【ばらかもん】あらすじをネタバレ解説！登場キャラクターやアニメの内容は？

『ばらかもん』は漫画家のヨシノサツキ先生による書道漫画です。『ガンガンパワード』2008年4月号にて読み切り作品として掲載されましたが、その際の反響が大きかったため第2話・第3話を掲載したのち、同社のウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』に移されています。ガンガンONLINEでは、2009年2月21日から2019年1月10日までの期間に連載されていました。

ばらかもんの聖地は、長崎県西方沖の五島列島を構成する島の一つ、福江島です。五島列島は緑が多くとても自然豊かな列島で、福江島は5島の政治・経済・文化・観光の中心地となっています。実はばらかもんの作者であるヨシノさんの出身地でもあり、ばらかもんでは福江島の街並みや建物などが忠実に再現されているようです。

ばらかもんのアニメは2014年7月6日から9月28日までの期間中に全12話構成で放送されました。そこで、ここからはばらかもんのアニメ全12話のあらすじをネタバレありで紹介していきます。

まずはばらかもんの1話「ばらかこどん」のあらすじをネタバレありで解説していきます。ある受賞パーティーで書道展示館の館長を殴ってしまった書道家の半田清舟は、書道と向き合うためだと父親に勧められ、身寄りのない島で一人暮らしをすることとなりました。引っ越してきた当日、琴石なるという元気すぎる少女が、借りた家を秘密基地として使おうとしていたため、清舟はなるを追い出します。

しかし、なるは何度追い出しても中に入ってきました。そのうちなるを追い出すことを諦め始めた清舟でしたが、書道の作品を見たなるから「学校の先生が書いたみたいな字」と言われ、受賞パーティーで館長に言われたセリフを思い出し家を飛び出してしまいました。その後、海にいた清舟を追ってきたなるが謝ったことで、二人は仲直りし家に戻ることになります。するとそこには清舟の引っ越しの手伝いをしに島民が集まっていました…

続いてばらかもんの2話「やかましか」のあらすじをネタバレありで解説していきます。なるは清舟が引っ越してきた初日から毎日彼の家を訪れていました。そしてある日、もともと清舟が引っ越してくるまで彼の家を秘密基地にしていた中学生の山村美和と新井珠子が訪れます。二人は清舟の家を秘密基地にしていたと主張し、それ以降許可なく勝手に上がり込むようになりました。

そんな中、大家の息子・木戸浩志（ヒロシ）が母親から頼まれて差し入れを持ってきます。ヒロシは3年生の男子高校生で、自分は中途半端で何の才能もないと嘆いていました。清舟のことを自分とは違う才能のある人物だと考えていたヒロシでしたが、なるが見せた清舟の部屋で多くの書を見つけたことで、才能とは多大なる努力の賜物であると気づき、清舟を見習ってもっと努力することを決意します。

ある日、清舟は栄養不足なうえに書道の仕事に打ち込みすぎたことで、夏バテで倒れてしまい入院することになりました。清舟を心配し美和やタマ、ヒロシがお見舞いに来る中、隣部屋に入院していると言うおじいさんの「みんな清舟を心配してお見舞いに来てる」との言葉に感銘を受け、書道のアイデアが浮かびます。そして退院の日、隣部屋には誰も入院しておらず、入院していたのは清舟だけであったことが明かされるのでした。

続いてばらかもんの3話「ひとんもち」のあらすじをネタバレありで解説していきます。墨汁を使い切った清舟は墨汁を買いに書店を訪れました。その後墨汁を見つけ手に取ろうとした清舟でしたが、同じく墨汁を買おうとしたタマと手が重なってしまいます。結局清舟はタマに墨汁を譲ることとなりました。その帰り道、清舟はタマが漫画を描いていることを知り、タマが描いた漫画の原稿を読むことに。

その夜、自分がオタクであることを隠すために、漫画家志望のことを美和以外には内緒にしていたタマは、調子に乗って清舟に漫画の原稿を見せてしまったことを後悔していました。しかもタマは腐女子（ボーイズラブなどの創作物を好む女性）でした。そこで、自分が腐女子であることがバレてしまう前に、言い訳しようと清舟の家に行くことにしたタマは、そこでヒロシと清舟の姿を見て新たな妄想を膨らませてしまいます。

