今際の国のアリス RETRYのあらすじと最終回の結末ネタバレ!ラストの意味も考察

「今際の国のアリス RETRY」は「今際の国のアリス」の続編作品です。ウサギと結婚し、我が子の誕生を控えたアリス。その直前に今際の国に迷い込み、二度目の生還を目指します。本文では、「今際の国のアリス RETRY」の漫画らあらすじと最終回の結末ラストをネタバレ紹介します。その他、「今際の国のアリス RETRY」の結末ラストの考察、作品のテーマなどをネタバレ考察しました。

今際の国のアリス RETRYのあらすじと最終回の結末ネタバレ!ラストの意味も考察のイメージ

目次

  1. 今際の国のアリス RETRYとは?
  2. 今際の国のアリス RETRYの漫画1話~9話あらすじネタバレ
  3. 今際の国のアリス RETRYの漫画11話~最終回結末までネタバレ
  4. 今際の国のアリス RETRYのラストの意味や謎を考察
  5. 今際の国のアリス RETRYの面白い魅力
  6. 今際の国のアリス RETRYに関する感想や評価
  7. 今際の国のアリス RETRYのネタバレまとめ

今際の国のアリス RETRYとは?

「今際の国のアリス RETRY」の作品紹介・イメージ画像

前作から8年後を舞台にした「今際の国のアリス RETRY」。我が子の誕生目前に、今際の国に迷い込んだアリスの奮闘が見どころです。以下では、「今際の国のアリス RETRY」のあらすじと最終回の結末ラストをネタバレ紹介します。その他、最終回結末ラストの考察や、前作とのテーマの違いなどもネタバレ考察しました。

今際の国のアリス RETRYの概要

「今際の国のアリス RETRY」は、2020年~2021年にかけて「週刊少年サンデー」で連載された作品で、単行本は全2巻です。「今際の国のアリス」の続編にあたり、物語は前作から8年後が舞台となっています。

今際の国のアリス RETRYの作者

「今際の国のアリス RETRY」の作者・麻生羽呂先生は、1980年生まれ、大阪府出身の漫画家です。雷句誠先生のアシスタントを経て、2005年に「週刊少年サンデー超」でデビューしました。近年は漫画原作者として活動し、漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」等の原作を担当しています。

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今際の国のアリス RETRYの漫画1話~9話あらすじネタバレ

続編「RETRY」のあらすじネタバレ・イメージ画像

前作の最終回ラストで再会したアリスとウサギ。後に2人は結婚し、我が子の誕生に胸を躍らせる中、アリスは再び今際の国に迷い込んでしまいます。以下では、「今際の国のアリス RETRY」の漫画1話~9話をあらすじネタバレ紹介します。

1話あらすじネタバレ

大学卒業後、公認心理士の資格を習得した有栖良平(アリス)。現在は、カウンセラーとして高校の教育相談室に勤務しています。私生活では、宇佐木柚葉(ウサギ)と結婚し、もうすぐ子供が生まれる予定でした。その日は、ウサギの安産祈願のため静岡に向かったアリス。登山好きのウサギのため、富士山の登山祈願を購入します。その後、ウサギから出産が近いとの電話を受け、急いで病院に向かおうとします。

しかし、気が付くと荒廃した渋谷にたたずんでいました。ウサギとの電話からその後の記憶がないアリス。どこか見覚えのある光景から、唯一、明かりの灯った建物を発見します。ミニチュアテーマパークに入ると、中には5人の男女がいました。彼らもアリスと同じく、気が付いた時には不可解な場所に来ており、ここに入ってきました。

また、部屋にはモニターが設置され、6台のスマホにはそれぞれの顔写真、ライフとデスのボタンが映し出されます。突然、モニターの電源が入り、「げぇむ」の開始を知らせる音声が鳴ります。部屋が明るくなり、同時に、バラバラになった中年男性の遺体が出てきました。何か違和感を感じていたアリス。遺体を見たことで今際の国の記憶が蘇り、再びこの世界に迷い込んだと察します。

静岡から帰宅途中、台風に見舞われたアリス。ここに集まった6人は、ビルの看板の落下に巻き込まれた人々でした。再び元の世界に戻るには、ゲームをクリアする必要があります。アリス達は、「ハートの9 ちきゅうしんりゃく」のゲームに挑みます。部屋にあったスマホはゲームで使用するアイテムで、ライフが7つ、デスが1つ入っていました。今回のゲームは、宇宙人の侵略から生き延びる内容です。

