【ばらかもん】心に響く名言集!漫画・アニメの名セリフや名シーンを厳選紹介

2014年にアニメ化された、漫画「ばらかもん」は、東京から五島列島に移住してきた若手書道家・半田清舟の日常を描いた作品で、明るく自由奔放な島民たちの登場や、彼らが話す方言の心地よさが人気を集めました。本文では、人生の教訓にしたい名言にあふれた「ばらかもん」から、漫画・アニメで登場した、心に響く名言や名セリフ・名シーンを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

【ばらかもん】心に響く名言集!漫画・アニメの名セリフや名シーンを厳選紹介のイメージ

目次

  1. ばらかもんとは?
  2. ばらかもんの琴石なるの名言や名セリフ・名シーン集
  3. ばらかもんの木戸浩志の名言や名セリフ・名シーン集
  4. ばらかもんのその他キャラの名言や名セリフ・名シーン集
  5. ばらかもんに関する感想や評価
  6. ばらかもんの心に響く名言集まとめ

ばらかもんとは?

「ばらかもん」の漫画やアニメの名言紹介・イメージ画像

漫画「ばらかもん」は、長崎県・五島列島を舞台に、自分を見つめ直すべく、東京から島へやってきた若き書道家の島暮らしや、島民との交流を描いた作品です。以下では、アニメ化もされた「ばらかもん」から、島民が話す五島列島の方言が印象的な、「ばらかもん」の心に響く名言や名セリフ・名シーン集を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

ばらかもんの漫画・アニメの概要

ヨシノサツキ先生の漫画「ばらかもん」は、2008年に「ガンガンパワード」での読み切り作品が掲載、2009年~2019年にかけてウェブコミック配信サイト「ガンガンONLINE」で連載されました。また、2014年からは、「月刊少年ガンガン」にも掲載され、単行本・全18巻が刊行されました。

また、2014年には、「ばらかもん」のアニメ放送も行われ、山村美和役の声優で、長崎県・五島列島出身の古木のぞみさんが、アニメ作品の方言監修を務めました。

ばらかもんのあらすじ

主人公・半田清舟は、書道界の家元の跡継ぎであり、才能と容姿に恵まれた新進気鋭の若き書家でしたが、入賞作品を書道界の重鎮に酷評されたことを理由に暴行事件を起こします。その後、父親の計らいで長崎県・五島に向かうことになった半田は、明るく自由奔放な島民に振り回されながらも、島民たちとの交流を経て自分を見つめ直し、書の新境地を求める日々を送り始めます。

ばらかもんの方言はどこの方言?

「ばらかもん」の方言紹介・イメージ画像

漫画「ばらかもん」の舞台は、作者・ヨシノサツキ先生の出身・居住地であり、島民のセリフからは五島列島の方言を見ることができます。漫画のタイトルになった「ばらかもん」とは、五島列島方言で「元気な子供」を意味し、五島列島に暮らす子供たちの元気な日常を表した方言でしょう。

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ばらかもんの琴石なるの名言や名セリフ・名シーン集

琴石なるの名言や名セリフの紹介・イメージ画像

「ばらかもん」のもう1人の主人公・琴石なるは、東京から来た半田清舟が島での生活になれるきっかけを作った少女で、明るく奔放でありながら、時には子供とは思えない奥深いセリフを投げかけています。以下では、「ばらかもん」の漫画・アニメから、琴石なるの名言や名セリフ・名シーン集を紹介します。

琴石なるの名言①「登ってみないと分からない…」

「ばらかもん」の琴石なるの名言の1つ目は、防波堤から見える夕日を見せるため、清舟に手を差し伸べた際に出てきた名セリフです。島の子供の中で一番元気が良く、おてんば過ぎるところが玉にキズななるですが、時には小学1年生とは思えない言動をみせており、物事の本質を突くようなセリフにドキッとするでしょう。

登ってみないとわからない。見ようとしないと見えない。

琴石なるの名言②「あやまるのって…」

「ばらかもん」の琴石なるの名言2つ目は、清舟の逆鱗に触れてしまったことを謝るなるの名セリフです。悪気があって言ったわけでないのに怒られることは、理不尽にも思えるでしょうが、なるは清舟の心境を察し、素直に謝罪します。どんな場合でも、自分にも非があったと分かれば謝ることができる、大人も見習いたい名シーンです。

