【ワンピース】ルフィのギア5の強さ・技を徹底考察!ニカ覚醒後の能力や特徴は?

ルフィのギア5は、ギアを使い続けてきたルフィがニカとして覚醒した状態です。ワンピースにおいて、ゴムゴムの実の能力の力を利用してどんどん強くなってきたルフィですが、その覚醒状態がギア5と言えます。この記事では、ルフィのギア5について、そもそもギア5とはどういう状態なのか、ギア5で使用する技の強さや伏線、モデルや今後の考察などについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

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目次

  1. ルフィのギア5とは?
  2. ルフィのギア5の強さやニカ覚醒後の能力を考察
  3. ルフィのギア5の技の特徴
  4. ルフィのギア5の伏線
  5. ルフィのギア5の今後を考察
  6. ルフィのギア5はふざけすぎ?モデルは?
  7. ルフィのギア5に関する感想や評価
  8. ルフィのギア5まとめ

ルフィのギア5とは?

ギア5とは、ルフィが使用する、悪魔の実の覚醒段階です。この記事では、そのようなルフィのギア5について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

ルフィが主人公を務めるワンピースとは、尾田栄一郎先生が、週刊少年ジャンプにて連載している漫画です。少年漫画の王道を行く展開と、精密な世界観や伏線の細かさなどが、高い人気を誇る作品になっています。早い時期からメディアミックス展開が、行われてきた作品で、その影響もあって、高い人気を誇ると同時に、大きな評価を獲得している漫画になっています。

日本国内はもちろん、海外でも高い人気を誇る作品で、数々の出版記録を樹立・保持、各賞を獲得するほどの作品になっています。最も大きいのが、『最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ』として、ギネス記録にも認定されている程です。既に発行されている105巻は、どれも100万部を突破しており、累計発行部数は、国内外合わせて5億1000万部に登ります。まさに、日本を代表する漫画の1つです。

ワンピースのあらすじ

海賊王を目指して海に飛び出した、モンキー・D・ルフィ。冒険を続けて仲間を増やしていく中、麦わらの一味の乗る船、ゴーイングメリー号がボロボロになっていきます。なんとかウソップを中心に修繕していましたが、船大工を求めて造船都市ウォーターセブンを訪れることにします。そこでCP9にロビンを連行されてしまいます。ロビンを取り戻すため、ルフィ達はエニエス・ロビーに向かいますが、そこでルフィが発動させたのがギアでした。

ルフィのプロフィール

ルフィは、ワンピースの主人公を務めるキャラクターで、海賊王になることを夢見る青年です。幼少期に、仲良くしていたシャンクス達赤髪海賊団が、持っていたゴムゴムの実を食べてしまったことで、ゴム人間になってしまいました。17歳で海に飛び出すと、少しずつ仲間を増やして『麦わらの一味』を結成することになります。少しずつ影響力を増やしていき、2023年5月時点では、新たな四皇の一角として数えられるまでになっています。

その他、明らかになっているプロフィールとしては、誕生日は5月5日のおうし座、血液型はF型であることが明らかになっています。また、身長は、ゴムゴムの実を食べた時点では91cm、海に出た時点では172cm、新世界編の時点では174cmと伸びています。

ルフィのこれまでのギア

幼少期にゴムゴムの実を食べ、それから長年、ゴムゴムの実を生かした戦い方を突き詰めていたルフィ。そのようなルフィが、たどり着いた戦闘方法がギアです。ここからは、これまでに登場したギアとその強さを、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ルフィのギア2

エニエス・ロビー編にて、初登場したのがギア2です。ギア2とは、心臓や血管までゴムになっている性質を活かし、血流を加速させることで、速度を増強した状態になっています。その速度は、常人には瞬間移動したようにしか見えない、とされる六式の剃に匹敵する程の速さを実現しています。そのスピードを活かし打撃の強さも高まっており、バランスよく強化される状態になっています。

エニエス・ロビー編の時点で、ロブ・ルッチと互角の戦いが、できるほどの強さを誇っていました。しかし、この時点では体力の消耗が激しく、長く使用すると寿命すら削ってしまう諸刃の剣的な技でした。2年間の修行を経て、新世界編でも使用しています。ルフィの素の身体能力が向上したことで、欠点だった体力の消耗が無くなり、さらに覇気を合わせて使うことで、さらなる強さを発揮するようになっています。

