【ジョジョ】エンポリオがかっこいい！強さ・能力やプッチ神父撃破シーンをネタバレ

ジョジョ6部（ストーンオーシャン）にて、プッチ神父との戦いを制したエンポリオ。徐倫一行に欠かせないサポーターであり、頭脳明晰で勇敢な少年です。以下では、「ジョジョ6部（ストーンオーシャン）」のエンポリオのかっこいい魅力を紹介します。その他、エンポリオスタンドや強さ、ウェザー・リポートとの関係などもまとめました。

ジョジョ6部こと「ストーンオーシャン」は、荒木飛呂彦先生の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の6作目にあたります。本作品は、1999年～2003年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載、単行本は全17巻で構成されています。また、2022年1月～2023年4月にかけてテレビアニメが放送されました。

ジョジョ6部では、シリーズ初となる女性主人公が起用され、3部の空条承太郎の娘・空条徐倫の活躍を描いています。物語は2011年のアメリカ・フロリダ州の刑務所を舞台に、ジョースター家とDIOの宿命の戦いに終止符が打たれました。

恋人に裏切られ、無実の罪でG.D.st刑務所に収監された空条徐倫。ある日、面会に訪れた父・承太郎の差し入れからスタンド能力に目覚めます。一方、徐倫の収監にはある人物の陰謀が隠されていました。ホワイトスネイクによって昏睡状態に陥った承太郎を救うべく、刑務所内を調査する徐倫。後に一連の黒幕がプッチ神父と判明し、徐倫たちは神父の野望を食い止めるため、戦いに身を投じます。

エンポリオこと、本名エンポリオ・あるニーニョは、G.D.st刑務所で生まれ育った11歳の少年です。母親はスタンド使いの囚人であり、スタンドを使ってエンポリオを隠しながら育てていました。後に、母親はプッチ神父に殺害されるも、スタンド能力はエンポリオに受け継がれます。スタンド能力で作った秘密の部屋に隠れ住み、図書館やコンピューター室に忍び込んで知識を蓄える生活を送っていました。

徐倫との出会いは、原作漫画の1巻の図書館シーンであり、野球ボールを拾うとした際に徐倫と目が合いました。女性専用の刑務所に少年がいることに動揺する徐倫をよそに、エンポリオはある人物について忠告しました。後に徐倫一行と行動を共にし、プッチ神父との戦いに立ち向かいます。

エンポリオの名前の元ネタは、彼と同名のファッションブランド「エンポリオ・アルマーニ」からきています。また、スタンド名は、トーキングヘッズの楽曲「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」が由来です。

「ストーンオーシャン」の少年キャラであるエンポリオ。11歳とは思えない大胆な行動力は見る者を圧倒し、彼を応援したくなるでしょう。読者の視線を引きつけてやまないエンポリオとは、どのような少年でしょうか。以下では、「ジョジョ6部（ストーンオーシャン）」から、エンポリオのかっこいい魅力を紹介します。その他、ストーンオーシャンの名セリフにも数えられる、エンポリオのかっこいい名言もまとめました。

徐倫一行の最年少メンバーであり、プッチ神父を倒すキーマンとなったエンポリオ。戦いでは、主にサポート役に徹していました。また、彼の活躍や機転が、徐倫たちの戦況を変えるきっかけをもたらしています。頭が非常に良く、説明書を読んだだけでヘリコプターを操縦するなど、器用な一面もあります。

登場初期は、まだ幼さが残っていたエンポリオ。しかし、プッチ神父との壮絶な戦いを経るごとに、顔つきも大人びいていきました。徐倫たちの意志を受け継いでプッチ神父に挑んだ姿は、エンポリオのかっこいいい魅力に数えられるでしょう。

物語序盤では、空条承太郎の危機を徐倫に教えたエンポリオ。後に徐倫と行動と共にし、プッチ神父の刺客との戦いが、エンポリオを成長させました。そして、ウェザー・リポートのDISCでラスボス戦に挑み、プッチ神父の撃破に成功しました。まだ子供であったものの、無限の可能性を秘めていたエンポリオ。ジョジョ6部（ストーンオーシャン）の裏主人公にふさわしい活躍を見せたでしょう。

この先、徐倫の身に危険が迫ると察したエンポリオ。危機を回避するべく徐倫に接触し、面会に行かないように忠告します。しかし、徐倫はその忠告を無視し、父・承太郎の面会に行きました。その後、承太郎はホワイトスネイクによって記憶とスタンドのDISCを奪われ、昏睡状態に陥りました。エンポリオがこの事を予言できたのは、ホワイトスネイクの正体を知っていたからだと推測されます。