謝るのってすげえ怖いな。でも謝ってよかった

琴石なるの名言③「そんなに良くないけど…」

「ばらかもん」の琴石なるの名言3つ目は、自分の通知表をみせながら、大事なことは勉強だけでないと清舟に語る名セリフです。現代社会では学歴を重視する風潮がいまだ根強く、世間で言ういい大学・いい会社に就職できるようにと、小学生の時から勉強に力を入れる家庭が多く見られるでしょう。しかし、大人になってみると、学生時代に必死になって覚えてきた知識の多くが、仕事に生かされていないと感じることでしょう。

以下に紹介した琴石なるの名言・名セリフからは、勉強ができることだけが全てではない、人生というものは勉強以外の事柄からも多くを学べるということを訴えています。

そんなに良くないけど人間は勉強以外のことが重要だからな。

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ばらかもんの木戸浩志の名言や名セリフ・名シーン集

木戸浩志の名言や名セリフの紹介・イメージ画像

島の郷長の息子・木戸浩志は、自分には他人に自慢できるような才能がなく、平凡な自分にコンプレックスを持つ高校3年生で、一時は、凡人な自分に葛藤するあまり、中途半端な不良へと変貌しましたが、若き書家・半田清舟との出会いが、浩志の心境を変えていきました。以下では、「ばらかもん」の漫画・アニメから、木戸浩志の名言や名セリフ・名シーン集を紹介します。

木戸浩志の名言①「お前が誰にも負けないくらい…」

「ばらかもん」の木戸浩志の名言1つ目は、なるの蝉の抜け殻集めから、才能とは何かを見いだした名セリフです。自分には何も取り柄がないと嘆く浩志にとって、書道家として名を馳せる半田清舟は、才能に恵まれた羨ましい存在でした。しかし、清舟は表舞台に立てたのは、自分の才能だけでなく、人の倍以上の努力があったことを知り、清舟への考えを変えます。

また、才能とは、大勢の人を圧倒させるようなものばかりではなく、見た目は地味で目立たなくても、誰にも負けないと誇れるようなものこそ、才能と呼べるでしょう。

お前が誰にも負けないくらい一生懸命なら、それが才能かもしれないな。

木戸浩志の名言②「努力できるのが…」

「ばらかもん」の木戸浩志の名言2つ目は、清舟の陰の努力から、努力する才能を見いだした名セリフです。清舟の才能は、書道の腕ではなく、書家として活躍できるほどの腕前を磨くための努力であり、努力こそが一番の才能であることに気が付いたでしょう。世間では、ある分野で成功した人々を天才と呼ぶけれど、天才と呼ばれる人々ほど、人知れず努力を重ね続けているものです。

また、天才と呼ばれる人々は、どんなに厳しい練習内容でも、決して弱音を吐かず、むしろ、当たり前のようにこなす忍耐強さも兼ね備えています。努力することは、簡単なことに思えながらも、それらを継続することは以外と難しいもの、だからこそ、努力できることが一番の才能と呼べるでしょう。

努力できるのが一番の才能だな。

木戸浩志の名言③「自分で自分を立て直せるように…」

11巻。「ばらかもん」の木戸浩志の名言3つ目は、人生につまずいた時や、挫折から立ち直れずにいる時に聞きたい、心に響く名セリフです。浩志のセリフからは、人間が秘める強さを気づかせてくれる前向きな言葉であり、弱い自分から脱却するきっかけにしたい名言でしょう。

自分で自分を立て直せるようにできてるんだよ人間って

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ばらかもんのその他キャラの名言や名セリフ・名シーン集

その他キャラの名言や名セリフの紹介・イメージ画像

漫画・アニメ共に高い人気を誇った「ばらかもん」は、人生に大切なことを教えられたような、奥深い名言が数多く見られ、根強い支持を集めています。以下では、「ばらかもん」の漫画・アニメから、島民の方言が心地良い、その他のキャラの名言や名セリフ・名シーン集を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