ルフィのギア3

ルフィが、ギア2と同時期に編み出して、使用しだしたのがギア3です。ギア3とは、指から骨に空気を送り込むことで、身体の一部を巨大化させ、圧倒的なパワーを誇る攻撃をする形態になっています。その半面、スピードが落ちるという弱点があり、対人戦というよりも、対巨人族戦や、海軍の艦隊を正面から打ち破る時等に使用されています。

身体への負担は、ギア2以上に大きく、使用後は反動で身体が縮んでしまうという弱点も存在しました。新世界編後は、ルフィの身体能力の強化と覇気を併用するようになったことにより、一部の弱点は無くなっています。覇気をまとうことで一部の技は技名を変更しています。その強さは、カイドウにダメージを与える程に高くなっています。

ルフィのギア4

新世界編突入後、新たに使用するようになったのが、ギア4です。ギア4とは、武装色を腕に纏わせた状態で、腕に空気を入れることで発動します。ゴムと武装色の性質が融合しており、空気を送り込む量で、いくつかの形態を使い分けることができる形態になっています。基本形態であるバウンドマンの他、2023年5月現在、タンクマンとスネイクマンの3種類が登場しています。

これまでのギアと比べても強さを誇るギア4ですが、常時覇気を使用する性質上、覇気の消費が非常に多くなっています。それもあって、身体の負担が大きいため長続きせず、解除後には、10分間、覇気を使用できなくなるといった欠点も抱えています。2年の修業を経て習得した新形態なだけに、新世界編においても身体の負担が非常に大きい状態のため、ルフィがギア4を使用するのは最終手段になっています。

ルフィのギア5とは?

ギア5とは、ワノ国編において、ルフィがカイドウとの死闘の中で、覚醒に至ったことで到達したのがギア5です。ルフィはこの状態を、『自身の最高地点』であると定めてギア5としたのです。ギア4が覇気の影響で肉体が黒っぽく変化するのに対し、ギア5では、全体的に白っぽい色合いに変化しています。また、蒸気のようなものが、織姫の羽衣を象っているような形になっています。

また覚醒であることも影響してか、ルフィの衣服にも、白くなる変化が伝播していたりします。また眉毛がグルグル眉毛になるなど、ルフィ自身にも変化が見られるのがギア5の特徴になっています。

ギア5と太陽の神ニカの関係

このギア5の覚醒と同時に明らかになったのが、ルフィが食べたゴムゴムの実が、実は本当の名前を隠すために、付けられた名前だということです。ルフィが食べた悪魔の実の本当の名前は、ヒトヒトの実モデルニカです。ヒトヒトの実モデルニカは、太陽の神、解放の戦士と呼ばれた現人神ニカがモデルになっているのです。

この事実は五老星など、ワンピース世界においても一部の者しか知りえません。当然現能力者であるルフィも、その事実を知らないのです。その結果、ルフィはこの覚醒状態に、今までの法則に則って、ギア5と命名したのです。つまり、実質的にヒトヒトの実モデルニカとギア5は、同じ存在であるといえます。また、ルフィは、2023年5月現在でも、自身が食べた悪魔の実が、動物系幻獣種ヒトヒトの実モデルニカであることを知りません。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ルフィのギア5の強さやニカ覚醒後の能力を考察

強さや能力①巨大化する

ギア5の能力の1つが、巨大化能力です。この巨大化能力は、ギア3での骨風船とは違い、空気を送り込んで膨らませているのではありません。想像するだけで、部位やサイズ関係なく、自由自在に変化させることができるようになっています。そのサイズの上限にも制限はなく、その気になれば、龍形態のカイドウを片腕で捕まえてしまえる程に、巨大になることも出来ます。

強さや能力②周囲にゴムの特性を与える

ギア5は動物系の悪魔の実でありながら、超人系の悪魔の実の覚醒の特性である『周囲に能力を影響させる効果』も持っています。しかもその範囲は、超人系悪魔の実の覚醒を超えています。というのも、これまでの超人系悪魔の実の覚醒者は、いずれも周囲にある無機物なものに影響を与えていたのです。

