【ワンピース】サボはコブラ王を殺してない?死亡報道の真相と生きてる可能性を考察

ワンピ―スのサボがコブラ王を殺したという記事が世界経済新聞に掲載され、世界中に広がりました。記事によると、アラバスタ王国ネフェルタリ家のコブラ王は世界会議(レヴェリー)が行われた聖地マリージョアで殺されたということです。ここでは、犯人とされたサボは本当は殺してないという考察と、なぜ、サボが犯人にされたのか?その理由を考察します。また、コブラ王が生きてる可能性を考察し、コブラ王死亡の真相に迫ります。

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目次

  1. サボとコブラ王とは?
  2. サボはコブラ王を殺してない?死亡報道の真相を考察
  3. コブラ王を殺した犯人は誰?
  4. コブラ王の死亡理由はなぜ?
  5. コブラ王が死亡した後のアラバスタやビビの現在は?
  6. サボたち革命軍の世界会議での目的
  7. サボとコブラ王に関する感想や評価
  8. サボとコブラ王まとめ

サボとコブラ王とは?

ワンピースの作品情報

ワンピ―スは、尾田栄一郎が週刊少年ジャンプで長年連載している漫画です。海賊王を目指して冒険する海洋バトル・ファンタジーとして、コミック、アニメ、映画、ノベライズ、ゲームなど様々なメディアミックスが行われています。コミックは2023年3月に最新刊として105巻が発売され、全世界で5億部を超える発行部数となっており、連載開始からの話数は1000話を超えています。

フジテレビ系で放送されているアニメも放送1000話を超えるロングラン作品です。ワンピ―スの劇場版映画は2022年に公開された最新作「ONE PIECE FILM RED(フィルムレッド)」は15作品目となり、全世界での興行収入が319億円を超えており、大ヒット映画となりました。

ワンピースの概要

連載開始25年を超えたワンピースは「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ファンタジーです。感動的なストーリーと激しいバトルにギャグなどが織り交ぜられ、王道の少年漫画と呼ばれています。そして、1999年にテレビアニメ放送が始まったワンピースは、東映アニメーション制作の作品の中で、最も長い放送期間となりました。

ワンピースのあらすじ

ワンピースの主人公モンキー・D・ルフィは子どもの頃に出会った海賊シャンクスに憧れ、海賊王を志します。17歳で航海に出たルフィは、各地で仲間とめぐり逢い、深い絆を結んでいきます。そして、伝説の海賊王ゴールド・ロジャーが遺した宝を巡る海賊たちとのバトルを経験し、ルフィは最後の海「新世界」に到達しました。ルフィは身に付けた最強クラスの力で、更なる激しいバトルを繰り広げます。

サボのプロフィール

ワンピ―スのサボは、年齢22歳、出身は東の海ゴア王国の貴族で、現在は革命軍の参謀総長です。武装色と見聞色の覇気を備えており、武術は竜爪拳、武器は鉄パイプです。山賊のダダン一家のもとで一緒に暮らしたことがあるエースとルフィと義兄弟の関係になります。エースが死亡したために復活した悪魔の実「メラメラの実」を食べて、能力者になりました。

コブラ王のプロフィール

ワンピースのコブラ王は、本名ネフェルタリ・コブラ、アラバスタ王国の国王で、年齢は50歳です。ビビという娘がいます。コブラ王が生まれたネフェルタリ家は、800年前に世界政府を創設した20の王家の一つで、聖地マリージョアへの移住を唯一拒否した王家です。王としての貫禄を見せる一方で、アラバスタの国民を心から大切にする名君です。悪魔の実の能力者ではありませんが、腕力で戦います。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

サボはコブラ王を殺してない?死亡報道の真相を考察

ここからは、ワンピースのサボはコブラ王を殺してない?について考察します。モルガンズの世界経済新聞に、サボがアラバスタ王国のネフェルタリ・コブラ王を殺したという報道が世界中に報じられました。しかし、この報道にはいくつか疑問点があり、サボはコブラ王を殺してないと言われています。ここでは、なぜ、サボがコブラ王を殺したことになったのか?その理由やコブラ王が生きてる可能性について考察していきます。

