【ワンピース】ドクターくれはの正体は何者？ロジャーとの関係や年齢・若い頃を考察

ワンピースの中でも正体不明と言われているのがドクターくれは（Dr.くれは）です。この記事では、ドクターくれはについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ドクターくれは（Dr.くれは）が活躍するワンピースは、1997年から、週刊少年ジャンプにおいて、尾田栄一郎先生が連載している作品です。少年漫画の王道を押し出した漫画で、壮大な世界観や精巧な世界観で高い人気を獲得した作品になっています。2023年時点で106巻まで刊行されており、ジャンプ史上でも2番目に長い連載期間を誇っている作品になっています。

ワンピースは、日本国内はもちろん海外でも高い人気を誇り、様々な出版記録を樹立・保持・更新し続けています。世界レベルでも『最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ』としてギネス記録にも、認定されています。ワンピースはメディアミックス展開も積極的に行われており、アニメや劇場版映画、ゲーム、舞台など幅広いメディアで展開される作品になっています。日本を代表する漫画の1つになっているのです。

海賊王を目指して海に飛び出したモンキー・D・ルフィ。立ち寄る島々で仲間を増やしながら偉大なる航路（グランドライン）に入ったルフィ達。リトルガーデンを出港後、突然ナミが倒れてしまいます。ナミを医者に見てもらうため進路を変えて、偶然立ち寄ったドラム島において、唯一の医者として登場したのが、この記事で紹介するドクターくれは（Dr.くれは）でした。

ドクターくれは（Dr.くれは）は、偉大なる航路前半の海にあるサクラ王国に住む医者です。麦わらの一味に加わったチョッパーの医者としての師匠でもあり、育ての親の1人にもなっています。医者としての腕前は非常に優秀ながらも、どんな患者でも一律で『全財産の半分』を請求する医者であり、その風貌なども合わさって『魔女』とも呼ばれています。これは裏を返せば、どんな貧乏人であっても診ることを意味してもいます。

キャラクター的にしっかりとした戦闘シーンこそないものの、その身体能力は非常に高いキャラクターになっています。ルフィやサンジを両手に包丁を持って追いかけ回したこともあるほどです。気難しい性格ながらも、ヒルルクやチョッパー、ナミに対しての治療など、医者としての教示もしっかり持ち合わせているキャラクターです。特にチョッパーに対しては、弟子であると同時に息子のようにも思っています。

ドクターくれは（Dr.くれは）は、ワンピースのキャラクターの中でもかなり長寿なキャラクターです。元々種族的に長寿と言われる巨人族の血を引かないキャラクターとしては最高齢のキャラクターで、その年齢は初登場時点で、139歳でした。新世界編でも相変わらず元気な姿を見せており、141歳になっているのです。ワンピース世界の平均寿命は100歳とされており、平均寿命を大きく超えて未だ衰え知らずなキャラクターなのです。

ちなみに、年齢が明らかになっているキャラクターでは、ドクターくれはは巨人族を含めてもトップ10に入る程になっています。巨人族や人体実験などの特殊な例を除けば、100歳超えのキャラクターは、ドクターくれはだけです。ドクターくれはに続く年齢としては、ブルックが実質90歳、ビッグマム海賊王のシュトロイゼンの92歳、2年間の修行でナミに空島の科学を教えたハレダスの97歳などが数えられています。

ワンピースにおいて、生存しているキャラクターの中では、圧倒的な年齢になっているドクターくれは（Dr.くれは）。それだけに世界政府が隠している秘密のいくつかを、知っていても不思議ではないか、とも考察されています。その中でも1番考察される機会が多いのが、『Dの意志』についてです。そもそもワンピース作中で初めて『Dの意志』について言及したのもドクターくれはでした。

ルフィのフルネームを聞いた後のセリフで、ロジャーとの繋がりを示唆した上で、いくつかの発言をしているのです。この時のセリフから、ドクターくれはは『Dの意志』とは何なのかを知っている可能性が高いのではないか、とも考察されています。ちなみに、ワンピース作中において、Dの意志について明確に知っていることが明らかになっているキャラクターは、数少ないです。

Dの意志について明確に知っている海賊は、ラフテルに到達し、海賊王となったゴールド・ロジャーとその仲間であるレイリー達だけです。世界政府側でも、世界政府の最高権力者である五老星、海軍元帥であったセンゴクなど、錚々たるメンバーになっています。このメンバーに並んで知っている可能性が高いドクターくれはの、正体や若い頃何をしていたのか、気になるという声が増えるきっかけにもなっているのです。