その後、作品を書展に出展していた清舟は、その結果を知り落ち込んでいました。なるは落ち込み部屋の隅にいた清舟を励ますため、「もちひろい（上棟の工程が無事に終わったことを祝って、集まった近隣の方々に餅をまく行事）」に誘います。

上手く餅が取れない清舟は、今の自分の書道と餅拾いの状況を重ねてしまい書道を辞めたくなりますが、餅拾いの名人ヤスバから自分のペースで大きな結果を掴むことの大切さを教えられたことでやる気を取り戻しました。

続いてばらかもんの4話「しまんおんつぁんどん」のあらすじをネタバレありで解説していきます。清舟はPCも携帯も故障してしまったため、東京にいる川藤と連絡が取れなくなってしまいました。そこで、商店に電話を借りに行った清舟でしたが、黒電話の使い方が分からなかったため、タマの弟である新井明彦（アッキー）から黒電話の使い方を教わることに。

その後川藤に連絡した清舟は、川藤から書展が開かれることを聞き、次こそ大賞を取ると闘志を燃やすのでした。ある日、清舟はヤクザのような見た目をした美和の父親から「船の側面に船名を書いて欲しい」と頼まれます。書道のときに使う筆と墨ではなく、刷毛とペンキ、さらに美和の父親による一発勝負で失敗が許されないというプレッシャーによって緊張し、なかなか字が書けない清舟。

しかし、なるが面白がってペンキの付いた手で船体に手形を付けたことにより、なると一緒にいたほかの子供たちもそれを真似してしまい、船体に多くの手形が付いてしまいました。ところがそれによって清舟は緊張が解け、手形を隠すようにダイナミックに字を書くのでした。

続いてばらかもんの5話「うんにおえぎいっ」のあらすじをネタバレありで解説していきます。学校から習字の課題を出された美和とタマは、習字を教わりに清舟の家にやってきました。そこになるも加わり、3人は清舟から習字を教わっていましたが、大賞以外取らせないと熱く指導する清舟の熱意に圧倒されてしまいます。そこで、美和は清舟を買い物に行かせて休むことにしました。

休憩中に清舟の彼女の有無について話し始めた美和とタマは、清舟が買い物に出ている隙に彼女の痕跡を家の中で探します。しかし、歴史上の人物の写真が大切に保管されていただけで、彼女の痕跡は何もありませんでした。そこで、二人は買い物から帰ってきた清舟に書道以外も興味を持つように言うのでした。ある日、清舟は子供たちの海水浴に同行することになります。

子供たちは海水浴場に慣れていたため、岩場などの足場が悪い環境も気にせず遊びまわっていました。一方、海水浴場に慣れていない清舟は岩場で滑って転んでしまいます。そこで、岩場で休憩していた清舟でしたが、危険な場所から海に飛び込む美和、ヒロシ、なるを見て止めに入り怒りました。帰り道、他人を心配することは初めてと涙を流しながら告白する清舟に、子供たちも泣きながら清舟に抱き着き絆を深めます。

続いてばらかもんの6話「よそんもん」のあらすじをネタバレありで解説していきます。東京から清舟の親友である川藤と書道家の神崎が島を訪れ、清舟の家にやってきました。神崎は前回の書展で大賞を取った18歳の若手書道家です。

ヒロシと美和は、神崎を見て清舟が落ち込む原因となった人物であることに気づき、そのことを清舟に気づかせないようにしていました。しかし、清舟は神崎の素性に気づいており、悔しさはあるものの、以前よりは気にならないと言います。次の日、神崎は清舟の家を訪れ、清舟に憧れて書道家になったと清舟に告げます。

それと同時に島に来てからの清舟の書は、以前より下手になっていると指摘し、東京に戻って書道に向き合うことを提案しました。しかし、清舟は館長に言われたような行儀の良い字ではなく、自分にしか書けないオリジナルの字を書きたいと、東京に戻る誘いを断るのでした。

続いてばらかもんの7話「ひさんいを」のあらすじをネタバレありで解説していきます。清舟はなる、陽菜、美和、タマ、ヒロシ、川藤、神崎たちを連れて釣りをしに海にやってきました。なるたちは釣りに集中している一方、清舟、川藤、神崎の3人は釣りをしながら書道論を語り始めます。スランプに陥っていると言う神崎に対し、川藤は清舟は父親の字を、神崎は清舟の字を真似ているだけだと言い、新境地を開けと力説しました。