それに対し、ルフィのギア5の場合、無機物なものはもちろんながら、生物にも影響を与えている描写があります。カイドウの身体に付与するシーンや、ギア5で戦うルフィのそばにいる味方にも、影響が出ている様子が見られています。ギア5の中でも特に汎用性の高く、まだまだ謎が多い能力になっているのです。

強さや能力③空を走る

ギア5は自由な能力と言われる能力ですが、その分かりやすい例とされるのが、空を走る能力です。ワンピースで空を走るといえば月歩がありますが、ルフィのこの能力はそれとはまた、別の原理になっているとされています。月歩がどちらかといえば、空気を『蹴って』飛んでいるのに対し、ルフィの場合は、文字通り『走っている』という表現が正しくなっています。

強さや能力④雷をつかむ

カイドウをして『デタラメ』と言われた能力が、雷を掴んでしまえる能力です。カイドウとの戦闘中に降ってきた雷を掴んで、カイドウに投げ槍の要領で投げつけたり、軌道修正するシーンが描かれています。雷自体を呼べるわけではないですが、麦わらの一味の一味にはゼウスを操るナミがいるので、カイドウ戦以外でも発揮する可能性があります。

強さや能力⑤ギア5にはいつなれる?

ギア5はこれまでのギアと違い、覚醒するという段階から、最初にギア5になった時はルフィの意志とは関係なく発動していました。しかし、その後の描写を見ると、ルフィはこのギア5を自在に扱うことができるようになっています。ルフィの意志次第でいつでもなることができるのです。しかもこれまでのギアと異なり、予備動作などもないように見受けられています。

ギア5を使った後には副作用がある?

ルフィのギアは、これまでも、強さを手に入れる代わりに、リスクのある技でもありました。ギア5も例外ではなく、ギア5が解けてしまうと、ヨボヨボのおじいちゃんのような姿になってしまうという副作用があります。しかし、ルフィも成長しているためか、ギア4の覇気の使用不可や、ギア3の反動で縮んでしまうのようなものはありません。再度すぐにギア5を、再び発動するなどしていました。

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ルフィのギア5の技の特徴

技①ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)

ルフィの代名詞とも言える技であるゴムゴムの銃(ピストル)。そのギア5版といえるのが、ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)です。上記でも紹介した巨大化を使用して撃つ技で、武装色と覇王色をあわせて纏うことで、高い威力の強さを誇っています。

技②ゴムゴムの縄跳び

ギア5になったからこそ、できる技の1つがゴムゴムの縄跳びです。龍状態のカイドウの身体を頭付近と、尻尾付近を掴んで縄跳びの要領で、グルグルと回す技になっています。見た目はギャグテイストながらも、遠心力で振り回されることになるので、カイドウは相当に苦しんでいました。何よりも、あのカイドウで、縄跳びをしてしまうという発想が、ギア5らしい自由さのある技になっています。

技③ゴムゴムの風船

ゴムゴムの風船自体は、ギア5以前からルフィが使用してきた技で、主に砲弾などを打ち返したりする防御技でした。ギア5でも身体を膨らませるというコンセプト自体は、変わっていませんが、ギア5でこれを行うと、周囲に影響を与える力も働きダメージを与える技に変化しています。ワンピース本編では、カイドウの体内で使われ、カイドウの体を膨らませていました。

技④ゴムゴムの巨人(ギガント)

ルフィ自身が巨大化してしまうのが、ゴムゴムの巨人(ギガント)です。これは上記でも紹介した身体を巨大化できる能力で実現したもので、空気を送り込んだりはしていません。しかし、そのサイズは、龍状態のカイドウと同等なレベルであり、相当な大きさまで大きくなることができることが、明らかになった技でした。しかも身体の一部ではなく、全身できるという点も大きなポイントになっています。

技⑤ゴムゴムの脱出ロケット

カイドウ戦で、ゴムゴムの風船からの流れで使用されたのが、ゴムゴムの脱出ロケットです。要領は、これまでも使用していたゴムゴムのロケットと同様ですが、この時、ルフィはカイドウの目から手を突き出して、鼻を掴むということをしています。これもルフィが無意識に、周囲にゴムの影響を与えていることを、証明している技となっています。

