オーバーロード・アルベドの裏切りの噂の真相は？正体・真の姿や謎を考察

ライトノベルが原作の大人気アニメ「オーバーロード」！現在アニメの3期が2018年7月10日よりTOKYO MXやMBSなどで放送されています。オーバーロードには多くの人物が登場しますが、中でも今回注目するのはオーバーロードの主要人物であるアルベドです。アルベドは人一倍、主人公・モモンガに対して忠誠を誓っていますが、裏切り疑惑をかけられたことがありました。今回はアルベド周辺を調査しながら裏切りの真相に迫ります！

オーバーロードとは丸山くがねさんによって描かれたダークファンタジーのライトノベルです。2012年7月30日からKADOKAWA書店から出版されており、既刊は現在13巻です。2015年には漫画版オーバーロードも月刊コンプエースで連載が始まりました。こちらは2018年1月現在既刊8巻となっています。同誌で2017年3月号から「オーバーロード 不使者のOh!」という4コマ漫画の連載も始まりました。現在既刊2巻となっています。

そして、オーバーロードは2015年7月にアニメ化を果たしました。2018年1月からは2期、そして2018年7月現在3期が放送中です。もともとは小説投稿サイト「Arcadia」で連載し、「小説家になろう」にも後に掲載されました。現在は書籍版とウェブ版に分かれています。2016年の「SUGOI JAPAN Award」ラノベ部門4位、2017年の『このライトノベルがすごい！』単行本・ノベルズ部門では見事1位に輝いた実績も持っています。

オーバーロードの舞台は2138年です。その時代に一大ブームとなった仮想現実体感型オンラインゲーム(VRMMORPG)のユグドラシルはサービス終了を迎えようとしていました。かつてそのプレイヤーの1人であったモモンガがオーバーロードの主人公です。モモンガ自身ながらくゲームにログインしていませんでしたが、サービス終了と聞いて、最後くらいは思い出の詰まったゲームの中で過ごそうとユグドラシルにログインしました。

モモンガが所属していたのはギルド・「アインズ・ウール・ゴウン」というゲーム内ではかなりの知名度を誇る最強とも呼び声の高いギルドでした。そのギルドの本拠地・ナザリック地下大墳墓でモモンガは仲間たちとの思い出を振り返りながら、サービス終了を待っていました。もちろん、当時の仲間は誰1人としてログインしてきません。そしてついにサービス終了の時間となります。しかし、時間を過ぎても強制ログアウトされません。

それどころか、モモンガたちがつくったNPCたちが自らの意思をもって動き出し、自分もゲームのなかのキャラクターとなってしまいます。おまけに外に出るとそこには見たことのない異世界が広がっています。モモンガはユグドラシルのプレイヤーを探すこと、そしてかつての栄光を再び手に入れるため、自らをギルド名であった「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗り、ナザリックのNPCたちを率いて、この異世界に駆け出したのでした。

オーバーロードにはたくさんのキャラクターが登場しますが、今回特集するのは画像の可愛らしい女性・アルベドです。種族はサキュバスで身長は170cmと女性にしては長身です。もともとの設定は「ちなみにビッチである」というものでしたが、モモンガがサービス終了間際に「モモンガがを愛している」と冗談で書き換えたためモモンガの事を一途に愛しています。そんな彼女は裏切りの疑いをかけられますが、それは後で紹介します。

アルベドの役職は階層守護者の統括です。また自称モモンガの本妻でもあります。階層守護者とはナザリック地下大墳墓の各階層を守護するために任命された者であり、担当階層で一番権力を持っているキャラクターです。その階層守護者を統括する役職のアルベドは実質ナザリック地下大墳墓に存在する全NPCの頂点に立っている存在と言えます。基本はモモンガと行動を共にしていますが、自室は第9階層にもっておりそこに住んでいます。