名言①「人と人のつながりこそ…」

「ばらかもん」の心に響く名言や名シーンの1つ目は、外出の際、家に鍵をかけない理由を語る山村美和の名セリフです。鍵をかけずに外出することは都心では考えられないことですが、近所付き合いが濃厚な田舎の集落ではありうる日常の1コマです。家に鍵をかけないことは、同じ集落に暮らす人々への信頼を意味し、自分が暮らす地域の人間関係を大切にすることも、現代社会に求められる生活の在り方でしょう。

人と人とのつながりこそ、万全な防犯対策やろ。

名言②「自分達が子供だからってのは…」

「ばらかもん」の心に響く名言や名シーンの2つ目は、子供だからと何をやっても許されるものはないと諭す、アッキーこと新井明彦の名セリフです。大人がお菓子をくれなかった理由は、自分たちが大人に対して失礼なことを言ったことだと指摘し、子供だからと調子に乗りすぎてはいけないと語っているでしょう。

自分達が子供だからってのは、失礼なもの言いをしていい理由にはならない。攻撃する事は反撃されてもかまわないという意思表示だよ。

名言③「自分が歩く道を決めて…」

「ばらかもん」の心に響く名言や名シーンの3つ目は、自分が決めたことは、自分の力で進めていくことが大切だと訴える半田清舟の名セリフです。自分がやると決めたことを最後までやり抜く責任を持つこと、仮に、失敗してもそれは自分の努力不足であり、その理由を他人に求めることは間違いだ、書家として名を馳せた清舟の厳しくも温かい名言でしょう。

自分が歩く道を決めて 自分で調べて 自分で準備して 自分で作って 自分でスタートを切る それなら失敗しても自分のせい

名言④「人に取られたものを…」

「ばらかもん」の心に響く名言や名シーンの4つ目は、島での餅撒きで餅がとれなかったことを引き金に、書道の道を諦めようとした清舟を慰める、ヤスバァこと野村ヤスの名言です。村一番のもちひろいの名人であるヤスバァは、自分が欲しかったものを人に譲ってやった分、自分はそれよりも大きなものを狙えばよい、チャンスはいくらでもあることを清舟に教えます。

人に取られたものを欲しがる必要はなか。諦める必要もなか。譲ってやって、もっと大きな餅ば狙え。

名言⑤「初めてだこんなこと。…」

夕日を眺める清舟と子供たち・イメージ画像

「ばらかもん」の心に響く名言や名シーンの5つ目は、島生活をはじめて自分の心の変化に気が付いた半田清舟の名セリフです。島に来る前は、自分が賞に選ばれなかったことに腹を立てるなど、自分しか見えていない状態でしたが、地域コミュニティが活発な島民との交流を通じて、人を思いやる優しさを芽生えさせました。

初めてだこんなこと。この島に来るまで、自分のことだけ考えてればそれで良かったのに。こんなに誰かのことを心配したのは、初めてなんだよ。

名言⑥「人が成長するためには…」

「ばらかもん」の心に響く名言や名シーンの6つ目は、島での探し物が見つからずにいる清舟に対して、とっておきのプレゼントを用意した川藤鷹生の名セリフです。川藤が連れてきたプレゼントとは、半田が受賞を逃した書道展の受賞者・神崎康介であり、ライバルの存在は、1人の努力では突破できない壁を超えることができると諭します。

人が成長するためにはライバルってのが必要だろ?

名言⑦「自信がなかった時点で才能はないんだ…」

「ばらかもん」の名言や名シーンの7つ目は、才能の本質に迫った半田清舟の名セリフです。書道家の名門に生まれ、早くから世間の注目を集めていながら、清舟自身は、自分には才能はないと思い込んでいました。才能とは、自信を持って人に誇れる何かであり、自信となるものを持っていないうちは、自分には才能はないと厳しい言葉を投げかけています。

自信がなかった時点で才能はないんだ

名言⑧「人のダメなところを…」

「ばらかもん」の心に響く名言や名シーンの8つ目は、人の良いところを見つけることの大切さを息子に教える、タマ・アッキー姉弟の母親の名セリフです。人の至らない点を指摘することは、時の場合によっては必要な時もありますが、やはり、良いところをたくさん見つけてもらえた方が、お互いに気持のよい関係でいられるでしょう。

