【ハンターハンター】クルタ族の死の真相を考察!真の黒幕は幻影旅団じゃない?

『ハンターハンター』のクルタ族の死の真相は多くのファンから様々な考察がなされています。真の黒幕は幻影旅団じゃないという考察も行われるなど、ファンの間でも議論になっています。シーラの存在は特に注目されていて、シーラがこの真相のカギになっているというファンも少なくありません。この記事では、クルタ族の死の真相について、黒幕などの情報や緋の眼、能力、シーラとの関係、ネット上の感想などを考察していきましょう。

【ハンターハンター】クルタ族の死の真相を考察!真の黒幕は幻影旅団じゃない?のイメージ

目次

  1. クルタ族とは?
  2. クルタ族の死の真相を考察
  3. クルタ族の殺害の真の黒幕は幻影旅団ではない?
  4. クルタ族の緋の眼を考察
  5. クルタ族のクラピカを考察
  6. クルタ族に関する感想や評価
  7. クルタ族の死の真相まとめ

クルタ族とは?

クルタ族は『ハンターハンター』に登場している少数民族です。人気キャラクターであるクラピカが、クルタ族の出身であることでも知られています。虐殺され歴史から姿を消した少数民族として知られ、幻影旅団が虐殺したことになっています。しかし、ファンの間では本当の黒幕がいるという可能性も指摘されています。ここでは、ハンターハンターの基本的な情報をまとめてきましょう。

ハンターハンターの作品情報

ハンターハンターは、空前のメガヒットを記録している作品です。圧倒的な人気を獲得していることでも知られていて、『週刊少年ジャンプ』でも看板漫画の一つとして知られていたメガヒット漫画となっています。ハンターハンターはアニメや劇場版作品も大ヒットし、主題歌やアニメ声優まで話題になるなど、メディアミックスも大成功させています。

ハンターハンターの概要

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』は、冨樫義博が描くダークファンタジーです。念能力者たちのバトルが見どころの漫画で、アニメも好評を博しています。後世に与えた影響も大きく、本作に影響を受けた漫画家も少なくありません。コミックスの累計発行部数は8400万部を記録し、個性的なキャラや壮大な世界観で漫画ファンを魅了し続けています。

ハンターハンターのあらすじ

少年・ゴン=フリークスはまだ見ぬ父親のジンがハンターという職業をしていることを知ります。父の職業であるハンターという職業に興味を持ったゴンは、超難関として知られる『ハンター試験』を受験します。そこで、ゴンはクラピカやレオリオという仲間と出会いました。そして、ハンター試験を突破していくゴンは、これまで知ることがなかった世界を知ることになるのでした。

クルタ族の概要

クルタ族はとある山奥でひっそりと暮らしていた少数民族です。滅亡時には、129人しかおらず、純粋なクルタ族というのはさらに希少な存在です。白いインナーの上から青地と白の模様がある民族衣装を着ていて、外に出ることを禁じる掟が存在していました。戦闘力が高く、知能指数も高い優秀な民族です。偶然村にいなかったクラピカ以外のクルタ族は、幻影旅団の襲撃によって虐殺されています。

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クルタ族の死の真相を考察

ここでは、クルタ族の死の真相を考察していきましょう。クルタ族の死の真相はクラピカを主人公とした番外編で明かされています。クルタ族の死は序盤から語られていますが、その詳細は長らく明かされることがありませんでした。クラピカがどうして旅団を憎むのかは、クルタ族が死亡した経緯や状況などを知ると理解できると言われていました。

考察①クルタ族は幻影旅団によって全滅したと聞いたクラピカ

クルタ族の死の真相の考察の1つ目は、クルタ族は幻影旅団によって全滅したと聞いたクラピカの行動です。クラピカはある事情で村を離れていました。そして、出先から戻ったクラピカが見たのは、緋の眼を抜き取られたクルタ族の姿でした。クラピカ以外のクルタ族が皆殺しにされていて、クルタ族はクラピカを除き全滅してしまったことになります。

クラピカは、その場に残されていたメッセージを見て、幻影旅団が犯人であることを知りました。そして、彼らに復讐をするためにハンターになることを誓います。裏社会でもタブーとされるほどの危険な集団である幻影旅団の情報を集めるには、プロハンターになることが近道であると考えたからです。そして、プロハンターになった後は、ブラックリストハンターになることを決意しています。

考察②幻影旅団がクルタ族を襲撃したことは事実?

