【今際の国のアリス】ジョーカーの正体をネタバレ考察!ラストシーンの意味は?

「今際の国のアリス」のラスト最後で登場したジョーカー。原作漫画では謎の存在として描かれ、彼の正体は最後まで不明とされています。一体、ジョーカーとは何者だったのでしょうか。本文では、「今際の国のアリス」の原作漫画から、ジョーカーの正体をネタバレ考察しました。その他ジョーカーの登場シーンのネタバレやラストシーンの意味なども、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

【今際の国のアリス】ジョーカーの正体をネタバレ考察!ラストシーンの意味は?のイメージ

目次

  1. 今際の国のアリスのジョーカーとは?
  2. 今際の国のアリスのジョーカーの正体や意味
  3. 今際の国のアリスの続編RETRYでジョーカーが登場?
  4. 今際の国のアリスのラストシーンの三途の川の意味
  5. 今際の国のアリスのディーラーの正体をネタバレ解説
  6. 今際の国のアリスのシーズン3はある?
  7. 今際の国のアリスのジョーカーに関する感想や評価
  8. 今際の国のアリスのジョーカーまとめ

今際の国のアリスのジョーカーとは?

「今際の国のアリス」のジョーカーの紹介・イメージ画像

ねくすとげぇむをクリア後、アリス達の前に突如あらわれたジョーカー。本作品のラスボスと予感させたものの、わずかな登場シーンのみとなりました。果たして、ジョーカーも今際の国の国民なのか、謎は深まる一方でしょう。以下では、「今際の国のアリス」から、ジョーカーの正体や最後のシーンの意味についてネタバレ考察しました。その他「今際の国のアリス」のジョーカーの登場シーンなどもあらすじネタバレ考察しました。

今際の国のアリスの作品情報

「今際の国のアリス」は、麻生羽呂先生のサスペンス・ホラー漫画です。「不思議の国のアリス」をモチーフにした世界観が目を引く「今際の国のアリス」。トランプの数字と絵札の名前が付けられたゲームや、プレイヤー同士の駆け引きが人気に火をつけました。また、2020年からNetflixで実写ドラマ化されました。2023年5月までにシーズン2が制作・配信され、国内外で大ヒットを記録しました。

今際の国のアリスの原作漫画の概要

「今際の国のアリス」の原作漫画は、2010年に「週刊少年サンデーS」で連載が開始されました。2015年に「週刊少年サンデー」に移籍し、2016年に完結しました。2020年には新章「今際の国のアリスRETRY」が発表され、2021年に結末を迎えました。原作漫画の単行本は本編・全18巻、新章・全2巻です。また、2015年~2018年にかけてスピンオフ「今際の路のアリス」が、「月刊サンデーGX」にて連載されました。

今際の国のアリスのあらすじ

家庭に居場所がなく、その日も友達と夜遊びに出かけた有栖良平(アリス)。巨大花火が爆発したような衝撃に巻き込まれ、その場で気を失います。気が付くと廃墟と化した東京の街にいました。その場所は、今際の国と呼ばれる生死の境目。この世界では、迷い込んだ人々を生死を選別するゲームが繰り広げられていました。ゲームへの敗北は死を意味し、アリス達は己の生存と現実世界への帰還を目指し、ゲームクリアを目指します。

ジョーカーのプロフィール

「今際の国のアリス」にて、ねくすとげぇむを全てクリアした後に登場したジョーカー。作中では、黒いシルエットで表現され、素顔や詳細なキャラクター性は伏せられています。ここまでトランプの数字や絵札のゲームが繰り広げられてきた今際の国。ラストゲームとして、ジョーカーとのゲームが開始されると予想されました。しかし、ゲームは行われることなく、ジョーカーの正体も伏せられたまま物語は幕を閉じました。

