【天国大魔境】ククは魚のヒルコになった?登場シーンや大きくなった姿も紹介

「天国大魔境」のククについてまとめています。高原学園の中で運動神経抜群のククは、どのような能力があるのかを説明!ククの登場シーンや死亡した理由、その後魚のヒルコになった可能性はあるのかもネタバレ考察していきます。学園に通う頃はやんちゃでかわいい彼女が、色っぽく成長した姿も載せているためファンは必見です。クク役を演じたアニメ声優や、天国大魔境の感想と評価も紹介しています。

【天国大魔境】ククは魚のヒルコになった?登場シーンや大きくなった姿も紹介のイメージ

目次

  1. 天国大魔境のククがかわいい
  2. 天国大魔境のククは魚のヒルコになった?
  3. 天国大魔境のククの登場シーンや大きくなった姿
  4. 天国大魔境のククのアニメ声優
  5. 天国大魔境のククに関する感想や評価
  6. 天国大魔境のククのネタバレまとめ

天国大魔境のククがかわいい

天国大魔境のククは、壁に囲まれた施設で暮らすかわいい少女です。運動神経も抜群で、驚きのジャンプ力を持っています。そんな元気いっぱいのククが、魚ヒルコの正体ではないかと話題になっています。本記事では、ククの正体や能力にスポットを当ててネタバレ解説するため、気になる人はぜひチェックしてみてください。

天国大魔境の作品情報

天国大魔境の概要

ククが登場する「天国大魔境」は、2018年より講談社の月刊アフタヌーンで連載されている漫画作品です。外界から隔絶された学園の子供たちと、荒廃した日本を旅する少年と少女の2つの物語が、同時進行で描かれています。

原作者は石黒正数先生で、密室サスペンスとロードムービーが盛り込まれた独特のストーリーが人気です。「このマンガがすごい!2019」でオトコ編第1位にランクインしており、高い評価を得ています。2023年より「TOKYO MX」ほかにて、アニメ化のテレビ放送が開始されました。

天国大魔境のあらすじ

天国大魔境の主人公である少年マルと少女キリコは、文明が崩壊した日本を旅しています。マルは天国で自分とそっくりな人物を探して、薬を打つように命じられました。マルとキリコは人食いヒルコや野生の猛獣などと闘いながら、「天国」を目指します。トキオや子供たちの住む場所が天国だと判断し、彼らと会うために施設へ向かいました。果たして、マルはトキオと対面することができるのでしょうか?

ククのプロフィール

天国大魔境のククは、高原学園に通う3期生の少女です。魚のようにギョロッとした目と、大きな口が特徴になっています。幼いころから、身体を動かすことが大変好きです。活発な性格をしており、コナの絵を巡ってトキオと取り合いをしていました。

また、施設の子供たちの立ち入り禁止区域にも、トキオと共に出入りするような、好奇心旺盛でやんちゃな一面もあるようです。そんなかわいいククですが、成長するにつれて色っぽさが増していきます。

ククの能力

ククは運動能力が抜群で、人の頭を軽く飛び越えられるほどのジャンプ力を持っています。また、ヤモリのように天井や壁に張り付き、垂直の壁でもペタペタと上まで登ることが可能です。泳ぎも得意で7分くらいまでなら潜水できます。

予知能力のあるミミヒメなどは、管理者側に脳をいじられてる可能性もあります。ククのような身体的な能力も、意図して付与された能力なのか、偶発的なものなのか興味深いところです。学園の多くの子供たちが、垂直な壁に手足がくっつくわけではなく、ククだけに備わった能力となっています。

TVアニメ「天国大魔境」公式サイト

天国大魔境のククは魚のヒルコになった?

ククは魚のヒルコになった?

第2巻でキルコとマルが東京行きの船に乗っていた際に、魚型のヒルコが現れます。魚ヒルコには無数の人間の手によく似たものが付いており、船をよじ登ることができました。魚ヒルコの全身は水の膜に包まれて、キル交戦も効果がありません。また、地上を滑るように移動する能力もあります。

ヒルコは口に水をためて、水鉄砲のように勢いよく放って攻撃してきました。これらの能力から魚ヒルコの正体は、ククである可能性が非常に高いです。魚ヒルコが船と同じ速さで泳いだり、無数の足を使って駆けるスピードも、ククの能力とそっくりでした。キルコが船室の奥の方へヒルコを誘導して、多くのダンボールに接触させます。そうすれば、魚ヒルコは水分を吸収されて、動きが鈍くなるためです。

その後、マルの持つマルタッチ能力によって死亡しました。以前、ククは予知能力のあるコナから、魚ヒルコによく似た怪物の絵をもらったことがあります。また、ククは体に黒い斑点ができて死亡しており、その後海に葬られたそうです。そのことからも、ククは病気を発症していたため、海の中でヒルコになったのだとネタバレ考察します。

ヒルコの正体は学園の生徒?