その後、なるが作ったオリジナルの針でひさんいを（高級な魚＝イシダイ）を狙うことになります。なるが作った針でひさんいをが釣れるわけないと半ば諦めていた面々でしたが、なんと神崎がひさんいを釣りあげました。ところが針が空中分解してしまい、ひさんいをが逃げてしまいます。

みんなで楽しい時間を過ごした清舟と神崎は帰り際に夕焼けを見たことで、無性に字が書きたい気分になるのでした。その後、川藤と神崎が東京に帰ることとなり、見送りに空港にやって来た清舟たち。別れ際、清舟は川藤に父親の想いを理解し始めたと告げ、神崎からは礼を言われます。二人が去ったあと、清舟は迎えに来た郷長に対し二人と次に会うのが楽しみだと言ってほほ笑むのでした。

続いてばらかもんの8話「オンデ」のあらすじをネタバレありで解説していきます。ある日、清舟は美和とタマから今日がなるの誕生日だということを聞かされます。そこで、清舟はなるへの誕生日プレゼントとしてカブトムシを捕まえに裏山に向かいました。するとその先で同じくなるへのプレゼントとして、カブトムシやクワガタを捕まえにやって来ていたケン太たちと出会います。

清舟はケン太たちからカブトムシかクワガタを買収しようとしますが、断られてしまったため子供たちとの虫捕り合戦になりました。しかし、清舟はあと少しで虫を捕まえることができるという状況だったものの、虫を触ることができなかったため虫捕りにことごとく失敗してしまいます。さらに、最後にケン太からクワガタを貰ったものの、顎で指を挟まれてしまったことに驚き、手を離した隙に逃げられてしまいました。

結局なるへのプレゼントは、「何でも1回言う事をきく券」となりました。お盆になり、なると一緒に墓参りに行く清舟。東京の風習とは異なる島の風習に戸惑う清舟でしたが、そこに美和やタマが加わったことでみんなと過ごす墓参りを楽しんでいました。

そんな中、なるの両親を見たことがないと思った清舟は、なるが寂しくないように仕事がないときは構ってやろうと考えます。その後、清舟は墓参りが終わって寂しさを覚えるなるの気持ちを汲み、なるのおじいさんが戻ってくるまで墓参りを延長することにしました。

続いてばらかもんの9話「おけがまくっちした」のあらすじをネタバレありで解説していきます。清舟は家の風呂が故障してしまったため、風呂が直るまでは郷長のアドバイスに従い、裏山にある薪で風呂を沸かすことになりました。そんな事情を知らないなる、美和、タマは家から煙が出ているのを見て火事だと思い、慌てて駆けつけてきます。ところが風呂だと分かると、冷やかして帰っていきました。

風呂から上がり、郷長が薪で風呂を沸かしたがる気持ちも分かると上機嫌な清舟は、台所でご飯を作っているヒロシを見つけます。その後、二人でご飯を食べていると、そこに慌てた様子のヒナが現れ、なるが虐められていると泣きながら告げました。そこで、二人は公園に助けに向かうことにします。公園ではなるたちが隣村の子供と揉めていました。

清舟とヒロシは大人としての態度で仲裁に入るも、子供たちから煽られたことにより大人気なく本気になってしまい、収拾がつかなくなってしまいます。そこにアッキーが現れ、隣村の子供たちを連れて帰っていく形ですべてが丸く収まりました。

子供たちと裏山に蔓遊びに来た清舟。帰り際、夕日を見て再びインスピレーションを受けた清舟でしたが、子供たちに気づかれることなく、足を滑らせて崖から転落してしまいました。そして、清舟が家に帰ってきていないことを知ったなるは、美和とタマを連れて清舟を助けにやってきます。無事家に帰った清舟は、感じたインスピレーションのまま「星」という字を豪快に書くのでした。

続いてばらかもんの10話「だっちいこで」のあらすじをネタバレありで解説していきます。清舟は前日にインスピレーションのまま書いた「星」の字を書展に出すことにしました。川藤に最高の作品が書けたとアピールしていた清舟でしたが、ふと勢いのまま書いた字で本当に良かったのかと不安に駆られるようになってしまいます。そんなとき、なるのおじいさんから神社に寄付してくれた人の名簿を書き直す仕事を頼まれました。

