【ワンピース】ジンベエの「失ったものばかり数えるな」は何巻何話？名言・名シーン集

ジンベエは、圧倒的な強さを誇る魚人です。多くの名言・名セリフを残したキャラクターで、ルフィにとっても恩人的な存在となっています。特に、『失ったものばかり数えるな』というセリフは、ルフィに大きな影響を与えました。ここでは、ジンベエの名言が何話なのかを見ていく前に、ワンピースの基本的な情報をまとめていきましょう。

ワンピースは圧倒的な人気を獲得しているメガヒット漫画です。壮大な世界観で描かれる冒険譚が多くのファンを魅了しています。テレビアニメや舞台、劇場版作品、ゲームなどのメディアミックスでも広く知られているメガヒットコンテンツとなっています。

『ONE PIECE(ワンピース)』は、国内の累計発行部数が4億部を超えているメガヒット漫画です。コミックスは2023年5月現在で、105巻刊行されています。テレビアニメは20年以上にわたって放送され、放送回数は1000回を突破しました。『週刊少年ジャンプ』で長い間連載されていて、驚異的な人気を獲得している王道少年漫画となっています。

最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズとして、ギネス世界記録に認定されている作品です。全世界累計発行部数は2022年8月の時点で5億1000万部を突破するなど、世界中でファンを獲得していることでも知られています。この人気を受けて、ネットフリックスでの実写ドラマ化が決まりました。

フーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは、海賊王にあこがれを持っていました。彼は海賊王が残した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指して、17歳で海に出ます。ルフィは幼少期に、悪魔の実であるゴムゴムの実を食べて、ゴム人間になってしまいました。ルフィはその強さと前向きな心で、世界中の海賊たちに知られる存在に成長しています。

ジンベエはジンベエザメの魚人であり、元王下七武海でもあります。タイヨウの海賊団2代目船長を長年務めていて、頂上戦争の二年後には麦わらの一味操舵手になりました。異名は「海俠のジンベエ」という異名で知られていました。麦わらの一味に加入時の懸賞金は4億3800万ベリー、ワノ国を出国後には11億ベリーとなっています。魚人空手と魚人柔術の使い手でもあります。

ここでは、ジンベエの「失ったものばかり数えるな」は何巻何話で残されたセリフなのかを見ていきましょう。ジンベエが残した「失ったものばかり数えるな」というセリフは、作中でも屈指の名言と言われていました。ファンからはこのセリフが、何巻の何話で残されたのかは注目されています。

ジンベエの「失ったものばかり数えるな」の名言の登場は、何巻何話なのかを紹介していきましょう。ジンベエの「失ったものばかり数えるな」のセリフが登場したのは、マリンフォード頂上戦争のあとのエピソードです。このセリフは60巻「590話」で登場していて、ルフィを立ち直らせるために、ジンベエは女ヶ島で仲間の存在を思い出させました。

ルフィは、どんなことでもできると信じて海に出ました。しかし、目の前でエースを失い、自分は何もできなかったと自分を責め続けていました。そんなルフィにジンベエは、何が残っているのかを思い出させました。ルフィには仲間がいます。これまで一緒に冒険を続けた仲間たちのことを思い出して、ルフィは再び立ち上がる決心をするのでした。

ここでは、ジンベエのその他の名言や名セリフ・名シーンなどを見ていきましょう。ワンピースは名言が多い作品として知られていて、ジンベエも数多くの名言を残しています。そのため、ジンベエの名言や名セリフ・名シーンは、多くのファンに注目されていました。ジンベエの名言には男気溢れる名言が多いことも特徴です。

ジンベエのその他の名言や名セリフ・名シーンの1つ目は、初登場シーンのセリフです。白ひげに恩義があるジンベエは、世界政府への抗議のために、政府を相手に大暴れしました。白ひげ海賊団と世界政府が争えば、世界中が混乱すると考えていました。そして、王下七武海の立場を捨ててでも、白ひげとの恩を優先させたジンベエの名シーンとなっています。

