【ジョジョ】プッチ神父の名言・名セリフ一覧！スタンド能力やDIOとの関係は？

今回の記事で取り上げるジョジョ6部とは、1999年から2003年にかけて週刊少年ジャンプにて連載が行われた作品であり、同誌で大人気シリーズとなっている｢ジョジョの奇妙な冒険シリーズ｣の6部として発表された作品です。また、ジョジョ6部はそれ以前に描かれたシリーズとは一線を画す作品として、単行本には1巻(64巻)という様な形で巻数表記がなされています。

また、ジョジョ6部はジョジョの奇妙な冒険シリーズにおいて初となる女性キャラクターを主人公に据えた作品となっており、連載当初は大きな話題となっています。そして、ジョジョ6部は、これまでに描かれてきたジョジョの奇妙な冒険シリーズのターニングポイントとなるシリーズと言われており、以降に描かれる7部や8部に大きな影響を与えている作品でもあります。

• 正式名称:ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン
• 作者:荒木飛呂彦
• 連載期間:1999年12月～2003年4月
• 巻数:全17巻(64～80巻が該当)
• 話数:全158話

2011年アメリカ。空条承太郎の娘･空条徐倫は、無実の罪を着せられ重警備刑務所へ収監されてしまいます。この収監がDIOの関係者が仕組んだ陰謀である事を知った空条承太郎は、ただちに娘･空条徐倫の救出に動き出しますが、そこに待ち受けていたのはDIOと親交のあるプッチ神父であり、空条承太郎はプッチ神父のスタンド能力によって瀕死のダメージを負ってしまいます。

そして、プッチ神父のスタンド攻撃によって空条承太郎はスタンド能力を奪われてしまう事になります。突如眼前で繰り広げられたスタンドバトルに困惑する空条徐倫は、何とか難を逃れるとプッチ神父によって奪われた父･空条承太郎のスタンド能力を取り戻すべく行動を開始します。果たして空条徐倫は父･空条承太郎のスタンド能力を取り戻すことが出来るのか?そして、空条承太郎を襲ったプッチ神父の目的とは?

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧①｢落ちつくんだ…｣。このプッチ神父の名言は、平常心を取り戻そうとする際に描かれた名言であり、プッチ神父が素数を心の拠り所としている事が伺える名言となっています。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧②｢決着はつける…｣。このプッチ神父の名言は、｢天国｣の出現へ間近と迫った中で描かれたかっこいい名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧③｢人が敗北する原因は…｣。このプッチ神父の名言は、空条承太郎からDISCを抜き取ったスタンド｢ホワイトスネイク｣がプッチ神父のスタンドだと判明した場面でのかっこいい名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧④｢これで君の世界へ…｣。このプッチ神父の名言は、｢天国｣の出現がすぐ手の届く所まで来た場面で言い放たれたかっこいい名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧⑤｢人はなぜ出会うのか?…｣。このプッチ神父の名言は、スタンド能力に目覚めたプッチ神父がDIOとの再会を熱望するかっこいい名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧⑥｢ぼくは自分を成長させてくれる…｣。このプッチ神父の名言は、DIOとDIOが語る｢天国へ行く方法｣に強く惹かれるプッチ神父の心情が描かれた名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧⑦｢殺るのは今!…｣。このプッチ神父の名言は、勝負どころとなる場面でプッチ神父が全神経を集中させた際の名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧⑧｢細かい出来事は違っても…｣。このプッチ神父の名言は、｢一巡した世界｣がどのような世界かを的確に言い表したプッチ神父の名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧⑨｢自信を持て…｣このプッチ神父の名言は、最終局面となる場面で自身を奮い立たせたかっこいい名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧⑩｢悪い出来事の未来も…」このプッチ神父の名言は、プッチ神父の｢天国｣に対する思想が描かれた名言です。

プッチ神父の魅力的な名言･名セリフ一覧⑪｢お前たちには計り知れない事だろうが…｣このプッチ神父の名言は、プッチ神父がスタンド能力｢メイド･イン･ヘブン｣に覚醒した際のかっこいい名言です。

