【ワンピース】サボが炎帝と呼ばれる理由は？死亡の噂や革命軍の今後を考察

当記事では「ワンピース」の炎帝サボについて、炎帝と呼ばれるようになった理由や死亡の噂、革命軍の今後を考察していきます。さらに、作中での炎帝サボの活躍をネタバレでみていき、その懸賞金や強さ、技などを紹介していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ONE PIECE（ワンピース）」は、集英社の大人気の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載中の海賊を題材にした漫画です。国民的人気を誇る同作の原作者は尾田栄一郎先生、連載スタートは1997年7月で、105巻までコミックが発売（2023年5月時点）されています。そして、テレビアニメは1999年10月からスタートした放送が、フジテレビ系列にて2023年現在も続いており、ファンの間で「アニワン」と呼ばれて親しまれています。

さらに、劇場版アニメシリーズは2000年3月に、第1作目の劇場版「ONE PIECE」が公開されてから、2022年8月に最新作が公開されるまで、15作品が発表されています。そして、15作目の最新作「ONE PIECE FILM RED」はFILEシリーズの4作目にあたり、国内のみならず、90以上の国や地域で公開となりました。さらに、その興行収入は197億円に到達し、歴代の劇場版「ONE PIECE」シリーズの中で最高額を記録しました。

海賊王の宝「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を巡る争いが、海賊たちによって繰り広げられる大海賊時代が到来します。東の海で育ったモンキー・D・ルフィも海賊王に憧れて17歳で船出しました。仲間を集め、ワンピースが眠ると言う偉大なる航路（グランドライン）に突入した彼らは、麦わらの一味と呼ばれ、知名度を上げていきます。ワノ国編後、ルフィは四皇の一角となり、仲間と一緒にさらなる冒険に身を投じていくのでした。

「ワンピース」に登場するサボは、革命軍の参謀総長で実質No.2の地位にあります。誕生日は3月20日、年齢は22歳、身長は187㎝、星座はうお座、血液型はX型です。さらに、サボは幼い頃にルフィ、エースと兄弟の盃を交わした義兄弟であり、出身地は東の海（イーストブルー）のドーン島にあるゴア王国、元ゴア王国の貴族でもあります。

そして、サボは武装色と見聞色の覇気を扱え、竜爪拳という武術を使用して戦います。さらに、サボは亡き義兄弟のエースの能力を継承したことで、メラメラの実の能力者となりました。また、サボは「炎帝」の異名を持ちますが、彼がそう呼ばれるようになった理由を次にみていきます。

「ワンピース」のコミック104巻収録の1054話「炎帝」にて、サボがアラバスタ王国の国王でビビの父親でもある、ネフェルタリ・コブラを殺害したと報道されました。それと同時期に「8か国革命」という、レヴェリーから帰国する王族たちを狙った反乱が複数の国々で起きます。さらに、その少し前、天竜人が暮らすマリージョアの「神々の地」をサボ主導で革命軍が襲撃し、シンボルが壊され、世界政府への宣戦布告が行われました。

レヴェリーの期間中に起きた、あらゆる事件にサボが関与していると世間では考えられ、世界中で熱狂され始めます。その結果、世界中の反乱の火種たちにより、サボは「炎帝」と呼ばれ、彼は世界の英雄として祭り上げられるようになりました。その事態に海軍犯罪捜査局の局長である黒馬テンセイは、炎帝サボが革命軍総司令官で「反逆竜」の異名を持つ、ドラゴン以上の影響力を持つようになったと危惧していました。

ここでは「ワンピース」で炎帝と呼ばれるようになったサボの死亡説や、アラバスタ王国事件、革命軍の今後などを考察していきます。

「ワンピース」のコミック95巻収録の956話「ビッグニュース」にて、アラバスタ王国に関する事件が起きたことが判明しました。世界会議（レヴェリー）後、リュウグウ王国の王族たちの護衛を務めたガープは、ネプチューン王たちにアラバスタ王国に関する事件が起きたことを伝えます。その後、真偽不明ながら、アラバスタ王国の国王コブラがサボによって殺害されたこと、娘の王女ビビも失踪したことが報道されました。