その帰り、商店に川藤から電話がかかってきたことをアッキーから伝えられ、名簿を子供たちに預けて商店に向かうことになります。そして、清舟は川藤からの電話に「わかった、帰るよ」と返答していました。なるとヒナを祭りに連れていくことになった清舟。今まで一度も祭りに来れなかった清舟は、子供たちと初めての祭りを大いに楽しみ、最後はヒロシや美和も加わりみんなで花火を観ました。

そして、家を全部戸締りし、清舟は東京へ向かいます。一方、清舟の家に遊びに来たなるは、清舟がいないことに気づくのでした。

続いてばらかもんの11話「東京にいます 」のあらすじをネタバレありで解説していきます。東京に戻った清舟は、川藤が営む川藤芸術舎を訪れました。そこには清舟が今回の書展に出す作品が届いており、以前清舟が殴ってしまった館長が清舟の作品を見に来ると言います。そして館長と再会した清舟は、杖をついて歩いている館長のことを殴ってしまったのかと罪悪感を抱き、深々と頭を下げて謝罪し、館長から許しを貰いました。

その後、時間をかけて清舟の書を見る館長。勢いのままに書いてしまったために自信が持てず、緊張に耐えられなかった清舟は、館長と作品にお茶をぶちまけてしまいます。そして、この作品は練習で書いた試作品だと嘘を吐いてしまいました。またしても衝動的に行動し館長から注意を受けてしまった清舟。さらに、気を取り直した館長から作品を絶賛され、書展ではこれよりもいい作品が見れると期待して帰ってしまいました。

実家に戻った清舟は、お茶をぶちまけてしまったため、書展に出す作品を新たに書かなければならなくなります。しかし、勢いのままに書いてしまったため前回と同じ字が書けません。それによって落ち込み、布団にくるまってしまった清舟を見かねた川藤は島に電話します。島の商店に集まったみんなと電話で会話を交わした清舟は、元気を取り戻し、書展に出す新たな作品を完成させました。

続いてばらかもんの12話「かえってきてうりしか 」のあらすじをネタバレありで解説していきます。作品を書展に出した清舟は島に帰ってきました。清舟が家に戻り大喜びの子供たち。書展の結果は清舟も神崎も圏外でしたが、清舟はその結果を知っても満足している様子です。清舟は今自分が一番大切にしているものとして、島のみんなの名前を書いた書を出していたのでした…

アニメ版『ばらかもん』のあらすじを見て分かる通り、作中にはさまざまなキャラが登場しています。では、ばらかもんにはどのようなキャラが登場し、そのキャラの声を演じた声優は誰なのか？ここからはアニメ版『ばらかもん』のキャラとアニメ声優のプロフィールや主な出演作品を一覧形式で紹介していきます。

1人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、半田清舟（はんだせいしゅう）です。半田清舟は本作の主人公で、島民からは「先生」と呼ばれています。本名は「半田清」。書道界の家元の跡継ぎであり、学生時代から書道の道に進んでいます。

ばらかもんのアニメでは、フリーで声優・歌手として活動している小野大輔さんが半田清舟の声を務めました。小野大輔さんは『 フルメタル・パニック!』で声優としてデビューし、2005年のアニメ『AIR』の国崎往人役で初主演を飾っています。主なアニメ出演作に『涼宮ハルヒの憂鬱（古泉一樹役）』『進撃の巨人（エルヴィン・スミス役）』『黒執事（セバスチャン・ミカエリス役）』などがありました。

2人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、琴石なる（こといしなる）です。琴石なるは本作のもう一人の主人公で、明るく自由奔放な性格をしています。小学1年生であり、普段は生徒数9人の分校に通っていました。

ばらかもんのアニメでは、フリーで声優として活動している原涼子さんが琴石なるの声を務めました。原涼子さんはばらかもんの琴石なる役を演じて注目を集め、2022年12月22日に『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』にて望月聖役を務めることが発表されています。主なアニメ出演作に『かいじゅうステップ ワンダバダ（ノーちゃん役）』がありました。

3人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、山村美和（やまむらみわ）です。山村美和は中学2年生の勝気な少女で、なるやタマと清舟が借りた空き家を秘密基地として使っていました。自称ソフトボール部のエースピッチャーです。

ばらかもんのアニメでは、声優事務所「マウスプロモーション」に所属し、声優・歌手として活動している古木のぞみさんが山村美和の声を務めました。古木のぞみさんはマウスプロモーション附属養成所に入所後、2011年に声優ユニット「ワンリルキス」のメンバーとしての活動を開始しています。主なアニメ出演作に『ハイスクール・フリート（立石志摩役）』『プリンセス・プリンシパル（ちせ役）』などがありました。