人のダメなところを指摘するより いいところを見つけてあげなさい

名言⑨「遠くの身内より近くの他人…」

「ばらかもん」の名言や名シーンの9つ目は、島で暮らす人々の絆の深さを示した、郷長こと木戸裕次郎の名セリフです。困りごとがあればお互いに助け合うことが、ご近所付き合いの本質であり、時には遠くに暮らす身内よりも頼もしい存在にもなり得ます。島に暮らす人々が、一番大切にしている言葉とも捉えられるでしょう。

遠くの身内より近くの他人…その絆が大事な時もあるんだ。

名言⑩「海がキレイに見えんのはな…」

「ばらかもん」の名言や名シーンの10つ目は、海がきれいに見えないのは心がすさんでいるからだと嘆く清舟に対し、きれいな海は時間や天候に左右されることを教える琴石耕作の名セリフです。清舟の悲観的な心を引き飛ばしてくれるような、清々しい名言・名シーンでしょう。

海がキレイに見えんのはな 兄ちゃん 心が荒んでるせいじゃねぇぞ 午後から曇るからだ。 海は 荒んだ時にこそ見るもんぞ わかっちょらんね。

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ばらかもんに関する感想や評価

ばらかもんに関する感想や評価・イメージ画像

長崎・五島列島を舞台した「ばらかもん」は、現代社会が忘れかけている人との繋がりの大切さや、才能とは何かなど、人生の教訓にしたい名言や名セリフの数々も支持されており、島民たちの明るく温かな人柄が、観る者の心を癒してくれます。以下では、五島列島の方言や、自由奔放で元気が良すぎる島民たちの日常が面白い、「ばらかもん」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:名セリフにジーンとくる

海に面した豊かな自然に暮らす島民の日常や、東京からやってきた主人公の交流や成長を描いた「ばらかもん」は、ゆったりと時間が流れているような穏やかな雰囲気や、地方が舞台であることをより感じられる方言を交えたセリフが、人気に拍車をかけています。また、「ばらかもん」と言えば、名言・名セリフの宝庫とも言われ、要所ごとに入れられたセリフの数々にジーンときたとの感想が寄せられています。

感想2:いきいきした雰囲気で面白い

読み切り作品の好評を受けて、漫画連載が開始された「ばらかもん」と言えば、五島列島に暮らす人々のいきいきした日常も見どころであり、派手こそないものの、明るく自由奔放な島民たちの姿は、観る者へ癒しを与えてくれます。漫画はもちろん、アニメ版も根強い人気を誇る「ばらかもん」は、リアリティあふれるストーリー展開も注目され、漫画・アニメ共に面白いと評されています。

感想3:田舎暮らしがしたくなるアニメ

五島列島の海と緑豊かな世界観は、都会の喧騒を忘れさせてくれるような爽やかな光景であり、「ばらかもん」アニメ視聴者の中には、アニメを通じて田舎暮らしがしたくなったとの声を寄せています。都会では感じられない、ゆったりした雰囲気はもちろん、島民たちの温かなコミュニティーは、観る者をほっこりさせ、こんな場所に住みたいとの感想も見られます。

感想4:アニメ嫌いな方も夢中になれる作品

アニメは子供が見るものという固定概念から、大人がアニメを見ることに抵抗を感じる方もいるでしょう。しかし、今回名言や名シーンを紹介した「ばらかもん」のアニメは、アニメ嫌いだった方も感動を覚えてしまうほどの面白い作品であり、大人ならではの視点で楽しめる作風や、どこか懐かしさを覚える五島列島の方言が、アニメ「ばらかもん」の人気に拍車をかけているでしょう。

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ばらかもんの心に響く名言集まとめ

ばらかもんの心に響く名言集まとめ・イメージ画像

「ばらかもん」のアニメや漫画の心に響く名言や名セリフ・名シーン集を、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。観光地としても有名な五島列島を舞台にした「ばらかもん」は、その地域で暮らす島民たちの穏やかな人柄な方言、周囲の人々との関係からは、人とのつながりの大切さや、人生をより良くするためのヒントが散りばめられ、観るたびに心をほっこりさせてくれるでしょう。

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