画像の通り、サキュバスにしてはアルベドはかなり変わった外見をしています。輿から黒い天使の翼が生えており、頭にはこめかみから角が生えています。金色の瞳をしており、基本的には非常に落ち着いているため、何事もなければ絶世の美女とも言えます。黒い翼は自分の感情表現にも使われることがあります。しかしかなりの毒舌家であだ名には「大口ゴリラ」やヒロインならぬ「ヒドイン」などがあり、モモンガをいつも困らせます。

オーバーロードのアルベドはモモンガを一途に愛しすぎているという点以外でではオーバーロードのキャラクターの中では比較的まともな方です。階層守護者を統括する役目を担っているため、失態を冒したものに対しては厳しく叱責することがあります。不利益な行動をとっている場合、主人のモモンガであっても厳しい言葉をかけることがあります。モモンガはこれに対し注意することもありますが、その注意は割と素直に受け入れます。

真面目そうなオーバーロードのアルベドですが、その本心はモモンガというものだけに対する忠誠心と愛情です。つまり、モモンガのためを思ってやっているだけであって、階層守護者を含め、ナザリックに住むNPCのことはどうでもいいと思っています。また、人間が嫌いで「下等生物」「脆弱な生き物」と言っています。同じくモモンガが好きなシャルティア・ブラッドフォールンとは恋敵で喧嘩しますが、仲が悪いわけではありません。

オーバーロードのアルベド役を演じているのは原由実さんです。1985年1月21日生まれの33歳です。アーツビジョンに所属しており、歌手としての活躍もあります。声優活動は2008年、音楽活動は2012年から行っています。オーバーロードのアルベド以外に演じたアニメキャラクターはTHE IDOLM@STERの四条貴音役、ブレイブウィッチーズのアレクサンドラ・I・ポクルイーシキン役、魔法少女サイトの雨宮小雨役などがあります。

オーバーロードのアルベドの戦闘能力について紹介していきます。階層守護者自体がツワモノぞろいですが、その階層守護者を統括する理由は何なのでしょうか？アルベドの戦闘能力どれほどなのか必見です！

オーバーロードのアルベドの属性はサキュバスのため極悪でカルマ値は-500となっています。レベルはNPC最高位にふさわしい100です。しかし、階層守護者もほぼ全員lv100であり、さすがユグドラシルでも最強と謳われたギルドのNPCと言うべきでしょう。種族レベルは小悪魔(インプ)lv10などがあります。戦闘力の高さで言えばナザリック地下大墳墓の1~3階層守護者で恋敵でもあるシャルティア・ブラッドフォールンには敵いません。

そして智謀策謀などの軍師的な面ではナザリック地下大墳墓第7階層守護者のデミウルゴスには敵いません。しかし、階層守護者はそれぞれ得意な分野を持っており、一方で弱点もあります。アルベドはそれに対してすべてのステータスで高いレベルに達しています。戦闘能力だけではなくその他に内政能力や実務能力、さらには編み物や掃除などの家事をする能力まで持ち合わせており、まさに何でもできるお母さんといったような存在です。

そしてアルベドの種族レベルはガーディアンlv10、ブラックガードlv5、アンホーリーナイトlv5、シールド・ロードlv10、暗黒騎士(ダークナイト)lv2など防御に重点が置かれています。HPと防御力はナザリック地下大墳墓階層守護者中1番です。モモンガの側近としての役目も十分に果たせます。総合した戦闘能力はシャルティア・ブラッドフォールン、マーレ・ベロ・フィオーレに続いてナザリック地下大墳墓全体で第3位となっています。

戦闘態勢に入るとアルベドは鎧を装備します。その鎧はなんと3重装甲になっており、ダメージを鎧に受け流すスキルを持っているというおまけつきです。そのスキルと装甲で超位魔法を3連続で耐えることができるレベルの非常に高い防御力を持っています。しかし、守りだけがアルベドの強さではありません。先ほど言ったように全体的に高いステータスを持っており、職業も戦士職であることから攻撃力もそれなりに高くなっています。