6人がいる部屋には、シェルターが6つ用意され、宇宙人から身を守るために用意されました。シェルターは他人からライフをもらうことで使用可能です。また、デスは送った相手のライフを無効にする能力が発動されます。宇宙人の侵略を全て防ぐことでゲームクリアです。しかし、クリアの条件として、全てのライフとデスを使い切ることが定められています。制限時間は、最初のゲームは10分です。

一行は、まずゲームの内容を把握するべく、ペアになった相手とライフを与えあってクリアを試みます。1組目のペアは、同じ病院に勤務する医師の鬼頭正嗣(キトー)と尾上七瀬(ナナセ)。2組目は父娘のペアで、会社の元役員の堀川譲(ユズル)と新米の保育士の向葵里(ヒマリ)。3組目は、無職の大河直倫(タイガ)とアリスです。

2話あらすじネタバレ

生き残りをかけた戦いが始まる予感・イメージ画像

第一ホールは、人数分のシェルターがあり、難なくクリアできました。しかし、第ニホールではシェルターが5つに減らされていました。1ホールごとに1シェルターが減ると予想したキトー。最終ホールにあるシェルターは1つ。また、ライフは1ホールにつき1枚しか使えません。つまり、このゲームに生き残れるのは1人で、残り5人の犠牲が伴います。

話し合いで命の優先順位を決める・イメージ画像

このゲームを全員でクリアすることは不可能と悟ったアリス。誰かが犠牲にならなければ、クリアすることができません。しかし、子供の誕生が目前に迫ったアリスは、是が非でも生きて元の世界に帰りたいです。それは、他のメンバーも同様であり、ユズルに関しては己を犠牲にして、娘の命を守ろうと考えます。一方、キトーは話し合いで命の優先順位をつけることを提案します。

話し合いの末、最初の犠牲の候補となったアリスとタイガ。アリスは、自分にも大切な家族がいると言いかけた瞬間、タイガが豹変します。ポケットに隠し持っていたナイフをアリスに突き出しました。

3話あらすじネタバレ

タイガの正体が判明する・イメージ画像

タイガの正体は殺人鬼。クスリを買う金を得るために強盗殺人に手を染め、逃亡中に看板の落下に巻き込まれました。緊張が走る中、キトーがトランプを持ち出し、小さい数字を引いた者にライフを与えないルールを提案します。しかし、このくじ引きは、危険分子のタイガを排除するためのいかさまでした。タイガもキトーの不正を疑い、怒りのあまりヒマリを襲います。その時、娘を庇ったユズルの胸にナイフが刺さりました。

4話あらすじネタバレ

ミニョネット号の事件のイメージ画像

5人が助かるための犠牲に選ばれたタイガ。彼の今の状況は、1884年に南太平洋で起きたミニョネット号の事件を彷彿させます。嵐で船が沈没し、救命ボートに乗り込んだ4人の乗組員。終わりの見えない漂流生活の末、雑用係の少年が病気にかかりました。助かる見込みのない少年を前に、船長はある決断をします。少年を犠牲にしたことで3人は生き延びることができ、漂流から20日目にようやく救助されました。

しかし、本国に戻った3人は、少年を殺害した罪で裁判にかけられます。訴えられた3人は周囲から人格者を認められており、それぞれ妻子がいました。一方、少年は家族がいない孤児。命の優先度は、家族のいる3人の方が高いと考えられました。そして、場面はアリスたちのゲームに戻ります。殺人鬼という理由で命を軽んじられたと感じ、怒りを覚えるタイガ。

ペナルティを受けて死亡したタイガのイメージ画像

メンバー全員を殺害しようとした瞬間、レーザーが発射され、タイガの右手を吹き飛ばします。実は、今回のゲームで暴力行為は禁止されていました。ゲーム終了まで残り23秒。アリス達は、虫の息となったユズルをシェルターに運びます。そして、お互いのライフを与えあうと、シェルターに駆け込みます。一方、諦めきれないタイガは、ヒマリのシェルターへ強引に入ろうとします。

しかし、シェルターは1つにつき、1人しか入れません。定員オーバーとなったタイガは再びレーザー攻撃を受け、ゲームオーバーが確定しました。メンバーの危険因子が脱落し、安堵する一行。アリスだけは、この判断は正しかったのかと疑問を覚えます。

