです。しかしデクは最強ヒーローになることを諦めず、No.1ヒーローのオールマイトや様々な人々との出会いを通じて成長していくのでした。

ここからは、メインテーマであるヒロアカのミスターコンプレスの話題に入ります。怪盗のミスターコンプレスこと迫圧紘（さこ・あつひろ）は、全国で指名手配中の人物です。敵連合の一員でもあり、Mr.コンプレスという敵名を名乗っています。誕生日は10月8日、年齢32歳、そして身長181cmと長身のイケメン青年です。

ミスターコンプレス（Mr.コンプレス）は、常にシルクハットと仮面、そしてトレンチコートを身に纏っており、そのすらっとした体型によく似合っています。手には杖を持ち、元マジシャンであることから、ミスターコンプレスは意表を突いた仕掛けで周囲を驚かせることに喜びを感じているようです。また、ヴィランとは思えないほど負の感情が少なく、内に秘めた激しい感情も表に出さない紳士的な態度を維持しています。

ミスターコンプレスの初登場シーンは何話なのでしょうか？初登場が何話かというと、「一世一代の脱出ショウ」が描かれているコミックス30巻の294話になります。雄英高校の林間合宿襲撃において、開闢行動隊の一員としてヴィラン連合に加わり、まるで手品のように爆豪を連れ去りました。

「稀代の盗人」として知られ、オール・フォー・ワンや元異能解放軍の指導者デストロと並ぶ大物ヴィランに、張間歐児という人物がいます。犯罪者史に名を刻む大物でもあります。ミスターコンプレスがこの張間歐児の子孫であることが明らかになりました。しかし、実際には張間歐児は、私腹を肥やすニセのヒーローたちから盗んだ財産を庶民に分け与える鼠小僧のような人物だったのです。

ミスターコンプレスにも張間歐児の正義の血が流れていると言われており、張間歐児が果たせなかった世直しを成し遂げるため、ミスターコンプレスはヴィラン連合に身を投じます。しかし、ミスターコンプレスはその思いを果たすことは叶わず、最後は死柄木に後事を託すことになりました。

ミスターコンプレスは過去に何度か仮面を外していますが、その下には常に目出し帽をかぶっており、素顔を見ることはできませんでした。しかし、ついに超常解放戦線の戦いでミスターコンプレスの素顔が初めて披露されました。ミスターコンプレスの素顔は、期待に違わないイケメンでした。注目のそのシーンはヒロアカの何話でのことなのでしょうか？

そのシーンが何話かというとコミックス30巻の294話でのことでした。そこでは、ミスターコンプレスは体中傷だらけで苦悶の表情を浮かべていましたが、その素顔は驚くほど端正なイケメンだったのです。

多くのシーンで、Mr.コンプレスは自分を「エンターテイナー」と称しています。また、年下の相手には自身のことを「おじさん」と言うこともあります。人と接するときは基本的には紳士的な振る舞いをしますが、ときどき口調が荒くなることもあります。このように、ミスターコンプレスは飄々としていてとらえどころのない性格をしているとされています。

ところで、ミスターコンプレスが最後に死亡しそうになったシーンは何話なのでしょうか？死亡しそうになったシーンが何話かといいますと、「一世一代の脱出ショウ」が描かれた単行本30巻の294話になります。294話だけでは話の流れが分からないでしょうから、超状解放戦線とヒーローたちとの戦いが始まるエピソードから読み始めるのがよいでしょう。それが何話なのかと言うと、単行本27巻の259話になります。

ミスターコンプレスは、最後に死亡してしまうのでしょうか？結論から言いますと、ミスターコンプレスは最後に死亡しそうにはなりますが、死亡することなく今でもピンピンしています。

ミスターコンプレスは最後に死亡していないと説明しましたが、実際にはミスターコンプレスは自分の個性によってかなり深刻な傷を負い、死亡しそうになっていました。では、「個性によって死亡しそうなほど深刻な傷を負う」とはどういうことなのでしょうか？以下、超常解放戦線での戦いについて順を追って解説していきます。

ミスターコンプレスが群訝山荘に滞在していたちょうどその時、超常解放戦線の戦闘が勃発します。超状解放戦線メンバーとヒーローたちとの戦いが繰り広げられる中、ミスターコンプレスはトガヒミコとヒーローの攻撃に直撃します。万事休す、死亡してしまうのではないかと思われた時、そこに駆けつけてきたトゥワイスの複製によってミスターコンプレスは救われました。

戦いの喧騒の中、群訝山荘の地下で眠っていたギガントマキアが覚醒します。そして、ヴィラン連合のメンバーを背負って歩き出しました。ギガントマキアは、「おいでマキア、みんなと一緒に」との命令を発出した死柄木のいる蛇腔病院へ向かって歩み始めたのです。一方、蛇腔病院は死柄木の個性によって建物が崩壊していました。

エンデヴァーや轟たちとの戦闘に身を投じた死柄木は、自身の体がいつまで持つのか不安になります。そこへギガントマキアが現れると、一気にヴィラン連合が優位に立ちヒーローたちを追い詰めます。さらに、荼毘が「私は死亡したはずの轟家の長男・燈矢（とうや）だ」と明かしたことで、エンデヴァーと轟は精神的に追い詰められ、半ばヤケクソ気味に笑いながら攻撃を仕掛けてきました。

その瞬間、空からワイヤーのようなものが降りてきて、ヴィラン連合を捕縛しました。このワイヤーはベストジーニストの個性によって発射されたものであり、ミスターコンプレスも縛られて動けなくなってしまいました。

ベストジーニストの個性によるワイヤーの繊維は強力で、ギガントマキアですら身動きが取れなくなるほどです。そんな厳しい状況下で、ミスターコンプレスは志半ばで挫折した仲間のことを思い、悔恨の情に襲われます。

