2020年04月06日公開
2020年04月06日更新
【ワンピース】白ひげ(エドワード・ニューゲート)のモデルは?見た目や名前から考察
『ワンピース』に登場した白ひげ(エドワード・ニュゲート)は最強の海賊と称され、”海賊王”ゴール・D・ロジャーと互角に渡り歩いた元四皇です。独特な雰囲気と船員たちを「家族」と言って何よりも大事にする姿勢から、エースや船員たちが”親父”と言っていたように読者も同じ呼び名で親しみを持っている方が多いようです。今回はそんな白ひげのモデルとなったのは誰なのか?見た目のモデルとなった居酒屋の店長をはじめ、名前のモデルなどを紹介しています。
目次
白ひげ(エドワード・ニューゲート)とは?
『ワンピース』の登場人物だけでなく読者からも”親父”と呼ばれ親しまれている白ひげ。力が衰えていない全盛期の頃は「世界を滅ぼす力」と称されるほどの実力を持っており、さらに力が衰えた状態であっても圧倒的な破壊力を持っていました。ここでは白ひげのモデルとなったのは誰なのか?という疑問に迫る前に、本作の作品情報と白ひげのプロフィールを見ていきましょう。
ワンピースの作品情報
ワンピースの概要
『ONE PIECE(ワンピース)』は1997年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されている作品です。略称は「ワンピ」。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王の夢を抱き、夢への冒険や仲間たちとの友情といったテーマを掲げ、バトルシーンと感動エピソードを交えた少年漫画の王道を行く物語となっています。2020年4月時点で単行本が第96巻まで刊行されているなど、ジャンプ歴代作品の中で代表的な長期連載作品です。
ワンピースのあらすじ
「大海賊時代」ーーかつて海賊王と呼ばれた男・ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝」を巡る海賊達のロマンが溢れていました。そんな時代のさなか、フーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは村に滞在していた赤髪のシャンクスという異名で知られる海賊と出会い、彼と交流していくうちに海賊への憧れを募らせていました。ある日、ルフィはひょんなことから悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べてしまいます。
それによって全身が伸び縮みする体と引き換えに、一生泳げない体となってしまいます。それが災いし、ルフィは村の海賊達から海へと投げ込まれ溺れてしまいました。その時、ルフィを助けたのがシャンクスでした。そしてルフィは村を去ろうとするシャンクスに将来立派な海賊になって再会することを約束するのでした…。
白ひげ(エドワード・ニューゲート)のプロフィール
白ひげ(エドワード・ニューゲート)は、『ワンピース』のマリンフォード編にてエースを奪還すべくマリンフォードに姿を現した、世界最強の海賊と称される人物です。かつて”海賊王”ゴール・D・ロジャーと唯一互角に渡り歩いたとされる伝説的な大海賊であり、四皇として白ひげ海賊団の船長を務めていました。頂上戦争で白ひげが戦死したことによって、世界各地が大きく揺れ動いたことからかなりの影響力を持っていたことが分かります。
また戦闘力だけでなく、彼は財宝や偉大なる航路の果てにたどり着くことへの執着心はなく、ただ「家族」と呼ぶ船員たちのことを何よりも大事にしていたため、かなり人望が厚いキャラクターでした。最後は猛烈な攻撃を受けつつも仁王立ちしたまま絶命しています。
白ひげ(エドワード・ニューゲート)のモデルは誰?見た目から考察
それでは早速、白ひげの(エドワード・ニューゲート)のモデルとなったのは誰なのか?という疑問を白ひげの見た目からモデルを考察していきます。
行きつけだった居酒屋の店長
白ひげの見た目のモデルとして有力なのが「居酒屋の店長」です。白ひげの見た目は異名の通り大きく白い口ひげと、常人の数倍もある体を持つ大男。そのような見た目のモデルが作者・尾田先生がよく行きつけだった居酒屋の店長とのこと。ちなみにルフィのモデルは尾田先生本人のようですが、もしかするとルフィと白ひげが会話を交わしていたシーンは、尾田先生と居酒屋の店長との会話を思い出しながら描いたのかもしれません。
店長の口癖
居酒屋の店長は「バカヤロウ」、「アホンダラ」、「ハナッたれとは話したくねえよ
」と3つの口癖を言っていたようです。この口癖は白ひげが赤髪の新米船員であるロックスターに向けて言ったセリフ「わかったら帰れ ハナッたれとは話したくねえよ アホンダラ」と酷似しています。ちなみに現在は白ひげのモデルとなった居酒屋の店長は他界されてしまっているため、お会いすることができません。
白ひげ(エドワード・ニューゲート)のモデルは誰?名前から考察
白ひげの見た目のモデルとなったのが、作者・尾田先生が行きつけだった「居酒屋の店長」ということが分かりました。このモデルから白ひげに対して強いこだわりを持っていることがうかがえます。では、白ひげの名前のモデルとなっているのは誰なのでしょうか?ここでは名前のモデル考察していきます。
名前のモデル①エドワード・ティーチ
白ひげ(エドワード・ニューゲート)の名前のモデルとして挙げられるのが「エドワード・ティーチ」です。この名前は黒ひげのモデルとなっているのですが、白ひげは「ティーチ」の名前を抜いた「エドワード」の名前を取ったと考えられます。『ワンピース』の世界では黒ひげと白ひげとの対立を際立たせるために、黒ひげの名前をモデルとしたのではないでしょうか?