邪魔者を一掃し、理想の世界の完成に近づいたプッチ神父。最後の仕上げとしてエンポリオの始末を試みます。しかし、エンポリオには切り札がありました。ウェザー・リポートのDISCを挿入することで、形勢逆転に成功したエンポリオ。運命を変えられないことを逆手に取った作戦が功を奏し、プッチ神父を追い詰めました。

エンポリオの機転により、プッチ神父の敗北が濃厚となります。天国へ到達する素晴らしさを訴え、命乞いをするプッチ神父。しかし、運はエンポリオに味方をしました。そして、プッチ神父にとどめを刺し、長い戦いに終止符を打ちました。

エンポリオといえば、幽霊屋敷など一風変わったスタンドも特徴にあげられます。以下では、ジョジョ6部（ストーン・オーシャン）のエンポリオの強さを紹介します。その他、バーニング・ダウン・ザ・ロックのスタンド能力もまとめました。

ジョジョ6部では、エンポリオの戦闘シーンはなく、明確な強さは不明とされています。スタンド能力もあいまって、戦闘では弱いと言えるでしょう。一方、エンポリオは頭が良く、頭脳戦やサポート役での活躍が期待できます。前線では戦えないものの、後方支援としてならエンポリオの強みが最大限に引き出されるでしょう。

物体の幽霊を操ることができるスタンド、バーニング・ダウン・ザ・ハウス。スペックは、破壊力をはじめ全ての項目で「なし」と表記されています。スタンドは、ピアノやパソコンの他、過去に焼失した刑務所のように、空間に対しても有効です。エンポリオの隠れ家である音楽室も、この能力によって生み出された空間です。

幽霊のため、現実に訴えることが難しかったバーニング・ダウン・ザ・ハウス。エンポリオの成長に伴い能力が向上し、現実の物やスタンドに訴えることが出来ました。

以下では、エンポリオのプッチ神父撃破のシーンや、ウェザー・リポートが使えた理由をまとめました。その他、「ジョジョ6部（ストーンオーシャン）」の主人公・空条徐倫との関係も考察しました。

プッチ神父のメイド・イン・ヘブンが発動され、時の加速に翻弄される徐倫たち。仲間たちが次々と倒れていく中、徐倫からDISCを託されたエンポリオ。徐倫も倒され、宇宙が一巡した世界に到達します。一巡前の出来事が繰り返される中、エンポリオとプッチ神父の最後の戦いが始まります。彼にとってプッチ神父は、自分の母親や徐倫たちの命を奪った仇です。

そこでエンポリオは、プッチ神父の能力を逆手に取ることでウェザー・リポートの能力獲得に成功します。そして、ウェザー・リポートの能力である純粋酸素を生み出し、プッチ神父の撃破に成功しました。しかし、時の加速は止まることなく、再び宇宙は一巡します。その後、エンポリオは別の世界へ到達し、徐倫たちに似た人物と出会いました。

対プッチ神父戦の勝敗を決めたウェザー・リポートのDISC。血の繋がった兄弟であるウェザー・プッチ神父との戦いにて生み出されました。実兄であるプッチ神父への復讐を胸に、彼を追い詰めることに成功したウェザー。あと一歩でトドメが刺せた瞬間、ヴェルサスの車に妨害されて失敗に終わりました。その瞬間、プッチ神父に胸を刺されて、ウェザーは絶命しました。

死の間際、プッチ神父の能力を利用して、ひそかに自身のスタンドをDISC化しました。ウェザーのDISCは徐倫からエンポリオに託され、プッチ神父を倒す決定打となります。一方、エンポリオがウェザー・リポートを使えた理由は、彼が生きたまま一巡後の世界に到達できたためと考えられます。一巡後の世界の運命は、プッチ神父にしか変えることができません。

そこで、プッチ神父の手でDISCを挿入させることで、ウェザー・リポートの能力を手に入れることに成功しました。もし、ウェザーがDISCを作らなければ、その後の結末は大きく変わっていたでしょう。

母親をプッチ神父に殺害された過去を持つエンポリオ。そのような経緯から、ホワイトスネイクについてひそかに調べていた可能性が高いでしょう。後に、空条承太郎が狙われていることや徐倫とのつながりを調べ上げ、彼女に近づいたと考えられます。