オーバーロードのアルベドはワールドアイテムである「真なる無(ギンヌンガガプ)」を与えられています。これは対物体に対して特攻を持つアイテムです。このギンヌンガガプを変形させ、武器として使います。しかし攻撃に特化している同じ戦士職のセバス・チャンやコキュートスにはやや劣ります。しかし、敵はアルベドに一切攻撃を通すことができず、アルベドは一方的に攻撃を繰り出すことができる状況になれば怖いものなしです。

主人公・モモンガを愛し、忠誠を誓っているアルベドですが、原作小説の第6巻のとある出来事で、読者からアルベドは裏切りを考えているのではないかという話が浮上しました。アルベドの裏切りは本当なのか？また、その疑われた理由は？アルベドの正体を検証していきます。

アルベドが読者から裏切りの嫌疑をかけられたのはアルベドが自室にいた時の行動からです。アルベドはナザリック地下大墳墓の第9階層にある自室で、かつて自分を生み出してくれたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のギルドサインが刺繍された紋章旗を飾っていませんでした。さらに、アルベドはただ紋章旗を飾っていなかっただけではありません。その紋章旗はほこりをかぶっており、部屋の隅でぞんざいに扱われていたのです。

それを見たアルベドは自分が所属しているギルドであるアインズ・ウール・ゴウンを「くだらない」と吐き捨てます。また、Blu-ray第1巻の初回生産特典である書下ろし小説にはそのシーンがより詳しく描かれています。アルベドに9階の自室を与えられた時、最初はその部屋にそのアインズ・ウール・ゴウンの旗は飾られてました。これを床に落として踏みつけるのです。これが読者からアルベドが裏切りを企んでいると予想した理由です。

モモンガはオーバーロードでアルベドから裏切りにあうのか。結論から言うと、アルベドは裏切りなど画策していません。しかし、モモンガに裏切りを行うことはありませんが、ある意味アインズ・ウール・ゴウンに対しては裏切りの意思を持っています。それはどういう意味なのでしょうか？そして、なぜアインズ・ウール・ゴウンの紋章旗をぞんざいに扱うなどしたのでしょうか？それにはアルベドなりの理由があり、紹介していきます！

なぜアルベドがアインズ・ウール・ゴウンに対して裏切り行為ともとれる行動を起こしたのか？その理由は「ギルド」としてのアインズ・ウール・ゴウンに恨みを持っていたからです。恨みを持っていた理由を見つけるには、まだユグドラシルがサービス終了を迎える前、モモンガが他のプレイヤーたちと楽しくプレイしてた時代までさかのぼらなければなりません。紋章旗を踏みいじるほどの理由が一体どこにあるのでしょうか？

その昔、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」が全盛期を迎え、少しずつ衰退していった頃の事です。この時のアルベドの正体はまだただのNPCとして設定どおりに動いているだけでした。しかし、どうやらアルベドにはこの時の記憶も残っているようです。衰退期を迎えたアインズ・ウール・ゴウンのギルドメンバーは現実世界の事情など個々の理由により、ユグドラシルを引退するプレイヤーが増え、その人数は少しずつ減っていきました。

アルベドはそのギルドメンバーが減っていく状況をずっと見ていたのです。モモンガは最後まで残っていました。しかし、プレイヤー人数的にもギルドは続かなくなり、ユグドラシルの世界から離れることになります。そしてサービス終了日当日、ログインしたのはやはりモモンガだけでした。思い出にふけるモモンガを見て、アルベドは「かわいそう」と感じたのです。そしてモモンガ以外誰一人ログインすることなく終了時間となりました。

昔は名をユグドラシルの世界にとどろかせたアインズ・ウール・ゴウンでしたが、最後に残ったのはモモンガただ1人です。モモンガはどこか悲しい顔をしていました。アルベドはモモンガを悲しませたそんなギルド「アインズ・ウール・ゴウン」に対して怒りを持っていたのです。そのため、アインズ・ウール・ゴウンの旗を踏みいじっていました。これがアルベドの裏切りの理由とその真相です。