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今際の国のアリスのジョーカーの正体や意味

ジョーカーの正体や意味を考察・イメージ画像

「今際の国のアリス」のラストで登場したジョーカー。アリスが彼の存在に気が付き、新たなゲームが開始されると予想されました。しかし、アリスの一言をきっかけに状況は一変し、ジョーカーの存在も消えてしまいました。以下では、「今際の国のアリス」の原作漫画の謎であるジョーカーの正体をネタバレ考察しました。その他、最終回ラストで突如現れた謎キャラクター・ジョーカーの意味も、ネタバレを交えながら考察しました。

ジョーカーの登場シーン

巨大隕石の爆発に巻き込まれ、生死の境目にある今際の国に迷い込んだアリス達。己の生存やこの世界の真実に迫るため、トランプのゲームに挑みます。ねくすとすてぇじの最後のゲームをクリアしたアリス達。彼らに、今際の国の永住権の獲得が提示されます。永住権は任意で受けとるもので、少数ながら権利を獲得した者が現れました。一方、アリスを含めた多くのプレイヤーは永住権を破棄し、現実世界への帰還を選びます。

紆余曲折を経てようやく帰還でき、心を躍らせるプレイヤーたち。その彼らの目の前に現れたのがジョーカーでした。テーブルに座る怪しい黒い人影。そこには、ジョーカーのカードが置かれ、アリスは黒い影の正体を見破ります。一方、ジョーカーもアリスに反応して、質問を投げかけます。自分の正体は「神」それとも「悪魔」かと問いかけるジョーカー。しかし、アリスの答えはそのどちらでもありませんでした。

アリスから中間管理職と言われるジョーカー・イメージ画像

アリスが出した答えは、「ただの中間管理職」。不思議の国のアリスの「ただのトランプ」を彷彿させるセリフでしょう。アリスの答えを引き金に状況は一変し、気が付くと現実世界に戻っていました。近くでは、元プレイヤーの多くが重傷を負い、病院に運ばれていきます。一方、ここである疑問が浮上します。それは、今際の国の最後のシーンで登場したジョーカーとは何者だったのでしょうか。

唯一、ジョーカーの存在を認識していたと思われるアリス。しかし、現実世界に帰還すると同時に、今際の国の記憶も失われました。そのため、ジョーカーの記憶も失われており、ジョーカーの正体が解明されることはないでしょう。一方、何かのきっかけで今際の国の記憶を思い出す展開もあり得ます。その時に、ジョーカーの記憶も同時に蘇れば、ジョーカーの正体に迫る展開も見られるでしょう。

ジョーカーの正体は最後まで不明?

最後まで伏せられたジョーカーの正体・イメージ画像

原作漫画では、黒い人影として登場したジョーカー。彼の正体は最後まで不明とされました。一方で、今際の国との関係から、絵札のキャラと同じ地位にあると考察されます。また、今際の国には、運営者である上層部の存在が推測されます。このような考察から、ジョーカーは彼らの部下という見方もできるでしょう。しかし、絵札のキャラと異なり、彼はゲームを主催することはなく今際の国での役目も分かっていません。

ジョーカーの正体や役目を考察・イメージ画像

今際の国での地位も曖昧なジョーカー。彼は一体、何者だったのでしょうか。作中でのジョーカーは、わずか数コマの登場でした。しかし、そこにはジョーカーの正体を示した伏線が張られています。1つ目はアリスのセリフ、2つ目は三途の川の描写です。特に後者は、ジョーカーの今際の国での役目を表しているとも考えられます。死者を船に乗せて三途の川を渡る鬼、その鬼の役目を担っているのがジョーカーでしょう。

また、今際の国は生と死の境目にある設定で、三途の川と似ています。今際の国のジョーカーとは、永住権を獲得したプレイヤーを今際の国へおくる存在。そのような役目を担っていた場合、ゲームの主催をする必要はないでしょう。そのため、ジョーカーは、絵札のキャラとは異なる存在とも考えられます。

ジョーカーの意味

トランプの数字や絵札のゲームが繰り広げられた今際の国。ねくすとすてぇじでは絵札のゲームが登場し、アリス達は無事に全てのゲームをクリアしました。しかし、トランプのゲームといえば、作中ではあのカードの名の持つゲームが登場していません。そのカードこそジョーカーです。物語の最後に出現したことから、ジョーカーのゲームが開始されると思われました。

