【オーバーロード】世界地図と登場する国まとめ！魔導国や他の勢力の特徴を解説

魔導国や法国、帝国の勢力図を見る前に、まずは「オーバーロード」の基本情報を紹介していきます。オーバーロードは2012年に「小説家になろう」で連載がスタートした作品で、2023年4月時点で書籍版の16巻が刊行されています。2021年の「このライトノベルがすごい！」で1位にランクインしており、2015年にアニメシリーズの放送がスタートしました。

オーバーロードの主人公は「鈴木悟」です。鈴木悟は普通のサラリーマンでしたが、長年プレイしていたゲームの世界に転移したため、アンデッドのアバターの姿で生きることになりました。また、ゲームのギルドに対して強い執着があったため、現実世界への帰還は考えていません。物語途中には、圧倒的な武力で他国を支配し、魔導王が支配する魔導国を建国しました。

ここからは、オーバーロードで描かれた国を一覧で紹介していきます。オーバーロードは「ユグドラシル」の世界を舞台にした作品で、国家間の争いが描かれています。世界地図や国の勢力図なども紹介していきます。

オーバーロードの世界には、王国や法国、帝国、評議国、聖王国、竜王国などの国が存在しています。2023年4月時点のアニメでは、王国と帝国のストーリーがメインになっており、5期以降で法国のストーリーが描かれると予想されています。人口から見ると魔導国は小国ですが、他の国を蹂躙できるほどの軍事力を有しています。

アインズが率いるナザリックは、手始めに王国を支配しています。また、帝国はナザリックへの反抗を考えていましたが、圧倒的な武力差を知って隷属の道を選びました。法国の「漆黒聖典」は、プレアデスと戦える戦闘能力を持っていますが、アインズや守護者には勝てないと言われているため、魔導国が最強の国家として君臨しています。

オーバーロードのナザリックは、主人公が所属していた「アインズ・ウール・ゴウン」の拠点です。ゲームの運営終了と同時に解散となる予定でしたが、主人公がゲームの世界に転移したため、アインズや守護者の活動拠点になりました。各階層の守護を守護者が任されており、第八階層の「あれら」はアインズよりも強いと予想されています。

魔導国はアインズが建国した国です。物語途中に魔導国と帝国は同盟を締結しており、「エ・ランテルは魔導国の領土」という言葉で王国に宣戦布告しました。そのため、王国との戦争が起こりましたが、アインズの強力な魔法で兵士を皆殺しにしており、戦争後に王国が領土を割譲しています。魔導国は規模的には小国ですが、大国以上の軍事力を有しているため、周辺国家が対応に苦慮しているようです。

魔導国は聖王国へ輸送物資を運ぼうとしており、王国の下級貴族が物資の強奪を考えているという情報が入りました。そのため、魔導国は再び王国に宣戦布告しており、今度は王都とカルネ村以外の全てを滅ぼしました。また、貴族が裏切ったことで王族は滅亡しており、魔導国の守護者が王国を運営しています。

法国はナザリックの南方に位置している国で、人口は1500万人以上です。六大神の人間種に対する加護を基礎にして建国された宗教国家で、地水火風の四大神を崇拝しています。神ごとに派閥が分かれていますが、「人間は下等生物」という共通の認識を持つため、法国全体は一枚岩になっているようです。また、「上に立つ者は無欲であるべき」という考えを持つため、地位が上がる度に給与が下がる特徴があります。

法国には「漆黒聖典」という特殊部隊が存在しています。漆黒聖典は第一席から第十二席で構成されており、第一席は魔導国のプレアデスよりも強いと言われています。また、番外席次のアンティリーネは第一席よりも強いため、アンティリーネだけが守護者と戦えると予想されています。シャルティアを洗脳したのは漆黒聖典のメンバーのため、上手く戦えば法国が魔導国に勝つかもしれません。

王国はナザリックの北西に位置している国で、人口は800万人から900万人です。王家と貴族の勢力が拮抗しており、物語が始まる前まで奴隷制が存在していました。腐敗した貴族が足の引っ張り合いをしているため、他国と比べると衰退の一途を辿っています。魔導国に滅ぼされていますが、以前から法国に見切りを付けられていたため、いずれは帝国に吸収される運命だったようです。

王国の第二王子のザナックは、アインズに対して王家の誇りを示しましたが、保身に走った貴族に裏切られて死亡しました。そのため、ザナックを気に入っていたアインズが激怒し、貴族をナザリックに連れ帰って凄惨な拷問を加えています。また、王女のラナーは王家に対して何の感情も持ち合わせていないため、クライムと共にナザリックに渡りました。

帝国はナザリックの北東に位置する国で、詳しい人口は不明です。建国から約200年という新しい国で、有能な人物が君主を務めることで国力を増大させています。魔法に対する理解が深く、帝国四騎士や近衛隊などの軍が存在していますが、魔導国から見ると格下の存在です。また、法国と協力して魔導国を討つことを考えていましたが、アインズの化け物じみた強さを目撃して隷属を決めました。

帝国の皇帝はジルクニフです。ジルクニフは圧倒的なカリスマ性を持つ王で、優れた統治能力を使って帝国を繁栄させていました。過去に国内の貴族を粛清しているため、国民から「鮮血帝」と呼ばれています。フールーダは帝国の主席魔法使いでしたが、膨大な魔力を持つアインズに心酔したため、早々に帝国を裏切っています。

世界地図や勢力図を見た後は、オーバーロードの用語を一覧で紹介していきます。オーバーロードは独特なストーリーと設定が面白いと言われているため、小説家になろうで絶大な人気を誇っていました。アインズの配下の守護者や、プレアデスの情報を一覧でまとめていきます。