サボがコブラ王を殺したという報道が出る

聖地マリージョアで、4年に一度の世界会議(レヴェリー)が開かれました。世界会議には、かつて世界政府を創設した20人の王の末裔であるアラバスタ王国のネフェルタリ・コブラ王と、娘のビビが参加しました。この世界会議が終了した後、世界経済新聞に「サボ、コブラ王を殺害」という記事が掲載され、この報道は世界中に拡散しました。新聞には、コブラ王の娘ビビが失踪したことも合わせて掲載されています。

この報道を受けて、世界各国で「8ヵ国革命」という王政への反乱事件が勃発します。また、新聞には、革命軍が海軍大将藤虎(イッショウ)、緑牛(アラマキ)と戦い、奴隷にされていたバーソロミュー・くまを奪い返すことに成功したという記事も掲載されています。これら一連の事件でサボは世界中の反乱分子から「炎帝」と呼ばれ、もてはやされます。ただし、革命軍では「8ヵ国革命」については困惑しています。

ドラゴンは、コブラ王殺害が報道の通りであれば、どのような理由があってもサボを許さないと言います。海軍元帥の赤犬(サカズキ)、大将の黄猿(ボルサリーノ)、海軍犯罪捜査局長の黒馬(テンセイ)は、革命軍を放っておけないと考えています。また、コブラ王は世界政府創設者のネフェルタリ家の末裔です。赤犬たちは、そのコブラ王を革命軍が殺すことはあり得るということを話し合っています。

サボはコブラ王を殺してない?

ここからは、サボはコブラ王を殺してない?について考察していきます。コブラ王がサボに殺されたというニュースは、世界中の人々に広く知れ渡りました。サボは本当にコブラ王を殺したのでしょうか?この報道が流れたとき、サボは行方不明となっており、生きているのかさえも分からない状況です。そして、コブラ王殺害のニュースと同時に、王の娘ビビが失踪したことも報道されました。

コブラ王が世界会議に参加した理由は、ポーネグリフ(歴史の本文)について、五老星に聴きたいことがあったからです。実際にコブラ王は五老星に面会の約束を取り付けています。ポーネグリフの調査を、法律を作ってまで徹底的に禁止している世界政府としては、法を破ろうとするコブラ王を、当然、目障りだと考えるだろうということです。このように、世界政府にはコブラ王を殺害する動機があるようです。

それでは、なぜ、サボがコブラ王を殺害したとされたのでしょうか?サボがコブラ王を殺す理由についてみていくと、コブラ王はアラバスタの国民から崇拝され、篤い信頼を寄せられる人格者で、名君です。このようなコブラ王をサボが殺したとすれば、アラバスタ国民から激しい批難を受けることは必至で、革命軍の名前に傷が付くと予想されます。そのようなことをサボがするとは思えないと言われています。

また、アラバスタ王国がクロコダイルに乗っ取られようとしたとき、それを救ったのが麦わらの一味で、革命軍もそのことを知っています。サボとは義兄弟の関係のルフィが助けた国の王を、兄のサボが殺害するなど考えられないと言われています。そして、コブラ王の娘ビビはアラバスタ編で麦わらの一味の船に乗り込んでいます。

ビビはリトルガーデンやドラム島での冒険を麦わらの一味と共に経験しており、ビビとルフィは仲間同然の関係になりました。ビビとルフィの関係を考えても、やはりサボがコブラ王を殺害したとは考えられないということです。従って、サボにはコブラ王を殺す理由がないと考えられ、殺してないと言われています。

サボがコブラ王を殺したことになった理由

コブラ王を殺してないと考えられているサボは、なぜ、犯人にされてしまったのでしょうか?サボは、革命軍では参謀総長という組織の№2を担う地位にあります。そのサボが、アラバスタの国民から崇拝され、信頼されているコブラ王を殺害したとなれば、革命軍にとっては大きなイメージダウンとなります。それを狙ったのが世界政府で、情報操作によってコブラ王を殺害した犯人をサボにしたと考えられます。

実際に世界経済新聞社のモルガンズは、世界政府から情報操作命令と小切手を受け取っています。ところが、モルガンズはその命令を無視しており、情報操作の内容についても明らかになっていません。モルガンズがどのような命令を受けたかは不明ですが、なぜか、サボがコブラ王を殺したという情報だけが世界に広がってしまいました。