技⑥ゴムゴムのモグラ銃(ピストル)

ルフィが、周囲に影響を与えることを生かして使用した技が、ゴムゴムのモグラ銃(ピストル)です。ギア5の状態で、ゴムゴムの銃(ピストル)を地面に打ち込み、地面が拳の形で飛び出して攻撃する技になっています。間接的に攻撃する技なので意外性があり、相手はどこから飛んでくるかわからない、という厄介な技になっています。

技⑦ゴムゴムの白い鞭(ドーンウィップ)

ゴムゴムの鞭のギア5進化版といえる技が、ゴムゴムの白い鞭(ドーンウィップ)です。身体にひねりが加えられる上に、武装色を纏っていることで、高い威力を実現しています。その威力の強さは、あまりにも高すぎて、ルフィの方が回転の勢いを殺せずに、どこかに飛んでしまうほどになっています。

技⑧ゴムゴムの白い(ドーン)ロケット

ゴムゴムのロケットのギア5進化版が、ゴムゴムのドーンロケットです。周囲をゴム化する能力を使った、建物のパイプをゴム化し、その反動を利用して放つことで威力を高めています。さらにルフィはこの技の際、白い髪の毛からゴーグルを作り出して装着することで、命中精度を高めるということまでしています。今までの技と、ギア5の自由な発想が、うまく組み合わさった技です。

技⑨ゴムゴムの雷

雷を掴む能力を持つギア5ですが、その能力を使った技がゴムゴムの雷です。掴んだ雷を投げ槍の要領で投げる技になっています。なぜルフィが雷をキャッチできるのかは、不明ですが、或いは雷にも、ギア5の周囲に影響を与える力が、発動している可能性すら考察されています。

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ルフィのギア5の伏線

伏線①1028話の扉絵

ギア5が登場する直近、1028話の扉絵では、格闘ゲームをテーマにした麦わらの一味のイラストが描かれていました。そこでルフィは赤い道着姿に手や髪に炎を纏うように描かれていたのです。ちなみにこの扉絵では、ニコ・ロビンが、モリガン・アーンスランド風なコスプレをしており、『悪魔咲き(デモニオフルール)』を披露するなどもしています。

伏線②あとがきの「5番アイアン」

ギア5のアイデアについて、この頃に考えていたのではないかと考察されているのが、65巻です。65巻の作者コメントに突如として『5番アイアン』という言葉が登場したのです。しかも尾田栄一郎先生は、ゴルフを嗜んでいるというわけでもありません。あまりにも唐突なこの発言は、ギア5について考えている、という尾田栄一郎先生なりのサインだったのかも知れないと考えられているのです。

伏線③ヴィンスモーク一家のまゆげ

これまでのギア以上に特異な姿になるルフィのギア5ですが、ギア5になって変化するポイントの1つが、まゆげにあります。そのまゆげは、ヴィンスモーク家のような、ぐるぐる眉毛になっているのです。そのようなヴィンスモーク家が初めて登場したのが、65巻でのことでした。

反転させると56(ゴム)となる65巻でのぐるぐる眉毛という共通点から、ゴムを反転させてニカになる、という伏線だったのではないかと考察されています。

伏線④98巻SBSでの読者からの質問

98巻のSBSで、読者から直接的に『ギア5は来るのか』という質問が、されたことがあります。これに対して、尾田栄一郎は『世の中も4Gから5Gの時代ですからね。Gってギアですよね?』と冗談めいた回答をしているのです。98巻は既にワノ国編に突入している段階なので、この時点では、既にギア5を登場させる構想は、あったと考察されています。

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ルフィのギア5の今後を考察

ギア5には獣型モードがある?

ルフィがギア5と呼ぶヒトヒトの実モデルニカの覚醒状態ですが、ヒトヒトの実モデルニカは、動物系幻獣種の悪魔の実であるとされています。動物系悪魔の実の大きな特徴の1つといえるのが、『人型』『獣人型』『獣型』の3形態の変化があるのが特徴です。ルフィの通常の状態を『人型』、ワノ国編で見せた覚醒状態を『獣人型』とした場合、『獣型』がまだ登場していないことになります。

このことから、ヒトヒトの実モデルニカの獣型について考察する声も多いのです。ニカに精神を乗っ取られる暴走状態になるのではないか、と考察する声もあるほどになっています。或いはそもそも、人型、獣型などの考え方が当てはまらないのではないかとも考察されているのです。

ギア5とランブルボールを組み合わせる?