ユグドラシルは日本が発売したゲームで、ゲーム内の種族は数百種類を超えています。北欧神話をベースにした九つのマップが実装されており、日本で爆発的な人気を博しましたが、物語の開始時に運営が終了しました。ですが、主人公はゲーム内からログアウトできなかったため、アインズのアバターで生きることになります。

NPCは「ノンプレイヤーキャラクター」のことで、オーバーロードでは人間が操作しないキャラクターを指しています。ゲームが運営中には自我を持たないキャラクターでしたが、転移後に自我を持ちました。また、プレイヤーが作ったキャラクターは、設定通りの言動を見せています。

アインズ・ウール・ゴウンはゲーム内のトップランカーで構成されたギルドで、ナザリックを拠点にしていました。ナザリックは各階層に分かれており、守護者が階層の守護を担当しています。また、広大なナザリックには様々な領域が存在しているため、領域守護者が領域の守護を担当しています。

プレアデスは戦闘能力を持つメイドチームで、守護者と同等の扱いを受けているセバスが指揮しています。各国の実力者を子ども扱いするほどの戦闘能力を持っており、レベルは50から60に設定されています。名前の由来はギリシャ神話に登場する七姉妹「プレーイアデス」です。

世界地図や勢力図を見た後は、オーバーロードのアニメに出演している声優を一覧で紹介していきます。オーバーロードの小説は高い人気を誇っているため、アニメには有名声優が出演しているようです。声優のプロフィールや出演作品を一覧でまとめていきます。

オーバーロードでアインズを演じているのは、声優の日野聡です。日野聡はアメリカ出身で、2000年から声優活動を行っています。所属事務所は「アクセルワン」で、これまでに「ゼロの使い魔」「斉木楠雄のΨ難」「とんでもスキルで異世界放浪メシ」などの作品にも出演しています。アインズはアンデッドの最高峰であるオーバーロードで、転移後に人間としての精神はほとんど失いました。

オーバーロードでアルベドを演じているのは、声優の原由実です。原由実は大阪府出身で、2008年から声優活動を行っています。所属事務所は「アーツビジョン」で、これまでに「ログ・ホライズン」「天地創造デザイン部」「ヴィンランド・サガ」などの作品にも出演しています。アルベドは守護者統括で、モモンガに対して愛情と忠誠心を抱いています。

オーバーロードでシャルティアを演じているのは、声優の上坂すみれです。上坂すみれは神奈川県出身で、2011年から声優活動を行っています。所属事務所は「ボイスキット」で、これまでに「神無き世界のカミサマ活動」「スパイ教室」「ジャヒー様はくじけない！」などの作品にも出演しています。シャルティアは第一から第三階層までの守護者で、ナザリック最強の戦闘能力を有しています。

オーバーロードでアウラを演じているのは、声優の加藤英美里です。加藤英美里は東京都出身で、2004年から声優活動を行っています。所属事務所は「スターダストプロモーション」で、これまでに「ハナビちゃんは遅れがち」「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」「小林さんちのメイドラゴン」などの作品にも出演しています。アウラは第六階層の守護者で、創造主の遊び心で男装をしている女性キャラクターです。

オーバーロードでマーレを演じているのは、声優の内山夕実です。内山夕実は東京都出身で、2005年から声優活動を行っています。所属事務所は「大沢事務所」で、これまでに「きんいろモザイク」「ニセコイ」「氷属性男子とクールな同僚女子」などの作品にも出演しています。マーレは第六階層の守護者で、創造主の遊び心で女装をしている男性キャラクターです。

オーバーロードでデミウルゴスを演じているのは、声優の加藤将之です。加藤将之は東京都出身で、2000年代から声優活動を行っています。所属事務所は「賢プロダクション」で、これまでに「くまクマ熊ベアー」「ガンダムビルドダイバーズ」「ゼロから始める魔法の書」などの作品にも出演しています。デミウルゴスは第七階層の守護者で、普段は知的な容姿をしていますが、様々な形態に変身する能力を持っています。

オーバーロードでコキュートスを演じているのは、声優の三宅健太です。三宅健太は沖縄県出身で、1999年から声優活動を行っています。所属事務所は「81プロデュース」で、これまでに「うる星やつら」「僕のヒーローアカデミア」「ジョジョの奇妙な冒険」などの作品にも出演しています。コキュートスは第五階層の守護者で、武人に敬意を示す性格をしています。

世界地図や国の勢力図を見た後は、オーバーロードに関する感想をまとめていきます。オーバーロードは小説とアニメの両方が人気のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した世界地図や国の勢力図に関する感想を一覧でまとめていきます。

オーバーロードの世界では、魔導国が圧倒的な軍事力を持つため、読者と視聴者から「魔導国が強すぎる」「アインズと守護者が強すぎる」という感想が挙がっています。また、「アインズとの真っ向勝負を望んだガゼフがかっこいい」という感想も挙がっています。

魔導国と法国の戦いは、アニメ5期か新作映画が描かれる可能性が高いため、「法国との戦いが楽しみ」という感想が挙がっています。また、「漆黒聖典をアニメで見たい」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、オーバーロードの国は複雑な関係性になっているため、「国の関係や勢力図が面白い」という感想が挙がっています。また、アインズと同様の転移者が国に組している可能性があるため、「転移者の存在が気になる」という感想も挙がっています。

本記事では、オーバーロードで描かれた魔導国と法国、帝国の関係や勢力図を紹介していきました。守護者とプレアデスを要する魔導国は、圧倒的な強さを誇っていますが、他の国には魔導国に対抗する術があるようです。また、主人公と同じ転移者が存在している可能性があるため、今後の展開が気になるという意見が挙がっています。オーバーロードを見たことがない方も、本記事の勢力図を参考にしながら見てみて下さい。