なぜ、サボはコブラ王殺害の犯人されてしまったのでしょうか?その理由について考察していきます。世界会議(レヴェリー)の4日目、マリージョアに潜入したサボは、バーソロミュー・くまを奪い返すために藤虎(イッショウ)、緑牛(アラマキ)と戦いました。この戦いの巻き添えで死亡したのがコブラ王で、サボは、革命軍またはサボに悪意のある誰かによって犯人に仕立て上げられたという説があります。

また、モルガンズまたは彼のスタッフが、コブラ王の殺害現場にいるサボを目撃し、サボが犯人だと報道した説もあります。他にもバーソロミュー・くま奪還のニュースとコブラ王死亡のニュースが錯綜し、誤ってサボが犯人だという情報が流れた説があります。このように、コブラ王を殺してないと考えられるサボが、なぜ、犯人にされてしまったのか?の理由には、様々な説があることがわかりました。

コブラ王が生きている可能性

世界経済新聞社のモルガンズによる、コブラ王を殺したのはサボ、という報道が世界中に広がりました。そのため、コブラ王は死亡したと思われますが、ここでは、コブラ王が生きてる可能性について考察します。コブラ王が殺害された世界経済新聞社の記事を見てみると、コブラ王が倒れているところにサボが立っている写真が掲載されています。この写真を見る限り、コブラ王が生きてる可能性は低く、死亡は確実のように思えます。

しかし、倒れているといっても死亡しているとは限らず、死亡したふりをしていたかもしれません。その場合、誰かがコブラ王をマリージョアから連れ出して匿っているかもしれません。新聞にコブラ王死亡記事と同時に失踪報道が出たビビは、世界会議後に世界経済新聞社のモルガンズの船に乗っていたことがわかりました。

モルガンズは、ビビのことを「昨日まで泣いてた小娘」と言っており、やはりコブラ王は死亡したと推測されます。しかし、モルガンズは、ビビが昨日まで泣いていたにもかかわらず、次の日には偉そうに口出しすると言って怒っています。このセリフの通りなら、なぜ、ビビは元気そうにしているのでしょうか?このようなビビの様子を見ると、コブラ王が生きてる可能性も考えられます。

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コブラ王を殺した犯人は誰?

ここまで、サボがコブラ王を殺害したという報道について考察してきました。サボはコブラ王を殺してない可能性が高く、なぜ、犯人にされてしまったのか?について、その理由を考察し、コブラ王が生きてる可能性についても考察してきました。ここでは、サボがコブラ王を殺してないなら誰が、なぜ、殺したのかについて考察していきます。

コブラ王を殺した犯人を予想①イム様

サボはコブラ王を殺してない可能性があり、また、コブラ王は生きてる可能性もある中で、コブラ王が殺されていた場合のイム様犯人説を考察します。イム様は、世界最高権力者の五老星よりも遥か上の存在で、「世界の王」とも呼ばれています。その容姿は明らかにされておらず、常にシルエットで描かれています。

聖地マリージョアにあるバンゲア城内の、イム様が住んでいる「花の部屋」には、ルフィと黒ひげの手配書や、しらほし姫、ビビの写真が置かれています。これらの写真は、イム様が殺害するべきだと考えている人物たちです。イム様はルフィと黒ひげの写真を切り裂き、しらほし姫の写真にはナイフを突き立てています。ところが、ビビの写真には何もせず、ただじっと眺めているシーンが描かれています。

イム様は、ビビの写真を見つめながら何か言葉を掛けているようですが、内容は不明です。なぜ、イム様はビビの写真だけ傷つけずに眺めていたのでしょうか?その理由はわかりません。しかし、例えば父であるコブラ王を殺すというような、ビビにとって良くないことを起こすつもりだった可能性が考えられています。これが、イム様犯人説の理由だということです。

コブラ王を殺した犯人を予想②五老星とCP0

ビビが生まれたネフェルタリ家は、空白の100年に「とある巨大な王国」と戦った20の王国からなる連合軍の一つでした。勝利した連合軍が世界政府を組織し、聖地マリージョアに移住する際、唯一アラバスタ王国のネフェルタリ家が拒絶しました。このような経緯から、世界政府最高権力者である五老星は、ネフェルタリ家を「裏切り者だ」と断言しています。