ただし、Dの意志については、部分的に知っているというキャラクターは他にもいます。サウロやロシナンテなど、部分的な情報を元に推測していたりするキャラクターもいるのです。ロックスなど、過去にはやはりDの意志について知っているであろうキャラクターもいます。これらの話を聞いて情報として精査しているのがニコ・ロビンであり、ニコ・ロビンにDの意志の真実に話すキャラクターになるのではないか、とも考察されています。

様々な考察が行われているドクターくれは（Dr.くれは）ですが、若い頃は海賊だったのではないか、とも考察されています。理由はいくつかありますが、そもそもの医者としての実力からして、ドラム島から出たことがないとは考えづらいとされているのです。加えて、ドクターくれはは、ルフィやサンジに物怖じしないどころか追いかけ回すアグレッシブさを持ち合わせています。これらが海賊だった医者なのではないか、とも考察されているのです。

仮にドクターくれは本人には海賊になるつもりがなくとも、医術の研鑽を求めての旅をする流れで、海賊として認知された可能性もあるのです。実際にワンピースの世界では、ペドロなどが、本人は冒険家だと想いながらも、流れで海賊として認知された例などもあります。もし、『Dの意志』について知っているなら、『ロックス海賊団』のような当時の大物海賊団に所属していた可能性もあるのです。

ただし、仮に若い頃海賊だったとしても、現在は世界政府に追われる様子もないことから、年齢的にも、既に死亡したものと思われている可能性もあります。結論として、いくつかの要素から、本人の意志はともかくとして、若い頃には海賊をしていた可能性も十分にあるのではないか、と考察される結果になっているのです。

また、近年では、若い頃海賊説以外にも考察されることになったのが、神の騎士団のメンバー説です。神の騎士団とは世界政府の組織で、天竜人同士の揉め事にも介入できる権力を持った組織です。メンバー構成や役割が不明であることもあり、所属メンバーが様々な形で考察されることになりました。その中で、白羽の矢が立ったのが、若い頃の様子から正体不明と言われるキャラクターであるドクターくれはだったのです。

そもそも『Dの意志』は、Dの名を持つ者でもその詳細を知らないのが当然です。実際、アラバスタの国王であるコブラですら、『Dの意志』については知りませんでした。基本的に世界政府が隠蔽しているためで、これについて少しでも知っている素振りがあるドクターくれはは、海賊ではないのならば、世界政府側の、それもかなり上位の存在であり、正体不明の神の騎士団のメンバーなのではないか、と考察されることになったのです。

また、神の騎士団の組織形態によっては、元神の騎士団で既に引退しているという立場もあるのではないか、とも考察されています。神の騎士団については、不明点が多く、あくまでも若い頃海賊ではないパターンの1つ、として考察されている形です。

仮に、ドクターくれは（Dr.くれは）が神の騎士団のメンバーだとすれば、その年齢にも説明が付くとも考察されています。上記でも紹介したように、ワンピース世界の平均寿命は100歳前後です。それに対して、ドクターくれはの年齢は、いくら自身が優秀な医者であるとはいえ、新世界編時点で141歳とどう考えても人間の領域を超えているともされているのです。

この年齢は、不老不死にでもならなければ説明ができないとも考察される結果になっています。辛うじて生きているレベルならともかく、ドクターくれはは、世界会議編において、ドクトルの船医として、聖地マリージョアへの船旅に同行できるほどには元気です。神の騎士団であれば、不老不死になっていても不思議ではないと考察されています。或いは、神の騎士団は不老不死のメンバーなのではないかとも考察される要因になっています。

ワンピース世界においては、既に他にも不老不死なのではないか、とされるキャラクターが複数人登場しています。それほどまでに不老不死が考察される理由としては、オペオペの実の能力が明らかになっているためです。オペオペの実の能力には『不老手術』というものが存在することが、オペオペの実の能力者であるトラファルガー・ローから言及されています。

ワンピースは非常に伏線が多い作品だとされています。わざわざトラファルガー・ローにこの発言をさせるということは、既に不老不死のキャラクターがいるのではないかと考察される結果になっているのです。若いキャラクターでは、あまり意味がないのでやはり高齢なキャラクターと考察され、その候補として、ドクターくれは（Dr.くれは）の名前が上がる結果になっているのです。