この章では、ジョジョ6部のラスボスとなるプッチ神父のスタンド能力について紹介します。尚、プッチ神父にはシリーズを通じて3種類のスタンド能力が発現していますので、その全てを紹介していきます。まず始めに紹介するプッチ神父のスタンド能力は、プッチ神父が発現させたスタンドの中でも最強のスタンドであり、最終的にプッチ神父が手にするスタンド能力でもある｢メイド･イン･ヘブン｣です。

プッチ神父が最終的に手にするスタンド｢メイド･イン･ヘブン｣は、時間の経過を加速させるという能力を持っており、｢メイド・イン・ヘブン｣を使用された相手はプッチ神父が超高速で行動しているように錯覚し、その行動にまったく対応出来なくなってしまいます。尚、プッチ神父の｢メイド・イン・ヘブン｣は、スタンド自体の攻撃力はそれほど高いものではありませんが、時間加速による高速行動によって攻撃力が跳ね上がります。

また、プッチ神父が最終的に手にする｢メイド・イン・ヘブン｣は、空条承太郎のスタンド｢スタープラチナ｣が持つ時を止める能力と同様に、｢時間｣に関連したスタンド能力である事から｢スタープラチナによって止められた時間｣を認識する事が出来ます。そして、プッチ神父の｢メイド・イン・ヘブン｣というスタンド能力の最も恐ろしい点は、時間経過の加速を無限に行えるという点にあります。

この｢時間経過の加速を無限に行える｣とは、日の入りから日没までの時間を一瞬にしてしまえるほか、最終的には時間という概念を吹き飛ばし｢宇宙を一巡｣させてしまう事すらも可能となっています。こうして、プッチ神父がスタンド能力によって｢宇宙を一巡｣させた世界では、誰もがそれぞれの将来に起こりうる運命を全て知っている状況となるほか、プッチ神父以外にはこの運命を修正できない状況となります。

ちなみに、無敵とも思えるプッチ神父のスタンド能力｢メイド・イン・ヘブン｣には、プッチ神父に出来ない事は出来ないという弱点があります。例えば｢高速で回遊するイルカに対して、時間加速によってプッチ神父が泳いで追いつく事は出来る｣、しかしその一方で｢プッチ神父は時間加速を使ったとしてもイルカの様に遠泳は出来ない｣という事になります。

例えとしてイルカを例に挙げましたが、何かに特化した生物にはその特化した分野でプッチ神父は勝つ事が基本的に出来ず、自身の身体能力や技術を超える相手には分が悪い面を持っています。しかし、対人間(対スタンド使い)で考えるのであれば、人間としてのスペックが高いプッチ神父には負ける要素が限りなく少なく、ジョジョ第6部においてはまさに黒幕といった強敵っぷりを発揮しています。

続いて紹介するプッチ神父のスタンド能力は、｢C-MOON(シー･ムーン)｣です。このスタンドは、遠隔操作型のスタンドであり、人型をしています。このプッチ神父のスタンド･C-MOONは、周囲3kmの重力を反転させるという能力を持っています。この能力は、重力が宇宙方向(頭上方向)へ向かう事を意味しており、物体は落下することなく水平移動するようになります。

こうして記述するとなんだか弱い能力のようにも感じますが、敵の攻撃は重力が反転した関係から威力を大幅にそがれる事になり、逆にプッチ神父の攻撃は重力という見えない力の作用が働き相手にしっかりとダメージを与える事が出来るようになります。つまり一方的に攻撃出来るような状況を作り出す事が出来るという訳です。尚、C-MOONには、攻撃した対象を裏返す事が出来るという能力も有ります。

最期に紹介するプッチ神父のスタンド能力は、プッチ神父が最初に目覚めたスタンド能力｢ホワイトスネiイク｣です。このスタンドは、遠隔操作型のスタンドであり、人型をしています。このプッチ神父のスタンド･ホワイトスネイクは、眠っている対象の心を溶かし、DISCを生成するという能力を持っており、このDISCには｢スタンドDISC｣と｢記憶DISC｣という2種類が存在します。

