2020年12月22日公開
2020年12月22日更新
【ジョジョ】6部のラストは意味不明?プッチ神父のその後やヒッチハイクシーンを解説
人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」はジョジョの部の中でも特に難解なストーリーだと言われています。ここでは「ジョジョ」の第6部のラストについてエンポリオとプッチ神父の戦いを中心に考察・紹介していきます。また、ラストのヒッチハイクのシーンを解説していきます。さらにゲーム版で「ジョジョ」第6部の登場キャラクターを演じた声優についても取り上げていきます。
目次
ジョジョ6部とは?
「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」は2020年12月現在テレビアニメ化が待望されている作品だと言われています。しかし「ジョジョ」の第6部はラストが難解で意味不明だと評されています。ここでは「ジョジョ」の第6部のラストについて考察していきます。エンポリオとのラストバトルの後プッチ神父はどうなったのでしょうか?また、ラストシーンに出てくるヒッチハイクについても解説していきます。
ジョジョ6部の概要
「ジョジョの奇妙な冒険」の原作者はこの作品で大ブレイクした荒木飛呂彦です。「ジョジョ」は2021年に連載35周年を迎えようとしています。2020年12月現在第8部「ジョジョリオン」がウルトラジャンプにて連載中です。ここでは「ジョジョ」第6部「ストーンオーシャン」の作品情報を紹介していきます。「血縁」や「運命」といった重いテーマを扱っていると言われている「ジョジョ」の第6部とはどのような作品なのでしょうか?
「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」は週刊少年ジャンプ2000年1号(発売は1999年)から2003年19号まで連載されました。単行本・文庫本・電子書籍があり手軽に読むことが可能です。2020年12月現在未アニメ化です。主人公は空条徐倫でシリーズ初の女性主人公です。また、3部の主人公でその父空条承太郎やラスボス、エンリコ・プッチ神父の友人としてDIOが回想で登場したことが大きな話題になりました。
ジョジョ6部のあらすじ
「ジョジョ」第6部「ストーンオーシャン」の舞台は2011年のアメリカ・フロリダ州です。空条徐倫は冤罪でG.D.st刑務所に収監されました。しかし、父承太郎からの差し入れにあった矢の破片によってスタンド「ストーン・フリー」が発現しました。徐倫はスタンド能力を使って脱獄を試みるようになります。一方で承太郎も徐倫に面会した際、今回の冤罪がかつて自分が倒したDIOの関係者によって仕組まれた罠であることを告げます。
ジョジョ6部の世界観
「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」の世界観は「ジョジョ」の部の中で特に「血縁」と「運命」を重要視した世界観を持っていると言われています。その理由は第1部「ファントムブラッド」から第3部「スターダストクルセイダース」まで連綿と描かれていた「ジョースター家VSDIO」という因縁がジョースター家直系の子孫である徐倫とDIOの親友だったプッチ神父に受け継がれているからだと考察されています。
ジョジョ6部のラストは意味不明?その後やヒッチハイクシーンは?