「ここにいる理由は何だろう？」と自問自答しながら、ミスターコンプレスは死柄木たちを逃がす算段を頭に巡らせます。そして、右手が動く範囲をキープするため、自身の体を圧縮させました。圧縮された体は大きく凹み、傷口からは血が滲んでいました。それでも一切ひるむことなく死柄木とスピナーを圧縮し、最後はワイヤーから脱出させました。

ミスターコンプレスは、仲間を小さく圧縮しスピナーのマフラーに忍ばせることで時間を稼ぎます。死柄木が目を覚ませば、脳無を利用して現在の状況を一転させられると考えたからです。その後ルミリオンと戦いますが、圧縮した自身の肉片をぶつけることなく捕まってしまいました。

ミスターコンプレスを捕まえたルミリオンがスピナーに接近したちょうどその時、死柄木が目を覚ましました。死柄木は周りのヒーローたちをなぎ倒し、脳無を呼びつけます。いく手を阻むヒーローたちを振り切り、死柄木たちは逃げ切ります。しかし、ミスターコンプレスは重傷を負ってルミリオンに捕縛されており、ギガントマキアと共に逮捕されました。

ミスターコンプレスの個性は「圧縮」であり、瞬時に人や物、そして空間をビー玉のサイズまで縮小することができます。林間学校で爆豪勝己と常闇踏陰を一瞬で小さなビー玉に変えたのもこの「個性」によるものです。

「圧縮」は、対象となる人間を周囲の空気とともに圧縮することが可能です。具体的なメカニズムは明らかにされていませんが、Mr.コンプレスは圧縮されたビー玉を手に持ちながら俊敏に移動できるため、重力も同様に小さくなっている可能性があります。反面、中身を把握できないため、折角かけた技を解除しなければならないことがこの技のウイークポイントとなっています。

ミスターコンプレス（Mr.コンプレス）がヴィラン連合に参加するまでの過程や動機についてはまだ明かされていません。ミスターコンプレスは「逃げ足と敵を欺くことが得意」と述べ、それがヴィラン連合のピンチを救う手段だと信じています。また、軽快な動きで相手を翻弄することも得意です。

ミスターコンプレスは、かつて自身の個性を評して戦闘向きではないという趣旨のことを述べています。しかし、ヴィラン団体「死穢八斎會」の若頭・治崎廻の左腕を圧縮し、さらには治崎が乗っていたパトカーの下に圧縮した岩を転がして解除するなどの行動をしています。また、林間学校では、爆豪と常闇に気づかれずに背後から接近するなど、Mr.コンプレスの資質や個性が戦闘向きではないという評価には疑問符が付きます。

ここで、アニメ「ヒロアカ」にてミスターコンプレス（Mr.コンプレス）の声を演じた声優について紹介しておきましょう。その声優とは、かつて芸名を中島嗣生（なかじま・つぐお）と名乗っていた最上嗣生（もがみ・つぐお）です。

最上嗣生は、埼玉県出身・1980年1月18日生まれの43歳で（2023年7月現在）、賢プロダクションに所属し活動しています。子供の頃、遊び半分でしていた物まねが「よく似ている、声の仕事ができるかも」と姉に評価されたことで声優の仕事に興味を持ったそうです。その後、勝田声優学院および賢プロダクションの声優養成所・スクールデュオに進み、声優デビューに向け着実な一歩を踏み出しました。

次に、アニメ「ヒロアカ」でミスターコンプレスの声を担当した最上嗣生の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

• D.Gray-man（クロス・マリアン）
• フューチャーカード 神バディファイト（雷斧アギト）
• ハートの国のアリス～Wonderful Wonder World～（エリオット＝マーチ）
• SHAMAN KING（ハン・ザンチン）
• WAVE!!～サーフィンやっぺ!!～（イソキチ）
• パックワールド（ビトレイアス）
• NIGHT HEAD GENESIS（横山ミツオほか）
• 爆丸バトルブローラーズ（シャーマンほか）
• 進撃の巨人（キース・シャーディス）
• BLEACH 千年血戦篇（吾里武綱ほか）

ここまでヒロアカのミスターコンプレス「（Mr.コンプレス）特集をお届けしてきましたが、最後にミスターコンプレスに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

ミスターコンプレスに関する感想では、素顔がイケメンでかっこいいというツイートが数多く寄せられていました。この方も否が応でもときめいてしまうと語っています。今までずっと隠されていた素顔が明かされるのは、それだけでもときめいてしまうのでしょう。

こちらも、ミスターコンプレスの素顔に関するツイートからです。素顔がまさにタイプだったので、これまで見過ごしてきたシーンももう一度見直すということでした。

最後に紹介するのは、ミスターコンプレスのことを考えると想起することわざに関するツイートからです。2つのことわざには何の脈略もありませんが、ともにミスターコンプレスの特徴をよく表しているのではないでしょうか？

ここまで、「ヒロアカ」のミスターコンプレス（Mr.コンプレス）にスポットを当て、超常解放戦線編での戦いと最後死亡するのかどうか、またそれはヒロアカの何話なのか等について解説してきました。

超常解放戦線での戦いでは、ジーニストの個性によりミスターコンプレスと彼の仲間の死柄木たちは縛られて動けなくなってしまいます。そこで今度は自身の個性「圧縮」を使い死柄木たちを脱出させました。ミスターコンプレスは、最後に死亡こそしませんでしたが、自らの個性で重傷を負い、ルミリオンに捕縛された上に逮捕されてしまいました。このシーンが観られるのは何話かというと、単行本30巻の294話となります。