ちなみに、この不老手術を受けたキャラクターの他の候補としては、五老星が筆頭候補になっています。ドクターくれはと五老星の共通点として、過去編においても、現在と変わらぬ姿で登場しているという点が上げられるのです。年数の違いがあるとはいえ、これが不老手術を受けたキャラクターの共通点なのではないか、とも考察されているのです。

ただし、両者ともに不老手術を受けていた場合、相応の年齢になってから手術を受けたことになります。術者の命すらも犠牲にさせる不老手術をさせられる年齢と考えれば、妥当とも言えますが、もっと若い頃に手術出来た可能性なども考察されており、不老手術自体にもまだ伏線がある可能性なども考察される結果になっています。

ドクターくれは（Dr.くれは）と、何か関係があるのではないか、と考察されているのが、海賊王のゴールド・ロジャーです。彼の本名が実はゴール・D・ロジャーであることを初めて言及したのもドクターくれはになっています。ゴールド・ロジャーは新世界編において生きていれば77歳となっており、少なくともゴールド・ロジャーが活躍していた時代には、ドクターくれはは既に生きており、その活躍を知っていた可能性が高くなっています。

そもそもゴールド・ロジャーとは世界政府がDの名前を隠すためにつけた名前です。世間一般にもその名前で浸透しており、彼の本名がゴール・D・ロジャーであることは、ただ同じ時代に生きて活躍を知っているだけでは成立しないのです。ただし、ロジャーの本名に関しては、ルフィに対して五老星がそうしようとしたように、有名になってから隠蔽された可能性もあります。

この場合、ロジャーの活躍時代には既に生きていたドクターくれはが、ロジャーの本名を知っているのも、不思議ではなくなるのです。ただやはりDの意志についても言及していることから、ただロジャーを知っているだけとは考えづらく、ロジャー自身と関係がある、或いは、ロジャー以前からDの意志について知る何かがあったのではないか、と考察される結果になっています。

ドクターくれはは、ロジャーとの関係性が考察されているキャラクターですが、ドクターくれはがロジャー海賊団に所属していたとは、考察されていません。ロジャー海賊団には船医として既に、クロッカスが登場しているためです。そうなると、ドクターくれはが、仮に若い頃、海賊だった場合の候補として考えられるのが、ロックス海賊団に所属していたという説になります。

ロックス海賊団は、曲者揃いな海賊団です。しかし、ドクターくれはも相当な曲者であり、ロックス海賊団で船医が出来そうなポテンシャルは十分にもっているのです。他に有力な海賊が登場していないことからも、2人の関係性が気になるとも考察される結果になっています。ちなみにロックスもDの名前を持つキャラクターであり、彼から『Dの意志』について聞かされた可能性も考察されています。

実際、作中では明確な言及はされていないものの、ロックスもDの意志について知っている可能性のあるキャラクターになっています。実際、センゴクがロックスに対して、『世界の禁忌（タブー）に触れ過ぎた』と評しているのです。若い頃のドクターくれはとロックスが何かしら繋がりがあれば、必然的にドクターくれはもDの意志について知ることになったのではないか、と考察されているのです。

ドクターくれはは、チョッパーを送り出す際、『湿っぽい別れは嫌い』と言って追い出すような行動に出ました。この事実から考察されて、ドクターくれはは、若い頃に何か湿っぽい別れを経験したのではないか、とも考察されていたりもします。ドクターくれは程長く生きていれば、そのような別れの経験があっても不思議ではありません。しかし、その相手こそが、ロジャーやロックスだった可能性も考察されています。

ロジャーやロックスは、流れは異なりますが、最終的には死亡しました。対して、ドクターくれはは生き残っていることから、仮にロジャーやロックスの船に乗っていたとしても、どこかの段階で決別したということになります。この時の別れが湿っぽかったから、それ以降湿っぽい別れが嫌いになったのではないか、とも考察されているのです。

ドクターくれは（Dr.くれは）と、長い付き合いをしていたキャラクターが、ヒルルクです。お互いにモグリ、藪医者と憎まれ口を叩き合う間柄になっています。決して仲がいいわけではありませんが、お互い医者として『医療を通じて人を救う』という信念を持っています。ただし、確かな医術を持っているドクターくれはに対して、ヒルルクは信念だけが先行して医術が伴わないという明確な違いがあるのです。