クルタ族の死の真相の考察の2つ目は、幻影旅団がクルタ族を襲撃したことは事実なのかです。ファンの間では黒幕がいる可能性も指摘されていますが、少なくとも幻影旅団がクルタ族を襲撃したことは事実であることは確実です。これは、ウヴォーの口から語られていました。『あいつらは強かった』と話していたために、生前のクルタ族と戦闘したことがあることが明かされています。

この言葉を引き出すまでにクラピカはかなり苦労しましたが、クラピカはこの言葉で幻影旅団がクルタ族と戦ったと確信しました。しかし、クラピカは幻影旅団が虐殺したのかまではウヴォーから聞き出すことができませんでした。ウヴォーやパクノダは「あれは大仕事だった」と語ったり、「(クルタ族は)強敵だった」と語ったりするなど、幻影旅団の仕事の中でも記憶に残る仕事であったことは判明しています。

考察③シーラが幻影旅団を手引きした?

クルタ族の死の真相の考察の3つ目は、シーラが幻影旅団を手引きしたのかです。クルタ族はどこに住んでいるのかも定かではない少数民族でした。住んでいる場所が幻影旅団にバレてしまったのは、内通者がいたからであるというのがファンの考えでした。その最も有力な候補者がクルタ族を訪れた女性であるシーラです。シーラは、クラピカやパイクに外の世界を教えてくれました。

シーラはしばらくの間、クルタ族とともに生活していました。変化が訪れたのは、彼女が突然姿を消したことでした。クルタ族の中では、シーラの失踪は不思議な出来事として認識されていました。そして、その後、すぐに幻影旅団によって虐殺されてしまいます。この手引きをしたのが、シーラであるという事が長らく噂されていました。それが確定的になったのが、395話でのことでした。

395話では幻影旅団の過去が描かれていて、結成するまでの過程が初めて明かされました。その中で後に幻影旅団になるメンバーと共に登場したのが、シーラです。シーラは流星街の子供たちの一人で、様々な知識を持っている少女でした。この数年後にクルタ族と接触し、シーラが姿を消したあとに、クルタ族が虐殺されたことは無関係でないことが示唆されています。

考察④幻影旅団は緋の眼を狙っていなかった?

クルタ族の死の真相の考察の4つ目は、幻影旅団は緋の眼を狙っていなかった可能性です。緋の眼は奪うために虐殺したということは、意見が分かれています。結成当時のエピソードを見ると、幻影旅団が残虐非道な集団ではないことが分かります。幻影旅団の行動原理は『奪われたモノを奪い返す』という事であることが判明していました。

つまり、クルタ族が彼らから何かを奪ったために、クルタ族を襲撃した可能性があるという事です。シーラが姿を消した理由が、この考察の根拠になっています。シーラが姿を消した経緯は描かれていませんが、定説では旅団を手引きして姿を消したとされていました。しかし、クルタ族がシーラを殺していれば、幻影旅団が報復に来たという説が説得力を持ちます。

考察⑤クルタ族の殺され方

クルタ族の死の真相の考察の5つ目は、クルタ族の殺され方です。クルタ族の殺され方はファンが思っていた以上に残酷でした。クラピカが幻影旅団を憎み続ける理由が分かる残虐な殺し方となっていて、ハンターハンターの0巻で明かされています。クルタ族の緋の眼を奪うには、緋の眼の状態で絶命する必要があります。そのため、純粋なクルタ族にそのほかのクルタ族を拷問する様子を見せるという方法がとられています。

拷問の対象は大人だけでなく、子供にも及びました。緋の眼になった瞬間に首は斬り落とされ、瞳はくり抜かれていました。クラピカはこうした光景を目の当たりにしたと考えれていて、自分の命を懸けてでも復讐することを誓ったと見られています。こうした残虐な殺し方は幻影旅団らしくないとファンには受けとられ、幻影旅団が真の犯人ではない可能性が囁かれるようになりました。

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クルタ族の殺害の真の黒幕は幻影旅団ではない?

ここでは、クルタ族の殺害の真の黒幕は幻影旅団ではない可能性を見ていきましょう。クルタ族の殺害は、クラピカの人生を大きく変えました。真の黒幕は幻影旅団ではないと言われているのは、旅団にも哀しき過去があったからです。本当の黒幕にはツェリードニヒの名が挙がるなど、様々な考察が集まっていました。

考察①クロロはサラサを殺した犯人を探っている?

