遊戯王のネタバレあらすじまとめ!原作漫画とアニメの違いや登場キャラクターは?

ここでは『遊戯王』の原作やシリーズのネタバレあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。あらすじをチェックして、気になる『遊戯王』作品を見つけましょう。またここでは、原作漫画とアニメの違いについてや、初代『遊戯王』の登場キャラクター、作中に登場する『遊戯王』の用語や名言なども紹介していきます。様々な情報を通して、誕生から20年以上経った今でも色褪せない『遊戯王』の魅力に触れていきましょう。

遊戯王のネタバレあらすじまとめ!原作漫画とアニメの違いや登場キャラクターは?のイメージ

目次

  1. 遊戯王とは?
  2. 遊戯王の原作やシリーズのあらすじを簡単に紹介
  3. 遊戯王の原作漫画とアニメの違いを解説
  4. 遊戯王の登場人物・キャラ
  5. 遊戯王の用語を解説
  6. 遊戯王の名言
  7. 遊戯王に関する感想や評価
  8. 遊戯王のあらすじまとめ

遊戯王とは?

遊戯王の概要

『遊戯王』は、高橋和希の描いた漫画と、それを原作とするメディアミックス作品です。1996年に『週刊少年ジャンプ』で連載が開始され、2004年に完結しました。作中に登場するカードゲームは商品化され、世界で最も多く売れたカードゲームとしてギネス記録にも認定されています。

遊戯王の主題歌

ここでは、東映版アニメ『遊戯王』の主題歌と、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』の主題歌を簡単にまとめて紹介していきます。まず、東映版アニメ『遊戯王』のOP主題歌は、FIELD OF VIEWの「渇いた叫び」でした。ED主題歌は、WANDSの「明日もし君が壊れても」です。

アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』では、OP主題歌が5つ、ED主題歌が5つ使用されました。アニメ1話から48話まで使用されたOP主題歌はCLOUDの「voice」で、ED主題歌は前田亜季の「元気のシャワー」です。アニメ49話から80話まで使用されたOP主題歌は奥井雅美「Shuffle」で、ED主題歌は同じく奥井雅美の「あの日の午後」でした。

アニメ81話から131話まで使用されたOP主題歌は永井真人の「WILD DRIVE」で、ED主題歌はCAVEの「楽園」です。アニメ132話から189話まで使用されたOP主題歌は生沢佑一の「WARRIORS」で、ED主題歌は同じく生沢佑一の「あふれる感情がとまらない」でした。アニメ190話から最終話まで使用されたOP主題歌はKimeruの「OVERLAP」で、ED主題歌はマイクスギヤマ の「EYE'S」です。

遊戯王OCG デュエルモンスターズ

遊戯王の原作やシリーズのあらすじを簡単に紹介

ここからは、全ての始まりである原作漫画『遊戯王』や、そこから生まれたシリーズ作品のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。『遊戯王』シリーズはアニメ版と漫画版が存在しますが、ここでは漫画版のあらすじで統一しています。

あらすじ①遊戯王の原作

まずは、漫画『遊戯王』の原作のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。主人公は、ゲームが大好きな男子高校生・武藤遊戯。彼は気が弱く大人しい性格で、友達と呼べる存在がいません。1人でいることが多い遊戯は、祖父からもらった古代エジプトに関わりがあるという謎のパズル「千年パズル」の組み立てに没頭していました。ある日、ついに遊戯は千年パズルを完成させます。

それをきっかけに、遊戯の体の中に闇の別人格が宿りました。遊戯と違い自信家で好戦的である闇遊戯は、悪人たちに様々なゲームを仕掛けては勝利し、相手に罰ゲームを与えて制裁を加えるようになりました。やがて物語は、カードバトルを主としたものにシフトします。そしてカードバトルを通し、遊戯とその仲間たちは闇遊戯の正体や、千年パズルを筆頭とした千年アイテムの謎に迫っていくことになります。