2人はお金に対しての考え方も正反対であり、ある意味で対になっているキャラクターでもあります。チョッパーがヒルルクに猛毒を飲ませてしまった際には、激怒しながらも涙を流すなど、一定の情も持っていたとされています。ちなみに、ドクターくれはが、利便性の悪い元王城に住んでいるのは、ヒルルクの墓標代わりにしているためだったりもするのです。

ドクターくれは（Dr.くれは）と師弟関係を結び、それ以上の絆を持っているとも言えるのがチョッパーです。元々は、ヒルルクに助けられたチョッパーですが、ヒルルクの死後、ドクターくれはに師事しました。少なくとも、ドラム島を出るまでの間に身に着けたチョッパーの医術は、全てドクターくれはに叩き込まれたものになっています。

また、ドクターくれはもチョッパーも、それぞれに師弟以上の絆を感じています。チョッパーが旅に出る際には、素直に慣れず、湿っぽい別れは嫌い性格から、準備はしつつも、追い出すように送り出しています。チョッパーが旅に出発した後は、新聞で活躍を知り、満足気な表情を見せたりもしているのです。反対に世界会議編において、新聞の片隅に写ったドクターくれはに、チョッパーが涙を流すシーンも見られています。

ドクターくれはの名言であり、口癖でもあるのが、この名言です。誰も「教えてほしい」とは言わないのに勝手に言おうとしています。ちなみに、ワンピース世界においては、本当に誰もドクターくれはの年齢に関して疑問を持っている様子がないのも特徴になっています。

ちなみに、もう1つのドクターくれはのもう1つの名言として『ハッピーかい？』というのがあります。結果として、若さの秘訣に関しても、実はこのハッピーだと答えるのではないか、ともされています。ただし、伏線読みでこれが考察界隈では、本当に重要な要素になっているのではないか、とも考察される結果になっています。むしろ、周囲から年齢について聞かれないために、口癖のようにしているのではないかとも考察されているのです。

ドクターくれはの名言の中でも、特に名言と言われる機会が多いのがこの名言です。この名言は、チョッパーに向けて発した言葉です。過去に、チョッパーは、ヒルルクに対して、勘違いして毒キノコを煎じて飲ませたことがあります。これを聞かされることになったドクターくれはが、チョッパーにぶつけたのがこの名言になっています。

この名言は、チョッパーのその後の医術の考えの基本になっています。チョッパーが、冒険の各地で新たな医術を求めたり、常に本を求めるなどしているのは、この考えが信念になっているためです。

ドラム島において、旅立つチョッパーに向けて放ったのがこの名言です。ドクターくれはは湿っぽい別れを嫌う性格であるため、チョッパーを追い出すような形で送り出しています。その際に、ドクターくれはは、ヒルルクから受け継いだ研究である、雪を桜吹雪に見せる研究の結果を見せているのです。チョッパーはこの研究をもちろん知っており、その桜吹雪を見て涙を流すのでした。

ワンピースはバトル漫画ではありますが、その根底には冒険ものの要素も持っています。そのため、当然出会いと別れが比較的多い作品になっているのです。そんな別れが多いワンピースの中でも、屈指の名シーンとして人気を集めているのです。この名言はその名シーンを彩るドクターくれはの名言になっています。

アニメワンピースにおいて、ドクターくれは役の声優を担当したのが、野沢雅子さんです。元々は子役として3歳で映画デビューをしました。高校卒業後に本格的演技の勉強を始め、劇団の経営を支えるために、1950年代に声優としても活動するようになりました。声の質はアルト帯で、特にハツラツとした少年役に定評を得ています。また、年齢的には年上の声優はいるものの、芸歴という意味では、現役声優の中で最も長いとも言われています。

ちなみに、アニメ声優としては、1963年にゲスト出演した『鉄腕アトム』となっています。その後、1968年に『ゲゲゲの鬼太郎』で初代ゲゲゲの鬼太郎の声優を担当して以降は、実に様々な作品で主人公役を担当することになりました。芸歴の長さも相まって、野沢雅子さんが主人公役を務めるアニメを見たことがない人はいないのではないか、とも言われるレジェンド声優になっています。

野沢雅子さんがこれまでに演じたキャラクターとしては、『あらいぐまラスカル』のラスカル役、『銀河鉄道999』の星野鉄郎役、『ドラゴンボール』シリーズの孫悟空役及び孫悟飯役を始めとする孫家系のキャラクター全般、1980年版『怪物くん』の怪物太郎役、『ダッシュ！四駆郎』の日ノ丸四駆郎役、『釣りキチ三平』の三平三平役、『ど根性ガエル』のひろし役などを演じています。