コブラ王はポーネグリフについて知りたいことがあり、世界会議で五老星に面会を求めていました。五老星としては、裏切り者の末裔であるコブラ王がポーネグリフの何かに気づいたと考え、コブラ王に対する警戒心を持ったと考えられています。そして、コブラ王殺害を、五老星直属の諜報機関であるCP0に暗殺を指示したと考えられています。これが、五老星、そしてCP0犯人説の理由です。

このような理由で世界政府がコブラ王を殺した場合、タイミングよく現場にやってきたサボに罪を着せて、コブラ王を殺した犯人として報道させることができたと推測されています。

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コブラ王の死亡理由はなぜ?

ここまで、サボはコブラ王を殺してないにもかかわらず、なぜか犯人にされてしまった理由を考察し、真犯人がイム様である説と、五老星とCP0である説について、その理由などを考察してきました。ここで、コブラ王の死亡理由が殺害されたのではない場合の理由について考察していきます。

コブラ王の死亡理由①病気

コブラ王の死亡理由の一つに病気があります。コブラ王の容姿が少しずつ老けてきており、それは病気のせいだと言われています。漫画823話で、コブラ王が何かの病気にかかっていると思われるシーンが描かれています。それは、ビビが車椅子に座っているコブラ王に「体調は?」と尋ねると、コブラ王は「よくはないな、もう長くないかもしれん…」と答えているシーンです。

さらに、コブラ王は自分がもう長くないから、早くビビが婿を迎えてくれたら、と発言しています。ビビは「ずるいわよ、また病気を利用する」と返しています。この1シーンでコブラ王が何かの病気であることがわかります。しかもビビが「また」という言葉を使っていることから、コブラ王は長い期間病気を患っており、治る可能性が低いことがわかります。

コブラ王の死亡理由②ビビを庇った

コブラ王の死亡理由として、ビビを庇ったという説があります。コブラ王が庇ったということは、犯人の狙いはビビだったということです。ビビはなぜ、誰に殺されようとしたのでしょうか?そこで、イム様犯人説でも紹介した通り、イム様は今後、殺害を予定している人物の写真を持っています。ルフィや黒ひげ、しらほし姫などの写真と一緒にビビの写真もイム様は持っていました。

イム様はなぜかビビの写真は傷つけずに眺めているだけで、写真に何かを語りかけています。これは世界会議開幕の日のことで、イム様がビビの写真を持って歩いており、五老星がひざまずく中で「虚の玉座」に座ります。すると、五老星は「歴史より消すべき灯がお決まりでしょうか」とイム様に尋ねます。このシーンから、イム様が殺すつもりだったのはビビで、コブラ王はビビを庇って死亡した可能性があるということです。

一方、サボも何か目的があってコブラ王に会いに行ったと考えられています。革命軍としては、かつて聖地マリージョアに入ることを拒否したアラバスタ国王に興味を持つことは不思議ではないということです。サボが到着したとき、コブラ王はすでに死亡していたと思われます。世界経済新聞の記事で、倒れているコブラ王のそばにサボが立っている写真は、この時のものだと考えられます。

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コブラ王が死亡した後のアラバスタやビビの現在は?

サボがコブラ王を殺害したという記事が世界を駆けめぐりましたが、サボがコブラ王を殺す理由はなく、殺してないということでした。そして、なぜ、サボは犯人にされたのかについて考察し、コブラ王が生きてる可能性なども考察しました。ここからは、コブラ王死亡後のアラバスタ王国のことや失踪したとされているビビの現在について考察します。

ビビは現在失踪している?

コブラ王がサボによって殺されたという記事と共に、ビビが失踪したことが世界経済新聞に掲載されました。ビビについては、イム様が彼女の写真に何か語り掛けているシーンが描かれています。そしてこの時、五老星が次に消すべき灯について、イム様に尋ねています。このことから、世界政府が狙ったのはコブラ王ではなく、ビビの方だったと考えられ、失踪したビビの生死が危ぶまれていました。

そこで、ビビの行方や生死について、次の様な説が考えられました。コブラ王は娘のビビを庇って命を落とし、そこに居合わせたサボがビビを革命軍に連れて行き、匿ったのでは?という説です。ところが、漫画1074話で世界会議後のビビは革命軍ではなく、他の場所におり、生きてることが判明します。

ビビは、なぜかモルガンズの船に乗っており、元ドラム王国の王ワポルも一緒にいることがわかりました。ワポルによると、ビビは世界政府に追われているということです。そのビビをモルガンズの船に連れてきたのがワポルで、彼もまた世界政府に追われているようです。このように、ビビはワポルと共にモルガンズに匿ってもらっているということです。

コブラ王が死亡した後のアラバスタはどうなる?