あらすじ②遊戯王R

続いて、漫画『遊戯王R』のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。本作は『遊戯王』の外伝作品で、時系列的にはバトルシティ編と王の記憶編の間にあたります。童実野町を舞台に繰り広げられた大規模なデュエル大会「バトルシティ」にて、遊戯は3枚の神のカード「三幻神」と、最強のデュエリストに与えられる「決闘王(デュエルキング)」の称号を手に入れました。ある日、遊戯の前に天馬夜行という人物が現れます。

彼はTCG「マジック&ウィザーズ」の生みの親ペガサス・J・クロフォードと関わりのある人物で、遊戯が持つ神のカードとは別の神のカード「三邪神」を有していました。夜行はペガサスの死の原因は遊戯にあると思い込んでおり、彼に強い憎しみを抱いていました。武藤遊戯への復讐とペガサスの復活を果たすため、夜行は遊戯の弱点である真崎杏子を誘拐し、遊戯とその仲間たちを戦いの場へと誘います。

あらすじ③遊戯王GX

続いて、漫画『遊戯王GX』のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。主人公は「E・HERO」デッキの使い手であるデュエリスト・遊城十代。彼は孤島にある「デュエル・アカデミア」に在籍しています。デュエル・アカデミアは「マジック&ウィザーズ」を学ぶデュエリストのために建てられた全寮制の学校で、レベルごとに3つのクラスに分かれています。

上から「オベリスク・ブルー」「ラー・イエロー」「オシリス・レッド」となっており、十代はオシリス・レッドの生徒です。十代は座学の成績こそ悪いものの、デュエリストとしての技術は一級品です。その十代の目標は最強のデュエリスト「決闘王(デュエルキング)」になること。そのために彼はデュエル・アカデミアで様々なデュエリストと戦い、成長していきます。

あらすじ④遊戯王5D’s

続いて、漫画『遊戯王5D’s』のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。物語の舞台となるのは、20XX年のネオ・ドミノシティ。この地では、バイク型デュエルディスク「Dホイール」に乗って行われる「決闘疾走(ライディング・デュエル)」が流行していました。主人公は、Dホイール発祥の地であるサテライトで暮らす少年・不動遊星。彼はサテライト最強のライディング・デュエリストです。

その遊星が出会ったのが、周囲から「絶対王者(キング)」と呼ばれ恐れられているライディング・デュエリスト、ジャック・アトラスです。ジャックに敗北した遊星は再び彼と戦うため、世界ナンバーワンのライディング・デュエリストを決める高い「D1GP」に出場することを決意しました。

あらすじ⑤遊戯王ZEXAL

続いて、漫画『遊戯王ZEXAL』のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。物語の舞台となるのは、近未来の街ハートランド。この街に住む13歳の少年・九十九遊馬が本作の主人公です。ハートランドではARデュエルが人気で、遊馬もARデュエルを楽しむデュエリストなのですが、その腕前は初心者レベルです。しかし彼はデュエル・チャンピオンになるという大きな夢を持っています。

ある日、遊馬は同じ学校に通う不良・神代凌牙とデッキを賭けてデュエルをすることになりました。凌牙とのデュエルがきっかけで、遊馬は異世界から来たという謎の生命体・アストラルと出会います。アストラルは記憶を失くしており、記憶を取り戻すには離散してしまったナンバーズカードを集める必要がありました。遊馬はアストラルの記憶の欠片であるナンバーズカードを探しながら、様々な相手とデュエルをしていきます。

あらすじ⑥遊戯王ARC-V

続いて、漫画『遊戯王ARC-V』のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。時は近未来。質量を持つソリッド・ヴィジョン・システムが開発され、人々はアクションデュエルを楽しんでいました。物語の舞台となるのは、ソリッド・ヴィジョン・システムで覆われた海沿いの街・ MAIAMI市です。この街には、ソリッド・ヴィジョン・システムをハッキングしているエンタメ・デュエリスト「ファントム」の噂が流れています。

