【オーバーロード】登場したワールドアイテム一覧！所持者やアイテムの効果は？

『オーバーロード』にはストーリーが進んでいく中でさまざまなアイテムが登場します。しかし、その概要まで知られていないものがほとんどです。そこで、ここからはさまざまなアイテムの中で頂点に位置するアイテム群、ワールドアイテムや「20」などの種類や効果、所持者を一覧形式で紹介していきます。それではまず、オーバーロードの作品情報から見ていきましょう。

• 小説タイトル：オーバーロード
• ジャンル：なろう系、異世界、ダーク・ファンタジー
• 著者：丸山くがね
• 出版社：KADOKAWA（エンターブレイン）
• 掲載サイト：Arcadia、小説家になろう
• 巻数：既刊16巻（2022年7月時点）

『オーバーロード』は作者・丸山くがね先生が“むちむちぷりりん”名義で、小説投稿サイト「Arcadia」にて連載開始したライトノベルです。のちに小説家になろうにも掲載されています。書籍版は2012年7月からKADOKAWA（エンターブレイン）より刊行開始され、本作を原作としてテレビアニメが展開されたことにより、2012年12月時点でシリーズ累計発行部数が1100万部以上を売り上げるほどの人気を博しました。

ここではオーバーロードのあらすじをネタバレありで簡単にまとめていきます。VRMMORPG「ユグドラシル」内で栄光を誇ったギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであるプレイヤー・モモンガは、ゲームがサービス終了を迎えるということで、ギルドの本拠地「ナザリック大墳墓」で最後の瞬間を待っていました。

しかし、サービス終了の時刻になっても強制ログアウトは起こりません。モモンガはナザリック大墳墓とともにユグドラシルとは似て非なる異世界へと転移していたのです。

オーバーロードのワールドアイテムとは、ユグドラシルに存在する神器級・伝説級（レジェンド）・聖遺物級（レリック）・遺産級（レガシー）・最上級・上級・中級・下級・最下級といった階級のアイテムの中でも、頂点に位置するアイテム群のことを指しています。総数200種類。神を超越する世界が具現化した物であり、一つ一つが世界に一つだけしかない一点物でした。

2023年4月現在、オーバーロードのアニメは第4期まで放送されています。アニメに登場するワールドワールドアイテムの種類は、モモンガ玉、傾城傾国（ケイ・セケコゥク）、諸王の玉座、山河社稷図、キンガヌンガガプ、強欲と無欲と、全部で6つありました。では、ここからオーバーロードのアニメ第4期までに登場した、この6つの種類のワールドアイテムの効果や所持者を一覧形式で見ていきましょう。

まずはじめにアニメ版『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、モモンガ玉をネタバレありで紹介します。モモンガ玉はあくまでも通称で、明確な名称と効果は今のところ不明です。正式名称は現在判明しているもので「？？？・オブ・モモンガ」となっています。

web版『オーバーロード』ではモモンガ玉が1500人の大討伐部隊の大半を殺しつくす要因となっていました。現在分かっている効果としては、「モモンガが装備すると最強になる」「最大の力を解放するたびにアインズのレベルが減少する」「複数の効果を持つ」「ドラゴンに対して有利な効果を持つ」とのことです。所持者はアインズでした。

続いてアニメ版『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、傾城傾国（ケイ・セケコゥク）をネタバレありで紹介します。傾城傾国はどんな相手でも魅了状態にするという効果を持っています。それがたとえシャルティアのような精神支配無効スキルを持つ相手でも精神支配を与えることができるなどその効果は絶大です。所持者はもともとカイレでしたが、その後カイレの死亡が確認されたため現在の所持者は不明となっています。

続いてアニメ版『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、諸王の玉座をネタバレありで紹介します。諸王の玉座はナザリックにある巨大な水晶の玉座です。

明確な効果は不明ですが、「ナザリック地下大墳墓のワールドアイテムの影響から守っているのではないか」と読者間で考察されています。所持者はアインズで、ナザリック地下大墳墓を攻略した際に入手していました。ちなみに入手方法は最初にレベル80以上、かつ適正レベルダンジョンを所見攻略することです。

続いてアニメ版『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、山河社稷図をネタバレありで紹介します。山河社稷図は全100種類からなる異空間から選び、それを現実の世界と交換して使用者含む相手や全エリアを巻物に閉じ込めるワールドアイテムです。山河社稷図の最も優れた点は、溶岩地帯の炎ダメージを建築物のみに与えるというふうに、選択した世界のエリアエフェクトを対象に向けることができるということです。

万能性に優れたワールドアイテムですが、デメリットも存在しています。それは使用者が倒されなくても奪われてしまうということです。他のワールドアイテムよりも簡単に入手でき、実際にギルド「アインズ・ウール・ゴウン」は使用者を倒さずに奪っています。所持者はアウラでした。

続いてアニメ版『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、キンガヌンガガプをネタバレありで紹介します。キンガヌンガガプは広範囲に及ぶ対物体破壊効果のあるワールドアイテムです。使用時は黒い短杖のようなものの先端に浮いた黒い球体が形態変化します。