4人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、新井珠子（あらいたまこ）です。新井珠子は美和の友達で、「タマ」と呼ばれています。いわゆる腐女子であり、清舟やヒロシの姿を見ておかしな妄想に走っていました。

ばらかもんのアニメでは、声優事務所「81プロデュース」に所属し、声優として活動している大久保瑠美さんが新井珠子の声を務めました。大久保瑠美さんは専門学校東京アナウンス学院放送声優科に在籍中にアニメ『ささめきこと』に出演し声優としてデビューしています。主なアニメ出演作に『スイートプリキュア♪（調辺アコ / キュアミューズ役）』『Fate/Apocrypha（黒のライダー / アストルフォ役）』などがありました。

5人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、木戸浩志（きどひろし）です。木戸浩志は郷長夫婦の息子で、美和やタマからは「ヒロ兄」と呼ばれています。高校3年生で、東京にある調理専門学校に合格していました。

ばらかもんのアニメでは、芸能事務所「劇団ひまわり」に所属し、声優・俳優として活動している内山昂輝さんが木戸浩志の声を務めました。内山昂輝さんは2005年に『キングダム ハーツII』のロクサス役で注目を集めています。主なアニメ出演作に『キングダム ハーツ シリーズ（ロクサス、ヴェントゥス役）』『HUNTER×HUNTER（メルエム役）』『機動戦士ガンダムUC（バナージ・リンクス役）』などがありました。

6人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、久保田陽菜（くぼたひな）です。久保田陽菜はなるの親友で、「ひな」と呼ばれています。人見知りが激しく、初対面の清舟と挨拶を交わそうとしたときは号泣してしまいました。

ばらかもんのアニメでは、芸能事務所「ATプロダクション」に所属し、声優・歌手として活動している遠藤璃菜さんが久保田陽菜の声を務めました。遠藤璃菜さんは元子役で2012年から2016年3月19日まで東京都恩賜上野動物園うえのパンダ大使を務めています。主なアニメ出演作に『甘々と稲妻（犬塚つむぎ役）』『カミワザ・ワンダ（黒崎マコ役）』『おとなりに銀河（久我まち役）』などがありました。

7人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、大浜謙太郎（おおはまけんたろう）です。大浜謙太郎はなるたちが通う分校の男子生徒で、「ケン太」と呼ばれています。なるのことが気になっているようです。

ばらかもんのアニメでは、芸能事務所「ヒラタオフィス」に所属し、子役として活動している木村聖哉さんがケン太の声を務めました。木村聖哉さん主にテレビドラマやCMなどのジャンルで活動しています。ばらかもんのケン太役のほかに、『甘々と稲妻』の犬塚の兄、しのぶの弟役を務めていました。

8人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、新井明彦（あらいあきひこ）です。新井明彦はタマの弟で、「あっきー」と呼ばれています。小学6年生ですが、清舟が敗北感を覚えるほど大人びた性格をしていました。

ばらかもんのアニメでは、総合芸能プロダクション「アトミックモンキー」に所属し、声優・女優として活動している潘めぐみさんが新井明彦の声を務めました。潘めぐみさんは2011年にアニメ『HUNTER×HUNTER』のゴン役で声優としてデビューしています。主なアニメ出演作に『HUNTER×HUNTER（ゴン＝フリークス役）』『かいじゅうステップ ワンダバダ（ケムちゃん役）』などがありました。

9人目に一覧でまとめるばらかもんのキャラは、木戸裕次郎（きどゆうじろう）です。木戸裕次郎は清舟が住む七ツ岳の郷長であり、清舟が借りた物件の管理人でもあります。おおらかな性格をしており、島の生活に不慣れな清舟によく頼られていました。

ばらかもんのアニメでは、芸能事務所「プロダクション・エース」に所属し、声優・俳優として活動している杉野田ぬきさんが郷長の声を務めました。杉野田ぬきさんは1993年にゲーム『フィーンドハンター』のバンダー、シーサン役で声優としてデビューしています。主なアニメ出演作に『こちら葛飾区亀有公園前派出所（集議院大五郎、素輪道彦、小島役）』がありました。

先にアニメ版『ばらかもん』のあらすじをネタバレありで紹介し、キャラとアニメ声優を一覧形式でまとめてきました。では、次にばらかもんのキャラが残した名言や名セリフを見ていきましょう。