ここでの大前提はオーバーロードのアルベドはアインズ・ウール・ゴウンというギルドやその名前に忠誠や愛を誓っているわけではなく、アインズ・ウール・ゴウンを名乗っている「モモンガ」に対して忠誠や愛を誓っているということです。サービス終了直前に「モモンガを愛している」という設定に書き換えたことがすべての始まりです。もし、この設定が書き換えられていなければ、このようなことは起こっていないかもしれません。

今までの理由から、アルベドはモモンガがギルド名であった「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗っていることをあまり良く思っていません。そのため、アルベドはアインズの事を貴方様と呼ぶこともあるほか、元の名前の「モモンガ」を「あの素敵なお名前」ということもあります。設定上、異常なほどモモンガのことを愛していますが、姿や裏切りの理由からもわかる通り、もともと非常に心優しいキャラクターだったと言えるでしょう。

モモンガからの命令であれば自害も辞さないアルベドですが、モモンガに寂しさを感じさせたギルドメンバーには憎悪を抱いています。生みの親のタブラ・スマラグディナも例外ではありません。キャラクターは基本創造主に味方しますがアルベドはタブラがいても裏切り、モモンガの味方となるでしょう。理由は今まで語った通り、アルベドはモモンガさえいればいいのです。これがオーバーロードのアルベドの裏切り疑惑の真相と理由です。

裏切りの理由の次はアルベドの人間関係について考察していきます。いつもモモンガにべったりのアルベドですが、他の階層守護者や血縁のある者とはどのような関係なのでしょうか？アルベドの事をもっと理解するために、周囲の事も押さえておきましょう！

ニグレドというキャラクターがナザリック地下大墳墓の第5階層「氷河」に存在します。「氷結牢獄」と呼ばれる館に配置されていますが、その正体はアルベドの姉です。創造主はタブラでアルベドと同じ、設定も姉妹設定であるため、お互い姉妹であることを認識しています。配置はされているものの、投獄されているため、氷結牢獄からでることはできません。またニグレドは書籍版のみで登場しており、web版では非登場となっています。

身長は170cmとアルベドと同じで、種族は不明ですがその正体はサキュバスとの噂もあります。情報収集に特化した魔法詠唱者です。アニメ版では一切登場がないため画像はありませんが、外見は黒の喪服姿に長い黒髪で、まるでお化けのようになっています。顔のパーツは非常に整っていますが、問題なのは顔の皮膚がないことです。その見た目からタブラが初めてニグレドを作った際は、仲間から全力の攻撃を浴びせられたそうです。

しかし顔の皮膚さえあれば正体はアルベドにそっくりと言われています。性格は見かけによらず結構まともです。しかし、設定に「亡子を求める怪人」とあり、赤子の人形を渡さないと襲われるうえに、会話を始めることすらできません。異世界転移後もこの設定は引き継がれています。そのような設定が理由で子供に対しては非常に甘い一面があります。過去には子供を守るためにペストーニャと一緒にアインズに逆らったこともあります。

生物・無生物関係なく探知することができ、自分から率先して防御魔法を発動してから探知を行うかなり優秀な存在です。見た目とはうらはらに意外と茶目っ気があります。妹のアルベドとは姉妹らしく、砕けた感じで話します。次に紹介する妹のルベドですが、ニグレドはアルベドを可愛い方の妹としている一方で、ルベドを可愛くないほうの妹としています。アルベドはルベドを信頼しており、ルベドに関しては二人とも分かり合えません。

ルベドというNPCがいます。その正体はアルベドの妹です。つまりアルベドはニグレド・アルベド・ルベドの3姉妹と言うことになります。ルベドもニグレド同様書籍版のみの登場でアニメに登場していません。さらにこのルベドは性別が女である事以外謎に包まれています。ただ、ルベドの起動実験が行われたことがあり、他に起動実験はガルガンチュアしか行っていないため、ルベドはゴーレムか自動人形の可能性が高いと言われています。

