【ジョジョ】天国へ行く方法と14の言葉を考察!意味とカブトムシが多い理由は?

今年2021年に連載35周年を迎えようとしている「ジョジョの奇妙な冒険」は「人間賛歌」を大きなテーマにした大ヒット漫画です。「ジョジョ」の部の中で最も難解だと言われているのが6部「ストーンオーシャン」です。ここでは「ストーンオーシャン」のラスボス、プッチ神父が実行した「天国へ行く方法」と「14の言葉」について考察します。「天国へ行く方法」と「14の言葉」の意味やプッチ神父とDIOとの関係性、緑色の赤ちゃんやカブトムシについても紹介していきます。

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目次

  1. ジョジョの天国へ行く方法に関係するディオやプッチとは?
  2. ジョジョの天国へ行く方法とは?
  3. ジョジョの天国へ行く方法で必要な14の言葉の意味
  4. ジョジョの天国へ行く方法で必要な14の言葉の元ネタ
  5. ジョジョの天国へ行く方法・14の言葉に関する感想や評価
  6. ジョジョの天国へ行く方法・14の言葉まとめ

ジョジョの天国へ行く方法に関係するディオやプッチとは?

人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の6部「ストーンオーシャン」はラスボスであるエンリコ・プッチ神父が「天国へ行く方法」を見つけ出すことが物語の重要部分になっていると言われています。ここではジョジョ6部の「天国へ行く方法」と「14の言葉」について考察します。「天国へ行く方法」と「14の言葉」の意味、プッチ神父とDIOとの関係や、緑色の赤ちゃんやカブトムシの謎などについても併せて取り上げていきます。

ジョジョ6部の作品情報

「ジョジョの奇妙な冒険」は「人間賛歌」を大きなテーマにした長編漫画です。他の長編漫画と一線を画しているところは各部に分かれていて登場人物やストーリーに変化があるところだと言われています。ここでは「ジョジョの奇妙な冒険」の部の中でも最も重要で難解だと言われている6部「ストーンオーシャン」の作品情報を紹介していきます。「ストーンオーシャン」の概要やあらすじを取り上げていくことでその魅力に迫ります。

ジョジョ6部の概要

「ジョジョの奇妙な冒険」の原作者は荒木飛呂彦です。荒木飛呂彦は「ジョジョ」で大ブレイクを果たしたことで知られています。1部「ファントムブラッド」が1986年12月に週刊少年ジャンプに連載開始されたので、今年2021年末に連載35周年を迎えようとしています。2021年3月現在は掲載誌をウルトラジャンプに移して8部「ジョジョリオン」が連載中です。また、5部までテレビアニメ化されて新たなファン層を開拓しています。

「ジョジョの奇妙な冒険」の6部「ストーンオーシャン」は週刊少年ジャンプ2000年1号から2003年19号まで連載されました。コミックスは単行本全17巻、文庫版全11巻で電子書籍版も出ていて容易に読むことができます。ジョースター家の血筋の空条徐倫が初の女性主人公ということで大きな話題を呼んだと言われています。また、徐倫の父空条承太郎が再登場し、プッチ神父の友人として1部・3部のラスボスDIOが回想で登場しました。

ジョジョ6部のあらすじ

「ジョジョの奇妙な冒険」の6部「ストーンオーシャン」の舞台は2011年のアメリカ・フロリダ州です。主人公空条徐倫は濡れ衣を着せられて刑務所に収監されていました。父である空条承太郎は徐倫の身を案じ差し入れを送りました。それはスタンドを発現させる矢の破片でした。徐倫はスタンド「ストーン・フリー」の能力で脱獄を試みます。しかし、ラスボスであるプッチ神父が裏で暗躍していて徐倫に立ちはだかるのでした。

ディオ(DIO)のプロフィール

DIOは本名をディオ・ブランドーと言います。1部「ファントムブラッド」のラスボスでジョナサン・ジョースターと熾烈な戦いを繰り広げました。ジョナサンの肉体を乗っ取ることに成功したDIOは100年後の世界に現れました。3部「スターダストクルセイダース」ではジョースター家の末裔空条承太郎と死闘の末に敗れました。1部で石仮面を被り吸血鬼となり、3部では時を止める能力「ザ・ワールド」を持つスタンド使いです。

プッチ神父のプロフィール

「ジョジョ」6部「ストーンオーシャン」のラスボスであるエンリコ・プッチはG.D.st刑務所の教誨師です。しかし、その正体は「天国へ行く方法」を実現させるために数々の事件や悪事を行っている悪人でした。また、プッチ神父は「天国へ行く方法」実現の妨げとなるジョースター家の末裔の誅殺も目標としています。スタンドは「ホワイトスネイク」→「C-MOON」→「メイド・イン・ヘブン」へと進化を遂げていきました。

「ジョジョの奇妙な冒険」公式ポータルサイト

ジョジョの天国へ行く方法とは?

