【ワンピース】ゾロの家系図を考察!霜月家やリューマ・くいなとの関係は?

ゾロの家系図はワンピースの長年の謎の1つでした。くいなとの関係性こそ描かれているものの、麦わらの一味の中でも過去については分かっていないことが多いキャラクターだったのです。それがSBSにおいて、ゾロに関する様々な要素が明らかになりました。この記事ではワンピースのゾロについて、明らかになった家系図や、霜月家やリューマなど、名前的にも関係するキャラクターについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ワンピース】ゾロの家系図を考察!霜月家やリューマ・くいなとの関係は?のイメージ

目次

  1. ゾロとは?
  2. ゾロの家系図を考察
  3. ゾロと関係のある霜月家の家系図やキャラの名前一覧
  4. ゾロと霜月家のリューマの関係
  5. ゾロと霜月家のくいなの関係
  6. ゾロの故郷のシモツキ村ができた経緯
  7. ゾロに関する感想や評価
  8. ゾロの家系図まとめ

ゾロとは?

ワンピースのゾロは、麦わらの一味の中でも、過去に謎が多かったキャラクターです。この記事ではゾロについて、明らかになった家系図や関係者など、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

ゾロが活躍するワンピースは、1997年から週刊少年ジャンプにて、尾田栄一郎先生が連載している漫画です。少年漫画の王道を行くテーマを扱いながらも、細かな伏線や世界観などから、高い人気を集めている作品になっています。ジャンプ史上でもこち亀に次ぐ長さを誇る連載期間を誇る作品で、2023年5月現在105巻まで、発売している歴史に残る人気作品になっています。

日本国内はもちろん、海外でも高い人気を集めるワンピースは、出版記録なども多数保持・更新を続けるなどしています。記録なども多く、『最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ』としてギネス記録にも認定されています。ワンピースはメディアミックス展開も積極的に行われる作品です。1999年から続くアニメを筆頭に、劇場版映画や、舞台化、各種イベントとのタイアップなども積極的に行われています。

ワンピースのあらすじ

海賊王を目指して海に出たモンキー・D・ルフィ。1人で旅に出たルフィはいきなり遭難することになりますが、そこでコビーと出会うことになります。コビーの案内で、海軍基地の町シェルズタウンにやってきたルフィが、そこで出会うことになったのがこの記事で紹介するロロノア・ゾロです。麦わらの一味にはじめてのクルーとして加わったゾロは、世界一の大剣豪を目指し、一味の戦闘員として活躍し続けることになるのです。

ゾロのプロフィール

ゾロは、麦わらの一味において、初めて仲間になったキャラクターです。独自の剣術『三刀流』を扱う剣士で、世界一の大剣豪を目指し、当初は名のある賞金首と戦っていたことから『海賊狩りのゾロ』の異名で知られていました。アラバスタ編以降自身も6000万ベリーの懸賞金がかかり、その後少しずつ上がっていき、ワノ国編後には11億1100万ベリーになっています。

その他、明らかになっているプロフィールは、年齢は新世界編時点で21歳、身長は181cmで誕生日は11月11日のさそり座、血液型はXF型であることが分かっています。麦わらの一味においては、戦闘員以上の役割を持たない唯一のキャラクターですが、ルフィに対しての想いは強いキャラクターです。そのため、締めるところは締めるなど、実質的な副船長のような立場にもなっています。

性格は、基本的に冷静沈着で、仲間達との作戦会議では、感情論を廃した意見を述べることが出来ます。戦闘員という役割もあって、高い戦闘力を持ち合わせると同時に、指揮能力の高さや分析能力も持ち合わせています。ただ冒険を続ける中でルフィに影響される場面も増えており、ルフィと2人なると、途端に思考が雑になるという一面を持ち合わせています。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ゾロの家系図を考察

ゾロの家系図がSBSで判明した?