ホワイトスネイクのスタンド能力によって生成されたこれらのDISCには、文字通り眠っていた対象の記憶やスタンド能力が書き込まれており、DISCを生成された対象は記憶やスタンド能力を失ってしまいます。また、記憶DISCとスタンドDISCの両方を生成されてしまうと、その対象は死に至ってしまいます。尚、一度生成されたDISCは、再び本来の持ち主に返す事も出来れば、全く関係のない人物へ移植する事も可能となっています。

プッチ神父の持つスタンド能力･ホワイトスネイクの恐ろしい点は、時間をかけて対象の心を溶かす以外にも、直接的に対象の頭部に触れることでDISCを生成･抜き取る事が出来るという点にあります。尚、時間をかけて心を溶かした場合は完全なDISCとして生成できますが、時間をかけずに直接的に頭部から奪い取ったDISCの場合は不完全なDISCとなってしまいます。

ともあれ、記憶DISCを奪われた人物は記憶を失い、スタンドDISCを奪われた人物はスタンド能力そのものを失ってしまいますので、どちらのDISCを奪われても、その人物は大ピンチに陥ってしまうわけです。尚、プッチ神父のスタンド能力･ホワイトスネイクは、ジョジョ6部の終盤に｢緑色の赤ん坊｣と融合した事で前項で紹介したスタンド能力｢C-MOON｣へと進化を遂げています。

この章では、ジョジョ6部の魅力的な敵役プッチ神父と、ジョジョシリーズを通じて常に何らかの影響を与え続けるDIOという魅力的なキャラクター、この2人の関係性を紹介していきます。まず初めに紹介する2人の関係性は、親友であるという関係性です。

プッチ神父が神学生時代に最初の出会いを果たす事となるDIOは、プッチ神父との最初の出会いにおいて彼の古傷を治しているほか、｢スタンドの矢｣を彼に託しています。この出会いと様々な運命が巡り合わさった結果プッチ神父はスタンド能力を発現させる事になり、スタンド能力に覚醒したプッチ神父はDIOとの再会を果たすと、以後はお互いの家を行き来するほどの親友へと関係性を発展させていきます。

続いて紹介するプッチ神父とDIOの関係性は、プッチ神父がDIOの語る｢天国へ行く方法｣に強く惹かれているという関係性です。ジョジョシリーズにおいて絶えず強い影響力を持ち続けるDIOは、ジョジョ3部の時点で｢天国へ行く方法｣を語っており、若き日のプッチ神父はDIOとの親交の中でDIOの語る｢天国へ行く方法｣に触れる機会を得ています。

しかし、DIOから｢天国へ行く方法｣の全てを聞かされる事のないままにジョジョ3部においてDIOが死亡してしまった為、プッチ神父は空条承太郎の記憶からDIOの言う｢天国へ行く方法｣を知ろうと行動します。そして、DIOの語る｢天国へ行く方法｣を崇拝するプッチ神父は空条承太郎との対決を経て｢天国へ行く方法｣を知ると、スタンド能力｢メイド･イン･ヘブン｣を使用し｢天国｣を現実のものにしようとします。

最後に紹介するプッチ神父とDIOの関係性は、｢DIOの息子たちを利用するプッチ神父｣という関係性です。DIOの語る｢天国へ行く方法｣に強い関心を抱くプッチ神父は、空条承太郎から記憶DISCを奪い｢天国へ行く方法｣を知りますが、空条徐倫らの激しい抵抗と妨害を受ける事になった為、｢DIOの遺骨｣から｢緑色の赤ちゃん｣を生成し、これと融合する事で更なるスタンド能力を発現させる事になります。

こうして第2のスタンド能力｢C-MOON｣を手に入れたプッチ神父は、｢DIOの遺骨｣と融合した副産物としてDIOの息子であるウンガロ、リキエル、ドナテロを使役する事となり、この3名を利用して空条徐倫らの激しい妨害に抗っていきます。その後スタンド能力を更に進化させたプッチ神父は、第3のスタンド能力｢メイド･イン･ヘブン｣を発現させ、ついにDIOの語る｢天国｣へ到達する事になります。