ジンベエのその他の名言や名セリフ・名シーンの2つ目は、マリンフォード頂上戦争での名言です。ルフィを執拗に狙う赤犬は、ジンベエにルフィを譲るように言いました。しかし、ジンベエは赤犬にも一歩も引きませんでした。自分の命を懸けてでもルフィを守ると言い切り、そのジンベエに白ひげ海賊団たちも同調します。

このときのジンベエの行動がなければ、ルフィはここで死んでいました。そして、ルフィはジンベエのことを戦友として信頼していくことになります。このセリフは、後にジンベエが仲間になるという展開を予感させる名言となっています。

ジンベエのその他の名言や名セリフ・名シーンの3つ目は、ナミの言葉に対する名セリフです。ジンベエはアーロンの一件で、ナミに負い目がありました。謝罪するジンベエに対して、ナミは『私の人生に謝らないで』とジンベエを許しました。ジンベエは長年抱えていた葛藤に対して、答えを得ました。そして、ジンベエは泣きながら、ナミに感謝するのでした。

ジンベエのその他の名言や名セリフ・名シーンの4つ目は、ルフィと再会後のセリフです。ジンベエはルフィ達に、魚人島を救ってほしいと考えていました。しかし、ルフィはそんな作戦を聞くような男ではありません。仲間たちを助けるために、ホーディを倒しに向かおうとします。ジンベエは話を聞かないルフィと口論になり、二人の殴り合いが始まってしまいます。

このセリフはルフィとエースの関係を熟知しているジンベエの名言です。戦友である二人のぶつかり合いが描かれる、ファンにも注目の名言となっています。

ジンベエのその他の名言や名セリフ・名シーンの5つ目は、種族間のわだかまりがなくなったことを象徴するセリフです。魚人島にはある掟がありました。それは人間には血を分けてはならないというモノです。これには魚人島の英雄についての逸話があり、ルフィが新魚人海賊団のホーディに勝った後に、この掟が立ちはだかりました。

出血しすぎたルフィには血液が必要でしたが、魚人たちはなかなか掟を破ることができませんでした。しかし、ジンベエは自分の血を分け与えることを高らかに宣言します。そのことで魚人島の『呪い』が静かに溶けていくのでした。種族間のわだかまりが解ける第一歩となる名シーンです。

ジンベエのその他の名言や名セリフ・名シーンの5つ目は、ビッグマムに対する名言です。ジンベエは麦わらの一味に入ることを決意していました。そして仁義を重んじるジンベエはビッグマムに直接、傘下からの脱退を宣言します。ビッグマムは、悪魔の実の能力によって、ある取引をすることができました。それは、ビッグマムの問いかけることに、少しでも恐怖心を抱けば寿命を取られてしまうというモノでした。

しかし、ジンベエはビッグマムに恐れを抱くことはありませんでした。それどころか『未来の海賊王のクルーになろうという男が、四皇ごときに臆してられるか』と言い放ちます。そして、ジンベエはビッグマム海賊団に別れを告げて、麦わらの一味に正式に加入しました。

ここでは、ジンベエの強さや技を見ていきましょう。ジンベエは王下七武海のメンバーに選出されるほどの強さを持っています。世界中の海賊に恐れられる存在であり、魚人海賊団の二代目の船長でもありました。ジンベエは四皇や海軍本部などからも一目置かれている海賊として知られています。

ジンベエの強さは、様々なシーンで描かれています。麦わらの一味に加わった時は、キッドやローたちですらも驚きの声を上げました。その強さは、エースやモリアなどとの戦いでも知られています。ルフィたちが、新世界を勝ち抜いていく上でも強大な戦力となりました。

若き日のエースと互角の強さを持っていることでも知られています。エースは白ひげ海賊団に加わる前には、七武海への加入を打診されるほどの強さを誇っていました。血気盛んなエースは世界最強の海賊である白ひげ海賊団に勝負を挑みました。しかし、そこに立ちはだかったのが、白ひげに恩のあるジンベエでした。ジンベエとエースは三日三晩戦い続けて、結局勝負がつかなったという逸話が語られています。