しかし、ジョーカーがディーラーのゲームは開催されません。また、プレイヤーたちのとの絡みもなく、アリス達は現実世界に帰還します。本編への絡みがないため、ジョーカーを登場させる意味はあったのか疑問が生じます。また、ジョーカーの登場シーンは必要なかったとも思えるでしょう。一見すると無意味に見えるジョーカーのシーンですが、登場したタイミングからある意味が浮かび上がりました。

ジョーカーの意味を考察・イメージ画像

ジョーカーとは、「人生」という名のゲーム。アリス達が参加した今際の国のゲームにはそれぞれルールがあり、勝敗がハッキリしています。一方、人生には勝つためのルールはなく、勝敗を決める基準もありません。人生を勝利とみなすか、敗北とみなすかは、自分自身で決めることです。どれだけ戦略を練っても、人生ほどうまくいかないものはないでしょう。

もし、今際の国の最難関のゲームがジョーカーだった場合、「人生」というゲーム内容はしっくりくるでしょう。アリス達が現実世界に帰還する際に登場したジョーカー。彼がアリスの前に現れた理由は何だったのでしょうか。その答えは、人生という難関なゲームの始まりを知らせるためとも考えられます。ジョーカーとは、人生という名のゲームを象徴するカードとも解釈できるでしょう。

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今際の国のアリスの続編RETRYでジョーカーが登場?

続編「RETRY」へのジョーカーの登場を考察・イメージ画像

アリス達が現実世界に戻ったところでラストを迎えた「今際の国のアリス」は、2020年には続編「RETRY」が連載されました。再び今際の国に迷い込んだアリスの奮闘が描かれた「RETRY」。一方、続編では前作の謎が解明されると予想され、ジョーカーの登場も期待されました。以下では、「今際の国のアリス」の続編RETRYの概要とジョーカーの登場の有無、アリスの最後とラストについてネタバレ紹介します。

今際の国のアリスの続編RETRYとは?

今際の国から帰還して8年後。大学を卒業したアリスは、カウンセラーとして働いていました。また、運び込まれた病院で出会ったウサギと結婚し、もうすぐ第一子が生まれる予定でした。その日は、ウサギの安産祈願も兼ねて静岡を訪れたアリス。ウサギの出産が近いとの連絡を受けて、急いで自宅のある東京へ向かうも、その日の天気は大荒れでした。台風が東京を直撃し、強風に煽られた看板が吹き飛ばされます。

一方、そばを通りかかっていたアリスは、ウサギの元へ駆けつけたい思いで必死でした。その時、吹き飛ばされた看板が落下し、アリスは下敷きになってしまいます。しかし、生死を彷徨う状態に陥ったため、アリスは再び今際の国へ迷い込みます。一度目の帰還で、今際の国の記憶が消去されていたアリス。しかし、どこか見たことのある光景から、今際の国での出来事が蘇りました。

二度目の入国とあり、自身の置かれた状況をすぐに理解できたアリス。今回は、ウサギの出産に立ち会うため、一刻も早い帰還を目指してゲームに挑みます。ゲームの内容は、「ハートの9 ちきゅうしんりゃく」で、6人でチームを組んで挑みました。しかし、ゲームは想像以上に難しく、メンバーは3人に減ってしまいます。

続編RETRYでジョーカーが登場している?

今際の国を舞台に、アリスの奮闘を再び描いた続編「RETRY」。正体不明の人物・ジョーカーの謎の解明や、彼とのゲーム対決が予想されました。しかし、続編では「ハートの9」をメインとする内容でした。ジョーカーの存在すら言及されていません。続編での本格登場が予想されたジョーカー。しかし、ジョーカーに関する情報は一切なく、彼の正体は引き続き謎のままとなっています。

続編RETRYでアリスは死亡する?

