【ジョジョ】プッチ神父の死亡シーンをネタバレ解説!最後のセリフやその後は?

エンリコ・プッチ神父は、死亡シーンが印象的な「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」のラスボスです。決してハッピーエンドではない最終回の展開と相まって、多くのファンに強烈なインパクトを残しました。この記事では、プッチ神父の死亡シーンを特集します。プッチ神父の最後のセリフ、エンポリオ・アルニーニョとの関係、プッチ神父のスタンド能力などを中心に紹介していきます。

【ジョジョ】プッチ神父の死亡シーンをネタバレ解説!最後のセリフやその後は?のイメージ

目次

  1. プッチ神父とは?
  2. プッチ神父の死亡シーンやその後
  3. プッチ神父の倒し方や敗因
  4. プッチ神父のスタンド能力
  5. プッチ神父の目的や「天国に行く方法」を考察
  6. プッチ神父の死亡シーンに関する感想や評価
  7. プッチ神父の死亡シーンまとめ

プッチ神父とは?

エンリコ・プッチ神父とは、「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」の登場人物です。プッチ神父は、6部のラスボスとして登場し、圧倒的な強さを見せつけました。ジョジョの6部はバッドエンディングが有名ですが、プッチ神父も死亡しています。この記事では、プッチ神父の最後の死亡シーンを中心に、彼とエンポリオ・アルニーニョとの関係、DIOとの関係、プッチ神父のスタンド能力なども取り上げていきます。

ジョジョ6部の作品情報

ジョジョの6部は、ファンの間で最後が強烈なインパクトを残したとされています。特に最終回で描かれる意外なシーンの連続に、多くのファンが驚きました。また、ジョジョ6部はアニメ化も行われたことで、連載終了から20年が経とうとしているにも拘わらず、新規ファンを獲得し続けているとのことです。この章では、ジョジョ6部ストーンオーシャンの作品情報として、概要とあらすじを紹介していきます。

ジョジョ6部の概要

ジョジョの6部ストーンオーシャンは、週刊少年ジャンプ誌上にて2000年から2003年まで連載されました。コミックスは全17巻で、電子書籍版ではフルカラー版もあります。ジョジョ6部は、シリーズ初の女性主人公と、その父親で屈指の人気キャラクター空条承太郎が登場することで、大反響を巻き起こしました。また、驚愕のシーンが続く最後について、現在も語り草となっています。また、ジョジョ6部はアニメ版が放映されました。

ジョジョ6部のあらすじ

ジョジョ6部の舞台は、アメリカのフロリダ州にある州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所です。主人公の空条徐倫は、轢き逃げ犯の濡れ衣を着せられて、同刑務所に収監されました。ある時、徐倫は父親の空条承太郎から、差し入れをもらいます。それはペンダントで、中にスタンド能力を発現させる矢の破片が入っていました。スタンド能力が目覚めた徐倫は、G.D.st刑務所に謎が潜んでいることを知るのです。

プッチ神父のプロフィール

エンリコ・プッチは、G.D.st刑務所の教誨師を務めています。年齢は39歳で、1972年6月5日に生まれました。プッチ神父は、筋肉質で浅黒い肌、アッシュっぽい髪色が特徴の男性です。聖職者らしい穏やかで丁寧な物腰が印象的ですが、「目的達成のためには人間の犠牲もやむなし」とされる思想の持ち主でした。彼は、DIOの親友でもあり、G.D.st刑務所とそこに収監されているスタンド使いを利用して、ある野望のために動きます。

ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン 1/荒木 飛呂彦 | 集英社コミック公式 S-MANGA

プッチ神父の死亡シーンやその後

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ジョジョの奇妙な冒険の第6部であるストーンオーシャンは、これまで連綿と続いてきたジョースター家の血統と、彼らとDIOとの因縁にピリオドが打たれた最後の部であることが有名です。そして、6部のラスボスのプッチ神父は、その死亡シーンが印象的だと評されました。この章では、プッチ神父の死亡シーンをネタバレ紹介します。また、併せてジョジョ6部が最後にどのような最終回を迎えたのかについても、時系列で取り上げます。

ネタバレ①プッチ神父と徐倫たちの最終決戦

ジョジョ6部最後の戦いは、ケープ・カナベラルで展開されました。プッチ神父は、「天国へ行く方法」を知り、天国を実現させるために、ストーンオーシャンにおける全ての出来事の首謀者として暗躍していたのです。プッチ神父は、空条承太郎の記憶をDISCにして奪うことで、天国へ行く方法を入手し、その条件として必要不可欠の場所だったケープ・カナベラルへ向かいました。徐倫たちも、プッチ神父を阻止するべく後を追います。