「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」は数多いジョジョの部の中でも特に難解だと評されています。その理由をラストが意味不明だと解説するファンが多いと言われています。ここでは「ジョジョ」の第6部のラストがどのような内容だったのかを考察・解説していきます。エンポリオVSプッチ神父の結末について、ラストのヒッチハイクのシーンについても画像付きで考察・解説していきます。それではご覧ください。
ネタバレ解説①プッチ神父と生き残ったエンポリオとの戦い
「ジョジョ」の第6部「ストーンオーシャン」のラストについてネタバレ解説・考察していきます。物語のラスボスであるプッチ神父は自らのスタンドを「メイド・イン・ヘブン」へと進化させていました。「メイド・イン・ヘブン」は時間の流れを加速させるという能力を持っており、プッチ神父はこの能力で「宇宙を一巡させ、一巡した世界で自らが世界に干渉できる存在になること」を目論んで、実行へ移しました。
プッチ神父のスタンド「メイド・イン・ヘブン」は恐るべき攻撃能力も有していました。この攻撃でエルメェス・コステロ、ナルシソ・アナスイ、そして承太郎と徐倫も死んでしまいました。唯一生き残ったのがエンポリオ・アルニーニョでした。エンポリオは人類でただ一人次の世界に辿り着きました。そしてDISCに保存されていたウェザー・リポートのスタンドを使ってプッチ神父を倒しました。エンポリオのみが生き残ったのです。
ネタバレ解説②プッチ神父のその後
「ジョジョ」6部でプッチ神父がどうなったのかを解説・考察しています。プッチ神父は宇宙を一巡させて、新しい世界に君臨できるあと一歩のところで唯一生き残っていたエンポリオに倒されました。倒される前に宇宙を一巡させてからにしてほしいとエンポリオに命乞いをしましたが、叶いませんでした。プッチ神父が志半ばで死んだことで宇宙は完全に一巡することなく、以前の世界と微妙に異なるパラレルワールドが生まれたのです。
ネタバレ解説③パラレルワールド
「ジョジョ」の第6部のラストについて解説・考察しています。プッチ神父が宇宙を一巡させている途中でエンポリオに倒されたことで世界には以前の世界と微妙に異なるパラレルワールドが生まれていました。以前の世界の唯一の生き残りはエンポリオです。エンポリオは刑務所を出ました。彼がヒッチハイクをしようとして停めた車から若者二人が現れました。ヒッチハイク相手は徐倫とアナスイにそっくりな二人だったのです。
ネタバレ解説④ヒッチハイクの人物は誰?
「ジョジョ」第6部のラストをネタバレ考察・解説します。エンポリオがヒッチハイクした車には徐倫とアナスイそっくりの若者がいます。エンポリオはヒッチハイク相手に涙を流して名乗りました。ラストシーンでエンポリオが乗った車をさらにヒッチハイクする人物が現れました。このヒッチハイクした人物について素顔は明かされていませんが、髪形がよく似ていることからパラレルワールドのウェザーではないかと言われています。
ジョジョ6部が難解だといわれる理由を考察
「ジョジョの奇妙な冒険」第6部「ストーンオーシャン」はジョジョの部の中で最も難解だと評されています。何故「ジョジョ」の第6部はそのような評価を受けているのでしょうか?ここでは「ストーンオーシャン」が難解だと言われている理由について考察・解説していきます。「ジョジョ6部」のスタンド能力・ラストの情報量の多さ、そして第7部以降の展開への影響について分けて紹介します。それでは考察結果をご覧ください。
理由①スタンド能力
「ジョジョの奇妙な冒険」第6部「ストーンオーシャン」が難解だと言われる理由に「6部のスタンド能力がわかりにくい」ということが挙げられます。特にラスボスであるプッチ神父のスタンド「メイド・イン・ヘブン」の「宇宙を一巡させる能力」はこれまでのラスボスのスタンド能力と比較してもわかりにくいと言われています。部が進むにつれてスタンド使いの能力も複雑化せざるをえないと推察するファンも多いと言われています。
理由②ラストの情報量が多い
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」が難解だと言われる理由を考察しています。先述したように第6部は「血縁」と「運命」がストーリーの重要な要素になっています。ここに「世界が一巡する」という展開が絡んだこと、そしてエンポリオ以外の登場キャラクターが全員死亡し、さらにジョセフ・仗助・ジョルノら歴代主人公の最後も描かれず世界が一巡したという情報量の多さに困惑したファンが多かったと言われています。
理由③7部以降も設定が引き継がれる?