アリスにとって2度目の挑戦となった今際の国のゲーム。ふぁあすとげぇむならば、クリアは楽勝と思われました。いざゲームを進めると、ハートの9の難易度はかなり高いため、メンバー6人のうち3人が脱落を余儀なくされました。このままではメンバー全員のゲームオーバーが予想されたハートの9のゲーム。しかし、アリスがゲームの真相を見抜いたことで、最後はゲームをクリアすることができました。

そして、現実世界への帰還を認められたアリスは、病院で目を覚まします。看板の下敷きになった際、辛うじて一命を取り留めていました。また、アリスが運び込まれた病院では、ウサギが出産を迎えていました。ボロボロの体に鞭を入れ、ウサギの元へ駆けつけたアリス。一時は生死を彷徨い、今際の国に迷い込みながらも、無事に第一子の誕生に立ち会うことができました。

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今際の国のアリスのラストシーンの三途の川の意味

三途の川のシーンを考察・イメージ画像

不思議の国のアリスをモチーフにした「今際の国のアリス」。その世界は、己の生死をかけてゲームを繰り広げる過酷な光景が広がっていました。また、今際の国は生と死の境目にあり、原作漫画のラストでは三途の川と見えるシーンがあります。このシーンは何を意味しているのでしょうか。以下では、「今際の国のアリス」のラストの最後に登場した、三途の川の意味についてネタバレ考察しました。

三途の川とは?

三途の川のイメージ画像

仏教にて、あの世とこの世を隔てる川を意味する「三途の川」。生死を彷徨うような経験をした際に用いられ、川を渡ると死んでしまう言い伝えがあえります。三途を川を渡った先には、閻魔大王が待ち構えており、死者の転生先が決まります。これらは輪廻転生といい、生前の行によって6つある世界から1つの世界に転生れされます。6つある世界は、「天界」「人間界」「阿修羅」「飢餓」「畜生」「地獄」です。

一方、アリス達が迷い込んだ今際の国も、三途の川と似ています。そして、今際の国で行われるゲームは、三途の川を渡るか否かを決める手段と考察できるでしょう。ファンタジー要素が強く、三途の川とは無縁に感じられる「今際の国のアリス」。しかし、ジョーカーの登場シーンで、三途の川とみられるコマが確認できます。このシーンは、ジョーカーの正体を示した伏線とも考察できるでしょう。

今際の国のアリスでの三途の川の意味

今際の国のアリスでの三途の川の意味を考察・イメージ画像

今際の国に迷い込んだ人々は、隕石の爆発の衝撃に巻き込まれ、臨死状態にありました。現実世界では、いつ死んでもおかしくない状態にあり、今際の国での死は現実世界での死亡を意味します。つまり、今際の国とは、三途の川が形を変えて現れた世界と考えられます。そして、今際の国のゲームは、プレイヤーが現実世界で生き返ることができるか、それらを試すための手段だったともいえるでしょう。

そこで、プレイヤーの生死を占うべく、現れるのがディーラーと呼ばれる今際の国の国民たちです。彼らは、トランプの数字や絵札の名前で呼ばれ、ディーラーとしてゲームを取り仕切っていました。しかし、ジョーカーだけは、彼らと異なっていました。アリスから「中間管理職」と呼ばれたジョーカー。そのセリフには、ジョーカーの存在や今際の国の上に立つ存在、運営者の存在が示唆されています。

三途の川を渡る船・イメージ画像

三途の川には、死者を船に乗せて運ぶ鬼がおり、川の先に死者の命運を決める閻魔大王が待ち構えています。この構図は、今際の国の設定を彷彿させるでしょう。三途の川は今際の国、閻魔大王はプレイヤーの運命を決めるゲーム、または運営者に相当するでしょう。そして、死者をいざなう鬼は、ジョーカーに当てはまります。しかし、ジョーカーの役目は、三途の川の鬼とは少し役目が違うでしょう。