今回の記事で紹介しているプッチ神父は、1972年6月5日生まれの39歳です。およそ8年前からG.D.st刑務所専属の教戒師として働くプッチ神父は、最古参の刑務所内従業員となっており、信仰心が非常に強い教戒師として周囲から信頼を寄せられています。そんなプッチ神父の性格は、出生の際に起きた｢とある出来事｣によって根幹となる部分が形成されています。

この｢とある出来事｣とは、双子として産み落とされたはずなのに兄であるプッチ神父のみが生を受け、弟は出産と同時に死亡してしまったという悲しい出来事であり、この出来事からプッチ神父は｢運命｣という概念に強く執着する性格となっています。尚、この出来事から随分と時間を置いてプッチ神父の弟が生きている事が明らかとなり、プッチ神父は更に｢運命｣への想いを強くしています。

｢運命｣への想いを強く持つプッチ神父は、自身を純然たる神の僕であると考えるようになっており、運命がもたらすものや、運命が導いた先にある答えを知る事こそが自身の努めであるとも考えています。こうした運命への強い想いを持つプッチ神父には、もう一つ特徴的な性格があります。それが、｢素数を数えると落ち着く｣というものです。

この｢素数を数えると落ち着く｣というプッチ神父の特徴的な性格は、本人曰く｢素数は孤独だから｣との事であり、プッチ神父もまた孤独を好む傾向にあります。ともあれ、特徴的な性格や性質を持つプッチ神父は、表面的には穏やかで物腰の低い誰からも好かれるような人物であり、教戒師としても周囲から評価されている人物です。

しかし、運命という概念に固執するプッチ神父は、運命の克服や運命の先にあるものを見る為であれば目的達成の為に手段を選ばない一面を持っており、その為であれば他人を犠牲にする事を厭わない一面があります。この点については、後に双子の弟であるドメニコ･プッチが｢自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪｣と評しています。

また、既に紹介している通り、プッチ神父はDIOと密接な関係が有り、DIOの思想に自身の思想を重ね合わせこの世の理にまで干渉しています。尚、プッチ神父はジョジョ6部のラスボスとなるキャラクターであり、DIOから継承した思想からジョジョ家の人間に強い敵意を抱いています。このプッチ神父が抱いていたジョジョ家への敵意は、やがて現実のものとなり空条承太郎、空条徐倫の両名を殺害するに至っています。

ジョジョ6部における黒幕であり、ラスボスでもある魅力的なキャラクター・プッチ神父にはジョジョ6部の作中に描かれた過去エピソードが3つあります。1つは既に前項でも紹介している出生時のエピソードです。双子の兄として生まれたプッチ神父は、弟だけが死亡したという出来事から運命に強く惹きつけられていきます。

2つ目のエピソードは出生から15年後、神学生となっていたプッチ神父は神学生として訪れていた教会で偶然にもDIOと出会っています。そして、教会に紛れ込んだ不審者であるはずのDIOを極々当たり前に匿うという行動にでています。この時のプッチ神父には当然スタンド能力はなく、DIOやジョジョ家との因果も無い状況でしたが、DIOを匿うのが至極当然だと感じながら行動しています。

こうして運命的にDIOとの邂逅を果たしたプッチ神父は、DIOの能力によって左足の傷を治してもらうと共にジョジョシリーズを通じてキーアイテムとなっている｢スタンドの矢(射抜かれるとスタンド能力に開眼する矢)｣を託されています。この過去エピソードによってプッチ神父はスタンド能力に目覚めるキッカケを得た事になる為、ジョジョ6部において重要なエピソードとなっています。

3つ目のエピソードは、出生から16年後、16歳になったプッチ神父は神学生として教会の仕事に従事しており、そんな折懺悔室でブルーマリン婦人の懺悔を聞かされる事になります。この時、ブルーマリン婦人は自身が産んだ子が死産となった事、その悲しみから同じ日に生まれた他人の赤ちゃんと死産となった自身の赤ちゃんをすり替えた事などを懺悔しています。