デュエル塾の講師をしている柊修造の娘・柊柚子は、潰れそうになっている塾を救うため、ファントムを雇おうと考えつきました。柚子はファントムとの接触を試みるのですが、ファントムを追っていたのは彼女だけではありません。大企業レオ・コーポレーションを率いる若き社長・赤馬零児も、ファントムの正体とされる多重人格の少年デュエリスト・榊遊矢を追っていました。

あらすじ⑦遊戯王SEVENS ルーク爆裂覇道伝

続いて、漫画『遊戯王SEVENS ルーク爆裂覇道伝』のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。物語の主人公は、アニメ『遊戯王SEVENS』の主人公・王道遊我と同じ学校に通う少年、ルークこと上城龍久です。彼は、ゴーハ第7小学校のナンバーワン・デュエリストを自称する元気なキャラクターです。遊我が独自に完成させた「ラッシュデュエル」の虜になった彼は、デュエルの王を目指して様々な戦いに身を投じます。

あらすじ⑧遊戯王OCG ストラクチャーズ

続いて、漫画『遊戯王OCG ストラクチャーズ』のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。主人公は、デッキ構築の才を持つ少年・尚磨。しかし彼は田舎町に住んでいたため、デュエルの対戦経験はほとんどありませんでした。その尚磨が、遊戯王グッズの専門店である「サテライトショップ」の近くに引っ越してきたところから、物語は動き出します。

尚磨には、一度見たカードの効果を瞬時に記憶するという特技がありました。彼はその特技を活かしてデッキを構築し、様々なバトルを楽しみます。本作ではキャラクターたちが実在する「OCG」カードを使ってデュエルする姿が描かれています。実在するカードの販促としての要素が強いため、漫画やアニメと違い、キャラクターたちが使用するデッキを頻繁に変える点が特徴的です。

あらすじ⑨遊☆戯☆王ゴーラッシュ

続いて、漫画『遊☆戯☆王ゴーラッシュ』のあらすじを簡単にまとめて紹介していきます。物語の舞台となるのは六葉町。そこで暮らす双子の兄妹・王道遊飛と王道遊歩は、小学生ながら宇宙人駆除業者・UTSを経営しています。ある日、2人の前にベルギャー星団から来たという宇宙人・ユウディアスが現れました。ユウディアスは「ラッシュデュエル」を学ぶため、発祥の地である地球にやってきたのです。

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遊戯王の原作漫画とアニメの違いを解説

『遊戯王』は漫画作品とアニメ作品の両方が世に出ていますが、同じタイトルでも内容や設定に違いがあるということが多々見受けられます。ここでは『遊戯王』の漫画版とアニメ版の違いを一部ピックアップして簡単に紹介していきます。

解説①登場人物の設定や性格

『遊戯王』シリーズの登場キャラクターたちは、アニメ版と漫画版で異なる設定・性格であることが多々あります。例として挙げられるのが、原作漫画とアニメの両方に登場するキャラクター・野坂ミホです。ミホは漫画の『遊戯王』では、大人しく物静かな少女だとされています。出番も少なく、セリフもほとんどありません。しかし、東映版アニメ『遊戯王』にはレギュラーキャラとして登場しており、明るくお喋りな少女となっています。

さらに漫画版とアニメ版の差が顕著なのが『遊戯王GX』以降です。アニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』では、主人公・遊城十代の原点であり憧れの存在は武藤遊戯とされていました。しかし漫画『遊戯王GX』では、プロデュエリストの響紅葉が彼の原点だとされています。ストーリーも舞台がデュエル・アカデミアであるという点以外は大きく異なっています。

『遊戯王5D's』も、アニメ版と漫画版では多くの点が異なっています。アニメ版では、主人公の不動遊星は孤児院出身の少年となっており、ライバルのジャック・アトラスも同じ孤児院出身で、2人は幼なじみという関係です。しかし、漫画版では幼なじみという設定ではありませんでした。また、物語を象徴するライディング・デュエルのルールも、アニメ版と漫画版で違いがあります。