作中の描写から、ジョーカーはゲームの運営者ではない可能性も考えられます。このような考察から、永住権を獲得したプレイヤーを今際の国へ導く存在だったでしょう。

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今際の国のアリスのディーラーの正体をネタバレ解説

ディーラーの正体をネタバレ解説・イメージ画像

「今際のアリス」のディーラーとは、ふぁあすとすてぇじのゲームを主催する人物を指します。彼らはトランプのマークと数字で表記され、己の生存をかけてゲームに挑みます。以下では、「今際の国のアリス」の原作漫画から、ディーラーの正体についてネタバレ紹介します。その他、「今際の国のアリス」のディーラーの全滅の理由や、ディーラーに選ばれた理由などをあらすじネタバレを交えながら考察しました。

ディーラーとは?

今際の国のふぁあすとすてぇじのゲームを主催するのが、ディーラーと呼ばれる人々です。彼らはトランプの数字札のゲームを提供する、今際の国の運営者とされています。しかし、国民のように今際の国の永住権は持っていません。永住権の代わりとして「びざ」が支給されています。びざを取得するには、自身が主催するゲームでプレイヤーで戦い、プレイヤー全員をゲームオーバーにすることが条件です。

今際の国のゲームオーバーは「死」を意味し、プレイヤーの死亡1人につきびざ1日を獲得できます。しかし、プレイヤーが1人でも生存した場合は、ディーラーの負けとみなされます。ディーラーにとっても、ふぁあすとげぇむは己の生死をかけたデスゲームとも呼べるでしょう。また、誰かが生き残れば勝てるプレイヤーと異なり、勝率が低いこともディーラーの特徴にあげられます。

ゲームの運営側として今際の国に滞在するディーラー。しかし、その実態は、彼らの上の存在である国民の指示により、ゲームをやらされた滞在者にすぎないでしょう。また、今際の国の真実について、プレイヤーと同様、ディーラーも知りません。一方、ディーラーはプレイヤーに対して自身の正体を明かしてはいけないルールがあります。万が一、ルールを破った場合、レーザーで頭を貫かれるペナルティが課されます。

ディーラーが全滅した理由

ディーラーの全滅・イメージ画像

プレイヤーとディーラーの生き残りをかけた戦いを描いたふぁあすとすてぇじ。勝敗は、アリス達プレイヤーが勝利し、ディーラー側は全滅しました。生存権でもある「びざ」をかけて戦いを挑んだディーラーでしたが、あと一歩が及びませんでした。結果、ディーラー陣営は、全てのゲームに敗北しています。その原因について、ディーラーのゲームクリアの条件はあまりにも難しい点があげられるでしょう。

ゲームを取り仕切るディーラー・イメージ画像

プレイヤー側が勝利した場合、ディーラー側は生存者を含めて参加者全員が死亡する運命が待っています。反対に、プレイヤー全員が死亡すれば、ディーラー側の勝利となります。しかし、1人でもプレイヤーに生存者がいた場合、プレイヤーの負けとみなされます。このように、ディーラーが生き残るための条件は、非常に厳しいものです。

今際の国のゲームにて、ディーラーに選ばれることは、それだけ死亡するリスクが高まるとも言えます。ディーラーにとっては過酷であったふぁあすとすてぇじ。ディーラーの全滅を目的とするゲームだったとも考えられるでしょう。仮にそうであった場合、どのような基準でディーラーが選出されたのでしょうか。

ディーラーとして選ばれた理由

ゲームのクリア条件の難しさから、かわいそうとの意見も見られるディーラー。ゲームでは、プレイヤーと比べて圧倒的に不利な状況にあります。しかし、今際の国では手厚い待遇を受けており、より安全な環境が提供されています。作中の情報から、ディーラーの正体は、プレイヤーと同じく、今際の国に迷い込んだ人々です。彼らは、どのような基準でディーラーに選ばれたのでしょうか。

原作漫画では、ディーラーとプレイヤーに振り分ける基準のようなものは言及されていません。一方、今際の国に迷い込んだ人々は、巨大隕石の爆発に巻き込まれた人々と考えられます。しかし、今際の国への入国に関しては、滞在者ごとにタイムラグが生じていることが判明します。その原因は、現実世界で負った怪我の程度によって起きたと考えられます。