ワンピースは、物語の中で、麦わらの一味のキャラクターの過去が描かれることが多くありました。仲間になる時点で描かれたチョッパーやフランキー、仲間になった後のエピソードで改めて描かれたロビンやサンジなどがいます。その過去のエピソードでは大なり小なり、家族のことが描かれることも多くありましたが、ゾロに関してはこれまで、家族や家系図に関しては、一切描かれていなかったのです。

そのようなゾロの家系図が、ワンピース単行本105巻において、ワンピースの単行本の人気コーナーである、SBS(質問を募集するのだ)で明かされることになりました。これまでも、このSBSで新たに明らかになる情報もありました。そのような情報の1つとしてSBSで明らかになったのがゾロの家系図です。ちなみにゾロの家系図を、SBSで明らかにした理由も明かされており、これ以上本編で、ゾロの過去に触れないからだ、とされています。

原作者の尾田栄一郎先生としては、過去に、ゾロの過去を出そうとしっかり考えたことがあったとされています。しかし、結局本編では描くことがなくなったため、その情報が宙に浮いた状態になってしまったのです。このままにしておくよりはという形でSBSで明らかにされました。

家系図①ゾロの祖父

SBSで明らかになった家系図で判明した、ゾロの祖父の名前がロロノア・ピンゾロです。ただし、残念ながら、見た目は明らかになっておらず、現状生存も不明になっています。ただ後にシモツキ村と呼ばれるようになった山賊に襲われていた村に住んでいた、現地の剣士であったことが明らかになっています。

ちなみに、ゾロの家系の名前は、チンチロに由来する名前になっています。ピンゾロの名前の由来は、サイコロの3つの目が全て1になる役の名前が由来になっています。

家系図②ゾロの祖母

SBSで明らかになった家系図で判明した、ゾロの祖母の名前が霜月フリコです。彼女についても姿は不明です。別の情報として、本編のヤマトの過去編で登場した、ゾロによく似た元大名『霜月牛マル』の姉であったことも明らかになっています。フリコの名前の由来は、チンチロにおいて、サイコロを振る人を指す振り子に由来しています。ワノ国から海に出たことが、明らかになっているキャラクターでもあります。

家系図③ゾロの父親

SBSで明らかになった家系図で判明した、ゾロの父親の名前が、ロロノア・アラシです。剣士だったかは不明ですが、既に死亡していることが明らかになっています。死因は海賊との戦いでということが明らかになっていますが、詳細は不明になっています。名前の由来になっているのは、チンチロにおいて、3つのサイコロの目がゾロ目になる役です。

余談ですが、ゾロは初登場当時、海賊は外道だとして毛嫌いしていました。麦わらの一味として海賊になった今でも、麦わらの一味を辞めてまで海賊をやる理由はないとしている程です。このことと、父であるアラシの死因が海賊との戦いによる戦死であったことから、ゾロが海賊嫌いになったのは、父の死が原因なのではないかと考察されています。

家系図④ゾロの母親

SBSで明らかになった家系図で判明した、ゾロの母親の名前が、テラです。盗賊の娘という経歴は明らかになっていますが、アラシとの出会いや結婚の詳細については、不明になっています。また、既に病気が原因で、死亡していることも明らかになっています。名前の由来は、チンチロが開催される賭場において、参加費として払われるお金を指す『テラ銭』だとされています。

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ゾロと関係のある霜月家の家系図やキャラの名前一覧

家系図①霜月リューマ

家系図には直接的に描かれていないものの、ゾロとの繋がりが明らかになったのが霜月リューマです。元々スリラーバーク編において、ゾンビ姿で登場したリューマですが、ワノ国編において、鈴後出身の剣豪であったことが明らかになりました。しかし、今回の家系図で、リューマの子孫の牛マルの姉として、フリコが登場したことで、ゾロがリューマの子孫であることも明らかになっています。

余談ですが、リューマは、ワンピースの原作者である尾田栄一郎先生が、ワンピースの連載前に描いた短編漫画『MONSTERS』にも登場しています。この2つの作品は同じ世界の話だということも明かされているのです。MONSTERSで生きていたリューマが描かれて、ワンピース本編でその死後の死体をゾンビとして利用される形になっています。生前の姿は、子孫であるゾロにどことなく似ている見た目をしています。