徐倫は、かつて父親の承太郎がDIOを倒したように、自分もプッチ神父の野望を止めなければならないと悟っていました。そして、徐倫一行もケープ・カナベラルへ向かうのですが、プッチ神父が差し向けたスタンド使いとの死闘で、死亡した仲間も出ます。そして、ようやく徐倫たちは、プッチ神父と対峙しますが、彼は自身のスタンドの最終形態である「メイド・イン・ヘブン」を発現させていました。徐倫たちは、追い込まれます。

ネタバレ②新たなパラレルワールドが生まれる

プッチ神父のスタンドの最後の形態であるメイド・イン・ヘブンには、「時を加速させる能力」が備わっていました。そして、メイド・イン・ヘブンは天国へ行く方法のカギとなるスタンドだったのです。メイド・イン・ヘブンの能力を発動させると、プッチ神父以外の人間は、時の加速についていけなくなりました。徐倫たちも、プッチ神父を目で追うことすらできなくなってしまいますが、それでも諦めずに抵抗を続けるのです。

メイド・イン・ヘブンの発動は、世界の破滅を意味していました。そして、それこそがプッチ神父の真の目的だったのです。彼は、時を最大限に加速させることで、宇宙を一巡させようとしました。一巡した世界では、全ての生物がこれから起こり得る運命を既に体験していることになります。プッチ神父のみが、自他の運命に干渉できる状態になるという事実も明らかになりました。一巡した世界には、パラレルワールドも存在しています。

ネタバレ③プッチ神父はエンポリオに倒され死亡

プッチ神父のスタンドメイド・イン・ヘブンは決してパワーがあるなど、攻撃力に秀でたスタンドではありません。しかし、時を加速させるだけで、全ての生物を死亡に追いやるほどの絶大な強さを有しています。プッチ神父にとって戦闘力はついででしかありませんが、その戦闘力でナルシソ・アナスイ、承太郎、エルメェス・コステロ、そして徐倫をもいとも簡単に殺害してしまいました。もはや、プッチ神父は絶対的存在なのです。

実は徐倫一行は、メイド・イン・ヘブンが発動した時点で、自分たちの最後を予想していたふしが見受けられます。徐倫は考えた結果、未来をエンポリオに託すことにしました。エンポリオを逃がす時に、彼女は「生きのびるのよ。あんたは『希望』」と言って彼を送り出しています。そして、自分が何を成すべきかを悟ったエンポリオは、一巡した世界を創り上げて満足していたプッチ神父の前に姿を現すのでした。

唯一生き残ったエンポリオには、「プッチ神父から逃れる運命」がありました。プッチ神父は、時の加速開始よりも前の時点で加速を止めてエンポリオを殺そうとします。ところが、エンポリオはウェザー・リポートのスタンドDISCを持っていました。そして、DISCを使ってウェザーのスタンド能力を得たエンポリオが、プッチ神父を密室で酸欠状態にして、とどめを刺したのです。最後に勝利したのは、エンポリオでした。

ネタバレ④プッチ神父の最後のセリフ

プッチ神父は、エンポリオに交渉します。その内容は、「ケープ・カナベラルの出来事の前で自分を死なせると人類の運命が変わるから、それだけは避けてくれ」というものでした。しかし、自分の目的達成のために徐倫たちをはじめ、多くの人々を死に追いやってきたプッチ神父の身勝手な頼みを聞くようなエンポリオではありません。彼は、「おまえは運命に負けたんだ」と言って、プッチ神父を倒しました。印象的なシーンです。

プッチ神父は、断末魔において「知った風な口をきいてんじゃあないぞ」と口汚く語りました。また、最後にはエンポリオに向かって、「このちっぽけな小僧が」と言った後で、叫び声を上げて死亡したのです。プッチ神父の死亡シーンは、多くの読者を驚かせました。また、最後に勝ったのがエンポリオだったことに、感動した人も多かったとのことです。しかし、ジョースター家の血統は、残念ながらここで途絶えてしまいました。

ネタバレ⑤プッチ神父を倒したその後

プッチ神父が死亡したことによって、人々が未来を知った上で生きていくという彼の理想とした天国はなくなりました。そして、世界がパラレルワールドに入ったことで、以前の世界での生き残りはエンポリオのみとなったのです。エンポリオは、誰も仲間がいない世界で生きていかなくてはなりません。ある意味世界を救った英雄にも拘らず、エンポリオは耐え難い孤独の中に身を置いています。そこで、彼はある人物を見ました。