ルフィの性格上はなさそうとされながらも、気になると言われているのが、ルフィがランブルボールを食べるとどうなるのか、という考察です。ランブルボールとはチョッパーの使う、悪魔の実の3形態変化を、7形態にまで増やす効果を持った丸薬です。麦わらの一味のメンバーであるチョッパーが使うことから、可能性としてはルフィが食べてもおかしくないのです。

ヒトヒトの実モデルニカも動物系であることに変わりはありませんし、形態変化があるのだとしたら、ランブルボールを食べるとどうなるのか気になるとされています。ただし2023年5月現在、ルフィは自分の食べた悪魔の実がゴムゴムの実だと思っており、動物系とは知りません。ルフィがランブルボールを食べるにはまず、ルフィ自身が、自分の食べた悪魔の実が、動物系幻獣種ヒトヒトの実モデルニカだと知る必要があります。

ギア5で自然系の能力が使えるようになる?

ギア5こと、ヒトヒトの実モデルニカの覚醒状態ですが、この悪魔の実には、かなり特異な点があります。それは動物系だけでなく、超人系の覚醒状態の効果も持ち合わせているという点です。本来、動物系悪魔の実の覚醒は、異常な体力と回復力が得られるものなのです。しかし、ルフィのギア5の場合、確かに異常な体力と回復力は獲得していますが、周囲にも影響を与えたりもしているのです。

この周囲にも影響を与えるのは、超人系悪魔の実の覚醒者の効果なのです。この超人系の特性を併せ持つことが、動物系幻獣種であるヒトヒトの実モデルニカを、超人系ゴムゴムの実としてもバレなかった、最大の理由になっています。しかし、その結果として、自然系悪魔の実の覚醒の能力も使える可能性があるのではないか、と考察される展開になっています。

2023年5月現在、ワンピース本編において、自然系悪魔の実の能力者の覚醒者は描写されておらず、どのような能力かは不明です。しかし、特異なニカなら或いは、と考察される結果になっています。実際ルフィは、超人系とも動物系とも言えない、炎を纏う『ゴムゴムの火拳銃(レッドホーク)』という技を使用しているのです。これがそのままヒントになっているのではないか、とも考察されています。

ギア5はアニメで登場する?

2023年5月現在、ギア5はまだアニメワンピースには登場していません。とはいえ、アニメワンピースもワノ国編の最終章には進んでおり、1060話ではゾロvsキングの戦いが、描かれています。原作では103巻収録の1036話でゾロとキングの戦いが決着しています。その後、ルフィvsカイドウの戦いが描かれることになりますが、その間には、まだ少しですがエピソードがあるのです。

大きなエピソードとして残っているのは、キッド&ローvsビッグ・マム戦です。このエピソードも原作では数話はかけて描かれているので、アニメでも丁寧に描かれると思われます。その後に続くルフィとカイドウの戦い自体も、ルフィの覚醒までに何話もかけて展開されており、最終的にルフィが覚醒するのは原作1044話でのことでした。

このことから、2023年5月現在、アニメワンピースにおいては、まだギア5は登場していないものの、ルフィの覚醒は登場間近まで進んでいると言える状態になっています。

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ルフィのギア5はふざけすぎ?モデルは?

ギア5はギャグテイストが強くふざけすぎ?

能力としてはカイドウすらも圧倒するほどの強さを誇るギア5ですが、ファンからは賛否両論ある形態になっています。見た目こそかっこいいと言われることが多いものの、その描かれ方はカトゥーンアニメのようなコミカルな描かれ方が多いのです。対四皇というワンピースにおいても大きなバトルのはずなのに、と言われています。

対峙するカイドウですら、時に、ツッコんでしまうほどのギャグテイストは、流石にふざけすぎているとされているのです。しかも、そのルフィの戦いを見守る周囲のリアクションもややオーバーになっており、演出に拍車が掛かっています。ただこれらの演出は、尾田栄一郎先生がわざとやっているのではないかとも考察されており、今後の展開に期待したいという声も見られています。

ギア5のモデルは超サイヤ人?