以降のシリーズ作品も、アニメ版と漫画版ではキャラ設定が異なる、そもそもストーリー展開が全く違う、ということが多々あります。基本的に『遊戯王』シリーズのアニメ版と漫画版は、似たキャラクターが登場する全くの別物であると考えたほうがいいでしょう。

解説②セブンスアニメのラッシュデュエル

アニメ『遊戯王SEVENS』の特徴は、これまでのシリーズで描かれていたOCGのルールとは異なる「ラッシュデュエル」という新たなルールをベースに物語が進行していく点です。作中では、主人公の小学生・王道遊我がこの「ラッシュデュエル」という新しいルールを考え、独自に完成させたことになっています。『遊戯王』シリーズは、アニメ版が放送されている間に同タイトルの漫画が連載されることが多々あります。

しかし『遊戯王SEVENS』は主人公以外のキャラにスポットが当たったスピンオフ作品と、主人公が登場するもののカードバトルには焦点を当てていないスピンオフ作品しか登場しませんでした。そのため、漫画版で遊我が「ラッシュデュエル」をすることは基本的にありません。

解説③原作初期ではカードゲームをしていなかった

『遊戯王』という言葉を聞くと、多くの人がカードゲームを思い浮かべます。しかし『遊戯王』シリーズの原作漫画である『遊戯王』でカードゲーム中心のストーリーが描かれるようになったのは、連載が開始されてしばらく経ってからでした。

原作初期に描かれていたのはカードゲームではなく、主に闇遊戯が考えた危険な「闇のゲーム」です。自分の手の上に札束を置き、ナイフで突き刺した分を自分のものにできるという「マネー&ナイフ」。闇遊戯が先にサイコロを振り、出た目の数より小さな目、もしくは遊戯と同じ目を出せば相手の勝利だという「サイコロ勝負」などが作中で描かれました。

闇遊戯が悪人と「闇のゲーム」を行い、悪人キャラが毎回負けて罰ゲームを受け成敗される、というのが基本的な流れだったのです。『遊戯王』がカードゲーム路線にシフトするきっかけを作ったのは、闇遊戯のライバルキャラである海馬瀬人です。原作初期の海馬は、カードゲーム「マジック&ウィザーズ」の熱心なファンである、という設定でした。

後に「デュエルモンスターズ」として世界に売り出されることになるカードゲームは、作中に登場した数あるゲームの1つに過ぎなかったのです。しかし原作漫画7巻から始まった「決闘者の王国編」から、物語は完全にカードゲーム「マジック&ウィザーズ」を中心としたカードバトル路線にシフトしていきました。

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遊戯王の登場人物・キャラ

ここからは、初代『遊戯王』の登場人物・キャラについての情報を、簡単にまとめて紹介していきます。『遊戯王』と名のつく作品は数多く作られ、様々なキャラクターが生まれてきましたが、ここで紹介するキャラクターたちが全ての原点です。どれだけ新しいシリーズが作られても『遊戯王』といえば以下のキャラクターたちであると考えるファンは少なくないでしょう。

登場人物①武藤遊戯

武藤遊戯は『遊戯王』の主人公です。気弱な男子高校生である彼は、友達と呼べる存在がいない孤独な日々を送っていましたが、千年パズルを完成させたことでその生活が一変しました。その身に闇の人格・闇遊戯を宿した彼は、様々な事件に身を投じることになり、数々の苦難を乗り越える中で仲間たちとの絆を深めていきます。物語が進むにつれて気弱な性格は鳴りを潜めていきますが、優しく思いやりがある性格は変わりません。