エンポリオが見たのは、徐倫そっくりのアイリンという女性、そしてアナスイに似たアナキスという男性でした。二人は恋人同士のようです。バスに乗りそびれて雨でずぶ濡れのエンポリオをアイリンは、自分の車に乗せようとしました。エンポリオは泣きながら、「ぼくの名前はエンポリオです」と自己紹介します。そして、アイリンの車には、エルメェスとウェザーに似た人物も乗り込みます。

図らずもかつての徐倫一行に似た人たちとエンポリオが乗った車が、雨の中を走っているラストシーンでジョジョ6部は終了しました。このラストシーンに、「ホッとした」という感想を持つファンが多いといわれています。ジョジョ6部はバッドエンディングですが、最後に希望が持てる内容であることが示唆されたからでした。そして、ジョジョはパラレルワールドの世界を描いたスティール・ボール・ランへとつながっていきます。

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プッチ神父の倒し方や敗因

どうして? イメージ画像

ジョジョの奇妙な冒険の6部ストーンオーシャンは、印象的なラストシーンとバッドエンディングでありながらどこか希望を思わせる展開で、多くのファンを感動させたとのことです。また、アニメ版でも原作漫画のストーリー展開が踏襲されており、「今後ますます6部の存在が大きくなるだろう」という意見も見られました。この章では、6部のラスボスであるプッチ神父の倒し方や敗因について、ネタバレを交えながら考察していきます。

考察①プッチ神父の倒し方

死亡シーンの章でも触れましたが、プッチ神父を倒したのはエンポリオです。エンポリオ自身は、非力な少年であり、真っ向勝負では絶対にプッチ神父に勝つことができません。しかし、徐倫たちはエンポリオのことを希望と位置付けて逃がしています。エンポリオも、徐倫たちの期待に応えるべく、ウェザーのスタンドDISCを自分に取り込んでプッチ神父と戦うという、誰にも予想のできなかった倒し方で世界を変えました。

考察②プッチ神父の敗因

プッチ神父の敗因については、「油断してエンポリオのことを甘く見た」という意見が多いとのことです。しかしながら、エンポリオ単独ではプッチ神父を倒せませんでした。ウェザーのDISCがあってこそなのですが、DISCや徐倫たちがエンポリオを逃がしたという点の部分が、最終的に線になったことでプッチ神父を倒すことができたのだという考察もあり、徐倫一行のコンビネーションが敗因という見方もできました。

考察③プッチ神父が生き残る方法はあった?

プッチ神父が生き残る方法があったのかについては、熱心なファンが考察していることで有名です。プッチ神父の死亡シーンを辿っていけば、生き残る方法がおのずと浮かび上がってくるとされました。彼が生き残るには、ずばりエンポリオを殺害しなければなりません。それも、早い段階で殺害しないと徐倫たちと合流してしまいます。「簡単そうでとても難しい」という感想を持った人もおり、荒木飛呂彦の構成力が高評価されました。

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プッチ神父のスタンド能力

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ジョジョの奇妙な冒険における人気や面白い魅力の一因に挙げられるのは、スタンド能力です。能力を扱うスタンド使いも魅力的ですが、彼らの能力は様々なものがあり、バトル漫画の概念を根本から変えたとされました。ジョジョ6部のラスボスであるプッチ神父のスタンド能力は、ストーリー進展とともに進化していき、ファンを驚かせています。この章では、プッチ神父のスタンド能力について、ネタバレを含めて紹介します。

スタンド能力①ホワイトスネイク

プッチ神父のスタンド能力の最初は、「ホワイトスネイク」です。ホワイトスネイクは、半径20m圏内の遠隔操作スタンドであり、人型をしていました。会話をすることができるスタンドであることが、描かれています。ホワイトスネイクの能力は、生物の頭部からCDあるいはDVDのようなDISCを生成することができるというものです。一人のスタンド使いからは、記憶DISCとスタンドDISCの2枚を取り出すことができました。

なお、2枚ともDISCを取られた人間は死亡します。スタンドDISCを抜かれるとその人物はスタンドを使えなくなり、DISCを取り込んだ者が使えるようになります。記憶DISCを抜かれた人間は、記憶喪失になります(非スタンド使いは死亡する可能性あり)。