コブラ王が死亡した場合、アラバスタ王国はどうなるのでしょうか?ここでは、コブラ王亡き後のアラバスタ王国について考察していきます。コブラ王の娘である王女ビビが生きてることが判明しました。ところが、ビビは世界会議後、世界政府に追われているようで、アラバスタ王国に帰ることは難しいと考えられます。そこで、王または王女がいなくなったアラバスタに乗り込んでくるのは世界政府ではないかと言われています。

なぜ、世界政府なのでしょうか?実はアラバスタ王国にはポーネグリフ(歴史の本文)の一部が大切に保存されているからです。ポーネグリフには「空白の100年」に世界政府が滅ぼした「とある巨大な王国」の歴史や思想、古代兵器「プルトン」の在処などが刻まれています。そのため、世界政府はポーネグリフを解読することを厳重に禁止してきました。

アラバスタ王国には古代兵器「プルトン」の在処が刻まれたポーネグリフが存在し、代々の王が守ってきたということです。アラバスタ王国は800年前、世界政府を創った20の王家の一つです。「とある巨大な王国」を滅ぼした連合軍が、世界貴族(天竜人)として聖地マリージョアへ移住するなかで、唯一移住を拒否したのがアラバスタ王家のネフェルタリ家でした。

世界貴族として聖地マリージョアに君臨することを拒んだアラバスタ王国を、世界政府最高権力者である五老星は裏切り者であると言っています。さらに、ポーネグリフが存在するアラバスタを、世界政府が放っておくことはないだろうと言われています。このように、コブラ王やビビがいないアラバスタに、世界政府が乗り込んでくる可能性は極めて高いと言われています。

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サボたち革命軍の世界会議での目的

ここからは、サボが参謀総長を務める革命軍の世界会議での目的について考察していきます。サボは革命軍として世界会議が開かれる聖地マリージョアに乗り込みました。そこでは、コブラ王が死亡し、ビビが失踪するという事件が発生し、サボが殺してないにもかかわらず犯人にされてしまいました。ここでは、なぜ、サボたち革命軍が世界会議に乗り込んだのか?について、その目的と、達成できたかを考察します。

革命軍の世界会議での目的

サボをはじめとする革命軍が世界会議に乗り込んだのは、麦わらの一味がワノ国へ向かっている頃のことでした。当時、黒ひげの襲撃によって革命軍総本部のバルティゴが使用不能になってしまい、カマバッカ王国で幹部による総会が開かれました。世界会議に出動する革命軍の目的について話し合いが行われ、会議の結果、革命軍の目的は「天竜人への宣戦布告」に決まりました。

「天竜人への宣戦布告」という目的と共に、マリージョアで天竜人の奴隷にされているバーソロミュー・くまを救出するためにも、サボたちはマリージョアへ向かいました。世界会議の前日、サボがモーリー(西軍隊長)、カラス(北軍隊長)、リンドバーグ(南軍隊長)という各軍隊長を率いて聖地マリージョアに到着します。

「神々の地」と呼ばれる天竜人の居住区で宣戦布告した革命軍は、同時に世界貴族のシンボルである「天駆ける竜の蹄」を破壊しました。天竜人を守るために革命軍を迎え撃つのは、海軍大将緑牛(アラマキ)と藤虎(イッショウ)です。サボたちはマリージョアの地下に捕らわれているバーソロミュー・くまを発見し、その扱いの酷さに驚きます。こうして、サボたち革命軍と緑牛、藤虎との戦闘が始まりました。

革命軍の目的は達成できていた?