ディーラーに選ばれた人間のイメージ画像

怪我の程度が大きいほど命の危険が高くなるため、今際の国への入国も早まるでしょう。反対に、怪我が軽かった場合は、死亡のリスクが低くなるため入国時期が遅くなります。そこで、ディーラーに選ばれた人々はおそらく後者だと考察でき、重傷を負ったプレイヤーとのゲームに駆り出されたでしょう。しかし、ディーラーは、ゲームで命を落とす確率が高いポジションであり、今際の国での死亡は現実世界にも反映されます。

このような設定から、ディーラーとはプレイヤーの生命力を試すための駒だったとも考えられます。または、現実世界で蘇生できる見込みのない者が、ディーラーに選ばれた可能性もあります。果たして、今際の国のディーラーには、どのような人物が選ばれたのでしょうか。現実世界での蘇生できる確率が、ディーラーに選出される基準になっているとも考えられます。

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今際の国のアリスのシーズン3はある?

今際の国のアリスのシーズン3を予想・イメージ画像

Netflixで実写ドラマ版が配信され、原作漫画の注目が高まった「今際の国のアリス」。デスゲームさながらのストーリーが人々を魅了しています。2022年12月にはシーズン2が配信され、原作漫画の最終回まで実写化されました。一方、ファンからは、続編やスピンオフを原作とするシーズン3への期待も高まっています。以下では、「今際の国のアリス」の実写ドラマ版から、シーズン3が制作される可能性について考察しました。

今際の国のアリスのシーズン3が制作される可能性

2020年にNetflixで配信開始された「今際の国のアリス」の実写ドラマ版。山﨑賢人さん・土屋太鳳さんのW主演や俳優陣の迫真の演技が話題を呼びました。デスゲームを彷彿させる世界観は国外でも人気を博し、大ヒットを記録しました。2021年までにシーズン2が配信され、原作漫画の最終回まで実写化されています。そのため、「今際の国のアリス」のシーズン3が制作される可能性は低いとみられるでしょう。

一方、原作漫画では、アリスのその後の描いた「RETRY」や、新たなキャラクター目線で描いた「今際の路のアリス」があります。もし、シーズン3が制作される場合、これら漫画を原作とする作品が制作されるでしょう。または、Netflixオリジナルエピソードとして、新作が制作される可能性も予想できます。仮にオリジナル版が制作された場合、謎キャラ・ジョーカーの真相に迫るエピソードが期待できるでしょう。

今際の国のアリスのシーズン3の配信はいつから?

シーズン3の配信を予想・イメージ画像

続編やスピンオフ作品から、シーズン3が制作される可能性も考えられる「今際の国」のアリス。2023年5月時点では、新作の発表はありません。しかし、原作漫画のストックの量から新作が期待でき、早くて2023年内、または2024年以降に配信されると予想されます。

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今際の国のアリスのジョーカーに関する感想や評価

今際の国のアリスのジョーカーに関する感想や評価・イメージ画像

「今際の国のアリス」の最大の謎であるジョーカー。本編へ登場したタイミングや、アリスとのやり取りから、今際の国の運営者とも考察されます。しかし、アリスから「中間管理職」と呼ばれています。このセリフから、ジョーカーは絵札のキャラと変わらない地位にいると推測されるでしょう。以下では、今際の国のアリスのジョーカーに関する感想などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

感想1:ジョーカーの意味が分からない

原作漫画ではラストの最後で登場したジョーカー。突然の登場から、アリスとの最後の対決を予感させました。その後、ジョーカーは作中で言及されることなく、存在自体が謎に包まれています。ネタバレ考察のように、人生というゲームを意味しているとも言われるジョーカー。読者の中にはジョーカーの意味が分からないとの意見も見られ、彼の正体は最後まで謎となっています。