野沢雅子さんが近年演じたキャラクターとしては、『5億年ボタン【公式】〜菅原そうたのショートショート〜』のトニオ役、『アサティール 未来の昔ばなし』のアスマお婆ちゃん役、『ゲゲゲの鬼太郎（第6作）』の目玉おやじ役、『深夜！天才バカボン』の野沢雅子（本人）役、『のりものまん　モービルランドのカークン』のエリザベス役などを演じています。

ここからは既に、ワンピースを視聴している人の、ドクターくれは（Dr.くれは）に関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ドクターくれはは、出た当初はそこまで年齢にフォーカスされることはありませんでしたが、連載も長くなってくる中で、ドクターくれはほどの年齢のキャラクターがほぼ出てこなかったこともあり、この年齢が正体不明の伏線になるのではないか、と考察される結果になっています。

結果的に、ドクターくれはがクローズアップされる機会も多くなっており、人気を集めるキャラクターの1人になっているのです。ドクターくれはのように生きたいとも言われるキャラクター性と人気を確立しています。

ドクターくれはに関しては、その正体不明さを醸しだている要素として、やはり年齢がクローズアップされることが多くなっています。ワンピースの中でも屈指の年齢の高さを誇り、しかも人間のキャラクターの中では、最高齢の年齢であるためです。最終章に突入し、回収されそうな要素も増えていること、世界会議編に再登場したことで、よりドクターくれはが正体不明の年齢の高さをしているのが気になる要素とされています。

加えて、ワンピースでは年齢設定はあっても、ワンピース作中で描かれないことが多くないっています。ビルルカードなど、別媒体で明かされるパターンが多いのです。そのような中、ドクターくれは（Dr.くれは）はわざわざワンピース作中で年齢が描かれているのです。しかも名言になっているように、自ら年齢に触れさせようとしているところに、何か伏線めいたものを感じると言われることになっています。

ロジャーやDの意志との関係性なども含めて、若い頃のドクターくれは（Dr.くれは）が何をしていたのか気になるとする声も多くなっています。ロジャーの本名はともかく、Dの意志に関しては、ただ年齢が高いからと言って、知っている事実というわけでもなく、若い頃は海賊でそれなりに有名だった説、実は神の騎士団を始めとする世界政府側の人間なのではないか説などが、考察される結果になっているのです。

世界会議編において、聖地マリージョアに来ても問題になっていないことから、海賊ではないとも考察されています。現在は海賊を引退していても、懸賞金がかけられているレイリーなどの例もあるのです。ロジャーの本名はともかく、Dの意志について知っているからには、若い頃に海賊だったら相当名が知られているはずであり、聖地マリージョアに入ることは難しいのではないか、と考察されています。

また、ワンピースでは、特定のキャラクターの年齢違いが描かれることも多くなっています。女性キャラクターでも描かれることがあることから、ドクターくれはの若い頃が気になるという声も多いです。正体不明と言われるキャラクターではありますが、140歳になっても抜群のプロポーションを保ち続けていることから、若い頃から美人だったのではないか、と考察される結果になっているのです。

ドクターくれはは、登場頻度がそこまで高いキャラクターでもなく、敵キャラクターだったわけでもないキャラクターです。そのため、SBSなどでも扱われることは少なくなっています。しかし、これは尾田栄一郎先生が伏線のために、敢えて取り扱わないようにしているのではないか、とも考察される結果になっているのです。いずれにしても、ドクターくれはの若い頃についても知りたいとする声も多くなっています。

ドクターくれは（Dr.くれは）の正体は、チョッパーの師匠であり、同時に、人間キャラクターの中では、ワンピース作中最も年齢の高いキャラクターです。名言なども含めて、ワンピース作中でも常に年齢を意識させることが多い数少ないキャラクターであり、伏線になっているのではないか、と考察されるキャラクターにもなっています。ロジャーの本名やDの意志について知っている素振りも見せているキャラクターでもあるのです。

若い頃は、何をしていたのか、という考察や、実は神の騎士団なのではないか、不老不死なのではないか、といったような考察も行われています。伏線の多いワンピースという作品の中でも、何が当てはまっても不思議ではないキャラクターとして様々な考察が行われる結果になっているのです。ワンピース最終章において、何かが明らかになる可能性もあるので、ドクターくれはにも注目しながらワンピースを視聴してみましょう。