「ジョジョの奇妙な冒険」の6部「ストーンオーシャン」に出てくる「天国へ行く方法」はストーリーの中でも特に重要な要素だと言われています。ここでは「ジョジョ」6部の「天国へ行く方法」の意味について考察していきます。さらにプッチ神父とDIOとの密接な関係性や14の言葉、緑色の赤ちゃんなどについて取り上げていきながら「ジョジョ」6部「ストーンオーシャン」の魅力を浮き彫りにしていきます。それではご覧ください。

天国へ行く方法とは生前のDIOが研究していたもの

「ジョジョ」6部のラスボスであるプッチ神父は神学生時代に教会でDIOを匿ったことがありました。そのお礼にDIOはプッチ神父の左足の指を治し、スタンドの矢の鏃を贈りました。これが発端でプッチ神父とDIOは奇妙な友情で結ばれることとなったのです。この世に生まれてから吸血鬼となり、100年以上生きてきたDIOにとって友人を得るということはそれまでの彼からは考えられないことでした。

プッチ神父とDIOは「本当の幸福」について語り合いました。DIOは「天国を見ることができた者が真の勝利者」だと言い「天国へ行く方法」を研究していたのです。その道半ばにしてDIOは承太郎たちに倒されてしまいました。プッチ神父はDIOの遺志を受け継ぐ形で「天国へ行く方法」を見つけ出すことに執心し、そのためには悪事も厭わなくなりました。やがてジョースター家の血筋がその障害になることを知り、謀を企てるのです。

天国へ行く方法①ディオのスタンド「ザ・ワールド」

ここではプッチ神父が目指した「天国へ行く方法」の意味について考察しています。「天国へ行く方法」を実現させるためには様々な条件が揃わないとダメだということがわかりました。DIOはその条件をノートに遺していました。一つ目に挙げられるのがDIOのスタンド「ザ・ワールド」です。「ザ・ワールド」は時を止める能力を有していますが、その能力をさらに進化させることが必要だと言われています。

天国へ行く方法②信頼できる友

プッチ神父の悲願である「天国へ行く方法」を実現するための方法を紹介しています。次に挙げられるのは「信頼できる友」です。これはDIOにとって信頼できる友という意味であると言われています。DIOは人を信用しない性格だったのでおよそ友人とは無縁の人生を送っていました。しかし、そんなDIOのことを「神を愛するように君のことが好きだ」と言ったプッチ神父にDIOは安らぎに似た感情を覚え、彼を友として認めたのです。

天国へ行く方法③極罪を犯した36名以上の魂

「ジョジョ」6部「ストーンオーシャン」の重要なテーマだと言われている「天国へ行く方法」について考察しています。DIOがノートに記した次に挙げられる条件は「極罪を犯した36名以上の魂」です。その理由としてDIOは罪人の魂には強いパワーが宿っているからだと書いています。プッチ神父は自身のスタンド「ホワイトスネイク」の能力である「DISC」で空条承太郎の記憶を奪ったことで「天国へ行く方法」の存在を知りました。

天国へ行く方法④緑色の赤ちゃんに発する14の言葉

エンリコ・プッチ神父が空条承太郎の記憶を封じ込めた「DISC」から得た「天国へ行く方法」の条件を紹介します。次に挙げられるのは「14の言葉」です。「14の言葉」の意味については後述します。DIOは「14の言葉」を自分自身に深く刻み込みました。プッチ神父は緑色の赤ちゃんを生み出しました。緑色の赤ちゃんはDIOの骨から作られたものです。緑色の赤ちゃんはプッチ神父に「14の言葉」をもたらし、両者は融合しました。

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ジョジョの天国へ行く方法で必要な14の言葉の意味

「ジョジョの奇妙な冒険」の6部「ストーンオーシャン」に出てくる「天国へ行く方法」には緑色の赤ちゃんから発せられる「14の言葉」が条件の一つになっています。ここでは緑色の赤ちゃんが発した「14の言葉」の意味について考察していきます。「14の言葉」を全て紹介します。「14の言葉」に隠された謎や、「14の言葉」の中で4回も登場するカブトムシの意味についても併せて取り上げていきます。それではご覧ください。

考察①14の言葉には宗教的な意味がある?