感想2:ジョーカーの正体にモヤモヤ

デスゲームを要素を含めた作風が人気を火をつけた「今際の国のアリス」は、考察ポイントの多さも見どころの1つです。その中でもジョーカーに関する考察は、SNSでも様々な意見が飛び交っています。原作漫画のラストの最後に登場したジョーカー。登場シーンはわずか数コマであり、彼の正体は謎とされています。一方、ジョーカーの正体を曖昧にされた点がモヤモヤするとの声も見られます。

感想3:ジョーカーに関する考察が良い

ねくすとすてぇじをクリア後、突如あらわれたジョーカー。彼の姿はアリス以外のプレイヤーは気づいていないと推測されます。ジョーカーの正体は、作中では言及されなかったものの、アリスのセリフから中間管理職のような地位にあると考察されています。物語のラストに登場したジョーカー。彼は、人生というゲームを表した存在との考察が多く見られ、そのように考察したことが良いとの声も寄せられています。

感想4:人生の難易度を表しているとの考察も

原作漫画では、アリスの前に姿を現したジョーカー。一方、実写ドラマ版ではカードとしてラストシーンの最後に登場しました。原作とドラマ版で登場の仕方が異なったジョーカー。物語の最後にジョーカーを登場させた意味について、現実世界に帰還した人々の人生の難易度を表しているとの考察も見られます。トランプで唯一無二のジョーカー。人生というゲームの難易度は最難関ともいえるでしょう。

感想5:ジョーカーの存在を忘れていた

今際の国のゲームは、トランプのマークと数字をモチーフとし、ファンタジーを感じさせる設定が面白いでしょう。最後の1戦まで気が抜けない展開が続いた今際の国のゲーム。トランプゲームといえば、ジョーカーは外せません。ファンの中には、ジョーカーが登場するまでそのカードの存在を忘れていたとの声も見られます。そして、ドラマ版のラストで登場したジョーカーのカードに恐怖を覚えたとの感想も寄せられています。

感想6:ジョーカーとの勝負も見たかった

「今際の国のアリス」に関する感想の中には、最後にジョーカーとの勝負が見たかったとの意見も見られます。ネタバレ考察のように、わずかな登場シーンで終わったジョーカー。アリスとの対決を予感させながら、物語は一気に現実世界へ戻りました。ファンの中で評価が大きく分かれた「今際の国のアリス」。その中でもジョーカーの存在について疑問視する声も見られます。

感想7:意味深なラストだった

ネタバレ考察のように、ジョーカーの正体や意味は、見る者ごとに様々な解釈がなされています。また、ドラマ版では、病院の中庭のテーブルに置かれたトランプからジョーカーが出てくる演出となっています。一見すると何気ない光景に見えるも、不穏な空気を漂わせたラストは意味深にも見えるでしょう。ドラマのラストにジョーカーを登場させた意図は何か、見る者の考察を刺激する結末だったでしょう。

感想8:ジョーカー編も見てみたい

実写ドラマ版の配信を受け、原作漫画の注目も高まった「今際の国のアリス」。豪華俳優陣の起用や壮絶なストーリーが人気を集め、シーズン3の制作を望む声も寄せられています。また、SNSでは、ドラマオリジナルとしてジョーカー編が見たいとの声も見られます。ネタバレ考察のように、多くの謎を秘めたジョーカー。彼を題材にした新たな「今際の国のアリス」もまた面白いでしょう。

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今際の国のアリスのジョーカーまとめ

今際の国のアリスのジョーカーまとめ・イメージ画像

「今際の国のアリス」の原作漫画から、ジョーカーの正体や登場シーンのネタバレ、ラストの意味をなどをネタバレ考察しました。原作漫画のラストの最後で登場し、読者に謎を残したジョーカー。彼の正体は最後まで分からず、考察の域を出ません。もしかしたら、アリスへの質問の内容のように、「神」か「悪魔」のどちらかでしょう。果たして、ジョーカーとは何者なのか、考察するごとに謎が深まる一方でしょう。

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