ちなみに、MONSTERSの時点では、両目を開いた状態でしたが、ワンピース本編のワノ国に残る伝説では、隻眼であったとされています。閉じていたのも左目で、結果的にゾロに近い形になっていたとされているのです。

家系図②霜月コウ三郎

フリコと共に、ワノ国を飛び出して冒険したのが霜月コウ三郎です。ゾロの故郷であるシモツキ村を作った、中心人物でもあります。侍であると同時に刀鍛冶でもあり、ワノ国にいた頃に誕生したおでんに、『閻魔』を打って送った人物でもあります。また、後にゾロの愛刀となる大業物『和道一文字』を打った人物でもあり、名工として知られる人物になっています。

ゾロは名前をまともに知らなかったものの『村のジジー』として交流があり、幼少期のゾロに刀を与えたキャラクターです。死因は不明ですが、残念ながら、13年前にはなくなってしまっているキャラクターです。自身が侍であると知られると、襲われる可能性があるとして、侍であることを隠していました。村の人には伝えていましたが、秘密にするように徹底させています。

また、余談ですが、ゾロはコウ三郎の名前を知らないばかりか、コウシロウの父でくいなの祖父であることを知りませんでした。

家系図③霜月コウシロウ

シモツキ村を作ったコウ三郎が、結婚して、生まれたのが霜月コウシロウです。剣術道場一心道場の師範であり、ゾロにとっては剣の師匠でもあります。1人娘のくいなが事故で死亡してしまった際、コウ三郎から受け継いでいた和道一文字をゾロに譲りました。新世界編現在でも、シモツキ村で道場を続けていますが、ゾロの活躍の影響で三刀流を真似する門下生達に頭を抱えることになっています。

ゾロは初登場時点から、シモツキ村を出ており、コウシロウは本編にはほぼ登場していないキャラクターです。しかし、革命軍との繋がりを示唆される描写があるなど、今後活躍する可能性のあるキャラクターにもなっています。また、ゾロの夢を理解しており、悪名でも有名であることに変わらないと、ゾロが海賊をやっていることにも理解を示しています。ゾロが賞金首になった際には、その新聞をくいなの墓に供えるなどもしました。

家系図④霜月くいな

コウ三郎の孫で、コウシロウの娘に当たるのが霜月くいなです。ボーイッシュな短髪の黒髪が特徴的な少女で、道場師範の娘ということもあって、剣術を嗜んでいます。その実力は道場でも1番高いと言っても差し支えない程です。しかし、徐々に女性らしくなっていく自身の身体にコンプレックスを覚える一面も抱えていました。

家系図⑤霜月牛マル

ワノ国編のヤマトの過去編において、登場したキャラクターが霜月牛マルです。剣の達人にして、相棒にオニ丸を連れる鈴後の大名でした。おでんの没後、黒炭に仕えるか、戦うかの選択を迫られ戦うことを選んだことで投獄されることになります。そこで当時8歳のヤマトと出会い、読み書きを教えて、おでんの航海日誌を読めるようにしました。その生き様からヤマトを活かすべく決起して死亡したキャラクターになっています。

牛マルの容姿は非常にゾロに似ています。髪色こそ異なっていたものの、その見た目の類似性から、一時期は、ゾロの父説も考察されていました。しかし、96巻で年齢や出来事の時系列からこれが否定されていました。さらに、105巻のSBSでフリコの弟だと明らかになりました。このことからゾロにとっては大叔父に当たる存在であったことが明らかになっています。

家系図⑥霜月康イエ(トの康)

牛マルと同時期、白舞で大名をしていたのが、霜月康イエです。当時は、将来ワノ国の将軍になる存在としておでんやその部下達の世話を焼くなどしていました。非常に優しさを持ち合わせたキャラクターで、金を盗みにきた錦えもん達をそのまま見逃す程です。おでんの死後、牛マルと共に戦う道を選びますが、唯一逃げ延びます。その後は、一般人のトの康として生活を続けていました。