人食いヒルコの正体は、「怪物になる病気にかかって死亡した元人間」だと、宇佐美が発言していました。天国大魔境のタラオは不治の病にかかってしまい、体中にアザが発症して命を落とします。火葬したタラオの体には、ヒルコと同じような核が残っていました。もしも、火葬されていなければ、タラオもヒルコになっていたのでしょう。

おそらく、高原学園の子供たちが病気で死亡して、人食いヒルコになったとネタバレ考察します。ただ、人食いヒルコになる理由など、ないのかもしれません。高原学園の子供たちは、必然的にみんな人食いヒルコとなる運命だったともいえるでしょう。

しかし、シロのように発病していない生徒も存在するため、絶対的にヒルコとなるわけではないようです。そして、高原学園の生徒以外にも、ヒルコが存在することが、8巻でネタバレされています。400年以上前の鬼のミイラが、ヒルコとして登場しました。

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天国大魔境のククの登場シーンや大きくなった姿

天国大魔境のククが、どのようなシーンで登場したのかをネタバレ紹介します。かわいいシーンも登場するため、ぜひチェックしてみてください。子供の頃は好奇心旺盛で活発なククが、成長するにつれて変化していく姿も、ネタバレしています。

登場シーン①トマトを渡す

病気で寝たきりのタラオに、ククがトマトを持って行ってあげるネタバレシーンです。他の野菜でも良かったかもしれませんが、あえてトマトを渡ことに意味があるのでしょうか?ヒルコになったククが、「トマト天国」でマルとキルコを襲ったことと関係している可能性もあります。

トマト天国とは、トマトを中心にさまざまな野菜を育てている草壁農園のことです。数十人が畑を耕しながら暮らしている集落で、トマトばかり育てているため、そのような異名が付きました。世界崩壊後にマルとキルコが、トマト天国へ訪れる場所でもあります。人食いヒルコになる前に、トマトが好きなククがその場所にいたという伏線かもしれません。

登場シーン②怒るトキオから逃げる

天国大魔境のトキオとコナは、兄妹のように親しい関係でした。トキオはコナから魚の絵をもらう約束をしていたのですが、なぜかククの手に渡っていたのです。「コナの絵は僕が欲しかったものだ」とトキオは怒りをあらわにします。トキオは「コナが想像するものが好きなんだ」と、泣きながら返すように訴えました。すると、ククは抜群のジャンプ力を使って逃げ出します。

助走もつけず体が縦に回転するほど勢いよく跳ぶ姿は、驚くほど人間離れしたネタバレシーンです。ちなみに、2人が取り合った絵は、魚に人間の手が何本も生えている不気味なものでした。のちに、コナには予知能力があることと、その絵はククが魚ヒルコになるための伏線だったことが判明しています。

登場シーン③机をズリズリする

ククもトキオ同様、コナの描く絵が大好きでした。絵を描いている様子を見たいため、机の向かい側から身を乗り出し、ズルズルと移動しながら近づいていきます。ククの子供っぽくて自由奔放さがよく表れている、かわいいネタバレシーンです。また、ククはさまざまな体勢をとるのが好きなのでしょう。アクロバティックな動きや壁に張りつくなど、活発なシーンが多く見られるのも特徴です。

登場シーン④石に座っている様子

天国大魔境のククが、石の上にちょこんと座っているネタバレシーンがあります。その様子はまるでカエルが座っているようでした。ククの顔は目がギョロッとしていて、よく見るとカエルにも似ています。また、ジャンプをしたり壁に張り付いたりする動きも、カエルのようでかわいいす。学園の中でこのような動きができるのは、ククだけでした。ククの手足はどのような造りになっているのか、気になるところです。

登場シーン⑤ミチカと仲良し

天国大魔境のミチカはクク以上に活発な人物で、性格も似ている部分があるため気が合ったのだと考察します。学園の生徒たちが集められて、これから起こる出来事について話を聞くネタバレシーンがありました。

漫画版での登場キャラは、ほとんど1コマに1人で描かれていましたが、ククはミチカと共に1コマで2人となっています。偶然かもしれませんが、いつも一緒にいるほど仲が良いのだと考察できます。実際に、高原学園を出たあと、2人はしばらく一緒に行動していたようです。

登場シーン⑥大きくなった姿は色っぽい?