その後も事細かに懺悔を続けるブルーマリン婦人の話を聞き続けたプッチ神父は、すり替えられた赤ちゃんが自身の双子の弟･ウェザーである事に気づきます。死んだと思っていたウェザーが生きている、そして双子でありながらウェザーは自身とは全く別の人生を生きているという衝撃の事実を突きつけられたプッチ神父は、より一層運命に強く惹きつけられていきます。

しかし、衝撃的な事実が明らかになった瞬間からプッチ神父を取り巻く運命は加速度的に動き出し、更なる衝撃的な事実をプッチ神父にもたらします。それは、生きている事が明らかとなった双子の弟･ウェザーと、自身の妹･ペルラが恋人関係にあるという事実です。兄妹同士が互いの出生を知らずに恋人となっています。この事実を知ってしまったプッチ神父は、運命を呪いながらも2人を別れさせようと決意します。

ウェザーとペルラが知らぬ間に築いてしまった禁断の恋人関係を2人には悟られないままに破談させようと考えたプッチ神父は、私立探偵を雇い2人の恋人関係を壊すように依頼します。しかし、この私立探偵が強烈な黒人差別主義者であった事や、ウェザーを育ててきた父親(実際の血縁関係は無い)が黒人であった事から、私立探偵が暴走し、ウェザーとペルラは私立探偵によって激しい暴行を受ける事になります。

そして、暴走した私立探偵は2人に激しい暴行を行った上でウェザーをボロボロの状態のまま木に吊るし上げるという暴挙に出ます。ぐったりとした様子で木に吊るされたウェザーの様子を見たペルラは、ウェザーが既に死亡していると勘違いし悲しみのあまり湖へと身投げしてしまいます。

妹ペルラの死を目の当たりにしたプッチ神父は、出生時にすり替えられたのが弟ウェザーであった運命や、その後妹ペルラと弟ウェザーが恋人関係を築いてしまったという運命、そして自身の判断と行動によって妹ペルラが死亡してしまったという運命、こうした様々な運命に激しい後悔と深い絶望を抱きます。

この余りにも過酷な一連の出来事によって深く深く絶望するプッチ神父でしたが、この時更なる運命が動き出しています。それは、1年前にDIOから託されていた｢スタンドの矢｣です。｢スタンドの矢｣はひとりでに動き出し、深く絶望するプッチ神父を射抜きます。こうして、プッチ神父は最初のスタンド｢ホワイトスネイク｣を発現させる事になります。

ちなみに、この時実は生きていた弟ウェザーにも双子の因果からかスタンド能力が開眼されており、双子の兄弟が揃ってスタンド能力に目覚めるというジョジョシリーズ初の出来事が起こっています。尚、ペルラの死後にプッチ神父と兄弟である事を知らされたウェザーでしたが、ペルラが妹であった事は知らされておらず、プッチ神父への憎悪だけを強く抱くことになります。

ジョジョ6部に関連するゲーム｢アイズオブヘブン｣でプッチ神父のキャラクターボイスを担当しているのは、声優･中田譲治さんです。ジョージの愛称で親しまれている声優･中田譲治さんは、2018年放送のアニメ｢ゴールデンカムイ｣の土方歳三役や、2004年放送のアニメ｢ケロロ軍曹｣でのギロロ伍長役などで知られる声優であり、現在も声優業界の第一線で活躍を続けています。

• 名前:中田譲治(なかた じょうじ)
• 生年月日:1954年4月22日
• 出身地:東京都
• 血液型:A型
• 所属:大沢事務所

ジョジョ6部に関連するゲーム｢ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル｣でプッチ神父のキャラクターボイスを担当しているのは、声優･速水奨さんです。劇団四季に所属していた経歴を持つ声優･速水奨さんは、2011年放送のアニメ｢Fate/Zero｣の遠坂時臣役や、2005年放送のアニメ｢BLEACH｣での藍染惣右介役などで知られる声優であり、現在も声優業界の第一線で活躍を続けています。