ギア5は、これまで異常にルフィの見た目が変わる技です。この技のモデルとして意識しているのが、超サイヤ人や仙人モードなのではないかとされています。超サイヤ人とは、尾田栄一郎先生自身も大好きな作品であると公言している『ドラゴンボール』の形態変化です。仙人モードとは同時期に連載を開始し、共に長い期間連載していた『NARUTO』の主人公、うずまきナルトが使用した形態変化の1つになっています。

尾田栄一郎先生にとって、NARUTOの原作者である岸本斉史先生は、仲良しであると同時にライバルとして意識いている存在です。共にジャンプを代表する作品だけに、やはり意識しているのではないかとも考察されています。

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ルフィのギア5に関する感想や評価

ここからは既にワンピースを視聴している人の、ギア5に関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ギア5は、登場が待ち遠しかったという声が多い一方で、その戦い方には驚いたと考察さています。これまでと同じ技のはずなのに、イメージが変わりすぎたという声が多くなっています。そもそも伏線もあったとはいえ、ルフィの悪魔の実がゴムゴムの実ではなかったという事実に驚いたともされています。

ニカの要素自体は、少しずつ伏線が描かれていたこともあり、期待する声も多くなっていました。ルフィと紐づける要素もあっただけに、どのような形なのか気になるという声もある状態だったのです。それだけにギア5がルフィの覚醒であり、ニカだったことに歓喜する声が増えていました。

その一方で、ギア5に関しては批判があるのも事実です。やはりコミカルな描き方に違和感を感じるという声が多くなっています。特に、ルフィがギア5を解放したのも、相手は四皇であり、何度も負けるシーンが描かれたカイドウだったのです。覚醒するには相応しいタイミングではありましたが、その覚醒の結果、どうしても緊張感のない戦いに見えるようになってしまったとされています。

見た目自体はかっこいいという声も多く、これまでのギア以上の変化になっているので、覚醒らしくて良いと言われています。覚醒のタイミング的にも、盛り上がるシーンだったのは間違いないのです。そして、覚醒らしい強さも持ち合わせているとも言われています。しかし、そのギャグ漫画とも言える演出に、興ざめしてしまったとする声も見られる結果になっています。

賛否両論ある、ギア5ですが、アニメで動く様子を見たい、という声はかなり多くなっています。特に劇場版映画「FILM LED」にてちら見せがあったことで、期待感がより高まる結果になっているのです。特にワノ国編は、作画クオリティも高くなっていることから、期待が持てそうとする声も多くなっています。

その一方で、やはりコミカルな表現が合うのか不安視する声も見られています。原作ワンピースでも、ルフィのギア5登場シーンだけ、別漫画のような違和感を持ったという声が多いのです。アニメでもクオリティが高いが故に、ギア5の登場シーンが浮くのではないか、と心配する声も見られています。

また、ルフィは自身の悪魔の実を、2023年5月現在もゴムゴムの実だと思っていることに注目する声もあります。読者には秘密が明かされていますが、あくまでもゴムゴムの実の正体が、ヒトヒトの実モデルニカだと知っているのは、五老星とその周囲だけだと考えられています。ルフィが自身の悪魔の実を知った時に、さらに何か起きるのではないか、と期待する声もあるのです。

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ルフィのギア5まとめ

ルフィのギア5とは、動物系幻獣種ヒトヒトの実モデルニカの覚醒状態です。ワノ国編のラストで、カイドウとの最終決戦で発動しましたが、その様子に、賛否両論出る形になっています。強さは間違いなくこれまでのギアよりも強く、まさに覚醒状態にあります。ただ、そのコミカルな雰囲気は、展開と合っていないと言われる結果になっているのです。

原作では、ワノ国編に続く、エッグヘッド編でも既に登場しており、ルフィはある程度ギア5を使いこなしています。一方でアニメでは、これからいよいよ登場する展開になってきている最中です。ギア5に関しては、今後も何かしらの発展や新情報が出る可能性もあるので、ルフィのギア5にも注目しながら視聴してみましょう。

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