クルタ族の殺害の真の黒幕の考察の1つ目は、クロロはサラサを殺した犯人を探っているのかです。旅団はスラム街の中でも最も危険な場所と言われる『流星街』の子供たちで、当初は結成された集団でした。そして、そのメンバーの中に「サラサ」という女性がいたことが明かされました。彼女は幻影旅団の前身となる組織の結成のきっかけを作った人物で、クロロにも大きな影響を与えました。

しかし、彼女は流星街を食い物にする集団によって、惨殺されてしまいました。クロロはそのことで復讐を誓うことになります。『奪う』という旅団の考え方は、このサラサの死が大きく関わっていました。この時のサラサの殺害がクルタ族の殺され方と酷似しており、旅団員がこの殺害の仕方を選ぶのかは疑問視されています。クロロはこのクルタ族の殺害から、サラサの死の真相を見つけようとしている可能性が指摘されています。

考察②真の黒幕はツェリードニヒ?

クルタ族の殺害の真の黒幕の考察の2つ目は、真の黒幕はツェリードニヒなのかです。ツェリードニヒはカキン王国の王子であり、人体取集家として裏社会では有名な人物です。緋の眼を大量に収集していて、その精神性は作中でも最悪ともいわれています。残虐の限りを尽くし、女性を拷問することを喜びとしている最低な人間でした。そのため、クルタ族を惨殺したのはツェリードニヒであるという可能性があります。

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クルタ族の緋の眼を考察

ここでは、クルタ族の緋の眼を考察していきましょう。クルタ族の緋の眼は、その色の美しさから世界中で知られる美しい眼です。旅団でも苦労するほど戦闘力も高いクルタ族ですが、クラピカは緋の眼を念能力に応用していました。クラピカは、世界で唯一の緋の眼ということになります。

考察①緋の眼とは?

緋の眼は、クルタ族の瞳を指します。クルタ族は感情が昂ぶることで、目の色が変わります。その瞳は鮮やかな緋色であり、戦闘力が大幅に上昇することが最大の特徴となっています。緋の眼の状態では興奮状態になって、感情の起伏が激しくなります。この輝きは世界七大美色の1つと言われていて、多くの収集家にとっては最高級の秘宝とされています。

緋の眼は絶命する瞬間に、その色が瞳に定着します。そのため、緋の眼を秘宝として残すには、緋の眼を維持したままに殺さなければいけません。こうしたことから幻影旅団は残虐な方法でクルタ族を殺しました。闇市場においては、世界最高の美術品の一つとして高値で売買されています。クラピカはそのこと自体にも嫌悪感を隠しませんでした。

考察②クラピカの緋の眼とは?

現在のクラピカは、カラーコンタクトでクルタ族であることを隠して生活しています。クラピカは感情が激しく動くと緋の眼に変わります。そのことで念能力者としての能力に影響が出ていました。普段は具現化系能力者ですが、緋の眼になった時には特質系の能力者に変わるという驚きの力を見せます。「緋の眼」発動時は、水見式の結果すら変わり、完全なる特質系の能力者に変わりました。

これを『絶対時間(エンペラータイム)』と呼び、オーラの絶対量が激増しました。その力は具現化系の時とは比べ物にならないほどの特殊なものです。絶対時間(エンペラータイム)では、「全六系統の能力を100%の精度で使える」ということで、強化系の力で骨折した腕を完璧に治せるなど、常識外の力を見せました。絶対時間(エンペラータイム)はクラピカにとっては最大の切り札となっています。

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クルタ族のクラピカを考察

ここでは、クルタ族のクラピカを考察していきましょう。クラピカはかなりの強さを持っていますが、性格にはやや難ありと言われています。ハンターとしては超優秀で、目的のためであれば命を捨てる覚悟を持っていました。クラピカはクルタ族の緋の眼を集めるためにハンターとなり、そのために念能力を修得するなど、旅団を殺すことに人生をかけています。

クラピカの性格

クラピカの性格は、几帳面でまじめです。同胞の仇を討ち、奪われた仲間の眼球を取り戻すことを目的にハンターになりました。その執念はすさまじく、自分の命を懸ける覚悟を決めています。潔癖な性格をしていて、公正を重んじることで仲間たちから疎まれることもありました。心を開くと口が悪くなり、皮肉なセリフを言うことも少なくありません。言葉遣いは丁寧ですが、そのことが逆に嫌味っぽくなってしまいます。