緑色の赤ちゃんから発せられた「14の言葉」の意味について考察していきます。DIOの生まれ変わりとも言える緑色の赤ちゃんが発した「14の言葉」は次の通りです。「秘密の皇帝」「らせん階段」「カブトムシ」「イチジクのタルト」「ジョット」「カブトムシ」「廃墟の街」「カブトムシ」「特異点」「特異点」「天使」「ドロローサへの道」「紫陽花」「カブトムシ」です。プッチ神父は緑色の赤ちゃんからこれらを聞きました。

「天国へ行く方法」を実現させるための条件の一つである「14の言葉」の意味について考察しています。「14の言葉」の意味について原作者の荒木飛呂彦は2021年3月現在公式に発言したことはありません。ファンの間で考察・調査されているのは「14の言葉」に宗教的な意味合いがあるのではないかということです。プッチが神父であることからキリスト教的な意味が隠されていると言われています。真偽は不明です。

考察②カブトムシが4回も出る理由

「14の言葉」の意味を考察しています。「14の言葉」には「カブトムシ」が4回も出ています。先述したように原作者荒木飛呂彦は「14の言葉」について公式に発言していません。ファンの間では「カブトムシ」がDIOの人生の分岐を表しているのではないかと論じられています。「人間のディオ」「吸血鬼のディオ」「ジョナサンの肉体を奪ったDIO」「スタンド能力を進化させるDIO」という分岐です。

加えてカブトムシは古代エジプトではスカラベと呼ばれていました。太陽神ケペリの象徴として「再生」「復活」「創造」の意味を有しています。このことを根拠としてDIOの人生と重ね合わせているのではないかと分析するファンもいます。

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ジョジョの天国へ行く方法で必要な14の言葉の元ネタ

「ジョジョ」の6部に登場する「14の言葉」について宗教的な意味が含まれているのではないかということは先述しました。ここでは宗教的な意味合いが特に強いと言われている「ドロローサへの道」と「ジョット」についてそれらの元ネタではないかと言われているものについて紹介していきます。それではご覧ください。

元ネタ①ドロローサへの道

「14の言葉」に登場した「ドロローサへの道」の元ネタについて紹介していきます。「ドロローサへの道」の元ネタは「ヴィア・ドロローサ」だと言われています。ラテン語で「苦難の道」を意味しています。「ヴィア・ドロローサ」はイエス・キリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘まで歩いた最後の道のりのことです。キリスト教の伝承にあたってどの福音書にも記載されている重要な事象だと言われています。

元ネタ②ジョット

「14の言葉」に登場する「ジョット」の元ネタについて考察しています。「ジョット」の元ネタはジョット・ディ・ボンドーネだと言われています。ジョット・ディ・ボンドーネは中世後期のイタリア人で画家・建築家でした。イタリア・ルネッサンスの先鞭をつけた芸術家だと評価されています。ジョットはパドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂にイエス・キリストの生涯を描いた装飾画が最も有名な代表作として知られています。

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ジョジョの天国へ行く方法・14の言葉に関する感想や評価

ここでは「ジョジョ」6部に登場する「天国へ行く方法」「14の言葉」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきますが「天国へ行く方法」や「14の言葉」はインターネット上でどのような感想や評価を得ているのでしょうか?

「ストーンオーシャン」を最後まで読んだ方のツイートです。「天国へ行く方法」などの要素がストーリーを重厚なものにしていて面白く読めたという感想をお持ちです。

同じく「ストーンオーシャン」を最後まで読んだ方のツイートです。DIOが「天国へ行く方法」を研究している真の目的は宿敵でありながら奇妙な友情で結ばれたジョナサン・ジョースターに再会したかったからではないかということを考察されています。

「ストーンオーシャン」がアメリカ映画「A.I.」のオマージュではないかと分析されている方のツイートです。「ストーンオーシャン」に出てくる「14の言葉」が聖書にまつわる言葉ではないかという感想もお持ちです。

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ジョジョの天国へ行く方法・14の言葉まとめ

「ジョジョの奇妙な冒険」の6部「ストーンオーシャン」に出てくる「天国へ行く方法」と「14の言葉」の意味について考察してきました。2021年3月現在テレビアニメ化が待望されている「ジョジョ」6部をより深く楽しむネタとして本記事を読んでくださいますと幸いです。

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