さらに、アラバスタ王国の国王コブラは、世界政府を作った最初の20人の末裔の1人であり、そのコブラを殺害したと報じられたことは、革命軍にとって大きな意味のある出来事だった、と海軍はみているようです。実際、そのアラバスタ王国に関する事件によって、サボは世界の英雄に祭り上げられ「炎帝」と呼ばれるようになりました。

新聞にて、サボに関する記事が掲載され、革命軍やコルボ山のダダン一家、フーシャ村のマキノなど、サボをよく知る人々が大きく動揺する姿が描かれました。その新聞では世界会議中に出た死亡者や殺人未遂事件、王下七武海制度の廃止が報じられました。その記事から、読者の間で、サボの死亡説などが浮上しましたが、その後、マリージョアで藤虎と緑牛と戦ったサボたち革命軍はくまを救い、全員逃げたことが判明します。

そして、ワノ国編終幕後、サボから革命軍のドラゴンたちのもとへ連絡が入りました。サボは政府の追手を逃れ、8か国革命で王政が倒されたルルシア王国にいて、アラバスタ王国に関する事件は濡れ衣であることをドラゴンたちに伝えます。さらに、サボはマリージョアで目撃した虚の玉座に関することを伝えようとします。しかし、そのときルルシア王国の上空に現れた謎の物体の攻撃により、サボの通信は途絶えました。

そのため、再びサボの死亡説が囁かれましたが、実はサボはこの攻撃に巻き込まれていなかったようです。無事にドラゴンたちのいるカマバッカ王国に戻って来たサボは、ドラゴンとイワンコフに自身がマリージョアで見てきたものを報告します。

サボの死亡説と共に、ネット上ではサボが片腕をなくしたという噂も浮上しているようです。しかし、サボが片腕をなくしたという事実はなく、海外のファンが描いたイラストを、原作者の尾田栄一郎先生によるものだと勘違いしたことが噂の発端のようです。

革命軍がマリージョアで天竜人に対して宣戦布告したのと同時期に、世界中で8か国革命が起きます。さらに、サボを「炎帝」と呼び、世界の英雄として神のように祭り上げる国々が出てきました。この流れの中で、大規模な革命軍と世界政府の戦いに突入し、海賊であるルフィや黒ひげ、シャンクスたちも、その戦いに介入してくるという展開になるのではないかと予想されています。

ここまで「ワンピース」で炎帝サボの死亡説やアラバスタ王国事件、革命軍の今後などを考察してきました。次に、サボの作中での活躍をネタバレでみていきます。

マリンフォード頂上戦争でエースが死亡し、メラメラの実が復活します。そして、ドレスローザ王国のコリーダコロシアムにて、エースの形見であるメラメラの実が優勝賞品となっている大会が開催されました。それはドフラミンゴが仕掛けたルフィをおびき寄せるための罠でしたが、メラメラの実が優勝賞品であることを知ったルフィは誰にも渡さないと決意し、ルーシーと名前を変えてその大会に出場します。

その大会には黒ひげ海賊団の幹部のバージェスをはじめ、メラメラの実を狙う各国の戦士や厄介な強者が参加していました。この頃、サボも革命軍として、仲間のハックやコアラと共にドレスローザに潜り込んでいました。革命軍の目的は戦争の火種となるドレスローザの武器製造工場の破壊でした。しかし、メラメラの実が優勝賞品になっていることと、ルフィの大会参加を知り、サボもコリーダコロシアムに向かいました。

幼い頃、サボはゴア王国のコルボ山の山賊であるダダン一家のもとで、エースとルフィと共に暮らしていました。3人は兄弟の盃を交わし、義兄弟となりました。しかし、実はサボはゴア王国の貴族の生まれで家出中でした。そして、父親に見つかったサボは、無理やり家に連れ戻されてしまいました。

その後、自由を求め、海賊になることを決意したサボは、1人で海に出ます。しかし、サボの乗った船がちょうど、天竜人の乗る船の前を横切ってしまいます。そして、天竜人の船からの砲撃を受け、サボの船は沈められてしまいました。そのことを聞いたエースとルフィはサボが死んだと思い、悲しみます。

