【オーバーロード】ツアーは最強クラスの竜王？強さ・正体やアニメ声優を紹介

「オーバーロード」で最強クラスの竜王と称されるツアーが、アインズよりも強いのか弱いのかについて、その強さや正体などを考察していきます。さらに、ツアーのアニメ声優を務める山野井仁さんについて紹介し、ツアーとユグドラシルやプレイヤーとの関係についてもそれぞれ考察していきます。まず、ここでは「オーバーロード」の作品情報をみていきます。

「オーバーロード」は丸山くがね先生による、なろう系のダークファンタジーのライトノベルです。小説投稿サイト「Arcadia」にて2010年から連載がスタートし、2012年からは「小説家になろう」でも連載されています。そして、単行本は16巻（2023年4月時点）まで刊行されており、累計発行部数は1100万部（2021年12月時点）を突破している大人気作です。

さらに「オーバーロード」は2014年からコミカライズ版も発表されており、他に4コマ漫画化や劇場版アニメ化、ゲーム化も実現しています。また、テレビアニメ化もされており、第1期は2015年7月～9月に放送されていました。さらに、第2期は2018年1月～4月、第3期は同年7月～10月にそれぞれ放送され、第4期は2022年7月～9月に放送されていました。

長く続いたゲーム「ユグドラシル」のサービスが終了し、終了の瞬間を待っていたプレイヤーのモモンガでしたが、時間が過ぎても強制ログアウトが起きず、NPCたちも勝手に動き出します。驚くモモンガでしたが、いつの間にか自身がゲーム内のキャラになっており、ユグドラシルに似た異世界に転移していることに気づきます。そこで、彼はアインズ・ウール・ゴウンと名乗り、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて奮闘していきます。

「オーバーロード」のツアーは、白金の竜王（プラチナム・ドラゴンロード）で、アーグランド評議国の永久評議員の座に就いています。ここで、白金の竜王とは、主人公の転生した世界で最強の種族と称されるドラゴンの中でも、突出した能力を持つ竜王（ドラゴンロード）の一種とされています。その本名はツァインドルクス=ヴァイシオン、種族は異形種（竜）、性別はオスで、誕生日は星の降る夜、趣味は世界を観察することです。

そして、ツアーの年齢は500歳から600歳くらいと考えられており、長年生きていることから伝説級の人物と実際に会ったこともあります。また、かつてツアーは遠隔操作で白銀鎧を操り、十三英雄の一人である「白銀」として仲間たちと旅したこともあります。

「オーバーロード」のツアーは理知的で穏やかな性格をしており、強大な力を持っているにもかかわらず、一切自身の立場や能力にうぬぼれることがありません。一方、状況によっては手段を選ばない非情な決断をする覚悟も持ち合わせており、常に損得を考えた上での言動となっています。次に、ファンの間で注目されているツアーはアインズよりも強いのか弱いのかについて、ツアーの強さを考察していきます。

ここまで「オーバーロード」でアインズよりも強いのか弱いのかが注目を集める、ツアーのプロフィールや性格、人物像などをみてきました。次に、ツアーの能力や白金の鎧についてみていき、その強さやアインズよりも強いのか弱いのかを考察していきます。

「オーバーロード」のツアーは竜王という種族としての強大な力に加え、始原の魔法（ワイルド・マジック）を使えます。始原の魔法は使い手が少なく、特に爆発の魔法に関しては、炎属性に対する完全耐性を持っているシャルティアが、瀕死になるほどの大ダメージを受けたほどの高威力を誇ります。

「オーバーロード」のツアーの本来の姿はドラゴンですが、普段はその姿を隠しており、遠隔操作で空っぽの白金の鎧を操っています。そして、王国殲滅のために行動していたアインズやアルベドの前に、遠隔操作で操った白金の鎧の姿で現れた際には、ツアーは正体を隠すために「リク・アガネイア」と名乗りました。

また、白金の鎧は白銀の全身鎧（フルプレート）となっており、常に4つの武器が鎧の周りに浮遊しています。その武器とはガードや薙ぎ払いが得意な大剣、クリティカル率の高いポン刀、中距離に長けた薙刀のような武器、アーマーブレイクなハンマーの4つです。