一方、遊戯に宿る闇の人格・闇遊戯は自信家で好戦的な性格です。彼は千年パズルに眠っていた謎の人格で、普段は遊戯の内側にいますが、有事の際には表に出てきて遊戯の代わりにゲームで戦います。物語初期は邪悪なキャラクターのように描かれていましたが、ストーリーが進むにつれて仲間想いの一面が強調されるようになりました。「ブラックマジシャン」というエースカードを所持しています。

登場人物②真崎杏子

真崎杏子は『遊戯王』のヒロイン的キャラクター。ダンサーになることを夢見る、明るく活発な少女です。遊戯とは幼なじみという関係で、通っている高校も同じです。ある事件に巻き込まれ危機に陥ったところを闇遊戯に救ってもらい、それがきっかけで闇遊戯に想いを寄せるようになりました。

杏子はデュエリストではないため、余程のことがない限り基本的にデュエルは行いません。闇遊戯や城之内がデュエルをする様子を見守るポジションです。アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』では杏子が次回予告を担当しており、いくつもの伝説的次回予告を口にしてきました。

登場人物③城之内克也

城之内克也は、遊戯のクラスメイト。彼は元々、遊戯のことをいじめる不良でした。しかし、ある事件をきっかけに遊戯と和解し、親友という関係になります。不良でしたが、本来の彼は勇敢で情に厚い人物です。頭は良くありませんが機転が利くタイプで、デュエルでは相手が想像もしなかった手を使って一気に逆転してみせることもあります。

デュエリストとしての実力は闇遊戯と比べると劣りますが、運の強さと不利な状況でも決して諦めない強い心を武器に、様々な激闘を制してきました。真のデュエリストになって闇遊戯と正々堂々戦いたいという目標を持っており、その目標を達成するために努力を重ね続けています。デュエルで使うデッキは運の要素が強い「ギャンブルデッキ」。エースカードは「真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)」です。

登場人物④本田ヒロト

本田ヒロトは、遊戯のクラスメイト。城之内とは中学時代から行動を共にしている喧嘩仲間という関係です。物語初期、彼は城之内と一緒になって遊戯のことをいじめていました。城之内が遊戯と和解したあとも、本田は遊戯との付き合い方を掴みあぐねていましたが、ある事件をきっかけに和解し、友人関係になります。

本田は杏子同様、基本的にデュエルは行いません。闇遊戯や城之内のデュエルを見守るポジションです。しかし観察力や分析力に優れており、彼の存在は仲間たちの確かな力となっています。アニメ版でも漫画版でもクラスメイトの野坂ミホに好意を寄せており、アニメ版では彼女に振り回される様子が度々描かれます。

登場人物⑤野坂ミホ

野坂ミホは、遊戯のクラスメイト。長い髪を黄色いリボンでポニーテールにしている美少女で、周囲からはリボンちゃんという愛称で親しまれています。漫画版では1話限りのゲストキャラで、本田に告白されそれを断って出番は終了しました。アニメ版ではレギュラーキャラクターとなり、原作では登場しなかったエピソードにも登場しています。

原作漫画では清楚で大人しい少女でしたが、アニメ版では明るくお喋り、かつイケメン好きな性格に変更されています。思ったことをストレートに口に出す性格であるため失言が多々ありますが、どこか憎めないキャラクターです。

登場人物⑥海馬瀬人

海馬瀬人は闇遊戯のライバルで、準主役級のキャラクター。遊戯と同い年ですが、大企業「海馬コーポレーション」の社長を務めている超エリートです。幼い頃に両親を亡くし、弟のモクバと共に海馬家の養子となりました。養父から虐待じみた英才教育を受けた結果、目的のためなら手段を選ばない冷酷な人間になり、遊戯たちに対して非道な行いをするようになります。

物語がカードバトル路線にシフトしてからは、クールではあるものの弟想いの誇り高い人物として描かれるようになり、闇遊戯との関係も互いを認め合う好敵手というものに変わりました。エースカードは「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)」です。