ばらかもんの漫画・アニメの名言の一つは、「必要なのは確信じゃなくて…」と続く清舟のセリフです。この名言は進路で悩む高校3年生のヒロシに放たれました。普段の残念っぷりが激しいだけに、名言を放った清舟がかっこよく魅力的に映ります。

ばらかもんの漫画・アニメの名言の一つは、「この壁を越えなきゃ…」と続くなるのセリフです。この名言は挫折し島に来た清舟に対してなるが放ったセリフとなっています。なるは深い意味を込めてセリフを放ったわけではありませんが、壁を越えようとする清舟にはなるのセリフがとても響いていました。

ばらかもんの漫画・アニメの名言の一つは、「人に取られたものを…」と続くなる餅拾いの名人ヤスバのセリフです。この名言は18歳の若手書道家が書展で大賞を取ったという事実を知り、落ち込んでいた清舟に対してヤスバが放ったセリフとなっています。ヤスバは餅拾いのことについて話していましたが、それは書道にも通じる話となっていました。ヤスバの名言は清舟が書道家として成長するきっかけを生んでいます。

ばらかもんの漫画・アニメの名言の一つは、「まっちょっけん…」と続くなるたちのセリフです。この名言は東京に戻っている清舟に対する島民たちのセリフとなっています。島民たちと話した清舟は元気を取り戻し、書展に出す作品を完成させました。

ばらかもんのOP主題歌は、柳沢亮太が作詞・作曲を手掛けた「らしさ」です。このOP主題歌は第11話以外の話数で流れました。編曲・歌は4人組ロックバンド「SUPER BEAVER」が担当しています。

ばらかもんのED主題歌は、作詞をRyosuke、Ryo、作曲を Ryoが手掛けた「Innocence」です。編曲はNoisyCell、PABLO a.k.a. WTF!?、歌はロックバンド「NoisyCell」が担当しています。

ばらかもんには『はんだくん』というスピンオフ漫画があります。はんだくんはアニメ化もされている作品で、はんだくんのアニメは2016年7月8日から9月23日まで放送されました。では、はんだくんとはどのような漫画なのか？ここからははんだくんの作品情報とあらすじをまとめていきます。

• 漫画タイトル：はんだくん
• 作者：ヨシノサツキ
• 掲載誌：月刊少年ガンガン
• 発表期間：2013年10月12日～2016年9月12日
• 巻数：7巻
• アニメ情報：KINEMA CITRUS（アニメーション制作）、橘正紀（監督）、ピエール杉浦（シリーズ構成）

ばらかもんのスピンオフ漫画『はんだくん』は、ばらかもんの主人公である半田清舟の高校時代を描いた作品です。はんだくんは『月刊少年ガンガン（スクウェア・エニックス）』にて2013年11月号から2016年10月号までの期間に連載されていました。また、漫画と同じくはんだくんのタイトルで、2016年7月8日から9月23日までの期間にテレビアニメが放送されています。

スピンオフ漫画『はんだくん』は基本的に1ページあたり2コマから4コマで話しが進んでいくのが特徴です。はんだくんの物語は本編の6年前、主人公・半田清が通う高校を舞台にしています。はんだくんは人を寄せ付けないクールな佇まいから「孤高の男」と呼ばれている清と、その周囲を取り巻くクラスメイトや彼に心酔しているグループの通称「半田軍」との日常をめぐる高校生時代が描かれていました。

こちらではばらかもんに関する声があがっています。ばらかもんがトレンドに載っているという事実に喜ばれていることから、この方はばらかもんのファンであることがうかがえます。また、ばらかもんのスピンオフ漫画であるはんだくんを読むことをおすすめされているようです。

こちらではばらかもんの魅力に関する声があがっています。どうやらこの方は、ばらかもんの漫画・アニメについて「面白すぎだろ」と高評価されているようです。

こちらではばらかもんの登場キャラに関する声があがっています。どうやらこの方は、ばらかもんの登場キャラについて「みんな魅力的すぎ」と高評価されているようです。

本記事ではばらかもんのあらすじをネタバレありで紹介し、登場キャラクターとアニメ声優を一覧形式でまとめてきました。これを機にぜひばらかもんのアニメを視聴してみてください。また、ばらかもんにはスピンオフ漫画『はんだくん』もあるため、ばらかもんを読み終えた方ははんだくんもチェックしてみるとよいかもしれません。