ルベドの正体はナザリック地下大墳墓で最強のNPCです。単純な戦闘ならば守護者を倒すことは容易であるほか、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」で最強のプレイヤーであったたっち・みーすら倒してしまいます。もちろん、モモンガが準備を尽くし、万全の状態でルベドに勝負を挑んでも勝ち目はありません。そんな理由から、姉のニグレドはいつかナザリックに災厄をもたらすと感じており、妹であることをあまり快く思っていません。

ルベドもタブラ・スマラグディナによって創られたが、明らかにアルベドやニグレドとは違い、実際に全く違う創造の仕方で作成されたようです。モモンガ自身ルベドをどうすることもできませんでしたが、アルベドが至高の四十一人の探索を願い出た時に、ルベドの指揮権を与えてほしいと申し出た。最初はその危険から断っていたものの、「最強のチームを作りたい」というアルベドの思いを受け入れ、ルベドの指揮権を与えました。

理由をこじつけてルベドの指揮権を手に入れたアルベドでしたが、その正体は実の妹である上に、ナザリック最強のNPCです。ただの探索に終わるはずがありません。さきほどアルベドがアインズ・ウール・ゴウンに裏切りの念を抱いているとしましたが、至高の四十一人もそれは例外ではないため、探索を行い、見つけ次第ルベドを使って皆殺しにしてしまうのではないかと推測する人も少ないありません。

シャルティア・ブラッドフォールンはナザリック地下大墳墓の第1~3階層の階層守護者です。身長は140cm、通称「鮮血の戦乙女」といわれており、いわゆる吸血鬼で種族は真祖(トゥルーヴァンパイア)です。外見の年齢は14歳ほどですが、不思議なオーラをまとっています。ゴスロリキャラで黒を基調としているボールガウンやフィンガーレスグローブで白い肌を隠しています。また、アルベドの正体を知っているキャラでもあります。

身長も小さく、顔も幼いですが、胸だけ異様に膨らんでいます。しかしこの正体はなんと胸パッドです。アウラから「ニセ乳」とまで言われています。激しい運動をするとパッドがずれてしまうため、移動は基本的にゲートを利用しています。ただし、本気で戦うときはあらかじめパッドを外しています。かなり癖の強いキャラクターで、「血の狂乱」という血を浴びると暴走するスキルも持っており、階層守護者からバカ扱いされています。

属性は邪悪～極悪でカルマ値は-450です。職業レベルはワルキューレ/ランス/lv5、カースドナイトlv5、クレリックlv10など攻撃に特化しています。そのこともあって、階層守護者の中で、1対1の勝負なら最強と言われています。ステータスも冗談や趣味嗜好を抜いてガチな配分がされており、バランスのとれた能力値はもちろん、ステータス異常を無効化するなどという強力なスキルを持ち合わせています。

対アンデットに適している信仰系魔術詠唱者であるにも関わらず、肉弾戦にもたけています。さらに、全力で戦うときには「スポイトランス」というものを装備します。かわいいのは「スポイト」という名前だけで、非常に凶悪な武器で、アインズすら圧倒してしまいます。防具もレジェンド級のアイテムばかりを装備しているため、ゴッズクラスレベルの装備で攻撃しない限りまともにダメージは入らない、まさにチートキャラクターです。

制作者はペペロンチーノで「嗜虐趣味」「ロリババア」「屍体愛好家(ネクロフィリア)」などの設定が組み込まれています。口調も語尾に「ありんす」をつけるかわいらしい廓言葉を使いますが、ほとんどは使い方が間違っています。一人称は基本的に「わたし」ですが、一日一度だけ「わらわ」を使うため、気になる人は是非耳を傾けてください。本当に元気がない時は廓言葉を使いません。