さらに、ツアーは現在、かつて討伐した八欲王のギルド武器をアーグランド評議国の本拠地で守り続けています。ツアー自身は外出できないため、ツアーは白金の鎧を通して世界に関わっているのです。また、作者の丸山くがね先生のツイートから、ツアーが操る白銀の鎧自体が作中屈指の強さを誇るようです。しかし、その白金の鎧でも、ツアー本体の戦闘力には遠く及ばないと言われています。

「オーバーロード」のツアーは最強クラスの竜王なのか、それともアインズよりも弱いのかが、ファンの間で話題になっています。そこで、ツアーは強いのか弱いのか、その強さを考察していきます。ドラゴンはアインズが転移した世界において最強の種族と言われています。そして、ドラゴンは遠くにいる相手の気配を感知することができるなど、特有の知覚能力に優れており、幻覚などを見破る能力も持ち合わせています。

そのドラゴンの中でも特に優れた能力を持つのが、竜王（ドラゴンロード）です。ツアーと同格の竜王は500年前に起きた八欲王討伐の際に、ほとんどが戦死しています。そのため、その戦いで生き残ったツアーは現存する竜王の中で最強クラスの強さだと考えられており、白金の竜王（プラチナム・ドラゴンロード）の異名を持つなど、恐れられています。

さらに、ツアーは竜王として強大な力を有するのみならず、上記の通り、始原の魔法（ワイルド・マジック）を使うこともできます。加えて、ドラゴン特有の感知能力に関しても、かなり高位の魔法が使えない限り、ツアーの監視から逃れるのは難しいとされています。そのことから、ツアーの攻撃力はナザリックの最強守護者であるシャルティアと互角かそれ以上だと考えられています。

実際、十三英雄の一員だった頃のツアーの仲間であるリグリットは、ツアーのことを「己に縛りさえかけてなければこの世界で最強の存在」と評しています。ただ、アルベドやデミウルゴスといったNPC相手なら、作中屈指の強さを発揮できているツアーですが、アインズと戦った場合、どちらが強いのかが注目されています。実際の戦闘シーンをみていくと次の通りです。

リ・エスティーゼ王国に魔導国が侵攻してきたため、アズス・アインドラの要請で、ツアーも白金の鎧を用いて参戦します。その戦いで、アズスが陽動作戦を繰り広げる中、ツアーとアインズの一騎打ちが実現しました。ツアーは白金の鎧を操り、アインズの前で偽名のリク・アガネイアと名乗ります。そして、アインズとほとんど互角の勝負を展開するツアーでしたが「魔導王の底は見えた」と発言し、撤退しました。

しかし、このときのアインズはパンドラズ・アクターが化けていた偽物でした。偽物は本物のアインズの8割ほどの実力しかなく、アインズ専用の通称「モモンガ玉」という世界級アイテムによるアシストもありません。そのため、ツアーもアインズも本体同士の戦いだったなら、どちらが強いのかは分からないままとなっています。

ただ、本体同士の直接対決になった場合、ドラゴンであるツアーは種族的にアインズよりも有利ですが、アインズの持つ世界級アイテムにより、始原の魔法が効かない可能性があると考えられています。そして、もしツアーの始原の魔法がアインズに効かないなら、位階魔法の使えないツアーはかなり不利だと推察されています。

一方、アインズは世界級アイテムを使うことで、おそらくツアーの始原の魔法を防ぐことができ、世界級アイテムにより竜特攻も使える強みがあると考えられています。しかし、種族的にはドラゴンであるツアーはアンデッドであるアインズにとって天敵です。加えて、もしかしたらツアーが始原の魔法を使える真なる竜王であることから、世界級アイテムの効果を防げる可能性も浮上しています。

つまり、ツアーとアインズが本体同士で対決した場合、アインズの世界級アイテムが効果を発揮すればツアーにかなり不利ですが、もし世界級アイテムがツアーに効かなければ、ツアーがアインズを圧倒すると予想されています。それなので、ツアーがアインズよりも弱いかどうかは、世界級アイテムの効果次第だと考えられていることが分かります。