世界会議での革命軍の目的は「天竜人への宣戦布告」と、バーソロミュー・くまの救出でした。革命軍は天竜人たちが暮らす神々の地で、彼らのシンボルである「天駆ける竜の蹄」を破壊したことで、彼らへの宣戦布告に成功しました。そして、バーソロミュー・くまの救出についても、無事に助け出すことができ、革命軍の目的は達成することができました。

革命軍が海軍と戦い、バーソロミュー・くまを救出することに成功したことで、革命軍が目的を達成したことが、世界経済新聞に掲載されました。そして、世界会議の成果と共に、サボがコブラ王を殺したという記事が掲載されました。この新聞を読んだ革命軍は動揺します。コブラ王殺害は革命軍の目的ではなかったからです。革命軍の戸惑いをよそに、世界ではサボは「炎帝」と称され、英雄として崇拝されるようになります。

新聞を読んだイワンコフは、サボがこのような事をするなどあり得ないと叫びます。一方、ドラゴンは冷静に事実を確認してからだと言い、もしサボがしたことなら許せないと言います。新聞では、サボはコブラ王を殺害後に失踪したと報じられています。サボと共にマリージョアへ行った軍隊長たちはカマバッカの革命軍総本部に帰還しており、サボだけが行方不明になりました。

サボの生死が不明となってからしばらくして、サボからドラゴンに連絡が入ります。サボは、自分はコブラ王を殺してないと断言し、現在はルルシア王国の近海にいると話します。こうして、サボは犯人ではなく、生きてることが確認されました。その後、総本部に帰還したサボは、マリージョアで起こった事をすべて話すと宣言します。

サボは、コブラ王を殺害したことで世界では自分を「炎帝」と呼び、称賛していることを不本意ながら受け入れようとします。サボは自分が殺害したと思われても構わないと言い、さらに「コブラ王には悪いが…革命の炎がそれで燃え上がるのなら」と話します。この言葉を聞いたドラゴンは、サボに「頼もしい」という言葉を掛けています。

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サボとコブラ王に関する感想や評価

サボはコブラ王を殺してないと言っていますが、犯人と言われていても構わないという発言をしています。それはなぜかというと、コブラ王を殺したことで革命の炎が燃え上がるなら、その方が良いから、ということでした。この時、サボは「コブラ王には悪いけど」と言っています。この言葉をコブラ王が聴いても、名君とされるコブラ王はサボを責めないだろうということと、ドラゴンが言ったように、サボは「頼もしい」という感想です。

コブラ王が生きてる説を推したいという感想です。コブラ王が生きてる理由として、ビビの立ち直りが早いことが挙げられています。モルガンズのセリフでも、ビビが立ち直っているように見えます。また、殺害現場の写真がはっきりと写り過ぎていることや、コブラ王のメッセージが生きてる暗号に見えるということです。そして、サボのセリフ「コブラ王には悪いが…」は、実はコブラ王が生きてる上での発言だったら?という感想です。

サボがコブラ王を殺してないことに安心したという感想です。ただ、コブラ王が死亡したことは、本当のことのようで、辛いということです。

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サボとコブラ王まとめ

アラバスタ王国のコブラ王が世界会議中に殺害され、その犯人がサボという記事が世界経済新聞に掲載されました。犯人のサボは失踪したと報じられましたが、その後、サボは生きてることが確認され、自らコブラ王は殺してないと断言しました。サボが殺害の犯人にされた理由は、アラバスタ国民に愛されるコブラ王を殺すことで、革命軍のイメージダウンを図ったという説がありました。

また、犯人は世界政府で、それを隠すために現場に居合わせたサボに罪を着せたという説がありました。世界会議後には、ビビも失踪しており、その生死が危ぶまれましたが、ビビもモルガンズの船で生きてることが確認されました。コブラ王の生死に関して、生きてる可能性について考察しましたが、今のところ不明ということでした。

コブラ王はポーネグリフの一部が存在するアラバスタ王国の王であり、世界政府にとって裏切り者という扱いのネフェルタリ家の末裔です。コブラ王がポーネグリフに関する何かに気づいたと考えた世界政府が殺害したとも言われており、コブラ王亡き後のアラバスタに世界政府が乗り込むと考えられています。ここまで、ワンピースのコブラ王死亡の真相とサボが犯人にされた理由、真犯人、革命軍の目的などの考察でした。

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