5話あらすじネタバレ

会社での出世を目指していたユズル・イメージ画像

第3ホールに突入した一行。己の死を悟ったユズルは、メンバー4人にデスを送るように指示します。これは、ある家族に対するユズルの罪滅ぼしでもありました。8年前、生命保険会社に勤務していたユズル。ある日、夫が病気で働けなくなり、保険金の支払い請求にきた母子と対面します。当時、出世欲に燃えていたユズルは、顧客の要望を無視して保険金の支払いを却下しました。月日が経って、ある嵐の日。

レストランで衝撃の事実を知る・イメージ画像

ユズルは、自身の役員昇進と娘の就職祝いをかねてレストランを訪れています。お店には、保険金の支払いを却下された母親の息子がウェイターとして働いていました。ユズルの顔をみた青年は、彼に怒りをぶつけます。あの時、保険金が下りず、医療費が払えなくなったことで父親が亡くなりました。また、女手一つで息子を育てた母親も、過労で亡くなったことが判明します。

話を聞いたユズルは、私利私欲だった己の人生を後悔しました。その後、帰宅途中で看板の下敷きに遭い、ヒマリと共に今際の国に迷い込みました。出血多量で助かる見込みがないユズル。残された若者たちに、自分と同じような過ちをしないように言い、自らが犠牲になる覚悟を決めます。

6話あらすじネタバレ

「デス」を手放そうか考えるアリス・イメージ画像

「デス」を手放すことで、メンバー同士の殺し合いを避けようとしたユズル。しかし、キトーの件から、「デス」を手放しても、殺し合いは無くならないと予想するアリス。一方、正義感の強いナナセは、ユズルの言葉を受け、「デス」を送ることを決意します。ユズルの死が目前に迫った頃、彼はキトーに最後の言葉をかけました。

それは、キトーのいかさまを指摘した内容で、二度と卑怯な真似をしないようにと忠告します。ユズルの言葉を聞いてしまったヒマリ。父親を死に追いやった原因がキトーにあったと理解し、復讐を決意します。そして、第4ホールに突入後、キトーのスマホに「デス」が送られてきます。送り主は、彼に憎悪をたぎらせるヒマリでした。

7話あらすじネタバレ

キトーに「デス」が送られる・イメージ画像

「デス」が送られ、動揺するキトー。しかし、自分のこれまでの行いから次は自分が死ぬ番だと、覚悟を決めます。その時、ナナセから「ライフ」が送られ、キトーの「デス」が帳消しになりました。この行動は、ナナセの信念からでした。救急看護師時代、危篤状態の女性がICUに搬送されました。女性のそばには夫がおり、こうなる前に願いをかなえてあげたかったと後悔します。

救急看護師として働くナナセ・イメージ画像

治療にあたったナナセは、夫の優しさは奥さんにも伝わっていると諭し、妻も最後の力を振り絞って感謝の言葉を述べました。また、男性は妻がこの病院に運ばれ、ナナセのような看護師に出会えたことに感謝します。この出来事は、やがてナナセの看護師としての信念となりました。話を聞いたキトーは改心し、ナナセに「ライフ」を送ることを決めます。そして、アリスとヒマリがライフを与えればゲームクリアとなりました。

しかし、自分も死ぬ覚悟のヒマリはライフを渡そうとせず、このままではアリスのゲームオーバーが確定してします。残り3分が経過した時、アリスはもうすぐ子供が生まれることを打ち明けます。

8話あらすじネタバレ

キトーが生き延びた理由を探る・イメージ画像

アリスの説得を受け、ライフを渡したヒマリ。そして、第5ステージに突入するも、そこにナナセはおらず、なぜかキトーの姿がありました。実は、前のステージでキトーからライフを受け取れずにいたナナセ。同時に、キトーからあるものを見せられていました。

9話あらすじネタバレ

バラバラの遺体がレプリカと判明する・イメージ画像

ゲームの必勝法を見いだし、生き延びることができたキトーと、その理由を模索するアリス。そこで、ゲーム開始前に見たバラバラの遺体に着目します。実は、遺体は宇宙人の侵略によるものでなく、レプリカでした。そして、レプリカが持っていたスマホは、他のプレイヤー他のプレイヤーの使用が認められています。そして、キトーがナナセに見せたのは、レプリカのスマホでした。