頂上戦争では、ゲッコー・モリアに圧勝してしています。カゲカゲの実を使ってゾンビ軍団を生み出すモリアは、ルフィ達が壊滅寸前にまで追い込まれたほどの大海賊です。七武海の一員であり、ジンベエとも同時期に七武海に所属していました。頂上戦争で両者は激突していますが、このときには、カゲカゲの実の弱点である海水を戦闘に使うジンベエが圧倒しました。

ジンベエは、シャーロット・オペラを倒しています。ビッグマムとの戦いを描いたホールケーキ・アイランドの戦いでは、ジンベエがシャーロット・オペラを瞬殺しています。四皇の幹部はいずれもが億越えの実力を持っていますが、五千枚瓦正拳（ごせんまいがわらせいけん）で一撃で勝負を決めました。

ビッグ・マムに怯まない姿を見せています。世界中の海賊が恐れているビッグマムは、寿命を取引に使う驚異の能力を持っています。ビッグマムに臆してしまえば、寿命が奪われてしまいます。ジンベエはルフィの仲間になるために、ビックマム海賊団の傘下から抜けることを決めました。ビッグマムは取引を持ち掛けますが、ジンベエはこの問いかけを一蹴して、寿命を取られることなく傘下を抜けました。

ジンベエの技を紹介していきましょう。ジンベエは、魚人空手と魚人柔術の使い手です。圧倒的な実力を誇り、海中では無類の強さを見せます。陸上に上がると戦闘力が半減するともいわれていますが、ジンベエは陸に上がってもかなりの強さを持っていました。

ジンベエの技の1つ目は、「槍波」です。槍波は、魚人空手の技の一つとなっていて、凄まじい威力を見せる攻撃技です。海中から槍状にした海水を発射する技で、通常の船では一瞬で破壊されてしまいます。海軍本部の軍艦ですらも半壊の状態にされてしまい、クロコダイルでもその威力にはあきれた顔を見せるほどでした。

ジンベエの技の2つ目は、「槍波 群雨」です。「槍波 群雨」は、魚人空手の技の一つです。槍波を連射する技でもあり、軍艦を破壊することも十分に可能な技となっています。海中から放つこともできるため、回避することが難しい技でもあります。

ジンベエの技の3つ目は、「唐草瓦正拳」です。唐草瓦正拳は魚人空手の技の一つであり、大気中の水を利用して衝撃を伝える長距離技となっています。距離を置いた相手や背後の相手にもダメージを与えるほどの特殊な技です。ダメージを与えるまでに時間差があり、空気中を打撃が伝わっていくと考えられています。

ジンベエの技の4つ目は、「五千枚瓦正拳」です。五千枚瓦正拳は魚人空手の技の一つで、強力な打撃技となっています。インペルダウンでは、耐久力が尋常でない覚醒した動物系の能力者「ミノリノケロス」をあっさりと倒してしまいました。ホールケーキアイランド編では、ビッグマムの幹部の一人である「シャーロット・オペラ」を一撃で倒すなど、驚異的な威力を見せています。

ジンベエの技の5つ目は、「撃水」です。撃水は手に溜まった水滴を投げ飛ばす技であり、銃弾並みの威力を持っています。アーロンなどが使うとショットガン並みの威力となり、ジンベエが使うと大砲並みの威力となる技でした。使い手の力量によって、威力の変わる技であると考えられています。

ジンベエの技の6つ目は、「武頼貫」です。武頼貫は魚人空手の奥義であり、巨大な相手にも攻撃が貫通する技となっています。ホールケーキアイランド編では、怒り狂った四皇ビッグマムに対して使用しています。この時は、ビッグマムを吹き飛ばすほどの威力を見せていました。ジンベエが見せた技の中で、最も高い攻撃力を持っていると考えられています。

ジンベエの技の7つ目は、「海流一本背負い」です。海流一本背負いは、魚人柔術の技の一つです。海中で魚人柔術の技である水心を使用して、海水を掴むことでこの技が発動可能になります。背負い投げのように、海水を掴み、投げ飛ばすことによって、巨大な渦を作り出す攻撃となっています。この技は移動に使ったりするなど、応用が利く技でした。