対人戦ではあまり使えるアイテムではありませんが、ワールドアイテムであるため絶対に壊れないというメリットがありました。所持者はアルベドで、アインズが転移する前にアルベドの制作者であるタブラ・スマラグディナが宝物殿から勝手に持ち出して装備させたようです。

続いてアニメ版『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、強欲と無欲をネタバレありで紹介します。強欲と無欲は経験値を貯蔵するワールドアイテムです。黒く禍々しい見た目のガントレット「強欲」で経験値を横取りして貯蔵し、白銀のガントレット「無欲」で貯蔵した経験値を消費するといった効果を持っています。

所持者はマーレでした。また、web版『オーバーロード』にて大虐殺の際にアインズが使用しており、殺したリ・エスティーゼ王国兵から得た経験値を貯蓄しています。アニメや書籍では出番がありませんでした。

オーバーロードの原作は16巻まで刊行されています。原作に登場するワールドワールドアイテムの種類は、カロリックストーン、無銘なる呪文書（ネームレススペルブック）、世界樹の種、と全部で3つありました。では、ここからオーバーロードの原作16巻までに登場した、この3つの種類のワールドアイテムの効果や所持者を一覧形式で見ていきましょう。

まずはじめに原作小説『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、カロリックストーンをネタバレありで紹介します。カロリックストーンは明確な効果が分かっていません。武器や鎧、ゴーレムなど何かを製作する際に効果を発揮するワールドアイテムです。ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」は7色鉱を保管している鉱石保管庫にて発見しています。現在は使用済となっており、所持者はいないようです。

続いて原作小説『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、無銘なる呪文書（ネームレススペルブック）をネタバレありで紹介します。無銘なる呪文書はすべての魔法が記載される効果を持つワールドアイテムです。

厳密にはワールドアイテムかどうかは不明ですが、250年の時を生きているアダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」のイビルアイによる世界一つに匹敵するという発言とその効果から、ワールドアイテムではないかと推測されています。ちなみに入手時以降に開発された魔法も自動的に追記されていきます。現在は八欲王のギルド拠点にて保管されているようです。

続いて原作小説『オーバーロード』のワールドアイテムの一つ、世界樹の種をネタバレありで紹介します。世界樹の種は種族変更が可能になるワールドアイテムです。「昇天の羽」を使えば天使に、「堕落の種子」を使えばインプになるなど、世界樹の種以外にも種族変更できるアイテムはありますが、アンデットのように変更できない種族も存在しています。

世界樹の種はアンデットの種族を他の種族へと変更できる唯一のアイテムです。所持者はおそらくアインズだと考えられます。転生後の世界ではおそらく原作小説『オーバーロード』の14巻にて使用されました。

オーバーロードのワールドアイテムの中でもさらに強力なワールドアイテムを「20」と呼びます。オーバーロードのアニメや原作に登場した「20」の種類は、聖者殺しの槍（ロンギヌス）、ウロボロス、光輪の善神（アフラマズダー）、五行相克、世界意志（ワールドセイヴァー）、と全部で5つありました。では、ここからオーバーロードに登場した、この5つの種類の「20」の効果や所持者を一覧形式で見ていきましょう。

まずはじめに「20」という呼び名のワールドアイテムの一つ、聖者殺しの槍（ロンギヌス）をネタバレありで紹介します。聖者殺しの槍は使用者の存在が消されてしまう対価として、相手の存在も消してしまう効果を持つワールドアイテムです。所持者は不明。聖者殺しの槍によってギルドのNPCが抹消されると、ギルド拠点のNPC作成ポイントが減少します。

続いて「20」という呼び名のワールドアイテムの一つ、ウロボロスをネタバレありで紹介します。ウロボロスはゲームの制作会社にシステム変更を要請できるワールドアイテムです。所持者は不明。ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」がカロリックストーンの再入手を試みた際、敵ギルドに7鉱山を強奪されたときに使用されています。そのときの効果はワールド内への侵入を不可能にするというものでした。

続いて「20」という呼び名のワールドアイテムの一つ、光輪の善神（アフラマズダー）をネタバレありで紹介します。光輪の善神は世界を覆うほどの効果範囲を持つワールドアイテムです。所持者は不明。カルマ値がマイナスを向いている相手ほど強い効果を発揮します。

続いて「20」という呼び名のワールドアイテムの一つ、五行相克をネタバレありで紹介します。五行相克は製作会社に魔法システムの一部変更を要請できるワールドアイテムです。所持者は不明ですが、読者の間では転移後の世界にて八欲王が使用したのではないかと考察されています。また、ユグドラシル時代にも一度使用されているようです。

続いて「20」という呼び名のワールドアイテムの一つ、世界意志（ワールドセイヴァー）をネタバレありで紹介します。世界意志は無限に攻撃力が上昇する効果を持つワールドアイテムです。所持者は不明。普段は棍棒程度の攻撃力しかありませんが、最終的に全盛期のナザリック相手でも単騎で陥落させることができるといったチートアイテムでした。