• 名前:速水奨(はやみ しょう)
• 生年月日:1958年8月2日
• 出身地:兵庫県
• 血液型:A型
• 所属:Rush Style

この項までにプッチ神父のスタンド能力やDIOとの関係など、プッチ神父に関する魅力的な事柄を余すところ無く紹介してきましたが、この項ではジョジョ6部に描かれたプッチ神父の壮絶な最後について紹介します。これまでに紹介してきているとおり、DIOが語った｢天国へ行く方法｣に強い関心を持つプッチ神父は、｢天国｣へ行く為に空条承太郎や空条徐倫らと激しい戦闘を行っています。

激しい戦闘を繰り返すプッチ神父は、様々なスタンド能力に覚醒し多くの窮地を脱すると、ついには空条承太郎や空条徐倫を打ち倒すことに成功します。こうして完全なる｢天国｣を出現させ、自身の目論見を果たせるかと思われたプッチ神父でしたが、間一髪のところで空条徐倫の機転によって命をつないでいたエンポリオがプッチ神父の前に立ちはだかります。

このエンポリオというキャラクターは、プッチ神父によって母親を殺されている少年であり、ジョジョ6部において様々な局面で活躍が描かれている魅力的なキャラクターです。｢天国｣の出現まで後僅かな所まで到達していたプッチ神父は、エンポリオが｢プッチ神父から逃れる運命｣を持っている事を察し、後の脅威になる事を恐れ、エンポリオを打ち倒そうとします。

しかし、プッチ神父の前に立ちはだかったエンポリオは、プッチ神父の弟であるウェザーのスタンド能力･ヘビー･ウェザーが収められたスタンドDISCを自身に埋め込み、この能力を見事に操る事でプッチ神父を瀕死にまで追い込みます。そして、エンポリオは｢お前は運命に敗れたんだ!!｣という強烈な皮肉が込められた名セリフと共にプッチ神父に止めの一撃を見舞っています。

こうして、｢天国｣の出現に後一歩まで迫っていたプッチ神父は、エンポリオと弟ウェザーのスタンド能力によって絶命する事になります。尚、プッチ神父の最後の言葉は｢ぐあばあああ｣という壮絶な断末魔となっており、プッチ神父が死亡した事によって｢天国｣の出現は防がれています。しかし、プッチ神父によって｢一巡後の世界｣へと導かれた世界は残されており、ジョジョ7部以降のストーリーに影響を与えています。

ジョジョ6部において強烈な魅力で作品を牽引してきたプッチ神父ですが、彼が強く惹かれた｢天国｣とはそもそもどのような世界なのでしょうか?この点については、既に今回の記事でも触れているとおり｢一巡後の世界｣を意味します。一巡後の世界とは、全ての生物が今後起こりうる自身の運命を知っている世界であり、誰にもその運命を書き換える事が出来ない世界でもあります。

つまり、全人類が今後自身に起こる不幸や絶望を事前に知っている世界であり、事前にそうした不幸や絶望を覚悟して生きる世界です。一見すると天国とは程遠い世界の様に思えますが、プッチ神父は｢幸福とは覚悟である｣という自論を持っている為、そうした事前の覚悟が出来る世界こそが天国だと考えています。そして、プッチ神父は運命が全てを支配する｢天国｣へ本心から辿り着きたいと考えています。

｢天国｣と称される｢運命が支配する世界｣へと本心から辿り着きたいと願うプッチ神父は、この為に親友DIOの遺骨から｢緑色の赤ちゃん｣を生成し、更にはその赤ちゃんと融合を果たしています。これによって結果的にプッチ神父は新たなスタンド能力を覚醒させる事になり｢天国｣へと近づく事になりますが、自身の本懐を遂げる為とはいえ親友の遺骨を吸収するという行為については読者の中でも賛否が分かれているようです。

ともあれ、今回の記事で紹介してきたとおりジョジョ6部に登場するプッチ神父という魅力的なキャラクターは、｢一巡後の世界｣という新たなステージを創造した重要なキャラクターであり、｢一巡後の世界｣が生まれた事によるパラレルワールドが舞台となるジョジョ7部以降にも大きな影響をもたらしています。この事からプッチ神父が登場するジョジョ6部は、ジョジョシリーズの中でも特に重要なシリーズだと考えられています。