ジンベエの技の8つ目は、「梅花皮」です。武装色硬化した両腕でガードする技です。十字に組んで敵の攻撃を防ぐ技であり、強い武装色の覇気を使用しているため、かなり高い防御力を見せていました。ホールケーキアイランド編では、四皇ビッグマムの本気の攻撃を受け止めるほどの防御力となっています。

ジンベエの技の9つ目は、「鮫肌掌底」です。鮫肌掌底は魚人空手の技の一つで、強力な打撃技となっています。掌で敵の攻撃を弾く技で、相手を弾き飛ばすほどの威力を誇ります。マリンフォード頂上戦争では、七武海であったゲッコー・モリアとの戦いで「鮫肌掌底（さめはだしょうてい）」を使用しているシーンが描かれていました。

ジンベエの技の10つ目は、「鮫瓦正拳」です。鮫瓦正拳は魚人空手の技の一つであり、長距離の相手でも倒せる技となっています。正拳突きで衝撃波を発生させることで、複数人にダメージを与えることができます。体内の水分を振動させるので、ゴム人間であるルフィにもダメージを与えた異色の打撃技となっています。

ここでは、ジンベエのアニメ声優を紹介していきましょう。ジンベエの声優は、二人いることでも知られています。アニメ初登場時には郷里大輔が演じていましたが、彼の急死によって急遽キャスティングが変更されました。二代目のジンベエ役に起用されたのは、ゲッコー・モリアの役を担当していた宝亀克寿です。

アニメの425話・430話でジンベエの声優を務めたのは、郷里大輔(ごうりだいすけ)です。郷里大輔は1952年2月8日生まれの声優であり、ナレーターとしても高い評価を得ていました。2010年1月17日に急死して、多くのファンを驚かせました。東京都江東区出身、青二プロダクションに所属していました。郷里大輔の代表作に『機動戦士ガンダム』のドズル・ザビや『ドラゴンボールZ』のミスター・サタンなどがあります。

アニメの442話からジンベエの声優を引き継いだのは、宝亀克寿(ほうきかつひさ)です。宝亀克寿は1946年10月30日生まれの俳優です。声優としても活躍していて、長崎県佐世保市出身、青二プロダクションに所属しています。宝亀克寿のそのほかの出演作品に『バビロン』野丸龍一郎や『金装のヴェルメイユ〜崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む〜』の学院長などがあります。

ここでは、ジンベエに関する感想や評価を紹介していきましょう。ジンベエはルフィにとって恩人であり、多くの名言を残した人気キャラクターとして知られています。『失ったものばかり数えるな』というセリフが、何話なのかを知りたいファンがいるほどの人気を獲得しています。そのため、ジンベエに関する感想や評価は、ネット上でも数多く見つけることができました。

ジンベエは、多くのキャラクターたちの中でも名シーンが多いことでも知られています。魚人として過酷な人生を歩み、大海賊として七武海に選ばれたジンベエは名セリフを多く残しました。ジンベエは男気溢れる名言が多く、ファンにも名言・名セリフや名シーンが絶賛されています。

ジンベエの『失ったものばかり数えるな』というセリフは、ファンにも絶賛されています。失意のルフィを立ち直らせた名言であり、何話で残されたセリフなのかも注目されていました。名言の多いワンピースの中でも『失ったものばかり数えるな』というセリフを、一番好きなセリフに挙げるファンも多くいます。

ジンベエは、強すぎるというファンも多くいます。魚人空手の使い手であり、圧倒的な強さを持っているジンベエはファンにも人気の存在です。多彩な技を使い、覇気も使えるジンベエの強さには、ファンも注目していました。ネット上でも、ジンベエの強さに関する声は絶賛されています。

この記事では、ジンベエの「失ったものばかり数えるな」が何話で残されたセリフか、必殺技、名言・名セリフ、ネット上の感想などを見てきました。ジンベエの「失ったものばかり数えるな」は、作中でも屈指の名言なので、何話でのセリフなのかも気にされていました。「失ったものばかり数えるな」が何話で残されたセリフなどにも注目して、ワンピースをお楽しみください。