「ジョジョの奇妙な冒険」は第6部「ストーンオーシャン」のラストで世界が一巡(リセット)されました。以降の7部「スティール・ボール・ラン」と8部「ジョジョリオン」は6部の後のパラレルワールドが舞台となっていることが明らかになっています。「スティール・ボール・ラン」は連載当初「ジョジョ」の名前がありませんでしたが、掲載誌がウルトラジャンプに替わってからは正式に「ジョジョ」の第7部となっています。
ジョジョ6部のアニメ声優一覧
「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」は2020年12月現在最もテレビアニメ化が待たれている漫画だと言われています。「ジョジョ」のキャラクターが部を越えて共演することで大ヒットを記録したゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」では6部のメインキャラクターに声があてられています。ここでは「アイズオブヘブン」で6部キャラクターを演じた声優について紹介します。それではご覧ください。
空条徐倫役/沢城みゆき
「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」で空条徐倫を演じたのは声優の沢城みゆきです。沢城みゆきは「ルパン三世シリーズ」で三代目峰不二子役を演じていることと「報道ステーション」や「櫻井・有吉 THE夜会」のナレーターを務めていることから声優ファンでない層からも名前を知られていると言われています。数多くのアニメ作品で主役・メインキャラクターを演じていて、エリザベス・バンクスの吹き替え担当でも有名です。
エルメェス・コステロ役/米本千珠
「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」でエルメェス・コステロを演じた声優は米本千珠です。米本千珠は1968年8月23日生まれで2020年12月現在52歳です。1994年に「キャプテン翼J」の小田強役で声優デビューしました。ゲーム「センチメンタルグラフティ」の松岡千恵役、「真・三國無双シリーズ」の祝融役などで知られています。また、Chani名義で「プリキュアシリーズ」のミュージカルの脚本を執筆しています。
ウエザー・リポート役/大川透
ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」でウェザー・リポートを演じた声優は大川透です。大川透は舞台俳優として10年間活動した後1994年に声優活動をスタートさせました。「名探偵コナン」の佐藤正義役、「鋼の錬金術師」のロイ・マスタング役など多くのアニメ作品で様々なキャラクターを演じています。また、「ジョジョ」のテレビアニメ版のナレーターとして知られており、ファンから高評価されています。
ナルシソ・アナスイ役/中村悠一
「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」でナルシソ・アナスイを演じたのは中村悠一です。中村悠一は人気声優として知られています。「おそ松さん」の松野カラ松役で女性を中心に高い人気を得ています。他にも「機動戦士ガンダム00シリーズ」のグラハム・エイカー役、「侵略!イカ娘」の嵐山悟郎役など多くのヒット作でメインキャラクターを演じています。ルックスも良く、顔出しでテレビ番組等に出演する機会も多いです。
エンリコ・プッチ役/中田譲治
出典: https://moely.jp
「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」でエンリコ・プッチを演じたのはベテラン人気声優の中田譲治です。中田譲治は1980年代に悪役を中心とした俳優活動をした後に1990年代から声優活動へとシフトチェンジしました。「ケロロ軍曹」のギロロ伍長役で声優として大ブレイクを果たしました。他にも「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」の破壊大帝マスター・メガトロン役など多くの大ヒット作品に出演しています。
ジョジョ6部に関する感想や評価
ここでは「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「ストーンオーシャン」はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。
ジョジョ6部7部読み終わった。
— よしなま (@yosi980) November 22, 2018
感想だけど6部は面白いけど悲しくなった。7部はラスボスのスタンドが意味不すぎておぉんって感じ。
「ジョジョの奇妙な冒険」の6部と7部を読まれた方のツイートです。6部は面白かったけど衝撃的なラストが悲しかったという感想をシンプルにつぶやかれています。
リア友から借りてたジョジョ6部全部
— 横っ飛びしません (@Kaito052023) March 20, 2019
読み終わりました。感想としてはプッチの能力をあまりにも強くしすぎて
ラストがちょっと適当だった気がしました🤔
「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」を全巻読み終えた方のツイートです。プッチ神父のスタンドを強くし過ぎたがためにストーリーが上手く進展せず、ラストが少々適当になってしまったのではないかという感想をお持ちです。
ジョジョ6部、アニメ化されてもスルーかなぁ…。もちろん全て漫画は読んだけど、とにかくスタンドの能力が分かりにくいし、今後の展開が悪い意味で読みづらいし、感動も胸熱も少ないんだよね😂 ※個人の感想です
— みしマン (@mishimangn) July 2, 2020
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」を全巻読まれた方のツイートです。6部に出てくるスタンドの能力がわかりにくかったことと、悲劇的なラストであることからテレビアニメ化されても見ないかもしれないという評価をされています。
ジョジョ6部のラストまとめ
「ジョジョの奇妙な冒険」の部の中でもラストが難解だと言われている第6部「ストーンオーシャン」のラストについて画像付きで考察・解説してきました。近い将来にテレビアニメ化される可能性が高いと言われている「ジョジョ」6部の世界観を是非一度体験してみてください。