第4ホールをクリアできたのは、レプリカの男のスマホを操作し、自身にライフを送っていたためでした。そのため、ナナセはキトーからライフを与えられず、脱落しました。キトーの次のターゲットは「デス」を保有するアリス。スマホに「デス」を送りつけられ、アリスは窮地に陥ります。仮にキトーのスマホを破壊しても、それは全員の脱落に繋がりました。

10話あらすじネタバレ

ゲームのクリア方法を見いだしたアリス・イメージ画像

敗北が濃厚となり、死の恐怖を感じるアリス。ふと、何かひらめき、あの遺体は本当にレプリカだったのか確認します。そして、レプリカの遺体を用意した理由は、このゲームで死者が出るという先入観を持たせるためだと推理しました。次に、プレイヤー全員がレプリカのスマホに「デス」を送ることで、殺し合いを避けられたと指摘します。つまり、敗者を作らない椅子取りゲームの方法で、このゲームはクリアできるはずでした。

アリスが導き出したゲームをクリアする方法・イメージ画像

シェルターには定員があり、全員は助からないというキトー。しかし、一行が定員数を確認したのは第1ホールのみで、第ニホール以降では定員数を確認しませんでした。また、定員1人に対して、内部が広すぎると感じたアリス。そこから、レプリカをメンバーに含めれば、6名全員が入れるシェルターがあったと推測します。そして、最後のホールには、定員3名のシェルターがあると予想します。

このゲームは、生かしたい人を生かすゲームであり、望めば全員が生き残れる可能性も十分にありました。そこで、3人で生き残ることを提案したアリス。しかし、キトーだけは、アリスの仮説を信じられず、自分だけが生き残る道を選ぼうとします。

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今際の国のアリス RETRYの漫画11話~最終回結末までネタバレ

続編「RETRY」の最終回結末のネタバレ・イメージ画像

我が子の誕生を目前に、試練が降りかかったアリス。果たして、プレイヤー全員でクリアできる方法はあるのでしょうか。以下では、「今際の国のアリス RETRY」から、漫画11話~最終回結末ラストまでをあらすじネタバレ紹介します。

11話あらすじネタバレ

巨大隕石が落下した日、救命医として勤務していたキトー。患者数が多すぎて、全員の手当てをすることができません。そこで、規則に従って命が助かる可能性の高い患者から手当てを行いました。しかし、事情を知らない患者からひどい言葉を浴びせられます。この時の経験から、救える命を救うことが自分の使命だと思い始めたキトー。話を聞いたアリスは、レプリカへ「デス」を、キトーへ「ライフ」を送ります。

12話あらすじネタバレ

最終ホールのモチーフとなった東京・イメージ画像

3人全員で生き延びるか、それとも全滅するか、選択を迫られたキトー。アリスの思いを受け入れ、2人に「ライフ」を、レプリカに「デス」を与えました。そして、シェルターの定員が1人でないことを確かめ、3人は最終ホールに突入します。最後の舞台は東京をモチーフにした世界観で、定員3名のシェルターが2つありました。

最終回あらすじネタバレ

運び込まれた病院で目を覚ますアリス・イメージ画像

シェルターを発見し、3人で元の世界に戻れると安堵するアリスとヒマリ。一方、自分が助かるために、他人を犠牲にしたことに罪悪感を覚えるキトー。自分は、助かるべき人間ではないと思い詰めます。しかし、ヒマリの説得を受けて考えを改めます。そして、3人で「ライフ」を与えあうことで全てのカードを使い切り、ゲームクリアを達成しました。

再び目が覚めると病院にいたアリス。医師から病院に運ばれた経緯を聞かされた後、ふと、ウサギのことを思い出します。急いで分娩室に向かうと、生まれたばかりの女の子を抱きかかえるウサギの姿がありました。

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今際の国のアリス RETRYのラストの意味や謎を考察

続編「RETRY」のラストや謎を考察・イメージ画像

感動の最終回結末を迎えた続編・RETRY。本作品でも謎の残る最終回結末となり、様々な考察が飛び交っています。以下では、「今際の国のアリス RETRY」から、最終回結末ラストの意味や今際の国の謎について考察しました。

考察①ラストの意味

続編「RETRY」のラストの意味を考察・イメージ画像

感動の最終回結末を迎えた「今際の国のアリス RETRY」。結末ラストのウサギのセリフ「また寄り道してたの?」は、意味深に聞こえるでしょう。「また」という単語からは、アリスが再び今際の国へ迷い込んだことを示唆していると考察できます。しかし、今際の国の記憶は、出国と同時に失われます。もしかしたら、ウサギには今際の国の記憶が残っていたと推測されるでしょう。

考察②事故の規模とゲームの規模は比例する?