プライドが高く、仲間を失うことを極度に恐れているので孤立を好んでいます。しかし、信頼を置いた者には本心を明かし、自分の命を預けることも厭いません。ゴン、キルア、レオリオの三人とは強い絆で結ばれていますが、ヨークシンでの一件以来、距離を置いていました。マフィアのノストラードファミリーに入り、裏社会の仕事に手を染めるなど、目的のためであれば手段は問わない性格をしています。

クラピカの念能力

クラピカの念能力は、特殊なことでも知られています。クラピカの念能力は普段は具現化系であり、鎖を具現化して様々な能力を使用することができます。具現化した鎖は5つの指の鎖がそれぞれ違う能力が付与されています。親指の鎖は『癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)』と呼ばれ、強化系の能力を付与してけがを治すことができました。

薬指の鎖は『導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)』であり、ダウジング効果を発揮する鎖です。探し物を探したり、嘘を見抜いたりと汎用性が高い鎖となっています。小指の鎖は『律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)』です。クラピカが交渉するために使っている鎖であり、この鎖を受けたものはクラピカの出した条件を実行するか、死ぬかの二択を迫られてしまいます。

クラピカの鎖の中で最も強力とされているのが、中指の鎖である『束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)』です。この鎖は幻影旅団の団員限定の能力となっていて、「旅団以外に使ったら死ぬ」という制約で信じられないような強い念が込められています。その能力は相手を強制的に『絶(ぜつ)』の状態にするというもので、この鎖で拘束されている間はオーラを出すことが不可能になります。

人指し指の鎖は『奪う人指し指の鎖(スチールチェーン)』です。他者に刺してオーラを吸い取ることができ、相手の念能力そのものを奪い取ることができます。「絶対時間(エンペラータイム)」になると、その能力を自ら使用することができ、一度だけなら自由に使用することができます。絶対時間(エンペラータイム)は一秒ごとに寿命が縮んでいくため、大きなリスクを背負っていることになります。

クラピカの性別

クラピカの性別はファンの間でも注目されていました。その美しすぎる見た目から女性に間違われることもあるクラピカですが、その性別は男です。一見すると女性に見えるという見た目を利用して、幻影旅団の団長・クロロを拘束する時には、この見た目を逆手に取りました。女性のような見た目に反して、その考え方や思想は、過激なモノとなっていることもギャップとなっています。

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クルタ族に関する感想や評価

ここでは、クルタ族に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。クルタ族は漫画史に残る設定として知られ、ネット上にもファンが多い存在です。クルタ族は幻影旅団との関わりが深く、黒幕なども注目されています。クルタ族は残虐な殺し方をされており、ファンを震撼させました。そのため、クルタ族に関する感想や評価は、ネット上でも数多く見つけることができました。

クルタ族が殺されたときの残虐な描写が注目されています。ファンにはかなりの衝撃を与えていて、残虐すぎるクルタ族の死に際の様子がネット上でも大きな話題になりました。虐殺の様子はこれまで明かされていなかったため、ファンの中には幻影旅団に対する印象が変わったという人も少なくありませんでした。

クルタ族の戦闘力の高さは注目されています。クラピカは念の使い方がうまく、戦闘センスが抜群であることでも知られています。ウヴォーもクルタ族の戦闘力を称賛してたために、念能力などを使えていたら強大な戦闘集団になっていた可能性も指摘されています。ネット上でも、クルタ族の戦闘力は話題になっていました。

幻影旅団は、クルタ族を殺した黒幕ではない可能性も指摘されています。旅団にも様々な事情があることが明かされていて、クルタ族を残虐な手段で殺す集団なのかと疑問視されていました。ネット上にも、幻影旅団のファンたちから黒幕は違う人物なのではないかという声が集まっています。

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クルタ族の死の真相まとめ

この記事では、クルタ族の死の真相について、黒幕などの情報や緋の眼、ネット上の感想などを見てきました。クラピカは人気の高いキャラクターで、クルタ族に関するエピソードはハンターハンターファンには注目されています。この記事で紹介したクルタ族の死の真相にも注目して、ハンターハンターをお楽しみください。

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