登場人物⑦シャーディー

シャーディは、遊戯が持つ「千年パズル」と同じ千年アイテム「千年錠」と「千年秤」を持つ謎めいた男。闇遊戯のことを「ファラオ」と呼ぶ彼は、闇遊戯の秘密に関する鍵を握る重要な人物でした。「マジック&ウィザーズ」の生みの親であるペガサス・J・クロフォードに千年アイテムの1つ「千年眼(ミレニアム・アイ)」を与えたのもシャーディです。

登場人物⑧獏良了

獏良了は、遊戯たちが通う高校に転校してきた少年。遊戯たちの仲間になり、行動を共にするようになります。実は、千年アイテムの1つである「千年リング」の所持者で、遊戯と同じように、その身に闇の人格を宿しています。普段の獏良は物静かで穏やかな美少年なのですが、闇バクラは非常に邪悪な存在です。

闇バクラは冷酷かつ残忍な人物。強大な闇の力を手に入れるために千年アイテムを狙っており、目的のためならどのような汚いことでも平気でやってのけます。作中では、本来の獏良よりも闇バクラが表に出ていることが多く「バクラ」といえば闇人格のことを思い浮かべる人は少なくないようでした。

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遊戯王の用語を解説

用語①デュエルモンスターズ

まずは「デュエルモンスターズ」について、簡単にまとめて解説していきます。「デュエルモンスターズ」は、アニメ『遊戯王』シリーズに登場するカードゲームを指す言葉です。原作漫画『遊戯王』に登場するカードゲームは「マジック&ウィザーズ」という名称なのですが、アニメ版では「デュエルモンスターズ」という名称で統一されています。名称は違いますが、ゲームの内容は基本的に同じです。

「デュエルモンスターズ」を生み出したのは、ペガサス・J・クロフォード。その起源は、古代エジプト時代にまで遡ります。作中では世界的に人気の高いカードゲームとして描かれており、後に科学技術の発展や政治にまで影響を及ぼすようになりました。「デュエルモンスターズ」はアニメの枠を越えて現実世界でグッズ化され、世界で最も売れたトレカとしてギネス認定されています。

用語②ゲーム四天王

続いては「ゲーム四天王」について、簡単にまとめて解説していきます。ゲーム四天王とは、ゲームに精通する海馬の部下4人を指す言葉です。1人目のリドリー・シェルダンはデュエルモンスターズに詳しい人形愛好家の老人で、闇遊戯とデュエルを行い敗北しました。2人目は関西弁が特徴的な少年・不破龍一で、彼は闇遊戯と「エレクトリック神経衰弱」で対決します。

3人目は、スーパーモデルとして活躍しているアイリーン・ラオ。彼女は「雷神牌」というゲームで闇遊戯と戦いました。4人目は、海馬の執事である大門です。大門は幼少期から海馬を見守り続け、彼にゲームの基礎を叩き込んだ海馬の理解者の1人です。闇遊戯と正々堂々デュエルを行い敗北しました。

用語③闇のゲーム

続いては「闇のゲーム」について、簡単にまとめて解説していきます。闇のゲームとは、千年アイテムを持つ者が仕掛ける危険なゲームを指す言葉です。闇のゲームに参加して敗北すると大怪我をしたり、廃人になったりしてしまう可能性があります。最悪、命を落とすこともあります。物語初期には、闇遊戯が数々の悪人に闇のゲームを仕掛けていました。

用語④千年パズル

続いては「千年パズル」について、簡単にまとめて解説していきます。千年パズルは、武藤遊戯が所有する千年アイテムの1つ。ピラミッドを逆さにしたような形状が特徴的です。非常に難易度の高いパズルで、遊戯は組み上げるのに8年の歳月を費やしました。千年パズルの中には、名もなきファラオの精神領域が広がっており、最奥部には失われた記憶に繋がる扉が存在します。