承太郎の危機を予感し、徐倫に声をかけたエンポリオ。なぜ、徐倫に忠告したのか、その理由は彼自身も分かりませんでした。しかし、徐倫を助けたいという動機が、彼を動かしたでしょう。また、スタンド使い同士は惹かれあうことも、エンポリオは知ってました。彼も徐倫もスタンド使いであり、刑務所内で2人が出会ったのは必然とも言えます。

一方で、徐倫の勇敢な姿を見て、自身の母親と重ねていたとも考えられます。息子を助けるために命を落とした母親。エンポリオを逃がすべく、プッチ神父に挑んだ徐倫の姿は、母親の最後と重なったでしょう。亡き母を彷彿させる人柄を見いだしたことが、徐倫を助ける動機になったとも考えられます。

エンポリオが徐倫に渡した骨は女性の仙骨であり、エンポリオの母親のものと推測されます。エンポリオからのお守りと思われましたが、この骨が徐倫の窮地を救うきっかけになりました。ホワイトスネイク戦で眠らされてしまった徐倫。しかし、エンポリオに託された骨の痛みで目を覚ましました。骨を託した理由は、徐倫を救う鍵になると思ったからでしょう。

作中では、サポート役に徹したエンポリオ。徐倫一行の中では非力であったものの、彼の機転が味方の勝利につながったことも多くありました。徐倫一行に欠かせない名サポーターでしょう。以下では、「ジョジョ6部（ストーンオーシャン）」から、エンポリオの活躍をネタバレ紹介します。

徐倫が冤罪で収監される原因を作ったジョンガリ・A。その正体は、DIOの元部下で、空条承太郎に恨みを持つスタンド使いでした。また、作中では、徐倫が刑務所内で最初に戦った敵でもあります。ジョンガリ・Aを倒した徐倫に刑務所からの脱出をすすめるエンポリオ。しかし、父親の窮地を救うべく、徐倫は刑務所に留まることを決意します。そして、徐倫と協力関係を結んだエンポリオは、ホワイトスネイクの調査に取り掛かります。

ひょんなことから、サンダー・マッククイイーンとの戦いに巻き込まれたエルメェス。スタンドを発現後、徐倫と共にエンポリオの幽霊屋敷に招待されます。そこには、スタンド使いの囚人、ウェザーとアナスイがいました。その後、一行は刑務所内をうろつく謎の存在・ホワイトスネイクについて話し合います。

承太郎のスタンドのDISCの回収に成功した徐倫。協力者であるスピードワゴン財団にDISCを渡すべく、刑務所の中庭を目指します。エンポリオは刑務所内の地図を徐倫に託し、彼女のサポート役にウェザー・リポートを指定しました。その後、承太郎のDISCを狙ってラング・ラングラーが立ちふさがるも、DISCを財団に託すことに成功します。

懲罰房に閉じ込められた徐倫を救うべく、エンポリオはアナスイに協力を要請します。徐倫に一目ぼれをしていたアナスイ。徐倫との結婚の祝福を条件にF・Fに協力、徐倫の救助に奔走します。今回はプッチ神父の参戦し、激戦の末、F・Fが戦死しました。一方、承太郎の記憶のDISCはエンポリオによって回収され、徐倫たちは目的を果たします。

徐倫たちを襲う黒幕として正体を現したプッチ神父。彼の目的は、かつてDIOが語った天国へ行く方法を実現することでした。刑務所にて天国へ行く下準備を整えたプッチ神父は、次の段階を進めるべくケープ・カナベラルを目指します。徐倫一行も神父の後を追うも、刑務所の真の看守を撃破しなければ脱獄は不可能です。その看守はミューミューと言い、一度に3つの物事しか記憶できないスタンド能力の使い手でした。

ミューミューの能力に翻弄され、不利な状況を強いられた徐倫とエンポリオ。そんな中、エンポリオは二進法を用いた作戦で状況打開を試みます。二進法でミューミューの似顔絵を描き、プリントアウトしたものを徐倫に渡しました。これは、徐倫にミューミューの顔を記憶させるためであり、弱点を突かれたミューミューは敗北しました。

刑務所の脱獄に成功したエンポリオと徐倫、エルメェス。ロメオからヘリコプターの鍵を奪い、エンポリオの操縦でケープ・カナベラルを目指します。しかし、DIOの息子で、プッチ神父の部下のリキエルに襲われ、ヘリコプターは墜落します。さらに、リキエルのスタンド攻撃に苦戦を強いられるも、徐倫の決死の行動により撃破しました。