そしてシャルティア・ブラッドフォールンと言えばアルベドの恋敵です。二人ともアインズを愛しています。ただし、シャルティアの愛し方はアルベドとは少し違います。アルベドはモモンガのことが好きなのに対して、シャルティアは「屍体愛好家(ネクロフィリア)」という設定から、種族・死の支配者(オーバーロード)のアインズのことを愛しています。アインズが服を脱いだ時シャルティアは一人で興奮していました。

また、シャルティアが罰でアインズの椅子になったときにはひどく興奮した一方、アルベドはそれを見て我慢ならない顔をしていました。しかし、シャルティアとアルベドは仲が悪いわけではありません。正妻をめぐって対立していることは間違いありませんがアニメ3期の第1話ではアインズから休暇を与えられ、女子会を仲良く開いていました。

次はアルベドの正体について考察していきます。今までの考察ではモモンガだけを愛する可愛い女性という流れですが、実はアルベドの設定には、タブラ・スマラグディナによって重大なことがかかれています。それが何なのかアルベドの正体に迫ります！

タブラ・スマラグディナは作成当初「彼女はもともと最高位の天使として生れる筈であった。しかしその際に夢見る国の化け物と融合した醜悪な姿で誕生した」とアルベドを設定していました。そのためアルベドは「慈悲深き純白の悪魔」の異名をもっています。アニメ1期第1話で少しだけ「モモンガを愛している」が設定されていないアルベドを見ることができますが、「慈悲深き純白の悪魔」にふさわしい立ち振る舞いとして評判でした。

さらに普段の表情は自分の欲望を抑え込んでいると設定されています。その抑え込んでいる感情というのは「弱者を残忍に甚振りたい」というものです。もしこの欲望が解放されれば、ナザリックはたちまち血の海となり、アルベドは暴虐の限りを尽くすでしょう。しかし、守護者統括という任があるうちは自分をコントロールしています。このように見た目は可愛いと評判のアルベドですが、その正体は極悪非道の残忍な悪魔といえます。

モモンガはアルベドの事を「汚してしまった」と言っています。これはアルベドの設定を「モモンガを愛している」に変えてしまったことを指しています。アルベドの正体は裏に残忍なこころを持ちつつも、それを表には見せず淡々と仕事をこなすというものでした。しかしそこに愛情という感情が加わったせいで、アルベドの高貴さ、気高さというものは無くなり、もはやオーバーロードの中でも1位を争うネタキャラとなってしまいました。

現在はモモンガにメロメロのアルベドですが、その正体は弱者を残虐に甚振りたいという心を隠した悪魔でした。そんなアルベドには真の姿があるとされています。普段の見た目は絶世の美女ですが、アルベドの真の姿とは一体なんなのでしょうか？

アルベドの真の姿は実はまだ一度も出てきていません。それどころか、真の姿がほぼあることは確実ですが、それは伏線があるだけで、真の姿があると断言されているわけではないです。まず、アルベドは他の守護者とちがって人間状態になる事ができません。これは先ほどの正体の考察で述べたように、アルベドの正体は神でも人間でも、天使でも悪魔でもない何者かとは言い難い中間的な存在であることが原因と考えられます。

そしてシャルティアがアルベドの事を「大口」といったり、女性陣の風呂場での様子が少しだけ描かれています。原作小説では「毛深い」や「風呂場じゃ洗えないような歯」などというワードも出てきているようです。中にはゴリラという推測もあります。まだまだ不明な点が多いため、今後アルベドが真の姿を現す時が来るのか、そしてその真の姿とはどのようなものなのか、オーバーロードファンは目が離せません。

オーバーロードのアルベドの裏切りについてご理解いただけたでしょうか？モモンガを愛するあまり、モモンガにさみしい思いをさせたギルドを憎むという少しいびつではありものの優しさに溢れた理由でした。その他、アルベドの正体や人間関係も考察してきました。アルベドの真の姿はまだ判明していません。今後真の姿を現すときが来るのでしょうか？オーバーロードのアルベドから目が離せません！