その後、親なしのおトコを拾い、父親として過ごしていました。大名という立場はなくなっても住民に寄り添う道を生きた康イエ。その変貌ぶりは、大名時代に交流があった者でも当初は気づけなかった程でした。その後、ワンピース本編において、赤鞘の作戦を守るため、自らの身を犠牲にしました。ワンピース本編においては、仲間からはぐれていたゾロと出会い、歓迎されるなどしています。

霜月家はかなり規模が大きく歴史の長い家

ワンピースには、数多くの霜月の名前を持つキャラクターが登場しています。その歴史は長く、最古の霜月の名前を持つキャラクターである、リューマは数百年前の人物であり、その頃から歴史が続いている家でもあります。しかも、リューマが始祖かといえば、そのようなこともないのが現状なのです。リューマの子孫として名指しされているのはワンピース本編では牛マルだけになっています。

間接的に牛マルの姉のフリコの孫であるゾロはリューマの子孫と言えます。しかし、例えば霜月コウ三郎や、霜月康イエが、リューマの子孫であるという描写は一切ないのです。登場時期的には、コウ三郎と牛マル、康イエなどは親戚でもおかしくありませんが、そのようば描写もありません。つまり、彼らの時代には、既に霜月はありふれた名前になるほどに、規模が大きかった可能性が高くなっています。

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ゾロと霜月家のリューマの関係

ゾロとゾンビになったリューマの戦い

そもそもリューマは、ワノ国編で霜月が詳細に描かれる前の、スリラーバーク編に登場したキャラクターです。既に死亡したキャラクターでしたが、その死体を利用される形で登場したのです。ブルックの影が使用されブルックの剣技も使用し、ブルックを倒そうとしていました。そこに駆けつけたのがゾロでした。ゾロはリューマの持つ彼の愛刀『秋水』を狙い、リューマと戦うことになるのです。

お互いに技を出し合い、ぶつかり合う2人。この勝負にゾロは勝利を収めます。リューマは負けると、自らその負けを認め、ゾロに秋水を投げ渡しました。結果的に、リューマの身体が燃えて消滅すると、ブルックの影はブルックに戻ることになりました。この戦いを見ていたブルック自身は、リューマが自身との戦いの時は本気ではなかったと知ることになるのでした。

ワノ国におけるリューマの扱い

現在のワノ国では、リューマは伝説の侍として名前を残しています。『生涯無敗だった』『ワノ国の偉大なる英雄』として知られているのです。リューマが生きた時代、ワノ国は黄金の国と呼ばれて外敵に狙われる存在でした。それを守ったのがリューマだとされているのです。リューマの死因が病死だったこともあり、リューマの故郷である鈴後に墓地が作られ、愛刀の秋水と共に埋葬されていました。

或いは、霜月家がカイドウに支配されるまで続く大名家として知られているのも、リューマの活躍の影響もあるのではないかとされています。また、リューマの愛刀であった、秋水もワノ国では国宝級の扱いを受けています。鈴後には、生前の愛刀を墓標とする風習があり、収められていたのです。ゲッコー・モリアによってリューマの死体と共に盗まれることになりますが、ゾロが結果的にワノ国に持ち込むことになりました。

ワノ国ではゲッコー・モリアの事件を『墓荒らし騒動』と呼んで国中が涙したことが明らかになっています。同様に、錦えもんも、麦わらの一味には感謝していますが、ゾロが秋水を持っていることには思う所があり、決着の後、決闘を申し込んだ上で取り戻そうと考えるなどしていました。その他にもリューマの信奉者であった牛鬼丸ことオニ丸は、ゾロから盗んででも墓に戻そうとした程です。

また、この事実を知った日和は、秋水をワノ国に戻してくれるように提案するほどになっています。日和はそのために、亡き父おでんの愛刀であり、受け継いでいた閻魔との交換を申し出る程になっているのです。このことからも、リューマはワノ国の民にとっても、大切にされた存在であることが分かる結果になっています。

ゾロはリューマの生まれ変わり?