スタンド能力②C-MOON

プッチ神父は、ストーリーの中で緑色の赤ん坊と融合しました。プッチ神父自身の容姿も変化しましたが、スタンドもC-MOONに進化したのです。C-MOONは、ホワイトスネイクと緑色の赤ん坊を掛け合わせたような見た目をしていました。C-MOONの能力とは、重力を逆転させるというものです。プッチ神父の周囲3kmにいる者や物体は、彼を上にして落ちるようになりました。

また、C-MOONの拳には、殴った物体の引力を逆転させて、外と内を裏返しにする効果があります。ホワイトスネイク同様遠隔操作型スタンドであり、パワーはありませんが、重力を操っているので相手のガードを無効化することができました。

スタンド能力③メイド・イン・ヘブン

プッチ神父のスタンド能力の完成形がメイド・イン・ヘブンです。死亡シーンの章でも書きましたが、その能力は時間を加速させるというものでした。プッチ以外の人間には、彼や物体が高速で移動しているように見えます。また、時間そのものを加速させているので、時計そのものは高速ながらも正確に時を刻んでいました。時の加速が高速になると、人間が影響を受けて次々に死んだり、無機物がもの凄い勢いで崩れるなどします。

時を加速させることで生まれるスピードが攻撃力につながることも、メイド・イン・ヘブンの特徴です。徐倫たちもあっけなく倒されてしまいました。なお、メイド・イン・ヘブンの見た目は、顔の中心部に時計、または計器のようなものがついており、馬の半身から人間の上半身が生えたような身体をしています。

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プッチ神父の目的や「天国に行く方法」を考察

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ジョジョの奇妙な冒険の6部ストーンオーシャンにおいて、ストーリー展開上の重要素となっているのがプッチ神父の目的です。そのことに付随して、天国へ行く方法についても多くのファンの関心事となりました。特に天国へ行く方法については、DIOも関係しているので、古くからのファンを中心に考察案件にもなっているとのことです。この章では、プッチ神父が天国を目指した理由と、DIOの手記について考察していきます。

考察①プッチ神父が天国を目指した理由

プッチ神父がDIOが述べていた天国を目指した理由については、実はストーリー内では完全に明かされていません。しかし、彼には消したくても消せない大きな過去の失敗がありました。それは、彼の親愛なる妹ペルラと、かつて生き別れになっていた双子の弟ドメニコの道ならぬ関係です。この件で、プッチは弟と妹を死なせることとなっており、後の彼の行動原理にもなっていると推察されました。

プッチ神父は、自分の苦い経験から「人間は未来を知った状態で生きるべき」という考えを持つようになります。それが、DIOの天国へ行く方法と見事にリンクしました。その結果、プッチ神父はある意味DIOの遺志を継いで天国を実現させ、尚且つジョースター家を根絶やしにしようとしたのです。

考察②「天国に行く方法」を記したDIOの手記

DIOの手記には、天国へ行く方法が記されていましたが、その手記は承太郎によって燃やされました。そのことで、プッチ神父は承太郎の記憶から天国へ行く方法を探そうとし、彼の記憶DISCを奪ったのです。ちなみに、現在ではジョジョのスピンオフ小説として、西尾維新著の「OVER HEAVEN JOJO’S BIZZARE ADVENTURE」にてDIOが天国へ行く方法を記したことと、その目的が日記形式で書かれています。

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プッチ神父の死亡シーンに関する感想や評価

この章では、プッチ神父の死亡シーンに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。彼の死亡シーンは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、ジョジョ6部の大ファンだと思われる方のツイートです。最終回で、プッチ神父の死亡シーンを見て、メイド・イン・ヘブンの能力があれでも未完全であったことに驚いたとつぶやいています。

こちらは、ジョジョシリーズの熱心なファンだと思われる方のツイートです。プッチ神父の死亡シーンについて、彼はラスボス中のラスボスのため、最期を考察しても意味がないという意見を書いていました。

こちらは、ジョジョ6部のファンだと思われる方のツイートです。6部の最終回について、プッチ神父の死亡後に、誰も頼る者がいない状況での生活を余儀なくされたエンポリオが可哀想だという感想を持っています。

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プッチ神父の死亡シーンまとめ

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この記事では、ジョジョ6部ストーンオーシャンのラスボスであるプッチ神父の死亡シーンについて特集してきました。同作品の中でも、特にインパクトがあるとされる彼の死亡シーンに注目して、ジョジョ6部の原作漫画やアニメ版を見てください。

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