名前のモデル②ニューゲート監獄
続いて白ひげの名前のモデルとして挙げられるのが「ニューゲート監獄」です。モデルとなった監獄は長い歴史の中でも悪名高い人物が収監されるイギリスの監獄で、ロンドンの一角に建てられています。非常に長い歴史を持っているようで、前身となったのがなんとローマ人がヨーロッパを支配していた頃にまでさかのぼると言われています。そしてニューゲート監獄が正式に建設されたのが西暦1188年。
その後、たびたび大規模な再建や改修を経て、1902年に取り壊されています。そもそもこの監獄が白ひげの名前のモデルとなっているのか?というのも、この刑務所にキッド海賊団船長を務めているユースタス・キッドなど実在した海賊達が多く収監されていたからです。ただ、監獄と海賊との間に何らかの縁があったとは考えられますが、なぜ白ひげの名前を付けたのかまでは分かっていません。
白ひげ(エドワード・ニューゲート)に関する感想や評価
白ひげのモデルは作者が通ってた居酒屋のおやじ。
— 温泉 玉子 (@on1000t) November 26, 2019
実物もきっと”アホンダラ”が口癖で相当な覇気の
持ち主だったに違いない。
おっかなそうだけど行ってみたかったな~
”ハナッタレとは話したくねぇよアホンダラ”
って言われてしまうかな(笑)
こちらの感想では、白ひげのモデルとなった居酒屋の店長について述べられています。やはり、モデルとなった店長の口癖「アホンダラ」が印象的なようで、その口癖からそうとうな覇気の持ち主だったかもしれないとイメージされています。また、口癖からおっかないイメージを抱いているようですが、そんなイメージを持ちつつも白ひげの心優しいキャラクター性が会ってみたい要素となっているのがうかがえます。
ワンピースの黒ひげのモデルでもあり、白ひげの名前のエドワードニューゲートもこっから持ってきてるんだよな。 https://t.co/LTirUrnGug
— さるびあ (@cameliamaru1986) November 21, 2019
こちらの感想では白ひげのモデルであり黒ひげのモデルでもある「エドワード・ニューゲート」について述べられています。実在したモデルは最も有名な海賊。しかし、捕虜を傷つけたり殺したことがない人物のようなので、かなり意外と言えるでしょう。何かしらのこだわりや信念を持っていたのでしょうか?これを機にモデルの情報も調べてみると面白いかもしれません。
黒ひげと白ひげのモデルになった人ですよね!
— midori@ONEPIECE垢 (@midoriONEPIECE1) October 24, 2019
実際に「黒髭」とも言われていて、死に様は白ひげのように海兵相手に一歩も引かず体に沢山の傷を受け討ち死に…
ふわぁぁ!かっこいい…!✨
こちらの感想でも白ひげと黒ひげのモデルとなった「エドワード・ニューゲート」について述べられています。このモデルについて気になっているようなのですが、実際の死に様が白ひげと同様に海兵相手に一歩も引かなかったことがかっこいいと言われています。やはり白ひげの最後のシーンがかなり印象的だったからなのでしょうか?多くの視聴者・読者が感動するシーンとなっていました。
白ひげ(エドワード・ニューゲート)のモデルまとめ
『ワンピース』に登場した白ひげ(エドワード・ニューゲート)のモデルは誰なのか、その疑問を見た目や名前を考察しつつ迫りましたが、いかがでしたか?白ひげは船員のことを「家族」として大事にしており、私利私欲に溢れた黒ひげとは対照的なキャラクターでした。そんな白ひげをエースをはじめ船員たちは親父と慕っており、読者も同じ呼び名で呼ぶなどかなりの人気を誇っています。
やはり白ひげのモデルについて寄せられた感想では、モデルが誰なのか?と気になっていたことがうかがえ、結果的にモデルも好印象となっているようでした。そして尾田先生自身が行きつけだった居酒屋の店長をモデルにしているということから、白ひげにこだわりを持っていたのがうかがえます。また、モデルだけでなく白ひげ自体の伏線も今後明かされていくと考えられますので、ぜひ白ひげに注目しつつ楽しみにしておきましょう。