事故の規模がゲームの規模に比例する・イメージ画像

8年前と比べて、ゲームの規模が小さくなった今回のゲーム。その理由について、事故の規模の大きさに比例して、ゲーム内容が変わると考察できます。今回のゲームは、看板の落下に巻き込まれ、気を失った人たちと思われます。前回の事故と比べて命を落とすリスクは低く、そのため1つのゲームクリアで生還できたでしょう。

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今際の国のアリス RETRYの面白い魅力

続編「RETRY」の面白い魅力を紹介・イメージ画像

全13話と短いストーリーでありながら、濃厚な展開が繰り広げられた続編・RETRY。最終回結末まで緊迫した展開が続き、ファンを魅了しました。以下では、「今際の国のアリス RETRY」の面白い魅力を紹介します。

面白い魅力①続編もアリスが主人公

大人になったアリスを主人公に迎えた「今際の国のアリス RETRY」。今回は、元の世界へ帰還しなければならない明確が理由があり、アリスの思考も冴えわたっています。また、自分だけでなく全員が助かる道を模索するなど、アリスの成長も垣間見えます。

面白い魅力②前作と続編のテーマの違い

前作のゲームでは、負けたプレイヤーは死亡するデスゲーム要素が強かったでしょう。しかし、続編では犠牲者を出さずにクリアできるゲーム内容となっています。プレイヤー同士でライフを分け与えれば、全員クリアも実現可能でした。お互いに与えあうことで生き延びることができる、続編のテーマは希望に満ちたものでしょう。

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今際の国のアリス RETRYに関する感想や評価

今際の国のアリス RETRYに関する感想や評価・イメージ画像

アリスの2度目のゲームを描いた続編も、最終回ラストまで緊迫した展開が続いたでしょう。最後は、我が子と対面を果たし、読者の涙を誘うラストで締めくくられました。以下では、「今際の国のアリス RETRY」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:続編・RETRYも面白い

続編・RETRYでは、ハート9のゲームが実施され、たった1人の生き残りをかけてアリスたちがしのぎを削り合いました。一方、前作とは異なり、ゲームは1つしか登場しなかったこと、考え方次第では全員が生き残れるルートもありました。一体、どんな結末ラストを迎えるのか、最終回まで一気に読んでしまったとの声も見られます。また、SNSでは続編も面白いとの感想も多く寄せられ、実写ドラマ版の制作も期待されています。

感想2:アリスには生きてほしい

RETRYでアリスが再び今際の国へ迷い込む展開に驚いた方も多いでしょう。今回は、ウサギの出産もあり、是が非でも生還したいアリス。SNSでは、アリスに生き残ってほしいとの声も寄せらています。ラストまでに何度も脱落の危機に遭遇したアリス。しかし、人を大切に思う優しさが、アリスを生還へ導きました。どうやって、プレイヤー全員でクリアするか、考察しがいのある作風も続編の見どころです。

感想3:前作でも全員が助かる道があったと考察

前作のゲームと比べて、優しさにあふれたハートの9。このゲームは考え方によって全員でクリアすることが可能でした。ハートの9が優しすぎるとの意見が寄せられた一方、他のゲームでも全員が助かる道があったのではとも考察されています。前作でも、結末ラストまでに多くの犠牲者が出ました。しかし、続編でのアリスの活躍から、前作のゲームでも全員でクリアできる方法がどこかにあったのではとも推測されています。

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今際の国のアリス RETRYのネタバレまとめ

今際の国のアリス RETRYのネタバレまとめ・イメージ画像

「今際の国のアリス RETRY」のあらすじや、最終回結末ラストのネタバレ、ラストの意味の考察などをネタバレ紹介しました。大人になったアリスの2度目のゲームを描いた続編・RETRY。今回は、我が子の誕生を目前に控え、アリス自身も生還したい気持ちは強かったでしょう。一方、ゲーム内容に関しては、前回と比べて優しいものです。相手を思いやる気持ちについて考えさせられる、メッセージ性の強い作品です。

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