【ワンピース】ドクターくれは（Dr.くれは）の若い頃と年齢は？謎の過去も考察

この記事で紹介するドクターくれは（Dr.くれは）は、チョッパーに医術を教えた名医です。過去に医者仲間のヒルルクに頼まれ、チョッパーの面倒を見ることになりました。血の繋がりがないとはいえ、彼のことを息子のように大切に思っています。ロジャーに関する意味深な発言をしており、若い頃にロジャー海賊団と何かしら関係があったのではないかと推測する声が多くあります。

「ワンピース」は、海賊の頂点を目指すゴム人間の力を持った少年を主人公とした物語です。人気少年誌「週刊少年ジャンプ」の看板作品で、1997年から連載がスタートし、1999年にはアニメが放送されます。

幼い頃から海賊に憧れていた主人公・ルフィは、ある日悪魔の実を食べたことでゴム人間の身体を手に入れます。17歳に成長した彼は、長年の夢を叶えるため、仲間も海賊船も持たない状態で、生まれ育ったフーシャ村を旅立ちます。

• 異名/魔女、ドクトリーヌ、マスターオブ医者
• 好物/梅干し
• CV/野沢雅子
• 所属国/サクラ王国
• 誕生日/9月8日

ドクターくれはは、トナカイのチョッパーを助手として従えたサクラ王国（旧名/ドラム王国）の医者です。高齢ですが若々しく、ドラムロッキーという名の山々の中で、ひときわ高い山の上に建つ城に住んでいます。非常に腕の良い名医で、時々下山して街にやってきては、高い報酬を要求することで知られていました。街に来る時は、助手のチョッパーはトナカイの姿で荷物を運んでいます。

チョッパーが引くソリに乗って空を飛んでいたという目撃情報から、魔女という異名も持ちます。サバサバとした性格で、基本的に笑顔で独特の笑い方をしていました。メガネとサングラスを重ね付けしており、真冬であってもウエストを出した若々しいファッションを好んで着ています。

ドクターくれはは、ルフィやサンジに一発入れたり、壁を蹴りで破壊したりなど、身体能力の高さがわかるシーンがあります。しかし、未だ敵との戦闘は描かれておらず、どれほどの強さを持つのか不明です。しかし、ワポルが城を取り戻しに来た時は、ルフィたちが敵わなかったら助けると発言しています。どんな相手にも物怖じしない余裕ある様子から、それなりの強さを有しているのではないかとされています。

ドクターくれはは、初登場時の年齢は139歳と表記されていました。年齢に関する他人の発言には敏感で、140歳と言われた時はすぐに139歳だと訂正しています。さらに、年寄り扱いした人間には、容赦ない制裁を加えていました。新世界編では、141歳になっています。

チョッパーたちがサクラ王国を後にした後、ドルトルとドクターくれはは、ルフィの手配書を目にしました。手配書を手に取ったドクターくれはは、ドルトルにゴール・D・ロジャーのことを知っているか問います。

世間で彼の本名は知られておらず、質問されたドルトルもゴールド・ロジャーのことかと聞き返しています。そして、Dの意志について何か知っているような、意味深なことを呟きました。ドクターくれはは若い頃、ロジャー海賊団の関係者だったのではないか、はたまた船医だったのではないかと予想する声もあります。

ドクターくれはの年齢から考慮すると、約40年前に活躍したロックス海賊団のことを知っていてもおかしくはありません。ロックスはすでに故人とされており、何かと謎の多い人物です。今後、彼女の口からロックスの過去の情報が明かされる可能性もあります。

ここでは、ドクターくれはの「ワンピース」作中に登場した名言を紹介していきます。こちらは、134話に登場した名言です。ココアウィードという街へやってきたドクターくれはは、手の痛みを訴える飲食店の息子を治療します。治療を終えると、ドクターくれはは報酬として、大量の物資と店の財産の半分を要求します。周囲の客は、詐欺ではないかとドクターくれはに疑いの声をかけました。

しかし、先ほどまで痛みで大泣きしていた息子は、症状が落ち着いたと笑顔を見せます。ドクターくれははこのセリフを言い、1%負けてくれました。息子の笑顔を見た店主は、報酬を支払うといいます。

こちらは、ココアウィードの街の飲食店に訪れた時や、治療を施して目を覚ましたナミに対して言った、ドクターくれはの口癖のようなセリフです。非常に若々しい彼女は、自身の美しさに自身を持っており、相手が聞いていないにも関わらずこのセリフを口にします。しかし、作中に彼女の若さの秘訣が気になるという者は現れません。

チョッパーは、ドクターくれはの元から離れ、ルフィ海賊団に入ると決めます。そのことをドクターくれはに報告しに行きますが、反対され、終いには包丁を投げつけながら追いかけられました。チョッパーは、ルフィたちを乗せたソリを引いて下山します。

しんみりした別れを嫌った彼女は、わざとこうした行動に出てチョッパーを送り出したのでした。そして、事前に用意していたヒルルクの研究の塵を使い、ピンク色の雪を降らせて見送ります。こちらは、その時ドクターくれはがチョッパーに向けて言ったセリフでした。彼女は、チョッパーが出て行くことを見越しており、すでに荷物をソリに乗せていました。

チョッパーは、ヒルルクの言葉からドクロのマークは猛毒ではなく万能のマークなのだと勘違いしていました。余命幾ばくもないヒルルクのために、図鑑に載っていたドクロマークがついたアミウダケというキノコをとりに行きます。ヒルルクは、彼の気持ちを受け取り、猛毒と知りながらもアミウダケで作ったスープを飲みました。国では、ワポルが抱えるイッシー20が病で倒れたという噂が流れています。

ヒルルクは、イッシー20を治療するために、ワポルの元へと向かいました。一方、ドクターくれはは、ヒルルクの家に向かい、チョッパーに会います。チョッパーは、ヒルルクは病が治って元気になったと言い、食べさせたアミウダケを彼女に見せます。ドクターくれはは、そのキノコが猛毒であることを教え、このセリフを言いました。知らずに食べさせてしまったチョッパーは、その場で大泣きし、彼を探しに飛び出します。

ここでは、ドクターくれはに関する感想や評価を紹介していきます。彼女は、腕の立つ医者ですが、がめつく報酬を要求します。しかし、ヒルルクの研究の後始末を請け負ったり、チョッパーを実の息子のように大切にしたりなど、優しい性格でもありました。こうした性分のためか、作中でも名セリフが多く登場します。ドクターくれはのセリフが好きといった感想もありました。

ドクターくれはは、作中で若さの秘訣について聞いてほしそうにしています。しかし、周囲に興味がある人がおらず、彼女の若さの秘訣は謎のままでした。明かして欲しかったという意見もありました。

ドクターくれはは、過去にヒルルクから、開発した桜を降らせる研究の材料を増やして欲しいと頼まれていました。彼女はこの頼みを聞き入れ、増やした材料を使って、ピンクのサクラを降らせ、ルフィたちと旅に出るチョッパーを見送っていました。この別れのシーンと、ドクターくれはのセリフに涙したといった感想も散見されました。

ドクターくれはは、作中での登場回数はあまり多くありません。しかし、優しさと厳しさを持ち合わせたかっこいいキャラクターと評されており、人気があります。ルフィ海賊団に入ってレギュラーになって欲しかったなどの意見もありました。

ここまで「ワンピース」に登場するドクターくれはの若い頃、作中での活躍や名言、年齢などを紹介してきました。年齢的に、ロジャー海賊団やロックス海賊団のことを知っているのは、間違いなさそうです。今後、彼女の口から何か重大な秘密が語られるのではないかと、注目が集まっています。