ジョジョ6部のみならず、ジョジョシリーズを通じても絶大な人気を誇るプッチ神父は、高精度に造形されたフィギュアなどの関連グッズが数多く販売されており、その多くが好評を博しているようです。尚、上の画像はプッチ神父の高精度フィギュアになり、アマゾンなどでは\8,800～\14,000前後で取引されているようです。

プッチ神父に関連するグッズについては、フィギュアやストラップなど以外にもコスプレ用の衣装などが販売されており、再現性の高さから人気を博しているようです。尚、上の画像はジョジョ6部の作中でプッチ神父が最も多く着用していた神官着を模した物であり、アマゾンなどでは\16,000～で取引されているようです。

この章では、ジョジョ6部に登場する魅力的なキャラクター･プッチ神父が心の拠り所としている｢素数｣について簡単に紹介します。素数とは、｢1と自分自身の数でしか割り切れない整数｣であり、無限に存在する数だと言われています。では、素数は私たちの生活に影響をもたらしているのでしょうか?

2019年現在、多くの人々が活用するパソコンにおいて｢https://｣と表記されるページの多くが素数を元にした暗号によって守られています。また、QRコードなどにも同様の技術が用いられています。つまり、素数は十分に私たち生活に影響を持つ数であり、素数が無ければ安心してホームページを閲覧する事もままならないわけです。

前項でも既に触れていますが、素数とは｢1と自分自身の数でしか割り切れない整数｣という定義を持っており、代表的な数としては2･3･5･7･11などが挙げられます。ちなみに、2013年までに素数は1700万桁の数まで発見されており、無数に存在していると考えられています。尚、素数のみを抽出する数式は2019年現在までに発見されておらず、1つ1つの数字を検証するしか素数を発見する方法はありません。

この章では、今回の記事で紹介してきたプッチ神父や名言に関する感想や評価を簡単にまとめて紹介します。プッチ神父に関する感想や評価として多く見受けられるのが｢かっこいい｣｢強い｣｢好き｣といった好意的なものとなっています。

また、プッチ神父に関しては｢歴代最強のスタンド使い｣と評価する声が少なく無く、空条承太郎やDIOなどと並んで最強クラスのスタンド使いだと考えられているようです。尚、その根拠となっているのは、時間に干渉出来るスタンド能力である点だとされており、これまでのジョジョシリーズに描かれてきた時間停止能力とは真逆の性能を持つプッチ神父のスタンド能力は多くの可能性を秘めていると考えられています。

ちなみに、最強のスタンド使いとも称されているプッチ神父は、ジョジョの奇妙な冒険シリーズに多大な影響を与えたキャラクターだと考えられており、その点に言及する声も多く見受けられます。また、プッチ神父が登場するジョジョ6部をターニングポイントだと考えるジョジョファンも非常に多いようです。この様な感想や評価が多く見受けられるプッチ神父は、ジョジョシリーズに欠かせないキャラクターだと言えそうです。

今回の記事では、人気作品｢ジョジョの奇妙な冒険シリーズ｣の6部に登場するプッチ神父について、名言･名セリフを一覧にまとめて紹介すると共にスタンド能力やDIOとの関係などを紹介してきましたが如何でしたか?歴代最強のスタンド使いとも称されるプッチ神父は、多くの名言を残しジョジョファンを魅了しているほか、ジョジョ6部以降にも多大な影響を与えている強烈なキャラクターです。

また、今回の記事でも紹介しているとおりプッチ神父は悪役でありながらも非常に人気の高いキャラクターであり、ジョジョシリーズを語る上で外す事の出来ないキャラクターです。ジョジョ6部を未視聴な方がジョジョ6部を視聴する際は、プッチ神父の名言に注目する事をお勧めします!また、既にプッチ神父に魅了されている方は、ノベライズ化されている作品にもプッチ神父が登場しますので、そちらをチェックです!