SBSによってゾロがリューマの遠い子孫であることが、明らかになりました。しかし、その前の時点では、様々な考察が行われており、その1つが、ゾロはリューマの生まれ変わり説です。リューマ自身は既に亡くなっており、両者共に秋水を使いこなす程の剣豪で、顔つきや雰囲気が似ていることが理由になっています。しかし、SBSで子孫だと明らかになったことで、納得と言われる結果になっています。

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ゾロと霜月家のくいなの関係

ゾロとくいなの関係

ゾロとくいなは幼馴染の関係であり、剣士としてのゾロのライバルでもありました。ゾロは、道場では大人顔負けの実力を持っていましたが、そのようなゾロを持ってしても、くいなとは2000回勝負してただの1度も勝てない程に実力差がありました。ゾロの前の和道一文字の持ち主でもありましたが、11歳の時に、事故で死亡してしまいました。ゾロが『世界一の大剣豪』を掲げているのも、彼女との約束を果たすためです。

ちなみにその想いはゾロにとっての師匠であり、くいなの父でもあるコウシロウも知っています。ゾロが海賊をやることに関しては、悪名であっても有名になることが、夢に近づくならと考えるようにしているのです。

くいなとたしぎは似ている?

そのようなくいなと瓜二つな容姿をしているキャラクターとして登場したのがたしぎです。たしぎは、海軍将校として登場したキャラクターで、ローグタウンにおいて初登場し、そこでゾロとも出会っています。ゾロをして、瓜二つだと認識する程です。たしぎもくいなと同じ剣士であったりと、見た目はもちろんながら、共通点も多くなっています。

その一方で、性格に関しては異なっており、たしぎは謙虚で生真面目な性格をしています。ただし、これは、たしぎの方が大人になってから登場しているためで、くいなも事故死せずに生きていればこのような落ち着いた性格になっていた可能性はあります。性格こそ異なっているものの、幼馴染のゾロですら、苦手意識を持つほどに似ています。それもあって、長年ワンピースファンの間では、くいなとたしぎの関係性について、考察されてきました。

たしぎは霜月家の血筋の人間?

これまで、くいなとたしぎの共通点から、実は生きていた説などが考察されていました。しかし、今回のSBSのゾロの家系図とその関連情報から、新たな考察が生まれる結果になっています。それがたしぎも霜月家の血を引いているのではないかという考察です。というのも、コウ三郎達は元々25名で、海に出ましたが、シモツキ村に定住したのは10名だったことが明らかになっているのです。

もしかしたら、冒険の途中で命を落とした者がいる可能性もあります。しかし、少なくともある程度の人数が、シモツキ村ではない場所に向かっているのは確実です。加えて、ワノ国における霜月家は、少なくともリューマの時代から続く歴史の長い家でもあります。このことから、定住しなかったメンバーの中に霜月家の人間がいても不思議ではなく、その霜月家の人間がたしぎの両親や祖父母などの可能性があるのです。

ワンピースでは、これまでにも、意図的にファミリーネームが伏せられてきたキャラクターがいます。その最たる例はヴィンスモークの名前を持つサンジです。そして、たしぎはファミリーネームが明かされていないキャラクターになっています。このことから、或いはたいぎのフルネームは、霜月たしぎなのではないかと考察される結果になっているのです。

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ゾロの故郷のシモツキ村ができた経緯

シモツキ村とは?

シモツキ村とは、ゾロの故郷として登場した村です。ただし、ルフィと出会った頃にはゾロは既に海に出ていたこともあり、ワンピース本編において、麦わらの一味が立ち寄ったことはない村になっています。基本的には、ゾロの過去編と扉絵連載でのみ、登場しています。ただし、革命軍が補給に立ち寄っているなど、今後、何かしらの形で本編にも関わる可能性があるのではないかと示唆されてもいます。

基本的にはワノ国の移民から始まった村であるという性質上、ワノ国の文化が浸透している村になっています。ゾロが幼少期にコウ三郎から教わった『スナッチ』という言葉も、ワノ国の古い方言である『捨名ーーッ知』として使われてた言葉が元ネタになっています。