しかし、サボは偶然通りかかったドラゴンに救われ、記憶喪失になってしまったものの、生きていました。そのままサボは革命軍に入り、過去の記憶がないまま、サボは革命軍のNo.2にまで成長します。その後、マリンフォード頂上戦争でエースが死亡したことを知り、サボはすべての記憶を思い出しました。

そして、エースの代わりにルフィを守ることを決意したサボは、エースの形見であるメラメラの実の発見と回収を、ドラゴンを介して革命軍の全体に呼びかけました。それから、コリーダコロシアムに向かったサボは、そこでルフィと再会します。ルフィは幼い頃に死んだと思っていた、兄サボが生きていたことを非常に驚き、そして喜びのあまり大泣きしました。

コリーダコロシアムでルフィと再会したサボは、仲間を助けに向かうルフィに代わり、ルーシーとして決勝戦に出場することになりました。そして、サボは決勝戦で、バージェスやドフラミンゴの部下であるディアマンテたちと戦います。その後、シュガーの気絶により、国中がパニックに陥ると、革命軍としての本来の目的を果たすため、リングを破壊します。

その結果、決勝戦の他の参加者が全員場外になったため、サボが優勝賞品のメラメラの実を食べました。サボは早速、エースの異名でもあった技「火拳」を使い、闘技場の地面を破壊して、コロシアムの地下にある交易港に侵入します。

しかし、ルフィたちがドフラミンゴとの戦闘を始めたことを知ると、ルフィの加勢に向かいました。まず、サボはルフィたちを捕らえようと動く海軍大将の藤虎と、その部下の前に現れます。そして、藤虎にルフィのバックには自分がいると宣言し、藤虎と海兵たちを足止めしました。

さらに、国中がパニックに陥る中、ドフラミンゴとの戦いで疲弊したルフィのゴムゴムの実を狙うバージェスを倒し、ルフィを守ります。そして、ドフラミンゴに勝利し、疲れて眠るルフィのもとを訪れたサボは、麦わらの一味にルフィのことをよろしく頼み、革命軍のメンバーと共にドレスローザ王国をあとにしました。

世界会議（レヴェリー）編で、サボは革命軍の軍隊長たちと共に、レヴェリーが開催される聖地マリージョアに侵入します。革命軍の目的は、天竜人に対する宣戦布告と天竜人の奴隷にされた仲間のバーソロミュー・くまを奪還することでした。

大手新聞の世界経済新聞にて、レヴェリー4日目にサボがマリージョアで、軍隊長たちとともに海軍大将の藤虎と緑牛と戦ったという記事が掲載されます。それと同時に、革命軍の目的がくまの奪還だったことも報道されました。

その後、同新聞にて、サボに関連する事件と共に、レヴェリー中に出た死亡者や殺人未遂事件、王下七武海制度の撤廃が決定したことが報じられます。その記事を見て、革命軍のドラゴンやイワンコフ、他にサボをよく知る人々は大きく動揺していました。そして、ワノ国終幕後、サボがアラバスタ王国の国王コブラを殺害したと同新聞にて報道されます。それに関連して、サボは「炎帝」と呼ばれ、世界の英雄として祭り上げられました。

しかし、その新聞記事を読んだドラゴンは、もしサボが本来の作戦になかったコブラの殺害をしていたら、どのような理由があっても許さないと発言してました。その後、サボは電伝虫によって革命軍に連絡を入れ、報道にあるコブラ殺害の犯人は自分でないことを伝えました。

ここまで「ワンピース」で炎帝サボの死亡説やアラバスタ王国事件、革命軍の今後などを考察し、サボの作中での活躍をネタバレでみてきました。次に、サボの元々の懸賞金や炎帝と呼ばれるようになって懸賞金が上がったのかを考察していきます。

「ワンピースマガジン」Vol.3にて、サボの懸賞金が6億200万ベリーであることが明かされています。しかし、作中では四皇の幹部を中心に、10億ベリー以上の懸賞金がかけられているキャラが多く登場しており、それに比べて、革命軍のNo.2であるサボの懸賞金が低いのではないかと言われています。

実際、白ひげ海賊団の1番隊隊長のマルコの懸賞金は13億4700万ベリー、ビッグマム海賊団の最高幹部の筆頭カタクリの懸賞金は10億5700万ベリーです。さらに、カイドウ率いる百獣海賊団の大看板の3人の懸賞金は、ジャックが10億ベリー、クイーンが13億ベリー、キングが13億9000万ベリーです。