ここまで「オーバーロード」でアインズよりも強いのか弱いのかが注目されている、ツアーのプロフィールや性格、人物像などを紹介してきました。さらに、ツアーの強さやアインズよりも強いのか弱いのかを考察してきました。

そして、ツアーとアインズの対決は作中で実現しましたが、ツアーは白金の鎧で、アインズも偽物が戦っていたため、本体同士で戦った場合、どちらが強くて弱いのかは不明であることが分かりました。ただ、直接対決した場合、世界級アイテム次第なのではないかと予想されていることも分かりました。次に、ツアーの正体や目的を考察していきます。

「オーバーロード」に登場するツアーの正体について、ツアーはドラゴンという種族の中でも飛び抜けた能力を有する竜王の一角、白金の竜王（プラチナム・ドラゴンロード）です。魔導国の北方に位置し、リ・エスティーゼ王国と隣合うアーグランド評議国にて永久評議員も務めています。また、推定500歳～600歳とされるツアーは、人類が神として崇拝する六大神と、同じ時代を生きていたこともあります。

また、約500年前には人類を救うためにツアーは八欲王と戦い、多くの仲間を失う犠牲を払いながら勝利を収めました。その数百年後、ツアーは白金の鎧を操り、十三英雄の一員と共に人類と共闘しました。そして、現在のツアーはアーグランド評議国にて永久評議員として、ある目的のために世界情勢を静観していますが、常に世界の均衡を気にかけており、何かあると内密に動いています。

「オーバーロード」のツアーの目的について、ツアーはユグドラシルや転移者の存在、100年ごとに世界にプレイヤーが転移する「百年の揺り返し」という現象のことを知っています。そして、過去の経験から、八欲王のような世界の脅威になり得るプレイヤーの降臨に対抗するため、密かに各地を巡回したり、ユグドラシル由来のマジックアイテムを収集したりするなど、戦いへの準備を整えています。

ここまで「オーバーロード」でアインズよりも強いのか弱いのかが注目のツアーのプロフィールや性格、人物像などを紹介してきました。さらに、ツアーの強さやアインズと比較、そして正体や目的を考察してきました。

ツアーの正体は白金の竜王で、現在はアーグランド評議国にて永久評議員を務めていることが分かりました。さらに、世界の脅威となり得るプレイヤーの降臨に対抗するため、いつも世界の均衡を気にかけており、内密に動いていることなども分かりました。次に、ツアーのアニメ声優を務める山野井仁さんのプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。

「オーバーロード」でツアーのアニメ声優を務めたのは、ベテラン声優の山野井仁さんです。ツアーの声優を務める山野井仁さんは1962年11月16日生まれ、年齢は60歳で、東京都出身です。身長は180cm、血液型はB型、趣味は剣道や器械体操だと明かしています。

さらに、ツアーのアニメ声優の山野井仁さんの所属事務所は懸樋プロダクション、1990年代から声優やナレーターとして活躍しています。次に、ツアーのアニメ声優の山野井仁さんの声優としての主な出演作品を紹介していきます。

テレビアニメ「HUNTER×HUNTER」ゼパイル役、「勇者指令ダグオン」沢邑森（シン）役/アーマーシン役/ダグアーマー役、「十二戦支 爆烈エトレンジャー」ドラゴ役、「コードギアス 反逆のルルーシュ」オデュッセウス・ウ・ブリタニア役、「トランスフォーマー スーパーリンク」エアグライド役、ジョーンズ役、ショックウェーブ/ショックフリート役、「聖女の魔力は万能です」ジークフリート・スランタニア役などです。

他に「最遊記」独角兕役、「魔法科高校の劣等生 来訪者編」ベンジャミン・カノープス役などがあります。また、吹き替えではジャッキー・チェンの作品や、洋画「ゴッドファーザー PART II」ヴィトー・コルレオーネ役、「ヘルボーイ」ヘルボーイ役、「アンタッチャブル」ジョージ・ストーン役、海外ドラマ「CSI:科学捜査班」ウォリック・ブラウン役、「THE BLACKLIST/ブラックリスト」ハロルド・クーパー役などを演じています。