シモツキ村ができた経緯

シモツキ村が出来た経緯は、55年前、コウ三郎達25名が違法にワノ国を出国したところから始まります。3年程の冒険を経て東の海にたどり着いたコウ三郎達は、とある村が山賊に襲われている所に遭遇します。これを撃退したコウ三郎は、村の人達に剣術を教える中で、現地の村人の女性と恋に落ちます。その結果、コウ三郎、フリコを含む10名がこの地に定住することを決めます。この村がシモツキ村になったのです。

ちなみに余談ですが、シモツキ村でも、霜月家の家紋と思われる、2本の刀を交差させたマークが、利用されています。

シモツキ村に定住しなかった人々

上記でも紹介した通り、ワノ国を出る時点では25名いた、メンバーですが、シモツキ村に定住したのは10名だけです。残りの15名については、行き先は不明ですが、1名だけはその所在が明らかになっています。その1名とは、なんとルフィの故郷であるフーシャ村です。フーシャ村で大工をしているミナモトが、この船団の一員だったことが明らかになっています。

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ゾロに関する感想や評価

ここからは既にワンピースを視聴している人の、ゾロに関する感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。ゾロは長年、過去や家族について、明らかにされていないキャラクターでした。いつか描かれることになるだろう、と考えていた人が多くなっています。そのため、SBSで家系図が出たのには、驚いたという声が非常に多くなっています。

SBSでの家系図では、名前こそ明らかになりましたが、まだまだ不明点も多くなっています。それぞれのキャラクターの見た目も不明であり、祖父母の生存なども不明になっているのです。そのため、もっと情報が欲しいと言われることも多くなっています。

ゾロの過去についても、情報は一切増えていないとされています。間接的に、リューマの子孫であることがわかった程度でなのです。どうせ家系図が明らかになるなら、もう少しゾロ自身の過去についても明かしてほしかったと言われる結果になっています。特に家系図の中で両親が死亡していることが明らかになっているため、どのように育ったのかが気になると言われています。

また、ゾロの家系図が出たのと同時に、ゾロの過去編を本編でやることはないともされたことがショックだとする声も見られます。くいなとの誓い以外に過去について、描かれていない麦わらの一味内でも珍しいキャラクターでした。それだけに何か秘密があるのではないかとも考察されていただけに、ショックが大きかったとされているのです。

とはいえワンピースは既に最終章に突入しており、単行本も105巻を超えた今だからこそ、発表されて良かったという声もあります。何もないまま終わるよりは、SBSという限られた場所でも描かれたことでスッキリしたとも言われているのです。

ゾロの家系図で、さらに気になるとされているのが、くいなの家系図も同時に描かれたことです。これが何かしらの伏線になっているのではないかとも考察されています。くいなはゾロ自身も認める程に、たしぎとの関係性が長年気になるとされているキャラクターだけに、さらに考察されることになっているのです。

伏線の多いワンピースという作品だけに、露骨な程に似せてきたのには、意味がないとは考えづらいともいわれています。たしぎも新世界に拠点を構えており、或いは、何かしらの形で今後再登場することもあるのではないかと考えられています。その時にどのように、ゾロが関わるのかも気になるという声が多くなっているのです。

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ゾロの家系図まとめ

ゾロの家系図は、ワンピース単行本のSBSで公開されたことで、話題を集めたものになっています。長年過去が描かれなかったキャラクターだけに、SBSでの公開という形には驚いたとする声も多い一方で、分かったことも多くなっているのが現状です。特にゾロ自身はシモツキ村の生まれですが、ワノ国にルーツがあるのは良かったとする声も見られる結果になっています。

また、ゾロとリューマが子孫の関係にあったことなども、判明したりと、SBSという少ない情報量の中に詰め込まれたので驚きが隠せなかったとされています。ただ、残念ながら、同時にゾロの過去については本編で描かれない可能性も示唆されているのです。しかし、たしぎとくいなの関係性など、間接的にゾロが関連するエピソードが描かれる可能性はまだ残されています。今後も新情報に注目しながらワンピースを視聴してみましょう。

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