そして、ワノ国編後、四皇入りしたルフィの30億ベリーを筆頭に、麦わらの一味でもゾロが11億1100万ベリー、ジンベエが11億ベリー、サンジが10億3200万ベリーに上がりました。懸賞金の額は純粋な強さに加え、世界政府への危険度も考慮して設定されていると言われています。そのため、世界政府打倒を目指す革命軍のNo.2である、サボの懸賞金があまりにも低すぎると話題になっています。

サボの懸賞金が6億200万ベリーと判明し、低すぎると話題になっていますが、レヴェリー後、炎帝と呼ばれるようになったことで、懸賞金が上がったのではないかと予想されています。実際、サボたち革命軍は天竜人への宣戦布告を行い、サボがコブラを殺害したと報道されました。さらに、世界中の反乱の火種たちから、サボは「炎帝」と呼ばれ、世界の英雄として祭り上げられました。

また、それにより炎帝サボは、海軍から革命軍のトップであるドラゴンよりも、影響力が大きいと見なされるようになりました。そのことから、サボの世界政府に対する危険度が上がったと考えられ、彼の元々の懸賞金から何倍にも上がっていてもおかしくないと言われています。例えば、新たに四皇になったルフィの懸賞金30億ベリーと同じか、それ以上の懸賞金に跳ね上がっている可能性も考えられています。

ここまで「ワンピース」で炎帝サボの死亡説やアラバスタ王国事件、革命軍の今後などを考察し、サボの作中での活躍をネタバレでみてきました。さらに、サボの元々の懸賞金や炎帝と呼ばれるようになって懸賞金が上がったのかを考察してきました。次に、サボの技を一覧で紹介し、その強さを考察していきます。

「竜の鉤爪」は指を竜の爪を模した形にし、対象に掴みかかる技です。バズーカ砲身も刀剣も、サボの握力により、いとも簡単に圧砕されたり、へし折られたりしています。

「竜の息吹」は対象の核となる部分を両手の拳で突き、爆発的な威力で内部から粉砕する技です。コリーダコロシアムのリングも、この技で粉砕し、自身以外の参加者全員を場外に追いやりました。

「火拳」は火力を強め、拳に巨大化させた炎を纏わせ放つ技です。メラメラの実の前任者であるエースの代表的な技で、メラメラの実の能力者になったサボは「エース、貰うぞお前の技」と言い、能力と共にその技を引き継ぎました。

「「火炎」竜王」は炎を纏わせた状態で竜の鉤爪のポーズをとり、高速回転させたその手で対象に掴みかかる技です。この技を受けた対象は爆炎とともに吹き飛ばされ、現時点でのサボの最大技となっています。

「陽炎」は相手の攻撃や突進を遮るように炎を放つ技です。前任者であるエースの技で、サボは劇場版「ONEPIECE STAMPEDE」にて、スモーカーに対して初披露しました。

「ワンピース」のワノ国編の終盤で、炎帝と呼ばれるようになったサボに関して、非常にかっこいいと高く評価されています。

炎帝という異名について、前任者で義兄弟の火拳のエースの「火」と合わせて、サボの炎帝の「炎」の中に2人分の「火」が入っているところが、かっこいいという感想となっています。

かつて黒ひげと決闘した際にエースが「炎帝」という技を使いました。サボにその奥義と同じ名前の異名がついたことに感動する声となっています。

以上、国民的な人気漫画「ワンピース」のサボに関して、炎帝と呼ばれるようになった理由やアラバスタ王国事件、サボの死亡説などを考察してきました。そして、サボたち革命軍はマリージョアに乗り込み、天竜人に対する宣戦布告を行いました。

さらに、同時期に8か国革命が起こり、サボがアラバスタ王国の国王コブラを殺害したと報じられました。そのことで、サボはそういった国々の人々から「炎帝」と呼ばれ、世界の英雄として祭り上げられたことが分かりました。また、サボの作中での活躍をネタバレでみていき、サボの懸賞金や技も紹介してきました。今後も、炎帝サボの活躍に注目していきましょう！