 ここまで「オーバーロード」のツアーのプロフィールや性格、人物像などを紹介してきました。さらに、ツアーの強さやアインズよりも強いのか弱いのかを考察し、その正体や目的を考察してきました。また、ツアーのアニメ声優を務める山野井仁さんのプロフィールや主な出演作品を紹介してきました。次に、ツアーとユグドラシルやプレイヤーとのそれぞれの関係を考察していきます。

アインズがこの世界に転移する約500年前、ユグドラシルのプレイヤーだった男性7人と女性1人がアインズと同様にこの世界に転移しました。彼らはプレイヤーとしての力を利用し、魔法の概念を変えるなど、やりたい放題したことから、八欲王と呼ばれるようになりました。その後、竜王たちは大きな犠牲を払いながら、八欲王を討伐します。

その戦いでツアーと同格のほとんどの竜王たちが戦死しましたが、ツアーは生き残りました。そして、その戦いから300年後、ツアーは白銀の鎧を遠隔操作で操り、魔神討伐のためにのちに「十三英雄」と呼ばれるパーティーに加わりました。この経歴から、ツアーはユグドラシルと深い関わりのあるキャラであることが分かります。

ツアーとプレイヤーとの関係について、まずツアーの経歴を詳しくみていきます。500年前、ツアーはスレイン法国の六大神と取引します。ここで、六大神とはスレイン法国で信仰されている6人の神のことです。六大神は600年前に降臨し、スレイン法国の基盤を築き、強大な力を持った他種族との戦いに負けつつあった人間を絶滅の危機から救いました。その正体はユグドラシルから転移してきたプレイヤーであると示唆されています。

その後、ツアーは時期は不明ながら、スレイン法国と世界盟約を結びました。その後、転移してきた8人のプレイヤーである八欲王によって、世界の法則がねじ曲げられます。そこで、竜王たちが八欲王を討伐すべく、大きな戦いが起こり、ツアーも参戦しました。その結果、首都や武器を残し、八欲王は討伐されました。その後、ツアーは時期は不明ながら、自分のもとで八欲王が残した武器を1つを預かることとなりました。

それから300年後の200年前、世界の各地で魔神が暴れ始めたため、ツアーは遠隔操作で白金鎧を操り、魔神討伐に加わりました。その討伐を行ったパーティーは、のちに十三英雄と呼ばれるようになります。しかし、魔人討伐後、ツアーがパーティーメンバーに正体を明かすと、仲間たちから激怒されてしまいました。その後、時期は不明ながら、十三英雄のリーダーが死亡したため、パーティーは解散となりました。

その十三英雄のリーダーも、プレイヤーだったのではないかと推察されています。それから200年後の現代、プレーヤーのアインズが転移してきて、彼が率いる魔導国とツアーは対峙しています。このように、ツアーは世界の均衡のため、年代ごとにプレイヤーと戦ったり、共闘したりしており、どの年代でもプレイヤーと深く関わっていることが分かります。

「オーバーロード」のツアーのビジュアルに関して、キャラクターデザインが非常にかっこいいと高く評価されています。

「オーバーロード」のテレビアニメ4期の11話で描かれたツアーの戦闘シーンについて、とてもかっこよくて最高だったと絶賛されています。

「オーバーロード」に登場するプレアデスとは、ナザリック地下大墳墓の第十階層に配置された防衛チームです。「戦闘メイド」で構成された6人の美しい女性NPCであり、玉座の間に向かうプレイヤーの前に立ちはだかります。そして「オーバーロード」のテレビアニメ4期の11話を観て、ツアーがそのプレアデスと戦うところが観てみたいという感想となっています。

以上、人気アニメ「オーバーロード」に登場するツアーについて、その強さや正体などをみてきました。そして、ツアーは始原の魔法の使い手で、最強クラスの竜王と称されており、普段は遠隔操作で操る白金の鎧を介して外界と関わっていることが分かりました。

さらに、ツアーはアインズよりも弱いのかがファンの間で注目されていますが、実際に本体同士が戦ったらどうなるかは不明で、世界級アイテム次第なのではと考えられていることが分かりました。また、ツアーの正体や目的を考察し、ユグドラシルやプレイヤーとの関係、アニメ声優の山野井仁さんについてもみてきました。今後も「オーバーロード」のツアーの活躍に注目していきましょう！