天国大魔境のククといえば、活発なかわいい子供というイメージが強いキャラでした。世界が崩壊してしばらく経ったあと、ミチカとオーマと共に、ククは学園を出た可能性が高いです。そして、行き着いたどこかの街で、ほぼ寝たきりになってしまいます。運動が大好きでやんちゃな頃が嘘のように、かなり気だるそうにしていました。

学園で暮らしていた多くの子供たちが患った病気があります。どうやら、ククもその病気にかかったようです。全身に黒いアザが発症して、しだいに動けなくなり最後に死亡するといわれています。ククが寝ている状態で、「おかえり」というネタバレシーンがありました。

かわいい子供時代から少し大人びており、気だるいせいで弱々しさも重なって、非常に色っぽくなった様子です。きれいなお姉さん風になったのも束の間、残念ながらククはその後死亡してしまいます。「死んだら海に流してほしい」と、生前にククが言っていたため、亡骸は海に流した可能性が高いです。

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天国大魔境のククのアニメ声優

黒沢ともよのプロフィール

  • 愛称:もよちー、ともよ様、ともちん、ともにゃ
  • 出身地:埼玉県秩父市
  • 生年月日:1996年4月10日
  • 職業:女優、声優、歌手
  • 所属事務所:東宝芸能
  • 身長:149.5cm
  • 体重:41kg
  • 趣味:料理、散歩

天国大魔境のクク役を演じたアニメ声優は、黒沢ともよさんです。3歳の頃から俳優を目指すため勉強を始め、2000年には子役としてテレビドラマやCM、舞台などに出演しました。2003年の舞台「奇跡の人」に出演した際、本格的に役者としての人生を歩むことを決意します。同年、舞台「新・美空ひばり物語」にて、幼少期の美空ひばり役を見事に演じます。2008年にはPVやコンサートのモーションアクターとして出演もしました。

また、2010年に劇場アニメ「宇宙ショーへようこそ」にて、主人公の小山夏紀役を務め、声優デビューを果たします。2018年3月に「第12回声優アワード主演女優賞」を獲得し、高い評価を得ました。2023年現在は、声優業と並行して、舞台演劇にも活動の幅を広げています。女優の大竹しのぶさんを尊敬しており、「いい役者になりたかったら、いい人間になりなさい」と言葉をかけられたエピソードがあるそうです。

黒沢ともよの主な出演作品や演じたキャラ

  • 2012年:アイカツ!(~2016年 有栖川おとめ役)
  • 2014年:ブラック・ブレット(ティナ・スプラウト役)
  • 2015年:響け!ユーフォニアム(~2016年 黄前久美子役)
  • 2017年:宝石の国(フォスフォフィライト役)
  • 2018年:ひそねとまそたん(貝崎名緒役)
  • 2019年:荒ぶる季節の乙女どもよ。(本郷ひと葉役)
  • 2020年:魔女の旅々(サヤ役)
  • 2021年:さよなら私のクラマー(周防すみれ役)
  • 2022年:アキバ冥途戦争(しぃぽん役)
  • 2023年:天国大魔境(クク役)

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天国大魔境のククに関する感想や評価

天国大魔境のストーリーは、施設側の子供たちのことを考えると、結構残酷な内容だという感想もあります。かわいい推しのククも、それ以外のみんなも、ヒルコ化もしくは病気で死んでしまうことに気づいてしまったという声も上がっていました。くくっと笑う仕草がかわいいため、ずっと見ていたい、死なないでほしいというファンもいます。

天国大魔境のククは、飛んだり跳ねたり壁にくっ付いている様子が、まるでスパイダーマンのようだという感想があります。また、天語気大魔境のキャラでは、ククがかわいいという声も上がっています。妖怪チックなキャラデザインや動作がかわいいというファンもいました。

病気になったククは、自分が死んだら海に流してほしいと言っていました。ただ、実際は死んだのではなく、ヒルコになったのだと考察する人もいます。また、死体を燃やさずに、そのまま海に流したため怪物となったという感想もありました。キルコたちが船で釣った魚は、ヒルコだと考察する声もあります。

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天国大魔境のククのネタバレまとめ

天国大魔境のククは、高原学園で暮らす活発でかわいい少女です。体を動かすことが大好きで、特にジャンプ力に優れていました。ところが、学園を出たあとに、病気にかかってしまい死亡します。亡骸を海に流されたククは、その後魚のヒルコになった可能性が非常に高いです。天国大魔境に登場するヒルコには、まだまだ多くの謎が隠されています。今後の展開を楽しみにしておきましょう。

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