ケープ・カナベラルから離れたオーランドの病院に入ったエンポリオ一行。そこにもプッチ神父の刺客が待ち構えていました。ヴェルサスのスタンド能力にかかり、墜落寸前の飛行機の記憶に閉じ込められた徐倫とエルメェス。一方、スタンド攻撃を逃れたエンポリオは、外部から2人に連絡を取り、2人の窮地を救おうと奔走します。

ヴェルサスの手でウェザー・リポートの記憶のDISCが解放され、ヘビー・ウェザーが発動しました。この能力に触れた者が次々とカタツムリに変化していく、異様な光景が映し出されます。承太郎の記憶のDISCを持っていたエンポリオと、彼に触れたヴェルサスもカタツムリ化してしまいます。一方、別の場所ではウェザーとプッチ神父の因縁の戦いが繰り広げられていました。

ウェザーの勝利が確実と思われた矢先、ヴェルサスの妨害に遭います。隙を突かれたウェザーは死亡、プッチ神父もケープ・カナべラルに逃げます。一方のウェザーは、死の間際に自身のスタンドのDISCを残していました。DISCは徐倫に回収され、後にエンポリオの手に渡りました。

ケープ・カナベラルを舞台に、プッチ神父との最終決戦が始まります。ホワイトスネイクをC-MOONに進化させたプッチ神父。本体の半径3km範囲内の重力が逆転する現象に対して、徐倫はストーン・フリーを駆使して攻撃を受け流しました。しかし、次第に力を増していくプッチ神父に仲間たちが次々と倒され、徐倫も倒されてしまいます。

一方のエンポリオは、徐倫に戦闘から逃がされたため、一命を取り留めます。また、彼の手元にはウェザー・リポートのDISCがあり、これが対プッチ戦の勝敗の決め手となりました。

登場初期は、謎多き少年だったエンポリオ。徐倫たちの戦いを陰でサポートしてきた彼は、やがてラスボス・プッチ神父との直接対決に挑みます。ウェザー・リポートの能力と強い意志でプッチ神父を追い込み、勝利を勝ち取りました。以下では、「ジョジョ6部（ストーンオーシャン）」から、エンポリオに関する感想や評価を紹介します。

「ストーンオーシャン」のもう1人の主人公と呼べるエンポリオ。徐倫たちを失いながらも、持ち前の頭脳でプッチ神父を追い込み、戦いに勝利しました。終盤では大きく成長した姿を見せ、ラスボスを追い詰めるシーンは、エンポリオのかっこいいシーンとして支持されています。また、エンポリオのセリフも良いとの感想も寄せられ、ファンを感動させました。

ジョジョ史上最大のラスボス戦が繰り広げられた「ストーンオーシャン」。空条徐倫をはじめ魅力的なキャラの登場が目を引く一方、エンポリオやウェザーなどかっこいいキャラの活躍も見どころです。終盤で大活躍をみせたエンポリオがかっこいいとの声も寄せられています。また、ジョジョ6部は、ジョースター家とDIOの因縁に決着がついたエピソードでもあり、ジョジョの終わりのような感じがしたとの感想も見られます。

ウェザー・リポートの能力を手に入れ、ラスボスを倒すことに成功したエンポリオ。徐倫の死によってジョースター一族の血統は途絶えてしまうも、彼らの意志はエンポリオに繋がったとの意見も見られます。6部の最後は、エンポリオにとっても切ない結末となり、鬱な展開とも評されています。一方で、アイリンとなった徐倫との再会は感動を呼び、多くのファンの涙を誘いました。

6部のラストで新たな世界に到達したエンポリオでしたが、彼のその後は不明とされています。一方、ファンからは、エンポリオのその後を知りたい、強く逞しくなった彼の姿をみたいとの声も寄せられています。ウェザー・リポートの能力を手に入れ、戦闘面でも強さを増したエンポリオ。9部では、ジョジョを助ける側として登場することを期待する声も見られます。

「ジョジョ6部（ストーンオーシャン）」のエンポリオのかっこいい魅力や活躍シーンなどをネタバレ紹介しました。ウェザー・リポートでプッチ神父の撃破に成功したエンポリオ。しかし、失われた時は元に戻らず、エンポリオは新たな世界に突入しました。ジョジョ6部では悲しい結末を迎えたエンポリオでしたが、徐倫との出会いが彼を成長させました。また、ジョジョのかっこいいキャラとして注目を集めています。