先にオーバーロードの原作やアニメに登場したワールドアイテムの種類や効果、所持者、そしてワールドアイテムの中でも強力な「20」の種類を一覧形式で紹介してきました。しかし、オーバーロードには「ダヴはオリーブの葉を運ぶ」や「ファウンダー」、「ギャラルホルン」など詳細不明のワールドアイテムも存在しています。そこで、ここからはオーバーロードのその他のワールドアイテムの種類を紹介します。

まずはじめに『オーバーロード』のその他のワールドアイテム、ダヴはオリーブの葉を運ぶをネタバレありで紹介します。ダヴはオリーブの葉を運ぶは、web設定のワールドアイテムで効果と所持者は不明です。作者設定では「なにこれ」とあります。

続いて『オーバーロード』のその他のワールドアイテム、ファウンダーをネタバレありで紹介します。ファウンダーは、web設定のワールドアイテムで効果と所持者は不明です。作者設定では「運営狂ってる。」とあります。

続いて『オーバーロード』のその他のワールドアイテム、ギャラルホルンをネタバレありで紹介します。ギャラルホルンは、web設定のワールドアイテムで効果と所持者は不明です。作者設定では「超位魔法《コール・アヴァター/神の化身召喚》の上位？バージョン」とあります。

続いて『オーバーロード』のその他のワールドアイテム、幾億の刃をネタバレありで紹介します。幾億の刃はアインズが現地にあるワールドアイテムに対抗するべく宝物殿から持ち出したワールドアイテムです。効果は不明。所持者はコキュートスかデミウルゴスです。

続いて『オーバーロード』のその他のワールドアイテム、ヒュギエイアの杯をネタバレありで紹介します。ヒュギエイアの杯はアインズが現地にあるワールドアイテムに対抗するべく、宝物殿から持ち出したワールドアイテムです。所持者は幾億の刃と同じくコキュートスかデミウルゴスです。

続いて『オーバーロード』のその他のワールドアイテム、ホーリーグレイルをネタバレありで紹介します。ホーリーグレイルは、web設定のワールドアイテムで効果と所持者は不明です。作者設定では「回復？系」とあります。

続いて『オーバーロード』のその他のワールドアイテム、ユグドラシル・リーフをネタバレありで紹介します。ユグドラシル・リーフは、web設定のワールドアイテムで効果と所持者は不明です。作者設定では「防御系」とあります。

ここまで『オーバーロード』に登場するワールドアイテムの種類や効果、所持者を一覧形式で紹介してきました。では、最後にオーバーロードのワールドアイテムについて寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやら、ネット上ではオーバーロードのワールドアイテムの所持者や効果、そしてワールドアイテムである「強欲と無欲」に関する声があがっているようです。

こちらでは『オーバーロード』に登場するワールドアイテムの所持者に関する声があがっています。どうやら、この方はオーバーロードのアニメ第3期まで放送されるとなれば、ワールドアイテムの所持者の話まで描く必要があると考えられているようです。ワールドアイテムの効果に対抗するには、同格のワールドアイテムを所持するか、ワールドチャンピオンのスキルを使用することでしか防ぐことができないからでしょうか？

アインズはユグドラシルにワールドアイテムの所持者がいると知ってから、ナザリックの宝物殿からワールドアイテムを持ち出してNPCたちに所持させています。そのため、ナザリックのNPCたちが所持しているワールドアイテムに対抗するには、同格のワールドアイテムが必要になりました。

 こちらでは『オーバーロード』に登場するワールドアイテムの効果に関する声があがっています。どうやら、この方はワールドアイテムの効果を「一個一個にちゃんとメリットデメリットがあるから良くできてる」と高評価されているようです。本記事ではワールドアイテムの効果を一覧形式でまとめているため、興味のある方は一覧を参考にワールドアイテムの効果のメリット、デメリットを考察してみるとよいかもしれません。

 こちらでは『オーバーロード』に登場する強欲と無欲に関する声があがっています。どうやら、この方はオーバーロードのアニメ第3期にて、ワールドアイテム「強欲と無欲」を装備しているマーレに注目されているようです。他の感想でもマーレが装備している強欲と無欲を高評価する声があがっています。

本記事ではオーバーロードに登場したワールドアイテム一覧化し、所持者やアイテムの種類と効果をネタバレありで紹介してきました。オーバーロードのワールドアイテムは、一つの所有が飛躍的な名声の向上に繋がるという超レアアイテムです。そして、オーバーロードのワールドアイテムには隠された条件や秘話があるため、これらを知ることでより一層オーバーロードが楽しめるかもしれません。

また、本記事ではワールドアイテムの種類や効果、所持者を一覧形式で紹介しましたが、オーバーロードには、コンプライアンス・ウィズ・ローズや血ヲ啜り肉を喰らう、月詠（つくよみ）、叡者の額冠、守護の鎧・活力のガンレット、流れ星の指輪（シューティングスター）など、ワールドアイテム以外にもさまざまなアイテムが登場しています。興味のある方はワールドアイテム以外のアイテムにも注目してみてください。