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遊戯王の名言

名言①「まだ俺のバトルフェイズは…」

「まだオレのバトルフェイズは終了してないぜ!!」

このセリフは『遊戯王デュエルモンスターズ』のアニメオリジナルエピソードであるドーマ編で、闇遊戯が口にしたセリフです。かつて闇遊戯に敗れたインセクター羽蛾は、闇遊戯のことを逆恨みして復讐の機会を窺っていました。彼は遊戯の魂を奪われて気が立っている闇遊戯に勝負を挑み、闇遊戯を煽り続けます。しまいには遊戯の魂が封印されたカードだと偽り、1枚のカードを闇遊戯の前で破り捨ててしまいました。

その行いが闇遊戯の逆鱗に触れてしまいます。闇遊戯は「狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)」という魔法カードを発動させました。まず自分の手札を全て捨て、自分のデッキからモンスターカード以外のカードが出るまでカードを引き続けます。引いたカードは墓地へと送り、墓地へと送ったモンスターカードの数だけ攻撃力1500以下のモンスターは追加攻撃を行うことができます。

このセリフを告げて「狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)」を発動させた闇遊戯は、羽蛾のライフがゼロになっても攻撃を続けました。杏子が止めに入らなければ、延々と攻撃を加えていたでしょう。闇遊戯にとって相棒である遊戯の存在がどれだけ大きいかがわかる名言でした。

名言②「完全復活…」

「完全復活!パーフェクト城之内様だぜぇい!」

このセリフは、遊戯の親友である城之内克也が口にしたセリフです。バトルシティ準決勝の対戦相手を決定するバトルロイヤルで、城之内はマリクと激突しました。そこで彼はマリクと闇のゲームを繰り広げ、敗北してしまいます。闇のゲームは時に人の命を奪うこともある危険なゲーム。城之内も昏睡状態に陥ってしまい、どうなるかわからない危険な状態でした。

ところが彼は、闇遊戯と海馬のデュエル中に意識を取り戻します。そしてすぐさま闇遊戯の応援に駆けつけようとしました。救護班は、つい先程まで危篤状態であった城之内を止めようとするのでが、城之内はこのセリフを口にして自分が元気であることをアピールしていました。

名言③「未来とは無限…」

「未来とは無限。過去は一筋の足跡でしかない。俺にとって過ぎ去った過去など何の意味も持たない。」

このセリフは、闇遊戯のライバルである海馬瀬人が口にしたセリフです。バトルシティ決勝トーナメントの第4戦は、海馬とイシズの戦いでした。イシズは海馬の敗北を予言しますが、それに怯む海馬ではありません。海馬は過去を振り返らず、自分の未来に無限の可能性を見出していました。力強くこのセリフを口にする海馬は、自信に満ち溢れていました。

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遊戯王に関する感想や評価

子供の頃に見ていた『遊戯王』のアニメを、大人になって見直してみたという人は少なくありません。子供の頃とは違うところに面白さを見出したり、子供の頃には気づかなかったことに気づいたりすることができるため、何度も見直してみると良いでしょう。

アニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』に関する感想・コメントです。主人公の遊城十代は、明るく前向きな少年。彼は作中、楽しいことだけではなく辛いことも経験します。様々な困難を乗り越え大人になっていく彼の姿は魅力的で、多くの人の心を掴みました。

『遊戯王』の魅力の1つとして挙げられるのが、闇遊戯と海馬のライバル関係です。友情とは違うけれどある意味で最も互いのことを信頼し合っている関係性に心を掴まれた人は少なくないようでした。

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遊戯王のあらすじまとめ

ここでは『遊戯王』の原作やシリーズのネタバレあらすじ、登場キャラクターの情報などを簡単にまとめて紹介してきました。『遊戯王』はどれだけ時が過ぎても変わらない面白さで多くの人々を魅了し続けている、魅力的な作品です。『遊戯王』シリーズに触れたことがない人は、チェックしてみるといいでしょう。触れたことがある人も、改めて見直してみると新しい発見があるかもしれません。

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